JPH06305558A - 台車搬送停止機構 - Google Patents
台車搬送停止機構Info
- Publication number
- JPH06305558A JPH06305558A JP9987493A JP9987493A JPH06305558A JP H06305558 A JPH06305558 A JP H06305558A JP 9987493 A JP9987493 A JP 9987493A JP 9987493 A JP9987493 A JP 9987493A JP H06305558 A JPH06305558 A JP H06305558A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- carriage
- stopper member
- trolley
- transport
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- Granted
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- Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)
- Special Conveying (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 台車搬送時において台車が自走により搬送部
材の押出部と離間して移動しても、台車を正確な停止位
置に停止させることができ、塗装蒸気の存する環境下に
おいてもストッパー部材の他端部が台車に付着すること
を防止することのできる台車搬送停止機構を提供する。 【構成】 搬送部材4の移動方向におけるローラ22の
前方に、ローラ22の軸線と平行かつ水平をなす軸線の
回りに回動自在な予備ローラ36を設け、ストッパー部
材の他端部に、回動自在にローラ38を設ける。
材の押出部と離間して移動しても、台車を正確な停止位
置に停止させることができ、塗装蒸気の存する環境下に
おいてもストッパー部材の他端部が台車に付着すること
を防止することのできる台車搬送停止機構を提供する。 【構成】 搬送部材4の移動方向におけるローラ22の
前方に、ローラ22の軸線と平行かつ水平をなす軸線の
回りに回動自在な予備ローラ36を設け、ストッパー部
材の他端部に、回動自在にローラ38を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、物品の搬送に用いら
れる台車の搬送と、台車を所定位置で停止するための台
車搬送停止機構に関する。
れる台車の搬送と、台車を所定位置で停止するための台
車搬送停止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図3乃至図5は、この種の従来の台車搬
送停止機構を示すものである。これらの図において、符
号2は自動車部品等の物品8が上部に載置された台車、
符号4は水平方向に駆動可能な搬送部材、符号6はスト
ッパー部材10を有する停止部である。台車2は、略板
状の載置部14の下部に、その幅方向両側に2つずつ、
計4つの車輪12が回動自在に設けられている。これら
の各車輪12は、作業場に水平かつ直線状に設けられた
レール13上に配置されており(図4)、これにより、
台車2は水平方向に移動自在となっている。また、載置
部14の一端部中央には、鉛直下方に延びる突出部16
が設けられている。
送停止機構を示すものである。これらの図において、符
号2は自動車部品等の物品8が上部に載置された台車、
符号4は水平方向に駆動可能な搬送部材、符号6はスト
ッパー部材10を有する停止部である。台車2は、略板
状の載置部14の下部に、その幅方向両側に2つずつ、
計4つの車輪12が回動自在に設けられている。これら
の各車輪12は、作業場に水平かつ直線状に設けられた
レール13上に配置されており(図4)、これにより、
台車2は水平方向に移動自在となっている。また、載置
部14の一端部中央には、鉛直下方に延びる突出部16
が設けられている。
【0003】搬送部材4は、軌道レール5,5間に設け
られた、台車2に比べて幅の小さい支持部18を有して
おり、この支持部18上には、上方に延びて前記台車2
の突出部16に当接する押圧体20(押出部に相当)が
固設され、また、押圧体20の幅方向両側にはローラ2
2が回動自在に設けられている。ローラ22の軸線は、
台車2の移動方向と直交する方向に延びている。また、
支持部18の下部には、前記軌道レール5,5上を走行
するためのローラ24,26が設けられ、また、その前
後には駆動チェーン28が連結され、この駆動チェーン
28は図示しないチェーン駆動機構に連結されている。
られた、台車2に比べて幅の小さい支持部18を有して
おり、この支持部18上には、上方に延びて前記台車2
の突出部16に当接する押圧体20(押出部に相当)が
固設され、また、押圧体20の幅方向両側にはローラ2
2が回動自在に設けられている。ローラ22の軸線は、
台車2の移動方向と直交する方向に延びている。また、
支持部18の下部には、前記軌道レール5,5上を走行
するためのローラ24,26が設けられ、また、その前
後には駆動チェーン28が連結され、この駆動チェーン
28は図示しないチェーン駆動機構に連結されている。
【0004】ストッパー部材10は外観略釣り針状を呈
する部材であり、その一端部が、固設された基板32の
軸部30の回りに回動自在に連結されている。また、ス
トッパー部材10の他端部34は、搬送部材4の通過
時、台車2の突出部16(押出部20の押圧する側と反
対側)に当接するようになっている。このストッパー部
材10は、ローラ22の移動経路上に設けられている。
上記の台車搬送停止機構においては、前記のチェーン駆
動機構を駆動して搬送部材4を前方へ押し出し、押出部
20で台車2の突出部16を前方へ移動せしめる。これ
により台車2は前方へ搬送される。
する部材であり、その一端部が、固設された基板32の
軸部30の回りに回動自在に連結されている。また、ス
トッパー部材10の他端部34は、搬送部材4の通過
時、台車2の突出部16(押出部20の押圧する側と反
対側)に当接するようになっている。このストッパー部
材10は、ローラ22の移動経路上に設けられている。
上記の台車搬送停止機構においては、前記のチェーン駆
動機構を駆動して搬送部材4を前方へ押し出し、押出部
20で台車2の突出部16を前方へ移動せしめる。これ
により台車2は前方へ搬送される。
【0005】また、台車2の停止部6での停止は次のよ
うに行われる。即ち、台車2とともに搬送部材4が移動
してゆき、ストッパー部材10のある位置に達すると、
ローラ22の上部が図3の状態にあるストッパー部材1
0の下部に接触する。そして、そのまま搬送部材4が前
進すると、ローラ22がストッパー部材10を徐々に押
し上げ、他端部34が突出部16に当接する(図5)。
こうして台車2の突出部16はその両側を押出部20と
他端部34とに挟まれ、停止部6の設けられた所定位置
で停止される。なお、搬送部材4を後方に引き戻せば、
ストッパー部材10による台車2の係止を容易に解除す
ることができる。
うに行われる。即ち、台車2とともに搬送部材4が移動
してゆき、ストッパー部材10のある位置に達すると、
ローラ22の上部が図3の状態にあるストッパー部材1
0の下部に接触する。そして、そのまま搬送部材4が前
進すると、ローラ22がストッパー部材10を徐々に押
し上げ、他端部34が突出部16に当接する(図5)。
こうして台車2の突出部16はその両側を押出部20と
他端部34とに挟まれ、停止部6の設けられた所定位置
で停止される。なお、搬送部材4を後方に引き戻せば、
ストッパー部材10による台車2の係止を容易に解除す
ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な台車搬送停止機構においては、台車2を搬送する際
に、台車2が搬送部材4の押出部20と離間して自走し
てしまうことがあった。このような場合には、ローラ2
2がストッパー部材10を押し上げる前に突出部16が
停止部6を通過してしまうため、台車2の停止位置がず
れ、次の台車2の搬送時にトラブルが発生するという課
題があった。
な台車搬送停止機構においては、台車2を搬送する際
に、台車2が搬送部材4の押出部20と離間して自走し
てしまうことがあった。このような場合には、ローラ2
2がストッパー部材10を押し上げる前に突出部16が
停止部6を通過してしまうため、台車2の停止位置がず
れ、次の台車2の搬送時にトラブルが発生するという課
題があった。
【0007】また、上記の台車搬送機構を塗装場等の塗
装蒸気の存する環境下で使用する場合において、台車2
を停止したときに、ストッパー部材10の他端部34が
突出部16に付着してしまうという課題もあった。本発
明は上記の如き事情に鑑みてなされたものであり、台車
搬送時において台車が自走により搬送部材の押出部と離
間して移動しても、台車を正確な停止位置に停止させる
ことができ、塗装蒸気の存する環境下においてもストッ
パー部材の他端部が台車に付着することを防止すること
のできる台車搬送停止機構を提供することを目的とす
る。
装蒸気の存する環境下で使用する場合において、台車2
を停止したときに、ストッパー部材10の他端部34が
突出部16に付着してしまうという課題もあった。本発
明は上記の如き事情に鑑みてなされたものであり、台車
搬送時において台車が自走により搬送部材の押出部と離
間して移動しても、台車を正確な停止位置に停止させる
ことができ、塗装蒸気の存する環境下においてもストッ
パー部材の他端部が台車に付着することを防止すること
のできる台車搬送停止機構を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
水平方向に移動自在に設けられた台車の搬送及び停止を
行う台車搬送停止機構であって、前記台車の移動方向に
沿って駆動可能に設けられ、前記台車の一端部を押出可
能な押出部と、前記台車の移動方向と略直交する方向に
延びる軸線回りに回動自在なローラとを有する搬送部材
と、一端部を回動自在に支持され、前記搬送部材の移動
に伴って前記ローラに当接して他端側を押し上げられ他
端部を前記台車の一部に当接する位置まで回動可能とさ
れたストッパー部材とを備えてなる台車搬送停止機構に
おいて、前記搬送部材には、その移動方向における前記
ローラの前方に、前記ローラの軸線と平行かつ水平をな
す軸線の回りに回動自在な予備ローラが設けられたこと
を特徴とするものである。
水平方向に移動自在に設けられた台車の搬送及び停止を
行う台車搬送停止機構であって、前記台車の移動方向に
沿って駆動可能に設けられ、前記台車の一端部を押出可
能な押出部と、前記台車の移動方向と略直交する方向に
延びる軸線回りに回動自在なローラとを有する搬送部材
と、一端部を回動自在に支持され、前記搬送部材の移動
に伴って前記ローラに当接して他端側を押し上げられ他
端部を前記台車の一部に当接する位置まで回動可能とさ
れたストッパー部材とを備えてなる台車搬送停止機構に
おいて、前記搬送部材には、その移動方向における前記
ローラの前方に、前記ローラの軸線と平行かつ水平をな
す軸線の回りに回動自在な予備ローラが設けられたこと
を特徴とするものである。
【0009】請求項2記載の発明は、水平方向に移動自
在に設けられた台車の搬送及び停止を行う台車搬送停止
機構であって、前記台車の移動方向に沿って駆動可能に
設けられ、前記台車の一端部を押出可能な押出部と、前
記台車の移動方向と略直交する方向に延びる軸線回りに
回動自在なローラとを有する搬送部材と、一端部を回動
自在に支持され、前記搬送部材の移動に伴って前記ロー
ラに当接して他端側を押し上げられ他端部を前記台車の
一部に当接する位置まで回動可能とされたストッパー部
材とを備えてなる台車搬送停止機構において、前記スト
ッパー部材の前記他端部には、回動自在に支持されたロ
ーラが設けられていることを特徴とするものである。
在に設けられた台車の搬送及び停止を行う台車搬送停止
機構であって、前記台車の移動方向に沿って駆動可能に
設けられ、前記台車の一端部を押出可能な押出部と、前
記台車の移動方向と略直交する方向に延びる軸線回りに
回動自在なローラとを有する搬送部材と、一端部を回動
自在に支持され、前記搬送部材の移動に伴って前記ロー
ラに当接して他端側を押し上げられ他端部を前記台車の
一部に当接する位置まで回動可能とされたストッパー部
材とを備えてなる台車搬送停止機構において、前記スト
ッパー部材の前記他端部には、回動自在に支持されたロ
ーラが設けられていることを特徴とするものである。
【0010】
【実施例】以下、図1及び図2を参照して本発明の実施
例を説明する。なお、以下に述べる実施例において、前
述の図3乃至図5に示した台車搬送停止機構と同一の構
成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。図1
及び図2に示す台車搬送停止機構が前述の図3乃至図5
に示すものと異なる点は、搬送部材及びストッパー部材
の構造にある。
例を説明する。なお、以下に述べる実施例において、前
述の図3乃至図5に示した台車搬送停止機構と同一の構
成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。図1
及び図2に示す台車搬送停止機構が前述の図3乃至図5
に示すものと異なる点は、搬送部材及びストッパー部材
の構造にある。
【0011】図1及び図2に示す搬送部材4では、その
基本的な構造は従来のものと同様であるが、支持部18
の上部両側にはローラ22と全く同様の予備ローラ3
6,36が、該ローラ22の前方に回動自在に設けられ
ている。これら予備ローラ36の軸線は、前記ローラ2
2の軸線とほぼ平行かつ水平をなしている。なお、これ
らローラ22と予備ローラ36は、必ずしも両側に設け
る必要はなく、片側のみに設ける構成であってもよい。
ストッパー部材10を搬送部材4の両側に設置し、台車
2を2箇所で係止するような場合には、両側に設ければ
よい。
基本的な構造は従来のものと同様であるが、支持部18
の上部両側にはローラ22と全く同様の予備ローラ3
6,36が、該ローラ22の前方に回動自在に設けられ
ている。これら予備ローラ36の軸線は、前記ローラ2
2の軸線とほぼ平行かつ水平をなしている。なお、これ
らローラ22と予備ローラ36は、必ずしも両側に設け
る必要はなく、片側のみに設ける構成であってもよい。
ストッパー部材10を搬送部材4の両側に設置し、台車
2を2箇所で係止するような場合には、両側に設ければ
よい。
【0012】また、ストッパー部材10は、軸部30と
反対側の他端部に、回動自在にローラ38が支持されて
いる。ここで、ストッパー部材10が上昇していない状
態(図1の状態)において、ローラ38と軸部30との
水平距離をL2とする。この距離L2は、ストッパー部材
10の傾斜角θ等に応じて定まるものである。前記ロー
ラ22と予備ローラ36との水平距離をL1とすると、
この距離L1は前記距離L2とほぼ同一に設定されている
(一例を上げれば30cm)。
反対側の他端部に、回動自在にローラ38が支持されて
いる。ここで、ストッパー部材10が上昇していない状
態(図1の状態)において、ローラ38と軸部30との
水平距離をL2とする。この距離L2は、ストッパー部材
10の傾斜角θ等に応じて定まるものである。前記ロー
ラ22と予備ローラ36との水平距離をL1とすると、
この距離L1は前記距離L2とほぼ同一に設定されている
(一例を上げれば30cm)。
【0013】上記構成に係る台車搬送停止機構において
は、前述の図3乃至図5に示した台車搬送停止機構と同
様に、搬送部材4を前方へ押し出し、押出部20で台車
2の突出部16を前方へ押し出すことにより台車2の搬
送が行われる。台車2の停止動作は、次のように行われ
る。搬送部材4が停止部6に接近してゆくと、予備ロー
ラ36がまずストッパー部材10の下部に当接してスト
ッパー部材10の他端側を上昇させ、ローラ38も上昇
させる。従って、台車搬送時において台車2が自走によ
り搬送部材4の押出部20と離間して移動しても、突出
部16がローラ38に係止されて、そこで移動を停止さ
れる。そして、搬送部材4がさらに移動すると、予備ロ
ーラ36はストッパー部材10を通過し、ローラ22が
ストッパー部材10の下部を押し上げる状態となり、前
記図5の場合と同様に、ローラ38と押出部20との間
で突出部16を挟み、台車2を所定位置で完全に停止さ
せる。
は、前述の図3乃至図5に示した台車搬送停止機構と同
様に、搬送部材4を前方へ押し出し、押出部20で台車
2の突出部16を前方へ押し出すことにより台車2の搬
送が行われる。台車2の停止動作は、次のように行われ
る。搬送部材4が停止部6に接近してゆくと、予備ロー
ラ36がまずストッパー部材10の下部に当接してスト
ッパー部材10の他端側を上昇させ、ローラ38も上昇
させる。従って、台車搬送時において台車2が自走によ
り搬送部材4の押出部20と離間して移動しても、突出
部16がローラ38に係止されて、そこで移動を停止さ
れる。そして、搬送部材4がさらに移動すると、予備ロ
ーラ36はストッパー部材10を通過し、ローラ22が
ストッパー部材10の下部を押し上げる状態となり、前
記図5の場合と同様に、ローラ38と押出部20との間
で突出部16を挟み、台車2を所定位置で完全に停止さ
せる。
【0014】また、台車2の搬送が順調に行われて突出
部16が押出部20と離間しない場合においては、予備
ローラ36は単にストッパー部材10を上に押し上げる
動作をするだけであり、次のローラ22によって前述の
図3乃至図5に示した台車搬送停止機構と同様に台車2
の停止動作が行われる。前述のように、距離L1は距離
L2に等しく設定されているため、突出部16と押出部
20との距離Lcがほぼ(2×L2)以内であれば、台車
2は確実に所定の停止位置に停止される。なお、距離L
1をL2より大きく設定した場合には、距離Lcが小さい
場合、予備ローラ36は単にストッパー部材10を押し
上げただけで通過することとなり、その後の突出部16
の自走をストッパー部材10が停止することができなく
なる。
部16が押出部20と離間しない場合においては、予備
ローラ36は単にストッパー部材10を上に押し上げる
動作をするだけであり、次のローラ22によって前述の
図3乃至図5に示した台車搬送停止機構と同様に台車2
の停止動作が行われる。前述のように、距離L1は距離
L2に等しく設定されているため、突出部16と押出部
20との距離Lcがほぼ(2×L2)以内であれば、台車
2は確実に所定の停止位置に停止される。なお、距離L
1をL2より大きく設定した場合には、距離Lcが小さい
場合、予備ローラ36は単にストッパー部材10を押し
上げただけで通過することとなり、その後の突出部16
の自走をストッパー部材10が停止することができなく
なる。
【0015】また、本実施例に係る台車搬送停止機構に
おいては、ストッパー部材10の他端部にローラ38が
設けられており、台車2の停止時、このローラ38が突
出部16を押圧する。このため、台車の停止後、ストッ
パー部材10による係止を解除する際に、ストッパー部
材10の他端部が台車2から容易に落下し、塗装蒸気の
存する環境下においてもストッパー部材10の他端部が
台車に付着することがない。
おいては、ストッパー部材10の他端部にローラ38が
設けられており、台車2の停止時、このローラ38が突
出部16を押圧する。このため、台車の停止後、ストッ
パー部材10による係止を解除する際に、ストッパー部
材10の他端部が台車2から容易に落下し、塗装蒸気の
存する環境下においてもストッパー部材10の他端部が
台車に付着することがない。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、搬送部材
には、その移動方向における前記ローラの前方に、前記
ローラの軸線と平行かつ水平をなす軸線の回りに回動自
在な予備ローラが設けられているので、台車搬送時にお
いて台車が自走により搬送部材の押出部と離間して移動
しても、予備ローラによってストッパー部材が他端側を
押し上げられ、台車がストッパー部材に係止されるた
め、台車を正確な停止位置に停止させることができる。
また、請求項2記載の発明によれば、ストッパー部材の
前記他端部には、回動自在に支持されたローラが設けら
れているので、台車の停止後、ストッパー部材の他端部
が台車から容易に落下するため、塗装蒸気の存する環境
下においても該ストッパー部材の他端部が台車に付着す
ることを防止できる。
には、その移動方向における前記ローラの前方に、前記
ローラの軸線と平行かつ水平をなす軸線の回りに回動自
在な予備ローラが設けられているので、台車搬送時にお
いて台車が自走により搬送部材の押出部と離間して移動
しても、予備ローラによってストッパー部材が他端側を
押し上げられ、台車がストッパー部材に係止されるた
め、台車を正確な停止位置に停止させることができる。
また、請求項2記載の発明によれば、ストッパー部材の
前記他端部には、回動自在に支持されたローラが設けら
れているので、台車の停止後、ストッパー部材の他端部
が台車から容易に落下するため、塗装蒸気の存する環境
下においても該ストッパー部材の他端部が台車に付着す
ることを防止できる。
【図1】本発明の一実施例に係る台車搬送停止機構を示
す要部側面図(ストッパー部材の降下した状態)であ
る。
す要部側面図(ストッパー部材の降下した状態)であ
る。
【図2】図1と同様の要部側面図(ストッパー部材の上
昇した状態)である。
昇した状態)である。
【図3】従来の台車搬送停止機構を示す側面図である。
【図4】図3のIV方向からの部分矢視図である。
【図5】図3の台車搬送停止機構の、ストッパー部材が
台車を係止した状態を示す要部側面図である。
台車を係止した状態を示す要部側面図である。
2 台車 10 ストッパー部材 20 押出部 22 ローラ 36 予備ローラ 38 ローラ
Claims (2)
- 【請求項1】水平方向に移動自在に設けられた台車の搬
送及び停止を行う台車搬送停止機構であって、 前記台車の移動方向に沿って駆動可能に設けられ、前記
台車の一端部を押出可能な押出部と、前記台車の移動方
向と略直交する方向に延びる軸線回りに回動自在なロー
ラとを有する搬送部材と、 一端部を回動自在に支持され、前記搬送部材の移動に伴
って前記ローラに当接して他端側を押し上げられ他端部
を前記台車の一部に当接する位置まで回動可能とされた
ストッパー部材とを備えてなる台車搬送停止機構におい
て、 前記搬送部材には、その移動方向における前記ローラの
前方に、前記ローラの軸線と平行かつ水平をなす軸線の
回りに回動自在な予備ローラが設けられたことを特徴と
する台車搬送停止機構。 - 【請求項2】水平方向に移動自在に設けられた台車の搬
送及び停止を行う台車搬送停止機構であって、 前記台車の移動方向に沿って駆動可能に設けられ、前記
台車の一端部を押出可能な押出部と、前記台車の移動方
向と略直交する方向に延びる軸線回りに回動自在なロー
ラとを有する搬送部材と、 一端部を回動自在に支持され、前記搬送部材の移動に伴
って前記ローラに当接して他端側を押し上げられ他端部
を前記台車の一部に当接する位置まで回動可能とされた
ストッパー部材とを備えてなる台車搬送停止機構におい
て、 前記ストッパー部材の前記他端部には、回動自在に支持
されたローラが設けられていることを特徴とする台車搬
送停止機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09987493A JP3313449B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 台車搬送停止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09987493A JP3313449B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 台車搬送停止機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06305558A true JPH06305558A (ja) | 1994-11-01 |
JP3313449B2 JP3313449B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=14258958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09987493A Expired - Fee Related JP3313449B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 台車搬送停止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3313449B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103407784A (zh) * | 2013-07-19 | 2013-11-27 | 河南科技大学 | 输送线限位装置及使用该装置的输送线 |
-
1993
- 1993-04-26 JP JP09987493A patent/JP3313449B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103407784A (zh) * | 2013-07-19 | 2013-11-27 | 河南科技大学 | 输送线限位装置及使用该装置的输送线 |
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JP3313449B2 (ja) | 2002-08-12 |
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