JPH06305399A - 車両用洗浄装置 - Google Patents

車両用洗浄装置

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JPH06305399A
JPH06305399A JP11786693A JP11786693A JPH06305399A JP H06305399 A JPH06305399 A JP H06305399A JP 11786693 A JP11786693 A JP 11786693A JP 11786693 A JP11786693 A JP 11786693A JP H06305399 A JPH06305399 A JP H06305399A
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JP
Japan
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cleaning
cleaning liquid
passage means
vehicle
traveling device
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JP11786693A
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English (en)
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Mitsumasa Utsunomiya
満正 宇津宮
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 クロ−ラなどの走行装置部の内側面を洗浄す
る装置において、広い範囲で大きさの異なる走行装置部
を洗浄し得るものとなすと共に装置をコンパクトに維持
する。 【構成】 車両の走行装置部(w)(w)の内側面に沿
って水平方向へ往復移動させる洗浄装置(7)であっ
て、その移動方向と直交する方向の回転作動軸(14)
を設けると共にこの回転作動軸にア−ム(19a)(1
9b)を固定し、このア−ムの先端部に走行装置部の内
側面へ向けて洗浄液を噴出するものとした噴射ノズル
(20a)(10b)設けたものとなす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の走行装置部の内
側面を洗浄する際に使用される車両用洗浄装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】装置本体を車両のクロ−ラ走行装置部の
内側面に沿って水平方向へ往復移動させる過程で、装置
本体の特定箇所に固定した噴射ノズルから同内側面へ向
けて洗浄水を噴出させるようにした洗浄装置は既に存在
している(例えば本出願人の提案に係る特願平3−23
7060号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の洗浄装
置では洗浄すべき走行装置部の形状が大小に変化したよ
うな場合、その所要箇所の上下方向全域に洗浄液を吹き
つけることが困難となって効果的な洗浄が行えないこと
がある。本発明は斯かる問題点を合理的に解消すること
のできるものとした車両用洗浄装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するため本発明では、車両の走行装置部(w)(w)の
内側面に沿って水平方向へ往復移動させる洗浄装置であ
って、その移動方向と直交する方向の回転作動軸(1
4)を設けると共にこの回転作動軸(14)にア−ム
(19a)(19b)を固定し、このア−ム(19a)
(19b)の先端部に走行装置部(w)(w)の内側面
へ向けて洗浄液を噴出するものとした噴射ノズル(20
a)(20b)を設けたものとなす。
【0005】車両の走行装置部(w)(w)を洗浄する
さいは、洗浄装置本体(7a)が水平方向へ移動される
と共に回転作動軸(14)が適当速度で回転変位され
る。一方、噴射ノズル(20a)(20b)は回転作動
軸(14)の回転中ア−ム(19a)(19b)を介し
て同作動軸(14)廻りの一定半径上を回転変位される
と共に走行装置部(w)(w)の内側面へ向けて洗浄液
を噴出する。このさい噴射ノズル(20a)(20b)
は回転軌跡の直径寸法だけ上下往復変位されるため、従
来よりも広い範囲で大きさの異なる走行装置部(w)
(w)であってもその所要範囲を確実に洗浄し得るもの
となる。また噴射ノズル(20a)(20b)を回転作
動軸(14)及びア−ム(19a)(19b)を介して
往復変位させることは同ノズル(20a)(20b)を
直線的に上下往復させる作動機構を採用する場合に較べ
て往復作動機構を簡易かつコンパクトとなす。
【0006】本発明において噴射ノズル(20a)(2
0b)はア−ム(19a)(19b)の回転軌跡の接線
(g)廻りへ角度変更調整可能に設けるのがよい。これ
によれば噴射ノズル(20a)(20b)は走行装置部
(w)(w)の大きさに適合してその噴出方向を設定さ
れるものとなるのであって、即ちその上下寸法が小さい
ときはその噴出方向(f1)(f1)がその先方に進む
に伴って回転作動軸(14)の回転中心線(14a)へ
近づくようになされ、逆にそれが大きいときはその方向
(f1)(f1)がその先方に進むに伴って同回転中心
線(14a)から離れるようになされる。
【0007】また本発明において洗浄液を漏れなく円滑
に噴射ノズル(20a)(20b)へ供給するには、回
転作動軸(14)に筒体(23)を外嵌して回転自在流
路継手(SJ)を形成すると共に同筒体(23)の洗浄
液供給口(23a)からこの流路継手(SJ)を介して
噴射ノズル(20a)(20b)に洗浄液を送給するも
のとした主通路手段(22)を設け、一方では筒体(2
3)と回転作動軸(14)との間隙から漏出された洗浄
液を噴射ノズル(20a)(20b)まで導くものとし
た補助通路手段(24)(24)を設けると共にこの補
助通路手段(24)(24)の先端には主通路手段(2
2)から噴出される洗浄液のエネルギ−により補助通路
手段(24)(24)内の洗浄液を吸引してこれを主通
路手段(22)から噴射された洗浄液と合流させるもの
とした液吸引手段(25)を設けた構成となす。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係る洗浄装置の使用状態を示
す正面視説明図、図2は同装置の一部破断側面図、図3
は同装置の要部を断面で示した正面図、図4は図3のx
−x部断面図、そして図5は図3のx1−x1部断面図
である。
【0009】図において、(1)は車両洗浄台装置であ
り、車両載置台(2)とこれを上下変位させるための一
対の上下駆動装置(3a)(3b)とこれら各駆動装置
(3a)(3b)を支持するための基台(4a)(4
b)からなる。
【0010】車両載置台(2)は左右各側の前後方向
(図1の紙面に直交する方向)へ二つのロ−ラ列(R)
(R)を設け、これらロ−ラ列(R)(R)で車両のク
ロ−ラ走行装置部(w)(w)などを支持するものとな
してある。このさい(5)はロ−ラ列(R)を形成した
ロ−ラで、支軸(5a)を介して回転自在となされてい
る。
【0011】(6)は車両載置台(2)の左右方向中央
箇所の適当高さ位置に前後方向へ向けて設けた支持レ−
ルで同載置台(2)に対して全体高さを変更調整自在と
なすのが好ましい。
【0012】(7)は本発明に係る洗浄装置で、装置本
体(7a)の二股状部分に支持レ−ル(6)で支持され
る駆動輪(8)及び遊転輪(8A)を設け、この駆動輪
(8)の回転で全体が走行装置部(w)(w)に沿った
水平方向へ往復変位されるものとなしてある。
【0013】本実施例では、駆動輪(8)は図3に示す
ように装置本体(7a)に軸受(9)(9)を介して回
転自在に支持された軸体(8a)を具備すると共に、装
置本体(7a)に固定されたモ−タ(10)の回転を変
速装置(11)、正逆転切換装置(12)及び適宜な伝
動装置(13)を経て伝達されることにより所要の方向
へ回転されるものとなしてある。しかして変速装置(1
1)は操作レバ−(11a)を人為的に揺動操作するこ
とにより高低の二段に変速し得るものとなし、また正逆
転切換装置(12)は装置本体(7a)の前後方向への
往復変位軌跡の各端部で切換レバ−(12a)が図6に
示すように配設された係止体(s1)(s2)や装置本
体(7a)に設けた図示しないスプリングなどで自動的
に正逆各側へ交互に揺動されるものとなしてある。
【0014】(14)は装置本体(7a)の移動方向と
直交する水平方向へ向けて設けた回転作動軸で、装置本
体(7a)に軸受(15・・)(16・・)を介して回
転自在に設けると共に一端部にスプロケット(17)を
固定してこれに前記正逆転切換装置(12)に伝達され
た前記モ−タ(10)の回転がチェ−ン伝動機構(1
8)を介して伝達されるものとなしてある。
【0015】(19a)及び(19b)は回転作動軸
(14)の両端に固定した一対のア−ムで、図示例では
一対のア−ム(19a)(19b)はその取付相対角度
を180度となしてある。
【0016】各ア−ム(19a)(19b)の先端部に
は走行装置部(w)(w)に洗浄液を噴射するための噴
射ノズル(20a)(20b)が固定してある。このさ
い噴射ノズル(20a)(20b)の噴射方向(f1)
(f1)は各ア−ム(19a)(19b)の回転軌跡の
接線(例えば図2中にgで示すもの)廻りへ変更調整可
能になすのである。このため具体的には噴射ノズル(2
0a)(20b)の噴射方向は走行装置部(w)(w)
の内側面へ向かうものとなし、また各ア−ム(19a)
(19b)先端部には図4及び図5に示すようにその回
転軌跡の接線の方向へ向かう孔(h)を設け、この孔
(h)に噴射ノズル(20a)(20b)の軸部(k)
を挿入すると共にこの軸部(k)に設けた螺子部にナッ
ト(21)を螺合してア−ム(19a)(19b)と噴
射ノズル(20a)(20b)を締結するようになす。
【0017】しかして各噴射ノズル(20a)(20
b)の噴射口(p1)(p1)から洗浄水を噴出させる
ための主通路手段(22)を設けるのであるが、具体的
には回転作動軸(14)に筒体(23)を外嵌させて回
転自在流路継手(SJ)を形成すると共に回転作動軸
(14)及びア−ム(19a)(19b)及び噴射ノズ
ル(20a)(20b)に、筒体(23)に設けられた
洗浄水供給口(23a)と噴射ノズル(20a)(20
b)の噴射口(p1)(p1)とを連通させるものした
通路(k1)(k2(k3)を設けて形成してある。こ
のさい筒体(23)と回転作動軸(14)との摺接面に
は液が軸方向へ流れることを規制するためのラビリンス
(r)を設けるのがよい。
【0018】また一方では筒回転自在流路継手(SJ)
をなす筒体(23)と回転作動軸(14)との間から漏
出した洗浄水を噴射ノズル(20a)(20b)まで導
くための補助通路手段(24)(24)を設けるのであ
って、具体的には回転作動軸(14)及びア−ム(19
a)(19b)に通路(m1)(m2)を設けると共に
各噴射ノズル(20a)(20b)には補助通路手段
(24)(24)内の洗浄液を吸引してこれを主通路手
段(22)から噴出された洗浄液に合流させるものとし
た液吸引手段(25)が形成してある。このさい液吸引
手段(25)は噴射ノズル(20a)(20b)の外周
部に輪状の空隙部(m3)を形成してこれを一方では噴
射口(p1)の膨大空隙部(m4)と連通させ他方では
補助通路手段(24)と連通させるほか、主通路手段
(22)の先端に設けたノズル孔(n)から噴射された
洗浄水が前記膨大空隙部(m4)を通過して噴射口(p
1)から噴出するものとなす。
【0019】次に上記実施例装置の使用例並びにその作
用を説明する。洗浄に先立って車両載置台(2)上に洗
浄すべきコンバインとかバックホ−などを載置し、その
一対のクロ−ラ走行装置部(w)(w)を図1に示すよ
うにロ−ラ列(R)(R)に支持させると共に車両載置
台(2)の高さを最適状態に調整する。この後、コンバ
インなどの車両の走行移動を適宜なストッパ−により規
制した状態でその走行装置部(w)(w)を回転作動さ
せる。このさいロ−ラ列(R)(R)は走行装置部
(w)(w)を一定位置で空回りさせるものとなる。
【0020】この状態の下で、本発明装置の操作レバ−
(11a)を操作し高低何れかの変速段を選択し、モ−
タ(10)を回転作動させる。これにより、モ−タ(1
0)の回転が変速装置(11)及び正逆転切換装置(1
2)などを経て駆動輪(8)に伝達される。このさい正
逆転切換装置(12)は図示しないスプリングの力で正
逆の何れか一方に設定された状態となっているため、駆
動輪(8)は正転又は逆転の何れかの方向へ回転する
が、ここでは正転側へ回転されるものとする。かくして
装置本体(7a)は案内レ−ル(6)上を前進移動され
る。またモ−タ(10)の回転は正逆転切換装置(1
2)から回転作動軸(14)に伝達され、この軸(1
4)が回転されることによりア−ム(19a)(19
b)及び噴射ノズル(20a)(20b)がこの作動軸
(14)廻りに回転する。
【0021】一方では図示しない送水ホ−スから筒体
(23)の洗浄水供給口(23a)へ洗浄水としての圧
力水を供給する。これにより、洗浄水は主通路手段(2
2)をなす回転自在流路継手(SJ)及び通路(k1)
(k2)(k3)を経て噴射ノズル(20a)(20
b)のノズル孔(n)に達し、ここから勢いよく噴出さ
れ、膨大空隙部(m4)を経て噴射口(p1)(p1)
から噴出するものとなる。
【0022】この洗浄水の供給中、筒体(23)と回転
作動軸(14)との隙間からはラビリンスが存在してい
ても洗浄水の漏れ出ることは不可避となるのであるが、
液吸引手段(25)がノズル孔(n)から噴出された洗
浄水のエネルギ−でその漏れ出た洗浄水を補助通路手段
(24)を通じて膨大空隙部(m4)内に吸い込み、さ
らにこれをノズル孔(n)から噴出された洗浄液と合流
させるものとなる。したがって回転自在流路継手(S
J)からその大気側へ洗浄水が漏れ出るようなことは生
じず、これにより装置の汚染や腐食などが防止されるも
のとなる。
【0023】かくして噴射ノズル(20a)(20b)
から噴出された洗浄液は、装置本体(7a)の移動と噴
射ノズル(20a)(20b)の回転移動のため、図6
に示すように螺旋軌跡(イ)を描きつつ走行装置部
(w)(w)の内側面に吹きつけられるのであり、この
ことは噴射ノズル(20a)(20b)がその回転軌跡
(イ)の直径寸法だけ上下往復変位されつつ走行装置部
(w)(w)を洗浄することを意味するものとなり、噴
射ノズル(20a)(20b)が上下変位されない場合
に較べ、走行装置部(w)(w)における上下方向の広
い範囲を洗浄することを可能となし、比較的大きな走行
装置部(w)(w)であっても支障なく洗浄せしめるも
のとなる。
【0024】しかし、噴射ノズル(20a)(20b)
の上下往復寸法が変更不可能である以上は洗浄され得る
走行装置部(w)(w)の大きさにも限界があり、この
ためこの限界を超えるような大きさの走行装置部(w)
(w)を洗浄するときは次のように行う。即ち、ナット
(21)の操作により噴射ノズル(20a)(20b)
の軸部(k)廻りの固定角度を適当に変更調整するので
あって、具体的には図7に示すように洗浄液の噴射方向
(f1)が先方へ進むにつれて必要寸法だけ回転作動軸
(14)の回転中心線(14a)から離れるように設定
するのである。このようにすると噴射ノズル(20a)
(20b)が回転作動軸(14)廻りに回転されたと
き、噴射された洗浄液はア−ム(19a)(19b)の
全ての半径方向において遠くまで達し、結果において同
図に示すように洗浄されるべき上下方向範囲(VS)が
拡大されるのである。かくして本発明装置はア−ム(1
9a)(19b)を長くするなどの装置の変更を伴うこ
となく極めて広い範囲の大きさの走行装置部(w)
(w)を洗浄し得るものとなる。
【0025】なお、噴射ノズル(20a)(20b)の
上下往復寸法が過大であるときは噴射ノズル(20a)
(20b)の噴射方向(f1)(f1)を同図の矢印方
向(f2)(f2)へ、即ち先方へ進むに伴って回転作
動軸(14)の回転中心線(14a)に近接するように
転向させればよいのであり、これにより走行装置部
(w)(w)の不必要な箇所の洗浄が防止されて無駄の
ない洗浄が可能となる。
【0026】かくして装置本体(7a)が予定距離だけ
前進移動すると、予め特定位置に設定してある係止体
(s1)に切換レバ−(12a)が係合して所要の方向
へ揺動される。これにより同レバ−(12a)は図示し
ないスプリングの力により一挙に逆転側に切り換えら
れ、駆動輪(8)及び回転作動軸(14)は正逆転切換
装置(12)によりこれまでの逆方向へ回転されるもの
となり、装置本体(7a)は今度は案内レ−ル(6)上
を後進移動される。斯かる後進移動の過程でも走行装置
部(w)(w)は噴射ノズル(20a)(20b)から
噴射される洗浄液でやはり前進移動のときと同様に洗浄
されるものとなる。
【0027】こうして予定距離だけ後進移動すると、予
め特定位置に設定してある他方の係止体(s2)に切換
レバ−(12a)が係合し、装置本体(7a)は再び前
述したと同様に前進移動されるものとなって、走行装置
部(w)(w)は同様に再洗浄される。以後は同様な作
動の繰り返しであり、走行装置部(w)(w)が十分に
洗浄されたとき、装置の作動を停止させるようにする。
【0028】なお、走行装置部(w)(w)の外側面は
図示しない別の洗浄装置により洗浄水を矢印方向(f
4)(f4)から吹き付けられて洗浄されるものとな
る。
【0029】上記実施例においては、装置本体(7a)
の主体部を案内レ−ル(6)上に載置した態様となした
が、これに代えて、装置本体(7a)の主体部を同レ−
ル(6)に吊り下げた態様となすこともできるのであ
り、このようにすれば装置本体(7a)の高さを低くで
きる利点がある。
【0030】
【発明の効果】以上のように構成した本発明によれば、
噴射ノズル(20a)(20b)をその回転変位により
上下往復変位させつつ走行装置部(w)(w)の内側面
を清浄するものとなり、したがって同一装置であっても
広い範囲で大きさの異なる走行装置部(w)(w)の内
側面を何等特別な取扱いを要することなく洗浄すること
のできるものとなすと共に噴射ノズル(20a)(20
b)の直線的な上下往復変位機構を採用する場合に較べ
装置本体(7a)をコンパクトとなして走行装置部
(w)(w)の狭隘な内側面を洗浄するのに適したもの
となすのである。
【0031】また請求項2に記載のものによれば噴射ノ
ズル(20a)(20b)の噴射方向を変更調整するこ
とにより、さらに広い範囲て大きさの異なる走行装置部
(w)(w)であってもその内側面を支障なく洗浄し得
るものとなす。
【0032】さらに請求項3に記載のものによれば噴射
ノズル(20a)(20b)に洗浄水を漏れの生じない
ように供給することを可能となして装置の汚損や腐食を
防止し得るものとなす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗浄装置の使用状態を示す正面図
である。
【図2】同装置の一部破断側面図である。
【図3】同装置の要部を断面で示した正面図である。
【図4】図3のx−x部断面図である。
【図5】図3のx1−x1部断面図である。
【図6】本発明に係る洗浄装置で走行装置部を洗浄する
さいの状況を示す側面視説明図である。
【図7】同装置の噴射ノズルの噴射方向と、走行装置部
の上下方向洗浄範囲との関係を示す図である。
【符号の説明】
SJ 回転自在流路継手 g 回転軌跡の接線 w 走行装置部 14 回転作動軸 19a及び19b ア−ム 20a及び20b 噴射ノズル 22 主通路手段 23 筒体 23a 洗浄液供給口 24 補助通路手段 25 液吸引手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行装置部(w)(w)の内側面
    に沿って水平方向へ往復移動させる洗浄装置であって、
    その移動方向と直交する方向の回転作動軸(14)を設
    けると共にこの回転作動軸(14)にア−ム(19a)
    (19b)を固定し、このア−ム(19a)(19b)
    の先端部に走行装置部(w)(w)の内側面へ向けて洗
    浄液を噴出するものとした噴射ノズル(20a)(20
    b)を設けたことを特徴とする車両用洗浄装置。
  2. 【請求項2】 噴射ノズル(20a)(20b)をア−
    ム(19a)(19b)の回転軌跡の接線(g)廻りへ
    角度変更調整可能に設けたことを特徴とする請求項1記
    載の車両用洗浄装置。
  3. 【請求項3】 回転作動軸(14)に筒体(23)を外
    嵌して回転自在流路継手(SJ)を形成すると共に同筒
    体(23)の洗浄液供給口(23a)からこの流路継手
    (SJ)を介して噴射ノズル(20a)(20b)に洗
    浄液を送給するものとした主通路手段(22)を設け、
    一方では筒体(23)と回転作動軸(14)との間隙か
    ら漏出された洗浄液を噴射ノズル(20a)(20b)
    まで導くものとした補助通路手段(24)(24)を設
    けると共にこの補助通路手段(24)(24)の先端に
    は主通路手段(22)から噴出される洗浄液のエネルギ
    −により補助通路手段(22)内の洗浄液を吸引してこ
    れを主通路手段(22)から噴射された洗浄液と合流さ
    せるものとした液吸引手段(25)を設けたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の車両用洗浄装置。
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