JP3964194B2 - バリ取り洗浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高圧流体を噴射することによりワークのバリ取りと洗浄とを同時に行うことができるバリ取り洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
高圧流体を噴射することによりワークのバリ取りと洗浄とを同時に行うことができるバリ取り洗浄装置に関する技術として、例えば、特開平8−216100号公報に開示されたものがある。
【0003】
このバリ取り洗浄装置は、バリ取り洗浄装置本体に回転可能にノズルチャンバを設けるとともに、このノズルチャンバからその回転軸線に直交する方向に対し若干傾斜しつつ延出してこの方向に高圧流体を噴射する第1ノズルと、ノズルチャンバからその回転軸線に直交する方向に延出した後回転軸線に沿う方向に延出してこの方向に高圧流体を噴射する第2ノズルとを設けている。そして、ノズルチャンバを回転させながら第1ノズルおよび第2ノズルから高圧流体を噴射することにより、ワークの加工孔の両側のバリを除去しつつ洗浄を行うようになっている。このようなバリ取り洗浄装置によって、比較的簡単な形状のものはバリ取りと洗浄とを同時に行うことができるようになっている。
【0004】
ところで、例えば、自動車用の自動変速機部品である制御バルブのバルブボディは、多数の溝が形成されることにより多数の油圧隔壁が形成され、これら油圧隔壁を貫通するようにスプールを挿通させるための穴部が形成される形状をなしており、非常に複雑な形状をなしている。このように複雑な形状をしたワークについては、上記のようなバリ取り洗浄装置ではバリ取りと洗浄とを同時に行うことはできなかった。例えば、上記バルブボディでは、油圧隔壁によって陰ができる等の理由から、油圧隔壁の側面に生じる穴部加工時のバリの中に高圧流体が十分にかからない部分が生じ、除去できないバリが残存する等の問題がある。このため、上記のような複雑な形状をしたワークについては、ナイロン球やガラスビーズを噴射するサンドブラストを行ったり、ナイロンブラシ等でブラッシングを行ったりすることでバリを除去する工程と、洗浄装置で洗浄液を噴射して洗浄を行う工程との二工程に分けざるを得なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようにバリ取りと洗浄とを二工程に分けるのでは、やはり生産効率が悪い。
【0006】
したがって、本発明は、複雑な形状のワークに対してもバリ取りと洗浄とを同時にかつ十分に行うことができるバリ取り洗浄装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載のバリ取り洗浄装置は、高圧流体を噴射することにより、多数の溝が形成されたワークに生じたバリを除去しつつ該ワークの洗浄を行うバリ取り洗浄装置において、回転可能なノズルチャンバ(例えば実施の形態におけるノズルチャンバ42,49)と、高圧流体をワーク(例えば実施の形態におけるワーク12)に向け噴射するように前記ノズルチャンバの回転軸線方向における同側に設けられた第1ノズル(例えば実施の形態における第1ノズル44,51)および第2ノズル(例えば実施の形態における第2ノズル45,52)とを有する上側ノズル装置を複数備え、前記第1ノズルは、前記ノズルチャンバから離間するにしたがって該ノズルチャンバの回転軸線から離間する方向に該回転軸線に対し傾斜状態で高圧流体を噴射し、前記第2ノズルは、前記ノズルチャンバから離間するにしたがって該ノズルチャンバの回転軸線に近接する方向に該回転軸線に対し傾斜状態で高圧流体を噴射することを特徴としている。
【0008】
このように、ノズルチャンバの回転軸線方向における同側に高圧流体を噴射する第1ノズルおよび第2ノズルについて、第1ノズルは、ノズルチャンバから離間するにしたがって該ノズルチャンバの回転軸線から離間する方向にこの回転軸線に対し傾斜状態で高圧流体を噴射し、第2ノズルは、ノズルチャンバから離間するにしたがってこのノズルチャンバの回転軸線に近接する方向に該回転軸線に対し傾斜状態で高圧流体を噴射するため、例えば、第1ノズルが噴射する高圧流体と回転軸線とのなす角度と、第2ノズルの噴射する高圧流体と回転軸線とのなす角度とを異ならせることで、ノズルチャンバの回転軸線に対し互いに異なる角度で高圧流体を噴射する。よって、ワークは、第1ノズルからの高圧流体の噴射に対しては陰になる部分であっても第2ノズルからの高圧流体の噴射に対しては陰にならずにこの第2ノズルからの高圧流体でバリが除去されることになり、逆に、第2ノズルからの高圧流体の噴射に対しては陰になる部分であっても第1ノズルからの高圧流体の噴射に対しては陰にならずにこの第1ノズルからの高圧流体でバリが除去されることになる。
【0009】
本発明の請求項2記載のバリ取り洗浄装置は、請求項1記載のものに関して、前記第1ノズルが噴射する高圧流体と前記回転軸線とのなす角度と、前記第2ノズルが噴射する高圧流体と前記回転軸線とのなす角度とが、異なっていることを特徴としている。
【0010】
このように、第1ノズルが噴射する高圧流体と回転軸線とのなす角度と、第2ノズルの噴射する高圧流体と回転軸線とのなす角度とを異ならせることで、これら第1ノズルおよび第2ノズルで、ノズルチャンバの回転軸線に対し互いに異なる角度で高圧流体を噴射する。よって、第1ノズルからの高圧流体の噴射に対しては陰になる部分であっても第2ノズルからの高圧流体の噴射に対しては陰にならずにこの第2ノズルからの高圧流体でバリが除去されることになり、逆に、第2ノズルからの高圧流体の噴射に対しては陰になる部分であっても第1ノズルからの高圧流体の噴射に対しては陰にならずにこの第1ノズルからの高圧流体でバリが除去されることになる。
【0011】
本発明の請求項3記載のバリ取り洗浄装置は、請求項1または2記載のものに関して、前記ノズルチャンバの回転軸線に対し直交する方向に前記ワークを相対移動させることを特徴としている。
【0012】
このように、ノズルチャンバの回転軸線に対し直交する方向にワークを相対移動させるため、第1ノズルおよび第2ノズルから噴射される高圧流体で広範囲にわたってバリ取りおよび洗浄を行うことができる。
【0013】
本発明の請求項3記載のバリ取り洗浄装置は、請求項1乃至3のいずれか一項記載のものに関して、前記ノズルチャンバを前記ワークに対し上下にそれぞれ複数設けてなることを特徴としている。
【0014】
このように、ノズルチャンバをワークに対し上下にそれぞれ複数設けてなるため、各ノズルチャンバの第1ノズルおよび第2ノズルから噴射される高圧流体で上下両方向からバリ取りおよび洗浄を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態のバリ取り洗浄装置を図面を参照して以下に説明する。
本実施形態のバリ取り洗浄装置11は、自動車用の自動変速機部品である制御バルブのバルブボディであるワーク12を搬送しつつバリ取りおよび洗浄を行うウォータージェット方式のものである。このワーク12は、例えばアルミニウム合金からなるもので、図1に示すように、略平板状をなしており、その一方の面に多数の溝13が形成されることにより多数の油圧隔壁14が形成されるとともに、その他方の面にも多数の溝15が形成されることにより多数の油圧隔壁16が形成されている。そして、一方の面側には多数の油圧隔壁14を貫通するように穴部17が形成されている。この穴部17は、油圧回路を切替制御するためのスプールを挿通させるためのものである。
【0016】
バリ取り洗浄装置11は、このワーク12を、図2および図3に示すように、厚さ方向を上下に配置した状態で厚さ方向に直交する方向に搬送する搬送装置18を有している。なお、ワーク12は、穴部17の形成側を上側にして搬送される。
【0017】
この搬送装置18は、図3に示すように、下側に配置される下側搬送部19と、この下側搬送部19の上側に配置される上側搬送部20とを有しており、下側搬送部19は、左右一対の下ローラフレーム21と、これら下ローラフレーム19の上部側にこれら下ローラフレーム19で両端側が支持される複数の平行な下ローラ22とを有している。上側搬送部20は、左右一対の上ローラフレーム23と、これら上ローラフレーム23の下部側にこれら上ローラフレーム23で両端側が支持される複数の平行な上ローラ24とを有している。ここで、上側搬送部20は、ACサーボモータ25により上下方向の位置を所定の範囲内で任意に調整可能とされており、搬送するワーク12の厚さに応じて上下方向の位置が調整される。
【0018】
下ローラ22には、図2に示すように、軸線方向における一方の端部にスプロケット27が固定されている。ここで、下ローラ22は、同じ長さのものが一つおきに配置されてグループをなしており、このようなグループが長さを異ならせて二グループ設けられている。そして、下ローラ22は、同一グループのもののスプロケット27が同じチェーン28により同期回転するように連結されており、このようなチェーン28が二本設けられている。そして、各チェーン28が図示せぬモータにより同方向に同期回転するように駆動され、その結果、すべての下ローラ22が同方向に同期回転する。なお、詳しい図示は略すが、上ローラ24も下ローラ22と同様の構成になっており、すべての上ローラ24がモータにより下ローラ22と逆方向に同じ回転数で回転し、その結果、上ローラ24および下ローラ22で挟みながらこれらの軸線に直交する方向にワーク12を搬送する。
【0019】
下側搬送部19と上側搬送部20との間には、これらで搬送されるワーク12の搬送方向に対し右側を案内する位置固定の固定ワークガイド30と、ワーク12の左側を案内するとともに上ローラ24および下ローラ22の軸線方向に沿って移動可能な可動ワークガイド31とが設けられている。ここで、可動ワークガイド31は、ACサーボモータ32により上ローラ24および下ローラ22の軸線方向における位置を所定の範囲内で任意に調整可能とされており、搬送するワーク12の幅に応じて位置が調整される。
【0020】
そして、上ローラ24および下ローラ22で、上下方向を案内しつつこれらの軸線に直交する方向にワーク12を搬送する際に、固定ワークガイド30と可動ワークガイド31とで前記軸線方向の両側すなわち左右両側を案内する。
【0021】
バリ取り洗浄装置11は、このように搬送装置18で搬送されるワーク12に対し、図3に示すように、上側から高圧流体を噴射する複数の上側ノズル装置35と、下側から高圧流体を噴射する複数の複数の下側ノズル装置36と、図2に示すように、搬送方向に対し左側から高圧流体を噴射する左側ノズル装置37と、搬送方向に対し右側から高圧流体を噴射する右側ノズル装置38とを有している。
【0022】
上側ノズル装置35および下側ノズル装置36は、図3に示すように、ワーク12に対し反対側に配置されるチャンバブロック40と、このチャンバブロック40からワーク12の方向に鉛直に沿って延出する回転軸41と、この回転軸41のチャンバブロック40に対し反対側すなわちワーク12側に取り付けられるノズルチャンバ42とを有しており、回転軸41が鉛直軸回りに回転駆動されることでノズルチャンバ42もこれと一体に回転する。
【0023】
そして、各ノズルチャンバ42には、図4〜図6に示すように、ノズルチャンバ42の回転軸線方向における同側に第1ノズル44と第2ノズル45とが設けられており、これら第1ノズル44および第2ノズル45は、チャンバブロック40から回転軸41を介してノズルチャンバ42に導入された高圧流体を、ともに回転軸線方向における一側であるワーク12側に噴射するように設けられている。第1ノズル44は、ノズルチャンバ42の回転軸線を中心に互いに対称となる位置に二カ所設けられており、第2ノズル45も、ノズルチャンバ42の回転軸線を中心に互いに対称となる位置に二カ所設けられている。そして、第1ノズル44と第2ノズル45とは90°位相を異ならせている。
【0024】
ここで、第1ノズル44は、ノズルチャンバ42から離間するにしたがってこのノズルチャンバ42の回転軸線から離間する方向に所定角度α1だけ傾斜する状態で高圧流体を噴射するように噴射方向が設定されている。すなわち、第1ノズル44は、放射方向に高圧流体を噴射する。
【0025】
他方、第2ノズル45は、ノズルチャンバ42から離間するにしたがってこのノズルチャンバ42の回転軸線に近接する方向に所定角度α2だけ傾斜する状態で高圧流体を噴射するように噴射方向が設定されている。すなわち、第2ノズル45は、中心方向に高圧流体を噴射する。
【0026】
ただし、第1ノズル44が噴出する高圧流体と回転軸線とのなす角度(小側の角度)α1と、第2ノズル45が噴出する高圧流体と回転軸線とのなす角度(小側の角度)α2とが異ならされている。この場合は、第1ノズル44が噴出する高圧流体と回転軸線とのなす角度α1の方が、第2ノズル45が噴出する高圧流体と回転軸線とのなす角度α2よりも大きく設定されている。
【0027】
ここで、複数の上側ノズル装置35は、図3に示すように、ワーク12の搬送方向に沿って並べられており、上流側に配置される上側ノズル装置35は、図2に示すように、上ローラ24の軸線方向に並列して三つのノズルチャンバ42がそれぞれ回転軸41を介してチャンバブロック40に回転可能に設けられている。なお、図3に示すように、これらノズルチャンバ42からワーク12へ向けて噴射される高圧流体の噴射を妨げる位置には、上ローラ24は設けられていない。
【0028】
また、下流側に配置される上側ノズル装置35は、図2に示すように、上ローラ24の軸線方向に並列して二つのノズルチャンバ42がそれぞれ回転軸41を介してチャンバブロック40に回転可能に設けられている。なお、図3に示すように、これらノズルチャンバ42からワーク12へ噴射される高圧流体の噴射を妨げる位置にも、上ローラ24は設けられていない。
【0029】
そして、図2に示すように、上流側の上側ノズル装置35の、上ローラ24の軸線方向における三つのノズルチャンバ42の間となる位置に、下流側の上側ノズル装置35の二つのノズルチャンバ42が配置されており、その結果、複数の上側ノズル装置35の各ノズルチャンバ42は、千鳥状に配置されている。
【0030】
他方、図3に示すように、すべての上側ノズル装置35に対しワーク12の搬送方向における位置をずらしてすべての下側ノズル装置36が設けられており、具体的には、すべての上側ノズル装置35よりも下流側に、すべての下側ノズル装置36は設けられている。
【0031】
ここで、複数の下側ノズル装置36は、ワーク12の搬送方向に沿って並べられており、上流側に配置される下側ノズル装置36は、図3に示すように、下ローラ22の軸線方向に並列して三つのノズルチャンバ42がそれぞれ回転軸41を介してチャンバブロック40に設けられている。なお、これらノズルチャンバ42からワーク12へ向けて噴射される高圧流体の噴射を妨げる位置には、下ローラ22は設けられていない。
【0032】
また、下流側に配置される下側ノズル装置36は、下ローラ22の軸線方向に並列して二つのノズルチャンバ42がそれぞれ回転軸41を介してチャンバブロック40に設けられている。なお、これらノズルチャンバ42からワーク12へ噴射される高圧流体の噴射を妨げる位置にも、下ローラ22は設けられていない。
【0033】
そして、図2に示すように、上流側の下側ノズル装置36の、下ローラ22の軸線方向における三つのノズルチャンバ42の間となる位置に、下流側の下側ノズル装置36の二つのノズルチャンバ42が配置されており、その結果、複数の下側ノズル装置36の各ノズルチャンバ42は、千鳥状に配置されている。
【0034】
そして、すべての下側ノズル装置36よりもワーク12の搬送方向における下流側に、左側ノズル装置37と右側ノズル装置38とが互いに対向するように配置されている。
【0035】
左側ノズル装置37および右側ノズル装置38は、ワーク12に対し反対側に配置されるチャンバブロック47と、このチャンバブロック47からワーク12の方向に水平に沿って延出する回転軸48と、この回転軸48のチャンバブロック47に対し反対側すなわちワーク12側に取り付けられるノズルチャンバ49とを有しており、回転軸48が水平軸回りに回転駆動されることでこれと一体的にノズルチャンバ49も回転する。
【0036】
そして、ノズルチャンバ49には、ノズルチャンバ49の回転軸線方向における同側に、図7および図8に示すように、第1ノズル51と第2ノズル52とが設けられている。第1ノズル51および第2ノズル52は、チャンバブロック47から回転軸48を介してノズルチャンバ49に導入された高圧流体を、ともにワーク12側に噴射するように設けられている。第1ノズル51および第2ノズル52は、一つずつがノズルチャンバ49の回転軸線を中心に互いに対称となる位置に設けられている。
【0037】
ここで、第1ノズル51は、ノズルチャンバ49から離間するにしたがってこのノズルチャンバ49の回転軸線から離間する方向に所定角度β1だけ傾斜する状態で高圧流体を噴射するように噴射方向が設定されている。すなわち、第1ノズル51は、放射方向に高圧流体を噴射する。
【0038】
他方、第2ノズル52は、ノズルチャンバ49から離間するにしたがってこのノズルチャンバ49の回転軸線に近接する方向に所定角度β2だけ傾斜する状態で高圧流体を噴射するように噴射方向が設定されている。すなわち、第2ノズル52は、中心方向に高圧流体を噴射する。
【0039】
ただし、第1ノズル51が噴出する高圧流体と回転軸線とのなす角度(小側の角度)β1と、第2ノズル52が噴出する高圧流体と回転軸線とのなす角度(小側の角度)β2とが異ならされている。この場合は、第1ノズル51が噴出する高圧流体と回転軸線とのなす角度β1の方が、第2ノズル51が噴出する高圧流体と回転軸線とのなす角度β2よりも大きく設定されている。
【0040】
なお、左側ノズル装置37および右側ノズル装置38のノズルチャンバ49は、図3に示すように、隣り合う上ローラ24同士の間となり隣り合う下ローラ22同士の間となる位置に配置されることで、ノズルチャンバ49からワーク12へ噴射される高圧流体の噴射を上ローラ24および下ローラ22で妨げないようになっている。
【0041】
以上の構成の本実施形態のバリ取り洗浄装置11では、その搬送装置18において、ワーク12の幅に応じて可動ワークガイド31を移動させることにより間隔が調整された固定ワークガイド30と可動ワークガイド31とでワーク12の左右を案内しながら、上ローラ24と下ローラ22とでワーク12の厚さ方向の両側を案内しつつワーク12を幅方向に直交しかつ厚さ方向に直交する方向に水平搬送する。
【0042】
そして、その搬送の途中で、まず、上流側の上側ノズル装置35が、回転する三つのノズルチャンバ42のそれぞれに二つずつ設けられた第1ノズル44および第2ノズル45からワーク12に高圧流体を噴射する。すると、各ノズルチャンバ42は、第1ノズル44から回転軸線に対し拡がる方向に噴射する高圧流体と、第2ノズル45から回転軸線に対し狭まる方向に噴射する高圧流体とで、ワーク12に生じたバリを除去しつつワーク12の洗浄を行う。そして、搬送装置18によりワーク12を搬送することで上流側の上側ノズル装置35がワーク12の上面側に搬送方向に連続的に高圧流体を噴射する。
【0043】
次に、下流側の上側ノズル装置35が、回転する二つのノズルチャンバ42のそれぞれに二つずつ設けられた第1ノズル44および第2ノズル45からワーク12に、上流側の上側ノズル装置35における高圧流体の噴射位置の間となる位置に高圧流体を噴射する。すると、各ノズルチャンバ42は、第1ノズル44から回転軸線に対し拡がる方向に噴射する高圧流体と、第2ノズル45から回転軸線に対し狭まる方向に噴射する高圧流体とで、ワーク12に生じたバリを除去しつつワーク12の洗浄を行う。そして、搬送装置18により搬送することで下流側の上側ノズル装置35がワーク12の上面側に搬送方向に連続的に高圧流体を噴射する。
【0044】
なお、上流側の上側ノズル装置35の三つのノズルチャンバ42と下流側の上側ノズル装置35の二つのノズルチャンバ42とでワーク12の上面側の幅方向における全範囲に高圧流体を噴射することになる。
【0045】
次に、上流側の下側ノズル装置36が、回転する三つのノズルチャンバ42のそれぞれに二つずつ設けられた第1ノズル44および第2ノズル45からワーク12に高圧流体を噴射する。すると、各ノズルチャンバ42は、第1ノズル44から回転軸線に対し拡がる方向に噴射する高圧流体と、第2ノズル45から回転軸線に対し狭まる方向に噴射する高圧流体とで、ワーク12に生じたバリを除去しつつワーク12の洗浄を行う。そして、搬送装置18によりワーク12を搬送することで上流側の下側ノズル装置36がワーク12の下面側に搬送方向に連続的に高圧流体を噴射する。
【0046】
次に、下流側の下側ノズル装置36が、回転する二つのノズルチャンバ42のそれぞれに二つずつ設けられた第1ノズル44および第2ノズル45からワーク12に、上流側の下側ノズル装置36における高圧流体の噴射位置の間となる位置に高圧流体を噴射する。すると、各ノズルチャンバ42は、第1ノズル44から回転軸線に対し拡がる方向に噴射する高圧流体と、第2ノズル45から回転軸線に対し狭まる方向に噴射する高圧流体とで、ワーク12に生じたバリを除去しつつワーク12の洗浄を行う。そして、搬送装置18により搬送することで下流側の下側ノズル装置36がワーク12の下面側に搬送方向に連続的に高圧流体を噴射する。
【0047】
なお、上流側の下側ノズル装置36の三つのノズルチャンバ42と下流側の下側ノズル装置36の二つのノズルチャンバ42とでワーク12の下面側の幅方向における全範囲に高圧流体を噴射することになる。
【0048】
次に、左側ノズル装置37および右側ノズル装置38が、それぞれ、回転する一つのノズルチャンバ49に一つずつ設けられた第1ノズル51および第2ノズル52からワーク12に高圧流体を噴射する。すると、第1ノズル51から回転軸線に対し拡がる方向に噴射する高圧流体と、第2ノズル52から回転軸線に対し狭まる方向に噴射する高圧流体とで、ワーク12に生じたバリを除去しつつワーク12の洗浄を行う。そして、搬送装置18によりワーク12を搬送することで左側ノズル装置37および右側ノズル装置38がそれぞれワーク12の左面側および右面側に搬送方向に全面的かつ連続的に高圧流体を噴射する。なお、左側ノズル装置37および右側ノズル装置38は、それぞれ、一つのノズルチャンバ49に一つずつ第1ノズル51および第2ノズル52を設けているが、これは左右両側から除去するバリが少ないためであり、勿論、二つずつにすることも可能である。
【0049】
なお、上記した上側ノズル装置35および下側ノズル装置36において、ノズルチャンバ42からの高圧流体の噴射をワーク12が噴射方向に存在しない状態において停止させたり、左側ノズル装置37および右側ノズル装置38において、ノズルチャンバ49からの高圧流体の噴射をワーク12が噴射方向に存在しない状態において停止させたりすることで、高圧流体によるバリ取り洗浄装置11の各部の摩耗発生を防止するようにしてもよい。
【0050】
以上に述べた本実施形態のバリ取り洗浄装置11によれば、上側ノズル装置35および下側ノズル装置36において、ノズルチャンバ42の回転軸線方向における同側に高圧流体を噴射する第1ノズル44および第2ノズル45について、第1ノズル44は、ノズルチャンバ42から離間するにしたがってこのノズルチャンバ42の回転軸線から離間する方向にこの回転軸線に対し傾斜状態で高圧流体を噴射し、第2ノズル45は、ノズルチャンバ42から離間するにしたがってこのノズルチャンバ42の回転軸線に近接する方向に該回転軸線に対し傾斜状態で高圧流体を噴射することになり、これら第1ノズル44および第2ノズル45は、ノズルチャンバ42の回転軸線に対し互いに逆に傾く方向に高圧流体を噴射する。しかも、第1ノズル44の噴射する高圧流体と回転軸線とのなす角度が、第2ノズル45の噴射する高圧流体と回転軸線とのなす角度と、異ならされているため、第1ノズル44からの高圧流体の噴射に対しては陰になる部分であっても第2ノズル45からの高圧流体の噴射に対しては陰にならずにこの第2ノズル45からの高圧流体でバリが除去されることになり、逆に、第2ノズル45からの高圧流体の噴射に対しては陰になる部分であっても第1ノズル44からの高圧流体の噴射に対しては陰にならずにこの第1ノズル44からの高圧流体でバリが除去されることになる。
【0051】
同様に、左側ノズル装置37および右側ノズル装置38において、ノズルチャンバ49の回転軸線方向における同側に高圧流体を噴射する第1ノズル51および第2ノズル52について、第1ノズル51は、ノズルチャンバ49から離間するにしたがってこのノズルチャンバ49の回転軸線から離間する方向にこの回転軸線に対し傾斜状態で高圧流体を噴射し、第2ノズル52は、ノズルチャンバ49から離間するにしたがってこのノズルチャンバ49の回転軸線に近接する方向に該回転軸線に対し傾斜状態で高圧流体を噴射することになり、これら第1ノズル51および第2ノズル52は、ノズルチャンバ49の回転軸線に対し互いに逆に傾く方向に高圧流体を噴射する。しかも、第1ノズル51の噴射する高圧流体と回転軸線とのなす角度が、第2ノズル52の噴射する高圧流体と回転軸線とのなす角度と、異ならされているため、第1ノズル51からの高圧流体の噴射に対しては陰になる部分であっても第2ノズル52からの高圧流体の噴射に対しては陰にならずにこの第2ノズル52からの高圧流体でバリが除去されることになり、逆に、第2ノズル52からの高圧流体の噴射に対しては陰になる部分であっても第1ノズル51からの高圧流体の噴射に対しては陰にならずにこの第1ノズル51からの高圧流体でバリが除去されることになる。
【0052】
したがって、複雑な形状のワーク12に対してもバリ取りと洗浄とを同時にかつ十分に行うことができる。
【0053】
また、上側ノズル装置35および下側ノズル装置36において、ノズルチャンバ42の回転軸線に対し直交する方向にワーク12を相対移動させるため、第1ノズル44および第2ノズル45から噴射される高圧流体で広範囲にわたってバリ取りおよび洗浄を行うことができる。
【0054】
同様に、左側ノズル装置37および右側ノズル装置38において、ノズルチャンバ47の回転軸線に対し直交する方向にワーク12を相対移動させるため、第1ノズル51および第2ノズル52から噴射される高圧流体で広範囲にわたってバリ取りおよび洗浄を行うことができる。
【0055】
したがって、複雑な形状のワーク12に対してバリ取りおよび洗浄を広範囲にわたって行う場合であっても、バリ取りと洗浄とを同時にかつさらに十分に行うことができる。
【0056】
加えて、上側ノズル装置35および下側ノズル装置36によって、ノズルチャンバ42をワーク12に対し上下にそれぞれ複数設けてなるため、各ノズルチャンバ42の第1ノズル44および第2ノズル45から噴射される高圧流体で上下両方向からバリ取りおよび洗浄を行うことができる。
【0057】
したがって、複雑な形状のワーク12に対してバリ取りおよび洗浄を上下両方向から行う場合であっても、バリ取りと洗浄とを同時にかつさらに十分に行うことができる。
【0058】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の請求項1記載のバリ取り洗浄装置によれば、ノズルチャンバの回転軸線方向における同側に高圧流体を噴射する第1ノズルおよび第2ノズルについて、第1ノズルは、ノズルチャンバから離間するにしたがって該ノズルチャンバの回転軸線から離間する方向にこの回転軸線に対し傾斜状態で高圧流体を噴射し、第2ノズルは、ノズルチャンバから離間するにしたがってこのノズルチャンバの回転軸線に近接する方向に該回転軸線に対し傾斜状態で高圧流体を噴射するため、例えば、第1ノズルが噴射する高圧流体と回転軸線とのなす角度と、第2ノズルの噴射する高圧流体と回転軸線とのなす角度とを異ならせることで、第1ノズルおよび第2ノズルが、ノズルチャンバの回転軸線に対し互いに異なる角度で高圧流体を噴射する。よって、ワークは、第1ノズルからの高圧流体の噴射に対しては陰になる部分であっても第2ノズルからの高圧流体の噴射に対しては陰にならずにこの第2ノズルからの高圧流体でバリが除去されることになり、逆に、第2ノズルからの高圧流体の噴射に対しては陰になる部分であっても第1ノズルからの高圧流体の噴射に対しては陰にならずにこの第1ノズルからの高圧流体でバリが除去されることになる。
【0059】
したがって、複雑な形状のワークに対してもバリ取りと洗浄とを同時にかつ十分に行うことができる。
【0060】
本発明の請求項2記載のバリ取り洗浄装置によれば、第1ノズルが噴射する高圧流体と回転軸線とのなす角度と、第2ノズルの噴射する高圧流体と回転軸線とのなす角度とを異ならせることで、ノズルチャンバの回転軸線に対し互いに異なる角度で高圧流体を噴射する。よって、第1ノズルからの高圧流体の噴射に対しては陰になる部分であっても第2ノズルからの高圧流体の噴射に対しては陰にならずにこの第2ノズルからの高圧流体でバリが除去されることになり、逆に、第2ノズルからの高圧流体の噴射に対しては陰になる部分であっても第1ノズルからの高圧流体の噴射に対しては陰にならずにこの第1ノズルからの高圧流体でバリが除去されることになる。
【0061】
したがって、複雑な形状のワークに対してもバリ取りと洗浄とを同時にかつさらに十分に行うことができる。
【0062】
本発明の請求項3記載のバリ取り洗浄装置によれば、ノズルチャンバの回転軸線に対し直交する方向にワークを相対移動させるため、第1ノズルおよび第2ノズルから噴射される高圧流体で広範囲にわたってバリ取りおよび洗浄を行うことができる。
【0063】
したがって、複雑な形状のワークに対してバリ取りおよび洗浄を広範囲にわたって行う場合であっても、バリ取りと洗浄とを同時にかつさらに十分に行うことができる。
【0064】
本発明の請求項3記載のバリ取り洗浄装置によれば、ノズルチャンバをワークに対し上下にそれぞれ複数設けてなるため、各ノズルチャンバの第1ノズルおよび第2ノズルから噴射される高圧流体で上下両方向からバリ取りおよび洗浄を行うことができる。
【0065】
したがって、複雑な形状のワークに対してバリ取りおよび洗浄を上下両方向から行う場合であっても、バリ取りと洗浄とを同時にかつさらに十分に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のバリ取り洗浄装置の要部を示す側面図である。
【図2】 本発明の一実施形態のバリ取り洗浄装置の上側搬送部を除いた平面図である。
【図3】 本発明の一実施形態のバリ取り洗浄装置の側面図である。
【図4】 本発明の一実施形態のバリ取り洗浄装置の上側ノズル装置および下側ノズル装置の回転軸およびノズルチャンバを示す側面図である。
【図5】 本発明の一実施形態のバリ取り洗浄装置の上側ノズル装置および下側ノズル装置の回転軸およびノズルチャンバを示す側面図である。
【図6】 本発明の一実施形態のバリ取り洗浄装置の上側ノズル装置および下側ノズル装置のノズルチャンバを示す図4におけるA矢視図である。
【図7】 本発明の一実施形態のバリ取り洗浄装置の左側ノズル装置および右側ノズル装置の回転軸およびノズルチャンバを示す側面図である。
【図8】 本発明の一実施形態のバリ取り洗浄装置の左側ノズル装置および右側ノズル装置のノズルチャンバを示す図7におけるB矢視図である。
【符号の説明】
11 バリ取り洗浄装置
12 ワーク
42,49 ノズルチャンバ
44,51 第1ノズル
45,52 第2ノズル

Claims (4)

  1. 高圧流体を噴射することにより、多数の溝が形成されたワークに生じたバリを除去しつつ該ワークの洗浄を行うバリ取り洗浄装置において、
    回転可能なノズルチャンバと、高圧流体をワークに向け噴射するように前記ノズルチャンバの回転軸線方向における同側に設けられた第1ノズルおよび第2ノズルとを有する上側ノズル装置を複数備え、
    前記第1ノズルは、前記ノズルチャンバから離間するにしたがって該ノズルチャンバの回転軸線から離間する方向に該回転軸線に対し傾斜状態で高圧流体を噴射し、
    前記第2ノズルは、前記ノズルチャンバから離間するにしたがって該ノズルチャンバの回転軸線に近接する方向に該回転軸線に対し傾斜状態で高圧流体を噴射することを特徴とするバリ取り洗浄装置。
  2. 前記第1ノズルが噴射する高圧流体と前記回転軸線とのなす角度と、前記第2ノズルが噴射する高圧流体と前記回転軸線とのなす角度とが、異なっていることを特徴とする請求項1記載のバリ取り洗浄装置。
  3. 前記ノズルチャンバの回転軸線に対し直交する方向に前記ワークを相対移動させることを特徴とする請求項1または2記載のバリ取り洗浄装置。
  4. 前記ノズルチャンバを前記ワークに対し上下にそれぞれ複数設けてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のバリ取り洗浄装置。
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