JPH06305395A - シートベルト付きシート - Google Patents

シートベルト付きシート

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JPH06305395A
JPH06305395A JP5123355A JP12335593A JPH06305395A JP H06305395 A JPH06305395 A JP H06305395A JP 5123355 A JP5123355 A JP 5123355A JP 12335593 A JP12335593 A JP 12335593A JP H06305395 A JPH06305395 A JP H06305395A
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retractor
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田 智 寿 増
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートベルト巻取り用リトラクタのシートバ
ック内への組込み構造を簡素化し、且つシートベルトへ
の負荷をシートバックフレーム側に分散して逃し、強度
を向上させる。 【構成】 シートバックフレーム20の左、右側部フレ
ーム21,22間に、クロスフレーム23を傾斜させて
配設する。シートベルト6の巻取り用リトラクタ5をク
ロスフレーム23内側に組込んで配設する。このリトラ
クタ5から引出されるシートベルト6を、一方の側部フ
レーム上端側で上下動可能なヘッドレストフレーム24
に設けたベルトガイド部25を介してシート前方に引出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば自動車の前部座席
等に適用して好適なシートベルト付きシートに関し、更
に詳細に説明すると、シートベルトの巻取り用リトラク
タをシートの一部に付設すると共に、シートバック上端
側のベルトガイドを介してシート前方に引出されるシー
トベルトに、シートクッションの一側部に設けられるバ
ックルに選択的に係止されるタングを挿通し、且つ該シ
ートベルトの先端をシートクッションの他側部に設けら
れるベルト取付け部に連結してなるシートベルト付きシ
ートの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等のシートでは、シートベルトを用
いることで、車両等の衝突等の際に乗員を拘束保護し得
るようになっている。この種のシートベルト装置として
従来一般には、車両のピラー及び車室床面等にアンカー
を固着し、該アンカーにシートベルト端部を連結した構
造が採用されていた。
【0003】然し、このようなシートベルト装置では、
車両の前後スライド移動調節やリクライニング装置によ
る前後傾動調節を行なう場合に複雑な機構を付設しなけ
ればならず、コスト高を招いている。また、乗員の体格
や好みに応じて運転姿勢を単純に変更することも難し
く、シートベルトの乗員に対する角度や位置が変化し、
乗員を最適な状態で拘束保護することが困難であった。
【0004】このような不具合を解決するためにシート
ベルトをシート自体に組込んでなる、いわゆるビルトイ
ン型のシートベルト装置が、例えば特開昭60-92945号公
報や実公昭55-30765号公報、実開昭53−109233号公報、
実開昭53−109235号公報、更には実開昭53-38718号公報
等により従来既に提案されている。
【0005】このようなビルトイン型のシートベルト装
置は、図3及び図4に示す様に、車両用シート1を構成
するシートクッション2またはシートバック3の一部
(この例ではシートバック3内)に、シートベルト6の
巻取り装置である緊急時自動ロック型のリトラクタ5を
配設し、該リトラクタ5に一端6aが固着されて巻取ら
れるシートベルト6を、シートバック3上端側でヘッド
レスト4の一側部等に突出させて設けたベルトガイド8
のベルト引出し口8aからシートバック3の前方に引出
し、且つシートベルト6の他端 (先端) 6bをシートク
ッション2の一側部に固着し、シートベルト6に挿通さ
れたタング9をシートクッション2の他側部に設けたバ
ックル10に選択的に差し込んで係止させることで、図
3中想像線で示す様に、肩ベルト6Aと腰ベルト6Bと
を形成する構造であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上述した従
来のシートベルト装置では、シートベルト6を引出し可
能に保持する等の理由からシートバック3等にある程度
の剛性が必要で、そのシートバックフレームやデバイ
ス、更にはシートクッション2等が複雑且つ高価とな
り、大型化し易いと言う問題があった。
【0007】また、ベルトガイド8がシートバック3の
上端側でヘッドレスト4の一側部に突出して設けられる
ため、このヘッドレスト4が上下動自在な構造である場
合に、その上下動に伴ってベルトガイド8の引出し口8
aの位置も上下動すると、シートバック3内でシートベ
ルト6に捻れ等が生じ、これによりシートベルト6の巻
取り用リトラクタ5への巻取り動作が不完全となった
り、シートベルト6の動きに引っかかりが生じたり、シ
ートベルト6に作用するテンションが変動したりする等
の不具合もあった。
【0008】このような問題は、シートバック3内で巻
取り用リトラクタ5からシートベルト6が上向きに引出
され、シートバック3上端側に設けたベルトガイド8、
引出し口8aを介してシート1前方に引出されるため
に、ヘッドレスト4の上下動によってリトラクタ5とベ
ルトガイド8との相対的な位置関係が変化し、シートベ
ルト6に捻れ等を生じ易いことから、明らかであろう。
【0009】このようなリトラクタ5とベルトガイド8
との間でのシートベルト6の捻れを防ぐためには、リト
ラクタ5をシートバック3上部に設けると良いが、この
ようにすると、シートベルト6、ベルトガイド8やリト
ラクタ5を介して、シートバック3の上部に負荷が集中
的にかかり過ぎ、補強部材等をシートバックフレームや
シートクッション2側とのリクライニング機構等に付設
する必要がある等と言った強度上での問題を生じる。
【0010】そして、このような強度上での問題を解消
するには、リトラクタ5を、シートバック3下方に設け
た方が良いが、前述した通り、シートベルト6の捻れ等
の問題があり、このような点を考慮し、シートベルト6
の動きの適正化を図り、またベルト6を介して加わる負
荷に対する強度を向上させ得るような何らかの対策を講
じることが必要とされている。
【0011】また、上述した従来構造では、シートベル
ト6の位置が、ヘッドレスト6の上下動によって変化す
ることから、これに合わせてシートバック3のガーニッ
シュ、パッド等の大きさ、形状を変えなければならない
と言う問題もある。
【0012】このため、上述した巻取り用リトラクタ
を、シートバック内で左、右側部フレーム間の空間部分
に配置させ、取付け用ブラケット等によりシートバック
フレームの左右連結フレーム等に付設することが考えら
れている。
【0013】然し乍ら、このような構造では、巻取り用
リトラクタのブラケットが大き過ぎるため、シートバッ
ク内に他の部材、例えばリクライニング駆動用モータ等
を組込み配置する際のスペース面で問題を生じ、シート
バックの内部スペースを確保できず、その有効活用を図
れないと言う問題がある。更に、このような大きなブラ
ケットを設けると、シートバックフレーム自体の重量が
重くなると言う問題も避けられない。
【0014】また、このような構造では、シートベルト
に衝撃等で負荷が加わると、その力は巻取り用リトラク
タを介して取付け用ブラケットに集中的に加わるだけ
で、このブラケットからシートバックフレーム側には逃
げないため、強度面での問題を生じると言う不具合があ
り、これらの問題点を一掃し得る何らかの対策を講じる
ことが望まれている。
【0015】本発明はこのような点に鑑みて成されたも
ので、シートバック内でのシートベルトの巻取り用リト
ラクタの組込み構造を簡素化し、且つこの巻取り用リト
ラクタから引出されるシートベルトを、捻れ等が無い状
態で引出してスムーズな動きを得ると共に、ヘッドレス
トの動きとの関連においても配慮し、更にシートベルト
に加わる衝撃等と言った負荷の影響を効率よく分散させ
て逃がすことができ、強度的にも充分であるシートベル
ト付きシートを得ることを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係るシートベルト付きシートは、シート
バックフレームにおける左、右側部フレーム間に、クロ
スフレームを傾斜させて配設し、且つこのクロスフレー
ム内にシートベルトの巻取り用リトラクタを組込んで配
設すると共に、この巻取り用リトラクタから引出される
シートベルトを、シートバックフレームの一方の側部フ
レーム上端側で上下動可能なヘッドレストフレームの一
部に設けたベルトガイド部を介してシート前方に引出す
ように構成したものである。
【0017】
【作用】本発明に依れば、シートバックフレームのクロ
スフレーム内側に配設した巻取り用リトラクタから引出
されるシートベルトは、シートバックフレームの一方の
側部フレーム上端側で上下動自在なヘッドレストフレー
ムに設けられるベルトガイド部を介してシート前方に引
出され、シートベルトの捻れ等が防止されると共に、シ
ートベルトに作用する衝撃による負荷をシートバックフ
レーム及びリクライニング機構、シートクッションフレ
ーム等に分散させて設置床面側に逃がし、強度的に有利
となる。
【0018】
【実施例】図1及び図2は本発明に係るシートベルト付
きシートの一実施例を示し、これらの図において、前述
した図3及び図4と同一または相当する部分には同一番
号を付して詳細な説明は省略する。
【0019】さて、本発明に依れば、前述したシートベ
ルト付きの車両用シート1において、図1及び図2から
明らかな様に、シートバックフレーム20における左、
右側部フレーム21,22間に、クロスフレーム23を
傾斜させて配設し、且つこのクロスフレーム23内側
に、シートベルト6の巻取り用リトラクタ5を組込んで
配設すると共に、この巻取り用リトラクタ5から引出さ
れるシートベルト6を、シートバックフレーム20の一
方の側部フレーム21上端側で上下動可能なヘッドレス
トフレーム24の一部に設けたベルトガイド部25を介
してシート1の前方に引出すように構成したところを特
徴としている。
【0020】ここで、上述した左、右側部フレーム2
1,22は、図1から明らかなように、略角筒状を呈
し、その一方(右側)の側部フレーム21の内部には、
前記ヘッドレストフレーム24の一部を構成する可動レ
ール部27が、固定レール部(図示せず)と共に嵌挿さ
れ、上下動自在な構成となっている。そして、この可動
レール部27の上端部27aに前記ベルトガイド部25
が設けられている。尚、上述した可動レール部27は、
図示を省略した電動モータ等の駆動源によって上下動自
在に構成され、ヘッドレスト4の高さ調整を行なえるよ
うになっている。
【0021】更に、前記クロスフレーム23は、図1及
び図2から明らかなように、断面が略コ字状を呈するフ
レーム材によって構成され、その一端が前記右側部フレ
ーム21の上端側部分に、他端が前記左側部フレーム2
2の下端寄りの部分にボルト止めまたは溶接等で固着し
て設けられている。
【0022】また、前記巻取り用リトラクタ5は、クロ
スフレーム23内に背面側から組み込まれてボルト26
等で組付け固定される。更に、このリトラクタ5から引
出されるシートベルト6は、クロスフレーム23に形成
されているベルト引出し用スリット23aを介して斜め
上方に引き出され、前記ベルトガイド部25を介してシ
ート前方に引出されるようになっている。
【0023】一方、前記クロスフレーム23の幅方向中
央部分には、リクライニング機構を駆動するための電動
モータ30の取付け用ブラケット31が固着されてい
る。そして、このモータ30の両端から延設されている
回転軸32,33が、前記左、右側部フレーム21,2
2内に臨み、これら側部フレーム21,22内で上、下
方向に伸縮自在に設けられている詳細な図示を省略して
いるリクライニング機構34,35を構成するスクリュ
ーシャフト34a,35aに回転動力を伝達するように
構成されている。
【0024】尚、図中36,37は左、右側部フレーム
21,22の下端側に設けられ前記シートクッション側
のベースフレーム(共に図示せず)に枢支される枢支
部、38,39はこれら枢支部36,37とは異なる位
置で前記ベースフレーム側に回動可能に軸支された状態
で連結される連結アーム部で、これらの連結アーム部3
8,39が伸縮動作することにより、シートバック3が
前記枢支部36,37を回動中心としてシートクッショ
ンに対し傾動動作すると言う、所謂リクライニング動作
が行われる。
【0025】ここで、前記リクライニング機構34,3
5においてクロスフレーム23の下端側が固着されてい
る左側部フレーム22では、スクリューシャフト35a
の上端軸支用ボルト40が貫通して設けられると共にク
ロスフレーム23側に固定されている。従って、クロス
フレーム23に対し、シートベルト6に衝撃力が作用
し、巻取り用リトラクタ5を介して負荷が加わった時
に、この負荷を、シートベルト6のベルトガイド部25
が設けられている右側部フレーム21とは逆の左側部フ
レーム22側に伝わり、この左側部フレーム22側にお
いてリクライニング機構35を構成するスクリューシャ
フト35a、連結アーム部39を介してシートクッショ
ンフレーム側に逃がすことが可能となる。
【0026】尚、図中41は右側部フレーム21に対し
てのリクライニング機構34におけるスクリューシャフ
ト34aの上端部を軸支するボルトである。また、詳細
な図示は省略したが、シートクッションを構成するシー
トクッションフレームは、車室床面(図示せず)上で前
後動自在に支持する左、右一対をなすシートスライド機
構(図示せず)上に配設されることは周知の通りであ
る。
【0027】以上の構成による本発明に依れば、シート
バックフレーム20においてクロスフレーム23の内側
に背面側から配設した巻取り用リトラクタ5から引出さ
れるシートベルト6は、図1及び図2から明らかなよう
に、シートバックフレーム20の右側部フレーム21上
端側で上下動自在なヘッドレストフレーム24側に設け
られるベルトガイド部25を介してシート1前方に引出
され、シートベルト6の捻れ等が防止される。更に、こ
のような構成では、従来のようなリトラクタ取付け用の
ブラケットを省略し、直接クロスフレーム23内に組込
んで固定することが可能で、構成部品点数を省略し、シ
ートバックフレーム20の軽量化やコスト低減化を図る
ことができる。
【0028】また、シートベルト6に作用する衝撃荷重
による負荷は、ベルトガイド部25をシート1の下方に
引っ張るように作用すると共に、アンカー巻取り用リト
ラクタ5を持ち上げるように作用する。然し、このリト
ラクタ5への力は、シートバックフレーム20を構成す
るクロスフレーム23を介して、ベルトガイド部25を
有する側部フレーム21、リクライニング機構34とは
逆の側部フレーム22、その内部のリクライニング機構
35側に伝わり、このリクライニング機構35における
スクリューシャフト35a、連結アーム部39、更にシ
ートクッションフレーム(図示せず)等に分散して伝達
され、最終的には設置床面側に逃がすことが可能で、こ
れにより負荷力のスムーズな流れを得て、シートベルト
6側での負担を減らし、更にシートバックフレーム20
全体での強度面で有利となる。
【0029】また、上述した構成では、リトラクタ5を
クロスフレーム23内に組み込んでいるので、このクロ
スフレーム23の傾斜角度を大きくすることができ、こ
れによりシートバックフレーム20の強度を、より一層
向上させることができる。更に、このようなクロスフレ
ーム23内への組込み構造に依れば、リトラクタ5の配
設スペースを取る必要がなく、結果としてシートバック
フレーム20内でのスペースを確保し、その有効活用化
を図れると言う利点もある。
【0030】更には、ヘッドレスト4が上下動してもシ
ートベルト6の通る経路にはそれ程影響しないため、従
来のようにガーニッシュやパッドの形状等を変更する必
要が無いと言う利点もある。
【0031】尚、本発明は上述した実施例構造に限定さ
れず、シート1各部の形状、構造等を、必要に応じて適
宜変形、変更することは自由であり、シートベルト6を
始めとして、その特徴とする巻取り用リトラクタ5やベ
ルトガイド部25を有するヘッドレストフレーム24や
シートバックフレーム20等として、種々の変形例が考
えられることは容易に理解されよう。
【0032】また、本発明は上述したような車両用シー
トに限定されず、これに類する構成が必要とされるシー
トであれば適用して効果を発揮し得るものである。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るシート
ベルト付きシートに依れば、シートバックフレームにお
ける左、右側部フレーム間に、クロスフレームを傾斜さ
せて配設し、且つこのクロスフレーム内にシートベルト
の巻取り用リトラクタを組込んで配設すると共に、この
巻取り用リトラクタから引出されるシートベルトを、シ
ートバックフレームの一方の側部フレーム上端側で上下
動可能なヘッドレストフレームの一部に設けたベルトガ
イド部を介してシート前方に引出すように構成したの
で、簡単な構造であるにもかかわらず、以下に列挙する
種々優れた効果を奏する。
【0034】即ち、シートバックフレームのクロスフレ
ーム内側に巻取り用リトラクタを配設することにより、
この巻取り用リトラクタから引出されるシートベルト
を、シートバックフレームの一方の側部フレーム上端側
で上下動自在なヘッドレストフレームに設けられるベル
トガイド部を介してシート前方に引出すことにより、シ
ートベルトの捻れ等が防止されると共に、シートバック
フレーム構造を簡素化し、軽量化も図れ、更に全体の組
込みスペースの有効活用化も図れる。
【0035】更に、本発明に依れば、シートベルトに作
用する衝撃による負荷を、従来のようにリトラクタのみ
に集中させずに、シートバックフレームのクロスフレー
ム及びベルトガイド部を有する側とは逆の側部フレーム
やリクライニング機構に伝え、そのスクリューシャフト
等を介してシートクッションフレーム等に分散させて設
置床面側に逃がすことが可能で、衝撃力を分散して受け
ることができるために強度的に有利となる。
【0036】また、本発明に依れば、ヘッドレストが上
下動してもシートベルトの通る経路にはそれ程影響しな
いため、従来のようにガーニッシュやパッドの形状等を
変更する必要が無いと言う利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートベルト付きシートの一実施
例を示すシートバックフレームの要部を背面側から見た
概略斜視図。
【図2】本発明に係るシートベルト付きシートの一実施
例を示すフレーム構造のみを示す概略斜視図。
【図3】従来のシートベルト付きシートを示す概略斜視
図。
【図4】従来のシートベルト付きシートの概略側面図。
【符号の説明】
1 シートベルト付きの車両用シート 2 シートクッション 3 シートバック 5 シートベルト巻取り用リトラクタ 6 シートベルト 9 タング 10 バックル 20 シートバックフレーム 21 右側部フレーム 22 左側部フレーム 23 クロスフレーム 24 ヘッドレストフレーム 25 ベルトガイド部 30 電動モータ 31 取付けブラケット 34 リクライニング機構 34a スクリューシャフト 35 リクライニング機構 35a スクリューシャフト 36 枢支部 37 枢支部 38 連結アーム部 39 連結アーム部 40 ボルト 41 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートベルトの巻取り用リトラクタをシ
    ートバック内に配設すると共に、シートバック上端側の
    ベルトガイドを介してシート前方に引出されるシートベ
    ルトにシートクッションの一側部に設けたバックルに選
    択的に係止されるタングを挿通し、且つ該シートベルト
    先端をシートクッションの他側部に設けたベルト取付け
    部に連結しているシートベルト付きシートにおいて、
    前記シートバックフレームにおける左、右側部フレーム
    間に、クロスフレームを傾斜させて配設し、且つこのク
    ロスフレームの内側に前記巻取り用リトラクタを組込ん
    で配設すると共に、この巻取り用リトラクタから引出さ
    れるシートベルトを、シートバックフレームの一方の側
    部フレーム上端側で上下動可能なヘッドレストフレーム
    の一部に設けたベルトガイド部を介してシート前方に引
    出すように構成したことを特徴とするシートベルト付き
    シート。
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