JPH06305227A - 熱転写プリンタ - Google Patents
熱転写プリンタInfo
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- JPH06305227A JPH06305227A JP12216493A JP12216493A JPH06305227A JP H06305227 A JPH06305227 A JP H06305227A JP 12216493 A JP12216493 A JP 12216493A JP 12216493 A JP12216493 A JP 12216493A JP H06305227 A JPH06305227 A JP H06305227A
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- JP
- Japan
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- ribbon
- thermal transfer
- transfer ribbon
- ink
- thermal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱転写リボンがインク面をサーマルヘッドに
向けて装着した場合、プリント動作を実行せずサーマル
ヘッドの溶融インクの付着をなくし、サーマルヘッドの
破損を防止する。 【構成】 熱転写リボンのフィルム面またはインク面に
向けて発光しその反射光を受光して検知出力を出力する
センサからの出力を比較する電圧比較回路からなるリボ
ン表面識別手段をもうけ、このリボン表面識別手段から
の出力より熱転写リボンのフィルム面がサーマルヘッド
に対向しているかどうかをリボン装着判別手段(S1
2,S13)によって判別し、フィルム面がサーマルヘ
ッドと対向していると判断された場合のみプリントを動
作を実行できるようにする。
向けて装着した場合、プリント動作を実行せずサーマル
ヘッドの溶融インクの付着をなくし、サーマルヘッドの
破損を防止する。 【構成】 熱転写リボンのフィルム面またはインク面に
向けて発光しその反射光を受光して検知出力を出力する
センサからの出力を比較する電圧比較回路からなるリボ
ン表面識別手段をもうけ、このリボン表面識別手段から
の出力より熱転写リボンのフィルム面がサーマルヘッド
に対向しているかどうかをリボン装着判別手段(S1
2,S13)によって判別し、フィルム面がサーマルヘ
ッドと対向していると判断された場合のみプリントを動
作を実行できるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写リボンが使用済
みとなった場合未使用の熱転写リボンと交換する熱転写
プリンタに関する。
みとなった場合未使用の熱転写リボンと交換する熱転写
プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】図6に、従来の単色プリント用のライン
型熱転写プリンタの概略構成を示す。図において、1は
プリンタ本体カバーであり、20は表示器である。この
プリンタ本体カバー1の内部には、プリント手段30,
用紙搬送手段40,リボン走行手段50が設けられると
ともにリボンカセット52が着脱自在に設けられてい
る。
型熱転写プリンタの概略構成を示す。図において、1は
プリンタ本体カバーであり、20は表示器である。この
プリンタ本体カバー1の内部には、プリント手段30,
用紙搬送手段40,リボン走行手段50が設けられると
ともにリボンカセット52が着脱自在に設けられてい
る。
【0003】プリント手段30はサーマルヘッド32及
びプラテン33により構成されている。サーマルヘッド
32は、図示しないヘッド昇降手段によって昇降され
て、図6に図示する位置のプリント位置と、このプリン
ト位置より図中上方の待機位置とに選択的に位置決め保
持可能に設けられている。
びプラテン33により構成されている。サーマルヘッド
32は、図示しないヘッド昇降手段によって昇降され
て、図6に図示する位置のプリント位置と、このプリン
ト位置より図中上方の待機位置とに選択的に位置決め保
持可能に設けられている。
【0004】また、用紙搬送手段40は、前記プリント
手段30より用紙搬送方向上流に設けられた上流側搬送
ローラ42、前記プリント手段30より用紙搬送方向下
流に設けられた用紙搬送ローラ43ならびに各搬送ロー
ラ42,43およびプラテン33を同期的に回転駆動可
能な用紙送りモータ46等から構成されている。
手段30より用紙搬送方向上流に設けられた上流側搬送
ローラ42、前記プリント手段30より用紙搬送方向下
流に設けられた用紙搬送ローラ43ならびに各搬送ロー
ラ42,43およびプラテン33を同期的に回転駆動可
能な用紙送りモータ46等から構成されている。
【0005】また、リボン走行手段50は、リボンカセ
ット52に内蔵された未使用の熱転写リボン53が巻き
付けられた供給側リボンコア54と、この供給側リボン
コア54から引き出された未使用の熱転写リボン53を
サーマルヘッド32とプラテン33との間を通過させつ
つプリント手段30でプリントに使用された使用済み部
分を巻取るための巻取側リボンコア55と、この巻取側
リボンコア55を図示しないリボンドライブギア等を介
して回転させる熱転写リボンモータ56等から構成され
ている。 前記熱転写リボンは53は、表面の一方がポ
リエステルフィルムの面(フィルム面)53F、他方が
熱溶融性インクが塗布されている面(インク面)53I
となっていて、フィルム面53Fがサーマルヘッド32
と対向する向き、インク面53Iはプラテン33と対向
する向きにセットされている。
ット52に内蔵された未使用の熱転写リボン53が巻き
付けられた供給側リボンコア54と、この供給側リボン
コア54から引き出された未使用の熱転写リボン53を
サーマルヘッド32とプラテン33との間を通過させつ
つプリント手段30でプリントに使用された使用済み部
分を巻取るための巻取側リボンコア55と、この巻取側
リボンコア55を図示しないリボンドライブギア等を介
して回転させる熱転写リボンモータ56等から構成され
ている。 前記熱転写リボンは53は、表面の一方がポ
リエステルフィルムの面(フィルム面)53F、他方が
熱溶融性インクが塗布されている面(インク面)53I
となっていて、フィルム面53Fがサーマルヘッド32
と対向する向き、インク面53Iはプラテン33と対向
する向きにセットされている。
【0006】上記した熱転写プリンタを用いてプリント
する場合には、サーマルヘッド32を待機位置に位置決
めした状態で用紙送りモータ46を回転させて用紙搬入
経路47から送られた用紙Pを各搬送ローラ42,43
を用いて送り、頭出しを行う。用紙の頭出しを完了した
後、サーマルヘッド32をプリント位置に位置決めし
て、プリントを開始し、用紙Pの終端が検出されるまで
行う。
する場合には、サーマルヘッド32を待機位置に位置決
めした状態で用紙送りモータ46を回転させて用紙搬入
経路47から送られた用紙Pを各搬送ローラ42,43
を用いて送り、頭出しを行う。用紙の頭出しを完了した
後、サーマルヘッド32をプリント位置に位置決めし
て、プリントを開始し、用紙Pの終端が検出されるまで
行う。
【0007】この様な熱転写プリンタに用いる熱転写リ
ボン53は一度プリントに使用しインク面53Iのイン
クが消費された部分は繰り返し用いる事ができず、前記
供給側リボンコア54の熱転写リボン53が総て前記巻
取側リボンコア55に巻取られると熱転写リボン53の
交換が必要になる。そしてリボン交換は交換用の熱転写
リボン53としてロール状の熱転写リボン53が用意さ
れリボンカセット52は繰り返し使用する場合リボンカ
セット52に内蔵している熱転写リボン53のみを交換
するが、この時はプリンタ本体からカセットを取り出し
カセットを開き巻取側リボンコア55から使用済みの熱
転写リボン53を取り外し、供給側リボンコア54に交
換用の熱転写リボン53を装着して、その先端を巻取側
リボンコア55に巻き付けた後、両リボンコア54,5
5間の熱転写リボン53がサーマルヘッド32とプラテ
ン33との間に位置するようにしてリボンカセット52
をセットする。この時交換用の熱転写リボン53のイン
ク面53I,フィルム面53Fの確認は目視によって行
い、リボンカセット52をセットしたときフィルム面5
3F,インク面53Iが所定向きになっている。
ボン53は一度プリントに使用しインク面53Iのイン
クが消費された部分は繰り返し用いる事ができず、前記
供給側リボンコア54の熱転写リボン53が総て前記巻
取側リボンコア55に巻取られると熱転写リボン53の
交換が必要になる。そしてリボン交換は交換用の熱転写
リボン53としてロール状の熱転写リボン53が用意さ
れリボンカセット52は繰り返し使用する場合リボンカ
セット52に内蔵している熱転写リボン53のみを交換
するが、この時はプリンタ本体からカセットを取り出し
カセットを開き巻取側リボンコア55から使用済みの熱
転写リボン53を取り外し、供給側リボンコア54に交
換用の熱転写リボン53を装着して、その先端を巻取側
リボンコア55に巻き付けた後、両リボンコア54,5
5間の熱転写リボン53がサーマルヘッド32とプラテ
ン33との間に位置するようにしてリボンカセット52
をセットする。この時交換用の熱転写リボン53のイン
ク面53I,フィルム面53Fの確認は目視によって行
い、リボンカセット52をセットしたときフィルム面5
3F,インク面53Iが所定向きになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
に熱転写リボン53を交換しようとする場合、熱転写リ
ボン53のフィルム面53F,インク面53Iを区別す
ることは難しく、時として熱転写リボンのインク面53
Iをヘッドに対向した向きにして熱転写リボン53を装
着してしまう場合がある。この状態でプリントを開始す
ると、熱溶融性のインクがサーマルヘッド32と対面し
ているためサーマルヘッド32による発熱によってイン
クが溶融しサーマルヘッド32自体に溶着して、サーマ
ルヘッドを破損する虞がある。
に熱転写リボン53を交換しようとする場合、熱転写リ
ボン53のフィルム面53F,インク面53Iを区別す
ることは難しく、時として熱転写リボンのインク面53
Iをヘッドに対向した向きにして熱転写リボン53を装
着してしまう場合がある。この状態でプリントを開始す
ると、熱溶融性のインクがサーマルヘッド32と対面し
ているためサーマルヘッド32による発熱によってイン
クが溶融しサーマルヘッド32自体に溶着して、サーマ
ルヘッドを破損する虞がある。
【0009】本発明は、熱転写リボンの装着が間違えて
サーマルヘッド32にインク面53Iが対向するように
して装着された場合であってもサーマルヘッドの破損を
防止できる熱転写プリンタを提供する事を目的とする。
サーマルヘッド32にインク面53Iが対向するように
して装着された場合であってもサーマルヘッドの破損を
防止できる熱転写プリンタを提供する事を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、サーマルヘッ
ドと、このサーマルヘッドに対向するプラテンと、リボ
ン装着部に交換可能に装着され表面の一方がフィルム面
他方がインク面である熱転写リボンと、前記サーマルヘ
ッドとプラテンとの間に前記熱転写リボンおよび用紙を
導入するとともに、プリント制御手段により前記サーマ
ルヘッドを駆動して前記インク面のインクを前記用紙に
転写してプリントを行う熱転写プリンタにおいて、前記
熱転写リボンのインク面がプリントに使用されていない
部位に対応し、インク面およびフィルム面の少なくとも
一方に対向して設けられ、前記熱転写リボンの表面に向
けて光を照射するとともに熱転写リボンの表面からの反
射光を検知するセンサを有し、このセンサの検知出力に
基づき、前記センサに対向する熱転写リボンの表面が前
記インク面かフィルム面かを識別するリボン表面識別手
段と、このリボン表面識別手段の識別結果に基づいて、
前記熱転写リボンが前記サーマルヘッドにフィルム面を
対向して装着されているか否かを判別し、前記熱転写リ
ボンが前記サーマルヘッドにフィルム面を対向している
と判別したことを条件にして前記プリント制御手段の動
作を許可するリボン装着状態判別手段とを備えたことを
特徴とする。
ドと、このサーマルヘッドに対向するプラテンと、リボ
ン装着部に交換可能に装着され表面の一方がフィルム面
他方がインク面である熱転写リボンと、前記サーマルヘ
ッドとプラテンとの間に前記熱転写リボンおよび用紙を
導入するとともに、プリント制御手段により前記サーマ
ルヘッドを駆動して前記インク面のインクを前記用紙に
転写してプリントを行う熱転写プリンタにおいて、前記
熱転写リボンのインク面がプリントに使用されていない
部位に対応し、インク面およびフィルム面の少なくとも
一方に対向して設けられ、前記熱転写リボンの表面に向
けて光を照射するとともに熱転写リボンの表面からの反
射光を検知するセンサを有し、このセンサの検知出力に
基づき、前記センサに対向する熱転写リボンの表面が前
記インク面かフィルム面かを識別するリボン表面識別手
段と、このリボン表面識別手段の識別結果に基づいて、
前記熱転写リボンが前記サーマルヘッドにフィルム面を
対向して装着されているか否かを判別し、前記熱転写リ
ボンが前記サーマルヘッドにフィルム面を対向している
と判別したことを条件にして前記プリント制御手段の動
作を許可するリボン装着状態判別手段とを備えたことを
特徴とする。
【0011】
【作用】この発明によれば、リボン表面識別手段がセン
サの出力するセンサに対向する熱転写リボンの表面に応
じた検知出力に基づいてセンサに対向する熱転写リボン
の表面がフィルム面かインク面かを識別し、そして前記
リボン表面識別手段の識別結果に基づいて、リボン装着
状態判別手段が、前記センサの前記サーマルヘッドと熱
転写リボンとの相対位置関係から前記サーマルヘッドに
対向する熱転写リボンの表面を判別して、フィルム面で
あると判別したことを条件にしてプリント制御手段の動
作を許可するので、インク面がサーマルヘッドに対向し
て熱転写リボンが装着されている場合はプリント制御手
段が非動作となり、サーマルヘッドが発熱するインク面
のインクが溶融してサーマルヘッドに付着することがな
い。
サの出力するセンサに対向する熱転写リボンの表面に応
じた検知出力に基づいてセンサに対向する熱転写リボン
の表面がフィルム面かインク面かを識別し、そして前記
リボン表面識別手段の識別結果に基づいて、リボン装着
状態判別手段が、前記センサの前記サーマルヘッドと熱
転写リボンとの相対位置関係から前記サーマルヘッドに
対向する熱転写リボンの表面を判別して、フィルム面で
あると判別したことを条件にしてプリント制御手段の動
作を許可するので、インク面がサーマルヘッドに対向し
て熱転写リボンが装着されている場合はプリント制御手
段が非動作となり、サーマルヘッドが発熱するインク面
のインクが溶融してサーマルヘッドに付着することがな
い。
【0012】また、リボン表面識別手段を一対設けた場
合、これらセンサが出力するそれぞれのセンサに対向す
る熱転写リボンの表面に応じた検知出力に基づいてそれ
ぞれのセンサに対向する熱転写リボンの表面がフィルム
面かインク面かを識別し、そして前記リボン表面識別手
段の識別結果に基づいて、リボン装着状態判別手段が、
前記センサの前記サーマルヘッドと熱転写リボンとの相
対位置関係から前記サーマルヘッドに対向する熱転写リ
ボンの表面を判別して、フィルム面であると判別したこ
とを条件にしてプリント制御手段の動作を許可するの
で、インク面がサーマルヘッドに対向して熱転写リボン
が装着されている場合はプリント制御手段が非動作とな
り、サーマルヘッドが発熱せずインク面のインクが溶融
してサーマルヘッドに付着することはない。
合、これらセンサが出力するそれぞれのセンサに対向す
る熱転写リボンの表面に応じた検知出力に基づいてそれ
ぞれのセンサに対向する熱転写リボンの表面がフィルム
面かインク面かを識別し、そして前記リボン表面識別手
段の識別結果に基づいて、リボン装着状態判別手段が、
前記センサの前記サーマルヘッドと熱転写リボンとの相
対位置関係から前記サーマルヘッドに対向する熱転写リ
ボンの表面を判別して、フィルム面であると判別したこ
とを条件にしてプリント制御手段の動作を許可するの
で、インク面がサーマルヘッドに対向して熱転写リボン
が装着されている場合はプリント制御手段が非動作とな
り、サーマルヘッドが発熱せずインク面のインクが溶融
してサーマルヘッドに付着することはない。
【0013】
(第1の実施例)本発明の第1の実施例を図1から図3
に基づき説明する。図1は第1の実施例の熱転写プリン
タの機械的内部構成を示すもので、前述の図6に示した
従来の熱転写プリンタと同一の構成要素には同一符号を
付し、詳細な説明を省略する。この熱転写プリンタは図
6に示すものと同一のプリンタ本体カバー1、表示器2
0、プリント手段30、用紙搬送手段40、リボン走行
手段50、リボンカセット52等で構成されている。前
記リボンカセット52には熱転写リボン53が交換可能
に装着されていて、そのフィルム面53Fがサーマルヘ
ッド32に、インク面53Iがプラテン33に対向して
いる。次にこの熱転写プリンタには前述の従来例にはな
い一対のセンサが設けられている。この一対のセンサは
前記リボンカセット52の供給側リボンコア54と前記
サーマルヘッド32の間に張設される熱転写リボン53
をはさんでそれぞれの転写リボンのそれぞれの表面に対
向して設置され熱転写リボン53から見て前記サーマル
ヘッド32側の位置に設置された第1のリボン表面セン
サ18Aと、この第1のリボン表面センサ18Aとは前
記熱転写リボン53をはさんで反対側の位置に設置され
ている第2のリボン表面センサ18Bで構成されてい
る。前記リボン表面センサ18A,18Bは対向する熱
転写リボン53の表面に光を照射するとともに前記表面
からの反射光を検知し、反射光に応じた検知出力を出力
するものである。
に基づき説明する。図1は第1の実施例の熱転写プリン
タの機械的内部構成を示すもので、前述の図6に示した
従来の熱転写プリンタと同一の構成要素には同一符号を
付し、詳細な説明を省略する。この熱転写プリンタは図
6に示すものと同一のプリンタ本体カバー1、表示器2
0、プリント手段30、用紙搬送手段40、リボン走行
手段50、リボンカセット52等で構成されている。前
記リボンカセット52には熱転写リボン53が交換可能
に装着されていて、そのフィルム面53Fがサーマルヘ
ッド32に、インク面53Iがプラテン33に対向して
いる。次にこの熱転写プリンタには前述の従来例にはな
い一対のセンサが設けられている。この一対のセンサは
前記リボンカセット52の供給側リボンコア54と前記
サーマルヘッド32の間に張設される熱転写リボン53
をはさんでそれぞれの転写リボンのそれぞれの表面に対
向して設置され熱転写リボン53から見て前記サーマル
ヘッド32側の位置に設置された第1のリボン表面セン
サ18Aと、この第1のリボン表面センサ18Aとは前
記熱転写リボン53をはさんで反対側の位置に設置され
ている第2のリボン表面センサ18Bで構成されてい
る。前記リボン表面センサ18A,18Bは対向する熱
転写リボン53の表面に光を照射するとともに前記表面
からの反射光を検知し、反射光に応じた検知出力を出力
するものである。
【0014】図2は、本発明の前記第1の実施例にかか
る熱転写プリンタの電気的ブロック図で、10は制御部
本体を構成するCPU(中央処理装置)である。そして
このCPU10にバスライン11を介して、各種の制御
プログラム等が予め記憶されているROM(リード・オ
ンリー・メモリ)12、プリントされる画像データ等が
一時的に記憶されるRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)13、前記表示器20を制御する表示駆動回路1
4、上位装置とを接続するためのプリンタインターフェ
ース15、前記第1のリボン表面センサ18A,前記第
2のリボン表面センサ18Bの検知出力が入力され両検
知出力を比較する電圧比較回路16、前記サーマルヘッ
ド32を駆動制御させるためのヘッド駆動回路31、前
記用紙送り(PF)モータ46を駆動制御させるための
用紙送りモータ駆動回路41、前記熱転写リボンモータ
56を駆動制御させるための熱転写リボン駆動回路51
等が接続されている。また、電圧比較回路16、第1の
リボン表面センサ18A、第2のリボン表面センサ18
Bをもって熱転写リボン表面識別手段を構成している。
る熱転写プリンタの電気的ブロック図で、10は制御部
本体を構成するCPU(中央処理装置)である。そして
このCPU10にバスライン11を介して、各種の制御
プログラム等が予め記憶されているROM(リード・オ
ンリー・メモリ)12、プリントされる画像データ等が
一時的に記憶されるRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)13、前記表示器20を制御する表示駆動回路1
4、上位装置とを接続するためのプリンタインターフェ
ース15、前記第1のリボン表面センサ18A,前記第
2のリボン表面センサ18Bの検知出力が入力され両検
知出力を比較する電圧比較回路16、前記サーマルヘッ
ド32を駆動制御させるためのヘッド駆動回路31、前
記用紙送り(PF)モータ46を駆動制御させるための
用紙送りモータ駆動回路41、前記熱転写リボンモータ
56を駆動制御させるための熱転写リボン駆動回路51
等が接続されている。また、電圧比較回路16、第1の
リボン表面センサ18A、第2のリボン表面センサ18
Bをもって熱転写リボン表面識別手段を構成している。
【0015】次に、前記第1のリボンセンサ18A、前
記第2のリボンセンサ18Bが定格5ボルトである場合
の検知出力の実測値について説明する。熱転写リボン5
3のフィルム面53Fに対向している第1のリボン表面
センサ18Aの出力電圧は1.7ボルトから2.3ボル
トの間の結果が得られた。またインク面53Iに対向し
ている第2のリボン表面センサ18Bの出力電圧は0.
7ボルトから1.3ボルトの間の結果が得られた。実験
の結果から明らかの様にフィルム面53Fとインク面5
3Iとではフィルム面53Fからの反射光の方が高い結
果が得られているが、これはインク面53Iでは第2の
リボン表面センサ18Bから反射される光がインクに吸
収された為である。
記第2のリボンセンサ18Bが定格5ボルトである場合
の検知出力の実測値について説明する。熱転写リボン5
3のフィルム面53Fに対向している第1のリボン表面
センサ18Aの出力電圧は1.7ボルトから2.3ボル
トの間の結果が得られた。またインク面53Iに対向し
ている第2のリボン表面センサ18Bの出力電圧は0.
7ボルトから1.3ボルトの間の結果が得られた。実験
の結果から明らかの様にフィルム面53Fとインク面5
3Iとではフィルム面53Fからの反射光の方が高い結
果が得られているが、これはインク面53Iでは第2の
リボン表面センサ18Bから反射される光がインクに吸
収された為である。
【0016】続いて図3を用いて第1実施例の制御につ
いて説明する。プリントの指令があるまで待機状態にな
っている(S11)。プリンタインターフェース15を
介して上位装置よりプリント指令があると、第1のリボ
ン表面センサ18Aが出力する検知出力(出力電圧値:
V1)と、第2のリボン表面センサ18Bが出力する検
知出力(出力電圧値:V2)とが入力されている前記電
圧比較回路16から出力される識別結果であるデータ値
を読みとる(S12)。このデータ値はV1>V2の場
合「1」、V1≦V2の場合「0」であり、例えばデー
タ値「1」は前記第1のリボン表面センサ18Aに熱転
写リボン53のフィルム面53Fが対向している事を識
別している。次に前記データ値に基づいてフィルム面5
3Fがサーマルヘッドに対向しているかどうかを判断す
る。(S13)。ここで前記データが「1」であれば前
記第1のリボン表面センサが18Aにフィルム面53F
が対向しているので、熱転写リボンのフィルム面53F
がサーマルヘッド32に対向する向きで装着されている
ことになる。これは正しい装着であり、この場合はプリ
ント制御手段であるS14に移行して、サーマルヘッド
32などを制御してプリントを行う。プリントが終了す
ると再びS11に戻り、次のプリント指令があるまで待
機する。また、S13でデータ値が「0」であれば熱転
写リボンのインク面53Iがサーマルヘッド32と対向
する向きで装着されている事になる。これは正しい装着
とは逆であり、このままプリントを実行するとサーマル
ヘッド32に溶融したインクが付着する事になるのでS
15に移行してプリントを実行しない。S15では熱転
写リボンの表裏が逆に装着してある事を知らせるため、
表示駆動回路14にエラーである旨のメッセージ出力の
指令を出す。
いて説明する。プリントの指令があるまで待機状態にな
っている(S11)。プリンタインターフェース15を
介して上位装置よりプリント指令があると、第1のリボ
ン表面センサ18Aが出力する検知出力(出力電圧値:
V1)と、第2のリボン表面センサ18Bが出力する検
知出力(出力電圧値:V2)とが入力されている前記電
圧比較回路16から出力される識別結果であるデータ値
を読みとる(S12)。このデータ値はV1>V2の場
合「1」、V1≦V2の場合「0」であり、例えばデー
タ値「1」は前記第1のリボン表面センサ18Aに熱転
写リボン53のフィルム面53Fが対向している事を識
別している。次に前記データ値に基づいてフィルム面5
3Fがサーマルヘッドに対向しているかどうかを判断す
る。(S13)。ここで前記データが「1」であれば前
記第1のリボン表面センサが18Aにフィルム面53F
が対向しているので、熱転写リボンのフィルム面53F
がサーマルヘッド32に対向する向きで装着されている
ことになる。これは正しい装着であり、この場合はプリ
ント制御手段であるS14に移行して、サーマルヘッド
32などを制御してプリントを行う。プリントが終了す
ると再びS11に戻り、次のプリント指令があるまで待
機する。また、S13でデータ値が「0」であれば熱転
写リボンのインク面53Iがサーマルヘッド32と対向
する向きで装着されている事になる。これは正しい装着
とは逆であり、このままプリントを実行するとサーマル
ヘッド32に溶融したインクが付着する事になるのでS
15に移行してプリントを実行しない。S15では熱転
写リボンの表裏が逆に装着してある事を知らせるため、
表示駆動回路14にエラーである旨のメッセージ出力の
指令を出す。
【0017】(第2の実施例)本発明の第2の実施例を
図4と図5に基づき説明する。本実施例の機械的内部機
構は、前述した図1において第2の表面センサ18Bを
省略し、第1のリボン表面センサ18Aのみとしたもの
で、その他の構成は同一であるため図面及び詳細な説明
は省略する。
図4と図5に基づき説明する。本実施例の機械的内部機
構は、前述した図1において第2の表面センサ18Bを
省略し、第1のリボン表面センサ18Aのみとしたもの
で、その他の構成は同一であるため図面及び詳細な説明
は省略する。
【0018】図4は、本発明の第2の実施例にかかる熱
転写プリンタの電気的ブロック図で、10は制御部本体
を構成するCPU(中央処理装置)である。そしてこの
CPU10にバスライン11を介して、前記熱転写リボ
ン53のフィルム面53Fを前記熱転写リボン表面セン
サ28によって測定される電圧の下限値よりも低く且つ
前記熱転写リボン53のインク面53Iを前記熱転写リ
ボン表面センサ28によって測定される電圧の上限値よ
りも高い任意の基準電圧値が記憶されている基準電圧記
憶部12Aを含む各種の制御プログラム等が予め記憶さ
れている各種記憶部が形成されたROM12、第1のリ
ボン表面センサ18Aが接続されその検知出力が入力さ
れて装着されている熱転写リボンの表裏を判断する為の
電圧比較回路16、前記基準電圧記憶部12Aに記憶さ
れている基準電圧値をアナログデータに変換し、前記電
圧比較回路16に入力されるD/A(デジタル・アナロ
グ)変換器17が接続されている。またバスライン11
には前記第1の実施例と同様にRAM13、表示駆動回
路14プリンタインターフェース15、ヘッド駆動回路
31モータ駆動回路41、熱転写駆動回路51等が接続
されている。そして前記D/A変換器17の出力は前記
電圧比較回路16に入力されている。また、電圧比較回
路16、D/A変換器17、第1のリボン表面センサ1
8Aがリボン表面識別手段を構成するものである。な
お、図2に示した構成要素と同一のものについては同一
の符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
転写プリンタの電気的ブロック図で、10は制御部本体
を構成するCPU(中央処理装置)である。そしてこの
CPU10にバスライン11を介して、前記熱転写リボ
ン53のフィルム面53Fを前記熱転写リボン表面セン
サ28によって測定される電圧の下限値よりも低く且つ
前記熱転写リボン53のインク面53Iを前記熱転写リ
ボン表面センサ28によって測定される電圧の上限値よ
りも高い任意の基準電圧値が記憶されている基準電圧記
憶部12Aを含む各種の制御プログラム等が予め記憶さ
れている各種記憶部が形成されたROM12、第1のリ
ボン表面センサ18Aが接続されその検知出力が入力さ
れて装着されている熱転写リボンの表裏を判断する為の
電圧比較回路16、前記基準電圧記憶部12Aに記憶さ
れている基準電圧値をアナログデータに変換し、前記電
圧比較回路16に入力されるD/A(デジタル・アナロ
グ)変換器17が接続されている。またバスライン11
には前記第1の実施例と同様にRAM13、表示駆動回
路14プリンタインターフェース15、ヘッド駆動回路
31モータ駆動回路41、熱転写駆動回路51等が接続
されている。そして前記D/A変換器17の出力は前記
電圧比較回路16に入力されている。また、電圧比較回
路16、D/A変換器17、第1のリボン表面センサ1
8Aがリボン表面識別手段を構成するものである。な
お、図2に示した構成要素と同一のものについては同一
の符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
【0019】続いて、図5を用いて第2の実施例の制御
について説明する。プリントの指令があるまで待機状態
になっている(S21)。インターフェース15を介し
て上位装置からプリント指令があると、ROM12の基
準記憶部12Aに記憶されている基準電圧値をD/A変
換器17に転送しそのデータをアナログ値に変換して前
記電圧比較回路16に入力する(S22)。ここでの基
準電圧値は前述した検知出力のフィルム面の場合の中間
値例えば1.5ボルトとする。次に、電圧比較回路16
からの出力データを読み取る(S23)。電圧比較回路
16は前記基準電圧値と第1のリボン表面センサ18A
の検知出力の電圧値が入力されていて、その二つの入力
を比較した結果を識別結果としデータ値「1」または
「0」を出力する。データ値「1」は第1のリボン表面
センサ18Aに熱転写リボン53のフィルム面53F
が、データ値「0」は同じくインク面53Iが対向して
いると識別しているものである。次に読みとったデータ
値に基づいて前記サーマルヘッド32に熱転写リボン5
3のフィルム面53Fまたは53Iが対向しているかど
うかの判別をする。(S24)。ここで前記データ値が
「1」であれば前記サーマルヘッド32は第1のリボン
表面センサ18Aと前記熱転写リボン53の同一表面側
に配列しているので、サーマルヘッド32にはフィルム
面53Fが対向しているものと判別する。これは正しい
装着であるのでS25に移行し、プリント制御手段を動
作させプリントを行う。プリントが終了すると再びS2
1に戻り、次のプリントの指令あるまで待機する。ま
た、前記S24で読み取ったデータ値が「0」であるな
らば、熱転写リボン53のインク面53Iがサーマルヘ
ッド32と対向する向きで装着されている事になる。こ
れは正しい装着とは逆であり、このままプリントを実行
するとサーマルヘッド32に溶融したインクが付着する
事になるのでS25に移行せずS26に移行しプリント
制御手段を動作せずに熱転写リボン53の表裏が逆に装
着してある事を知らせるため、表示駆動回路14にエラ
ーである旨のメッセージ出力の指令を出す。
について説明する。プリントの指令があるまで待機状態
になっている(S21)。インターフェース15を介し
て上位装置からプリント指令があると、ROM12の基
準記憶部12Aに記憶されている基準電圧値をD/A変
換器17に転送しそのデータをアナログ値に変換して前
記電圧比較回路16に入力する(S22)。ここでの基
準電圧値は前述した検知出力のフィルム面の場合の中間
値例えば1.5ボルトとする。次に、電圧比較回路16
からの出力データを読み取る(S23)。電圧比較回路
16は前記基準電圧値と第1のリボン表面センサ18A
の検知出力の電圧値が入力されていて、その二つの入力
を比較した結果を識別結果としデータ値「1」または
「0」を出力する。データ値「1」は第1のリボン表面
センサ18Aに熱転写リボン53のフィルム面53F
が、データ値「0」は同じくインク面53Iが対向して
いると識別しているものである。次に読みとったデータ
値に基づいて前記サーマルヘッド32に熱転写リボン5
3のフィルム面53Fまたは53Iが対向しているかど
うかの判別をする。(S24)。ここで前記データ値が
「1」であれば前記サーマルヘッド32は第1のリボン
表面センサ18Aと前記熱転写リボン53の同一表面側
に配列しているので、サーマルヘッド32にはフィルム
面53Fが対向しているものと判別する。これは正しい
装着であるのでS25に移行し、プリント制御手段を動
作させプリントを行う。プリントが終了すると再びS2
1に戻り、次のプリントの指令あるまで待機する。ま
た、前記S24で読み取ったデータ値が「0」であるな
らば、熱転写リボン53のインク面53Iがサーマルヘ
ッド32と対向する向きで装着されている事になる。こ
れは正しい装着とは逆であり、このままプリントを実行
するとサーマルヘッド32に溶融したインクが付着する
事になるのでS25に移行せずS26に移行しプリント
制御手段を動作せずに熱転写リボン53の表裏が逆に装
着してある事を知らせるため、表示駆動回路14にエラ
ーである旨のメッセージ出力の指令を出す。
【0020】 本第2の実施例では基準電圧値はRO
M12の基準電圧記憶部12Aに予め記憶されている
が、転写フィルム53の種類によってフィルム面53F
の反射率が異なり第1の熱転写リボン表面センサ18A
の出力が異なってくる事が考えられるので、プリンタイ
ンターフェース15を介して上位装置より基準電圧値を
RAM13に設定可能とする構成にしても良い。なお、
第1の実施例では転写リボン53の両面に設けたセンサ
18A,18Bの検出によってフィルム面53Fを識別
しているので上記のようにフィルム面53Fの反射率に
影響されることなくフィルム装着状態の識別が可能であ
る。また、本第2の実施例ではセンサとしてはサーマル
ヘッド32側に設置した第1のリボン表面センサ18A
ではあるが、これを図1に示す第2のリボン表面センサ
18Bのように熱転写リボン53から見てプラテン33
側に設置し電圧比較回路16が出力するデータ値が
「0」の場合、熱転写リボン53のインク面53Iがプ
ラテン33と対向する向きに装着されていると判別し、
プリントを実行させるような制御を行わせてもよい。
M12の基準電圧記憶部12Aに予め記憶されている
が、転写フィルム53の種類によってフィルム面53F
の反射率が異なり第1の熱転写リボン表面センサ18A
の出力が異なってくる事が考えられるので、プリンタイ
ンターフェース15を介して上位装置より基準電圧値を
RAM13に設定可能とする構成にしても良い。なお、
第1の実施例では転写リボン53の両面に設けたセンサ
18A,18Bの検出によってフィルム面53Fを識別
しているので上記のようにフィルム面53Fの反射率に
影響されることなくフィルム装着状態の識別が可能であ
る。また、本第2の実施例ではセンサとしてはサーマル
ヘッド32側に設置した第1のリボン表面センサ18A
ではあるが、これを図1に示す第2のリボン表面センサ
18Bのように熱転写リボン53から見てプラテン33
側に設置し電圧比較回路16が出力するデータ値が
「0」の場合、熱転写リボン53のインク面53Iがプ
ラテン33と対向する向きに装着されていると判別し、
プリントを実行させるような制御を行わせてもよい。
【0021】第1の実施例と第2の実施例双方とも各プ
リント起動毎に熱転写リボン53の装着状態の判別を行
っている。このため熱転写リボン53の交換を電源をO
N状態のままで行った後のプリントでも前記判別を行な
う事により不正確の装着ならばエラーメッセージを表示
が可能なので、電源ON時のみに行う場合よりも大きな
効果を生じる。また、電圧比較回路16に入力されるデ
ータをアナログデータとしたが、熱転写リボンの表裏を
測るセンサからの出力電圧をアナログ・デジタル変換器
に入力し、電圧比較回路16にデジタルデータを入力さ
せるようにしても良い。更に、第1のリボン表面センサ
18A,第2のリボン表面センサ18Bを熱転写リボン
53の走行方向のサーマルヘッド32の上流側に設置し
たが熱転写リボンの両側部位でプリント使用されない領
域があればサーマルヘッド32の下流側でも良い。
リント起動毎に熱転写リボン53の装着状態の判別を行
っている。このため熱転写リボン53の交換を電源をO
N状態のままで行った後のプリントでも前記判別を行な
う事により不正確の装着ならばエラーメッセージを表示
が可能なので、電源ON時のみに行う場合よりも大きな
効果を生じる。また、電圧比較回路16に入力されるデ
ータをアナログデータとしたが、熱転写リボンの表裏を
測るセンサからの出力電圧をアナログ・デジタル変換器
に入力し、電圧比較回路16にデジタルデータを入力さ
せるようにしても良い。更に、第1のリボン表面センサ
18A,第2のリボン表面センサ18Bを熱転写リボン
53の走行方向のサーマルヘッド32の上流側に設置し
たが熱転写リボンの両側部位でプリント使用されない領
域があればサーマルヘッド32の下流側でも良い。
【0022】
【発明の効果】リボン装着状態判別手段が熱転写リボン
のフィルム面が正しい向きであることを判別したことを
条件としてプリントを行うので熱転写リボンが正しい装
着状態でないときにサーマルヘッドが駆動されてサーマ
ルヘッドに溶融したインクが付着することがなくなりヘ
ッドの破損を防止する事ができる。
のフィルム面が正しい向きであることを判別したことを
条件としてプリントを行うので熱転写リボンが正しい装
着状態でないときにサーマルヘッドが駆動されてサーマ
ルヘッドに溶融したインクが付着することがなくなりヘ
ッドの破損を防止する事ができる。
【図1】本発明第1の実施例の熱転写プリンタの内部構
成を説明する図である。
成を説明する図である。
【図2】本発明第1の実施例の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】本発明第1の実施例の制御を示すフローチャー
ト。
ト。
【図4】本発明第2の実施例の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】本発明第2の実施例の制御を示すフローチャー
ト。
ト。
【図6】従来の熱転写プリンタの熱転写プリンタの内部
構成を説明する図である。
構成を説明する図である。
10 CPU 11 ROM 16 電圧比較回路(リボン表面識別手段) 17 D/A変換器(リボン表面識別手段) 18A 第1のリボン表面センサ(センサ) 18B 第2のリボン表面センサ(センサ) 30 プリント手段 32 サーマルヘッド 33 プラテン 40 用紙搬送手段 46 用紙搬送モータ 50 リボン走行手段 53 熱転写リボン 53F フィルム面 53I インク面 56 熱転写リボンモータ S12,S13,S23,S24 リボン装着状態判別
手段 S14,S15 プリント制御手段
手段 S14,S15 プリント制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 サーマルヘッドと、このサーマルヘッド
に対向するプラテンと、リボン装着部に交換可能に装着
され表面の一方がフィルム面他方がインク面である熱転
写リボンと、前記サーマルヘッドとプラテンとの間に前
記熱転写リボンおよび用紙を導入するとともに、プリン
ト制御手段により前記サーマルヘッドを駆動して前記イ
ンク面のインクを前記用紙に転写してプリントを行う熱
転写プリンタにおいて、 前記熱転写リボンのインク面がプリントに使用されてい
ない部位に対応し、インク面およびフィルム面の少なく
とも一方に対向して設けられ、前記熱転写リボンの表面
に向けて光を照射するとともに熱転写リボンの表面から
の反射光を検知するセンサを有し、このセンサの検知出
力に基づき、前記センサに対向する熱転写リボンの表面
が前記インク面かフィルム面かを識別するリボン表面識
別手段と、 このリボン表面識別手段の識別結果に基づいて、前記熱
転写リボンが前記サーマルヘッドにフィルム面を対向し
て装着されているか否かを判別し、前記熱転写リボンが
前記サーマルヘッドにフィルム面を対向していると判別
したことを条件にして前記プリント制御手段の動作を許
可するリボン装着状態判別手段とを備えたことを特徴と
する熱転写プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12216493A JPH06305227A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 熱転写プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12216493A JPH06305227A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 熱転写プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06305227A true JPH06305227A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14829172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12216493A Withdrawn JPH06305227A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 熱転写プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06305227A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008018553A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Sato Corp | 熱転写プリンタおよびそのインクリボンの自動判別方法 |
-
1993
- 1993-04-27 JP JP12216493A patent/JPH06305227A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008018553A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Sato Corp | 熱転写プリンタおよびそのインクリボンの自動判別方法 |
JP4745903B2 (ja) * | 2006-07-11 | 2011-08-10 | 株式会社サトー | 熱転写プリンタおよびそのインクリボンの自動判別方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |