JPH0630518Y2 - ラジエータの吸気構造 - Google Patents

ラジエータの吸気構造

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JPH0630518Y2
JPH0630518Y2 JP7081988U JP7081988U JPH0630518Y2 JP H0630518 Y2 JPH0630518 Y2 JP H0630518Y2 JP 7081988 U JP7081988 U JP 7081988U JP 7081988 U JP7081988 U JP 7081988U JP H0630518 Y2 JPH0630518 Y2 JP H0630518Y2
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JP
Japan
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radiator
intake
partition wall
intake port
guide frame
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7081988U
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English (en)
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JPH01173021U (ja
Inventor
賢二 松田
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 ボンネット内に竪置きされたラジエータの吸気面側に一
対のガイド枠を平行配備し、これらのガイド枠に沿って
防塵網を挿抜自在に取り付けてあるラジエータの吸気構
造に関する。
〔従来の技術〕
かかるラジエータの吸気構造としては、実開昭60-5926
号公報に開示されているように、ラジエータの左右及び
上辺部に枠体を固定してこれらの枠体の外周にスポンジ
などのシール材を接着し、ボンネットとの隙間を埋めて
ある。そうすることによって、ラジエータとボンネット
との隙間を通って空気が前方から後方へ逆流するのを遮
断し、ラジエータが暖気を再び吸い込まないようにして
ある。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記で引例に挙げたような吸気構造の場合、スポンジの
張り付け加工に手数を要し、組立作業性が低いものとな
っていた。その上、ラジエータの熱が枠体を介してシー
ル材に伝導してその接着部を劣化させ、剥離を助長する
問題があった。
本考案では、このような実情に鑑み、暖気遮断用のシー
ル材の取り付けを容易に行え、しかも剥離してくること
がないようにすることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、防塵網の吸気面側に隔壁を立設配
備し、この隔壁に形成された矩形の吸気口の周縁をラジ
エータ側に折出し、前記ガイド枠に沿った方向の折出し
縁部に、前記ガイド枠に密着する弾性シール材を嵌合止
着するとともに、前記防塵網の挿抜方向両端に設けた補
強枠を前記吸気口の他の折出し縁部に当てつけ支持させ
るように構成してある点にあり、その作用・効果は次の
通りである。
〔作用〕
つまり、防塵網の吸気面側に立設配備された隔壁に矩形
の吸気口が形成してあり、その周縁をラジエータ側に折
出してある。そして前記ガイド枠に沿った方向の折出し
縁部を利用して弾性シール材を嵌合止着し、この弾性シ
ール材を前記ガイド枠に密着させることによって、ラジ
エータの左右とボンネットとの隙間を通って暖気が逆流
するのを遮断する。また、防塵網の挿抜方向両端に設け
られた補強枠を前記吸気口の他の折出し縁部に当てつけ
支持させることによって、ラジエータの上下とボンネッ
トとの隙間を通って暖気が逆流するのを遮断する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、弾性シール材を接着剤を使用せず、折
出し縁部を利用して嵌合止着しているだけなので、取り
付けが容易である上に熱によって剥離してくることがな
くなる。しかも、隔壁の折出し縁部や防塵網の補強枠を
利用することで極力簡単な構造となっているのである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図に、芝刈り用のモーア(M)を装着したトラクタが
示されている。このトラクタは、運転部(A)の前方のボ
ンネット(1)内にエンジン(E)を収納した一般的な構造を
しており、操縦塔(2)の吸気口(3)から吸い込んだ外気を
ボンネット(1)内を通して前面から排気する冷却構造を
とっている。
第1図に示すように、前記操縦塔(2)は、コストダウン
のために計器盤部分(2a)も含めて樹脂による一体成型品
となっている。各種計器類(4)や表示ランプ類(5)などは
内側から計器盤部分(2a)に直に取り付けてある。
第2図及び第3図に示すように、前記エンジン(E)の後
方にはラジエータ(6)を竪置き姿勢で配置してあり、こ
のラジエータ(6)の後の吸気面側に左右一対のガイド枠
(7)を平行配備してある。そしてラジエータ(6)との間に
形成された隙間にこれらのガイド枠(7)に沿わせて防塵
網(8)を上から挿入してある。また、この防塵網(8)の後
の吸気面側に隔壁(9)を立設配備してある。尚、防塵網
(8)の挿抜はボンネット(1)の解放状態で行う。
前記隔壁(9)には、矩形の吸気口(10)を形成してあり、
この吸気口(10)の周縁をラジエータ(6)側に折出してあ
る。そしてガイド枠(7)に沿った左右の折出し縁部(9a),
(9b)に、弾性シール材の一例であるゴムチューブ(11)を
嵌合止着し、これらのゴムチューブ(11)がガイド枠(7)
の後面に密着するようにしてある。
前記防塵網(8)の上下両辺部には把手となる上部補強枠
(12A)と、塵受板にもなる下部補強枠(12B)とを設けてあ
る。そして、防塵網(8)の挿入状態において上部補強枠
(12A)が上の折出し縁部(9c)に、下部補強枠(12B)が下の
折出し縁部(9d)に載置されるようになっている。
本実施例において弾性シール材として密着度の高いゴム
チューブ(11)を使用しているが、他の材質・形状のもの
を使用してもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にするために符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るラジエータの吸気構造の実施例を示
し、第1図はボンネット内の縦断側面図、第2図はラジ
エータと隔壁間の横断平面図、第3図は分解斜視図、第
4図はトラクタの側面図である。 (1)……ボンネット、(6)……ラジエータ、 (7)……ガイド枠、(8)……防塵網、(9)……隔壁、(9a),
(9b),(9c),(9d)……縁部、(10)……吸気口、(11)……弾
性シール材、 (12a),(12b)……補強枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボンネット(1)内に竪置きされたラジエー
    タ(6)の吸気面側に一対のガイド枠(7)を平行配備し、こ
    れらのガイド枠(7)に沿って防塵網(8)を挿抜自在に取り
    付けてあるラジエータの吸気構造であって、前記防塵網
    (8)の吸気面側に隔壁(9)を立設配備し、この隔壁(9)に
    形成された矩形の吸気口(10)の周縁をラジエータ(6)側
    に折出し、前記ガイド枠(7)に沿った方向の折出し縁部
    (9a),(9b)に、前記ガイド枠(7)に密着する弾性シール材
    (11)を嵌合止着するとともに、前記防塵網(8)の挿抜方
    向両端に設けた補強枠(12A),(12B)を前記吸気口(10)の
    他の折出し縁部(9c),(9d)に当てつけ支持させるように
    構成してあるラジエータの吸気構造。
JP7081988U 1988-05-27 1988-05-27 ラジエータの吸気構造 Expired - Lifetime JPH0630518Y2 (ja)

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JP7081988U JPH0630518Y2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27 ラジエータの吸気構造

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Publication Number Publication Date
JPH01173021U JPH01173021U (ja) 1989-12-07
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ID=31296044

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JP6704880B2 (ja) * 2017-08-01 2020-06-03 日立建機株式会社 建設機械
JP6793671B2 (ja) * 2018-02-15 2020-12-02 日立建機株式会社 建設機械

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