JPH06304137A - 内視鏡洗滌消毒装置 - Google Patents

内視鏡洗滌消毒装置

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JPH06304137A
JPH06304137A JP5099333A JP9933393A JPH06304137A JP H06304137 A JPH06304137 A JP H06304137A JP 5099333 A JP5099333 A JP 5099333A JP 9933393 A JP9933393 A JP 9933393A JP H06304137 A JPH06304137 A JP H06304137A
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JP
Japan
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cleaning
disinfecting
tank
liquid
cleaning liquid
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Withdrawn
Application number
JP5099333A
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English (en)
Inventor
Daisaku Negoro
大作 根来
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH06304137A publication Critical patent/JPH06304137A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】内視鏡に吹き付けられた洗滌液や消毒液などが
エアー抜き管路を通って洗滌液タンクなどに到達するこ
とがなく、洗滌液タンクに貯蔵された洗滌液の清潔性を
保つことのできる内視鏡洗滌消毒装置を提供する。 【構成】消毒液タンク13の内部を大気圧に保つエアー
抜き管路15を消毒液タンク5に開口させ、消毒液タン
ク5の内部を大気圧に保つエアー抜き管路8を洗滌消毒
槽1に開口させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用後の内視鏡を洗滌
消毒する内視鏡洗滌消毒装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、内視鏡を洗滌消
毒するための洗滌消毒槽と、この洗滌消毒槽に洗滌液を
供給する洗滌液供給管路と、この洗滌液供給管路の末端
に設けられた洗滌液タンクと、前記洗滌消毒槽に消毒液
を供給する消毒液供給管路と、この消毒液供給管路の末
端に設けられた消毒液タンクとを具備し、下記の(1)
〜(11)の順序で内視鏡の洗滌消毒を行なう構成となっ
ている。
【0003】(1)洗滌消毒槽に置かれた内視鏡に洗滌
液を吹き付けて内視鏡に付着した汚れを洗い流す。 (2)洗滌消毒槽に溜まった洗滌液を排水する。
【0004】(3)洗滌消毒槽に洗滌液を供給して内視
鏡を洗滌液の中に浸漬する。 (4)洗滌消毒槽に供給された洗滌液に超音波振動を加
えて内視鏡を洗滌する。
【0005】(5)洗滌消毒槽に供給された洗滌液を排
水する。 (6)洗滌消毒槽に濯ぎ水を給水して濯ぎを行なう。 (7)濯ぎ水を排水する。
【0006】(8)洗滌消毒槽に置かれた内視鏡に消毒
液を吹き付けて内視鏡を消毒する。 (9)洗滌消毒槽に溜まった消毒液を消毒液タンクに回
収する。 (10)洗滌消毒槽に濯ぎ水を給水して濯ぎを行なう。 (11)濯ぎ水を排水する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
内視鏡洗滌消毒装置では、消毒液や洗滌液などの液の流
通が圧力抵抗により妨げられることを防止するために、
エアー抜き管路が装置内の各部に設けられている。これ
らのエアー抜き管路は、管路詰まりなどの異常時に液が
溢れ出る可能性があるので、通常は液が溢れ出ても支障
がないように洗滌消毒槽に接続している。しかし、たと
えば洗滌液タンクのエアー抜き管路を洗滌消毒槽に接続
すると、内視鏡に吹き付けられた洗滌液や消毒液などが
洗滌消毒槽の開口部から洗滌液タンクのエアー抜き管路
に流入し、洗滌液タンクに貯蔵された洗滌液を汚染する
虞があった。
【0008】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は内視鏡に吹き付けられた洗滌液や消
毒液などがエアー抜き管路を通って洗滌液タンクなどに
到達することがなく、洗滌液タンクに貯蔵された洗滌液
の清潔性を保つことのできる内視鏡洗滌消毒装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、内視鏡を洗滌消毒するための洗滌消毒槽
と、この洗滌消毒槽に洗滌液を供給する洗滌液供給管路
と、この洗滌液供給管路の末端に設けられた洗滌液タン
クと、前記洗滌消毒槽に消毒液を供給する消毒液供給管
路と、この消毒液供給管路の末端に設けられた消毒液タ
ンクとを有する内視鏡洗滌消毒装置において、前記消毒
液タンクのエアー抜き管路を前記洗滌消毒槽に開口させ
るとともに、少なくとも前記洗滌液タンクのエアー抜き
管路を前記消毒液タンクに開口させたことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明においては、洗滌液タンクのエアー抜き
管路が消毒液タンクに開口しているので、内視鏡に吹き
付けられた洗滌液や消毒液がエアー抜き管路を通って洗
滌液タンクに入り込むことがなく、かつ洗滌液タンクの
内部が負圧になることがない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1及び図
2を参照して説明する。図1において符号1は使用後の
内視鏡を洗滌消毒するための洗滌消毒槽であり、この洗
滌消毒槽1の側部には、消毒液供給管路3の一端と接続
した消毒液給水ノズル2が設けられている。
【0012】上記消毒液供給管路3は消毒液給水ノズル
2を介して洗滌消毒槽1に消毒液を供給するものであ
り、この消毒液供給管路3の他端には、消毒液を貯蔵す
る消毒液タンク5が送液ポンプ4を介して接続されてい
る。
【0013】上記消毒液タンク5は密閉構造となってお
り、その上部には洗滌消毒槽1に供給された消毒液を弁
6を介して回収する消毒液回収管路7が接続されている
とともに、洗滌消毒槽1の側面上部に開口端9を有する
エアー抜き管路8が接続されている。
【0014】一方、洗滌消毒槽1の上方には、洗滌液供
給管路11の一端と接続した洗滌液給水ノズル10が設
けられている。上記洗滌液供給管路11は洗滌液給水ノ
ズル10を介して洗滌消毒槽1に洗滌液(水)を供給す
るものであり、この洗滌液供給管路11の他端には、洗
滌液を貯蔵する洗滌液タンク13が送液ポンプ12を介
して接続されている。
【0015】上記洗滌液タンク13は消毒液タンク5と
同様に密閉構造となっており、その上部には洗滌液タン
ク13に洗滌液を補給する給水管14が接続されている
とともに、洗滌液タンク13の内部が負圧になることを
防止するエアー抜き管路15の一端が接続されている。
このエアー抜き管路15の他端は消毒液タンク5の上部
に接続しており、消毒液タンク5のエアー抜き管路8と
連通している。
【0016】なお、洗滌消毒槽1に溜まった洗滌液は、
洗滌消毒槽1の底部に弁16を介して接続された排水管
17を通り、排水ポンプ18により外部に排出されるよ
うになっている。
【0017】また、図1において19は前記送液ポンプ
4,12及び排水ポンプ18を駆動制御すると共に前記
弁6,16を開閉制御するコントローラであり、このコ
ントローラ19は、図2に示すように、内視鏡の洗滌消
毒運転が終了すると、図示しないタイマを作動させて運
転終了後の経過時間をカウントし、経過時間が所定時間
に達すると、装置内の消毒運転を実施する旨のメッセー
ジあるいは警告音を出力するようになっている(図2の
ステップS1,S2,S3,S4,S10参照)。ま
た、このコントローラ19は、図2に示すように、装置
内の消毒運転が終了すると、図示しないタイマを作動さ
せて装置内の消毒運転終了後の経過時間をカウントし、
経過時間が所定時間に達すると、装置内の消毒運転を実
施する旨のメッセージあるいは警告音を出力するように
なっている(図2のステップS6,S7,S8,S9,
S10参照)。
【0018】上述したように本発明の一実施例では、洗
滌液タンク13のエアー抜き管路15を消毒液タンク5
の上部に接続するとともに、消毒液タンク5のエアー抜
き管路8を洗滌消毒槽1の側面上部に開口させることに
より、洗滌液タンク13がエアー抜き管路15、消毒液
タンク5およびエアー抜き管路8を介して外気と連通す
るので、洗滌消毒槽1に供給された洗滌液や消毒液を洗
滌液タンク13に流入させることなく洗滌液タンク13
に貯蔵された洗滌液の送液を安定に行なうことができ
る。
【0019】また、本発明の一実施例では、洗滌消毒槽
1に供給された洗滌液や消毒液がエアー抜き管路8を通
って逆流しても洗滌液タンク13に流入することはない
ので、洗滌液タンク13に貯蔵された洗滌液が洗滌消毒
槽1からの逆流によって汚染されることもない。
【0020】さらに、本発明の一実施例では、内視鏡の
洗滌消毒運転が終了して所定時間経過した時や装置内の
消毒運転が終了して所定時間経過した時に、装置内の消
毒運転を実施する旨のメッセージあるいは警告音が出力
されるので、使用者に装置内の消毒運転を適切な時期に
告知することができる。
【0021】なお、上述した一実施例では、洗滌液タン
ク13内を大気圧に保つエアー抜き管路15を消毒液タ
ンク5の上部に接続したが、装置内各部のエアー抜き管
路を消毒液タンク5に接続しても良い。
【0022】また、図3に示すように、エアー抜き管路
15の途中に逆止弁20を設けて良い。このような構成
によると、洗滌液タンク13に貯蔵された洗滌液がエア
ー抜き管路15を通って消毒液タンク5に流入すること
がないので、消毒液タンク5に貯蔵された消毒液が洗滌
液によって希釈されることがない。なお、上記逆止弁2
0は順方向に対しても最低開放圧を必要としている。従
って、消毒液タンク5に貯蔵された消毒液の泡がエアー
抜き管路15に入り込んでも、泡は圧力をほとんど有し
ないので、消毒液の泡が洗滌液タンク13に入り込むこ
ともない。
【0023】さらに、図1に示した実施例では内視鏡の
洗滌消毒運転が終了して所定時間経過した時や装置内の
消毒運転が終了して所定時間経過した時に、装置内の消
毒運転を実施する旨のメッセージあるいは警告音が出力
されるようにしたが、図4に示すように、内視鏡の洗滌
消毒運転が終了して所定時間経過した時や装置内の消毒
運転が終了して所定時間経過した時に装置をロック状態
にし、装置内の消毒運転が実施されない限りロック状態
が解除されない構成としても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、内
視鏡に吹き付けられた洗滌液や消毒液などがエアー抜き
管路を通って洗滌液タンクなどに到達することがなく、
洗滌液タンクに貯蔵された洗滌液の清潔性を保つことの
できる内視鏡洗滌消毒装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す内視鏡洗滌消毒装置の
概略構成図。
【図2】図1に示されたコントローラの制御動作を示す
フローチャート。
【図3】本発明の他の実施例を示す内視鏡洗滌消毒装置
の概略構成図。
【図4】図1に示されたコントローラの制御動作の変形
例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…洗滌消毒槽 3…消毒液供給管路 4…送液ポンプ 5…消毒液タンク 8…エアー抜き管路 11…洗滌液供給管路 12…送液ポンプ 13…洗滌液タンク 15…エアー抜き管路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡を洗滌消毒するための洗滌消毒槽
    と、この洗滌消毒槽に洗滌液を供給する洗滌液供給管路
    と、この洗滌液供給管路の末端に設けられた洗滌液タン
    クと、前記洗滌消毒槽に消毒液を供給する消毒液供給管
    路と、この消毒液供給管路の末端に設けられた消毒液タ
    ンクとを有する内視鏡洗滌消毒装置において、前記消毒
    液タンクのエアー抜き管路を前記洗滌消毒槽に開口させ
    るとともに、少なくとも前記洗滌液タンクのエアー抜き
    管路を前記消毒液タンクに開口させたことを特徴とする
    内視鏡洗滌消毒装置。
JP5099333A 1993-04-26 1993-04-26 内視鏡洗滌消毒装置 Withdrawn JPH06304137A (ja)

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JP5099333A JPH06304137A (ja) 1993-04-26 1993-04-26 内視鏡洗滌消毒装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010022663A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡洗浄消毒装置
WO2012044944A2 (en) * 2010-09-30 2012-04-05 Healthpoint, Ltd. Device for disinfecting and/or rinsing endoscopes with limited escape of fumes

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