JPH06302995A - 電子部品保持装置 - Google Patents

電子部品保持装置

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JPH06302995A
JPH06302995A JP11387893A JP11387893A JPH06302995A JP H06302995 A JPH06302995 A JP H06302995A JP 11387893 A JP11387893 A JP 11387893A JP 11387893 A JP11387893 A JP 11387893A JP H06302995 A JPH06302995 A JP H06302995A
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JP
Japan
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electronic component
component
component supply
axis
center
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Application number
JP11387893A
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English (en)
Inventor
Noriaki Iwaki
範明 岩城
Takeyoshi Isogai
武義 磯貝
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Fuji Corp
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転体に保持された吸着管の位置を回転体の
回転により一平面内の二方向において修正可能な電子部
品保持装置を得る。 【構成】 吸着ノズル86をX軸スライド44によりX
軸方向に移動させる。吸着ノズル86を中空シャンク1
32の軸線まわりに回転させ、その中空シャンク132
の回転軸線から偏心した位置に吸着管134を設け、電
子部品24をバキュームにより吸着させる。電子部品2
4はパレットに固定した部品供給カートリッジに収容さ
せ、1個ずつ部品供給位置に位置決めさせる。この位置
決めにはX軸,Y軸両方向の誤差があるが、吸着管13
4の旋回によりY軸方向の誤差を修正し、X軸方向の移
動距離の補正によりX軸方向の誤差を修正することがで
き、吸着管134に電子部品24の中心を吸着させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子部品保持装置に関す
るものであり、特に、部品保持具が回転する電子部品保
持装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電子部品保持装置は、一般に、
(a)一軸線まわりに回転可能に設けられた回転体と、
(b)その回転体に設けられて電子部品を保持する部品
保持具と、(c)回転体を任意の角度回転させる回転装
置とを含むように構成される。部品保持具は回転体の回
転軸線と同心に設けられており、回転体を回転させるこ
とによって部品保持具を部品保持具自身の軸線のまわり
に回転させ、電子部品の保持姿勢、すなわち中心まわり
の回転位置を変えることができ、例えば、保持した電子
部品をプリント基板等の装着対象物に装着する場合に所
望の姿勢で装着することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子部品保持装置には種々の不都合があった。例えば、
電子部品供給装置が、多数の電子部品を保持する部品供
給カートリッジが複数個パレットに固定され、各部品供
給カートリッジにおいて電子部品が部品供給位置に送ら
れるようにされるとともに、複数の部品供給位置が一直
線上に並ぶ装置であり、電子部品保持装置が部品保持具
として吸着管を備え、吸着管が複数の部品供給位置が並
ぶ一直線に平行に移動させられて部品供給位置に位置決
めされた電子部品を吸着する装置である場合、吸着管が
電子部品の重心を吸着することができず、保持が不安定
になることがある。
【0004】電子部品供給装置には、パレットのベース
に対する取付け位置誤差,部品供給カートリッジのパレ
ットに対する取付け位置誤差や、部品供給カートリッジ
の電子部品の送り誤差等がある。これら誤差のうち、吸
着管の移動方向に平行な方向の誤差は吸着管の移動距離
を補正することにより解消することができる。しかしな
がら、吸着管の移動方向と交差する電子部品の送り方向
の誤差は解消することができず、吸着管による電子部品
の吸着位置が電子部品の重心から外れ、保持が不安定に
なることがあるのである。特に、電子部品が極めて小さ
いものである場合は、電子部品送り方向の誤差があれば
吸着管の電子部品の重心からの外れ量の電子部品の寸法
に対する率が大きくなって吸着が不安定となる。
【0005】また、部品保持具により保持された電子部
品をプリント基板等、電子部品の装着対象物に装着する
場合には、電子部品の保持後、撮像装置により保持姿勢
を撮像し、保持姿勢誤差を検出するとともに修正して装
着するのが普通である。この場合、部品保持具が電子部
品を保持して移動するものであっても、部品保持具によ
る電子部品の保持位置が部品保持具の移動方向と交差す
る方向にずれ、撮像範囲から外れれば、電子部品の像を
得ることができない。本発明は、部品保持具を回転によ
り一平面内において二方向に移動させることができる電
子部品保持装置を提供することを課題として為されたも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、前記(a)回転体,(b)部品保持具
および(c)回転装置を含む電子部品保持装置におい
て、部品保持具を、回転体の回転軸線から偏心した位置
に設けたことを要旨とするものである。
【0007】
【作用】このように構成された電子部品保持装置におい
ては、回転体を回転させれば部品保持具は、回転体の回
転軸線のまわりを、回転体の回転軸線からの偏心距離を
半径とする円を描いて旋回させられ、一平面内を二方向
に移動させられる。したがって、例えば、前述のよう
に、電子部品供給装置が複数の部品供給カートリッジが
パレットに固定されて成り、電子部品保持装置が複数の
部品供給カートリッジの部品供給位置の並び方向に平行
な方向に移動させられて電子部品を保持するものである
場合、部品供給位置に位置決めされた電子部品に電子部
品送り方向のずれがあれば、回転体を回転させ、部品保
持具を電子部品送り方向において移動させることにより
ずれを解消することができる。なお、この際、部品保持
具の回転体移動方向における位置も変化するため、この
変化量を無視できない場合には、回転体の停止位置を修
正することが必要である。
【0008】また、回転体を移動させ、部品保持具によ
る電子部品の保持姿勢を撮像する場合、電子部品が回転
体の移動方向と交差する方向において撮像装置の撮像範
囲から外れるほどずれて保持された場合にも、回転体を
移動させるとともに回転させることにより、部品保持具
を回転体の移動方向と交差する方向に移動させ、電子部
品を撮像範囲内に移動させることができる。
【0009】
【発明の効果】このように本発明によれば、部品保持具
を回転体の回転軸線から偏心した位置に設けることによ
り、一平面内を二方向に移動させることができ、部品供
給カートリッジの送り位置誤差を修正し、安定して電子
部品を保持することができ、あるいは電子部品の像を確
実に得ることができる等、種々の効果を得ることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、電子部品をプリント基板に装着する電
子部品装着装置の電子部品保持装置に本発明を適用した
場合を例に取り、図面に基づいて詳細に説明する。図5
に示すように、本電子部品装着装置においては、ベース
10上に電子部品供給装置12,撮像装置14およびプ
リント基板位置決め支持装置16がX軸方向(図におい
て左右方向)に並んで設けられるとともに、電子部品保
持装置18がこれら装置12,14,16にわたって設
けられている。
【0011】電子部品供給装置12は、複数の部品供給
カートリッジ20がパレット22に取り付けられて電子
部品24(図1参照)を供給するものである。部品供給
カートリッジ20は、パレット22上にX軸方向に並ん
で取り付けられている。パレット22には図示しない位
置決めピンが設けられており、複数の部品供給カートリ
ッジ20はそれぞれ位置決めピンにより位置決めされて
パレット22に取り付けられるのであり、パレット22
はベース10に固定される。
【0012】部品供給カートリッジ20において、電子
部品24はテープに保持されてテーピング電子部品とさ
れている。キャリヤテープに等間隔に形成された部品収
容凹部の各々に電子部品が収容され、それら部品収容凹
部の開口がキャリヤテープに貼り付けられたカバーフィ
ルムによって塞がれることにより、キャリヤテープ送り
時における電子部品の部品収容凹部からの飛び出しが防
止されているのである。このキャリヤテープがY軸方向
(水平面内においてX軸方向と直交する方向であり、図
5において上下方向)に所定ピッチずつ送られることに
より、カバーフィルムが剥がされるとともに、電子部品
24が部品供給カートリッジ20の一端部(図5におい
て下側の端部)に設定された部品供給位置へ送られる。
複数の部品供給カートリッジ20の各部品供給位置のY
軸方向における位置は同じであり、複数の部品供給位置
がX軸に平行な一直線上に並んでいる。
【0013】撮像装置14は、受光素子がY軸方向に1
列に並んで成るラインセンサ28を有し、ラインセンサ
28による撮像と電子部品24の移動とによって電子部
品24の二次元像が得られる。
【0014】プリント基板位置決め支持装置16は、プ
リント基板32を位置決め支持してY軸方向に移動する
Y軸スライド34を有している。Y軸スライド34は図
示しないナットにおいてボールねじ36に螺合され、ボ
ールねじ36がY軸サーボモータ38によって回転させ
られることによりガイドレール40に案内されてY軸方
向に移動する。
【0015】次に、電子部品保持装置18について説明
する。電子部品保持装置18は、X軸スライド44を有
している。X軸スライド44は図示しないナットにおい
てボールねじ46に螺合され、ボールねじ46がX軸サ
ーボモータ48によって回転させられることによりガイ
ドレール50に案内されてX軸方向に移動する。
【0016】X軸スライド44には、図1に示すよう
に、上下方向に貫通する貫通孔54が形成されている。
この貫通孔54には、ナット56およびスプライン部材
58がそれぞれ同心にかつ上下方向に距離を隔てた状態
で回転可能に支持されており、ナット56には中空ロッ
ド60の雄ねじ部62が螺合され、スプライン部材58
には中空ロッド60の雄ねじ部62の下方に形成された
スプライン部64が嵌合されている。これらナット56
およびスプライン部材58は、バックラッシ除去および
摩擦軽減のために多数のボールを保持したボールナット
およびボールスプライン部材とされている。
【0017】ナット56のX軸スライド44から突出し
た上端部には、歯車66が固定されるとともに、ノズル
昇降用サーボモータ68の出力軸に固定の歯車70に噛
み合わされており、ナット56がノズル昇降用サーボモ
ータ68によって回転させられることにより中空ロッド
60が昇降させられる。
【0018】また、スプライン部材58のX軸スライド
44から突出した下端部には歯車74が固定され、ノズ
ル回転用サーボモータ76(図6参照)の出力軸に固定
の歯車に噛み合わされており、ノズル回転用サーボモー
タ76によってスプライン部材58が回転させられるこ
とにより、中空ロッド60がその軸線まわりに回転させ
られる。ノズル回転用サーボモータ76の回転角度はエ
ンコーダ78(図6参照)により検出される。エンコー
ダ78は、ノズル回転用サーボモータ76の絶対原点位
置からの回転量を検出するアブソリュートエンコーダで
ある。
【0019】上記中空ロッド60の下端部には、チャッ
クアダプタ82およびチャック84により吸着ノズル8
6が取り付けられている。チャックアダプタ82は、図
2に示すように円筒部88から保持部90が半径方向外
向きに延び出させられて成り、保持部90には円筒部8
8の軸線方向に延びるとともに円筒部88の内周面に開
口するスリット94が形成されている。円筒部88の内
周面は段付状を成し、大径孔部96において中空ロッド
60の下端部に嵌合され、保持部90に図示しないねじ
が螺合されることによりスリット94が縮められ、大径
孔部96が縮径させられて中空ロッド60に抜け出し不
能に取り付けられている。
【0020】また、チャック84の本体100は筒状を
成し、チャックアダプタ82の円筒部88に嵌合され、
保持部102に形成されたスリット106がねじによっ
て狭められることによりチャックアダプタ82に取り付
けられている。
【0021】本体100には軸方向に延びる一対の切欠
110(図3参照)が形成され、各切欠110内に爪1
12が収容されている。これら爪112の上端部同士と
下端部同士がそれぞれ、ピン114,116で連結され
るとともに、ピン114が本体100に回動可能に嵌合
されることによって、本体100に回動可能に取り付け
られている。また、これら爪112と本体100とにわ
たって嵌められたスプリングリング118により、下端
部が本体100に接近する閉方向に付勢されており、爪
112の閉位置はストッパ突起120が本体100に当
接することにより規定されている。
【0022】さらに、一方の爪112は図4に示すよう
に本体100内に配設されたスプリング122により、
他方の爪112が本体100に密着する向きに付勢さ
れ、回動軸線に平行な方向のがたつきが防止されてい
る。これら爪112の下端部には、図2に示すように、
下方ほど本体100側に向かって傾斜する傾斜面126
と下方ほど本体100から遠ざかる傾斜面128とが形
成されている。
【0023】上記チャックアダプタ82およびチャック
84に吸着ノズル86が取り付けられている。吸着ノズ
ル86は回転体としての中空シャンク132と部品保持
具としての吸着管134とを有し、中空シャンク132
においてチャックアダプタ82の小径孔部136に嵌合
される。中空シャンク132の先端には、先端ほど径が
漸減するテーパ面138が形成されており、中空シャン
ク132の下部には直径方向に隔たった2箇所において
半径方向外向きに延び出す一対の係合片140が設けら
れ、中空シャンク132に嵌装された圧縮コイルスプリ
ング142の一端を受けている。
【0024】吸着ノズル86のチャックアダプタ82へ
の取付け時には、係合片140が爪112の回動軸線と
平行となる姿勢で中空シャンク132をチャックアダプ
タ82に嵌合する。この際、係合片140が爪112の
傾斜面128に係合して開方向に回動させるとともに、
圧縮コイルスプリング142を圧縮する。そして、係合
片140が爪112の傾斜面126,128で画定され
る突起を越えれば、爪112がストッパ突起120の本
体100への当接により規定される閉位置へ復帰する。
その状態で中空シャンク132に加えていた力を解除す
れば、中空シャンク132が圧縮コイルスプリング14
2により付勢されてチャックアダプタ82から抜け出す
向きに移動し、係合片140が閉位置にある爪112の
傾斜面126に当接して、吸着ノズル86はチャックア
ダプタ82およびチャック84に抜け出し不能にかつ回
転不能に保持されることとなる。
【0025】吸着ノズル86をチャックアダプタ82か
ら取り外す場合には、吸着ノズル86をチャックアダプ
タ82から引き出せばよい。爪112が傾斜面126の
斜面の効果で係合片140によりスプリングリング11
8の付勢力に抗して開かれ、吸着ノズル86がチャック
アダプタ82およびチャック84から離脱する。吸着ノ
ズル86は、保持する電子部品の寸法,形状に応じて異
なる寸法のものに変えられ、自動であるいは手動で交換
される。
【0026】中空シャンク132はチャックアダプタ8
2に同心状に取り付けられ、中空ロッド60が回転させ
られることにより中空ロッド60の軸線まわりに回転さ
せられる。本実施例においては、歯車74およびノズル
回転用サーボモータ76が回転装置を構成しているので
ある。また、吸着ノズル86は、中空ロッド60のX軸
スライド44に対する嵌合位置の設定により、電子部品
供給装置12の複数の部品供給位置が並ぶ一直線の真上
に中空シャンク132の回転軸線が位置させられてい
る。
【0027】中空シャンク132の下端部には大径の嵌
合部144が設けられ、嵌合部144の外側に発光板1
46が嵌合固定されている。発光板146は、吸着ノズ
ル86による電子部品の保持姿勢の検出時に紫外線を受
けて可視光線を放射するものである。
【0028】また、嵌合部144の内周面には、吸着管
134を保持する円形断面の保持体148が嵌合固定さ
れている。吸着管134は保持体148の中心線から偏
心した位置に嵌合されており、保持体148が嵌合部1
44に同心的に嵌合されることによって、中空シャンク
132の回転軸線から偏心した位置に保持されている。
保持体148は、図示しない位置決め部材によって中空
シャンク132に対する相対回転を防止されており、か
つ、前述のように中空シャンク132はチャックアダプ
タ82に決まった位相で嵌合されるため、吸着管134
もチャックアダプタ82に対して決まった位相で取り付
けられる。
【0029】中空ロッド60の上端部には、図1に示す
ように、スリーブ154が相対回転可能かつ軸方向に移
動不能に取り付けられている。このスリーブ154には
継手部材156が取り付けられて図示しないバキューム
源に接続され、中空ロッド60および中空シャンク13
2を経て吸着管134にバキュームが供給されるように
なっている。
【0030】X軸スライド44にはさらに、前記プリン
ト基板位置決め支持装置16に支持されたプリント基板
32に互に離れて設けられた2個の基準マークを撮像す
るための図示しないCCDカメラが搭載されており、X
軸スライド44のX軸方向の移動とY軸スライド34の
Y軸方向の移動とによって基準マークの上方位置へ移動
させられるようになっている。このCCDカメラと前記
撮像装置14との位置は、本電子部品装着装置の組立時
に精度良く調整されて、位置誤差を無視し得る状態とさ
れている。
【0031】本電子部品装着装置は、図6に示す制御装
置160によって制御される。制御装置160は、CP
U162,ROM164,RAM166およびそれらを
接続するバス168を有するコンピュータ170を主体
とするものである。バス168には入力インタフェース
172が接続され、エンコーダ78の検出信号が入力さ
れるようになっている。バス168にはまた、出力イン
タフェース176が接続され、駆動回路178,18
0,182,184を介してY軸サーボモータ38,X
軸サーボモータ48,ノズル昇降用サーボモータ68,
ノズル回転用サーボモータ76が接続されている。ま
た、ROM164には、電子部品24のプリント基板3
2への装着に必要な種々のプログラムが格納されてい
る。
【0032】以上のように構成された電子部品装着装置
による電子部品24のプリント基板32への装着時に
は、まず、吸着管134の旋回中心OE および旋回半径
Rが求められる。本電子部品装着装置は、図7に示すよ
うに、吸着管134の旋回中心OE が電子部品供給装置
12の複数の部品供給カートリッジ20の正規の部品供
給位置が並ぶ直線と一致するX軸上に位置し、かつ、X
軸スライド44が図5における左端の原位置にあり、中
空ロッド60の回転角度が0の状態で、吸着管134の
中心が原点上に位置するように設計されているが、実際
には製造誤差によってこれらの位置に図8に例示するよ
うにずれが生じるため、このずれ量が検出されるのであ
る。
【0033】そのために、吸着ノズル86が電子部品2
4を吸着しない状態で撮像装置14の上方を移動させら
れ、中空ロッド60の回転角度が0度の場合と180度
の場合とでそれぞれ吸着管134の下端面の撮像が行わ
れ、図9に示すように各場合の吸着管134の中心A,
Bの座標(x1 ,y1 ),(x2 ,y2 )が求められ
る。これら2個の中心A,B座標を結ぶ線分の中点の座
標((x1 +x2 )/2,(y1 +y2 )/2)が吸着
管134の旋回中心OE の座標であり、旋回中心OE
座標と中心Aの座標(x1 ,y1 )とから回転半径Rが
演算され、さらに中心A,Bの座標(x1 ,y1 ),
(x2 ,y2 )から次式 θ0 =tan -1{(x1 −x2 )/(y1 −y2 )} により吸着ノズル86の回転位置θ0 が演算される。な
お、回転角度は反時計方向を正として演算される。
【0034】中心Aの座標は本来(x0 ,0)であるべ
きであり、角度θ0 は0度であるべきであるから、吸着
管134のX軸方向およびY軸方向の位置誤差はそれぞ
れx1 −x0 ,y1であり、吸着ノズル86の回転位置誤
差はθ0 であることになる。また、吸着管134の旋回
中心OE の座標は本来(x0 −R,0)であるべきであ
るから、旋回中心OE のX軸方向およびY軸方向の位置
誤差はそれぞれ{(x1 +x2 )/2}−(x0
R),(y1 +y2 )/2であることになる。これらの
誤差の値が旋回半径Rの値と共にRAM166に格納さ
れる。
【0035】続いて、プリント基板32がY軸スライド
34上に位置決め固定され、X軸スライド44がY軸ス
ライド34の上方へ移動させられて、X軸スライド44
に搭載されたCCDカメラにより、プリント基板32の
2個の基準マークが撮像される。得られた基準マークの
像がRAM166に格納されている正規の基準マークの
像と比較され、プリント基板32の基準マークの位置誤
差、すなわちプリント基板32のY軸スライド34に対
する位置決め誤差が演算される。そして、これら2個の
基準マークの位置誤差と、これら基準マークとプリント
基板32上に予定されている各電子部品装着位置との相
対位置関係とから、各電子部品装着位置のX,Y両軸方
向の位置誤差ΔXP ,ΔYP が演算され、RAM166
に格納される。
【0036】以上で電子部品24の装着開始準備が終了
し、X軸スライド44が電子部品供給装置12の上方に
移動させられる。最初に装着を予定されている電子部品
24を供給する部品供給カートリッジ20の部品供給位
置上方へ移動させられるのであるが、この際、吸着ノズ
ル86の回転位置とX軸スライド44の停止位置とが、
吸着管134の中心Aが図10に示すように正規の部品
供給位置の真上に位置するように修正される。吸着ノズ
ル86が角度θ1 だけ回転させられるとともに、X軸ス
ライド44の停止位置(移動距離)が前記位置誤差x1
−x0 と吸着ノズル86の回転に伴う吸着管134の中
心AのX軸方向の移動距離Δx1 との和だけ修正され、
吸着管134の中心Aが正規の部品供給位置の真上に停
止するようにされるのである。
【0037】回転角度θ1 はRAM166に格納されて
いる旋回中心OE の位置誤差{(x1 +x2 )/2}−
(x0 −R),(y1 +y2 )/2、旋回半径R、吸着
ノズル86の回転位置誤差θ0 から演算され、演算され
た回転角度θ1 は上記X軸方向修正量(x1 −x0 )+
Δx1 と共にRAM166に格納される。回転角度θ1
の演算と実行、ならびにX軸方向修正量の演算とそれに
基づくX軸スライド44の移動距離の補正とは、吸着ノ
ズル86が撮像装置14から電子部品供給装置12に向
かう間に行われ、吸着管134の中心Aが正規の部品供
給位置の真上に停止させられる。
【0038】次いで、吸着ノズル86が下降,上昇させ
られて部品供給カートリッジ20から電子部品24が取
り出され、撮像装置14上方へ移動させられて電子部品
24が撮像される。電子部品24の像は、電子部品24
がX軸方向において単位距離移動する毎に取り込まれ、
電子部品24が撮像装置14を通過し終わったとき、電
子部品24全体の像データが画像メモリに記憶されてい
る。撮像装置14と電子部品24との1回の相対移動に
よって電子部品24の二次元像が得られるのである。
【0039】吸着管134は前述のように正規の部品供
給位置に位置決めされて電子部品24を吸着するのであ
るが、部品供給カートリッジ20により供給される電子
部品24の位置には図11に例示するように誤差があ
る。パレット22のベース10に対する取付けおよび部
品供給カートリッジ20のパレット22に対する取付け
に誤差があり、また、部品供給カートリッジ20におけ
る電子部品24の送りに誤差があり、これら誤差の全部
が電子部品24の位置決め誤差となって現れるのであ
る。したがって、電子部品24の中心Cは吸着管134
の中心Aとは一致せず、また、電子部品の回転位置にも
誤差があるのが普通であるため、これらの誤差が電子部
品の像データに基づいて演算される。
【0040】そして、RAM166に格納されている電
子部品24の正規像データ、すなわち電子部品24が吸
着管134に正規の位置で保持された場合の像データ
と、撮像により得られた電子部品24の像データとが比
較され、電子部品24の中心位置誤差ΔXE ,ΔYE
よび回転位置誤差(電子部品24の中心線まわりの回転
角度誤差)ΔθE が算出される。
【0041】電子部品24はその後、プリント基板位置
決め支持装置16の上方へ移動させられ、上記吸着管1
34による保持位置誤差ΔXE ,ΔYE ,ΔθE および
前記プリント基板32の電子部品装着位置の誤差Δ
P ,ΔYP が修正されてプリント基板32に装着され
る。回転位置誤差θE は中空ロッド60および吸着ノズ
ル86を回転させ、吸着管134を旋回させることによ
り修正される。吸着ノズル86が図12に示すように回
転位置誤差θE 分回転させられるのであるが、この回転
に伴って電子部品24の中心の位置がX軸方向およびY
軸方向にそれぞれΔx2 ,Δy2 だけ変位する。この変
位量Δx2 ,Δy2 は、先に求められた吸着管134の
旋回中心OEのX軸方向およびY軸方向の位置誤差
{(x1 +x2 )/2}−(x0 −R),(y1 +y
2 )/2と、旋回半径Rと、吸着管134による保持位
置誤差ΔXE,ΔYE とに基づいて演算される。この変
位量Δx2 ,Δy2 は、吸着管134による電子部品2
4の保持位置誤差ΔXE ,ΔYE ,ΔθE およびプリン
ト基板32の電子部品装着位置の誤差ΔXP ,ΔYP
共に修正される。この修正は、吸着ノズル86が撮像装
置14からプリント基板32上方へ移動する間に行わ
れ、電子部品24はプリント基板32の適正な位置に適
正な姿勢で装着される。
【0042】電子部品24のプリント基板32への装着
時には、電子部品24はプリント基板32の電子部品装
着位置の真上に移動させられるとともに中空ロッド60
が下降させられ、吸着ノズル86が下降して電子部品2
4がプリント基板32に当接させられる。中空ロッド6
0はこの状態から更に小距離下降させられるのである
が、この下降は中空ロッド60がスプリング142を圧
縮しつつ吸着ノズル86に対して移動することにより許
容されて電子部品24がプリント基板32に確実に装着
される。
【0043】他の部品供給カートリッジ20から電子部
品24が取り出されるときも、上記のようにして吸着管
134の中心が各部品供給カートリッジ20の正規の部
品供給位置の真上に位置決めされ、吸着管134による
電子部品24の保持位置誤差ΔXE ,ΔYE ,ΔθE
回転位置誤差θE の修正のための吸着ノズル86の回転
による電子部品24の中心位置の変位Δx2 ,Δy2
およびプリント基板32の電子部品装着位置の誤差ΔX
P ,ΔYP の分だけX軸スライド44およびY軸スライ
ド34の移動距離が修正されて装着が行われる。
【0044】ただし、各部品供給カートリッジ20から
2度目以降に電子部品24が取り出される場合には、最
初にその部品供給カートリッジ20から電子部品24が
取り出されたときに求められてRAM166に格納され
た保持位置誤差ΔXE ,ΔYE 分だけ正規の部品供給位
置からずれた位置に吸着管134が位置決めされるよう
に、中空ロッド60および吸着ノズル86が回転させら
れるとともにX軸スライド44の停止位置が修正され
る。
【0045】各部品供給カートリッジ20の正規の部品
供給位置に吸着管134が位置決めされ、その状態で電
子部品24が吸着された場合における吸着管134によ
る電子部品24の保持位置誤差ΔXE ,ΔYE は、各部
品供給カートリッジ20の部品供給位置の誤差を表すと
見なし得るからであり、上記停止位置の修正により吸着
管134の中心と電子部品24の中心とがほぼ一致させ
られて吸着管134は電子部品24を正確に吸着するこ
とができる。
【0046】図13に示すように、1回目の電子部品2
4の取り出し時には、製造誤差によりAで示す位置にあ
った吸着管134を、製造誤差を除去して電子部品24
を吸着すべく位置A′へ移動させたのであるが、電子部
品24に位置ずれがあり、1回目の電子部品24の吸着
姿勢の撮像により電子部品24の中心位置を吸着するた
めには位置A″へ移動させることが必要であることが求
められた。したがって、位置Aにある吸着管134を位
置A″へ移動させるためには、旋回中心OE のまわりに
角度θ2 回転させるとともに、それにより生ずるX軸方
向の移動距離Δx3 に基づいてX軸スライド44の停止
位置を修正すればよいのである。これら角度θ2 および
X軸スライド44の停止位置は、先に求められた吸着管
134の旋回中心OE のX軸方向およびY軸方向の位置
誤差{(x1 +x2 )/2}−(x0 −R)および(y
1 +y2 )/2と、吸着ノズル86の回転位置誤差θ0
と、吸着ノズル86の回転に伴う吸着管134の中心A
のX軸方向の移動距離Δx1 と、旋回半径Rと、吸着管
134による保持位置誤差ΔXE ,ΔYE とに基づいて
演算される。
【0047】電子部品24が大形のものである場合、電
子部品24を安定して保持するためには電子部品24の
中心、すなわち重心近傍を吸着することが必要である
が、ずれの修正により重心近傍における吸着が可能とな
り、電子部品24を確実に保持することができ、装着を
安定して行うことができる。また、電子部品24が極小
のものである場合には、電子部品24の吸着ミスを効果
的に低減させることができる。
【0048】さらに、このように部品供給カートリッジ
20による電子部品24の位置決め誤差を修正すること
ができるため、部品供給カートリッジ20の部品送り精
度やパレット22および部品供給カートリッジ20の組
付け精度をそれほど高く出す必要がなく、装置の製造が
容易となる効果が得られる。
【0049】なお、上記実施例においては、各部品供給
カートリッジ20の部品供給位置の誤差は、最初に各部
品供給カートリッジ20から電子部品24が取り出され
た後の撮像装置14による撮像結果に基づいて検出さ
れ、2度目以降の取り出し時には、同じ部品供給位置の
誤差のデータを用いて吸着管134の位置決めの修正が
行われるようにされていたが、各部品供給カートリッジ
20から2度目以降に電子部品24が取り出された場合
でも、撮像装置14による撮像によって求められる保持
位置誤差ΔXE ,YE ,θE とその時の吸着管134の
中心の正規位置からのずれ量とに基づいて電子部品24
の供給位置誤差が求められ、次回に同じ部品供給カート
リッジ20から電子部品24が取り出される場合におけ
る吸着管134の位置が修正されるようにすることも可
能である。
【0050】また、上記実施例においては、最初に各部
品供給カートリッジ20から電子部品24が取り出され
る際に、吸着ノズル86の回転とX軸スライド44の移
動距離の修正とによって、吸着管134の中心Aが正規
の部品供給位置に位置決めされるようにされていたが、
最初はこの修正なしで電子部品24の吸着が行われ、吸
着管134による電子部品24の保持位置誤差ΔXE
ΔYE ,ΔθE が行われて、2度目以降の吸着時からこ
の保持位置誤差ΔXE ,ΔYE ,ΔθE に基づく吸着管
134の停止位置の修正が行われるようにすることも可
能である。
【0051】さらに、各部品供給カートリッジ20の部
品供給位置の誤差が直接検出されるようにすることも可
能である。例えば、各部品供給カートリッジ20の部品
供給位置近傍に基準マークを設け、その基準マークを、
プリント基板32の基準マークを撮像するためにX軸ス
ライド44に搭載されているCCDカメラ、または別途
設けた専用の撮像装置により撮像し、得られた像データ
の正規像データからのずれ量から部品供給位置の誤差を
算出するのである。各部品供給カートリッジ20の部品
供給位置の誤差は、それらによって部品供給位置に位置
決めされた電子部品24自体を撮像装置で撮像すること
によっても求めることができる。
【0052】また、上記実施例においては、パレット2
2が静止して設けられていたが、その上に搭載されてい
る部品供給カートリッジの部品供給位置が沿って並んで
いる直線に平行な方向に移動させられるようにすること
も可能である。この場合には、パレット22の移動によ
り、任意の部品供給カートリッジ20の部品供給位置が
定点に位置決めされるようにすることができ、吸着ノズ
ル86は常に定点上に停止させられるようにすればよ
い。したがって、吸着ノズル86はその定点を通る軌跡
上を移動可能とすればよく、例えば、部品供給カートリ
ッジ20の部品供給位置が沿って並ぶ直線に上記定点に
おいて接する円とすることができる。
【0053】また、複数の部品供給カートリッジ20の
部品供給位置は曲線に沿って並ぶものとしてもよい。例
えば、回転テーブルに複数の部品供給カートリッジ20
を放射状に載置し、それら部品供給カートリッジの部品
供給位置が回転テーブルの回転中心を中心とする円に沿
って並ぶようにし、回転テーブルの回転により任意の部
品供給カートリッジが一定の作動位置に位置決めされ、
その部品供給カートリッジの部品供給位置が定点に位置
決めされるようにするのである。この場合には、吸着ノ
ズルは、例えば、上記定点における上記円に対する接線
に沿って直線的に移動するか、上記定点において上記円
に外接する円に沿って旋回するようにすることが望まし
い。いずれの場合も、部品供給カートリッジから吸着ノ
ズルへの部品供給は、上記定点上で行われることにな
る。
【0054】このように、電子部品供給装置における電
子部品の位置決め誤差を修正すべく部品保持具を回転軸
線から偏心した位置に設け、一平面内を二方向に移動可
能とする場合、電子部品保持装置は電子部品供給装置と
共に電子部品受渡し装置を構成するのであるが、この電
子部品受渡し装置は次の条件を備えていればよい。 (1)それぞれ多数の電子部品を保持し、一線(直線で
も曲線でも可)上に並ぶ複数の部品供給位置の各々に電
子部品を1個ずつ供給する電子部品供給ユニットと、
(2)上記複数の部品供給位置が並ぶ一線と直角な一軸
線まわりに回転可能に設けられた回転体、その回転体に
回転体の回転軸線から偏心した位置に設けられて電子部
品を保持する部品保持具、および回転体を任意の角度回
転させる回転装置を有する部品保持装置と、(3)部品
供給ユニットと部品保持装置とを、少なくとも両者間に
おける部品受渡し位置において、部品供給位置が並ぶ一
線に平行な方向に相対移動させる相対移動装置と、
(4)部品供給ユニットの部品供給位置と部品保持具と
の、回転体の回転軸線に直角な平面内における位置ずれ
を検出する位置ずれ検出装置と、(5)上記回転装置お
よび相対移動装置を制御することによって位置ずれ検出
装置によって検出された位置ずれを修正する回転および
移動制御装置とを含めばよいのである。
【0055】さらに付言すれば、上記実施例において各
部品供給カートリッジ20の電子部品供給位置と吸着管
134の中心Aとのずれが、吸着管134のX軸方向の
移動距離の修正と回転とによって自動的に修正されるよ
うにされていたが、例えば、複数の部品供給カートリッ
ジ20の各々の部品供給位置と吸着管134の中心Aと
のずれの平均値を検出し、その平均値に基づいて吸着管
134の移動距離,回転位置を修正すればよい場合等、
ずれをまとめて修正することができる場合には、装着に
先立って作業者が手動で修正するようにしてもよい。
【0056】また、電子部品は部品供給カートリッジに
より供給するのに限らず、例えば、支持部材に多数の溝
を設けて各溝に電子部品を収容し、それら電子部品を振
動により部品供給位置に移動させるものとしてもよい。
【0057】さらに、本発明は、電子部品を装着対象物
に装着するための電子部品保持装置に限らず、電子部品
の検査等、別の目的のために電子部品を保持する装置に
適用することもできる。その他、特許請求の範囲を逸脱
することなく、当業者の知識に基づいて種々の変形,改
良を施した態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電子部品保持装置を示
す正面図(一部断面)である。
【図2】上記電子部品保持装置の吸着ノズルを示す正面
図(一部断面)である。
【図3】図2におけるIII-III 断面図である。
【図4】上記吸着ノズルを示す側面図である。
【図5】上記電子部品保持装置を備えた電子部品装着装
置を概略的に示す平面図である。
【図6】上記電子部品装着装置を制御する制御装置を示
すブロック図である。
【図7】上記電子部品保持装置の吸着管およびそれの旋
回中心が正規の位置にある状態を示す図である。
【図8】上記電子部品保持装置の吸着管およびそれの旋
回中心が正規の位置からずれた状態を例示する図であ
る。
【図9】上記吸着ノズルの回転角度が0度であるときと
180度であるときとの吸着管の下端面の撮像結果から
吸着管の中心,旋回中心および旋回半径を演算する方法
を説明するための図である。
【図10】上記吸着管の位置ずれの修正を説明するため
の図である。
【図11】上記電子部品装着装置における部品供給カー
トリッジの部品供給位置の誤差を説明するための図であ
る。
【図12】上記部品供給カートリッジの部品供給位置の
誤差を修正してプリント基板に装着する方法を説明する
ための図である。
【図13】上記電子部品装着装置において部品供給カー
トリッジからの2番目以降の電子部品の取り出し時にお
ける吸着管の位置ずれの修正を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
18 電子部品保持装置 24 電子部品 74 歯車 76 ノズル回転用サーボモータ 86 吸着ノズル 132 スリーブ 134 吸着管 160 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一軸線まわりに回転可能に設けられた回
    転体と、 その回転体に設けられて電子部品を保持する部品保持具
    と、 前記回転体を任意の角度回転させる回転装置とを含む電
    子部品保持装置において、 前記部品保持具を、前記回転体の回転軸線から偏心した
    位置に設けたことを特徴とする電子部品保持装置。
JP11387893A 1993-04-16 1993-04-16 電子部品保持装置 Pending JPH06302995A (ja)

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JP11387893A JPH06302995A (ja) 1993-04-16 1993-04-16 電子部品保持装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002223099A (ja) * 2001-01-24 2002-08-09 Sony Corp 実装方法及び実装機能を有するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なプログラム格納媒体
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KR20210001032A (ko) * 2019-06-26 2021-01-06 한철희 반도체 칩 픽업 장치

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