JPH06302263A - リレーにおける可動接極子行程の調整法 - Google Patents

リレーにおける可動接極子行程の調整法

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JPH06302263A
JPH06302263A JP6051900A JP5190094A JPH06302263A JP H06302263 A JPH06302263 A JP H06302263A JP 6051900 A JP6051900 A JP 6051900A JP 5190094 A JP5190094 A JP 5190094A JP H06302263 A JPH06302263 A JP H06302263A
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stroke
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JP6051900A
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Heinz Stadler
シュタットラー ハインツ
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Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 個々の構成部品のトレランスによる影響をリ
レーの調整結果に及ぼすことなしに、すでに組立経過中
において最終的な過剰行程調整を可能にするような可動
接極子の調整法を提供する。 【構成】 (a)可動接極子3と作用接続する接点ばね
23,24を、可動接極子の作業位置に相当する位置に
おいて、対応接点素子と接点接触させ、(b)前記接点
ばね23,24の接点区分を、所定の過剰行程に相当す
る位置へもたらし、(c)次いで前記接点ばねの固定区
分26を、前記過剰行程に相当する位置で支持体と結合
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可動接極子によって作
動される少なくとも1つの接点ばねを備えたリレーにお
ける可動接極子行程の調整法であって、前記接点ばねの
固定区分を支持体に固定して、前記接点ばねの接点区分
を、ベース体内に固着された対応接点素子と協働させる
ようにする形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】多種多様の構造種のリレーにおける問題
点は一般に、成層構造に基づいて個々の構成素子のトレ
ランスが合算されて往々にして組立てた後に接点が所望
のようには閉じず、或いは少なくとも所要の接触力(接
点接圧力)を生ぜしめない場合があることである。接点
ばねと対応接点素子との間に所定の接触力を発生させる
ためには、いずれにしても可動接極子の過剰行程が必要
であり、要するに対応接点素子との最初の接触点を超え
て接点ばねを運動させることが必要である。従って該過
剰行程を調整し所望の接点接触力を発生させるためには
往々にして、リレーの組立後に接点ばねに、付加的に曲
げ調整を施すことが必要になる。しかしながら、このよ
うな曲げ調整は手間がかかるばかりでなく、誤差を発生
させることにもなる。このことは特に超小型リレーで
は、個別的に曲げ調整を施すために各接点ばねにアクセ
ス可能でなければならない以上、構造上の実施可能性を
著しく制約することを意味している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、個々の構成部品のトレランスによる影響をリレーの
調整結果に及ぼすことなしに、すでに組立経過中におい
て最終的な過剰行程調整を可能にするような可動接極子
の調整法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】冒頭で述べた形式のリレ
ーにおける前記課題を解決するための本発明の構成手段
は、(a)可動接極子と作用接続する接点ばねを、可動
接極子の作業位置に相当する位置において、対応接点素
子と接点接触させる段階と、(b)前記接点ばねの接点
区分を、所定の過剰行程に相当する位置へもたらす段階
と、(c)次いで前記接点ばねの固定区分を、前記過剰
行程に相当する位置で支持体と結合する段階とから成っ
ている点にある。
【0005】
【作用】要するに本発明の方法では組立製造中に、各接
点を閉じた状態で接点の接触力(接点接圧力)もしく
は、該接触力に相当する過剰行程分が調整される訳であ
る。この調整をまって始めて接点ばね自体はその固定区
分でもって位置固定される。これによって、リレーの個
々の構成部品のトレランスは、最終的に組付けられた接
点ばね位置に対してもはや影響を及ぼすことはなくな
り、従って後になって付加的に接点に後調整を施す必要
もなくなる。
【0006】
【実施態様】リレー系の構造種に応じて前記の本発明に
よる可動接極子行程の調整法は適当に変化される。この
変化態様は、特許請求の範囲の請求項2乃至4に記載し
た通りである。
【0007】原則として接点ばね用の支持体としては金
属性の接続素子が設けられており、該接続素子は接点ば
ねへの給電路を同時に形成している。このような場合大
抵は過剰行程を調整した後に接点ばねは所属の支持体に
溶接される。しかし、鑞接継手又は等価的な固定方式を
採用することも可能である。また組立製造過程において
接点ばねの固定前に、閉じた接点における通電状態を検
査するのが有利である。このようにすれば、過剰行程調
整値に偏差が生じた場合に、欠陥リレーを生産すること
なしに工具の後調整を行なうことが可能になる。
【0008】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
【0009】図1乃至図3に示したリレーは台座1を有
し、該台座上には接点ユニット2が可動支承されてお
り、該接点ユニット自体は揺動式の可動接極子3と固着
結合されている。該可動接極子3の上位には、該可動接
極子に対してほぼ平行に扁平な永久磁石4が配置されて
おり、該永久磁石は、その中央極が前記可動接極子3の
枢支点の上方に位置するように配置されておりかつ両端
部には、前記中央極とは逆極性の極をそれぞれ有してい
る。永久磁石4と可動接極子3の上にかぶさってコイル
5が配置されており、該コイルは、2つのフランジ5
1,52を有するコイル枠50上に巻線57を支持し、
かつコイル枠の管内に棒形コア6を収容している。棒形
コア6の両端はそれぞれ1つの磁極片7と結合されてい
る。各磁極片7はコイル端部領域で永久磁石4の一端と
も結合されかつ可動接極子3のための極面を下向きに形
成している。
【0010】コイル枠50のフランジ51,52はリレ
ーの4つの角隅において夫々下向きに延長された付設材
53を有し、これら4つの付設材は台座1の角隅に箱枠
状に被さって台座1の切欠き部18(図3参照)内に位
置している。またコイル枠50のフランジ51,52又
は付設材53には垂直溝55が設けられており、該垂直
溝内にコイル接続素子56が差し込まれている。究極的
には、台座1上に装着されるキャップ8と相俟って該台
座は、1つの閉じたケーシングを形成し、該ケーシング
は慣用のようにシールされていてもよい。
【0011】図3に拡大して示した台座1は、絶縁材材
料から成形された台座ベース体10から成り、該台座ベ
ース体内には、定置の対応接点素子11,12,13,
14並びに可動の中央接点素子用の接続素子15,16
が固着されている。これらの接点素子は全て共通の素材
から断裁されかつ固定区分を台座の底面に対して平行に
なるようにして台座ベース体10内に埋め込まれてい
る。これらの埋め込まれた固定区分から夫々端子ピン1
1a,12a,13a,14a,15a,16aが、台
座の下面に対して垂直に屈曲されている。対応接点素子
11,12,13,14自体は槽状の台座ベース体10
の床の上面に露出しておりかつ溶接成形材11b,12
b,13b,14bを有している。但し接続素子15及
び16は台座の対向辺側で上向きに屈曲されており、し
かも該接続素子は、適当な屈曲成形によって、可動の接
点ユニット又は可動接極子のための2つの支承材15
b,16bを形成している。それぞれ並列的に位置して
いる定置の対応接点素子11と13;12と14との間
には、絶縁距離を拡大するためのリブ17が夫々一体成
形されている。
【0012】可動の接点ユニット2は絶縁材料から成る
接点支持体20を有し、該接点支持体内に接点ばね2
1,22,23,24が埋め込まれている。該接点ばね
は、その下側に位置している定置の対応接点素子11,
12,13,14と選択的に協働する。2つの切換え接
点を形成するために本例では接点ばね21と22とは一
体に結合されているので、中央接点素子を形成し、該中
央接点素子は支承バンド25を介して台座内の接続素子
15と機械的及び電気的に接続されている。同様に接点
ばね23及び24は支承バンド26と一体に結合されて
おりかつ接続素子16に接続されている。2本の固定ピ
ン27を介して接点ユニット2は可動接極子3と固定的
に結合されている。
【0013】リレーを組立てる場合、可動の接点ユニッ
ト2は先ず可動接極子3と一体化されて揺動式の可動接
極子−接点構成群として形成され、この場合固定ピン2
7は熱間変形加工によって可動接極子3の孔内に締結さ
れる。次いで前記可動接極子−接点構成群は台座1と結
合され、しかも接点間隔乃至は各接点の接点過剰行程分
が規定のように調整される。この調整に関しては図3乃
至図7に基づいて詳細に説明する。
【0014】中央接点素子21,22;23,24用の
電気接続ラグとして同時に使用されかつ前記中央接点素
子と一体に同一の素材から断裁された支承バンド25,
26は夫々、接点ユニット2の絶縁材料製の接点支持体
20から実質的に水平方向に突出している。このために
接点支持体20はサイド付設部28を有し、該サイド付
設部28から両支承バンド25,26は可動接極子の長
手方向に突出した上で、比較的小さな曲率半径で垂直上
方に屈曲されている。従って、両支承バンド25,26
の上向き屈曲区分は、基準平面に対して垂直な共通の平
面内に位置しており、この共通の垂直平面は、他面にお
いて又、可動接極子の支承軸線をほぼ通過している。
【0015】図3に示した台座1内に可動接極子−接点
構成群を嵌め込んだのち、接点間隔もしくは各接点の接
点過剰行程分が所定の値に調整される。この調整は殊に
有利には、図4に示した装置又はこれに類比の装置を用
いて行なわれる。支承バンド25及び26は台座ベース
体10の支承材15b及び16bに対して整合される
と、可動接極子−接点構成群の接点ばね21,22,2
3,24もしくは該接点ばねの接点区分は、所属の対応
接点素子11,12,13,14に当接する。支承バン
ド25,26つまり電気接続ラグはその垂直接触面でも
って接続素子15,16の支承材15b,16bに接触
する。
【0016】図4に示した組立装置9は、概略的に図示
した測定装置90を有し、該測定装置の2つの導電脚片
91及び92は、一方の導電脚片91から可動接極子3
を経て他方の導電脚片92への通電が生じていることが
前記測定装置9で確認されるまで、二重矢印95に従っ
て可動接極子3の上面35の接続部位へ接近させられ
る。接点ばねの変形に基づいて可動接極子3が不都合に
斜向している場合には、可動接極子を介しての通電を生
ぜしめるためには或る所定の圧着力が必要になる。この
所要の圧着力の大きさから前記接点ばねの変形量を導き
出すことが可能である。圧着力が所定の最大許容値を超
えた場合には、可動接極子系は不合格として、つまり欠
陥品として除外される。
【0017】これに対して前記第1の測定段階において
可動接極子−接点構成群が合格と確認された場合には、
測定装置は所定の距離分だけ更に下向移動し、要するに
台座1の方に向かって移動する。この状態で4つの接点
ばね21,22,23,24と台座内の所属の対応接点
素子11,12,13,14との間に通電が生じる。こ
の通電状態は端子ピン11a,12a,13a,14a
における測定によって検出される。この検査行程によっ
て、夫々2つのアームに分割された接点ばね21,2
2,23,24の少なくとも1つの接点アームが十分な
接点過剰行程を有していることが保証される。図5に
は、全ての接点ばねの前記接点過剰行程位置が示されて
いる。
【0018】この接点過剰行程の検査後に、測定装置9
0内に位置しているスライダ96が二重矢印97に従っ
て降下される。可動接極子3は、前記スライダ96に固
定された永久磁石98によって確保される。こうして測
定装置90は、可動接極子の中立位置での所望の接点間
隔29に相当する距離分だけ、予め生じた接点過剰行程
を考慮しつつ二重矢印95に従って上向移動させられ
る。この位置が図6に示されている。可動接極子−接点
構成群の支承バンド25及び26は今や、台座構成群の
支承材15b及び16bに対して所望の高さレベルに位
置している。この位置で各支承バンド25,26は、当
接している支承材15b,16bと溶接される。この溶
接は例えば抵抗溶接法又はレーザー溶接法で行なうこと
ができる。
【0019】次いで、図1及び図2に示したコイル5、
棒形コア6、磁極片7及び永久磁石4を装備した電磁石
系が、所望の可動接極子運動行程に達するまで、台座構
成群の上に被せられる。コイル枠は台座ベース体10上
にクランプ締結又はその他の方式で位置固定される。図
7には、可動接極子3に対する磁極片7の位置が略示さ
れている。永久磁石4を有する電磁石系の極性化に基づ
いて可動接極子は選択的にその一方の端部又は一方の極
面でもって、対面した磁極片7に吸引される。該磁極片
7の下に位置している接点ばね区分(図7では接点ばね
24)が一緒に同じく上向移動させられるのに対して、
反対側に位置する接点ばね区分(図7では接点ばね2
3)は、その下に位置する対応接点素子に圧着される。
従って、ここで留意すべき点は、図6に示した中立位置
における接点間隔29が可動接極子の全行程に相当する
のではなくて、該全行程の約1/2に相当していること
である。それというのは、接点の開放時に各可動接極子
区分がその都度中立位置を越えて磁極片7に接する傾斜
位置へ上向移動するからである。勿論当業者には明らか
なように接点間隔29は可動接極子行程の1/2に正確
に等しい訳でもない。それというのは、相応の可動接極
子区分が中立位置から下向運動する場合に所属の接点ば
ね区分が、可動接極子行程の一部分だけ連動して対応接
点素子に接触するのに対して、可動接極子自体は、所望
の接触力を発生するために前記の接点過剰行程を行なう
からである。図4に示した組立装置の調整時に当業者
は、所望の接点過剰行程を保証するように接点間隔29
を調整することができる。
【0020】図8及び図9には旋回式可動接極子型リレ
ーを例にとって本発明による接点調整態様が図示されて
いる。略示したにすぎないベース体101はコイル枠と
して、巻線102、コア103及び屈曲したヨーク10
4を支持している。可動接極子105は、やや丸く面取
りの施されたコア極面106と相俟って作業空隙を形成
する。可動接極子105に接点ばね107が固定されて
おり、該接点ばね107はその固定区分108でもって
ヨーク104に固定されねばならないので、従って前記
固定区分108は可動接極子105用の支承ばねとして
同時に役立つ。接点ばね107の自由端部は接点片を有
する接点区分109を形成し、前記接点片は対応接点素
子110と相俟ってメーク接点を形成している。前記対
応接点110はベース体101内に慣用の方式で固定さ
れている。別の対応接点素子111は切換え接点を形成
するために設けることができる。
【0021】本発明では所望の接点接触力を得るために
可動接極子の過剰行程分を調整する場合の配置態様は先
ず、図8に示すように可動接極子105がコア極面10
6に、また接点区分109が対応接点素子110に接す
るように選ばれる。次いで固定区分108がヨーク10
4に沿って矢印112の方向にシフトされるが、可動接
極子105はコア極面106と接触した状態に維持され
る。これによって、図9に誇張して図示したようにヨー
ク104における支承部位に対する可動接極子105の
角度が変化される。前記固定区分108のシフト時に可
動接極子105はコア極面106上を転動して過剰行程
を行なうが、接点ばね107はこの過剰行程の調整運動
に連動することはできない。それというのは該接点ばね
の接点区分109がすでに対応接点素子110に当接し
ているからである。所望の過剰行程値に達すると直ち
に、固定区分108は溶接点113においてヨーク10
4と接合される。
【0022】図10及び図11には、接点ばねのスライ
ド作動式リレーを例にとって可動接極子過剰行程の調整
態様が図示されている。やはり概略的に図示されている
にすぎない図10及び図11によれば、コイル枠201
上に巻線202が配置されている。またU字形のヨーク
203が前記コイル枠201と結合されているか又は図
示を省いたベース体上に配置されている。この場合可動
接極子205はコイル枠の内部で、ヨーク203の極面
206と相俟って作業空隙を形成するように配置されて
いる。可動接極子205の自由端部にはスライド204
が結合されており、該スライドは可動接極子205の運
動を接点ばね207に伝達する。該接点ばね207は固
定区分208及び、接点片を有する接点区分209並び
に作動区分211から成り、前記接点片は、ベース体内
に固着された対応接点素子210と協働する。接点ばね
207の作動は、該接点ばねの自由端部に係合している
スライド204を介して行なわれるので、接点区分20
9は固定区分208と作動区分211との間に位置して
いる。固定区分208は支持体212に沿って摺動可
能、かつ該支持体に固定可能であり、この場合の支持体
212は、ベース体に固着された接続素子である。
【0023】組立時には図10に示すように先ず可動接
極子205は極面206に接する作業位置にもたらされ
るので、スライド204はその下限位置(図10)を占
める。接点ばね207は、作動区分211をスライド2
04と係合させる一方、接点区分209を対応接点素子
210に当接させるように配置される。次いで固定区分
208は、所望の過剰行程値つまり所望の接触力に達す
るまで、矢印213の方向に、要するにスライド204
の作動方向に対して平行にシフトされる。固定区分20
8が図11に示した位置を占めると、該固定区分208
は支持体212と溶接される。
【図面の簡単な説明】
【図1】対称的な接点ばねユニットを支持する揺動式可
動接極子を有するリレーの斜視図である。
【図2】図1のリレーを断面して示した斜視図である。
【図3】図1に示したリレーの台座及び揺動式の可動接
極子−接点構成群の斜視図である。
【図4】図3に示した揺動式の可動接極子−接点構成群
のための組立装置を一部破断して示した図である。
【図5】図1に示したリレーの台座及び揺動式の可動接
極子の組立段階を示す断面図である。
【図6】リレーの台座及び揺動式の可動接極子を図5と
は異なった組立段階で示した断面図である。
【図7】リレーの台座及び揺動式の可動接極子を図5及
び第6図とは異なった組立段階で示した断面図である。
【図8】旋回式の可動接極子形リレーの組立状態を示す
概略図である。
【図9】図8とは異なった組立状態で示した旋回式の可
動接極子形リレーの概略図である。
【図10】組立状態で示したスライド作動式リレーの概
略図である。
【図11】図10とは異なった組立状態で示したスライ
ド作動式リレーの概略図である。
【符号の説明】
1 台座、 2 接点ユニット、 3 揺動式の
可動接極子、 4永久磁石、 5 コイル、 6 棒
形コア、 7 磁極片、 8 キャップ、 9
組立装置、 10 台座ベース体、 11,12,1
3,14対応接点素子、 11a,12a,13a,1
4a 端子ピン、 11b,12b,13b,14b
溶接成形材、 15,16 接続素子、 15
a,16a 端子ピン、 15b,16b 支承
材、 17 リブ、 18切欠き部、 20 接点
支持体、 21,22,23,24 接点ばね、 2
5,26 支承バンド、 27 固定ピン、 28
サイド付設部、 29 接点間隔、 32,33
極面、 35 可動接極子の上面、50 コイ
ル枠、 51,52 フランジ、 53 付設材、
55垂直溝、 56 コイル接続素子、 57
巻線、 90 測定装置、91,92 導電脚片、
95 測定装置の上向・下向運動方向を示す二重矢
印、 96 スライダ、 97 スライダの上向・
下向運動方向を示す二重矢印、 98 永久磁石、
101 ベース体、 102 巻線、103 コ
ア、 104 屈曲したヨーク、 105 可動接
極子、 106 コア極面、 107 接点ばね、
108 固定区分、 109接点区分、 110,
111 対応接点素子、 112 シフト方向を示
す矢印、 113 溶接点、 201 コイル枠、
202 巻線、 203 ヨーク、 204
スライド、 205 可動接極子、 206極面、
207 接点ばね、 208 固定区分、 209
接点区分、 210 対応接点素子、 211
作動区分としての自由端部、 212 支持体、
213 シフト方向を示す矢印

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動接極子(3;105;205)によ
    って作動される少なくとも1つの接点ばね(21,2
    2,23,24;107;205)を備えたリレーにお
    ける可動接極子行程の調整法であって、前記接点ばねの
    固定区分(25,26;108;208)を支持体(1
    5b,16b;104;212)に固定して、前記接点
    ばねの接点区分を、ベース体内に固着された対応接点素
    子と協働させるようにする形式のものにおいて、 (a)可動接極子(3;105;205)と作用接続す
    る接点ばね(21,22,23,24)を、可動接極子
    の作業位置に相当する位置において、対応接点素子(1
    1,12,13,14;110;210)と接点接触さ
    せ、 (b)前記接点ばね(21,22,23,24;10
    9;209)の接点区分を、所定の過剰行程に相当する
    位置へもたらし、 (c)次いで前記接点ばねの固定区分(25,26;1
    08;208)を、前記過剰行程に相当する位置で支持
    体と結合することを特徴とする、リレーにおける可動接
    極子行程の調整法。
  2. 【請求項2】 接点ばね(107)が該接点ばねの固定
    区分(108)と接点区分(109)との間の領域で可
    動接極子(105)と結合されておりかつコア極(10
    6)への前記可動接極子(105)の当接時に前記接点
    ばね(107)の接点区分(109)が対応接点素子
    (110)に接触するようになっているリレーにおける
    可動接極子行程の調整法において、 (a)接点ばね(107)の固定区分(108)を、可
    動接極子(15)の吸引方向とは逆方向に支持体(10
    4)に沿って移動させる一方、前記可動接極子(10
    5)に結合されている前記接点ばね(107)の結合区
    分を固定的に保持して、前記接点ばね(107)の接点
    区分(109)を対応接点素子(110)に圧着し、か
    つ (b)所定の過剰行程に達したのちに、前記接点ばね
    (107)の固定区分(108)を前記支持体(10
    4)と結合する、請求項1記載の調整法。
  3. 【請求項3】 可動接極子(205)が、接点ばね(2
    07)の接点区分(209)の作用領域外で作動部材
    (204)を介して、固定区分(208)とは反対側の
    前記接点ばねの端部(211)に係合するようになって
    いるリレーにおける可動接極子行程の調整法において、 (a)接点ばね(207)が作動部材(204)と対応
    接点素子(210)とに接触するように前記接点ばねを
    所属の支持体(212)に沿ってシフト可能に配置し、 (b)次いで前記接点ばね(207)の固定区分(20
    8)を、前記作動部材(204)の作用方向に対して平
    行に前記支持体(212)に沿ってシフトさせ、しかも
    このシフトの際に前記対応接点素子(210)を旋回支
    点として用い、かつ (c)所定の過剰行程に達したのちに、前記前記接点ば
    ね(207)の固定区分(208)を前記支持体(21
    2)と結合する、請求項1記載の調整法。
  4. 【請求項4】 中立軸線を中心として旋回可能な揺動式
    の可動接極子(3)が少なくとも1つの接点ばね(2
    1,22,23,24)と結合されており、各接点ばね
    が前記可動接極子の両端部の領域に接点区分を、また前
    記中立軸線の領域に固定区分(25,26)を有し、か
    つ、前記接点ばねの下位に配置された台座(1)が前記
    の接点区分の下側には夫々対応接点素子(11,12,
    13,14)を、また前記の固定区分(25,26)の
    領域には夫々支持体(15b,16b)を有しているよ
    うになっているリレーにおける可動接極子行程の調整法
    において、 (a)可動接極子と共に各接点ばね(21,22,2
    3,24)の両端の接点区分を、所望の過剰行程に到達
    させるまで、所属の対応接点素子(11,12,13,
    14)を押圧し、 (b)次いで前記可動接極子(3)を接点ばね(21,
    22,23,24)と共に、前記過剰行程分を考慮しつ
    つ可動接極子の各端部の行程の約1/2に相当する距離
    分だけ持ち上げ、 (c)次いで前記接点ばね(21,22,23,24)
    の各固定区分(25,26)を前記台座(1)の所属の
    支持体(15b,16b)と結合する、請求項1記載の
    調整法。
  5. 【請求項5】 過剰行程位置に達した後にその都度、す
    べての閉じられた接点における通電状態を検査する、請
    求項1から4までのいずれか1項記載の調整法。
  6. 【請求項6】 所属の支持体(15b,16b;10
    4;212)を夫々接点ばね(21,22,23,2
    4;107;207)のための給電路として使用し、か
    つ接点ばねを鑞接又は溶接によって前記支持体に固定す
    る、請求項1から5までのいずれか1項記載の調整法。
JP6051900A 1993-03-24 1994-03-23 リレーにおける可動接極子行程の調整法 Withdrawn JPH06302263A (ja)

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