JPH06301994A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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Publication number
JPH06301994A
JPH06301994A JP10982593A JP10982593A JPH06301994A JP H06301994 A JPH06301994 A JP H06301994A JP 10982593 A JP10982593 A JP 10982593A JP 10982593 A JP10982593 A JP 10982593A JP H06301994 A JPH06301994 A JP H06301994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
objective lens
plate
leaf spring
driving device
lens driving
Prior art date
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Pending
Application number
JP10982593A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Date
信顕 伊達
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Priority to EP19930303038 priority patent/EP0572114B1/en
Priority to DE1993619965 priority patent/DE69319965T2/de
Publication of JPH06301994A publication Critical patent/JPH06301994A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズホルダーの直進性とピッチングに対す
る剛性との双方を満足すると共に、複合平行板バネの薄
型化を図れるようにした対物レンズ駆動装置を提供す
る。 【構成】 対物レンズ1、および、上記対物レンズ1に
レーザー光を導くミラーを、レンズホルダー3に装備
し、該レンズホルダー3を複合平行板バネ6で支持し
て、フォーカシング、トラッキング、シーク動作を行な
わせるようにした対物レンズ駆動装置において、上記複
合平行板バネ6が、板厚の異なる二枚の板バネ106
a、106bから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、光学的ある
いは光磁気的に情報を記録・再生する情報記録再生装置
において使用される対物レンズ駆動装置に関し、特に、
その可動部を簡略化し、コストダウンを図った対物レン
ズ駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のような対物レンズ駆動装置
は、ディスク状の記録媒体(以下、ディスクと称す)に
レーザー光を照射して、光スポットを形成し、情報の記
録を光学的、光磁気的に行なう際に、光スポットを形成
するための対物レンズを、上記ディスクの半径方向およ
び上記ディスクの記録面に対して鉛直な方向に関してト
ラッキング制御およびフォーカシング制御するため、ア
クチュエータに装備し、このアクチュエーターをキャリ
ッジに搭載して、このキャリッジをガイドレールに沿っ
て保持し、シーク方向に移動制御できるようになってい
る。
【0003】ところが、キャリッジ、および、これを上
記ガイドレールに沿ってガイドするベアリングのコスト
が高く、全体として、装置のコストダウンの障害となっ
ていた。
【0004】そこで、本出願人は、既に、図2に示すよ
うに、レンズホルダー3に対して、対物レンズ1と、該
対物レンズにレーザー光を向けるミラー(図示せず)と
を搭載した構成において、キャリッジを用いることな
く、複合平行板バネ6によって、上記レンズホルダー3
を保持して、直進運動をさせながら、ディスクの半径方
向にシークさせ、フォーカシング、トラッキングおよび
シーク動作を行なわせる対物レンズ駆動装置を提案して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この対物レンズ駆動装
置は、部品点数が少なく、低コストであり、かつ、小型
軽量であるため、シークのための電力が小さいというメ
リットをもつが、ピッチング方向の振動がおきやすく、
対物レンズの光軸が傾きやすいという不都合があった。
しかし、このピッチング方向の振動は、図3のAで示す
巾が大きく、Bで示す巾が小さい程、起きにくいという
傾向をもっている。ところが、図2から容易にわかるよ
うに、Aの巾は、スピンドルモータに衝突しないための
スペースを確保する必要から、その制約を受け、ある大
きさ以上には、大きくできないものであった。
【0006】つまり、Bの巾を小さくする改良方法しか
ないわけであるが、Bの巾にも、制約があり、レンズホ
ルダー3が直進するためには、中央の板バネ部6aと上
下の板バネ部6bの曲げ弾性が、同一でなければならな
い。即ち、複合平行板バネ6を同一の板材で作る限り、
中央の板バネ部6aの巾は、上下の板バネ部6bの倍の
長さが必要となる。
【0007】
【発明の目的】そこで、本発明においては、レンズホル
ダーの直進性とピッチングに対する剛性との双方を満足
すると共に、複合平行板バネの薄型化を図れるようにし
た対物レンズ駆動装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
対物レンズ、および、上記対物レンズにレーザー光を導
くミラーを、レンズホルダーに装備し、該レンズホルダ
ーを複合平行板バネで支持して、フォーカシング、トラ
ッキング、シーク動作を行なわせるようにした対物レン
ズ駆動装置において、上記複合平行板バネが、板厚の異
なる二枚の板バネから構成されている。即ち、例えば、
図1に示すように、中央の板バネ部106aを、板厚の
厚い別部材で作り、しかも、この板バネ部の曲げ弾性
を、上下の板バネ部106bの合成曲げ弾性と同一に設
定するのである。
【0009】
【作用】この方法により、ピッチングに対する剛性を増
すことができるだけでなく、対物レンズ駆動装置として
の薄型化も図れ、特に、カートリッジホルダー部と、対
物レンズ駆動装置とを近づけることによる薄型化が容易
になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1を参照して具体
的に説明する。なお、図1ないし図3において、符号1
は対物レンズ、3は対物レンズ1とミラー(図示せず)
を搭載したレンズホルダーであり、4はレンズホルダー
3に巻かれたトラッキングコイル、5はフォーカシング
コイルである。また、6あるいは106は複合平行板バ
ネで、中央部の板バネ部6aあるいは106aと、その
上下の板バネ部6bあるいは106bが撓むことによ
り、トラッキングとシーク動作を行なうが、この場合、
基端バネ部6aあるいは106aの弾性と、上下の板バ
ネ部6bあるいは106bの弾性とは、同一になるよう
作られているので、レンズホルダー3はシーク時に直進
することができる。なお、複合平行板バネ6あるいは1
06は、そのヒンジ部6cあるいは106cと、ヒンジ
部6dあるいは106dとが撓むことにより、フォーカ
シングを行なう。
【0011】また、図中、符号7あるいは107は、複
合平行板バネの台座であり、そこには、丸穴7aあるい
は107aと、長穴7bあるいは107bとが設けられ
ており、傾き調整をして、外ヨーク8にビス止めするこ
とができる。外ヨーク8は、永久磁石9と内ヨーク10
とで磁気回路を構成しているが、内ヨーク10と外ヨー
ク8とを結ぶ中断ヨークを廃止するために、内ヨーク1
0と外ヨーク8には曲げ部が設けられており、直接、両
者が接触するように構成されている。
【0012】また、符号11は対物レンズ駆動装置の基
台で、これに外ヨーク8と内ヨーク10とをビス止めす
ることにより、可動ヘッド全体が、ユニット化されるよ
う構成されている。また、符号11aは、基台11を、
記録再生再装置の本体に取付ける台座部であるが、バネ
部材を介して、本体に取付けることにより、対物レンズ
のディスク面に対する光軸調整が可能である。また、こ
れは、フォーカシング時の不要な振動が、本体側に伝わ
るのを防ぐこともできる。なお、符号12はスピンドル
モーターで、ディスク13を回転させる。
【0013】次に、本発明を作動を説明する。まず、レ
ンズホルダーの部分と複合平行板バネの部分が組立てら
れた状態で、複合平行板バネ6あるいは106のねじれ
による対物レンズの光軸倒れを除去するため、台座7あ
るいは107を長穴7bあるいは107bのクリアラン
スの範囲で傾けて、レンズホルダー3が水平になるよう
な粗調整を行なう。次に、基台11の台座部11aを装
置の本体に取付ける時の傾きを調整して、対物レンズの
ローリング方向、ピッチング方向の光軸倒れを微調整す
る。
【0014】そして、トラッキングコイル4に通電し
て、トラッキング制御動作、シーク動作を行ない、ま
た、フォーカシングコイル5に通電して、フォーカシン
グ制御動作を行なう。この時、図2に示す構成例では、
B寸法が大きく、ピッチング周波数が低いが、図1に示
す本発明の構成では、B′を可能な限り小さく取ってあ
り、ピッチング周波数を高くできるので、光軸倒れを小
さくすることができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、レ
ンズホルダーを複合平行板バネで支持して、フォーカシ
ング、トラッキング、シーク動作を行なわせる対物レン
ズ駆動装置において、上記複合平行板バネのピッチング
剛性をあげることができるし、板バネ支持系の薄型化、
装置の薄型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】既に提案された事例を示す正面図である。
【図3】同じく、その事例の斜視図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ 3 レンズホルダー 6 複合平行板バネ 106 複合平行板バネ 6a、6b、106a、106b 板バネ部 6c、6d、106c、106d ヒンジ部 8 外ヨーク 9 マグネット 10 内ヨーク 11 基台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズ、および、上記対物レンズに
    レーザー光を導くミラーを、レンズホルダーに装備し、
    該レンズホルダーを複合平行板バネで支持して、フォー
    カシング、トラッキング、シーク動作を行なわせるよう
    にした対物レンズ駆動装置において、上記複合平行板バ
    ネが、板厚の異なる二枚の板バネから構成されているこ
    とを特徴とする対物レンズ駆動装置。
JP10982593A 1992-04-22 1993-04-14 対物レンズ駆動装置 Pending JPH06301994A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10982593A JPH06301994A (ja) 1993-04-14 1993-04-14 対物レンズ駆動装置
EP19930303038 EP0572114B1 (en) 1992-04-22 1993-04-20 An apparatus for driving an objective lens
DE1993619965 DE69319965T2 (de) 1992-04-22 1993-04-20 Objektivantriebsgerät

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10982593A JPH06301994A (ja) 1993-04-14 1993-04-14 対物レンズ駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06301994A true JPH06301994A (ja) 1994-10-28

Family

ID=14520172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10982593A Pending JPH06301994A (ja) 1992-04-22 1993-04-14 対物レンズ駆動装置

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JP (1) JPH06301994A (ja)

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