JPH031375A

JPH031375A - 直線駆動装置及びこれを用いた情報記録再生装置

Info

Publication number: JPH031375A
Application number: JP13459289A
Authority: JP
Inventors: Katsutoshi Wada; 勝利和田
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-05-30
Filing date: 1989-05-30
Publication date: 1991-01-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業上の利用分野）この発明は直線部ａ装置及びこれを用いた情報記録再生
装置に関するものである。

（従来の技術）光ディスク（光磁気ディスクも含む）に光ビームを照射
して情報の記録及び再生を行う光デイスク装置に用いら
れる光学ヘッドは、一般に半導体レーザーのような光源
からの光ビームを光デイスク面に集束・照射するための
対物レンズと、これを光ディスクの面に垂直な方向に移
動させるフォーカシングコイル及び光ディスクの半径方
向に移動させるトラッキングコイルと、これらフォーカ
シングコイル及びトラッキングコイルに磁界を与える永
久磁石とヨークからなる磁気回路によって構成される。

対物レンズのトラッキング方向への駆動は、±Ｑ、５ｍ
＋＠程度の駆動範囲でディスクの偏芯に追従することを
目的とする第１の駆動機構と、ディスクの情報記録面の
全領域をサーチすることを目的として、光学ヘッド全体
を駆動する第２の駆動機構を有するものが一般的であり
、第５図に代表的な従来例を示す。

即ち、対物レンズ１０１はディスクＤの面娠れ、偏芯に
追従するための第１の駆動機構１ニツト１０３によって
２次元に駆動される。第１の駆動機構ユニット１０３は
光源、及び信号検出の為の光学系を含むキャリッジ１０
５全体と共にディスクラジアル方向に第２の駆動ユニッ
ト１０７によって駆動される。キャリッジ１０５は上下
一対のベアリング１０９を介して左右のリニアシャフト
１１１に両端支持され、リニアガイドシャフト１１１に
沿って、直線駆動される。第２の駆動ユニット１０７は
キャリッジ１０５の左右に配置された駆動コイル１１０
に磁気ギャップ内での磁界を供給する永久磁石１１３と
ヨーク１１５とで構成された磁気回路が配置された構造
となっている。

（発明が解決しようとする課題）このように構成された従来手段によると、磁気回路によ
ってキャリッジ１０５に与えられる駆動力の作用点は左
右のリニアガイドシャフト１１１の上方となるため制御
用周波数帯域内に機械的共振（矢印方向のピッチング）
が発生する。

一般に非常に微細なトラック間隔で記録されている光デ
ィスクでは、書き込み、読み出しを行う為の光ビームの
トラッキング追従制御は非常に広い制御帯域を必要とす
る。また、トラック間のサーチ動作を高速で行う時にも
やはり広い周波数帯域で速度ＩＩＩ陣を行う必要がある
が、機械的共振周波数が存在したり、あるいは、重ｊが
ある場合には応答速度の速い安定した制御系を構成する
ことが困難となる。

そこで、この発明は機械的共振が極力防止される直線駆
動装置と、広い周波数帯域にて安定な速度制御が可能な
情報記録再生装置を提供することを目的としている。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）前記目的を達成するために、この発明にあっては、駆動
コイルを搭載する可動体と、前記可動体の移動方向に長
手方向を向けるように設けられるリニアガイドと、前記
駆動コイルに磁場を与える磁気回路とを有する直線駆動
装置において、前記駆動コイルの有効巻線部を通過する
平面内に、前記可動体の重心と、前記可動体と前記リニ
アガイドとの接点とがほぼ含まれるように配置してなる
直線駆動装置とした。また、この直線駆動装置の前記可
動体に、情報の記録再生を行うトランスデユーサをｙｔ
　ａ　Ｌｌてなる情報記録再生装置とした。

（作用）以上のような構成の直線駆動装置とすれば、駆動力の作
用点であるコイルの有効巻線部がずれることによるピッ
チング等の機械撮動の発生が極力防止される。また、上
記直線部ｌｌＩ装置を用いた情報記録再生装置とすれば
、広い周波数帯域にて安定な速度制御が可能となる。

（実施例）以下、第１図乃至第４図の図面を参照しながらこの発明
の一実施例を詳細に説明する。

図中１はベース、３はスピンドルモータ５によって回転
する光ディスク７（光磁気ディスクの１合もある。）上
の情報を記録あるいは読み取りを行なうトランスデユー
サである対物レンズ９を備えたピックアップヘッドを示
している。ピックアップヘッド３の両側には磁気回路１
１．１１と、磁気回路１１．１１の外側にはリニアガイ
ドレール１３．１３がそれぞれ配置されている。

ピックアップヘッド３は、左右にキャリッジ１５．１５
が延長されると共に板ばね状のピックアップヘッド支持
機構１７によって支持され、コイル、永久磁石から成る
フォーカス駆動用磁気回路１９によって対物レンズ９の
光軸方向Ｘへの駆動力が与えられる。これにより、光デ
ィスク７の面振れ、偏芯に対して正しい追従が可能とな
る。

また、対物レンズ９の光軸Ｘ上で下方には光路を９０度
折り曲げる立上げミラー２０が配置されている。３１は
固定光学系である。

磁気回路１１は、前記キャリッジ１５の下面側に固着さ
れたコイル２１と、コイル２１内に貫通された第１のヨ
ーク２３と、コイル２１の上辺と対向し合うと共にキ１
ｒリッジ１５の上方に位置し、下面側（１１気ギヤツプ
）に磁界を作る永久磁石・２５と、ベース１に固着され
前記永久磁石２５を支持づる第２のヨーク２７とから成
り、前記コイル２１に電流が流れることで−Ｌ辺２１ａ
　（有効巻線部）が駆動力の作用点を含むことになり、
対物レンズ９の光軸Ｘと直交し合う方向、即ら、第３図
矢印イの如く光ディスク７の半径方向への駆動力が得ら
れるようになる。

コイル２１はリング状に形成されており、第４図に示す
如く往復動時にキャリッジ１５に発生す゛る振動モード
（点線）の交点Ｐを横切る軸線上に配置し振動モードの
影響が最小となる位置に設定しである。

リニアガイドレール１３．１３は、ベース１に両端支持
されると共に断面円形の形状となっている。リニアガイ
ドレール１３．１３には、前記キャリッジ１５の取付部
１５ａに支持された上１；対のガイドローラ２９．２９
が内側から接触している。

ガイドローラ２９．２９の一方は前後２箇所に設けられ
、他方は一四所設けられた３点支持タイプとなっている
。

なお、３３は一方のリニアガイドレール１３を軸Ｊｌｊ
ｌＹ方向に付勢する根ばねをそれぞれに示してＪ３す、
板ばね３３の両端はベース１に両端支持されると共にほ
ぼ中央部位に設けられた押圧体３５が前記リニアガイド
レール１３のほぼ中央部位に弾接している。これにより
、板ばね３３の付勢力によってガイドローラ２９はガイ
ドレール１３に対してガタ付くことなく円滑な転勤が可
能となる。

これにより、各一対のガイドローラ２９．２９は、リニ
アガイドレール１３．１３と点△（各接点の中間点）に
て接触しているものと考えることができる。

なお、可動体全体は、第１図に紙面にｉ角でかつ光軸Ｘ
を含む平面にて略対称な形状となっており、使用される
部品の月質もこの対称面の左右でほぼ同様の分布で用い
られている。

また、ピックアップヘッド３の質量中心Ｗと、磁界内を
電流が流れるコイル２１の上ｙＵ２１ａ（有効巻線部）
の位置と、前記点への位置は前記対物レンズ９の光軸Ｘ
と直交するほぼ同一面−Ｌに配置されている。また、こ
こではピックアップヘッド３の重心Ｇは対物レンズ９の
光軸Ｘ」−で前記リニアガイドレール１３．１３を結ぶ
軸線Ｙと直交し合う位置に設定されている。

このように構成された本発明において、磁界内に位置す
るコイル２１に電流が流れると、キトリッジ１５には矢
印イの方向の駆動力が与えられ、対物レンズ９はガイド
レール１３．１３に沿って光ディスク７の半径方向に移
動する。この場合、光ディスク７の面振れ、偏芯はピッ
クアップヘッド支持橢構１７により修正され情報の記録
及び再生が行なわれる。一方、駆動力の位置、即ち、駆
動力が発生するコイル２１の」−辺２１ａは＠線Ｙにお
いてほぼ一致しているのでピッチング等の機械振動の発
生は小さく抑えられる。また、キャリッジ１５の軽量化
と相まって迅速なサーチ動作が可能になると共に装置全
体の大型化を招来することもない。

なお、本発明の直線駆動装置は光デイスク装置のみなら
ず磁気ディスク装置など、他の情報記録再生装置に用い
ても同様の効果を得ることができる。

〔発明の効果］以上、説明したように本発明によれば、ピッチング等の
機械振動の発生が極力防止される直線駆動装置が実現す
る。また、広い周波数帯域にて安定な速度ｖＩＩ２ＩＩ
が可能な情報記録再生装置が実現する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の直線駆動装置を示した第３図のＴ−
Ｉ線切断面図、第２図は分解斜視図、第３図−よ平面図
、第４図は説明図、第５図は従来例の斜視図である。３・・・ピックアップヘッド７・・・光ディスク９・・・対物レンズ１１・・・磁気回路１３・・・リニアガイドレール１５・・・キャリッジ１７・・・ピックアップ支持機構２０・・・立ち１−げミラー（光学素子）２１・・・コ
イル２５・・・永久磁石ｆ切人弁理士三好秀和３・・ピックアップヘッド７・・・光ディスク９・・・対物レンズ１１・・・磁気９１１１３・・・リニアガイドレール１５・・・キャリッジ１７・・・ピックアップ支持機構２０・・・立ら上げミラー（光学素子）２１・・・コイ
ル２５・・・永久磁石第３図第１図ｗＩｋ４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）駆動コイルを搭載する可動体と、前記可動体の移動方向に長手方向を向けるように設けら
れるリニアガイドと、前記駆動コイルに磁場を与える磁気回路とを有する直線
駆動装置において、前記駆動コイルの有効巻線部を通過する平面内に、前記
可動体の重心と、前記可動体と前記リニアガイドとの接
点とがほぼ含まれるように配置してなることを特徴とす
る直線駆動装置。
（２）請求項１記載の直線駆動装置の前記可動体に、情
報の記録再生を行うトランスデューサを搭載してなるこ
とを特徴とする情報記録再生装置。