JPH06301633A - データ転送装置 - Google Patents

データ転送装置

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JPH06301633A
JPH06301633A JP5091280A JP9128093A JPH06301633A JP H06301633 A JPH06301633 A JP H06301633A JP 5091280 A JP5091280 A JP 5091280A JP 9128093 A JP9128093 A JP 9128093A JP H06301633 A JPH06301633 A JP H06301633A
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JP
Japan
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data
dma
address
data transfer
cpu
Prior art date
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JP5091280A
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English (en)
Inventor
Isao Nakamura
功 中村
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 DMAコントローラー8は、転送先アドレス
カウンター8−4のデータをアドレスバス11へ出力
し、VRAM3へリード信号を出力し、データをリード
し、内蔵のレジスタ8−7に取り込む。レジスタ8−5
に記憶されている、RAM7からリードしたデータとの
論理演算を論理演算回路8−8により行なった結果のデ
ータをデータバス12へ出力し、VRAM3へライト信
号を出力して、VRAM3へデータを格納させる。 【効果】 データ転送時間を利用して効率よく論理演算
データ処理を行なうことが可能で、プログラム実行によ
る処理時間を削減することができ、システムの処理速度
を向上させることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPU、プログラムメ
モリ、データメモリからなるマイコンシステムにおい
て、プログラム実行によらずに、DMA(ダイレクトメ
モリアクセス)方式によるデータ転送を行なうことによ
り、データ転送時間を節約するデータ転送装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】CPU、プログラムメモリ、データメモ
リからなる一般的なマイコンシステムの例を図2に示
す。図2に示すシステムは、CPU(中央処理装置)
1、PPU(周辺処理装置)2、VRAM(ビデオRA
M)3、VRAMインターフェイス4、表示装置5、C
PU用プログラムROM6、CPU用ワークRAM7お
よびDMAコントローラー8からなり、CPU1がRO
M6のプログラムを実行して作成した画像データをVR
AM3へ転送し、PPU2がVRAM3の画像データを
表示装置5へ転送して表示する画像表示システムであ
る。
【0003】このシステムにおけるデータ処理およびデ
ータ転送は次のように行なわれる。
【0004】 CPU1が、ROM6のプログラムに
従って、画像データを作成し、RAM7に蓄える。
【0005】 CPU1が、DMAコントローラー8
に、DMAデータ転送元開始アドレスおよびDMAデー
タ転送先開始アドレス(VRAM3の転送開始アドレ
ス)とDMAデータ転送データ数を、アドレスバス9お
よびデータバス10を通じて指定する。
【0006】 DMAコントローラー8は、CPU1
から指定されたDMAデータ転送元開始アドレス、DM
Aデータ転送先開始アドレスおよびDMAデータ転送デ
ータ数を、それぞれ、内蔵のDMAデータ転送元アドレ
スカウンター8−3、DMAデータ転送先アドレスカウ
ンター8−4およびDMAデータ転送データ数カウンタ
ー8−2に、次のようにして、セットする。
【0007】まず、アドレスデコーダー8−1が、CP
U1がアドレスバス9に出力するアドレスをデコードす
ることにより、DMAデータ転送元アドレスカウンター
8−3、DMAデータ転送先アドレスカウンター8−4
およびDMAデータ転送データ数カウンター8−2のい
ずれかを選択し、次に、CPU1がデータバス10に出
力するデータを、選択されたカウンターにセットする。
【0008】 CPUがDMAコントローラー8に、
次のようにしてDMAデータ転送開始の起動をかけ、C
PU1アドレス9およびデータバス10を解放する。
【0009】まず、アドレスデコーダー8−1が、CP
U1がアドレスバス9に出力するアドレスをデコードす
ることにより、DMAコントローラー8の制御レジスタ
8−6を選択し、次に、CPU1がデータバス10に出
力するDMAデータ転送起動を表すデータを制御レジス
タ8−6にセットする。
【0010】 DMAコントローラー8は、DMAデ
ータ転送元アドレスカウンター8−3のカウントデータ
をアドレスバス9へ出力し、RAM7へリード信号を出
力し、RAM7からデータバス10に出力させ、このデ
ータを内蔵のデータ保持用レジスタ8−5に取り込み、
リード信号を停止する。
【0011】 DMAコントローラー8は、DMAデ
ータ転送先アドレスカウンター8−4のカウントデータ
をアドレスバス11へ出力し、データ保持用レジスタ8
−5のデータをデータバス12へ出力し、VRAM3へ
ライト信号を出力して、VRAM3ヘデータを格納さ
せ、ライト信号を停止する。
【0012】 DMAコントローラー8の制御レジス
タ8−6が、DMAデータ転送元アドレスカウンター8
−3、DMAデータ転送先アドレスカウンター8−4を
カウントアップさせる。
【0013】 DMAコントローラー8の制御レジス
タ8−6が、DMAデータ転送データ数カウンター8−
2をカウントダウンする。
【0014】DMAデータ転送データ数カウンター8−
2がアンダーフローするまで、からの処理を繰り返
し、アンダーフローすれば、CPU1に割り込みをかけ
ることにより、CPU1は再びアドレスバス9およびデ
ータバス10と接続する。
【0015】 CPU1は、ROM6のプログラムに
従い、画像データを生成し、RAM7に蓄える。
【0016】この間に、PPU2がVRAM3から画像
データを読み込み、表示装置5に出力する。
【0017】10 からの処理を繰り返す。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなデータ処
理およびデータ転送では、 (課題1) CPU1がROM6のプログラムを実行す
ることにより新たに作成してRAM7に蓄えた画像デー
タとVRAM3に転送されたデータとの論理演算結果を
VRAM3に書き込む場合には、CPU1がROM6の
プログラムを実行することにより、VRAM3の1アド
レス分のデータをリードして、CPU1の内部レジスタ
に保持しておき、ROM6のプログラムの実行により、
RAM7の1アドレス分のデータをリードして、これら
のデータについて論理演算を行なった結果をRAM7に
蓄えておき、これらのプログラム実行による処理をすべ
てのアドレスに対して行なった後に、DMAコントロー
ラー8を起動してDMAデータ転送を行なう必要がある
ため、CPU1のプログラム実行による処理時間が多
く、システム全体の処理速度を上げるのが困難であっ
た。
【0019】(課題2) またVRAM3に転送された
データにある一定の論理演算を行なう場合には、CPU
1がROM6のプログラムの実行により、VRAM3の
1アドレス分のデータをリードして、CPU1の内部レ
ジスタに保持しておき、ROM6のプログラムの実行に
より、ある一定の論理演算を1アドレス分のデータに対
して行なった後のデータを、RAM7に蓄えておき、こ
れらのプログラム実行による処理をすべてのアドレスに
対して行なった後に、DMAコントローラー8を起動し
て、DMAデータ転送を行なう必要があるため、CPU
1のプログラム実行による処理時間が多く、システム全
体の処理速度を上げるのが困難であった。
【0020】(課題3) さらに、VRAM3のすべて
のアドレス領域に一定のデータを書き込む場合には、C
PU1がROM6のプログラムを実行することにより直
接VRAM3に一定のデータを書き込むか、あるいは、
CPU1がROM6のプログラムを実行することにより
RAM7のすべてのアドレス領域に一定のデータを書き
込んだ後にDMAコントローラー8を起動してDMAデ
ータ転送を行なう必要があるため、いずれの場合にもC
PU1のプログラム実行による処理時間が多く、システ
ム全体の処理速度を上げるのが困難であった。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、DMAコントローラーを改良し、 (手段1) DMAデータ転送元メモリの所望のアドレ
ス領域から読み出したデータと、DMAデータ転送先メ
モリの所望のアドレス領域から読み出したデータとの論
理演算を行なった結果のデータを、DMAデータ転送先
メモリの読み出しアドレスと同じアドレスに書き込む手
段を設けた。
【0022】(手段2) また、DMAデータ転送元メ
モリアドレスを固定し、DMAデータ転送元メモリの所
望のアドレスから読み出した一定のデータと、DMAデ
ータ転送先メモリの所望のアドレス領域から読み出した
データとの論理演算を行なった結果のデータを、DMA
データ転送先メモリの読み出しアドレスと同じアドレス
に書き込む手段を設けた。
【0023】(手段3) さらにDMAデータ転送元メ
モリのアドレスを固定し、DMA転送元メモリの所望の
アドレスから読み出した一定のデータをDMA転送先メ
モリの所望のアドレスに転送する手段を設けた。
【0024】
【作用】上記手段を用いることにより、 (作用1) DMAデータ転送元メモリの所望のアドレ
ス領域から読み出したデータと、DMAデータ転送先メ
モリの所望のアドレス領域から読み出したデータとの論
理演算を行なった結果のデータを、DMAデータ転送先
メモリの読み出しアドレスと同じアドレスに書き込むこ
とにより、データ転送時間を利用して、効率よく論理演
算データ処理を行なうことが可能となった。
【0025】(作用2) また、DMAデータ転送元メ
モリのアドレスを固定し、DMAデータ転送元メモリの
所望のアドレスから読み出した一定のデータと、DMA
データ転送先メモリの所望のアドレス領域から読み出し
たデータとの論理演算を行なった結果のデータを、DM
Aデータ転送先メモリの読み出しアドレスと同じアドレ
スに書き込むことにより、データ転送時間を利用して、
既に転送済みのデータに対して効率よく一定の論理演算
データ処理を行なうことが可能となった。
【0026】(作用3) さらに、DMAデータ転送元
メモリアドレスを固定する手段を用いることにより、D
MA転送先メモリの所望のアドレス領域に同一のデータ
を効率よく書き込むことが可能となった。
【0027】
【実施例】本発明の実施例のブロック図を図1に示す。
図1に示すシステムは、CPU(中央処理装置)1、P
PU(周辺処理装置)2、VRAM(ビデオRAM)
3、VRAMインターフェイス4、表示装置5、CPU
用プログラムROM6、CPU用ワークRAM7および
DMAコントローラー8からなり、CPU1がROM6
のプログラムを実行して作成した画像データをVRAM
3へ転送して、PPU2がVRAM3の画像データを表
示装置5へ転送して表示するシステムである。
【0028】このシステムにおけるデータ処理およびデ
ータ転送は次のように行なわれる。
【0029】(実施例1) CPU1がROM6のプロ
グラムを実行することにより新たに作成してRAM7に
蓄えた画像データとVRAM3に転送されたデータとの
論理演算結果をVRAM3に書き込む場合。
【0030】 CPU1が、ROM6のプログラムに
従って、画像データを作成し、RAM7に蓄える。
【0031】 CPU1が、DMAコントローラー8
に、DMA転送元開始アドレスおよびDMAデータ転送
先開始アドレス(VRAM3の転送開始アドレス)とD
MAデータ転送データ数を、アドレスバス9およびデー
タバス10を通じて指定する。
【0032】 DMAコントローラー8は、CPU1
から指定されたDMAデータ転送元開始アドレス、DM
Aデータ転送先開始アドレスおよびDMAデータ転送デ
ータ数を、それぞれ、内蔵のDMAデータ転送元アドレ
スカウンター8−3、DMAデータ転送先アドレスカウ
ンター8−4およびDMAデータ転送データ数カウンタ
ー8−2に、次のようにして、セットする。
【0033】まず、アドレスデコーダー8−1が、CP
U1がアドレスバス9に出力するアドレスをデコードす
ることにより、DMAデータ転送元アドレスカウンター
8−3、DMAデータ転送先アドレスカウンター8−4
およびDMAデータ転送データ数カウンター8−2のい
ずれかを選択し、次にCPU1がデータバス10に出力
するデータを選択されたカウンターにセットする。
【0034】 CPU1がDMAコントローラー8
に、次のようにしてDMAデータ転送開始の起動をか
け、CPU1アドレスバス9およびデータバス10を解
放する。
【0035】まず、アドレスデコーダー8−1が、CP
U1アドレスバス9に出力するアドレスをデコードする
ことにより、DMAコントローラー8の制御レジスタ8
−6を選択し、次に、CPU1がデータバス10に出力
するDMAデータ転送起動を表すデータを制御レジスタ
8−6にセットする。
【0036】 DMAコントローラー8は、DMAデ
ータ転送元アドレスカウンター8−3のカウントデータ
をアドレスバス9へ出力し、RAM7へリード信号を出
力し、RAM7からデータをデータバス10に出力さ
せ、このデータを内蔵のデータ保持用レジスタ8−5に
取り込み、リード信号を停止する。
【0037】 DMAコントローラー8は、DMAデ
ータ転送先アドレスカウンター8−4のカウントデータ
をアドレスバス11へ出力し、VRAM3へリード信号
を出力し、VRAM3からデータをリードし、内蔵のデ
ータ保持用レジスタ8−7に取り込んで、リード信号を
停止し、RAM7からリードしたデータとの論理演算を
論理演算回路8−8により行った結果のデータをデータ
バス12へ出力し、VRAM3へライト信号を出力し
て、VRAM3へデータを格納させ、ライト信号を停止
する。
【0038】 DMAコントローラー8の制御レジス
タ8−6が、DMAデータ転送元アドレスカウンター8
−3、DMAデータ転送先アドレスカウンター8−4を
カウントアップさせる。
【0039】 DMAコントローラー8の制御レジス
タ8−6が、DMAデータ転送データ数カウンター8−
2をカウントダウンする。
【0040】DMAデータ転送データ数カウンター8−
2がアンダーフローするまで、からの処理を繰り返
し、アンダーフローすれば、CPU1に割り込みをかけ
ることにより、CPU1は再びアドレスバス9およびデ
ータバス10と接続する。
【0041】 CPU1は、ROM6のプログラムに
従い、画像データを生成し、RAM7に蓄える。
【0042】この間に、PPU2がVRAM3から画像
データを読み込み、表示装置5に出力する。
【0043】10 からの処理を繰り返す。
【0044】(実施例2) VRAM3に転送されたデ
ータにある一定の論理演算を行なう場合。
【0045】 CPU1が、ROM6のプログラムに
従って、画像データを作成し、RAM7に蓄える。
【0046】 CPU1が、DMAコントローラー8
に、DMA転送元開始アドレスおよびDMAデータ転送
先開始アドレス(VRAM3の転送開始アドレス)とD
MAデータ転送データ数を、アドレスバス9およびデー
タバス10を通じて指定する。
【0047】 DMAコントローラー8は、CPU1
から指定されたDMAデータ転送元開始アドレス、DM
Aデータ転送先開始アドレスおよびDMAデータ転送デ
ータ数を、それぞれ、内蔵のDMAデータ転送元アドレ
スカウンター8−3、DMAデータ転送先アドレスカウ
ンター8−4およびDMAデータ転送データ数カウンタ
ー8−2に、次のようにして、セットする。
【0048】まず、アドレスデコーダー8−1が、CP
U1がアドレスバス9に出力するアドレスをデコードす
ることにより、DMAデータ転送元アドレスカウンター
8−3、DMAデータ転送先アドレスカウンター8−4
およびDMAデータ転送データ数カウンター8−2のい
ずれかを選択し、次にCPU1がデータバス10に出力
するデータを選択されたカウンターにセットする。
【0049】 CPU1がDMAコントローラー8
に、次のようにしてDMAデータ転送開始の起動をか
け、CPU1アドレスバス9およびデータバス10を解
放する。
【0050】まず、アドレスデコーダー8−1が、CP
U1がアドレス9に出力するアドレスをデコードするこ
とにより、DMAコントローラー8の制御レジスタ8−
6を選択し、次に、CPU1がデータバス10に出力す
るDMAデータ転送起動を表すデータを制御レジスタ8
−6にセットする。
【0051】 DMAコントローラー8は、DMAデ
ータ転送元アドレスカウンター8−3のカウントデータ
をアドレスバス9へ出力し、RAM7へリード信号を出
力し、RAM7からデータをデータバス10に出力さ
せ、このデータを内蔵のデータ保持用レジスタ8−5に
取り込み、リード信号を停止する。
【0052】 DMAコントローラー8は、DMAデ
ータ転送先アドレスカウンター8−4のカウントデータ
をアドレスバス11へ出力し、VRAM3へリード信号
を出力し、VRAM3からデータをリードし、内蔵のデ
ータ保持用レジスタ8−7に取り込んで、リード信号を
停止し、RAM7からリードしたデータとの論理演算を
論理演算回路8−8により行った結果のデータをデータ
バス12へ出力し、VRAM3へライト信号を出力し
て、VRAM3へデータを格納させ、ライト信号を停止
する。
【0053】 DMAコントローラー8の制御レジス
タ8−6が、DMAデータ転送先アドレスカウンター8
−4をカウントアップさせる。このとき、DMAデータ
転送元アドレスカウンター8ー3は固定させておく。
【0054】 DMAコントローラー8の制御レジス
タ8−6が、DMAデータ転送データ数カウンター8−
2をカウントダウンする。
【0055】DMAデータ転送データ数カウンター8−
2がアンダーフローするまで、からの処理を繰り返
し、アンダーフローすれば、CPU1に割り込みをかけ
ることにより、CPU1は再びアドレスバス9およびデ
ータバス10と接続する。
【0056】 CPU1は、ROM6のプログラムに
従い、画像データを生成し、RAM7に蓄える。
【0057】この間に、PPU2がVRAM3から画像
データを読み込み、表示装置5に出力する。
【0058】10 からの処理を繰り返す。
【0059】(実施例3) VRAM3のすべてのアド
レス領域に一定のデータを書き込む場合。
【0060】 CPU1が、ROM6のプログラムに
従って、画像データを作成し、RAM7に蓄える。
【0061】 CPU1が、DMAコントローラー8
に、DMAデータ転送元開始アドレスおよびDMAデー
タ転送先開始アドレス(VRAM3の転送開始アドレ
ス)とDMAデータ転送データ数を、アドレスバス9お
よびデータバス10を通じて指定する。
【0062】 DMAコントローラー8は、CPU1
から指定されたDMAデータ転送元開始アドレス、DM
Aデータ転送先開始アドレスおよびDMAデータ転送デ
ータ数を、それぞれ、内蔵のDMAデータ転送元アドレ
スカウンター8−3、DMAデータ転送先アドレスカウ
ンター8−4およびDMAデータ転送データ数カウンタ
ー8−2に、次のようにして、セットする。
【0063】まず、アドレスデコーダー8−1が、CP
U1がアドレスバス9に出力するアドレスをデコードす
ることにより、DMAデータ転送元アドレスカウンター
8−3、DMAデータ転送先アドレスカウンター8−4
およびDMAデータ転送データ数カウンター8−2のい
ずれかを選択し、次にCPU1がデータバス10に出力
するデータを選択されたカウンターにセットする。
【0064】 CPU1がDMAコントローラー8
に、次のようにしてDMAデータ転送開始の起動をか
け、CPU1アドレスバス9およびデータバス10を解
放する。
【0065】まず、アドレスデコーダー8−1が、CP
U1アドレスバス9に出力するアドレスをデコードする
ことにより、DMAコントローラー8の制御レジスタ8
−6を選択し、次に、CPU1がデータバス10に出力
するDMAデータ転送起動を表すデータを制御レジスタ
8−6にセットする。
【0066】 DMAコントローラー8は、DMAデ
ータ転送元アドレスカウンター8−3のカウントデータ
をアドレスバス9へ出力し、RAM7へリード信号を出
力し、RAM7からデータをデータバス10に出力さ
せ、このデータを内蔵のデータ保持用レジスタ8−5に
取り込み、リード信号を停止する。
【0067】 DMAコントローラー8は、DMAデ
ータ転送先アドレスカウンター8−4のカウントデータ
をアドレスバス11へ出力し、データ保持用レジスタ8
ー5のデータをデータバス12へ出力し、VRAM3へ
ライト信号を出力して、VRAM3へデータを格納さ
せ、ライト信号を停止する。
【0068】 DMAコントローラー8の制御レジス
タ8−6が、DMAデータ転送先アドレスカウンター8
−4をカウントアップさせる。このとき、DMAデータ
転送元アドレスカウンター8ー3は固定させておく。
【0069】 DMAコントローラー8の制御レジス
タ8−6が、DMAデータ転送データ数カウンター8−
2をカウントダウンする。
【0070】DMAデータ転送データ数カウンター8−
2がアンダーフローするまで、からの処理を繰り返
し、アンダーフローすれば、CPU1に割り込みをかけ
ることにより、CPU1は再びアドレスバス9およびデ
ータバス10と接続する。
【0071】 CPU1は、ROM6のプログラムに
従い、画像データを生成し、RAM7に蓄える。
【0072】この間に、PPU2がVRAM3から画像
データを読み込み、表示装置5に出力する。
【0073】10 からの処理を繰り返す。
【0074】
【発明の効果】
(効果1) DMAデータ転送元メモリの所望のアドレ
ス領域から読み出したデータと、DMAデータ転送先メ
モリの所望アドレス領域から読み出したデータとの論理
演算を行なった結果のデータを、DMAデータ転送先メ
モリの読み出しアドレスと同じアドレスに書き込む手段
を設けることにより、データ転送時間を利用して、効率
よく論理演算データ処理を行なうことが可能で、プログ
ラム実行による処理時間を削減することができ、システ
ムの処理速度を向上させることが可能である。
【0075】(効果2) DMA転送元アドレスを固定
し、DMAデータ転送元メモリの所望のアドレスから読
み出した一定のデータと、DMAデータ転送先メモリの
所望のアドレス領域のデータとの論理演算を行なった結
果のデータを、DMAデータ転送先メモリの読み出しア
ドレスと同じアドレスに書き込む手段を設けることによ
り、データ転送時間を利用して、効率よく一定の論理演
算データ処理を行なうことが可能で、プログラム実行に
よる処理時間を削減することができ、システムの処理速
度を向上させることが可能である。
【0076】(効果3) DMAデータ転送元アドレス
を固定し、DMA転送先メモリの所望のアドレス領域に
同一のデータを書き込む手段を設けることにより、効率
よくデータ処理を行なうことが可能で、プログラム実行
による処理時間を削減することができ、システムの処理
速度を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイコンシステムのブロック図で
ある。
【図2】従来のマイコンシステムのブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 PPU 3 VRAM 4 VRAMインターフェイス 5 表示装置 6 プログラムROM 7 ワークRAM 8 DMAコントローラ 9 アドレスバス 10 データバス 11 アドレスバス 12 データバス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPU、プログラムメモリ、データメモ
    リからなるマイコンシステムに設けられるデータ転送装
    置において、DMAデータ転送元メモリの所望アドレス
    領域から読み出したデータと、DMAデータ転送先メモ
    リの所望のアドレス領域から読み出したデータとの論理
    演算を行なった結果のデータを、上記DMデータ転送先
    メモリの読み出しアドレスと同じアドレスに書き込む手
    段を設けたことを特徴とするデータ転送装置。
  2. 【請求項2】 CPU、プログラムメモリ、データメモ
    リからなるマイコンシステムに設けられるデータ転送装
    置において、DMAデータ転送元メモリのアドレスを固
    定する手段と、転送元メモリの所望のアドレスから読み
    出し一定のデータと、DMAデータ転送先メモリの所望
    のアドレス領域から読み出したデータとの論理演算を行
    なった結果のデータを、上記DMAデータ転送先メモリ
    の読み出しアドレスと同じアドレスに書き込む手段とを
    設けたことを特徴とするデータ転送装置。
  3. 【請求項3】 CPU、プログラムメモリ、データメモ
    リからなるマイコンシステムに設けられるデータ転送装
    置において、DMAデータ転送元メモリのアドレスを固
    定する手段を設けることにより、DMA転送先メモリの
    所望のアドレス領域に同一のデータを書き込む構成とし
    たことを特徴とするデータ転送装置。
JP5091280A 1993-04-19 1993-04-19 データ転送装置 Pending JPH06301633A (ja)

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JP5091280A JPH06301633A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 データ転送装置

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ID=14022054

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JP5091280A Pending JPH06301633A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 データ転送装置

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