JPH06300784A - クロスコイル式メータ駆動装置 - Google Patents

クロスコイル式メータ駆動装置

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Publication number
JPH06300784A
JPH06300784A JP8591593A JP8591593A JPH06300784A JP H06300784 A JPH06300784 A JP H06300784A JP 8591593 A JP8591593 A JP 8591593A JP 8591593 A JP8591593 A JP 8591593A JP H06300784 A JPH06300784 A JP H06300784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
output
sawtooth wave
coil type
resistance
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8591593A
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English (en)
Inventor
Shigeru Oishi
茂 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は互に直交するよう配置されたコイル
によってメータを振らせるための駆動装置に関し、装置
構成が簡単で容易に調整できるよう改良したクロスコイ
ル式メータ駆動装置を提供することを目的とする。 【構成】 センサ抵抗と直列に接続された入力抵抗と、
一定周期で鋸歯状波信号を発生する鋸歯状波発生部と、
前記センサ抵抗と入力抵抗との接続点電圧と前記鋸歯状
波発生部よりの出力電圧を比較し、前記接続点電圧が高
い場合は“1”を、低い場合は“0”と判別する判別器
と、前記判別器よりの出力および反転出力で2個のコイ
ルのそれぞれに電流を供給するバッファ増幅器と、を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は互い直交するよう配置し
たコイルによってメータを振らせるクロスコイル式メー
タ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクロスコイル式メータ駆動装置と
しては、図4に示すような構成のものが使用されてい
た。すなわち、図4において、1および10〜13は抵
抗、2はセンサ抵抗、5および6は直交するように配置
されたコイル、7および8はトランジスタ、14および
15は差動増幅器である。
【0003】センサ抵抗2は、例えばメータが温度を指
示するものであればサーミスタ、燃料の残量を指示する
ものであれば液面レベルに比例した抵抗値を示す抵抗で
ある。抵抗R1およびR1 〜R4 10〜13は、例えば
次のような値に設定される。
【0004】すなわち、 R=R1 =R23 =RU (max 値) R4 =RU (min 値) に設定する。
【0005】このように設定すると、センサ抵抗R
U 2、抵抗R4 12およびR3 13の両端の電圧を
U ,VA およびVB とすると、VU はVA とVB との
間を変動する。したがって、差動増幅器14の出力には
B −VU が、また、差動増幅器15の出力にはVU
B なる電圧が出力される。
【0006】トランジスタ7および8は、コイルLA
およびLB 6に差動増幅器14および15の出力電圧に
比例した電流を供給する。コイルLA 5およびLB 6に
電流が流れると、流れた電流に比例する磁界が発生し、
その結果この2つ磁界のベクトル合成された磁界が発生
する。メータの指針は、この合成された磁界の方向と一
致するように振れて指示する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のクロスコイル式メータ駆動装置は、センサ抵抗の両端
の電位と両端電位の最高および最低電位との差を増幅し
て直交した2つのコイルに供給するようにしていた。
【0008】このため、差電位を検出回路が2個となり
装置構成を複雑にするとともに、抵抗値の設定に手間を
要していた。本発明は、装置構成が簡単で簡易に調整で
きるよう改良したクロスコイル式メータ駆動装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明が採用した手段を説明する。互に直交する
よう配置されたコイルによってメータを振らせるクロス
コイル式メータ駆動装置において、(a)センサ抵抗と
直列に接続された入力抵抗と、(b)一定周期で鋸歯状
波信号を発生する鋸歯状波発生部と、(c)前記センサ
抵抗と入力抵抗との接続点電圧と前記鋸歯状波発生部よ
りの出力電圧を比較し、前記接続点電圧が高い場合は
“1”を、低い場合は“0”と判別する判別器と、
(d)前記判別器よりの出力および反転出力で2個のコ
イルのそれぞれに電流を供給するバッファ増幅器と、を
備える。
【0010】
【作用】判別器では、鋸歯状波発生部より出力される電
圧と、センサ抵抗と直列に接続した入力抵抗によって分
圧された電圧とを比較し、分圧された電圧が高い場合は
“1”を、低い場合は“0”と判別して出力する。
【0011】バッファ増幅器では、判別器よりの出力で
電流をオンオフして一方のコイルに電流を供給し、他方
のコイルには判別器よりの出力を反転した出力で電流を
オンオフして供給する。以上のように、鋸歯状波信号を
発生させ、センサ抵抗によって分圧された電圧とを比較
して、分圧した電圧が高い場合に一方のコイルに電流を
流し、また他方のコイルには分圧電圧が低い場合に流す
ようにしたので、装置構成が簡単となる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図3を参照して説
明する。図1は本発明の実施例の構成図、図2は同実施
例の動作説明図、図3は合成磁界の説明図である。図1
において、抵抗R1、センサ抵抗RU 2、コイルLA
およびLB 6、トランジスタ7および8は図4で説明し
たとおりである。
【0013】3は鋸歯状波発生部、4は判別器、9はイ
ンバータである。鋸歯状波発生部3からは、図2(A)
のVS で示すように、一定周期の鋸歯状波が発生され
る。判別器4に、鋸歯状波発生部3の出力信号VS と、
抵抗R1とセンサ抵抗RU2によって分圧された電圧V
U が入力されると、分圧電圧VU がVS より高い場合
は、図2(B)に示すように“1”を出力する。
【0014】またインバータ9は判別器4よりの出力を
反転し、図2(C)に示すように、反転した信号を出力
する。判別器4よりの出力、およびインバータ9で反転
された出力は、それぞれトランジスタ7および8に加え
られ、コイルLA 5およびLB 6に流れる電流をオンオ
フし、平均的には図2(B)および(C)で示すように
パルスのデュ−ティ比に比例したILAおよびILBなる電
流が流れる。
【0015】すなわち ILA=K×D ILB=K×(1−D) ただし、Kは比例定数 Dはデュ−ティ比 なる電流が流れる。
【0016】コイルで発生する磁界はコイルに流れる電
流に比例し、両コイルによって発生する磁界は図3に示
すように、両コイルで発生する磁界のベクトル合成され
た磁界となり、この磁界と一致する方向にメータの針を
振らせる。センサ抵抗RU 2が異なる種類のものが接続
された場合は、鋸歯状波発生部3より出力される鋸歯状
波電圧を変化させれば、任意のデューティに設定するこ
とができ、容易に調整を行なうことができる。
【0017】また、判別器4が判別出力と反転した出力
も出力できるものであるならば、インバータ9は不要で
ある。以上本発明の一実施例について説明したが、本発
明はこの実施例に限定されるものではなく、その発明の
主旨に従った各種変形が可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。 鋸歯状波信号を発生させ、センサ抵抗によって分圧
された電圧とを比較して、分圧した電圧が高い場合に一
方のコイルに電流を流し、また他方のコイルには分圧電
圧が低い場合に流すようにしたので、装置構成が簡単と
なる。 鋸歯状波発生部より発生する鋸歯状波の電圧を変化
できるようにしたので、異なったセンサ抵抗に対しても
容易に調整を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】同実施例の動作説明図である。
【図3】合成磁界の説明図である。
【図4】従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 抵抗 2 センサ抵抗 3 鋸歯状波発生部 4 判別器 5,6 コイル 7,8 トランジスタ 9 インバータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互に直交するよう配置されたコイルによ
    ってメータを振らせるクロスコイル式メータ駆動装置に
    おいて、(a)センサ抵抗と直列に接続された入力抵抗
    と、(b)一定周期で鋸歯状波信号を発生する鋸歯状波
    発生部と、(c)前記センサ抵抗と入力抵抗との接続点
    電圧と前記鋸歯状波発生部よりの出力電圧を比較し、 前記接続点電圧が高い場合は“1”を、低い場合は
    “0”と判別する判別器と、(d)前記判別器よりの出
    力および反転出力で2個のコイルのそれぞれに電流を供
    給するバッファ増幅器と、を備えたことを特徴とするク
    ロスコイル式メータ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記鋸歯状波発生部より出力される信号
    電圧を変化できるようにしたことを特徴とする請求項1
    記載のクロスコイル式メータ駆動装置。
JP8591593A 1993-04-13 1993-04-13 クロスコイル式メータ駆動装置 Withdrawn JPH06300784A (ja)

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JP8591593A JPH06300784A (ja) 1993-04-13 1993-04-13 クロスコイル式メータ駆動装置

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JPH06300784A true JPH06300784A (ja) 1994-10-28

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ID=13872106

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JP8591593A Withdrawn JPH06300784A (ja) 1993-04-13 1993-04-13 クロスコイル式メータ駆動装置

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Effective date: 20000704