JPH06300704A - 基板自動検査システム - Google Patents
基板自動検査システムInfo
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- JPH06300704A JPH06300704A JP5112435A JP11243593A JPH06300704A JP H06300704 A JPH06300704 A JP H06300704A JP 5112435 A JP5112435 A JP 5112435A JP 11243593 A JP11243593 A JP 11243593A JP H06300704 A JPH06300704 A JP H06300704A
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- mount
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多品種少量生産においてマウント基板の検査
の確実性、及び作業効率を向上させる。 【構成】 マウント基板Kの検査を行なう基板検査装置
8と、複数枚配置されたマウント基板Kを基板検査装置
8に供給する基板供給手段と、基板検出装置8において
検査が終了したマウント基板Kを収納する基板収納手段
とを備えたリターン式ストッカ1により構成される。リ
ターン式ストッカ1には、該リターン式ストッカ1内に
配置されているマウント基板Kの枚数を検出する基板枚
数検出センサSが設けられ、基板検査装置8の検出結果
に基づき、検査済みのマウント基板Kの良品/不良品と
を上段/下段に識別して収納するようになされている。
またリターン式ストッカ1における基板供給手段にはロ
ッドアンテナ式のプッシャーユニット3が設けられてい
る。
の確実性、及び作業効率を向上させる。 【構成】 マウント基板Kの検査を行なう基板検査装置
8と、複数枚配置されたマウント基板Kを基板検査装置
8に供給する基板供給手段と、基板検出装置8において
検査が終了したマウント基板Kを収納する基板収納手段
とを備えたリターン式ストッカ1により構成される。リ
ターン式ストッカ1には、該リターン式ストッカ1内に
配置されているマウント基板Kの枚数を検出する基板枚
数検出センサSが設けられ、基板検査装置8の検出結果
に基づき、検査済みのマウント基板Kの良品/不良品と
を上段/下段に識別して収納するようになされている。
またリターン式ストッカ1における基板供給手段にはロ
ッドアンテナ式のプッシャーユニット3が設けられてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動的にマウント基板の
検査を行なう基板自動検査システムに関わるものであ
る。
検査を行なう基板自動検査システムに関わるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】各種半導体素子や受動素子を基板表面上
に自動的に実裝することが従来から行なわれている。こ
のような各種半導体素子や受動素子が実裝されたマウン
ト基板は、前記各半導体素子や受動素子が所定の箇所に
正確に実裝されていないと基板に組み込まれた回路が正
常に動作しないため、正確に実裝されているか否かを検
査する必要があり、このため、従来から基板自動検査シ
ステムにより、自動的にマウント基板の検査が行なわれ
ている。
に自動的に実裝することが従来から行なわれている。こ
のような各種半導体素子や受動素子が実裝されたマウン
ト基板は、前記各半導体素子や受動素子が所定の箇所に
正確に実裝されていないと基板に組み込まれた回路が正
常に動作しないため、正確に実裝されているか否かを検
査する必要があり、このため、従来から基板自動検査シ
ステムにより、自動的にマウント基板の検査が行なわれ
ている。
【0003】図8はその基板自動検査システムの一例の
概要を示す図である。この図で70は基板供給ストッカ
(ローダー)を示す。71はこの供給ストッカ70の操
作部を示し、電源スイッチ、起動スイッチ、停止スイッ
チ等の各種操作スイッチが設けられている。72は供給
マガジンを示し、検査対象となるマウント基板Kを複数
枚収納できるようにされ、基板供給ストッカ70に配置
される。73は例えばシリンダユニット等からなるプッ
シャを示し、マガジン72に収納されているマウント基
板Kを上段側から一枚ずつ押し出すように搬出する。
概要を示す図である。この図で70は基板供給ストッカ
(ローダー)を示す。71はこの供給ストッカ70の操
作部を示し、電源スイッチ、起動スイッチ、停止スイッ
チ等の各種操作スイッチが設けられている。72は供給
マガジンを示し、検査対象となるマウント基板Kを複数
枚収納できるようにされ、基板供給ストッカ70に配置
される。73は例えばシリンダユニット等からなるプッ
シャを示し、マガジン72に収納されているマウント基
板Kを上段側から一枚ずつ押し出すように搬出する。
【0004】50は検査装置を示し、基板供給ストッカ
70からプッシャユニット73により押し出され、搬送
部H1 を介して供給されるマウント基板Kに対して、例
えば基板上の所定の位置に、所定の半導体素子や受動素
子が実裝されているか否か等の検査を行なう。そしてそ
の検査結果によるマウント基板Kの良/不良を、出力部
51から一覧表としてプリントアウトするようになされ
ている。
70からプッシャユニット73により押し出され、搬送
部H1 を介して供給されるマウント基板Kに対して、例
えば基板上の所定の位置に、所定の半導体素子や受動素
子が実裝されているか否か等の検査を行なう。そしてそ
の検査結果によるマウント基板Kの良/不良を、出力部
51から一覧表としてプリントアウトするようになされ
ている。
【0005】60は基板収納ストッカ(アンローダ)を
示す。61は前記操作部71と同様に電源スイッチ、起
動スイッチ、停止スイッチ等の各種操作スイッチが設け
られている操作部、検査装置50において検査された検
査済みのマウント基板Kが搬送部H2 を介して搬入され
る。62は基板収納ストッカ60内に配置されている収
納マガジンを示し、検査装置50から搬入されたマウン
ト基板Kを搬入順(検査された順番)に最上段から収納
する。
示す。61は前記操作部71と同様に電源スイッチ、起
動スイッチ、停止スイッチ等の各種操作スイッチが設け
られている操作部、検査装置50において検査された検
査済みのマウント基板Kが搬送部H2 を介して搬入され
る。62は基板収納ストッカ60内に配置されている収
納マガジンを示し、検査装置50から搬入されたマウン
ト基板Kを搬入順(検査された順番)に最上段から収納
する。
【0006】このような基板自動検査システムでは、基
板供給ストッカ70に配置されたマガジン72内に収納
されているマウント基板Kを、最上段から順番に搬出
し、検査装置50において半導体素子や受動素子の実裝
位置等の検査が行なわれる。検査が終了したマウント基
板Kは、搬送部H2 を介して基板収納ストッカ60に収
納されているマガジン62内の最上段から順に収納され
るようになされている。
板供給ストッカ70に配置されたマガジン72内に収納
されているマウント基板Kを、最上段から順番に搬出
し、検査装置50において半導体素子や受動素子の実裝
位置等の検査が行なわれる。検査が終了したマウント基
板Kは、搬送部H2 を介して基板収納ストッカ60に収
納されているマガジン62内の最上段から順に収納され
るようになされている。
【0007】基板供給ストッカ70の全てのマウント基
板Kの検査が終了すると、検査装置50から検査結果と
して、各マウント基板Kの良/不良を示す一覧表がプリ
ントアウトされ、その一覧表を参照しながらマガジン6
2に収納されているマウント基板Kの良品/不良品の判
別を行なっていた。
板Kの検査が終了すると、検査装置50から検査結果と
して、各マウント基板Kの良/不良を示す一覧表がプリ
ントアウトされ、その一覧表を参照しながらマガジン6
2に収納されているマウント基板Kの良品/不良品の判
別を行なっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
基板自動検査システムにより自動的に複数のマウント基
板Kの検査を自動的に行なうことができるが、従来のシ
ステムではマウント基板Kの搬送経路が一方通行であっ
たために、マウント基板Kを供給する基板供給ストッカ
70と、収納する基板収納ストッカ60の2台が必要と
なってしまう。このために少量のマウント基板Kを検査
する場合では、使用頻度が下がり2台のストッカは無駄
になってしまう。
基板自動検査システムにより自動的に複数のマウント基
板Kの検査を自動的に行なうことができるが、従来のシ
ステムではマウント基板Kの搬送経路が一方通行であっ
たために、マウント基板Kを供給する基板供給ストッカ
70と、収納する基板収納ストッカ60の2台が必要と
なってしまう。このために少量のマウント基板Kを検査
する場合では、使用頻度が下がり2台のストッカは無駄
になってしまう。
【0009】また検査装置50で検査されたマウント基
板Kは、検査された順に基板収納ストッカ60のマガジ
ン62に収納されるために、良品/不良品の判別は、検
査終了後に検査装置50から出力される検出結果の一覧
表に従い、ユーザの手作業により行なわれていた。その
ために良品/不良品の判別作業に手間がかかってしま
い、さらには不良基板の判別を誤ってしまうことさえ生
じてくる。
板Kは、検査された順に基板収納ストッカ60のマガジ
ン62に収納されるために、良品/不良品の判別は、検
査終了後に検査装置50から出力される検出結果の一覧
表に従い、ユーザの手作業により行なわれていた。その
ために良品/不良品の判別作業に手間がかかってしま
い、さらには不良基板の判別を誤ってしまうことさえ生
じてくる。
【0010】さらに、マガジン72に収納されているマ
ウント基板Kの枚数の検出手段や設定手段がなかったた
めに、少数枚のマウント基板Kの検査を行なう場合で
も、マガジン72の全ての収納領域を使用することにな
ってしまい、多数枚の検査の場合とほぼ同等の時間を費
やしてしまう問題がある。また例えば、マウント基板K
の良品をマガジン62の最下段から、不良品を最上段か
らというように区別して収納することも考えられていた
が、同様に収納時間の問題から実現が困難であった。
ウント基板Kの枚数の検出手段や設定手段がなかったた
めに、少数枚のマウント基板Kの検査を行なう場合で
も、マガジン72の全ての収納領域を使用することにな
ってしまい、多数枚の検査の場合とほぼ同等の時間を費
やしてしまう問題がある。また例えば、マウント基板K
の良品をマガジン62の最下段から、不良品を最上段か
らというように区別して収納することも考えられていた
が、同様に収納時間の問題から実現が困難であった。
【0011】また、従来のマウント基板Kを検査装置5
0に押し出すプッシャユニット73は、前記したように
シリンダユニット式のものが用いられているが、このシ
リンダユニットを使用することにより、プッシャユニッ
ト73がかなり大型(約1.5m程)となり、基板供給
ストッカ70を設置するためには、かなりの設置スペー
スが必要となってしまう。
0に押し出すプッシャユニット73は、前記したように
シリンダユニット式のものが用いられているが、このシ
リンダユニットを使用することにより、プッシャユニッ
ト73がかなり大型(約1.5m程)となり、基板供給
ストッカ70を設置するためには、かなりの設置スペー
スが必要となってしまう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、マウント基板の検
査を行なう基板検査装置と、複数枚の前記マウント基板
を収納するマガジンを備えるストッカと、前記マガジン
から前記マウント基板を1枚ずつ前記基板検査装置に供
給する基板供給手段と、前記基板検査装置において検査
が終了したマウント基板を前記ストッカの前記マガジン
内に収納する基板収納手段とを備えて基板自動検査シス
テムを構成する。
点を解決するためになされたもので、マウント基板の検
査を行なう基板検査装置と、複数枚の前記マウント基板
を収納するマガジンを備えるストッカと、前記マガジン
から前記マウント基板を1枚ずつ前記基板検査装置に供
給する基板供給手段と、前記基板検査装置において検査
が終了したマウント基板を前記ストッカの前記マガジン
内に収納する基板収納手段とを備えて基板自動検査シス
テムを構成する。
【0013】前記ストッカは配置されているマウント基
板の枚数を検出手段を有し、前記基板検査装置の検出結
果に基づき、検査済みのマウント基板を良品/不良品を
識別して収納するようになされている。また前記基板供
給手段はロッドアンテナ式のプッシャーにより、マウン
ト基板を前記基板検査装置に供給する。
板の枚数を検出手段を有し、前記基板検査装置の検出結
果に基づき、検査済みのマウント基板を良品/不良品を
識別して収納するようになされている。また前記基板供
給手段はロッドアンテナ式のプッシャーにより、マウン
ト基板を前記基板検査装置に供給する。
【0014】
【作用】多品種少量生産において、マウント基板の良品
/不良品の識別を確実に行なうことができると共に、そ
の作業を短時間で行なうことができる。また基板供給/
収納のリターン方式によるストッカの1台化、プッシャ
ーユニットの小型化を達成できるため、設置場所の省ス
ペース化、システム価格のコストダウンが可能となる。
/不良品の識別を確実に行なうことができると共に、そ
の作業を短時間で行なうことができる。また基板供給/
収納のリターン方式によるストッカの1台化、プッシャ
ーユニットの小型化を達成できるため、設置場所の省ス
ペース化、システム価格のコストダウンが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の基板自動検査システムの実施
例を説明する。図1は本実施例の基板自動検査システム
の概要を示す図である。この図で1はマウント基板の供
給及び収納を行なうリターン式ストッカ、2は後で詳細
な説明をする搬送部を示し、例えばベルトコンベヤによ
りマウント基板の搬出/搬入を行なう。3は例えばアン
テナ等に用いられるロッド式のプッシャを有するプッシ
ャユニット、4はマウント基板Kが収納されたマガジン
5を設置する場合の設置口、6は電源スイッチ、起動ス
イッチ、停止スイッチ等の各種操作スイッチが設けられ
ている操作部を示す。
例を説明する。図1は本実施例の基板自動検査システム
の概要を示す図である。この図で1はマウント基板の供
給及び収納を行なうリターン式ストッカ、2は後で詳細
な説明をする搬送部を示し、例えばベルトコンベヤによ
りマウント基板の搬出/搬入を行なう。3は例えばアン
テナ等に用いられるロッド式のプッシャを有するプッシ
ャユニット、4はマウント基板Kが収納されたマガジン
5を設置する場合の設置口、6は電源スイッチ、起動ス
イッチ、停止スイッチ等の各種操作スイッチが設けられ
ている操作部を示す。
【0016】7は基板検査装置8とのインターフェイス
部を示し、基板基板検査装置8の検査結果データがリタ
ーン式ストッカ1に伝送される。破線で示されているS
は、リターン式ストッカ1の内部においてプッシャユニ
ット3の近傍に設けられている光学式の基板枚数検出セ
ンサを示す。
部を示し、基板基板検査装置8の検査結果データがリタ
ーン式ストッカ1に伝送される。破線で示されているS
は、リターン式ストッカ1の内部においてプッシャユニ
ット3の近傍に設けられている光学式の基板枚数検出セ
ンサを示す。
【0017】図示されていないが、このリターン式ユニ
ット1にはマガジン5を上昇下降させるエレベータ機構
が設けられており、マウント基板Kの供給/収納が行な
われる場合に、所定のマウント基板Kがプッシャユニッ
トに押し出される位置となるように、マガジン5の上下
制御が行なわれる。なお、リターン式ユニット1の天井
部分は吹き抜け構造とされ、マガジン5が上昇した場合
には、その上部が外側に突出するようになされている。
ット1にはマガジン5を上昇下降させるエレベータ機構
が設けられており、マウント基板Kの供給/収納が行な
われる場合に、所定のマウント基板Kがプッシャユニッ
トに押し出される位置となるように、マガジン5の上下
制御が行なわれる。なお、リターン式ユニット1の天井
部分は吹き抜け構造とされ、マガジン5が上昇した場合
には、その上部が外側に突出するようになされている。
【0018】次に図2、図3に従い図1に示した搬送部
2について説明する。この搬送部2は、図2(a)に示
されている、搬送ベルト11を有する左保持部10と、
同図(b)に示されているスライド部20、及び同図
(c)に示されている、搬送ベルト31を有する右保持
部30により構成され、これらの各部は一点鎖線で示さ
れている箇所で軸支され二軸機構とされている。図3
(a)は図2(a)〜(c)に示されている各部がレー
ルA、Bに軸支された場合の上面図、図3(b)はレー
ルA、Bに軸支されている左保持部10とスライド部2
0の側面図である。
2について説明する。この搬送部2は、図2(a)に示
されている、搬送ベルト11を有する左保持部10と、
同図(b)に示されているスライド部20、及び同図
(c)に示されている、搬送ベルト31を有する右保持
部30により構成され、これらの各部は一点鎖線で示さ
れている箇所で軸支され二軸機構とされている。図3
(a)は図2(a)〜(c)に示されている各部がレー
ルA、Bに軸支された場合の上面図、図3(b)はレー
ルA、Bに軸支されている左保持部10とスライド部2
0の側面図である。
【0019】まず図2(a)に示されている左保持部1
0について説明する。この図で、11はマウント基板の
Kの搬出/搬入を行なう搬送ベルト、12aは搬送ベル
ト11を駆動する駆動ドラムを示し、図3(a)に示さ
れている、駆動モータ13の軸に固定され時計方向及び
反時計方向に駆動される。12bは側壁16に回動自在
に軸支されている回転ドラムを示し、所定の張力をもっ
て搬送ベルト11が巻き付けられている。12cは回動
自在の押圧ドラムを示し、搬送ベルト11上を移動して
いる搬送中のマウント基板Kを上方から適度な圧力をも
って押圧するようになされている。
0について説明する。この図で、11はマウント基板の
Kの搬出/搬入を行なう搬送ベルト、12aは搬送ベル
ト11を駆動する駆動ドラムを示し、図3(a)に示さ
れている、駆動モータ13の軸に固定され時計方向及び
反時計方向に駆動される。12bは側壁16に回動自在
に軸支されている回転ドラムを示し、所定の張力をもっ
て搬送ベルト11が巻き付けられている。12cは回動
自在の押圧ドラムを示し、搬送ベルト11上を移動して
いる搬送中のマウント基板Kを上方から適度な圧力をも
って押圧するようになされている。
【0020】14a、14bは支持部を示し、図3
(a)に示されているように、スライド部20の支持部
24a、24b、右保持部30の支持部34a、34b
とレールA、Bにより支持されている。15は支持部材
を示し左保持部10をリターン式ストッカ1の筐体の側
面に支持している。
(a)に示されているように、スライド部20の支持部
24a、24b、右保持部30の支持部34a、34b
とレールA、Bにより支持されている。15は支持部材
を示し左保持部10をリターン式ストッカ1の筐体の側
面に支持している。
【0021】次に図2(b)示されているスライド部2
0について説明する。このスライド部20は図3(a)
からわかるように、左保持部10と右保持部30のほぼ
中間に位置するように支持されている。21は軸を示
し、この軸21には回動アーム23の移動支持部22が
配されている。この移動支持部22は軸21上を移動す
るようになされている。
0について説明する。このスライド部20は図3(a)
からわかるように、左保持部10と右保持部30のほぼ
中間に位置するように支持されている。21は軸を示
し、この軸21には回動アーム23の移動支持部22が
配されている。この移動支持部22は軸21上を移動す
るようになされている。
【0022】回動アーム23は、その先端部分に例えば
合成樹脂などの弾性片24を有し、矢印方向に回動し通
常は一点鎖線で示されているように下向位置にある。そ
して、後で説明するマウント基板Kの収納時に、その上
をマウント基板Kが通過した後に実線で示されている位
置に変位し、移動支持部22が矢印b方向に移動するこ
とによりマウント基板Kをリターン式ストッカ1内のマ
ガジン5に押し込むようになされている。
合成樹脂などの弾性片24を有し、矢印方向に回動し通
常は一点鎖線で示されているように下向位置にある。そ
して、後で説明するマウント基板Kの収納時に、その上
をマウント基板Kが通過した後に実線で示されている位
置に変位し、移動支持部22が矢印b方向に移動するこ
とによりマウント基板Kをリターン式ストッカ1内のマ
ガジン5に押し込むようになされている。
【0023】次に図2(c)示されている右保持部30
について説明する。この右保持部30はスライド部20
を中心に左保持部10と対称となる位置にあり、左保持
部10と向かい合うようにほぼ対称的な構造とされてい
る。
について説明する。この右保持部30はスライド部20
を中心に左保持部10と対称となる位置にあり、左保持
部10と向かい合うようにほぼ対称的な構造とされてい
る。
【0024】この図で、31はマウント基板Kの搬出/
搬入を行なう搬送ベルト、32aは搬送ベルト31を駆
動する駆動ドラムを示し、駆動モータ33の軸に個着さ
れ時計方向及び反時計方向に駆動される。32bは側壁
36に回動自在に軸支されている回転ドラムを示し、所
定の張力をもって搬送ベルト31が巻き付けられてい
る。32cは回動自在の押圧ドラムを示し、搬送ベルト
31上を移動している搬送中のマウント基板Kを上方か
ら適度な圧力をもって押えるようになされている。
搬入を行なう搬送ベルト、32aは搬送ベルト31を駆
動する駆動ドラムを示し、駆動モータ33の軸に個着さ
れ時計方向及び反時計方向に駆動される。32bは側壁
36に回動自在に軸支されている回転ドラムを示し、所
定の張力をもって搬送ベルト31が巻き付けられてい
る。32cは回動自在の押圧ドラムを示し、搬送ベルト
31上を移動している搬送中のマウント基板Kを上方か
ら適度な圧力をもって押えるようになされている。
【0025】34a、34bは支持部を示し、図3
(a)に示されているように、スライド部20の支持部
24a、24b、右保持部30の支持部34a、34b
とレールA、Bにより支持されている。35は支持部材
を示し右保持部30をリターン式ストッカ1の筐体の側
面に支持している。リターン式ストッカ1または検査装
置8から搬送されるマウント基板Kの有無は、搬送部2
に設けられた基板センサで検出され、マウント基板K有
りと検出された場合は、駆動モータ13、33を所定の
方向に回転させることによりマウント基板Kを所定の方
向に搬送する。
(a)に示されているように、スライド部20の支持部
24a、24b、右保持部30の支持部34a、34b
とレールA、Bにより支持されている。35は支持部材
を示し右保持部30をリターン式ストッカ1の筐体の側
面に支持している。リターン式ストッカ1または検査装
置8から搬送されるマウント基板Kの有無は、搬送部2
に設けられた基板センサで検出され、マウント基板K有
りと検出された場合は、駆動モータ13、33を所定の
方向に回転させることによりマウント基板Kを所定の方
向に搬送する。
【0026】次に図4(a)〜(c)に従ってプッシャ
ユニット3について説明する。同図(b)、(c)にお
いて図1〜図3と同一部分は同一符号を付して説明を省
略する。このプッシャユニット3は、自動車用のロッド
アンテナとして従来から知られているテレスコープ式の
ロッドをプッシャとして用いるようにしたものである。
41はロッド43を伸縮させるために、ロッド43内に
配置された芯44が捲着されているドラム42を、矢印
o又はi方向に駆動するモータを示す。ロッド43は、
直径が少しづつことなり、所定の長さを有する複数の管
からなるテレスコープ式に構成されており、芯44の先
端はロッド43の最内側管であるロッド43aの下端に
固着されている。また最内側管であるロッド43aの先
端部には、基板押圧部45が設けられている。
ユニット3について説明する。同図(b)、(c)にお
いて図1〜図3と同一部分は同一符号を付して説明を省
略する。このプッシャユニット3は、自動車用のロッド
アンテナとして従来から知られているテレスコープ式の
ロッドをプッシャとして用いるようにしたものである。
41はロッド43を伸縮させるために、ロッド43内に
配置された芯44が捲着されているドラム42を、矢印
o又はi方向に駆動するモータを示す。ロッド43は、
直径が少しづつことなり、所定の長さを有する複数の管
からなるテレスコープ式に構成されており、芯44の先
端はロッド43の最内側管であるロッド43aの下端に
固着されている。また最内側管であるロッド43aの先
端部には、基板押圧部45が設けられている。
【0027】ドラム42がモータ41の制御により矢印
o方向に回転すると芯44が各ロッド43aをロッド4
3から押し出すようになり、各ロッド43aが伸長され
る。またドラム42が矢印i方向に回転した場合は、各
ロッド43aは収縮しロッド43に収納される。
o方向に回転すると芯44が各ロッド43aをロッド4
3から押し出すようになり、各ロッド43aが伸長され
る。またドラム42が矢印i方向に回転した場合は、各
ロッド43aは収縮しロッド43に収納される。
【0028】以下同図(b)、(c)により、マウント
基板Kを搬送部2に搬出する場合の動作について説明す
る。同図(b)に示されているように、後で説明するマ
ガジン5の上下動により、所定のマウント基板Kが搬出
位置に配置されると、モータ41の制御によりロッド4
3aが伸長される。すると、マウント基板Kはロッド4
3aの先端の基板押圧部45により押し出されるように
なり、搬送部2に搬出されるようになる。
基板Kを搬送部2に搬出する場合の動作について説明す
る。同図(b)に示されているように、後で説明するマ
ガジン5の上下動により、所定のマウント基板Kが搬出
位置に配置されると、モータ41の制御によりロッド4
3aが伸長される。すると、マウント基板Kはロッド4
3aの先端の基板押圧部45により押し出されるように
なり、搬送部2に搬出されるようになる。
【0029】同図(c)に示されているように、マウン
ト基板Kが搬送部2に搬出されると、基板センサが順次
基板の存在を検出し、この検出に従い、駆動ドラム12
a(32a)を矢印F方向に回転させるように駆動モー
タ13(33)が制御される。そして駆動ドラム12a
(32a)の回転にともない、搬送ベルト11(31)
が稼働するようになり、マウント基板Kは基板検査装置
8に搬送されるようになる。
ト基板Kが搬送部2に搬出されると、基板センサが順次
基板の存在を検出し、この検出に従い、駆動ドラム12
a(32a)を矢印F方向に回転させるように駆動モー
タ13(33)が制御される。そして駆動ドラム12a
(32a)の回転にともない、搬送ベルト11(31)
が稼働するようになり、マウント基板Kは基板検査装置
8に搬送されるようになる。
【0030】搬送ベルト11(31)により搬送が開始
された時点で、プッシャユニット3のモータ41の制御
により、ドラム42が矢印i方向に回転するようにな
り、各ロッド43aはロッド43に収納される。
された時点で、プッシャユニット3のモータ41の制御
により、ドラム42が矢印i方向に回転するようにな
り、各ロッド43aはロッド43に収納される。
【0031】このように、リターン式ストッカ1から基
板検査装置8にマウント基板Kを供給する場合は、ロッ
ド43aにより搬送部2の所定の位置まで押し出され、
このときに基板センサの感知により駆動され、搬送ベル
ト11(31)により基板検査装置8に搬送されるよう
になる。
板検査装置8にマウント基板Kを供給する場合は、ロッ
ド43aにより搬送部2の所定の位置まで押し出され、
このときに基板センサの感知により駆動され、搬送ベル
ト11(31)により基板検査装置8に搬送されるよう
になる。
【0032】また同様にして基板検査装置8で検査が終
了したマウント基板Kをリターン式ストッカ1に収納す
る場合は、基板検査装置8からマウント基板Kが押し出
されるようになる。この場合はマウント基板Kは基板検
査装置8に供給される場合とは逆方向に搬送部2上を移
動することになるので、所定の位置まで押し出されると
基板センサがマウント基板Kを感知し、駆動ドラム12
a、32aが矢印R方向に回転するように駆動モータ1
3、33を駆動し、搬送ベルト11が矢印R方向に稼働
するようになる。そして、マウント基板Kは搬送ベルト
11により搬送され、最後は回動アーム23の先端の弾
性片24によりリターン式ストッカ1内に押し込まれ、
リターン式ストッカ1内のマガジン5の所定の位置に収
納される。
了したマウント基板Kをリターン式ストッカ1に収納す
る場合は、基板検査装置8からマウント基板Kが押し出
されるようになる。この場合はマウント基板Kは基板検
査装置8に供給される場合とは逆方向に搬送部2上を移
動することになるので、所定の位置まで押し出されると
基板センサがマウント基板Kを感知し、駆動ドラム12
a、32aが矢印R方向に回転するように駆動モータ1
3、33を駆動し、搬送ベルト11が矢印R方向に稼働
するようになる。そして、マウント基板Kは搬送ベルト
11により搬送され、最後は回動アーム23の先端の弾
性片24によりリターン式ストッカ1内に押し込まれ、
リターン式ストッカ1内のマガジン5の所定の位置に収
納される。
【0033】このロッド式のプッシャを用いることによ
り、プッシャユニット3の小型化が実現でき、従来のシ
リンダ式のものでは例えば約1.5m程の長さとなると
ころを、約30cm程に縮小することができるようにな
る。
り、プッシャユニット3の小型化が実現でき、従来のシ
リンダ式のものでは例えば約1.5m程の長さとなると
ころを、約30cm程に縮小することができるようにな
る。
【0034】次に図5(a)、(b)、(c)に従って
マガジン5内に配置されたマウント基板Kの枚数を検出
する場合について説明する。この図で、図1と同一部分
は同一符号を付して説明を省略する。同図(a)はリタ
ーン式ストッカ1の設置口4にマウント基板Kが複数枚
配置されたマガジン5を収納している場合を示す図であ
る。この状態から、エレベータ機構によりマガジン5を
上昇させることにより、基板枚数検出センサS(光学
式)が配置されているマウント基板Kの枚数のカウント
を開始する。そして同図(b)に示されているように、
マガジン5の最下段までのカウントを終了すると、マガ
ジン5は下降し同図(c)に示されているように元の収
納位置に戻る。
マガジン5内に配置されたマウント基板Kの枚数を検出
する場合について説明する。この図で、図1と同一部分
は同一符号を付して説明を省略する。同図(a)はリタ
ーン式ストッカ1の設置口4にマウント基板Kが複数枚
配置されたマガジン5を収納している場合を示す図であ
る。この状態から、エレベータ機構によりマガジン5を
上昇させることにより、基板枚数検出センサS(光学
式)が配置されているマウント基板Kの枚数のカウント
を開始する。そして同図(b)に示されているように、
マガジン5の最下段までのカウントを終了すると、マガ
ジン5は下降し同図(c)に示されているように元の収
納位置に戻る。
【0035】このように、マガジン5を上昇/下降さ
せ、基板枚数検出センサSによる配置されたマウント基
板Kの枚数のカウントが終了した後に、そのマウント基
板Kは一枚ずつ基板検査装置8において検査されること
となる。
せ、基板枚数検出センサSによる配置されたマウント基
板Kの枚数のカウントが終了した後に、そのマウント基
板Kは一枚ずつ基板検査装置8において検査されること
となる。
【0036】以下図6、図7に従い、検査済みのマウン
ト基板Kを良品/不良品に区別して収納する場合の動作
を説明する。図6(a)〜(g)はマウント基板K1 〜
K5検査される順序の概要の説明図、図7その検査の流
れをフローチャートで示した図である。この例では、例
えば良品はマガジン5の下段から、また不良品はマガジ
ン5の上段から順次収納される。なお図6において検査
が終了し収納されたマウント基板は破線で示されてい
る。
ト基板Kを良品/不良品に区別して収納する場合の動作
を説明する。図6(a)〜(g)はマウント基板K1 〜
K5検査される順序の概要の説明図、図7その検査の流
れをフローチャートで示した図である。この例では、例
えば良品はマガジン5の下段から、また不良品はマガジ
ン5の上段から順次収納される。なお図6において検査
が終了し収納されたマウント基板は破線で示されてい
る。
【0037】図6に示されているマガジン5はこの例で
は例えば7枚のマウント基板を配置することが可能であ
るものとする。そして検査を行なう場合は、同図(a)
に示されているように、マウント基板K1 〜K6 を最上
段から配置するが、少量多品種の基板のため、例えば最
下段が空段になっている。そして、まず1枚目として最
上段に配されているマウント基板K1 を、搬送部2を介
して基板検査装置8に搬送する。
は例えば7枚のマウント基板を配置することが可能であ
るものとする。そして検査を行なう場合は、同図(a)
に示されているように、マウント基板K1 〜K6 を最上
段から配置するが、少量多品種の基板のため、例えば最
下段が空段になっている。そして、まず1枚目として最
上段に配されているマウント基板K1 を、搬送部2を介
して基板検査装置8に搬送する。
【0038】基板検査装置8における検査結果データ
は、インターフェイス7によりリターン式ストッカ1に
伝送され、リターン式ストッカ1ではその検出結果デー
タに従い、マガジン5を上昇又は下降させることによ
り、所定の位置にマウント基板K1 を収納するようにす
る。この図に示すものはマウント基板K1 が不良品であ
ると判別された場合を示しており、同図(b)に示され
ているようにマウント基板K1 は1段目に収納される。
は、インターフェイス7によりリターン式ストッカ1に
伝送され、リターン式ストッカ1ではその検出結果デー
タに従い、マガジン5を上昇又は下降させることによ
り、所定の位置にマウント基板K1 を収納するようにす
る。この図に示すものはマウント基板K1 が不良品であ
ると判別された場合を示しており、同図(b)に示され
ているようにマウント基板K1 は1段目に収納される。
【0039】このように不良品が収納された場合は、収
納されたそのすぐ下段に配置されている基板、即ちマウ
ント基板K2 が2枚目として基板検査装置8に搬送され
る。そして検査結果が良品であった場合は、同図(c)
に示されているように最下段に収納されるようにされて
いる。良品が収納された場合は、収納されたそのすぐ上
段に配置されている基板、即ちマウント基板K6 が3枚
目として基板検査装置8に搬送されるようになる。
納されたそのすぐ下段に配置されている基板、即ちマウ
ント基板K2 が2枚目として基板検査装置8に搬送され
る。そして検査結果が良品であった場合は、同図(c)
に示されているように最下段に収納されるようにされて
いる。良品が収納された場合は、収納されたそのすぐ上
段に配置されている基板、即ちマウント基板K6 が3枚
目として基板検査装置8に搬送されるようになる。
【0040】そして、マウント基板K6 が良品と判別さ
れたとすると、同図(d)に示されているように、マウ
ント基板K2 の上段に収納され、次にその上段に配され
ているマウント基板K5 が4枚目として搬送され検査さ
れる。そして、その検出結果が不良品であると判別され
た場合は、同図(e)に示されているようにマウント基
板K1 の下段に収納され、更にその下段に配されている
マウント基板K3 が5枚目として基板検査装置8に搬送
される。マウント基板K3 が良品であると判別されたと
すると、同図(f)に示されているようにマウント基板
K6 の上段に収納され、最後にマウント基板K4 が搬送
され検査される。
れたとすると、同図(d)に示されているように、マウ
ント基板K2 の上段に収納され、次にその上段に配され
ているマウント基板K5 が4枚目として搬送され検査さ
れる。そして、その検出結果が不良品であると判別され
た場合は、同図(e)に示されているようにマウント基
板K1 の下段に収納され、更にその下段に配されている
マウント基板K3 が5枚目として基板検査装置8に搬送
される。マウント基板K3 が良品であると判別されたと
すると、同図(f)に示されているようにマウント基板
K6 の上段に収納され、最後にマウント基板K4 が搬送
され検査される。
【0041】その検査結果が良品であると判断された場
合は、同図(g)に示されているように、マウント基板
K3 の上段に収納されるようになる。このように、例え
ば良品を下段から、又、不良品を上段から順次収納して
いくと、最終的に良品と不良品の間が一段空段となり、
良品/不良品の識別を容易に行なうことができる。
合は、同図(g)に示されているように、マウント基板
K3 の上段に収納されるようになる。このように、例え
ば良品を下段から、又、不良品を上段から順次収納して
いくと、最終的に良品と不良品の間が一段空段となり、
良品/不良品の識別を容易に行なうことができる。
【0042】なお、この例では、マガジン5の最下段の
みが一段空段となっている例で説明したが、最下段から
一段以上の空段が設けられることにより、良品/不良品
の識別は可能となる。例えば最下段から3段が空段とな
った場合も、最終的に良品と不良品の間が1段分空くこ
ととなる。
みが一段空段となっている例で説明したが、最下段から
一段以上の空段が設けられることにより、良品/不良品
の識別は可能となる。例えば最下段から3段が空段とな
った場合も、最終的に良品と不良品の間が1段分空くこ
ととなる。
【0043】次に上記したマウント基板Kの供給/収納
動作を図7のフローチャートで説明する。まず、最下段
から一段以上が空段とされているマガジン5をリターン
式ストッカ1に設置し、起動スイッチをオンとする(S00
1)。するとマガジン5の稼働リフトが上昇/下降し、基
板枚数検出センサSによりマガジン5内に配置されてい
るマウント基板Kの枚数が検出される(S002)。ここで供
給/収納の基準となる各変数の初期値化を行なう(S00
3)。検出された基板の枚数をN、良品が収納される段及
びその後に供給される基板の段の位置をX、不良品が収
納される段及びその後に供給される基板の段の位置を
Y、検査枚数のカウンタをZとする。
動作を図7のフローチャートで説明する。まず、最下段
から一段以上が空段とされているマガジン5をリターン
式ストッカ1に設置し、起動スイッチをオンとする(S00
1)。するとマガジン5の稼働リフトが上昇/下降し、基
板枚数検出センサSによりマガジン5内に配置されてい
るマウント基板Kの枚数が検出される(S002)。ここで供
給/収納の基準となる各変数の初期値化を行なう(S00
3)。検出された基板の枚数をN、良品が収納される段及
びその後に供給される基板の段の位置をX、不良品が収
納される段及びその後に供給される基板の段の位置を
Y、検査枚数のカウンタをZとする。
【0044】ステップS003において初期値設定が終了す
ると、まず一段目に配されているマウント基板Kが基板
検査装置8に供給され(S004)、検査が行なわれる(S00
5)。そして良品/不良品の判別がなされると共に(S00
6) 、その検出結果データがインターフェイス7により
リターン式ストッカ1に伝送され、マガジン5が上下制
御される。良品である場合はX段目に即ち下段から(S00
7)、不良品である場合はY段目に即ち上段から(S008)収
納される。
ると、まず一段目に配されているマウント基板Kが基板
検査装置8に供給され(S004)、検査が行なわれる(S00
5)。そして良品/不良品の判別がなされると共に(S00
6) 、その検出結果データがインターフェイス7により
リターン式ストッカ1に伝送され、マガジン5が上下制
御される。良品である場合はX段目に即ち下段から(S00
7)、不良品である場合はY段目に即ち上段から(S008)収
納される。
【0045】1枚目のマウント基板Kが収納されると、
カウンタZをカウントアップし(S009)、このカウンタZ
がマウント基板Kの枚数N以上になるまで(S010)、即ち
全てのマウント基板Kの検査が終了するまで、以下の処
理を行なうようにする。
カウンタZをカウントアップし(S009)、このカウンタZ
がマウント基板Kの枚数N以上になるまで(S010)、即ち
全てのマウント基板Kの検査が終了するまで、以下の処
理を行なうようにする。
【0046】マウント基板Kが所定の位置に収納された
後に、前回の良/不良の検出結果に基づき(S011)、例え
ば前回が良品でX段目に収納された場合は、X=X−1
の演算を行ない(S012)、前回良品として収納されたマウ
ント基板Kの上段に配されているマウント基板Kを供給
するようにする(S013)。また例えば前回が不良品でY段
目に収納された場合は、Y=Y+1の演算を行ない(S01
4)、前回不良品として収納されたマウント基板Kの下段
に配されているマウント基板Kを供給するようにする(S
015)。
後に、前回の良/不良の検出結果に基づき(S011)、例え
ば前回が良品でX段目に収納された場合は、X=X−1
の演算を行ない(S012)、前回良品として収納されたマウ
ント基板Kの上段に配されているマウント基板Kを供給
するようにする(S013)。また例えば前回が不良品でY段
目に収納された場合は、Y=Y+1の演算を行ない(S01
4)、前回不良品として収納されたマウント基板Kの下段
に配されているマウント基板Kを供給するようにする(S
015)。
【0047】ステップS012〜S013、S014〜S015により基
板検査装置8に供給されたマウント基板Kは、ステップ
S016で検査され、その検出結果データがインターフェイ
ス7によりリターン式ストッカ1に伝送され、マガジン
5が上下制御される。良品である場合は下段から順次
に、即ちX段目に収納され(S018)、不良品である場合は
上段から順次に、即ちY段目に収納される(S019)。
板検査装置8に供給されたマウント基板Kは、ステップ
S016で検査され、その検出結果データがインターフェイ
ス7によりリターン式ストッカ1に伝送され、マガジン
5が上下制御される。良品である場合は下段から順次
に、即ちX段目に収納され(S018)、不良品である場合は
上段から順次に、即ちY段目に収納される(S019)。
【0048】ステップS018、S019により基板が収納され
るとカウンタZをカウントアップして(S009)、カウンタ
Zが基板の枚数N以上になった時点で、マガジン5に配
されたマウント基板Kの検査が終了する。
るとカウンタZをカウントアップして(S009)、カウンタ
Zが基板の枚数N以上になった時点で、マガジン5に配
されたマウント基板Kの検査が終了する。
【0049】この図に示したフローチャートに従って、
マウント基板Kの供給/収納を行なうようにすれば、エ
レベータ機構によるマガジン5の上下制御を必要最小限
に留めることができるため、短時間にかつ省電力により
検査することができ、さらに良品と不良品が識別されて
収納されるので、不良品の判別を容易に行なうことがで
きるため、不良品を良品として誤ることがなくなる。
マウント基板Kの供給/収納を行なうようにすれば、エ
レベータ機構によるマガジン5の上下制御を必要最小限
に留めることができるため、短時間にかつ省電力により
検査することができ、さらに良品と不良品が識別されて
収納されるので、不良品の判別を容易に行なうことがで
きるため、不良品を良品として誤ることがなくなる。
【0050】
【発明の効果】以上発明したように本発明の基板自動検
査システムは、マウント基板の供給/収納をリターン式
で行なうストッカが用いられているので、システムの省
スペース化を実現することができるとともに、システム
価格を削減することができる。省スペース化に関して
は、使用されるストッカが一台になると同時に、ロッド
アンテナ式のプッシャを用いることにより、従来のシリ
ンダユニットに比べ約1/5程度に縮小することができ
るようになる。
査システムは、マウント基板の供給/収納をリターン式
で行なうストッカが用いられているので、システムの省
スペース化を実現することができるとともに、システム
価格を削減することができる。省スペース化に関して
は、使用されるストッカが一台になると同時に、ロッド
アンテナ式のプッシャを用いることにより、従来のシリ
ンダユニットに比べ約1/5程度に縮小することができ
るようになる。
【0051】またマガジンに配されているマウント基板
の枚数を自動的に検出することができるので、検査する
マウント基板の枚数が少量の場合でも、枚数分の処理し
か行なわれず、省電力化が達成できると共に所要時間の
短縮が可能になる。さらに、従来は基板検査装置から出
力された検出結果の一覧表を参照しながら、手作業で行
なわれていた良品/不良品の判別が自動化されることに
より、判別の信頼性が向上するとともに、作業効率がア
ップし、品質が改善されるという利点がある。
の枚数を自動的に検出することができるので、検査する
マウント基板の枚数が少量の場合でも、枚数分の処理し
か行なわれず、省電力化が達成できると共に所要時間の
短縮が可能になる。さらに、従来は基板検査装置から出
力された検出結果の一覧表を参照しながら、手作業で行
なわれていた良品/不良品の判別が自動化されることに
より、判別の信頼性が向上するとともに、作業効率がア
ップし、品質が改善されるという利点がある。
【図1】本発明の基板自動検査システムの概要を示す図
である。
である。
【図2】リターン式ストッカに設けられている搬送部の
各部の説明図である。
各部の説明図である。
【図3】リターン式ストッカに設けられている搬送部の
上面及び側面図である。
上面及び側面図である。
【図4】リターン式ストッカに設けられているプッシャ
ユニットの説明図である。
ユニットの説明図である。
【図5】マガジンに配置されているマウント基板の枚数
を検出する場合の説明図である。
を検出する場合の説明図である。
【図6】マウント基板の供給/収納動作の概要の説明図
である。
である。
【図7】マウント基板の供給/収納動作をフローチャー
トで示した図である。
トで示した図である。
【図8】従来の基板自動検査システムの概要を示す図で
ある。
ある。
1 リターン式ストッカ 2 搬送部 3 プッシャユニット 4 設置口 5 マガジン 6 操作部 7 インターフェイス部 8 基板検査装置 11、31 搬送ベルト 12a、32a 駆動ドラム 12b、32b 回転ドラム 12c、32c 押圧ドラム 13、33 駆動モータ 14a、14b、24a、24b、34a、34b 支
持部 15、35 支持部材 16、36 側壁 21 軸 22 移動支持部 23 回動アーム 24 弾性片 41 モータ 42 ドラム 43 ロッド収納部 44 芯
持部 15、35 支持部材 16、36 側壁 21 軸 22 移動支持部 23 回動アーム 24 弾性片 41 モータ 42 ドラム 43 ロッド収納部 44 芯
Claims (4)
- 【請求項1】 マウント基板の検査を行なう基板検査装
置と、複数枚の前記マウント基板を収納するマガジンを
備えるストッカと、前記マガジンから前記マウント基板
を1枚ずつ前記基板検査装置に供給する基板供給手段
と、前記基板検査装置において検査が終了したマウント
基板を前記ストッカの前記マガジン内に収納する基板収
納手段とを備えたことを特徴とする基板自動検査システ
ム。 - 【請求項2】 前記ストッカは前記マガジン内に収納さ
れている前記マウント基板の枚数を検出する検出手段を
設け、該検出手段で検出された前記マウント基板の枚数
に基づいて、前記マガジンから前記マウント基板の供給
及び前記マガジンの収納を行なうことを特徴とする請求
項1に記載の基板自動検査システム。 - 【請求項3】 前記基板検査装置の検出結果に基づき、
検査済みのマウント基板を良品/不良品に対応して前記
マガジンの上段側及び前記マガジンへの収納を行なうこ
とを特徴とする請求項1或いは2に記載の基板自動検査
システム。 - 【請求項4】 前記基板供給手段はロッドアンテナ式の
プッシャーにより、マウント基板を前記基板検査装置に
供給することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
に記載の基板自動検査システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5112435A JPH06300704A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 基板自動検査システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5112435A JPH06300704A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 基板自動検査システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06300704A true JPH06300704A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=14586567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5112435A Withdrawn JPH06300704A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 基板自動検査システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06300704A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007214497A (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd | 載置板収納装置 |
CN102866167A (zh) * | 2012-10-19 | 2013-01-09 | 深圳市劲拓自动化设备股份有限公司 | 一种电路板离线检测系统和方法 |
-
1993
- 1993-04-16 JP JP5112435A patent/JPH06300704A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007214497A (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd | 載置板収納装置 |
CN102866167A (zh) * | 2012-10-19 | 2013-01-09 | 深圳市劲拓自动化设备股份有限公司 | 一种电路板离线检测系统和方法 |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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