JPH0630052B2 - 音声認識表示装置 - Google Patents

音声認識表示装置

Info

Publication number
JPH0630052B2
JPH0630052B2 JP63121614A JP12161488A JPH0630052B2 JP H0630052 B2 JPH0630052 B2 JP H0630052B2 JP 63121614 A JP63121614 A JP 63121614A JP 12161488 A JP12161488 A JP 12161488A JP H0630052 B2 JPH0630052 B2 JP H0630052B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
candidate
displayed
word
input
candidates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63121614A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01290032A (ja
Inventor
彰 鶴田
弘幸 岩橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP63121614A priority Critical patent/JPH0630052B2/ja
Publication of JPH01290032A publication Critical patent/JPH01290032A/ja
Publication of JPH0630052B2 publication Critical patent/JPH0630052B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、音声によって入力された語句を音節毎に認識
し、そのようにして作成される音節候補列で表される入
力された語句の候補列を作成し、前記語句の候補列から
音声入力された語句を選択するようにして、音声による
文書などの入力を行うように構成された装置などで好適
に実施される音声認識表示装置に関する。
従来の技術 たとえばワードプロセッサおよびパーソナルコンピュー
タなどにおいて、音声による入力を可能としたものが従
来より用いられている。文書などの入力は、音節、単
語、文節、または文などの語句を単位として行われる。
このような入力に対してワードプロセッサおよびパーソ
ナルコンピュータなどの内部に備えられる音声認識装置
では、まず発声された音声を音節単位で認識し、この認
識された各音節の音節候補の組合せによって表される語
句単位の候補(以下「語句候補」という)が複数組に亘
って作成される。前記複数個の語句候補のうち、音節毎
の特徴抽出処理および語句単位のアクセントなどの特徴
抽出処理などによって、最も「確からしい(入力された
語句に最も近いと思われる)」語句候補がたとえばCR
T(陰極線管)などの表示装置に表示される。
操作者は表示された語句候補が音声入力した語句と一致
するかどうかを判断し、一致しない場合には、次に「確
からしい」語句候補の表示を指示する。そのようにして
順次的に語句候補が表示され、操作者が複数の語句候補
から1つの語句候補を選択するようにして1つの語句が
入力される。
たとえば「こくみんは」と音声によって入力した場合に
おいて、第1の語句候補が「ごふにんは」とされた場合
には、表示装置において第6図(1)で示される表示出
力が行われる。すなわち第6図(1)において下線l1
が付される表示領域において前記第1の語句候補「ごふ
にんは」が表示される。
この第1の語句候補は、音声によって入力された語句の
一致としないため、操作者はこのことを判断し、キー入
力装置などから次候補の表示出力を指示するための操作
を行う。そのようにして表示装置には、第6図(2)〜
(4)で示されるように、操作者のキー入力装置の操作
に伴って第2、第3、…の語句候補が表示されていく。
そのようにして第6図(4)図示の状態、すなわち音声
入力された語句(「こくみんは」)と同一の語句候補が
表示されると、操作者は次にキー入力装置において仮名
漢字変換キーを操作する。これによって、前記平仮名の
文字列で表される語句候補は漢字を含む文字列に変換さ
れる。そのようにして第6図(5)に示される表示が行
われる。
音声による入力は、キー入力装置などからの入力とは異
なり、不確実性を含んで入力される。しかしながら現状
レベルの音声認識装置では、発声された語句がそのまま
入力されない場合もあり、そのために前述のような処理
および操作者の操作が必要となる。
発明が解決しようとする課題 このようにして音声による入力においては、1つの語句
を音声入力するたび毎に、操作者が表示装置に表示され
る語句候補を確認する必要があるため、そのような作業
が可及的に容易に行われることが望ましい。しかしなが
ら、従来では語句候補に第6図示のように下線l1が付
されるか、またはいわゆる網かけ文字とされるのみであ
るため、語句候補の確認は必ずしも容易でなかった。
本発明の目的は、音声による語句の入力作業を容易に行
うことができるようにした音声認識表示装置を提供する
ことである。
課題を解決するための手段 本発明は、(a)音声によって入力される語句毎に、各
語句を音声認識して、その語句に対応する第1の複数の
仮名から成る候補を順次的に出力する音声認識出力手段
2〜7と、 (b)音声認識出力手段2〜7から出力される第1複数
の候補を記憶するメモリ8と、 (c)表示手段9であって、 既入力キャラクタA2を表示するとともに、その既入力
キャラクタA2の次に引続いて、その既入力キャラクタ
A2よりも大きい文字形状で、最後に入力した語句の第
1の候補を表示する第1表示領域21と、 第1表示領域に隣接し、候補を、既入力キャラクタA2
よりも大きい文字形状で表示し、この表示可能な候補の
最大数は、第1の複数未満の第2の複数である第2表示
領域S1とを有する表示手段9と、 (d)カーソルキー10cと、音声候補キー10bと仮
名漢字変換キー10aとを有する入力手段10と、 (e)制御手段6であって、 音声認識出力手段2〜7の第1複数の候補の作成後に、
メモリ8に記憶されている第1候補を、第1表示領域2
1の既入力キャラクタA2の次に引続いて表示させると
ともに、 メモリ8に記憶されている第1候補を含む第2複数の候
補を第2表示領域S1に表示させ、 カーソルキー10cの出力に応答して、カーソルを、第
2表示領域S1に表示された第2複数の候補のうちの1
つに移動して表示させ、 音声候補キー10bの出力に応答して、第2表示領域S
1に、メモリ8に記憶されておりかつその第2表示領域
S1に表示されていない残余の候補のうち、最大、第2
複数の候補を表示させ、 仮名漢字変換キー10aの出力に応答して、カーソルに
対応する候補の語句を仮名漢字変換して第1表示領域の
前記第1候補の位置S2に、既入力キャラクタA2と同
一の大きさの文字形状で表示させる制御手段6とを含む
ことを特徴とする音声認識表示装置である。
作用 本発明に従えば、音声によって入力された語句は、音声
認識出力手段2〜7によって音声認識され、その語句に
対応する第1複数の仮名から成る候補が順次的に出力さ
れてメモリ8に記憶され、表示手段9における第1表示
領域21では、既入力キャラクタA2の次に引続いて最
後に入力した語句の第1候補を大きい文字形状で表示す
るとともにその第1表示領域に隣接する第2表示領域S
1では、まず、第1複数未満の第2複数の候補を、大き
い文字形状で表示し、カーソルキー10cの操作によっ
てカーソルを第2表示領域S1において移動して第2複
数の候補のうちの1つを選択し、また音声候補キー10
bを操作することによってその第2表示領域S1に表示
される候補が切換わり、こうしてカーソルで選択した候
補を、仮名漢字変換キー10aの操作によって仮名漢字
変換し、この結果得られる既入力キャラクタA2と同一
の大きさを有する文字形状で、第1表示領域21の第1
候補の位置S2に表示する。
実施例 第1図は、本発明の前提となる音声認識表示層1の基本
的な構成を示すブロック図である。音声認識表示装置1
は、たとえばワードプロセッサおよびパーソナルコンピ
ュータなどに備えられ、文書などの入力作業を軽減する
ためなどに用いられる。この音声認識表示装置1には、
マイクロホン2からたとえば文書などが音節、単語、文
節、または文を単位とする語句毎に音声によって入力さ
れる。マイクロホン2からの音声は、単音節認識部3に
与えられ、前記語句を表す音声が音節単位に区分され、
そのように区分されて得られる単音節毎の特徴パターン
が抽出される。
単音節認識部3には、標準パターンメモリ4が接続され
ている。この標準パターンメモリ4には複数の単音節に
亘って各単音節毎の標準の特徴パターンである標準パタ
ーンが記憶されており、前記単音節認識部3では、前記
抽出された入力音声の特徴パターンとこの複数の標準パ
ターンとのマッチング計算処理が行われる。マッチング
計算処理とは入力音声の特徴パターンと標準パターンと
の近似度(確からしさ)を示す、いわば距離計算であ
る。そのようにして特徴パターンに最も近似した標準パ
ターンに対応する音節が第1位の候補として、また順次
近似したものが次位の候補として選出され、標準パター
ンメモリ4において各音節毎に予め定められた音節ラベ
ルと前記マッチング計算によって得られる近似度との対
で構成される音節の識別結果(以下「音節ラティス」と
いう)が近似度の順序で音節ラティスメモリ5に記憶さ
れる。このような単音節認識部3などの動作はCPU
(Central Processing Unit)を含んで構成され、表示
制御手段である制御部6の制御の下に行われる。
制御部6には、前述のようにして単音節認識部3によっ
て認識され、音節ラティスメモリ5に音節ラティスとし
て記憶される各音節毎の情報から、入力された語句の候
補列を作成する候補列作成部7が接続されている。この
候補列作成部7では、各音節の組合せとして語句候補
(仮名文字列)が複数個に亘って作成される。前記作成
される複数個の語句候補は音節ラティスの近似度を表す
情報を用いて、確度が高い順に語句候補メモリ8に記憶
される。このようにして入力された語句の候補列が語句
候補メモリ8に記憶されることになる。
前記単音節認識部3および候補列作成部7などを含んで
音声認識出力手段が構成される。
制御部6にはまた、CRT(陰極線管)などによって実
現される表示部9およびキー入力部10が接続されてい
る。操作者は表示部9を目視しながわキー入力部10を
操作することによって音声認識表示装置1の動作を指示
することができる。
語句候補メモリ8に第1候補として記憶された語句候補
(仮名文字列)は、表示部9において対応する表示領域
に表示される。操作者はこの表示される第1候補の語句
候補がマイクロホン2から音声によって入力した語句と
一致する場合には、たとえばキー入力部10に備えられ
る仮名漢字変換キー10aを操作して漢字を含む文字列
への変換を指示する。このとき前記第1候補の語句候補
には仮名漢字変換処理部11において変換処理が施さ
れ、漢字を含む文字列に変換される。また表示部9に表
示される第1候補に語句候補が音声によって入力された
語句と一致しない場合には、キー入力部10の音声候補
キー10bを操作することによって順次的に次候補が語
句候補メモリ8から読出され、制御部6の制御の下に表
示部9に表示される。そのようにして音声によって入力
された語句と、表示部9に表示された語句候補との一致
が確認された時点で操作者は前述の仮名漢字変換キー1
0aを操作することになる。
第2図は、表示部9における表示態様を説明するための
図である。たとえば入力音声「/こ/く/み/ん/は」
に対する単音節認識部3における認識結果として、音節
ラティスメモリ5に第1表に示されるような音節ラティ
スが作成されて記憶される場合を想定する。
すなわち5個の音節によって構成される入力語句「こく
みんは」の第1音節「こ」の入力音声の特徴パターンは
単音節「ご」の標準パターンとの近似度が最も高く、順
に「と」、「こ」のように近似度が低下していく。以下
「く」、「み」「ん」「は」に対しても同様である。
このような音節ラティスメモリ5の記憶内容に基づい
て、候補列作成部7で作成されて語句候補メモリ8に記
憶される語句候補列は第2表に示されている。
音節ラティスメモリ5に記憶される音節ラティスは、単
音節「こ」に対しては3個、単音節「く」に対しては2
個、「み」に対しては2個、「ん」に対しては1個、
「は」に対しては2個であるため、24(3×2×2×
1×2)個の語句候補が作成され、この近似度の順に語
句候補メモリ8に記憶されるため第1番目の候補は、
「ごふにんは」となり、第24番目の候補は「こくみん
ぱ」となる。
このとき表示部9ではマイクロホン2からの音声による
語句の入力の後、まず第2図(1)に示されるように第
1番目の語句候補「ごふにんは」が対応する表示領域に
表示される。このとき第2図において下線l2とともに
表示される語句候補は既入力のキャラクタA1よりも大
きな文字で表示される。これによって操作者は表示部9
の表示領域における、入力対象部分を容易に捜し出すこ
とができるとともに、表示内容の確認もまた容易に行う
ことができる。
音声による語句の入力の後、最初に表示される語句が入
力語句と一致する場合には操作者はキー入力部10の仮
名漢字変換キー10aを直ちに操作することになるけれ
ども、第2図(1)に示される第1番目の語句候補「ご
ふにんは」は入力語句とは異なるため、操作者は次候補
の表示を音声候補キー10bを操作して指示することに
なる。
第2表に示されるように、語句候補メモリ8に記憶され
る語句候補列において、正しい語句候補は第12番目に
記憶されている。したがって操作者は音声候補キー10
bを操作して、順次的にこの第12番目の語句候補「こ
くみんは」を検索することになる。したがって表示部9
における表示態様は、第2図(2)〜(4)に示される
ように順次的に変化していく。
第2図(4)に示される表示が行われると、すなわち入
力された語句に一致する語句候補が表示されると操作者
は次に仮名漢字変換キー10aを操作する。これによっ
て仮名漢字変換処理部11は仮名文字列で表される語句
候補を漢字を含む文字列に変換する。そのようにして表
示部9における表示態様は、第2図(5)で示される状
態となる。このとき変換後の語句は「国民は」は、既入
力のキャラクタA1と同様の大きさで表示される。
前述のような操作者のキー入力操作は第3表に示されて
いる。
第3図は、この構成の動作を説明するためのフローチャ
ートである。ステップn1において、マイクロホン2か
ら音声によって語句が入力されるとステップn2では、
入力された語句が単音節毎に区分され、それぞれの特徴
パターンが抽出される。
ステップn3においては、単音節認識部3では、前記抽
出された特徴パターンと標準パターンメモリ4に記憶さ
れる複数の単音節の標準パターンとの比較によって音節
ラティスが作成され、この音節ラティスが音節ラティス
メモリ5に記憶される。
次にステップn4では、候補列作成部7は音節ラティス
メモリ5に記憶される音節ラティスから、仮名文字列で
表される語句候補を複数個に亘って作成し、前記音節ラ
ティスにおける近似度の情報を用いて近似度の高い順に
語句候補メモリ8に入力し、そのようにして語句候補列
が作成される。
語句候補列が作成されるとステップn5では、制御部6
は語句候補メモリ8から第1番目の語句候補を読出し、
この第1番目の語句候補を表示部9において拡大して表
示するための表示制御信号を表示部9に与える。
ステップn6では、操作者は表示部9に拡大して表示さ
れる語句候補と、音声によって入力した語句とが一致す
るかどうかを判断し、一致しない場合には、ステップn
9に進み、一致するとステップn7に進む。
ステップn9においては、操作者は音声候補キー10b
を操作し、これによって制御部6は語句候補メモリ8か
ら次候補の語句候補を読出し、表示部9に前記読出され
た語句候補を拡大表示するための表示制御信号を与え
る。この後処理はステップn6に戻る。このようにして
表示部9に表示される語句候補と入力語句との一致が確
認されるまでステップn6,n9の処理が継続される。
ステップn6において、入力語句と表示部9に表示され
る語句候補との一致が確認されるとステップn7に進
み、操作者はキー入力部10の仮名漢字変換キー10a
を操作する。これによって仮名漢字変換処理部11で
は、現に制御部6に読出されている語句候補がその内部
に読込まれ、漢字を含む文字列に変換される。そのよう
にして得られる漢字を含む文字列は、ステップn8にお
いて、制御部6に与えられ、制御部6は表示部9に対し
て前記漢字を含む文字列を通常の大きさで表示するため
の表示制御信号を与える。この後処理はステップn1に
戻る。
以上のようにこの構成においては、音声による語句の入
力によって表示される語句候補は対応する表示領域にお
いて拡大して表示される。現状のレベルの音声認識装置
では発声された語句がそのまま正しく認識されることは
少なく、語句の音声による入力に伴って操作者は表示部
9において表示される語句候補を必ず確認しなければな
らない。したがって本実施例のように、語句候補を拡大
して表示することによって語句候補の確認が容易とな
り、入力作業の効率を向上することができる。
第4図は本発明の一実施例を説明するための図である。
本実施例は第1図に示される構成と同様の構成によって
実現されるため、第1図を併せて参照して説明する。第
4図には、表示部9における表示態様が示されている。
前述の構成では語句候補メモリ8に記憶される複数の語
句候補のうち1つの語句候補のみが表示部9に表示され
るれども本実施例では予め定められる複数個(たとえば
5個)の語句候補が表示部9の表示領域S1において同
時に表示される。この表示領域S1の表示態様は第5図
に示されている。
語句候補列作成の後には、第1番目から第5番目までの
語句候補が第5図に示されるような態様で拡大文字を用
いて表示される。このときカーソルC1の位置に対応す
る語句候補が第4図において参照符S2で示される位置
(音声入力の対象となる位置)に下線l3とともに拡大
表示される。
表示領域S1に表示される5個の語句候補の中に正しい
語句、すなわち音声によって入力された語句が含まれて
いる場合には、操作者はカーソルC1をキー入力部10
のカーソルキー10c(第1図参照)操作によって、第
5図の上下方向に移動させて1つの語句候補を選択し、
そのような状態で仮名漢字変換キー10aを操作する。
表示部9に表示される複数の語句候補の中に正解の語句
が含まれていない場合には、キー入力部10の音声候補
キー10bを操作することによって表示部9の表示領域
S1には第6番目〜第10番目の語句候補が表示され
る。このようにして本実施例では前述の第1実施例に比
較して、音声入力された語句に一致する語句候補を高速
に検索することができる。
本実施例においてもまた、参照符S2で示される位置お
よび表示領域S1に表示される語句候補は、既入力キャ
ラクタA2よりも大きな文字で表示され、仮名漢字変換
キー10aの操作の後には既入力キャラクタA2と同一
の大きさの文字形状で表示される。したがって前述の構
成と同様な効果を得ることができる。この第4図に示さ
れる表示領域21では、既入力キャラクタA2を表示す
るとともに、その既入力キャラクタA2の次に引続い
て、上述のように既入力キャラクタA2よりも大きい文
字形状で、最後に入力した語句の第1の候補「ごふんに
は」を表示する。この表示領域21に隣接する表示領域
S1では、候補を、既入力キャラクタA2よりも大きい
文字形状で上述のように表示し、この表示領域S1に表
示可能な候補の最大数は、この実施例では第5図から明
らかなように5であり、メモリ8に記憶される第2表に
示される候補の数24未満である。
こうして第2表の候補の作成後に、メモリ8に記憶され
ている第1候補「ごふんには」を、表示領域21の既入
力キャラクタA2の次に引続いて位置S2に表示させ、
この第1候補を含む合計5つの候補を、表示領域S1に
制御部6によって表示させる。カーソルキー10cを操
作することによって、カーソルC1を、表示領域S1に
表示された合計の5つの候補のうちの1つに移動して表
示させて選択し、正しい候補が存在しないときには、発
声候補キー10bを操作して、メモリ8に記憶されてい
るかつ表示領域S1に表示されていない残余の候補のう
ち、最大5つの候補を次に表示させ、このようにして音
声候補キー10bを操作するたびに、5つずつ新たな候
補が表示領域S1に表示され、この希望する候補にカー
ソルキー10cを位置させて仮名漢字変換キー10aを
操作すると、そのカーソルに対応する候補の語句を仮名
漢字変換して第1候補の位置S2に、既入力キャラクタ
A2と同一の大きさの文字形状で仮名漢字変換された結
果が表示される。
発明の効果 以上のように本発明によれば、表示手段9の第1表示領
域21には語句の仮名である第1の候補を、既入力キャ
ラクタA2よりも大きい文字形状で表示し、第2表示領
域S1では、第1複数未満の第2複数の候補を、同様に
大きい文字形状で表示し、こうして第2表示領域S1に
大きい文字形状で表示された候補を、カーソルキー10
cの操作でカーソルを移動することによって、選択する
ことができるようにしたので、語句の選択が容易であ
る。
しかも本発明によれば、第2表示領域S1では第2複数
の候補が表示され、また音声候補キー10bを操作して
残余の候補を表示することができ、こうして候補が第2
複数、表示された状態で、希望する候補を選択すればよ
く、操作性が良好であり、1つずつ候補が順次的に表示
される構成に比べて、正しい候補を見付けやすいという
効果がある。
さらに本発明によれば、カーソルで希望する候補を選択
した後には、仮名漢字変換キー10aを操作することに
よって、その候補の語句の仮名漢字変換された結果を、
第1表示領域21の第1候補の位置S2に、表示させ、
しかもその仮名漢字変換された結果の文字は、既入力キ
ャラクタA2と同一の大きさの文字形状であり、こうし
てまず仮名から成る第1複数の候補から、希望する候補
を選択し、その後に仮名漢字変換を行うようにしたの
で、各候補毎に仮名漢字変換をして表示する構成に比べ
て、変換処理が簡略化され、音声認識表示の処理時間を
短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の前提となる音声認識表示装置1の基本
的な構成を示すブロック図、第2図は表示部9における
表示態様を示す図、第3図は第1図に示される構成の動
作を説明するためのフローチャート、第4図および第5
図は本発明の一実施例における表示部9の表示態様を示
す図、第6図は先行技術を説明するための図である。 1…音声認識表示装置、2…マイクロホン、3…単音節
認識部、4…標準パターンメモリ、5…音節ラティスメ
モリ、6…制御部、7…候補列作成部、8…語句候補メ
モリ、9…表示部、10…キー入力部、11…仮名漢字
変換処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)音声によって入力される語句毎に、
    各語句を音声認識して、その語句に対応する第1の複数
    の仮名から成る候補を順次的に出力する音声認識出力手
    段2〜7と、 (b)音声認識出力手段2〜7から出力される第1複数
    の候補を記憶するメモリ8と、 (c)表示手段9であって、 既入力キャラクタA2を表示するとともに、その既入力
    キャラクタA2の次に引続いて、その既入力キャラクタ
    A2よりも大きい文字形状で、最後に入力した語句の第
    1の候補を表示する第1表示領域21と、 第1表示領域に隣接し、候補を、既入力キャラクタA2
    よりも大きい文字形状で表示し、この表示可能な候補の
    最大数は、第1の複数未満の第2の複数である第2表示
    領域S1とを有する表示手段9と、 (d)カーソルキー10cと、音声候補キー10bと仮
    名漢字変換キー10aとを有する入力手段10と、 (e)制御手段6であって、 音声認識出力手段2〜7の第1複数の候補の作成後に、
    メモリ8に記憶されている第1候補を、第1表示領域2
    1の既入力キャラクタA2の次に引続いて表示させると
    ともに、 メモリ8に記憶されている第1候補を含む第2複数の候
    補を第2表示領域S1に表示させ、 カーソルキー10cの出力に応答して、カーソルを、第
    2表示領域S1に表示された第2複数の候補のうちの1
    つに移動して表示させ、 音声候補キー10bの出力に応答して、第2表示領域S
    1に、メモリ8に記憶されておりかつその第2表示領域
    S1に表示されていない残余の候補のうち、最大、第2
    複数の候補を表示させ、 仮名漢字変換キー10aの出力に応答して、カーソルに
    対応する候補の語句を仮名漢字変換して第1表示領域の
    前記第1候補の位置S2に、既入力キャラクタA2と同
    一の大きさの文字形状で表示させる制御手段6とを含む
    ことを特徴とする音声認識表示装置。
JP63121614A 1988-05-17 1988-05-17 音声認識表示装置 Expired - Lifetime JPH0630052B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63121614A JPH0630052B2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 音声認識表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63121614A JPH0630052B2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 音声認識表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01290032A JPH01290032A (ja) 1989-11-21
JPH0630052B2 true JPH0630052B2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=14815613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63121614A Expired - Lifetime JPH0630052B2 (ja) 1988-05-17 1988-05-17 音声認識表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0630052B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL2092275T3 (pl) 2006-12-20 2013-03-29 Johnson Controls Tech Co System i sposób wyznaczania trasy i dostarczania informacji do pojazdu
EP2116019A1 (en) 2007-01-23 2009-11-11 Johnson Controls Technology Company Mobile device gateway systems and methods
US9324230B2 (en) 2008-12-04 2016-04-26 Gentex Corporation System and method for configuring a wireless control system of a vehicle using induction field communication
EP2229576B1 (en) * 2007-12-05 2016-04-13 Visteon Global Technologies, Inc. Vehicle user interface systems and methods

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58144247A (ja) * 1982-02-23 1983-08-27 Toshiba Corp カナ漢字変換における同音異語選択方法
JPS59116837A (ja) * 1982-12-23 1984-07-05 Comput Basic Mach Technol Res Assoc 音声入力式日本語文書処理装置
JPS62121489A (ja) * 1985-11-22 1987-06-02 株式会社日立製作所 デイスプレイ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01290032A (ja) 1989-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4829901B2 (ja) マニュアルでエントリされた不確定なテキスト入力を音声入力を使用して確定する方法および装置
KR100656736B1 (ko) 표음 입력 모호성 제거 시스템 및 방법
US7395203B2 (en) System and method for disambiguating phonetic input
KR19990078364A (ko) 문서처리장치 및 그의 방법
JP2003504706A (ja) 多モード・データ入力装置
JPH0630052B2 (ja) 音声認識表示装置
JPS634206B2 (ja)
JP3762300B2 (ja) テキスト入力処理装置及び方法並びにプログラム
JPH11238051A (ja) 中国語入力変換処理装置、中国語入力変換処理方法、中国語入力変換処理プログラムを記録した記録媒体
JPS58123129A (ja) 仮名漢字変換装置
US6327560B1 (en) Chinese character conversion apparatus with no need to input tone symbols
JPH05119793A (ja) 音声認識方法及び装置
JPH0797370B2 (ja) 文字・音声入力変換方式
JPH0380363A (ja) 文書処理装置
JPH04232997A (ja) 音声認識装置における認識結果表示方式
JPH06103457B2 (ja) 音声タイプライタ
JPS61223971A (ja) 文章作成装置
JPS60205594A (ja) 認識結果表示方式
JPH04336684A (ja) 音声出力制御装置及び方法
JPS60112175A (ja) 仮名漢字変換装置における略称語変換方式
JPS6024630A (ja) 制御情報付きカナ文字列形成方式
JPS5840650A (ja) 日本文入力方式
JPS60200336A (ja) 音声入力処理装置
JPH06208560A (ja) 曖昧漢字変換装置
JPS63316160A (ja) 文書作成装置