JPH06300346A - 湿度制御装置 - Google Patents

湿度制御装置

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JPH06300346A
JPH06300346A JP5087667A JP8766793A JPH06300346A JP H06300346 A JPH06300346 A JP H06300346A JP 5087667 A JP5087667 A JP 5087667A JP 8766793 A JP8766793 A JP 8766793A JP H06300346 A JPH06300346 A JP H06300346A
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JP
Japan
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humidity
room temperature
relative humidity
room
air conditioner
Prior art date
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Pending
Application number
JP5087667A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Matsui
敬三 松井
Yoshiteru Ito
義照 伊藤
Yoshiro Tsuchiyama
吉朗 土山
Masataka Ozeki
正高 尾関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】空調機の運転による室内の相対湿度の値の変動
によって発生する、過剰加湿、対応の遅い加湿をなくし
た、追従性のよい効率的な湿度制御を行うことを目的と
する。 【構成】室内の相対湿度、室温を計測する湿度計測手段
4、室温計測手段5と、同室内に設置された空調機の設
定室温を居住者が設定入力し、その値を湿度予測手段7
に出力する設定室温入力手段6と、相対湿度、室温、設
定室温の情報から空調安定後の相対湿度の予測値を計算
する湿度予測手段7、計算された相対湿度の予測値があ
る湿度範囲に入るように加湿装置9を制御することによ
り、室内の湿度を制御する湿度調整手段8、および加湿
装置9とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内の相対湿度を加湿
装置、あるいは除湿装置を用いて一定湿度、あるいはあ
る湿度範囲内に制御する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加湿装置を用いて室内の相対湿度
を制御する制御装置としては、ある設定された相対湿度
に対して、湿度センサにより検出された室内の相対湿度
が低ければ、加湿装置を起動し、逆に検出湿度が高くな
れば加湿装置を停止する、といった加湿装置の起動・停
止により室内を一定湿度に保とうとするものが一般的で
あった。
【0003】さらに、空調機による気温制御を考慮した
湿度制御装置も、湿度上昇による不快感を防いだり、結
露を防止するといった目的で数々の提案がなされてい
る。たとえば、特開昭61−228241号公報にある
空気調和機の運転制御装置では、時限運転手段により暖
房運転終了後に一定時間減湿手段の運転を行なうことに
より、暖房運転終了後に湿度を低下して結露障害を防止
している。
【0004】また、特開昭61−091430号公報に
ある加湿器制御装置では、加湿装置をONとするタイマ
領域、強制的に加湿装置をOFFとするタイマ領域を設
けることにより、最適な、暖房時における湿度制御を行
おうとしている。
【0005】また、特開昭61−091427号公報に
ある空気調和機付属の加湿器制御装置では、暖房条件
で、室温が上昇傾向にあり、したがって、相対湿度が低
下傾向にあること、室温が一定以上であり、通常の暖房
運転を行つて、相対湿度が許容値以下に下がつているこ
と、実際に相対湿度が低いことを条件に加湿装置をON
させる制御を行うことにより、加湿過剰を押さえ、適正
な加湿量を確保している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
一般的な加湿装置制御装置では、室内の気温に対し変化
する相対湿度のみを見て制御を行っているため、空調機
の立上げ時や設定温度変更時に大きく変動する室温に対
し同様に変化する相対湿度のために、空調安定時には不
要と思われる加湿を行ったり、また逆に空調安定時には
必要となる加湿を行うタイミングが遅れてしまうなどの
問題があった。
【0007】また、提案されている空調機運転を考慮し
た湿度制御装置にも、以下のような課題がある。まず、
空調機停止後に減湿する方法は、減湿手段を必要とする
し、またその運転のためにエネルギーを消費する。ま
た、タイマにより加湿装置をON−OFF制御する方法
では、実際の室温を考慮していないため、室温や湿度の
違いによりタイマの値を変える必要があった。また、室
温とその上昇、下降傾向をみて加湿装置をON−OFF
制御する方法では、実際に空調機に設定されている設定
室温を考慮に入れていないため、迅速な対応ができない
という欠点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、加湿過剰、減湿過剰のない、室内の相対湿度を無駄
なく効率的に制御することができる湿度制御装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の湿度制御装置は、室内の相対湿度を計測する
湿度計測手段、室温を計測する室温計測手段、空調機の
室温制御の目標値である設定室温を入力する設定室温入
力手段、計測された相対湿度、室温と空調機の設定室温
とから空調安定後の相対湿度を予測計算する湿度予測手
段、予測された相対湿度を制御量として加湿装置、ある
いは除湿装置の運転制御を行う湿度調整手段、および加
湿装置、もしくは除湿装置とから構成される。
【0010】
【作用】この構成により、まず湿度計測手段により室内
の相対湿度が、室温計測手段により室内の室温がそれぞ
れ計測され、また空調機に与えられる設定室温の値が設
定室温入力手段より湿度予測手段に入力される。
【0011】湿度予測手段では、それらの情報から現在
の室温が設定室温になったときの相対湿度の値を計算に
よって求め、湿度調整手段に出力する。湿度調整手段で
は、その予測された相対湿度を制御量として、その値が
あるレベルより低くなったら加湿装置を起動し、また別
のレベルより高くなったら加湿装置を停止するなどの制
御を行うことにより室内の相対湿度を制御し、それによ
り実際に空調機による室温制御が安定する以前に湿度制
御の対応が行われるために、効率的な湿度制御が可能と
なる。
【0012】
【実施例】以下、本発明による湿度制御装置の一実施例
を図に基づいて説明する。図1は本発明による湿度制御
装置のシステム構成図の例を示す図である。図示のよう
に部屋1の中には、その室温を制御するための空調機2
と、加湿を行うための加湿装置9が設置され、また室内
の温度は室温計測手段5により、室内の相対湿度は湿度
計測手段4により計測される。また、空調機2の設定室
温は、在室者3により設定室温入力手段6に入力され、
それらの情報から判断して、湿度予測手段7および湿度
調整手段8は加湿装置9を制御する。
【0013】図2は本発明による湿度制御装置のブロッ
ク構成図の一例である。かかる構成における湿度制御装
置の作用態様を以下に説明する。室内の相対湿度は湿度
計測手段4により、室内の温度は室温計測手段5により
計測され、それぞれ湿度予測手段7に入力される。ま
た、設定室温入力手段6に入力された空調機2の設定室
温も湿度予測手段7に入力される。湿度予測手段7は、
それらの情報から以下に説明するようにして、空調安定
時の相対湿度を予測する。つまり、室温をTa、相対湿
度をRh、設定室温をTsとしたとき、まず室温Taと
相対湿度Rhとから絶対湿度Ahを求める。
【0014】(Ta、Rh)→ Ah これは、室温Taに対する飽和水蒸気圧から容易に計算
することができる。そのようにして求められた絶対湿度
Ahより、今度は逆に空調が安定して、室温が設定室温
Tsになったときに相対湿度がどのくらいの値になるか
を計算することができる。
【0015】(Ts、Ah)→ Rh’ そのようにして求められた相対湿度の予測値Rh’は、
湿度調整手段8に送られる。湿度調整手段8では、その
湿度予測値Rh’を用いて加湿装置9を起動停止制御す
る。たとえば、設定湿度の値Rh+、Rh−との大小関
係から、以下のように加湿装置9を起動停止する。
【0016】Rh’< Rh− → 加湿装置起動 Rh’> Rh+ → 加湿装置停止 このように制御を行うことによって、空調安定時を予測
した迅速な湿度制御が可能となる。
【0017】図3は、従来の湿度制御装置の制御タイミ
ングを表した図である。設定室温が点線のように時刻
a、bにおいて変えられたとき、それに対して室温が徐
々に遅れて追従する。相対湿度Rhは、室温が上がると
減少し、逆に下がると増加するので、図に示すように室
温に応じて徐々に変動する。それに対して、従来の湿度
制御装置では、相対湿度がある値Rh−より少なくなっ
た時刻cで、加湿装置9に起動をかけ、逆にRh+を越
えた時刻dで加湿停止することにより、室内の相対湿度
をある範囲に制御する。
【0018】図4は、本発明による湿度制御装置の制御
タイミングを表した図である。本発明の湿度制御装置で
は、空調安定時の相対湿度を常に予測し、その値に基づ
いて湿度制御を行う。湿度予測手段7により計算された
湿度予測値は、図に示すように実際の湿度よりも早く変
化するため、その値を用いて制御を行うと図3での時刻
cよりも早いタイミングの時刻c’のタイミングで加湿
が開始される。これにより迅速な湿度制御が実現でき
る。一方、設定室温が下げられる場合には、図3での時
刻dよりも早いタイミングの時刻d’にて加湿が停止さ
れる。これにより無駄な加湿が避けられ、空調停止後の
結露の減少や、加湿装置9動作のための消費電力を省く
ことができる。
【0019】図5は、本発明による湿度制御装置におけ
る空調予約入力手段10の外観図の一例である。在室者
3は、空調機2を動作させたい時間帯を液晶パネルの表
示を見ながら、予約時刻のボタンで選択し、登録ボタン
を押すことにより決定する。(選択されると液晶表示が
反転する。)つまり、何時から何時まで空調するという
ことを入力することができる。また、同時に各時間帯に
おける設定室温も指定することができる。
【0020】図6は、空調予約入力手段10を用いた湿
度制御装置の構成例である。空調予約入力手段10によ
り入力された空調予約の情報は、湿度予測手段7に受け
渡される。
【0021】湿度予測手段7では、一定時間後、たとえ
ば1時間後の空調予約を見て、そこで設定されている設
定室温、もしくは空調停止の予約の場合には室外温度を
用いて先に説明したように一定時間後の相対湿度を予測
する。湿度調整手段8では、その予測湿度を用いて加湿
装置の起動停止制御を行う。これにより、空調機2の運
転スケジュールに基づいて、より迅速に湿度変化に対応
できるため、無駄な加湿による結露などをさらに少なく
することができる。
【0022】なお、ここでは、加湿装置9を用いた構成
でのみ説明を行ったが、加湿装置9の代わりに除湿装置
を用い、湿度調整手段8が制御する装置がその除湿装置
であっても同様の効果が得られることは言うまでもな
い。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなよう
に、本発明による湿度制御装置では、室温計測手段、湿
度計測手段、空調機の設定室温を入力する設定室温入力
手段、計測された相対湿度と室温と設定室温とから空調
安定後の相対湿度を予測する湿度予測手段、予測された
相対湿度に対して加湿装置の湿度制御を行う湿度調整手
段と、加湿装置を設けることにより、部屋の中の相対湿
度を効率的に、かつ迅速に制御することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一例の湿度制御装置のシステム構
成図
【図2】本発明による一例の湿度制御装置のブロック構
成図
【図3】従来の一例の湿度制御装置の制御タイミング図
【図4】本発明による一例の湿度制御装置の制御タイミ
ング図
【図5】本発明による一例の湿度制御装置の空調予約入
力手段の外観図
【図6】本発明による一例の空調予約入力手段を用いた
湿度制御装置のブロック構成図
【符号の説明】
1 部屋 2 空調機 3 在室者 4 湿度計測手段 5 室温計測手段 6 設定室温入力手段 7 湿度予測手段 8 湿度調整手段 9 加湿装置 10 空調予約入力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾関 正高 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の相対湿度を計測する湿度計測手
    段、室温を計測する室温計測手段、空調機の設定室温を
    入力する設定室温入力手段、計測された相対湿度と室温
    と空調機の設定室温とから空調安定後の相対湿度を予測
    する湿度予測手段、前記湿度予測手段により予測された
    相対湿度に対して加湿装置の湿度制御を行う湿度調整手
    段と、加湿装置とからなる湿度制御装置。
  2. 【請求項2】 居住者が空調予約を入力する空調予約入
    力手段を有し、前記湿度予測手段において前記空調予約
    入力手段により入力された一定時間後の空調機の設定室
    温を用いて湿度予測を行うことを特徴とする請求項1記
    載の湿度制御装置。
  3. 【請求項3】 前記湿度調整手段によって制御される装
    置が除湿装置であることを特徴とする請求項1記載の湿
    度制御装置。
JP5087667A 1993-04-15 1993-04-15 湿度制御装置 Pending JPH06300346A (ja)

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JP5087667A JPH06300346A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 湿度制御装置

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JP5087667A JPH06300346A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 湿度制御装置

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JPH06300346A true JPH06300346A (ja) 1994-10-28

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ID=13921300

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JP5087667A Pending JPH06300346A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 湿度制御装置

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JP (1) JPH06300346A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6796550B2 (en) 2001-08-14 2004-09-28 Hamilton Beach/Proctor-Silex, Inc. Humidifier filter servicing and water level indicator
KR100978441B1 (ko) * 2005-05-24 2010-08-26 다이킨 고교 가부시키가이샤 공조 시스템
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