JP2018162941A - 加湿装置、およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】室内の空気に適切な湿度を与えつつ結露を防止することが可能な加湿装置を提供する。【解決手段】室内を加湿可能に構成された加湿装置は、室内の気温と、室内の相対湿度とを測定する測定部と、室外の予想最低気温の入力を受け付ける入力部と、過去の室内の最低気温と、室内が当該最低気温になったときの室外の気温との相関関係と、室外の予想最低気温とに基づいて、未来の室内の最低気温を予測する予測部と、室内の現在の気温での飽和水蒸気量に対する、予測された室内の最低気温での飽和水蒸気量の割合を目標相対湿度として算出する算出部と、室内の相対湿度が目標相対湿度未満になるように加湿制御を実行する加湿制御部とを備える。【選択図】図5

Description

本開示は、加湿装置、およびその制御方法に関する。
近年、健康指向の高まりにより、室内の空気に適正な湿度を与えるための加湿装置が広く用いられている。例えば、水の加熱蒸発を伴わずに加湿を実現する気化式の加湿装置は、室内の温度に影響を与えずに湿度調節をなし得ることから、その普及が拡大している。
特開2005−98630号公報(特許文献1)は、室内の温度や湿度に応じて自動的に適切な加湿量制御を行なう加湿装置を開示している。当該加湿装置は、湿度センサで検出された検出湿度と予め設定した設定湿度との差によって、加湿フィルタを通して送風する送風手段を連続運転する連続運転モードと、送風手段を間欠運転する間欠運転モードとに切換え制御する。
特開2005−98630号公報
室内の気温は、外気温の変動、冷暖房の入切等により変動する。気密性が高く十分な換気が望めない家屋の場合、気温の低下とともに相対湿度が上昇することにより、結露が発生してしまう場合がある。特許文献1に係る加湿装置は、適切な加湿制御と快適な室内空間を保つことを検討しているが、室内の結露を防止するための技術的手段を何ら教示ないし示唆するものではない。
本開示は、ある局面では、室内の空気に適切な湿度を与えつつ結露を防止することが可能な加湿装置、およびその制御方法を提供することを目的とする。
ある実施の形態に従うと、室内を加湿可能に構成された加湿装置が提供される。加湿装置は、室内の気温と、室内の相対湿度とを測定する測定部と、室外の予想最低気温の入力を受け付ける入力部と、過去の室内の最低気温と、室内が当該最低気温になったときの室外の気温との相関関係と、室外の予想最低気温とに基づいて、未来の室内の最低気温を予測する予測部と、室内の現在の気温での飽和水蒸気量に対する、予測された室内の最低気温での飽和水蒸気量の割合を目標相対湿度として算出する算出部と、室内の相対湿度が目標相対湿度未満になるように加湿制御を実行する加湿制御部とを備える。
他の実施の形態に従うと、室内を加湿可能に構成された加湿装置の制御方法が提供される。当該制御方法は、室内の気温と、室内の相対湿度とを測定するステップと、室外の予想最低気温の入力を受け付けるステップと、過去の室内の最低気温と、室内が当該最低気温になったときの室外の気温との相関関係と、室外の予想最低気温とに基づいて、未来の室内の最低気温を予測するステップと、室内の現在の気温での飽和水蒸気量に対する、予測された室内の最低気温での飽和水蒸気量の割合を目標相対湿度として算出するステップと、室内の相対湿度が目標相対湿度未満になるように加湿制御を実行するステップとを含む。
本開示によると、室内の空気に適切な湿度を与えつつ結露を防止することができる。
実施の形態1に従う情報処理システムの概略構成を表した図である。 実施の形態1に従う加湿装置の前方斜視図である。 実施の形態1に従う加湿装置の後方斜視図であって、かつ本体から一部の部品を取り外した図である。 実施の形態1に従う加湿装置のハードウェア構成の一例を説明するためのブロック図である。 実施の形態1に従う加湿装置の機能ブロック図である。 室内の最低気温と室外の気温との相関関係を示す図である。 実施の形態1に従う加湿装置の処理手順の一例を示す図である。 実施の形態2に従う加湿装置の機能ブロック図である。 室内の換気により失われた水蒸気量の算出方法を説明するための図である。 目標相対湿度の補正による利点を説明するためのイメージ図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
<システム構成>
図1は、実施の形態1に従う情報処理システム1000の概略構成を表した図である。図1を参照して、情報処理システム1000は、加湿装置100と、無線ルータ600と、サーバ900とを含む。加湿装置100と、無線ルータ600とは、建物800に設置されている。
情報処理システム1000においては、加湿装置100が、無線ルータ600およびネットワーク700を介して、サーバ900と通信可能に接続されている。ネットワーク700は、インターネット、移動体端末通信網などの各種ネットワークを含む。
加湿装置100は、例えば、建物800の室内を加湿するための装置である。本実施の形態では、加湿装置100は、加湿機能と、室内の空気を浄化する浄化用フィルタにより空気を清浄する機能とを有する空気清浄機であるとして説明する。ただし、加湿装置100は、空気清浄機能を有さない加湿専用の機器であってもよい。
サーバ900は、例えば、気象庁または気象会社が運用している装置である。サーバ900は、過去、現在、未来の全国各地の気象情報を配信する。具体的には、サーバ900は、過去の実績気象データ(例えば、気温、湿度、天気等)、予想気象データ(例えば、予想最高気温、予想最低気温、天気予報等)の情報を配信する。
加湿装置100は、サーバ900から取得した情報と、室内の気温情報および湿度情報とに基づいて、室内に結露が発生しないように加湿を行なう。加湿装置100の詳細な処理については後述する。
<加湿装置の外観および内部構造>
図2は、実施の形態1に従う加湿装置の前方斜視図である。図3は、実施の形態1に従う加湿装置の後方斜視図であって、かつ本体から一部の部品を取り外した図である。
図2および図3を参照して、実施の形態1に従う加湿装置100は、ハウジング1を有し、前面23の側に、吹出口17および吸込口18が設けられ、側面側にタンク受け40および給水タンク41が設けられている。加湿装置100のハウジング1の上面には、操作パネル204が設けられている。
吹出口17には、並置された複数の縦姿勢の風向板17aおよび横姿勢(略水平方向に延びる姿勢)の風向板17bが設けられている。吸込口18は、正面視において略矩形形状を有している。この吸込口18には、防塵フィルタが縦姿勢に着脱可能に装着されている。
ハウジング1の内部には、浄化用の各種フィルタを収納する浄化用フィルタ収納部(図示せず)が形成されている。浄化用フィルタ収納部は、ハウジング1の後面側に開口し、直方体状に窪んだ空間である。浄化用フィルタ収納部には、後側より順に、脱臭フィルタ7aおよび集塵フィルタ7bが重ね合わされた状態で収納されている。
加湿装置100の後面側には、浄化用フィルタ収納部の開口を覆う着脱可能な後パネル2bが設けられる。後パネル2bには、吸込口2a、吹出口15が設けられる。脱臭フィルタ7aおよび集塵フィルタ7bは、後パネル2bによって浄化用フィルタ収納部からの脱落が防止される。
集塵フィルタ7bの前側には、加湿フィルタユニット3および貯水槽に相当する水槽4が設けられる。水槽4はハウジング1の底板上に載置され、水槽4に支持される加湿フィルタユニット3とともに、ハウジング1の一側部(正面視において右側)から外部に引き出すことが可能である。
加湿フィルタユニット3は、吸水性および通気性を有し、ジグザグに折り畳まれた円盤状の吸水フィルタ31、および吸水フィルタ31を収納保持する円環状の保持枠30からなる。保持枠30の外周面には、幅方向の中央部に全周に亘って歯が形成されたリングギア32が設けてある。吸水フィルタ31の外周側の一部は、水槽4にて浸水可能に配置される。
<ハードウェア構成>
(加湿装置)
図4は、実施の形態1に従う加湿装置のハードウェア構成の一例を説明するためのブロック図である。図4を参照して、加湿装置100は、プロセッサ202と、メモリ203と、操作パネル204と、スピーカ206と、温度センサ208と、湿度センサ210と、イオン発生器212と、駆動回路214と、ファン216と、通信インターフェイス(I/F)218とを含む。加湿装置100は、時間を計時するためのタイマ、および外部装置との入出力を行う入出力インターフェイスをさらに含む。
プロセッサ202は、典型的には、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Multi Processing Unit)といった演算処理部である。プロセッサ202は、メモリ203に記憶されたプログラムを読み出して実行することで、加湿装置100の各部の動作を制御する。
メモリ203は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)などによって実現される。メモリ203は、プロセッサ202によって実行されるプログラム、またはプロセッサ202によって用いられるデータなどを記憶する。
操作パネル204は、各種ボタン(電源ボタン、空気清浄入ボタン、加湿空気清浄入ボタン、風量切換ボタン、音声ガイドボタン等)と、各種情報を表示するためのディスプレイと、表示ランプとを含む。表示ランプには、機器の清掃などのお手入れ時期を報知するためのお手入れランプ、給水時期を報知するための給水ランプ等が含まれる。
スピーカ206は、プロセッサ202の制御によって、音声を出力する。例えば、音声ガイドボタンの操作により、加湿装置100の運転および操作に関する情報がスピーカ206を介して音声出力される。
温度センサ208は、加湿装置100の周囲の温度を検出する。湿度センサ210は、加湿装置100の周囲の湿度を検出する。
イオン発生器212は、正負のイオンを発生させる。イオン発生器212には、針状の放電電極(不図示)が風路内に露出するように設けられ、放電電極に給電部(不図示)から交流波形またはインパルス波形の電圧を供給することによって放電電極がイオンを発生する。
駆動回路214は、プロセッサ202の指令に基づいてファン216を回転駆動する。駆動回路214の駆動によりファン216が回転すると、後パネル2bの吸込口2aから外部の空気(室内の空気)が吸い込まれ、吸い込まれた空気は、脱臭フィルタ7aおよび集塵フィルタ7bを通過する際に、臭いや塵埃のない空気に浄化される。
浄化された空気は、吸水フィルタ31で加湿され(加湿運転ON時)、または加湿をされずに(加湿運転OFF時)、通過してファン216の中心部に吸い込まれる。ファン216の中心部に吸い込まれた空気は、吹出口15から室内に吹き出される。ファン216の風量を増やすと、加湿フィルタユニット3を通過する空気の量が増えるので気化する水が多くなる。
通信インターフェイス(I/F)218は、他の装置(例えば、サーバ900)との間で各種データをやり取りするための通信インターフェイスであり、アダプタやコネクタなどによって実現される。通信方式は、無線LANなどによる無線通信方式であってもよいし、USB(Universal Serial Bus)などを利用した有線通信方式であってもよい。
(サーバ)
サーバ900は、後述するような情報処理を全体として提供できればよく、そのハードウェア構成については公知のものを採用することができる。例えば、サーバ900は、各種処理を実行するためのプロセッサと、プログラムやデータなどを格納するためのメモリと、加湿装置100と各種データを送受信するための通信インターフェイスと、管理者からの指示を受け付けるための入力インターフェイスとを含む。
<機能構成>
図5は、実施の形態1に従う加湿装置100の機能ブロック図である。図5を参照して、加湿装置100は、主な機能構成として、情報入力部302と、測定部306と、関係算出部308と、予測部310と、目標湿度算出部312と、加湿制御部314とを含む。これらの機能は、典型的には、加湿装置100のプロセッサ202がメモリ203に格納されたプログラムを実行することにより実現される。なお、これらの機能構成の一部または全部はハードウェアで実現されていてもよい。また、加湿装置100は、メモリ203により実現される履歴情報格納部304をさらに含む。
情報入力部302は、通信インターフェイス218を介して、サーバ900から気象情報の入力を受け付ける(受信する)。具体的には、情報入力部302は、建物800が設けられた地域における室外の予想気温情報(例えば、予想最低気温およびその時刻)と、外気温情報(過去および現在の外気温の実績値)と、外気の湿度情報(過去および現在の外気の湿度の実績値)を受信する。典型的には、情報入力部302は、外気温情報を履歴情報格納部304に格納する。これにより、履歴情報格納部304には、過去から現在までの所定期間A(例えば、現在までの過去数か月)の外気温の履歴情報が格納される。なお、情報入力部302は、操作パネル204を介して、予想最低気温、外気温情報および外気の湿度情報の入力を受け付ける構成であってもよい。
情報入力部302は、取得した室外の予想最低気温(以下、「予想最低外気温」とも称する。)を予測部310に出力する。予想最低外気温は、加湿装置100が設けられた室内の結露を防止したい期間における室外の予想最低気温であり、例えば、今日あるいは明日の予想最低外気温である。
測定部306は、温度センサ208を用いて、加湿装置100が設けられた室内の気温(以下、「室内気温」とも称する。)を測定し、湿度センサ210を用いて、当該室内の相対湿度(以下、「室内湿度」とも称する。)を測定する。相対湿度は、ある気温で大気に含まれ得る水蒸気の最大量(飽和水蒸気量)を100とし、実際の水蒸気量の測定値を比率(パーセント)で表したものである。測定部306は、測定した室内気温および室内湿度を履歴情報格納部304に格納する。これにより、履歴情報格納部304には、過去から現在までの所定期間Bの室内気温および室内湿度の履歴情報が格納される。なお、所定期間Aと所定期間Bとは、同じでもよいし異なってもよい。
関係算出部308は、履歴情報格納部304を参照して(具体的には、外気温の履歴情報と、室内気温の履歴情報とを参照して)、過去の室内の最低気温と、室内が当該最低気温になったとき(時刻)の室外の気温との相関関係Kを算出する。
図6は、室内の最低気温と室外の気温との相関関係を示す図である。図6の縦軸(Y軸)は、1日の室内の最低気温(℃)を示しており、横軸(X軸)は、室内が当該最低気温になったときの外気温(℃)を示している。図6中の直線500は、室内の最低気温および外気温を線形近似した直線である。典型的には、関係算出部308は、室内の最低気温と室外の気温との相関関係Kを示す情報として、当該直線を算出する。関係算出部308は、相関関係K(例えば、直線を示す式)を予測部310に出力する。
なお、図6では、1日の室内の最低気温を縦軸とし、当該最低気温になったときの外気温を横軸とする散布図に基づいて、関係算出部308が相関関係Kを求める構成について説明したが、当該構成に限られない。例えば、予め定められた期間(例えば、1週間)の室内の最低気温を縦軸とし、当該最低気温になったときの外気温を横軸とする散布図に基づいて、関係算出部308が相関関係Kを求める構成であってもよい。また、関係算出部308は、線形近似以外の対数近似、および多項式近似などの各種近似方法を用いて相関関係Kを求める構成であってもよい。
再び、図5を参照して、予測部310は、相関関係Kと、情報入力部302により受け付けられた予想最低外気温とに基づいて、未来の室内の最低気温を予測する。例えば、相関関係Kを示す直線の式が「Y=aX+c」であるとする。この場合、Xに予想最低外気温を代入してYを算出し、これを未来の室内の最低気温の予測値とする。予測部310は、予測した室内の最低気温を目標湿度算出部312に出力する。
具体的には、情報入力部302が、現在から所定時間以内(例えば、24時間以内)の室外の予想最低気温の入力を受け付けた場合、予測部310は、相関関係Kと、現在から所定時間以内の室外の予想最低気温とに基づいて、現在から所定時間以内の室内の最低気温を予測する。所定時間は、ユーザにより任意に設定される。例えば、加湿装置100は、操作パネル204を介して、現在から未来のいつの時点(例えば、24時間先)まで結露を防止したいのかを示す情報(すなわち、所定時間を示す情報)を受け付ける。
目標湿度算出部312は、室内の現在の気温での飽和水蒸気量に対する、予測部310により予測された室内の最低気温での飽和水蒸気量の割合を目標相対湿度として算出する。例えば、測定部306により測定された現在の気温(加湿装置100周辺の気温)が25℃であり、予測された室内の未来の最低気温が15℃であるとする。この場合、気温が25℃のときの飽和水蒸気量は23.1g/m3であり、気温が15℃のときの飽和水蒸気量は12.8g/m3であるため、目標相対湿度は55.4%と算出される。
現在の気温が高くなると飽和水蒸気量は大きくなるため、目標相対湿度は小さくなる。一方、現在の気温が低くなると飽和水蒸気量は小さくなるため、目標相対湿度は大きくなる。そのため、目標湿度算出部312は、現在の気温に応じて、目標相対湿度を逐次変更する。
加湿制御部314は、室内の相対湿度が目標相対湿度未満になるように加湿制御を実行する。具体的には、加湿制御部314は、加湿運転のON/OFFの時間幅を制御したり、ファン216の加湿ロータの時間当たりの回転数を制御することにより加湿量を制御する。例えば、加湿制御部314は、ファン216の加湿ロータの回転数を多くするよう駆動回路214に制御信号を送信することにより加湿量を増大させ、ファン216の加湿ロータの回転数を少なくするよう駆動回路214に制御信号を送信することにより加湿量を減少させる。
このように、現在の気温に応じた目標相対湿度を設定しておけば、現在の気温での水蒸気量が、予測された室内の未来の最低気温での飽和水蒸気量(すなわち、12.8g/m3)を上回らないため、室内の結露を防止することができる。
<処理手順>
図7は、実施の形態1に従う加湿装置100の処理手順の一例を示す図である。以下の加湿装置100の各ステップは、主に、プロセッサ202がメモリ203に格納されたプログラムを実行することによって実現される。例えば、ユーザは、現時点から24時間の間、室内の結露は防止しつつ加湿を行ないたいものとする。また、メモリ203には相関関係Kが格納されているものとする。プロセッサ202は、所定の制御周期で図7に示す処理を繰り返し実行する。
図7を参照して、加湿装置100のプロセッサ202は、温度センサ208を介して、室内温度を検出し、湿度センサ210を介して室内の相対湿度を検出する(ステップS10)。プロセッサ202は、通信インターフェイス218を介して、現時点から24時間以内の予想最低外気温を受信する(ステップS12)。プロセッサ202は、メモリ203から読み出した相関関係Kと、受信した予想最低外気温とに基づいて、24時間以内の室内最低気温を予測する(ステップS14)。
プロセッサ202は、室内の現在の気温での飽和水蒸気量と、予測された24時間以内の室内最低気温での飽和水蒸気量とに基づいて、目標相対湿度を算出する(ステップS16)。プロセッサ202は、室内の相対湿度が目標相対湿度未満となるように加湿制御を実行する(ステップS18)。
<利点>
実施の形態1によると、現在の気温に応じて目標相対湿度を調整することにより、室内の空気に適切な湿度を与えつつ結露を防止することが可能となる。
[実施の形態2]
実施の形態2では、室内の換気を考慮して、上述した目標相対湿度を補正する構成について説明する。
図8は、実施の形態2に従う加湿装置100Aの機能ブロック図である。図8を参照して、加湿装置100Aの機能構成は、加湿装置100の機能構成に、換気水蒸気量算出部316と、補正部318とを追加した構成に相当する。
換気水蒸気量算出部316は、室内において換気により失われた水蒸気量を算出する。以下、具体的な算出方法について説明する。
図9は、室内の換気により失われた水蒸気量の算出方法を説明するための図である。図9(a)は、室内の相対湿度の時間変化を示すイメージ図である。図9(b)は、加湿装置100Aの加湿量の時間変化を示すイメージ図である。初期時点では、室内の相対湿度は目標相対湿度よりも小さいものとする。
図9を参照して、室内の相対湿度が室外の相対湿度よりも高い場合であって、かつ、室内の換気により単位時間当たりに失われる水蒸気量が、加湿装置100Aが室内の空気に供給する単位時間当たりの水蒸気量(加湿量)よりも小さい場合には、室内の相対湿度は上昇していき目標相対湿度に到達する(図9(a)参照)。
室内の相対湿度が目標相対湿度に到達すると、加湿装置100Aは加湿量を制御することにより、当該相対湿度を目標相対湿度に維持する。室内の相対湿度が目標相対湿度を維持しているときに加湿装置100Aが室内に供給している単位時間当たりの水蒸気量と、換気により失われている単位時間当たりの水蒸気量とは一致する。換言すると、加湿装置100は、目標相対湿度を維持するために、換気により失われている水蒸気量と同じ加湿量(図9(b)の必要加湿量に相当)を室内に供給する。
ここで、換気により失われた水蒸気量(以下、「換気水蒸気量」とも称する。)は、以下の関係式(1)で表される。絶対湿度は、大気中に含まれる水蒸気の密度(容積あたりの質量)である。
換気水蒸気量=(室内の空気の絶対湿度−室外の空気の絶対湿度)×(換気された空気の体積)・・・(1)
室内の空気の絶対湿度は、湿度センサ210を用いて測定部306により測定される。室外の空気の絶対湿度は、情報入力部302によりサーバ900から取得される。室内の相対湿度が目標相対湿度を維持しているときの換気水蒸気量は、加湿装置100Aから室内に供給される加湿量に相当するため既知である。
したがって、換気水蒸気量算出部316は、室内の空気の絶対湿度と、室外の空気の絶対湿度と、換気水蒸気量と、関係式(1)とを用いて、単位時間当たりに換気された空気の体積(以下、「換気量」とも称する。)を算出できる。換気水蒸気量算出部316は、単位時間当たりの換気量を履歴情報として履歴情報格納部304に順次格納する。履歴情報格納部304に蓄積された単位時間当たりの換気量の平均値は、室内がどの程度単位時間当たりに換気されているのかを示す指標となる。
次に、換気水蒸気量算出部316は、現在時刻から室内の最低気温が観測される時刻までに失われる換気水蒸気量(以下、「総換気水蒸気量」とも称する。)を推定する。現在時刻をt1とし、室内の気温が、予測部310により予測された室内の最低気温(以下、「予測最低気温」とも称する。)に到達する時刻をt2とする。ただし、時刻t2は、室外の予想最低気温の時刻と同時刻であり既知であるとする。
ここで、室内の隙間風の量、24時間換気扇の運転状態等が一定であるとすると、期間Tにおける室内の単位時間当たりの換気量は一定である。そのため、当該換気量は、履歴情報格納部304に蓄積された過去の単位時間当たりの換気量の平均値と概ね一致する。また、期間Tにおける時刻tの室外の空気の絶対湿度の予想値は、サーバ900等から取得できる。したがって、期間Tにおける室内の空気の絶対湿度が一定であると仮定した場合、期間Tにおける換気水蒸気量は、式(1)を用いて時刻tの関数として表わされる。
換気水蒸気量算出部316は、現在時刻t1から時刻t2までの期間Tにおいて、時刻tの関数である換気水蒸気量を時間積分することにより、現在時刻t1から時刻t2までに失われる総換気水蒸気量を推定する。すなわち、総換気水蒸気量は、期間Tにおける換気水蒸気量の時間積分値となる。
再び、図8を参照して、補正部318は、室内において換気により失われた水蒸気量に基づいて、目標相対湿度を補正する。
具体的には、補正部318は、換気水蒸気量算出部316により算出(推定)された総換気水蒸気量を、予測最低気温での飽和水蒸気量に加算した補正水蒸気量を算出する。補正部318は、目標湿度算出部312により算出された目標相対湿度が、室内の現在の気温での飽和水蒸気量に対する補正水蒸気量の割合になるように補正する。
このように、目標湿度算出部312により算出された目標相対湿度が補正部318により補正された場合、加湿制御部314は、室内の相対湿度が当該補正された目標相対湿度未満になるように加湿制御を実行する。
図10は、目標相対湿度の補正による利点を説明するためのイメージ図である。図10には、空気の状態変化を示す湿り空気線図が示されている。ここでは、現在の気温が25℃であり、室内の予測最低気温が15℃である場合を想定する。
補正部318により補正される前の目標相対湿度(すなわち、目標湿度算出部312により算出された目標相対湿度)は、現在の気温での飽和水蒸気量に対する、室内の予測最低気温での飽和水蒸気量の割合である。そのため、当該目標相対湿度は、図10において、気温が15℃および相対湿度100%に対応する点C1から、気温が25℃に変化した点C2の相対湿度に相当する。
一方、補正部318により補正された目標相対湿度は、気温15℃および相対湿度100%に対応する点C1の状態に、補正水蒸気量を加えた(すなわち、絶対湿度が補正水蒸気量分だけ上昇した)点C3から、気温が25℃に変化した点C4の相対湿度に相当する。すなわち、補正後の目標相対湿度(点C4に対応する相対湿度)は、補正前の目標相対湿度(点C2に対応する相対湿度)よりも大きい。これにより、室内の将来的な結露を防止しつつ、室内の相対湿度をより高く保つことができる。
[実施の形態3]
実施の形態3として、コンピュータを機能させて、上述の実施の形態1および2で説明したような制御を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどの一時的でないコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
プログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本実施の形態にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本実施の形態にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本実施の形態にかかるプログラムに含まれ得る。
[その他の実施の形態]
(1)上述した実施の形態において、加湿装置100のプロセッサ202は、操作パネル204を介して、ユーザが希望する相対湿度(希望相対湿度)を受け付ける構成であってもよい。この場合、プロセッサ202は、希望相対湿度が上記処理により算出された目標相対湿度以上か否かを判断する。希望相対湿度が目標相対湿度未満である場合には、プロセッサ202は、室内の相対湿度が希望相対湿度になるように加湿制御を実行する。
一方、希望相対湿度が目標相対湿度以上である場合には、プロセッサ202は、室内の相対湿度が目標相対湿度になるように加湿制御を実行する。この場合、プロセッサ202は、希望相対湿度が目標相対湿度を超えている旨を、操作パネル204のディスプレイに表示してもよいし、スピーカ206を介して音声出力してもよい。
(2)上述の実施の形態として例示した構成は、本発明の構成の一例であり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能である。
また、上述した実施の形態において、変形例および他の実施の形態で説明した処理や構成を適宜組み合わせて実施する場合であってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ハウジング、2a,18 吸込口、2b 後パネル、3 加湿フィルタユニット、4 水槽、7a 脱臭フィルタ、7b 集塵フィルタ、15,17 吹出口、17a,17b 風向板、23 前面、30 保持枠、31 吸水フィルタ、32 リングギア、41 給水タンク、100,100A 加湿装置、202 プロセッサ、203 メモリ、204 操作パネル、206 スピーカ、208 温度センサ、210 湿度センサ、212 イオン発生器、214 駆動回路、216 ファン、218 通信インターフェイス、302 情報入力部、304 履歴情報格納部、306 測定部、308 関係算出部、310 予測部、312 目標湿度算出部、314 加湿制御部、316 換気水蒸気量算出部、318 補正部、500 直線、600 無線ルータ、700 ネットワーク、800 建物、900 サーバ、1000 情報処理システム。

Claims (5)

  1. 室内を加湿可能に構成された加湿装置であって、
    前記室内の気温と、前記室内の相対湿度とを測定する測定部と、
    室外の予想最低気温の入力を受け付ける入力部と、
    過去の前記室内の最低気温と、前記室内が当該最低気温になったときの前記室外の気温との相関関係と、前記室外の予想最低気温とに基づいて、未来の前記室内の最低気温を予測する予測部と、
    前記室内の現在の気温での飽和水蒸気量に対する、前記予測された前記室内の最低気温での飽和水蒸気量の割合を目標相対湿度として算出する算出部と、
    前記室内の相対湿度が前記目標相対湿度未満になるように加湿制御を実行する加湿制御部とを備える、加湿装置。
  2. 前記入力部は、現在から所定時間以内の前記室外の予想最低気温の入力を受け付け、
    前記予測部は、前記相関関係と、現在から所定時間以内の前記室外の予想最低気温とに基づいて、現在から所定時間以内の前記室内の最低気温を予測する、請求項1に記載の加湿装置。
  3. 前記室内において換気により失われた水蒸気量に基づいて、前記算出部により算出された目標相対湿度を補正する補正部をさらに備え、
    前記算出部により算出された目標相対湿度が前記補正部により補正された場合、前記加湿制御部は、前記室内の相対湿度が当該補正された目標相対湿度未満になるように加湿制御を実行する、請求項1または2に記載の加湿装置。
  4. 前記入力部は、外部サーバから前記室外の予想最低気温を受信する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の加湿装置。
  5. 室内を加湿可能に構成された加湿装置の制御方法であって、
    前記室内の気温と、前記室内の相対湿度とを測定するステップと、
    室外の予想最低気温の入力を受け付けるステップと、
    過去の前記室内の最低気温と、前記室内が当該最低気温になったときの前記室外の気温との相関関係と、前記室外の予想最低気温とに基づいて、未来の前記室内の最低気温を予測するステップと、
    前記室内の現在の気温での飽和水蒸気量に対する、前記予測された前記室内の最低気温での飽和水蒸気量の割合を目標相対湿度として算出するステップと、
    前記室内の相対湿度が前記目標相対湿度未満になるように加湿制御を実行するステップとを含む、加湿装置の制御方法。
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