JPH0629880A - 小型無線受信機 - Google Patents

小型無線受信機

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JPH0629880A
JPH0629880A JP4178130A JP17813092A JPH0629880A JP H0629880 A JPH0629880 A JP H0629880A JP 4178130 A JP4178130 A JP 4178130A JP 17813092 A JP17813092 A JP 17813092A JP H0629880 A JPH0629880 A JP H0629880A
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正 雄 ▲高▼橋
Masao Takahashi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送受信切替やスケルチによるクリックノイズ
の発生を防止する。 【構成】 ハイパスフィルタ7により抽出された高域ノ
イズを基準レベルと比較してオン、オフ信号を出力する
ノイズ検波器8と、このノイズ検波器8からのオン、オ
フ信号により受信電波の検波器3の出力をAF増幅器5
に接断するアナログスイッチ4と、ノイズ検波器8から
のオン信号により速動するが、オフ信号が入力したとき
はその前のオン状態を暫く接続させた後にオフ信号を出
力する速動遅延復旧回路9と、この速動遅延復旧回路の
オン、オフ出力によりAF増幅器5への電力の供給を接
断する電子スイッチ10と、押圧することによりノイズ
検波器の出力を接地してオフ信号を出力させるプレスト
ークスイッチ兼用のスイッチ手段11とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通話用小形無線装置に
おけるスケルチ等のクリック音を防止するための機能を
備えた小型無線受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の車載用無線機におけるプレ
ストーク受信機の構成を示している。図3において、2
1はアンテナ、22は高周波部、23は検波器、24は
アナログスイッチ、25はAF増幅器、26はスピー
カ、27は高域ノイズを検出するハイパスフィルタ、2
8はノイズ検波器である。
【0003】図4は従来の携帯用無線機におけるプレス
トーク受信機の構成を示している。図4において、31
はアンテナ、32は高周波部、33は検波器、34はA
F増幅器、35はレシーバ、36は高域ノイズを検出す
るハイパスフィルタ、37はノイズ検波器、38は電子
スイッチである。
【0004】次に上記従来例の動作について、図4の携
帯用受信機の場合について説明する。アンテナ31を介
して受信した電波は、高周波部32において増幅された
後、ここでさらに第1周波数変換、第1IF増幅、第2
周波数変換、第2IF増幅等が行なわれる。次に高周波
部32からの出力が検波器33で検波されて音声信号が
取り出され、AF増幅器34で増幅されてレシーバ35
から出力される。一方、検波器33の出力は、ハイパス
フィルタ36にも入力され、ここで高域ノイズが抽出さ
れ、ノイズ検波器37で基準レベルと比較される。抽出
されたノイズが基準レベルよりも低い場合、その出力信
号により電子スイッチ38を動作させて電源電圧+Vを
AF増幅器34に送り、検波器33の出力を増幅してレ
シーバ35を鳴らす。抽出されたノイズが基準レベルよ
りも高い場合は、電子スイッチ38をオフにしてAF増
幅器35への電力の供給を絶ち、ノイズのスピーカ36
からの出力を防止する。
【0005】このように、上記従来の携帯用受信機で
も、高域ノイズが発生した場合はこれを除去して耳障り
な音の出力を防止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
小形無線機、例えば携帯無線機では、電池容量に限りが
あるため、AF増幅器に対し待受中の全期間電源供給を
オンとすることなく、さらにAF増幅器に流入する暗電
流をも節約する必要がある。このため、スケルチ電圧で
AF増幅器をオン、オフすると、このスイッチ動作によ
り受話器からクリックノイズが発生する。特に耳栓式の
受話器を使用する場合は、受信電界が低くなったときの
スケルチ動作によるクリック音や、送信機の送信の際の
プレストーク操作で生じるクリック音が極めて耳障りに
なるという問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、待受時には不要電流が節約し、しかもク
リック音が発生しないプレストーク通信におけるクリッ
ク音防止機能を備えた小型無線受信機を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ハイパスフィルタにより抽出された高域
ノイズを基準レベルと比較してオン、オフ信号を出力す
るノイズ検波器と、このノイズ検波器からのオン、オフ
信号により受信電波の検波出力をAF増幅器に接断する
アナログスイッチと、ノイズ検波器からのオン信号によ
り速動するが、オフ信号が入力したときはその前のオン
状態を暫く持続させた後にオフ信号を出力する速動遅延
復旧回路と、この速動遅延復旧回路のオン、オフ信号に
よりAF増幅器への電力の供給を接断する電子スイッチ
と、押圧することによりノイズ検波器の出力を接地して
オフ信号を出力させるプレストークスイッチ兼用のスイ
ッチ手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】したがって、本発明によれば、以下のような作
用がある。 (1)通話を開始するまではAF増幅器に電力を供給し
ないので、AF増幅器による暗電流を除去することがで
きる。 (2)送信機のプレストークスイッチによりアナログス
イッチを動作させて高速切り替えを行なうとともに、速
動遅延復旧回路によりAF増幅器を動作状態に維持する
のでプレストーク操作によるクリックの発生を防止する
ことができる。 (3)フェージングのように高速の動作は、アナログス
イッチを用いてノイズを遮断するので、スケルチ動作に
よるクリック音の発生を防止することができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示すもので
ある。図1において、1はアンテナである。2は高周波
部であり、無線周波数の増幅、第1周波数変換、第IF
増幅、第2周波数変換、第2IF増幅等の機能を有して
いる。3は高周波入力の検波器であり、FM、PM受信
機では周波数弁別器や位相検波器が用いられる。4は検
波信号のアナログスイッチであり、スケルチ信号により
導通と切断を行なう。5はAF増幅器であり、通信に必
要なときにのみ電力供給を受けて動作する。6は受話器
であり、携帯無線機の場合は耳栓レシーバ等の音響器
(スピーカの場合もある。)である。7は検波出力の上
側帯ノイズを抽出するためのハイパスフィルタである。
8は抽出されたノイズの検波器であり、基準レベルと比
較してこのレベルを超える部分は出力を“1”から
“0”に変化させる。この信号の一方は、アナログスイ
ッチ4に加えられ、出力が“1”のときアナログスイッ
チ4をオンにして検波器3の出力をAF増幅器5へ加え
る。他方、この信号は、速動遅延復旧回路9を介して電
子スイッチ10に加えられる。電子スイッチ10は、入
力が“1”のとき、電源電圧+VをAF増幅器5に加え
て動作状態とし、検波器3の出力を受話器6に出力す
る。11はプレストークスイッチであり、押すと送信状
態、離すと受信状態になる本来の機能の他に、押すと、
ノイズ検波器8の出力を接地してアナログスイッチ4お
よび電子スイッチ10の制御入力を“0”にする機能を
有し、これにより、アナログスイッチ4は非動作に、A
F増幅器5の電源はオフとなる。
【0011】次に、上記実施例の動作について説明す
る。 (1)自動車の走行により発生するノイズの防止 移動体の走行により受信電界が変動して大きなディップ
(受信電界の急激な低下)が発生すると、図1のa点に
は入力低下により大きな高域ノイズが出力される。この
高域ノイズは、ハイパスフィルタ7を通過した後、検波
器8で検波され、内部の平滑回路により直流電圧を出力
する。このは電圧があらかじめ定められた基準電圧以上
のとき、ノイズ検波器8はb点に“0”を出力する。こ
の出力の一方は、アナログスイッチ4をオフにして、検
波器3とAF増幅器5との接続を切り離し、受話器6へ
のノイズの出力を防止する。
【0012】他方、上記b点の出力は速動遅延復旧回路
9にも加えられる。速動遅延復旧回路9は入力に速動す
るが、復旧には5〜20秒程度の間その前の動作状態を
維持する。移動体がゆっくり走行しても、電子スイッチ
10への制御出力は変化がなく、AF増幅器5を動作状
態とするので、電源オン、オフによるクリックノイズの
発生を防止することができる。
【0013】(2)プレストークスイッチ11によるク
リックノイズの防止 プレストーク通話では、プレストークスイッチ11を押
して不図示の送信機をオンとし、マイクロホンから音声
通信をする。プレストークスイッチ11をオンとする
と、受信状態が良好で、b点が“1”のときでも強制的
にb点を接地する。このため、アナログスイッチ4をオ
フとして、検波器3からの信号やノイズを切断する。一
方、速動遅延復旧回路9は、b点が“1”のときその出
力を5〜20秒程度の間オン状態に維持するので、クリ
ックノイズは発生しない。
【0014】図2はプレストーク通信におけるクリック
ノイズ発生の状態を示している。図2において、
(A1 )は自分の送信機のプレストーク動作を、
(A2 )は相手方のプレストーク動作による送信機出力
を示している。横軸は経過時間を示している。(B)は
相手方送信による受信状態を示している。この入力は相
手方の送信出力に連動して断続されるが、さらにフェー
ジングによるディプスが生じている場合にも断続され
る。
【0015】いま、ノイズ検波器8の出力状態によりA
F増幅器5の電源をオン、オフした場合は、(C)のよ
うに受信入力の断続によって多数のクリックノイズが発
生するため、耳栓レシーバを使用する場合はこれらのク
リックノイズは通話の障害となる。(D)は本実施例の
クリックノイズ防止機能を備えたときのノイズの発生を
示しており、受信機が待受状態のとき(5〜20秒程度
経過後のとき)は、電池節約のため電源電圧をオフにし
ている。相手方が送信して受信入力が所定以上のレベル
のときに初めてAF増幅器5に電力が供給される。この
電力供給によりクリック音が発生するが、一般には1回
の送信プレストーク通信の送信時間は、小形携帯器では
約20秒以下がほとんどである。したがって、プレスト
ーク通信が約20秒以内の場合は、最初にクリックを1
回発生するだけで通話中に何回プレストークしてもクリ
ックによるノイズは発生しない。(E)は速動遅延復旧
回路9を使用しないときのクリックノイズの発生状態を
示しており、(C)と同じ状態になる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、以下に示す効果を有する。 (1)移動体走行時のマルチパスフェージングによる入
力低下によるノイズの発生は、アナログスイッチが検波
器の出力をAF増幅器に接続しないことにより、その大
部分を除去することができる。 (2)プレストークスイッチをオンした時は、自機の送
信機を直ちに起動するとともに、AF増幅器の動作停止
を5〜20秒程度遅らせることにより、クリックノイズ
の発生を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるクリック音防止機能
を備えたプレストーク受信機の概略ブロック図
【図2】本発明の一実施例におけるクリックノイズ発生
時の信号波形図
【図3】従来の車載用プレストーク受信機の概略ブロッ
ク図
【図4】従来の携帯用プレストーク受信機の概略ブロッ
ク図
【符号の説明】
1 アンテナ 2 高周波部 3 検波器 4 アナログスイッチ 5 AF増幅器 6 受話器 7 ハイパスフィルタ 8 ノイズ検波器 9 速動遅延復旧回路 10 電子スイッチ 11 プレストークスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した高周波を増幅する高周波部と、
    前記高周波部の出力を検波する検波器と、前記検波器の
    出力を増幅するAF増幅器と、前記AF増幅器の出力に
    より音声を出力する受話器と、前記検波器の出力から高
    域ノイズを取り出すハイパスフィルタと、前記抽出され
    た高域ノイズを基準レベルと比較してオン、オフ信号を
    出力するノイズ検波器と、前記ノイズ検波器からのオ
    ン、オフ信号により前記検波器の出力を前記AF増幅器
    に接断するアナログスイッチと、前記ノイズ検波器から
    のオン信号により速動するが、オフ信号が入力したとき
    はその前のオン状態を暫く持続させた後にオフ信号を出
    力する速動遅延復旧回路と、前記速動遅延復旧回路のオ
    ン、オフ信号により前記AF増幅器への電力の供給を接
    断する電子スイッチと、押圧することにより前記ノイズ
    検波器の出力を接地してオフ信号を出力させるプレスト
    ークスイッチ兼用のスイッチ手段とを備えた小型無線受
    信機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7665924B2 (en) 2004-03-16 2010-02-23 Max Co., Ltd. Back plate and file cover for ring binder

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