JPH0637656A - トーンスケルチ回路 - Google Patents

トーンスケルチ回路

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Publication number
JPH0637656A
JPH0637656A JP18780992A JP18780992A JPH0637656A JP H0637656 A JPH0637656 A JP H0637656A JP 18780992 A JP18780992 A JP 18780992A JP 18780992 A JP18780992 A JP 18780992A JP H0637656 A JPH0637656 A JP H0637656A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
tone squelch
voice
reception
Prior art date
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Pending
Application number
JP18780992A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Takahashi
正雄 高橋
Eiji Omori
英二 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0637656A publication Critical patent/JPH0637656A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信側でボイスロックが発生した場合でも、
正常な音声信号が中断することのないトーンスケルチ回
路を提供することを目的とする。 【構成】 受信信号に含まれる音声信号を抽出してスピ
ーカ14に供給する手段と、受信信号のレベルを所定の
閾値と比較して2値の受信判別信号Aを生成する増幅器
9と、受信信号から2値のトーンスケルチ検出信号Bを
生成するトーン検出回路30と、受信判別信号Aとトー
ンスケルチ検出信号Bとの論理積をとるAND回路21
と、その出力信号Cの継続時間を延長する速動遅延回路
22と、その出力信号Dと受信判別信号Aとの論理積よ
り制御信号Eを生成するAND回路23と、制御信号E
に応じてスピーカ14への音声信号の供給を制御するア
ナログスイッチ19とを備えた構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信装置における
トーンスケルチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、無線通信装置におけるトーンス
ケルチ方式は、送信時に送信機側のプレスボタンを押下
して、単一の周波数信号であるトーンスケルチ信号を送
出して送話する。受信機側ではこのトーンスケルチ信号
を検出したときに受信信号から復調される音声信号をス
ピーカから送出する。
【0003】図3に、従来のトーンスケルチ回路を使用
した無線通信装置の受信機のブロック図を示す。図3の
構成及びその機能を説明すると、1は到来する高周波信
号の電波を受信するアンテナ、2はその高周波信号を増
幅するRF増幅器、3は高周波信号を第1中間周波信号
に変換する第1ミキサ、4は第1ミキサに供給する局発
信号を生成する第1局発、5は第1中間周波信号から不
要成分を除去する第1IFフィルタ、6は第1中間周波
信号をさらに低い第2中間周波信号に変換する第2ミキ
サ、7は第2ミキサに供給する局発生信号を生成する第
2局発、8は第2中間周波信号から不要成分を除去する
第2IFフィルタである。
【0004】9は第2中間周波信号を増幅する第2IF
増幅器、10は第2中間周波信号から音声信号を抽出す
る周波数弁別器、11は送信側で強調された音声信号の
高域成分を元に戻すディエンファシス回路、12は音声
周波数の帯域だけの信号を通すBPF(バンドパスフィ
ルタ)、13は音声信号を増幅するAF増幅器、14は
発音手段としてのスピーカである。
【0005】また、15は音声信号中に含まれているト
ーンスケルチ信号を抽出するSCFフィルタ、16は抽
出されたトーンスケルチ信号を検波してディジタル信号
に変換するトーンスケルチ検波器、17は第2IF増幅
器9から出力されるRSSI信号Aと、トーンスケルチ
検波器16からのトーンスケルチ信号Bとの論理積であ
る制御信号Cを生成するAND回路、18は制御信号C
をAF増幅器13に供給してスピーカ14への音声信号
の供給又はその停止を制御する制御端子である。すなわ
ち、SCFフィルタ15及びトーンスケルチ検波器16
により検出手段としてのトーン検出回路30を構成し、
AND回路17により判定手段としての判定回路40を
構成する。
【0006】次に、この図3に示す従来例の動作につい
て、図4に示すタイミングチャートに基づいて説明す
る。まず、図示せぬ送信側において、プレススイッチが
押下されると信号Gに応じて、送信出力信号Hが送出さ
れ、変調された音声信号Iを担う高周波信号の電波が送
信される。この場合において、67〜250Hzの内の
単一の周波数のトーンスケルチ信号Jが、IDC回路を
経て音声信号Iと合成されて送信される。
【0007】これを受けた図3に示す受信機において
は、受信した高周波信号から音声信号を抽出してAF増
幅器13に供給するとともに、第2IF増幅器9におい
て受信信号の電界強度が通信可能な値であるか否かを判
別して、通信可能な値である場合にはハイレベルの受信
判別信号であるRSSI信号を、通信可能な値でなけれ
ばローレベルのRSSI信号を送出する。判定回路40
において、RSSI信号Aとトーンスケルチ信号Bとに
より、AND出力である制御信号Cが生成され、AF増
幅器13の制御端子18に供給される。この制御信号C
がハイレベルのとき、音声信号がスピーカに供給されて
音声が発せられ、制御信号Cがローレベルのときには、
AF増幅器13への音声信号の供給は停止され、スピー
カ14からは音声は発せられない。
【0008】このように、図3に示すトーン検出回路3
0及び判定回路40で構成される従来のトーンスケルチ
回路を使用した無線通信装置では、図4に示す受信入力
Aのt2,t3の期間に、多重反射による速いフェージ
ングにより受信入力断が発生する場合や、送信側からの
送信がないときには、スピーカ14からの音声を停止す
るスケルチ動作を行うので、耳障りな雑音の発生を抑制
することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のトーンスケルチ回路は、送信側でトーンスケルチ信
号が短時間低下した場合に、以下のような音声の中断が
発生するという問題があった。
【0010】送信側において、音声信号と合成されるト
ーンスケルチ信号は、上記したように67〜250Hz
の内の単一の周波数信号であるが、男性の通話音声の基
本周波数は100〜150Hz、又は女性の通話音声の
基本周波数は150〜250Hzであるので、この基本
周波数とトーンスケルチ信号とが干渉して、トーンスケ
ルチ信号のレベルが低下してしまうという現象が生じ
る。すなわち、図4のトーンスケルチ信号Jにおいて、
t1の期間に音声信号があるにもかかわらず、いわゆる
ボイスロックと称するトーンスケルチ信号の低下現象が
発生する。したがってこれを受けた受信側では、受信入
力Aのレベルが低下していないにもかかわらず、誤った
スケルチ動作によりスピーカからの音声が中断されてし
まう。
【0011】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、送信側でボイスロックが発生した場合でも、誤
ったスケルチ動作を回避して、正常な音声信号が中断す
ることのないトーンスケルチ回路を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、相手送信側から到来する受信信号に含まれ
る前記音声信号を抽出して発音手段に供給する手段と、
前記受信信号のレベルを所定の閾値と比較して2値の受
信判別信号を生成する手段と、前記受信信号に含まれる
トーンスケルチ信号を検出して2値のトーンスケルチ検
出信号を生成する検出手段と、前記受信判別信号とトー
ンスケルチ検出信号との論理積の信号を生成する第1の
論理積手段と、該第1の論理積手段の出力信号の継続時
間を延長する遅延手段と、該遅延手段の出力信号と前記
受信判別信号との論理積より制御信号を生成する第2の
論理積手段と、前記制御信号に応じて前記発音手段への
前記音声信号の供給又はその停止を制御する中継手段と
を備えた構成となっている。
【0013】
【作用】したがって本発明によれば、受信信号のレベル
に応じた受信判別信号と、トーンスケルチ検出信号との
論理積の信号を生成し、その論理積の信号の継続時間を
延長した信号を生成し、さらに延長した信号と受信判別
信号との論理積より制御信号を生成して、この制御信号
により発音手段への音声信号の供給又はその停止を制御
することにより、送信側でボイスロックが発生した場合
でも、正常な音声信号を中断することなく、連続して受
信することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。
【0015】図1は本発明によるトーンスケルチ回路を
使用した受信機のブロック図である。図1において、図
3と同じ符号で示す構成要素は、図3の構成要素と同一
であり、その説明は省略する。
【0016】本発明によるトーンスケルチ回路の特徴
は、図1に示す判定回路20の構成にある。すなわち、
判定回路20において、21は受信入力Aとトーンスケ
ルチ信号Bとの論理積をとる論理積手段である第1AN
D回路、22は第1AND回路21からの出力信号Cの
継続時間を所定時間延長させる遅延手段である速動遅延
復旧回路(D.L)、23は速動遅延回路22の出力D
と受信入力Aとの論理積をとり出力Eを生成する論理積
手段である第2AND回路である。なお、19は判定回
路20からの制御信号すなわち第2AND回路23から
の第2AND出力Eを受けて、AF増幅器13に供給す
る音声信号の供給又はその停止を制御する中継手段とし
てのアナログスイッチであり、機能としては図3の制御
端子18と同じものである。上記の速動遅延復旧回路2
2は、入力される信号の開始時は迅速に反応し、入力さ
れる信号の終了時にその継続時間を遅延するもので、フ
ァーストアタック・スローリリース回路とも呼ばれてい
る。
【0017】次に図1の構成の動作について図2のタイ
ミングチャートを参照して説明する。送信側において
は、従来例と同様に、通信時に発信者によりプレススイ
ッチが押下されると、信号Gに応じて送信出力信号Hが
送出され、変調された音声信号Iを担う高周波信号の電
波が送信される。また、67〜250Hzの内の単一の
周波数のトーンスケルチ信号Jが、IDC回路を経て音
声信号Iと合成されて送信される。
【0018】これを受けた受信機おいては、受信した高
周波信号から音声信号を抽出してAF増幅器13に供給
し、第2IF増幅器9からRSSI信号を判定回路20
に送出する。判定回路20において、このRSSI信号
Aとトーンスケルチ信号Bとには、第1AND21にお
いて論理積がとられる。したがってこの論理積の信号で
ある第1AND出力Cは、トーンスケルチ信号Bに発生
したボイスロックのt1の期間や、受信入力断となるt
2及びt3の期間では、図2Dに示す信号波形a,b,
c,dのようにローレベルとなっている。この第1AN
D出力Cは、速動遅延復旧回路22において、信号波形
a′,b′,c′,d′のように、その継続時間、すな
わちこの場合は立ち下がり時間がdTだけ遅延される。
この遅延時間dTは100〜300msである。この速
動遅延復旧回路22の構成としては、ダイオードと抵抗
との並列回路で簡単に実現できるが、遅延時間を調整で
きるように、モノマルチ回路その他の回路を使用するこ
とができる。この遅延動作の結果、速動遅延復旧回路2
2の出力信号Dは連続してハイレベルの信号となる。
【0019】第2AND23では、この出力信号DとR
SSI信号Aとの論理積がとられ、判定回路20から
は、受信入力断となるt2及びt3の期間のみローレベ
ルとなる制御信号がアナログスイッチ19に供給され
る。したがって、送信側において干渉によるトーンスケ
ルチ信号の短時間の低下が発生した場合でも、受信側に
おいては、その間の正常な音声信号が中断されることが
ない。
【0020】なお、上記実施例において、受信信号の電
界強度の判定の基準となるスレッショルドのレベルを調
整することにより、スケルチ動作レベルを変化させるこ
とができる。
【0021】なおまた、検出したトーンスケルチ信号
が、予め定められた自局同士の周波数と異なる場合に
は、トーンスケルチ回路は動作せず、スピーカへの音声
信号の供給は停止されることはもちろんである。
【0022】
【発明の効果】以上の如く本発明によるトーンスケルチ
回路によれば、受信信号のレベルに応じた受信判別信号
とトーンスケルチ検出信号との論理積の信号を生成する
第1の論理積手段と、該第1の論理積手段の出力信号の
継続時間を延長する遅延手段と、該遅延手段の出力信号
と前記受信判別信号との論理積より制御信号を生成する
第2の論理積手段と、前記制御信号に応じて前記発音手
段への前記音声信号の供給又はその停止を制御する中継
手段とを備えたことにより、送信側でボイスロックが発
生した場合でも、正常な音声信号を中断することなく、
連続して受信できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトーンスケルチ回路を使用した無
線通信装置の実施例の受信部のブロック図
【図2】図1における各部の信号のタイミングチャート
【図3】従来のトーンスケルチ回路を使用した無線通信
装置の受信部のブロック図
【図4】図3における各部の信号のタイミングチャート
【符号の説明】
9 第2IF増幅器 13 AF増幅器 14 スピーカ 15 SCFフィルタ 16トーンスケルチ検波器 19 アナログスイッチ 20 判定回路 21 第1AND回路 22 速動遅延復旧回路 23 第2AND回路 30 トーン検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号及びトーンスケルチ信号を担う
    高周波信号を送受信する無線通信装置のトーンスケルチ
    回路であって、 相手送信側から到来する受信信号に含まれる前記音声信
    号を抽出して発音手段に供給する手段と、前記受信信号
    のレベルを所定の閾値と比較して2値の受信判別信号を
    生成する手段と、前記受信信号に含まれるトーンスケル
    チ信号を検出して2値のトーンスケルチ検出信号を生成
    する検出手段と、前記受信判別信号とトーンスケルチ検
    出信号との論理積の信号を生成する第1の論理積手段
    と、該第1の論理積手段の出力信号の継続時間を延長す
    る遅延手段と、該遅延手段の出力信号と前記受信判別信
    号との論理積より制御信号を生成する第2の論理積手段
    と、前記制御信号に応じて前記発音手段への前記音声信
    号の供給又はその停止を制御する中継手段とを備えたこ
    とを特徴とするトーンスケルチ回路。
JP18780992A 1992-07-15 1992-07-15 トーンスケルチ回路 Pending JPH0637656A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0774206A1 (en) 1995-11-14 1997-05-21 Daiwa Seiko Inc. Spinning reel for fishing
US5820051A (en) * 1995-10-04 1998-10-13 Daiwa Seiko, Inc. Spinning reel with spool that is prevented from rotating relative to spool shaft during casting

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5820051A (en) * 1995-10-04 1998-10-13 Daiwa Seiko, Inc. Spinning reel with spool that is prevented from rotating relative to spool shaft during casting
EP0774206A1 (en) 1995-11-14 1997-05-21 Daiwa Seiko Inc. Spinning reel for fishing
US5820053A (en) * 1995-11-14 1998-10-13 Daiwa Seiko, Inc. Spinning reel for fishing having a mechanism for securing the spool during fishline casting

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