JP2923954B2 - シンプレックス無線通信システム - Google Patents

シンプレックス無線通信システム

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JP2923954B2 JP25619888A JP25619888A JP2923954B2 JP 2923954 B2 JP2923954 B2 JP 2923954B2 JP 25619888 A JP25619888 A JP 25619888A JP 25619888 A JP25619888 A JP 25619888A JP 2923954 B2 JP2923954 B2 JP 2923954B2
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豪藏 鹿毛
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシンプレックス無線通信システムに関し、特
にアナログ音声を伝送するシンプレックス無線通信シス
テムに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のシンプレックス無線通信システムは、
送信側無線機において、無線周波数信号の送信開始時に
特定の信号を含ませることなくアナログ音声信号の送信
を行ない、受信側無線機において、無線周波数信号の電
界強度に対応したスケルチ信号(受信中間周波のレベル
を検出して得られるスケルチ信号のみでなく、受信機雑
音を利用したスケルチ信号についても雑音が電界強度に
よって変わる場合はこれを含む)によって受信した音声
に対する通話路を開閉し、受信電界強度が低いときには
音声ゲートを閉じるように構成されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のシンプレックス無線通信システムは、
第3者からの混信があったときに受信側でこれを判別す
る手段がなく、受信電界によってスケルチ信号は通話路
を開くように応対するため、第3者の音声がそのままス
ピーカによって聞こえてくる不具合があった。特に、第
3者が意図的に音声を流す場合等において通信システム
が混乱を起す不具合があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のシンプレックス無線通信システムは、音声を
入力しアナログ音声信号を出力するマイクロホン,送信
指示を入力するための送信スイッチ,及び前記送信スイ
ッチにより送信指示を受けると前記マイクロホンの出力
を入力し入力信号に対応する無線周波数信号を送信する
送信機を有する送信側無線機と、無線周波数信号を受信
しアナログ音声信号を復調出力する受信機,アナログ音
声信号を入力し音声を出力するスピーカ,及び前記受信
機における無線周波数信号の受信電界強度に応じて前記
受信機と前記スピーカとの間のアナログ音声信号のため
の通話路の開閉を制御するスケルチ回路を有する受信側
無線機とから成り、アナログ音声信号を伝送するシンプ
レックス無線通信システムにおいて、前記送信側無線機
に、伝送可能なアナログ音声信号の周波数帯域内の少な
くとも2つの任意の周波数のアナログ連続発振波信号を
合成した特定の信号を出力する特定信号発生器と、前記
送信スイッチによる送信指示開始時点から一定時間の計
時を行うタイマと、前記タイマによる前記一定時間の計
時期間中は前記特定信号発生器の出力を前記送信機へ入
力し、前記一定時間の計時終了以降は前記マイクロホン
の出力を前記送信機へ入力する切替スイッチとを備え、
前記受信側無線機に、前記特定の信号を構成する複数の
アナログ連続発振波信号の各の検出回路を含み前記受信
機の出力から前記特定の信号を検出し検出終了時点に特
定の信号の検出を示す信号を出力する特定信号検出回路
と、前記スケルチ回路により前記無線周波数信号の受信
電界強度が前記受信機及び前記スピーカ間の通話路を開
くべき値になったことを検出しても前記特定信号検出回
路から前記特定の信号の検出を示す信号が出力されるま
では前記通話路を閉じておき、前記特定の信号の検出を
示す信号が出力されると前記スケルチ回路により前記受
信電界強度が前記通話路を閉じるべき値になったことを
検出するまで前記通話路を開いておくゲート回路とを備
えている。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の送信側無線機を示すブロ
ック図、第2図は同じく受信側無線機を示すブロック図
である。
送信するときは、プレススイッチ1をオンにして、マ
イクロホン(以下、マイクと略記)2より音声を入力す
る。
3は特定の信号を発生する特定信号発生器である。こ
こでは、2つの発振器7,8を発振させ加算器9で加算し
ている。発振器は7は周波数fA、発振器は周波数fBで発
振している。
送信開始時には、スイッチ1の出力を受けて、タイマ
4の出力はある一定時間電子スイッチ5が特定信号発生
器3の出力を選ぶように制御する。従って、送信機6か
ら無線周波数信号に変換されて送信される信号は、初め
の一定時間、特定信号発生器3の出力を送信し、その後
マイク2から入力されたアナログ音声信号を送信する。
本来通信を行なう相手局からの音声を正しく受信する
ときは、受信機10の無線周波数信号の復調出力は電子ス
イッチ11を通り、増幅器12で増幅されて、スピーカ13よ
り音として出力される。
ここで、電子スイッチ11のオン・オフは、特定信号検
出回路14,スケルチ信号発生回路15およびセットリセッ
ト回路16からなる制御回路17によって制御される。スケ
ルチ信号発生回路15は、受信機10の受信電界に対応した
電圧を発生する電界レベル測定回路27および比較器28か
らなり、受信電界が高いときには“L"レベルを出力す
る。
第3図は制御回路17の動作を説明するためのタイムチ
ャートである。以下、第3図を参照して制御回路17につ
いて説明する。
制御回路17において、本来の通信を行なう相手局の音
声を正しく受信するときは次のようになる。
特定信号検出回路14によって特定の信号を検出する
と、その検出終了時点にセットリセット回路16をセット
して出力を立上げ、電子スイッチ11をオンにして音声信
号を通す。受信終了時は、受信電界がなくなった事をス
ケルチ信号検出回路15で検出し、セットリセット回路16
をリセットして電子スイッチ11をオフにし、音声信号を
断にする。
第3図において、X10は受信機10の出力波形であり、
期間TAでは特定の信号波形を表わし、周波数fAの波と周
波数fBの波が加算されている。期間TBでは音声信号形を
表わす。X14は特定信号検出回路14の出力、X15はスケル
チ信号検出回路15の出力、X16はセットリセット回路16
の出力である。X14が“H"レベルになればX16も“H"レベ
ルにセットされ、X15が“H"レベルになればX16は“L"レ
ベルにリセットされている。
ここで、特定信号検出回路14について説明すると次の
ようになる。
特定の信号に含まれる周波数の波は帯域フィルタ18
によって抽出され、レベル測定回路19で測定される。レ
ベル測定回路19の出力は微分回路21で微分され、比較器
21で比較される。比較器21の出力は周波数fAの成分のレ
ベルが大きく下ったときに“H"レベルのパルスを出す。
同様にして、周波数fBの波についても、帯域フィルタ2
2,レベル測定回路23,微分回路24,比較器25によって、レ
ベルが大きく下ったときに“H"レベルのパルスが出力さ
れる。比較器21および25の出力はそれぞれAND回路26へ
入力される。第3図は以上の動作を表わし、X18,X19,X
21,X22,X23,X25およびX26はそれぞれ回路18,19,21,22,2
3,25および26の出力である。
従って、特定信号検出回路14では、2つの周波数成分
fAおよびfBについて、同時にレベルが下った事を検出し
ているのであり、同時にレベルが下った時点(期間TA
期間TBとの境界付近)を特定の信号の検出終了時点とし
て特定の信号の検出を示す信号X14を出力することによ
り、高い信頼度で特定の信号のみが送られて来た事を検
出している。第1図及び第2図に示す実施例によれば、
この特定信号検出回路14が応答しないときには電子スイ
ッチ11はオンにならないので、他の送信機からの妨害波
等によって第3者の音声がいきなり聞こえてくる不具合
はない。
以上説明した実施例では2つの波fA,fBによる特定の
信号としたが、この波の数は多くなればなる程信頼度は
上り、他の音声信号等から区別されるとともに、第3者
からの混信妨害の影響も受けにくくなる。
特定信号の周波数を通常の無線機の伝送周波数帯(例
えば300Hz〜3kHz)に選んでおけば一般のアナログ無線
機をそのまま使用して特定信号の伝送が可能である。す
なわち、この信号伝送のために高価な無線機を特別に使
う必要はない。
また、特定信号として複数の正弦波を加算したものは
フェージングによるレベルダウン等で通話路が開いてこ
の音が聞こえてきたときにも、特に耳ざわりな音ではな
く、ソフトな感じに聞こえる特徴がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明のシンプレックス無線通信
システムは、伝送可能なアナログ音声信号の周波数帯域
内の複数の周波数のアナログ連続発振波信号を合成した
特定の信号が送られて来たか否かを検出して受信におけ
る通話路を開くことにより、この特定の信号が送られな
い第3者からの妨害に対しては通話路を開かないように
でき、意図的な妨害にも免れることができる効果があ
り、また、特定の信号の伝送のために特殊な無線機を必
要としないので経済的に実施できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の送信側無線機を示すブロッ
ク図、第2図は同じく受信側無線機を示すブロック図、
第3図は第2図に示す受信側無線機における制御回路17
の動作を説明するためのタイムチャートである。 1……プレススイッチ、2……マイク、3……特定信号
発生器、4……タイマ、5,11……電子スイッチ、14……
特定信号検出回路、15……スケルチ信号発生回路、16…
…セットリセット回路、17……制御回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声を入力しアナログ音声信号を出力する
    マイクロホン,送信指示を入力するための送信スイッ
    チ,及び前記送信スイッチにより送信指示を受けると前
    記マイクロホンの出力を入力し入力信号に対応する無線
    周波数信号を送信する送信機を有する送信側無線機と、
    無線周波数信号を受信しアナログ音声信号を復調出力す
    る受信機,アナログ音声信号を入力し音声を出力するス
    ピーカ,及び前記受信機における無線周波数信号の受信
    電界強度に応じて前記受信機と前記スピーカとの間のア
    ナログ音声信号のための通話路の開閉を制御するスケル
    チ回路を有する受信側無線機とから成り、アナログ音声
    信号を伝送するシンプレックス無線通信システムにおい
    て、 前記送信側無線機に、伝送可能なアナログ音声信号の周
    波数帯域内の少なくとも2つの任意の周波数のアナログ
    連続発振波信号を合成した特定の信号を出力する特定信
    号発生器と、前記送信スイッチによる送信指示開始時点
    から一定時間の計時を行うタイマと、前記タイマによる
    前記一定時間の計時期間中は前記特定信号発生器の出力
    を前記送信機へ入力し、前記一定時間の計時終了以降は
    前記マイクロホンの出力を前記送信機へ入力する切替ス
    イッチとを備え、 前記受信側無線機に、前記特定の信号を構成する複数の
    アナログ連続発振波信号の各の検出回路を含み前記受信
    機の出力から前記特定の信号を検出し検出終了時点に特
    定の信号の検出を示す信号を出力する特定信号検出回路
    と、前記スケルチ回路により前記無線周波数信号の受信
    電界強度が前記受信機及び前記スピーカ間の通話路を開
    くべき値になったことを検出しても前記特定信号検出回
    路から前記特定の信号の検出を示す信号が出力されるま
    では前記通話路を閉じておき、前記特定の信号の検出を
    示す信号が検出されると前記スケルチ回路により前記受
    信電界強度が前記通話路を閉じるべき値になったことを
    検出するまで前記通話路を開いておくゲート回路とを備
    えたことを特徴とするシンプレックス無線通信システ
    ム。
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