JPH06298716A - ウレタノエステルの製造法 - Google Patents
ウレタノエステルの製造法Info
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- JPH06298716A JPH06298716A JP5085855A JP8585593A JPH06298716A JP H06298716 A JPH06298716 A JP H06298716A JP 5085855 A JP5085855 A JP 5085855A JP 8585593 A JP8585593 A JP 8585593A JP H06298716 A JPH06298716 A JP H06298716A
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- methyl
- acid ester
- ester
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明は、触媒として亜鉛またはジルコニウ
ムのアセチルアセトン錯体を用いて、メタクリル酸メチ
ル等のカルボン酸エステルとN−ヒドロキシエチルカル
バミン酸メチル等のN−ヒドロキシアルキルカルバミン
酸エステルとをエステル交換反応させてウレタノエステ
ルを製造する方法である。 【効果】 含塩素化合物を原料に用いないため、塩素に
起因する問題は生じず、高い転化率および選択率で反応
が進行し、極めて高い収率でウレタノエステルが製造で
きる。そのため、樹脂改質剤、塗料用組成物等への利用
が容易であり、蒸留による単離が収率良く行える。
ムのアセチルアセトン錯体を用いて、メタクリル酸メチ
ル等のカルボン酸エステルとN−ヒドロキシエチルカル
バミン酸メチル等のN−ヒドロキシアルキルカルバミン
酸エステルとをエステル交換反応させてウレタノエステ
ルを製造する方法である。 【効果】 含塩素化合物を原料に用いないため、塩素に
起因する問題は生じず、高い転化率および選択率で反応
が進行し、極めて高い収率でウレタノエステルが製造で
きる。そのため、樹脂改質剤、塗料用組成物等への利用
が容易であり、蒸留による単離が収率良く行える。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、一般式(3)で表され
るウレタノエステルの製造方法に関するものである。 R1COO−R3−NHCOOR4 (3) (式中、R1は炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜
6のアルケニル基または炭素数6〜12のアリ−ル基、
R3は炭素数2〜6の直鎖または分岐鎖のアルキレン
基、R4はメチル基またはエチル基である。) 該ウレタノエステル類は熱分解によりイソシアナートに
転化できる化合物であり種々のイソシアナ−ト類合成中
間体として非常に有用である。なかでも、メタクリロイ
ルオキシアルキルカルバミン酸エステル類は、分子内に
ビニル結合性二重結合を有しており、ラジカル重合性モ
ノマ−として、また更に、利用価値の高いイソシアナト
アルキルメタアクリレ−ト類の前駆体として、広範囲に
用いられる有用な化合物である。
るウレタノエステルの製造方法に関するものである。 R1COO−R3−NHCOOR4 (3) (式中、R1は炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜
6のアルケニル基または炭素数6〜12のアリ−ル基、
R3は炭素数2〜6の直鎖または分岐鎖のアルキレン
基、R4はメチル基またはエチル基である。) 該ウレタノエステル類は熱分解によりイソシアナートに
転化できる化合物であり種々のイソシアナ−ト類合成中
間体として非常に有用である。なかでも、メタクリロイ
ルオキシアルキルカルバミン酸エステル類は、分子内に
ビニル結合性二重結合を有しており、ラジカル重合性モ
ノマ−として、また更に、利用価値の高いイソシアナト
アルキルメタアクリレ−ト類の前駆体として、広範囲に
用いられる有用な化合物である。
【従来の技術】ウレタノエステル類の製造方法として
は、メタクリル酸クロライドとエチル−N−ヒドロキシ
エチルカルバメ−トとを反応させる方法(米国特許第
2,718,516号)が公知であるが、この方法は副
生する塩酸の処理、装置の腐食または、塩酸による副反
応(ハロゲン化物の生成)等多くの問題を有する。これ
らの問題は、含塩素化合物を反応原料に用いない方法に
より解決される。その方法として、カルボン酸エステル
とN−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステルとのエ
ステル交換反応を、1,4−ジアザビシクロ(2,2,
2)オクタン(DABCO)を触媒として行う方法が開
示されている(特開昭62−195354号公報)。し
かし、この方法は触媒活性が低いため、反応転化率が低
く、目的ウレタノエステルを高収率で得ることができな
い。更には、反応原料の一つであるN−ヒドロキシアル
キルカルバミン酸エステルが、加熱により環状ウレタン
(オキサゾリドン)に転化され易い性質を有しているこ
とも目的ウレタノエステルを高収率で得ることを困難に
している。すなわち本発明者らの実験によると、反応条
件を変え転化率を上げた場合、原料の1つであるN−ヒ
ドロキシアルキルカルバミン酸エステルに由来するオキ
サゾリドン類の副生が激増し、著しく目的ウレタノエス
テルの選択率が低下した。また、もう一方の反応原料で
ある、カルボン酸エステルが不飽和カルボン酸エステル
である場合、高転化率となる反応条件下ではマイケル付
加および重合等の副反応割合も増加する。従ってどの様
な反応条件を選んでもDABCOを触媒とする限りは目
的ウレタノエステルを高収率で得ることは困難である。
さらには、反応後液から蒸留により目的ウレタノエステ
ルを単離する際、DABCOが残存していると、重合等
の副反応が促進され、蒸留収率が極端に低下するばかり
でなく、装置に付着した重合物の除去にも非常な労力を
要することになる。従って、この方法は工業的に実施す
ることはきわめて困難である。
は、メタクリル酸クロライドとエチル−N−ヒドロキシ
エチルカルバメ−トとを反応させる方法(米国特許第
2,718,516号)が公知であるが、この方法は副
生する塩酸の処理、装置の腐食または、塩酸による副反
応(ハロゲン化物の生成)等多くの問題を有する。これ
らの問題は、含塩素化合物を反応原料に用いない方法に
より解決される。その方法として、カルボン酸エステル
とN−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステルとのエ
ステル交換反応を、1,4−ジアザビシクロ(2,2,
2)オクタン(DABCO)を触媒として行う方法が開
示されている(特開昭62−195354号公報)。し
かし、この方法は触媒活性が低いため、反応転化率が低
く、目的ウレタノエステルを高収率で得ることができな
い。更には、反応原料の一つであるN−ヒドロキシアル
キルカルバミン酸エステルが、加熱により環状ウレタン
(オキサゾリドン)に転化され易い性質を有しているこ
とも目的ウレタノエステルを高収率で得ることを困難に
している。すなわち本発明者らの実験によると、反応条
件を変え転化率を上げた場合、原料の1つであるN−ヒ
ドロキシアルキルカルバミン酸エステルに由来するオキ
サゾリドン類の副生が激増し、著しく目的ウレタノエス
テルの選択率が低下した。また、もう一方の反応原料で
ある、カルボン酸エステルが不飽和カルボン酸エステル
である場合、高転化率となる反応条件下ではマイケル付
加および重合等の副反応割合も増加する。従ってどの様
な反応条件を選んでもDABCOを触媒とする限りは目
的ウレタノエステルを高収率で得ることは困難である。
さらには、反応後液から蒸留により目的ウレタノエステ
ルを単離する際、DABCOが残存していると、重合等
の副反応が促進され、蒸留収率が極端に低下するばかり
でなく、装置に付着した重合物の除去にも非常な労力を
要することになる。従って、この方法は工業的に実施す
ることはきわめて困難である。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、カルボン酸
エステルとN−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステ
ルとのエステル交換反応によるウレタノエステル製造に
おける低転化率、多量のオキサゾリドン類の副生成、蒸
留時の重合等の問題を解決し、極めて高い収率で目的ウ
レタノエステルを得ることのできる新規で実用的な方法
を提供するものである。
エステルとN−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステ
ルとのエステル交換反応によるウレタノエステル製造に
おける低転化率、多量のオキサゾリドン類の副生成、蒸
留時の重合等の問題を解決し、極めて高い収率で目的ウ
レタノエステルを得ることのできる新規で実用的な方法
を提供するものである。
【課題を解決するための手段】本発明者らは、カルボン
酸エステルとN−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エス
テルとのエステル交換反応によるウレタノエステル製造
方法に関し、鋭意検討した結果、亜鉛またはジルコニウ
ムのアセチルアセトン錯体が触媒として極めて優れた性
能を有し、公知のエステル交換反応に活性があるとされ
るどの触媒とも比較にならない程高い収率で目的とする
ウレタノエステルを生成することを見い出し、本発明を
完成するに至った。すなわち本発明は、一般式(1) R1COOR2 (1) (式中、R1は炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜
6のアルケニル基または炭素数6〜12のアリ−ル基で
あり、R2は炭素数1〜3のアルキル基である。)で表
されるカルボン酸エステルと一般式(2) HO−R3−NHCOOR4 (2) (式中、R3は炭素数2〜6の直鎖または分岐鎖のアル
キレン基であり、R4はメチル基またはエチル基であ
る。)で表されるN−ヒドロキシアルキルカルバミン酸
エステルとのエステル交換反応を触媒として亜鉛または
ジルコニウムのアセチルアセトン錯体存在下に行うこと
を特徴とする一般式(3) R1COO−R3−NHCOOR4 (3) (式中、R1、R3およびR4は上記一般式(1)、
(2)と同様)で表されるウレタノエステルの製造法を
提供するものである。本発明に用いる前述一般式(1)
で表されるカルボン酸エステルは、具体的に例示する
と、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、プロピオ
ン酸メチル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸プロピ
ル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
プロピル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸プロピル、安息香酸メチル、安息香酸エチ
ル、安息香酸プロピルなどが挙げられるが、本発明はこ
れらに限られるものではない。本発明で用いられる一般
式(2)で表されるN−ヒドロキシアルキルカルバミン
酸エステルは公知のアルカノ−ルアミンとクロロギ酸エ
ステルとの反応(米国特許第2,718,516号)、
又は、アルカノ−ルアミンと炭酸エステルとの反応(特
開昭62−195354号公報、特表平1−50362
7号公報)により容易に製造できる化合物である。具体
的に例示すると、N−ヒドロキシエチルカルバミン酸メ
チル、N−ヒドロキシプロピルカルバミン酸メチル、N
−ヒドロキシブチルカルバミン酸メチル、N−ヒドロキ
シペンチルカルバミン酸メチル、N−ヒドロキシヘキシ
ルカルバミン酸メチルなどが挙げられるが、本発明はこ
れに限られるものではない。本発明における触媒は亜鉛
またはジルコニウムのアセチルアセトン錯体である。そ
れら触媒は無水物でも含水和物でもよく、市販のものが
そのまま使用できる。使用量は原料であるヒドロキシア
ルキルカルバミン酸エステルに対して、0.05〜5モ
ル%、好ましくは、0.1〜2モル%の範囲で使用され
る。触媒の添加方法は、一度に仕込む方法あるいは溶媒
に溶解させてから添加する方法、分割添加する方法のい
ずれも採用可能であるが、一度に仕込む方法が簡便であ
る。また、本反応は平衡反応であり、目的物を高収率で
得るためには副生するアルコ−ルを反応系外へ除去する
事が望ましい。その方法として、減圧蒸留によって副生
するアルコ−ルを留去しながら反応を進める方法、気体
(窒素、アルゴン、ヘリウム、酸素、空気等)を反応液
内に送り込み、副生するアルコ−ルを同伴させ反応系外
に留去する方法、また、アルコ−ルと共沸する溶媒を添
加し溶媒と共に副生するアルコ−ルを反応系外に留去す
る方法等が挙げられる。反応は無溶媒下または溶媒存在
下に行うことができる。溶媒存在下に反応を行う場合、
使用できる溶媒の種類としては、原料のカルボン酸エス
テル、N−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステル、
触媒のアセチルアセトン錯体及び反応生成物のカルバメ
−ト、アルコ−ルに対し不活性なものであれば、特に限
定されるものでなく例えば、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素類、n−ヘキサン、n−ヘプタ
ン、シクロヘキサン等の脂肪族また脂環式炭化水素類、
ジオキサン、ジイソプロピルエ−テル、テトラヒドロフ
ラン等のエ−テル類、アセトニトリル、プロピオニトリ
ル等のニトリル類等が挙げられる。特に、副生するアル
コ−ルを共沸により反応系外に除去できる溶媒の使用が
好ましく、具体的には前記芳香族炭化水素類、脂肪族ま
たは脂環式炭化水素類系の溶媒が好適である。また、用
いるカルボン酸エステルの沸点によっては、カルボン酸
エステルを副生するアルコ−ルとの共沸剤として利用
し、アルコ−ルの留去をより速やかにすることもでき
る。本発明において、カルボン酸エステルとヒドロキシ
アルキルカルバミン酸エステルの使用モル比(カルボン
酸エステル/ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステ
ル)は0.2〜10.0好ましくは、1.1〜5.0の
範囲である。本反応は常圧、又は、減圧下でも実施でき
る。反応温度は60〜150℃、特に不飽和カルボン酸
エステルを用いる場合は、重合等を抑制するために好ま
しくは60〜100℃、その他のカルボン酸エステルに
ついては副反応を抑制するために60〜130℃が好ま
しい。反応時間は使用する原料の種類と量、圧力、温
度、触媒量等によって変わるが通常5〜10時間であ
る。また、不飽和カルボン酸エステル等の重合性を持つ
カルボン酸エステルを原料として用いる場合、ハイドロ
キノン、ハイドロキノンモノメチルエ−テル、フェノチ
アジンなどの公知の重合禁止剤を使用することができ
る。その添加量は反応液に対して、10〜10000p
pmの範囲である。また、重合禁止剤として酸素分子を
用いることも有効である。この場合、空気を反応液内に
送り込み副生するアルコ−ルを同伴させる方法が好まし
い。反応後の液から、蒸留により目的ウレタノエステル
を単離するに際しては、あらかじめ触媒を除去する操作
は不要であり、反応後液はそのまま蒸留に供しても何等
さしつかえない。
酸エステルとN−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エス
テルとのエステル交換反応によるウレタノエステル製造
方法に関し、鋭意検討した結果、亜鉛またはジルコニウ
ムのアセチルアセトン錯体が触媒として極めて優れた性
能を有し、公知のエステル交換反応に活性があるとされ
るどの触媒とも比較にならない程高い収率で目的とする
ウレタノエステルを生成することを見い出し、本発明を
完成するに至った。すなわち本発明は、一般式(1) R1COOR2 (1) (式中、R1は炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜
6のアルケニル基または炭素数6〜12のアリ−ル基で
あり、R2は炭素数1〜3のアルキル基である。)で表
されるカルボン酸エステルと一般式(2) HO−R3−NHCOOR4 (2) (式中、R3は炭素数2〜6の直鎖または分岐鎖のアル
キレン基であり、R4はメチル基またはエチル基であ
る。)で表されるN−ヒドロキシアルキルカルバミン酸
エステルとのエステル交換反応を触媒として亜鉛または
ジルコニウムのアセチルアセトン錯体存在下に行うこと
を特徴とする一般式(3) R1COO−R3−NHCOOR4 (3) (式中、R1、R3およびR4は上記一般式(1)、
(2)と同様)で表されるウレタノエステルの製造法を
提供するものである。本発明に用いる前述一般式(1)
で表されるカルボン酸エステルは、具体的に例示する
と、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、プロピオ
ン酸メチル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸プロピ
ル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
プロピル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸プロピル、安息香酸メチル、安息香酸エチ
ル、安息香酸プロピルなどが挙げられるが、本発明はこ
れらに限られるものではない。本発明で用いられる一般
式(2)で表されるN−ヒドロキシアルキルカルバミン
酸エステルは公知のアルカノ−ルアミンとクロロギ酸エ
ステルとの反応(米国特許第2,718,516号)、
又は、アルカノ−ルアミンと炭酸エステルとの反応(特
開昭62−195354号公報、特表平1−50362
7号公報)により容易に製造できる化合物である。具体
的に例示すると、N−ヒドロキシエチルカルバミン酸メ
チル、N−ヒドロキシプロピルカルバミン酸メチル、N
−ヒドロキシブチルカルバミン酸メチル、N−ヒドロキ
シペンチルカルバミン酸メチル、N−ヒドロキシヘキシ
ルカルバミン酸メチルなどが挙げられるが、本発明はこ
れに限られるものではない。本発明における触媒は亜鉛
またはジルコニウムのアセチルアセトン錯体である。そ
れら触媒は無水物でも含水和物でもよく、市販のものが
そのまま使用できる。使用量は原料であるヒドロキシア
ルキルカルバミン酸エステルに対して、0.05〜5モ
ル%、好ましくは、0.1〜2モル%の範囲で使用され
る。触媒の添加方法は、一度に仕込む方法あるいは溶媒
に溶解させてから添加する方法、分割添加する方法のい
ずれも採用可能であるが、一度に仕込む方法が簡便であ
る。また、本反応は平衡反応であり、目的物を高収率で
得るためには副生するアルコ−ルを反応系外へ除去する
事が望ましい。その方法として、減圧蒸留によって副生
するアルコ−ルを留去しながら反応を進める方法、気体
(窒素、アルゴン、ヘリウム、酸素、空気等)を反応液
内に送り込み、副生するアルコ−ルを同伴させ反応系外
に留去する方法、また、アルコ−ルと共沸する溶媒を添
加し溶媒と共に副生するアルコ−ルを反応系外に留去す
る方法等が挙げられる。反応は無溶媒下または溶媒存在
下に行うことができる。溶媒存在下に反応を行う場合、
使用できる溶媒の種類としては、原料のカルボン酸エス
テル、N−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステル、
触媒のアセチルアセトン錯体及び反応生成物のカルバメ
−ト、アルコ−ルに対し不活性なものであれば、特に限
定されるものでなく例えば、ベンゼン、トルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素類、n−ヘキサン、n−ヘプタ
ン、シクロヘキサン等の脂肪族また脂環式炭化水素類、
ジオキサン、ジイソプロピルエ−テル、テトラヒドロフ
ラン等のエ−テル類、アセトニトリル、プロピオニトリ
ル等のニトリル類等が挙げられる。特に、副生するアル
コ−ルを共沸により反応系外に除去できる溶媒の使用が
好ましく、具体的には前記芳香族炭化水素類、脂肪族ま
たは脂環式炭化水素類系の溶媒が好適である。また、用
いるカルボン酸エステルの沸点によっては、カルボン酸
エステルを副生するアルコ−ルとの共沸剤として利用
し、アルコ−ルの留去をより速やかにすることもでき
る。本発明において、カルボン酸エステルとヒドロキシ
アルキルカルバミン酸エステルの使用モル比(カルボン
酸エステル/ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステ
ル)は0.2〜10.0好ましくは、1.1〜5.0の
範囲である。本反応は常圧、又は、減圧下でも実施でき
る。反応温度は60〜150℃、特に不飽和カルボン酸
エステルを用いる場合は、重合等を抑制するために好ま
しくは60〜100℃、その他のカルボン酸エステルに
ついては副反応を抑制するために60〜130℃が好ま
しい。反応時間は使用する原料の種類と量、圧力、温
度、触媒量等によって変わるが通常5〜10時間であ
る。また、不飽和カルボン酸エステル等の重合性を持つ
カルボン酸エステルを原料として用いる場合、ハイドロ
キノン、ハイドロキノンモノメチルエ−テル、フェノチ
アジンなどの公知の重合禁止剤を使用することができ
る。その添加量は反応液に対して、10〜10000p
pmの範囲である。また、重合禁止剤として酸素分子を
用いることも有効である。この場合、空気を反応液内に
送り込み副生するアルコ−ルを同伴させる方法が好まし
い。反応後の液から、蒸留により目的ウレタノエステル
を単離するに際しては、あらかじめ触媒を除去する操作
は不要であり、反応後液はそのまま蒸留に供しても何等
さしつかえない。
【発明の効果】本発明の方法によれば、含塩素化合物を
原料に用いないため、塩素に起因する従来技術の問題は
生じない。本発明の方法では、新規な触媒を用いること
により非常に高い転化率および選択率で目的反応が進行
し、極めて高い収率で目的ウレタノエステルを製造する
ことができる。それ故、反応後の液から過剰仕込み分の
カルボン酸エステルおよび生成メタノールを留去するだ
けでも、樹脂改質剤、塗料用組成物等に利用可能であ
る。蒸留による精製を要する場合でも、重合等の副反応
がおこることなく、高い単離収率が得られる。
原料に用いないため、塩素に起因する従来技術の問題は
生じない。本発明の方法では、新規な触媒を用いること
により非常に高い転化率および選択率で目的反応が進行
し、極めて高い収率で目的ウレタノエステルを製造する
ことができる。それ故、反応後の液から過剰仕込み分の
カルボン酸エステルおよび生成メタノールを留去するだ
けでも、樹脂改質剤、塗料用組成物等に利用可能であ
る。蒸留による精製を要する場合でも、重合等の副反応
がおこることなく、高い単離収率が得られる。
【実施例】次に実施例により、本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。なお、N−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エ
ステル基準の転化率、選択率、収率は次の定義に従っ
た。 N−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステル基準の転
化率(モル%)=(反応したN−ヒドロキシアルキルカ
ルバミン酸エステルのモル数/供給したN−ヒドロキシ
アルキルカルバミン酸エステルのモル数)×100 N−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステル基準の選
択率(モル%)=(生成したウレタノエステルのモル数
/反応したN−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステ
ルのモル数)×100 N−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステル基準の収
率(モル%)=(生成したウレタノエステルのモル数/
供給したN−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステル
のモル数)×100 実施例1 攪はん機、温度計、空気導入管、分留塔を備えた内容積
100mlフラスコにメタクリル酸メチル50g(0.
5モル)、N−ヒドロキシエチルカルバミン酸メチル1
1.9g(0.1モル)および触媒として亜鉛アセチル
アセトナート(Zn(acac)2)0.3gを仕込
み、乾燥させた空気を導入(40ml/min)しなが
ら100℃にて反応を行った。反応開始後、生成したメ
タノ−ルをメタクリル酸メチルと共に反応系外に留出さ
せながら7時間反応させた。反応液をガスクロマトグラ
フィ−により分析し、N−ヒドロキシアルキルカルバミ
ン酸エステル基準の転化率、選択率、収率を求めた。結
果を表1に示す。 実施例2 メタクリル酸メチル50g(0.5モル)、N−ヒドロ
キシエチルカルバミン酸メチル11.9g(0.1モ
ル)、亜鉛アセチルアセトナート(Zn(aca
c)2)1.5gおよび重合禁止剤としてフェノチアジ
ンを0.6g仕込んだ以外は実施例1と同様にして反応
および分析を行い、表1に示す結果を得た。 実施例3 メタクリル酸メチル50g(0.5モル)、N−ヒドロ
キシエチルカルバミン酸メチル11.9g(0.1モ
ル)および触媒としてジルコニウムアセチルアセトナー
ト(Zr(acac)4)0.1gを仕込み、乾燥させ
た空気を導入(50ml/min)すると共に表1に示
す条件で反応させた以外は実施例1と同様にして反応を
行い、分析した結果を表1に示す。 実施例4 攪はん機、温度計、分留塔を備えた内容積100mlフ
ラスコにメタクリル酸メチル40g(0.4モル)、N
−ヒドロキシエチルカルバミン酸メチル23.8g
(0.2モル)および触媒としてジルコニウムアセチル
アセトナート(Zr(acac)4)0.4gを仕込
み、400mmHgで攪はんしながら加熱した。反応に
伴い副生したメタノ−ルはメタクリル酸メチルとの共沸
物として留出させながら表1に示す条件で反応を行っ
た。実施例1と同様にして分析を行い、表1に示す結果
を得た。なお、反応液から軽沸点成分を留去した後、減
圧蒸留(1mmHg、130℃)し、メタクリロイルオ
キシエチルカルバミン酸メチルを蒸留収率90%で得
た。 実施例5 攪はん機、温度計、分留塔を備えた内容積1000ml
フラスコにメタクリル酸メチル700g(7モル)、N
−ヒドロキシエチルカルバミン酸メチル166.6g
(1.4モル)および触媒としてジルコニウムアセチル
アセトナート(Zr(acac)4)8.19gを仕込
み、400mmHgで攪はんしながら加熱した。反応に
伴い副生したメタノ−ルはメタクリル酸メチルとの共沸
物として留出させながら表1に示す条件で反応を行っ
た。実施例1と同様にして分析を行い、表1に示す結果
を得た。 実施例6 攪はん機、温度計、冷却管を備えた内容積20mlフラ
スコに安息香酸プロピルエステル5g(0.04モ
ル)、N−ヒドロキシエチルカルバミン酸メチル1.1
9g(0.01モル)、触媒としてジルコニウムアセチ
ルアセトナート(Zr(acac)4)0.1g仕込
み、表1に示す条件で反応を行った。実施例 1と同様
にして分析を行い、表1に示す結果を得た。 比較例1 メタクリル酸メチル30g(0.3モル)、N−ヒドロ
キシエチルカルバミン酸メチル11.9g(0.1モ
ル)および触媒として1,4−ジアザビシクロ(2,
2,2)−オクタン0.4gを仕込み、乾燥させた空気
を導入(30ml/min)した以外は実施例1と同様
にして反応および分析を行った。結果を表1に示す。な
お、反応液から軽沸点成分を留去した後、減圧蒸留(1
mmHg、130℃)したが、蒸留器ボトムで重合し、
目的物は殆ど留出しなかった。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。なお、N−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エ
ステル基準の転化率、選択率、収率は次の定義に従っ
た。 N−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステル基準の転
化率(モル%)=(反応したN−ヒドロキシアルキルカ
ルバミン酸エステルのモル数/供給したN−ヒドロキシ
アルキルカルバミン酸エステルのモル数)×100 N−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステル基準の選
択率(モル%)=(生成したウレタノエステルのモル数
/反応したN−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステ
ルのモル数)×100 N−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステル基準の収
率(モル%)=(生成したウレタノエステルのモル数/
供給したN−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エステル
のモル数)×100 実施例1 攪はん機、温度計、空気導入管、分留塔を備えた内容積
100mlフラスコにメタクリル酸メチル50g(0.
5モル)、N−ヒドロキシエチルカルバミン酸メチル1
1.9g(0.1モル)および触媒として亜鉛アセチル
アセトナート(Zn(acac)2)0.3gを仕込
み、乾燥させた空気を導入(40ml/min)しなが
ら100℃にて反応を行った。反応開始後、生成したメ
タノ−ルをメタクリル酸メチルと共に反応系外に留出さ
せながら7時間反応させた。反応液をガスクロマトグラ
フィ−により分析し、N−ヒドロキシアルキルカルバミ
ン酸エステル基準の転化率、選択率、収率を求めた。結
果を表1に示す。 実施例2 メタクリル酸メチル50g(0.5モル)、N−ヒドロ
キシエチルカルバミン酸メチル11.9g(0.1モ
ル)、亜鉛アセチルアセトナート(Zn(aca
c)2)1.5gおよび重合禁止剤としてフェノチアジ
ンを0.6g仕込んだ以外は実施例1と同様にして反応
および分析を行い、表1に示す結果を得た。 実施例3 メタクリル酸メチル50g(0.5モル)、N−ヒドロ
キシエチルカルバミン酸メチル11.9g(0.1モ
ル)および触媒としてジルコニウムアセチルアセトナー
ト(Zr(acac)4)0.1gを仕込み、乾燥させ
た空気を導入(50ml/min)すると共に表1に示
す条件で反応させた以外は実施例1と同様にして反応を
行い、分析した結果を表1に示す。 実施例4 攪はん機、温度計、分留塔を備えた内容積100mlフ
ラスコにメタクリル酸メチル40g(0.4モル)、N
−ヒドロキシエチルカルバミン酸メチル23.8g
(0.2モル)および触媒としてジルコニウムアセチル
アセトナート(Zr(acac)4)0.4gを仕込
み、400mmHgで攪はんしながら加熱した。反応に
伴い副生したメタノ−ルはメタクリル酸メチルとの共沸
物として留出させながら表1に示す条件で反応を行っ
た。実施例1と同様にして分析を行い、表1に示す結果
を得た。なお、反応液から軽沸点成分を留去した後、減
圧蒸留(1mmHg、130℃)し、メタクリロイルオ
キシエチルカルバミン酸メチルを蒸留収率90%で得
た。 実施例5 攪はん機、温度計、分留塔を備えた内容積1000ml
フラスコにメタクリル酸メチル700g(7モル)、N
−ヒドロキシエチルカルバミン酸メチル166.6g
(1.4モル)および触媒としてジルコニウムアセチル
アセトナート(Zr(acac)4)8.19gを仕込
み、400mmHgで攪はんしながら加熱した。反応に
伴い副生したメタノ−ルはメタクリル酸メチルとの共沸
物として留出させながら表1に示す条件で反応を行っ
た。実施例1と同様にして分析を行い、表1に示す結果
を得た。 実施例6 攪はん機、温度計、冷却管を備えた内容積20mlフラ
スコに安息香酸プロピルエステル5g(0.04モ
ル)、N−ヒドロキシエチルカルバミン酸メチル1.1
9g(0.01モル)、触媒としてジルコニウムアセチ
ルアセトナート(Zr(acac)4)0.1g仕込
み、表1に示す条件で反応を行った。実施例 1と同様
にして分析を行い、表1に示す結果を得た。 比較例1 メタクリル酸メチル30g(0.3モル)、N−ヒドロ
キシエチルカルバミン酸メチル11.9g(0.1モ
ル)および触媒として1,4−ジアザビシクロ(2,
2,2)−オクタン0.4gを仕込み、乾燥させた空気
を導入(30ml/min)した以外は実施例1と同様
にして反応および分析を行った。結果を表1に示す。な
お、反応液から軽沸点成分を留去した後、減圧蒸留(1
mmHg、130℃)したが、蒸留器ボトムで重合し、
目的物は殆ど留出しなかった。
【表1】 比較例2 攪はん機、冷却管を備えた内容積30mlフラスコにメ
タクリル酸メチル7.5g(0.075モル)、N−ヒ
ドロキシエチルカルバミン酸メチル3g(0.025モ
ル)および触媒として鉄アセチルアセトナート(Fe
(acac)3)0.05gを仕込み、100℃にて加
熱攪はんした。2時間後、メタクリル酸メチルが重合し
て、液はスラリ−状になった。 比較例3 触媒として銅アセチルアセトナート(Cu(acac)
2)0.05gを仕込んだ以外は比較例2と同様に反応
を行った。2時間後、反応液をガスクロマトグラフィ−
により分析したところ、N−ヒドロキシアルキルカルバ
ミン酸エステル基準の収率は、1.5%であった。
タクリル酸メチル7.5g(0.075モル)、N−ヒ
ドロキシエチルカルバミン酸メチル3g(0.025モ
ル)および触媒として鉄アセチルアセトナート(Fe
(acac)3)0.05gを仕込み、100℃にて加
熱攪はんした。2時間後、メタクリル酸メチルが重合し
て、液はスラリ−状になった。 比較例3 触媒として銅アセチルアセトナート(Cu(acac)
2)0.05gを仕込んだ以外は比較例2と同様に反応
を行った。2時間後、反応液をガスクロマトグラフィ−
により分析したところ、N−ヒドロキシアルキルカルバ
ミン酸エステル基準の収率は、1.5%であった。
Claims (3)
- 【請求項1】 一般式(1) R1COOR2 (1) (式中、R1は炭素数1〜6のアルキル基、炭素数2〜
6のアルケニル基または炭素数6〜12のアリ−ル基で
あり、R2は炭素数1〜3のアルキル基である。)で表
されるカルボン酸エステルと一般式(2) HO−R3−NHCOOR4 (2) (式中、R3は炭素数2〜6の直鎖または分岐鎖のアル
キレン基であり、R4はメチル基またはエチル基であ
る。)で表されるN−ヒドロキシアルキルカルバミン酸
エステルとのエステル交換反応を触媒として亜鉛または
ジルコニウムのアセチルアセトン錯体存在下に行うこと
を特徴とする一般式(3) R1COO−R3−NHCOOR4 (3) (式中、R1、R3およびR4は上記一般式(1)、
(2)と同じ基を表す。)で表されるウレタノエステル
の製造法 - 【請求項2】 カルボン酸エステルがメタクリル酸メチ
ルである請求項1に記載のウレタノエステルの製造法。 - 【請求項3】 N−ヒドロキシアルキルカルバミン酸エ
ステルがN−ヒドロキシエチルカルバミン酸メチルであ
る請求項1に記載のウレタノエステルの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5085855A JPH06298716A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | ウレタノエステルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5085855A JPH06298716A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | ウレタノエステルの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06298716A true JPH06298716A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=13870499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5085855A Pending JPH06298716A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | ウレタノエステルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06298716A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005110978A1 (en) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Cytec Surface Specialties, S.A. | Process for producing urethane (meth)acrylates and new urethane (meth)acrylates |
US7329773B2 (en) * | 2002-12-12 | 2008-02-12 | Surface Specialties, S.A. | Process for producing carbamoyloxy (meth) acrylates and new carbamoyloxy (meth)acrylates |
JP2008073684A (ja) * | 2006-07-13 | 2008-04-03 | Air Products & Chemicals Inc | 三量化触媒としての安定化されたカルボアニオン |
-
1993
- 1993-04-13 JP JP5085855A patent/JPH06298716A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7329773B2 (en) * | 2002-12-12 | 2008-02-12 | Surface Specialties, S.A. | Process for producing carbamoyloxy (meth) acrylates and new carbamoyloxy (meth)acrylates |
WO2005110978A1 (en) * | 2004-05-17 | 2005-11-24 | Cytec Surface Specialties, S.A. | Process for producing urethane (meth)acrylates and new urethane (meth)acrylates |
JP2008073684A (ja) * | 2006-07-13 | 2008-04-03 | Air Products & Chemicals Inc | 三量化触媒としての安定化されたカルボアニオン |
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