JPH06298353A - 反転装置を有する自動車組立ライン - Google Patents

反転装置を有する自動車組立ライン

Info

Publication number
JPH06298353A
JPH06298353A JP8631193A JP8631193A JPH06298353A JP H06298353 A JPH06298353 A JP H06298353A JP 8631193 A JP8631193 A JP 8631193A JP 8631193 A JP8631193 A JP 8631193A JP H06298353 A JPH06298353 A JP H06298353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
body frame
line
conveyor
vehicle body
reversing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8631193A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Ogawa
聖史 小川
Seiji Iwakuma
誠二 岩熊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP8631193A priority Critical patent/JPH06298353A/ja
Publication of JPH06298353A publication Critical patent/JPH06298353A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産台数の増減に対しても弾力的に対処でき
るように反転装置をライン上で任意の位置に設置可能と
し、しかも機種の異なるものを流すときも作業しない空
ステージが生じないようにした反転装置を有する自動車
組立ラインを提供することを目的とする。 【構成】 自動車組立ラインに設けられた反転装置をラ
インに沿ってコンベアと同調して移動可能としたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反転装置により車体フ
レームを反転させつつ車体フレームの上下両面に自動車
部品を取付ける自動車生産ラインに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動車生産工場では、車両を組み
立てるに当たり、コンベアによりライン搬送される車体
フレームを反転装置により正転あるいは反転させつつ車
体フレームの上下両面に自動車部品を取付け、作業能率
の向上を図っている。
【0003】図8に例示された自動車生産ラインは、車
体フレームfに対して自動車部品を取り付ける車両(以
下フレーム付車F)と、車体フレームfを有していない
モノコック車Mとを生産するもので、フレーム付車用の
ラインは、フレームラインLf とシャシーラインLs を
有し、モノコック車Mのラインは、組み立てラインとフ
レーム付車用と混流ラインとされたシャシーラインLs
を有している。そして、フレーム付車用のフレームライ
ンLf には、該ラインLf を構成するコンベアC1 とコ
ンベアC2 との間には反転装置Hが設けられている。
【0004】この反転装置Hは、前工程のコンベアC1
で種々の自動車部品が取付けられた車体フレームfをコ
ンベアC1 から受取り、反転させた後に、次工程のコン
ベアC2 上に戻すものである。反転装置Hの前工程で
は、車体フレームが反転状態とされ、車体フレームの下
部側に取付けられる自動車部品あるいは車体フレームf
の下部側からの方が取付けやすい自動車部品が取り付け
られる。例えばステージS1 では足周り部品、ステージ
S2 ではフロントアクスル、ステージS3 ではリヤーア
クスル、ステージS4 では燃料タンク等が取付けられ
る。そして、次に反転装置Hにより車体フレームfが反
転された後に、短いタクトコンベアC2 上でレーザ刻印
機等でシャシーNo.を刻印する。そして、シャーシー
ラインに送られて、車体フレームの上部側に取付けられ
る自動車部品あるいは車体フレームの上部側からの方が
取付けやすい自動車部品が取り付けられる。例えば、ス
テージS5 ではマフラー、ステージS6 ではプロペラシ
ャフト、ステージS7 では4WD用のフロントディファ
レンシャル等が取付けられる。さらに、ステージS8 で
エンジンがマウントされ、ステージS9 で車体フレーム
にボディがドッキングされる。
【0005】前記反転装置Hは、図9に示すように、コ
ンベアC1 の終端部とコンベアC2の始端部とを連絡す
るように敷設されたレール1を走行するように載置され
た走行台車2と、この走行台車2に取付けられた枠体3
と、この枠体3に取り付けられコンベアC1 により搬送
されてきた車体フレームfを受けとるクランプ部4と、
このクランプ部4を、ウインチ5または油圧シリンダ等
によりガイドポスト6に沿って上昇させつつ回動し、車
体フレームfを反転させる作動部7とを有している。
【0006】この反転装置Hは、まず、コンベアC1 上
の車体フレームfをクランプ部4により受けとり、ガイ
ドポスト6に沿って上昇させる。次に、コンベアC1 に
より同調走行駆動される駆動チェーン8を利用して、図
9中左側の実線で示す状態から右側の二点鎖線で示す状
態までレール1上を移動させつつガイドポスト6に沿っ
て下降し、コンベアC1 から受けとった車体フレームf
をコンベアC2 上に反転させた状態で戻すようにしてい
る。つまり、この自動車生産ラインでは、車体フレーム
fの反転状態での作業と正転状態での作業とを別々のコ
ンベアC1 ,C2 により行ない、2つのコンベアC1 ,
C2 間に反転装置1が設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の自動
車生産ラインでは、生産台数に基づいてライン長さを決
定しているために、コンベアライン中に位置固定的に反
転装置Hが設けられている。しかし、このようにすれ
ば、生産台数を調節する場合あるいは同一ライン上で機
種の異なるものを生産する場合には、下記のような種々
の問題が生じる。
【0008】 同一ライン上で生産台数を増減する場
合、ライン間に位置固定の反転装置Hが存在している
と、コンベアの長さは実質的に延長短縮できず、生産台
数の増加時あるいは減少時に対処する場合の弾力性に欠
けることになる。
【0009】 また、生産台数を減少させようとする
場合には、ライン中に作業しない空ステージができ、無
駄が生じる。
【0010】 このような無駄なステージが生じて
も、反転装置Hを移動できない以上、反転装置Hの前工
程では車体フレーム反転状態での作業しかできないこと
になり、次工程の作業を前倒しして行なうことはでき
ず、作業能率が低減するという不具合がある。
【0011】 機種の異なるもの、例えば、フレーム
付車Fとモノコック車Mとを生産する場合に、図8に示
すように、フレームラインにおいては両車両がそれぞれ
独立に流れ、その後に両フレームラインLf からシャシ
ーラインLs に移し、同一シャシーラインLs 上で両車
両を生産することがある。この場合、シャシーラインL
s は混流ラインとなり、フレーム付車とモノコック車と
が混在する。したがって、シャシーラインLs ではフレ
ーム付車Fにエンジンがマウントされた後に、車体フレ
ームにボディがドッキングされる間は、モノコック車M
のようにいわば車体フレームのないものでは、シャシー
ラインLs の開始端から前記ボディのドッキングステー
ジS9 まで作業を行なわない空ステージとなる。この場
合も、移動できない反転装置1をフレームラインに設け
た影響が生じ、次工程の作業を前倒しして行なうことが
できず、歩行ロス等の混流ロスを低減できないという不
具合がある。
【0012】本発明は、このような従来技術の現状に鑑
みてなされたものであり、生産台数の増減に対しても弾
力的に対処できるように反転装置をライン上で任意の位
置に設置可能とし、しかも機種の異なるものを流すとき
も作業しない空ステージが生じないようにした反転装置
を有する自動車組立ラインを提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、コンベアによりライン搬送される車体フレ
ームの一面に種々の自動車部品を取付け、前記車体フレ
ームを反転装置により反転させ、該車体フレームの他の
面にさらに自動車部品を組付けるようにした自動車組立
ラインにおいて、前記反転装置は、前記コンベアのライ
ンに沿って走行しかつこのコンベアに設けられた爪部に
該コンベアの移動速度と同期して走行するように連結さ
れる同調用アタッチメントを有する走行部と、この走行
部に取付けられた枠体と、この枠体に取り付けられ前記
コンベアにより搬送されてきた車体フレームを受けとる
クランプ部と、このクランプ部を回動し支持した車体フ
レームを反転させかつ昇降させる作動部とを有し、前記
走行部を前記コンベアのラインに沿って移動し得るよう
に構成したことを特徴とする反転装置を有する自動車組
立ラインである。
【0014】
【作用】本発明に係る反転装置を有する自動車組立ライ
ンでは、例えば反転状態で種々の自動車部品が取り付け
られた車体フレームが、反転装置内に搬入されると、反
転装置はコンベアと同期して走行させるための同調用ア
タッチメントを介して連結され、コンベアと同調して走
行し、作動部の作動により、クランプ部がコンベアから
受けとった車体フレームを枠体に沿って上昇し、180
度回転し、車体フレームを反転状態から正転状態にした
後に、車体フレームは同一コンベアライン上に戻す。
【0015】したがって、仮に生産台数を増減した場合
でも、反転装置をコンベアラインに沿って移動させれ
ば、コンベア長さを実質的に変更でき、生産台数の変更
に対し弾力をもって対処することができ、しかもライン
中に作業しない空ステージが生じることもない。
【0016】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0017】図1は本発明の一実施例を示す全体説明
図、図2は同実施例のスラットコンベア上に支持された
車体フレームを示す側面図、図3は同平面図、図4は同
実施例の反転装置を示す側面図、図5は図4の平面図で
あり、図8,9に示す部材と共通する部材には同一符号
を付すことがある。
【0018】図1に示す自動車組立ラインは、スラット
コンベアよりなるコンベアラインL上を車体フレームf
が搬送され、このコンベアラインLの途中には移動可能
な反転装置20が設けられている。このコンベアライン
Lは、1本であり、後に詳述するように反転装置20が
移動可能に設けられているので、フレームラインLfと
シャシーラインLs とは必ずしも明確に区別されないこ
とになる。
【0019】反転装置20の前工程では、車体フレーム
fが反転状態にセットされ、車体フレームfの下部側に
取付けられる自動車部品あるいは車体フレームfの下部
側からの方が取付けやすい自動車部品が取り付けられる
ようになっている。例えば、ステージS1 では足周り部
品、ステージS2 ではフロントアクスル、ステージS3
ではリヤーアクスル、ステージS4 では燃料タンク等が
取付けられる。
【0020】反転装置20の後工程では、車体フレーム
が反転された後に、車体フレームの上部側に取付けられ
る自動車部品あるいは車体フレームの上部側からの方が
取付けやすい自動車部品が取り付けられるようになって
いる。例えばステージS5 ではマフラー、ステージS6
ではプロペラシャフト、ステージS7 ではディファレン
シャル等が取付けられる。さらに、これら自動車部品が
取り付けられた車体フレームは、シャーシーラインLs
に送られ、ステージS8 でエンジンがマウントされ、ス
テージS9 で車体フレームにボディがドッキングされ
る。
【0021】したがって、例えばa台生産用のコンベア
ラインを用いて、b台に増産する場合には、反転装置2
0を図中実線で示す状態と二点鎖線で示す状態との間で
適宜移動させるようにすれば、反転装置20が設置され
ていたスペース分のみでなくシャーシーラインLs の一
部までもフレームラインLf として利用でき、実質的に
反転状態のフレームラインLf が長くなり、このフレー
ムラインLf 上に設置される台数が増加する。この結
果、例えば反転装置20が増産前における正転状態のフ
レームラインLf 内に入り込むようになったとしても、
反転装置をコンベアラインと同期させて移動しつつ車体
フレームの反転を行なうことにより正転状態での組み立
て以降を順次後ろにずらせて、正常な作業が継続され
る。
【0022】前記コンベアラインLは、スラットコンベ
アにより構成されているが、各スラット21には、図
2,3に示すように、複数のフィクスチャ22が立設さ
れ、これらフィクスチャ22上に車体フレームfが反転
状態で載置されている。
【0023】反転装置20は、図4,5に示すように、
コンベアラインLに沿って敷設されたレールrを有し、
このレールr上に前記コンベアラインLを跨ぐように走
行部23が設けられている。この走行部23は、一種の
台車であり、4つの車輪24を有する基台25と、この
基台25に取り付けられた同調用アタッチメント26と
を有している。前記車輪24には、原点復帰用のモータ
M1 が設けられ、このモータM1 の駆動力は歯車27
a,27b及びチェーン28やギアなどを介して車輪2
4に伝達されるようになっている。
【0024】図6は同調用アタッチメントを示す平面
図、図7は図6の7−7線に沿う断面図である。同調用
アタッチメント26は、油圧あるいは空圧により作動さ
れるフック29を有し、このフック29が、コンベアラ
インLにより搬送された車体フレームfが反転装置20
まで流れてきたことを図外の検知手段が検知することに
より作動され、前記スラット21に設けられた同調爪部
30を挟持し、走行部23をコンベアラインLと同期し
て移動させるものである。
【0025】前記走行部23の基台25には、図4に示
すように、反転装置Hの枠体40が取付けられている。
この枠体40には、コンベアラインLにより搬送された
車体フレームfを受けとるクランプ部41と、このクラ
ンプ部41を回動し支持した車体フレームfを180度
回転し反転させかつ昇降させる作動部42が設けられて
いる。
【0026】クランプ部41は、枠体40に取り付けら
れた内枠43と、この内枠43に取り付けられ、それぞ
れ油圧あるいは空圧により作動され前記車体フレームf
を挟持する下クランプ部材44と上クランプ部材45と
から構成されている。なお、これら下クランプ部材44
や上クランプ部材45は、車体フレームfの形状によっ
ては左右両側から車体フレームfを挟持するような構造
としても良い。
【0027】一方、作動部42は、昇降部46と反転部
47とからなり、昇降部46は、枠体40に沿って転動
するように前記内枠43の両側端部に取り付けられたガ
イドローラ48と、このガイドローラ48の基体49に
一端が連結されチェーン50の他端をモータM2 により
駆動のウインチ51とから構成されている。また、反転
部47は、前記ガイドローラ48の基体49に支持され
たモータM3 の回転軸52と内枠43の側端とを連結す
ることにより構成し、モータM3 を作動することにより
内枠43を回転するようになっている。なお、前記ガイ
ドローラ48の作動をより円滑に行なおうとする場合に
は、枠体40の両側面をガイドローラ48により支持す
るのみでなく、左右の側面にもガイドローラを配置する
ことが好ましい。また、車体フレームfの大きさあるい
は重量によっては、内枠43を回転させるモータM3 と
回転軸52との間に減速装置などを介在させることもあ
る。
【0028】前記実施例の作用を説明する。反転状態で
種々の自動車部品が取り付けられた車体フレームfは、
コンベアラインLの各スラット21に設けられたフィク
スチャ22上に載置され支持された状態で搬送される。
この車体フレームfが、反転装置20内に搬入される
と、この進入を図外の検知手段が検知する。これにより
同調用アタッチメント26が閉作動され、スラット21
に設けられた同調爪部30を把持する。これによりコン
ベアラインLと反転装置20とは連結された状態とな
り、反転装置20はコンベアラインLの搬送速度と同調
した走行速度で走行を開始する。
【0029】この同調走行開始後、作動部42の昇降部
46が動作し、内枠43が枠体40に沿って下降する。
内枠43が下降限に到達すると、下クランプ部44が閉
となり車体フレームfが内枠43に支持された状態とな
る。そして、昇降部46が再度作動され、内枠43が車
体フレームfを伴って上昇を開始すると、この上昇途中
で上クランプ部45が閉となり車体フレームfが内枠4
3にホールドされる。内枠43が上昇限に達すると、反
転部47が作動し、車体フレームfを伴って内枠43が
180度回転し、車体フレームfを反転状態から正転状
態にする。車体フレームfの反転後、昇降部46が動作
し内枠43を下降させる。この下降途中で下クランプ部
44は開となるが、内枠43の下降はさらに続けられ、
下降限に到達する。ここに、前記反転装置20は、終始
コンベアラインLの搬送速度と同調した走行速度で走行
しているので、内枠43が下降したときも、前記コンベ
アラインLの同一スラット21上の同一受け治具である
フィクスチャ22に車体フレームfを移載することにな
る。
【0030】この移載後に、上クランプ部45は開とな
り、車体フレームfは同一スラット21上に戻される。
そして、内枠43は上昇し、同調用アタッチメント26
が開となり、反転装置20はモータM1 の作動により走
行部23によりレールr上を走行し、原点に戻る。な
お、この反転装置20の原点戻り動作途中で内枠43は
正転状態から反転状態へ回転し、初期状態に戻される。
【0031】このように、反転装置20全体をコンベア
ラインLの搬送速度と同調した走行速度で走行させるよ
うにすれば、仮に生産台数を増加した場合でも、反転装
置20の位置を移動して変更できるので、実質的にコン
ベアラインLの長さを適宜変更することができることに
なり、コンベアの長さにより決定されていた生産台数の
上限の弾力性を向上させることができることになる。
【0032】生産台数を減少する場合も同様で、反転装
置20の位置を移動して変更すれば、実質的にコンベア
の長さを短くでき、コンベアラインL中に作業しない空
ステージが生じることもない。つまり、反転装置20が
移動できると、次工程の作業を前倒しして行なうことも
でき、空ステージの防止を図ることができる。
【0033】さらに、機種の異なるもの、例えば、フレ
ーム付車Fとモノコック車Mとを同一シャシーラインL
s 上で生産する場合も反転装置20を移動すれば、図1
に示すように、フレームラインLf とシャシーラインL
s との区別が不要となり、既述したようにフレーム付車
のエンジンマウント後ボディドッキングまでの間、モノ
コック車にとっては空ステージとなることもなく、混流
ラインにしたことにより作業者が作業不要のモノコック
車を通過して次のフレーム付き車の位置まで動くという
歩行ロス等の混流ロスが生じることもない。
【0034】本発明は、上述した実施例のみに限定され
るものではなく、特許請求の範囲内において種々改変す
ることができる。たとえば、前記実施例においては、車
体フレーム付車Fとモノコック車Mとが合流され、所定
の順番で一列に並べられて搬送される、いわゆるトラッ
キングされた混入ラインであるが、これのみでなくフレ
ーム付車Fのみのラインであっても良い。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明による自動車組立ラ
インでは、車体フレームを反転する反転装置をコンベア
と同調して移動できるようにしたので、生産台数の上限
が決定されるコンベアの長さを実質的に変更することが
でき、同一ライン上での生産を弾力的に行なうことがで
き、ライン中に作業しない空ステージが生じることもな
い。また、反転装置の影響を受けることなく作業を行な
うことができ、作業能率も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す全体説明図である。
【図2】 同実施例の車体フレーム支持状態を示す側面
図である。
【図3】 図2の平面図である。
【図4】 同実施例の反転装置を示す側面図である。
【図5】 図4の平面図である。
【図6】 同調用アタッチメントを示す平面図である。
【図7】 図6の7−7線に沿う側面図である。
【図8】 従来の自動車生産ラインを示す全体説明図で
ある。
【図9】 従来の反転装置を示す概略側面図である。
【符号の説明】
20…反転装置、 23…走行部、26
…同調用アタッチメント、 30…同調爪部、40…
枠体、 41…クランプ部、42…
作動部、 f…車体フレーム、L…
コンベアライン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアによりライン搬送される車体フ
    レームの一面に種々の自動車部品を取付け、前記車体フ
    レームを反転装置により反転させ、該車体フレームの他
    の面にさらに自動車部品を組付けるようにした自動車組
    立ラインにおいて、 前記反転装置は、前記コンベアのラインに沿って走行し
    かつこのコンベアに設けられた爪部に該コンベアの移動
    速度と同期して走行するように連結される同調用アタッ
    チメントを有する走行部と、この走行部に取付けられた
    枠体と、この枠体に取り付けられ前記コンベアにより搬
    送されてきた車体フレームを受けとるクランプ部と、こ
    のクランプ部を回動し支持した車体フレームを反転させ
    かつ昇降させる作動部とを有し、前記走行部を前記コン
    ベアのラインに沿って移動し得るように構成したことを
    特徴とする反転装置を有する自動車組立ライン。
JP8631193A 1993-04-13 1993-04-13 反転装置を有する自動車組立ライン Pending JPH06298353A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8631193A JPH06298353A (ja) 1993-04-13 1993-04-13 反転装置を有する自動車組立ライン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8631193A JPH06298353A (ja) 1993-04-13 1993-04-13 反転装置を有する自動車組立ライン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06298353A true JPH06298353A (ja) 1994-10-25

Family

ID=13883298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8631193A Pending JPH06298353A (ja) 1993-04-13 1993-04-13 反転装置を有する自動車組立ライン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06298353A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020040615A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 いすゞ自動車株式会社 車両用フレームの反転治具および反転方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020040615A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 いすゞ自動車株式会社 車両用フレームの反転治具および反転方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4930213A (en) System for transferring vehicle body from a coating station to an assembly line and an overhead conveyor
JPH06298353A (ja) 反転装置を有する自動車組立ライン
CN220165107U (zh) 一种新型物料车对接装置
CN113802903B (zh) 一种基于agv小车转运车辆的停取方法
JP3637820B2 (ja) 移動体
JP4389864B2 (ja) 車両組み立てラインシステム
KR101393802B1 (ko) 자동차 조립라인 및 그 제어방법
JP3154236B2 (ja) 搬送車の駆動装置
EP1424269B1 (en) System for handling vehicle bodies in processing stations, in particular for cars and industrial motor vehicles
CN1756686A (zh) 用于装配、调整和检测车辆的设备
JP3285291B2 (ja) パレット搬送装置
KR100435667B1 (ko) 차량용 사이드 아우터 어셈블리 시스템
KR910002149B1 (ko) 차량조립 라인의 행거에의 차량이재 방법
CN220866342U (zh) 一种具有横移功能的双线输送机装置
JPH0811610B2 (ja) 車搬送装置
CN220596060U (zh) 一种台车运输装置
CN112875193B (zh) 一种板材输送摆渡车的操作方法
JPH06329060A (ja) 自動二輪車の組立方法
CN115234058B (zh) 一种用于立体车库的车辆搬运器
JP2006168689A (ja) 搬送装置
CN214113950U (zh) 一种模台横移车及pc构件生产线
JP3088371B2 (ja) 自動二輪車の組立ライン
JPS61107408A (ja) 荷搬送車の停止制御装置
JPS6361690A (ja) 車搬送装置
JPH0625426Y2 (ja) 自動車車体の搬送装置