JP3154236B2 - 搬送車の駆動装置 - Google Patents
搬送車の駆動装置Info
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- JP3154236B2 JP3154236B2 JP33423596A JP33423596A JP3154236B2 JP 3154236 B2 JP3154236 B2 JP 3154236B2 JP 33423596 A JP33423596 A JP 33423596A JP 33423596 A JP33423596 A JP 33423596A JP 3154236 B2 JP3154236 B2 JP 3154236B2
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Description
走行するモノレール式天井搬送車の駆動装置に関するも
ので、搬送車の駆動輪に荷重が均等に加わり、安定した
走行の可能な搬送車の駆動装置に関するものである。
は、図3に示すように各駆動輪11を駆動するモータ1
2の回転軸13は、吊り下げ物を取着する継ぎ軸15を
中心として前後に離れた位置に設置されていた。また、
左右の車輪11、11aは、それぞれ対向する位置に軸
支されており、かつ、駆動輪11および従動輪11aは
同径であった。
1、従動輪11aは同径で、かつ左右の対向する位置に
設けられているので、駆動輪11に荷重が均等に負荷さ
れず、また駆動輪11がレール7の継ぎ目を走行する
時、レール踏面の高さのズレている継ぎ目に左右の車輪
が同時に乗り上げ(または落ちる)ので、レールの乗り
移りの時における衝撃が大きいという問題があった。そ
のため、レール踏面の水平精度を維持し、搬送車に車
輪、車軸を取付ける際も、左右の車軸が同一レベルにな
るようにフレーム14に固定し、車輪の外径に差が生じ
ないよう車輪加工においても精度を必要としていた。図
において4a,4bはフレーム、14はガイドローラで
ある。
する搬送車は、駆動輪および従動輪からなる駆動手段に
よって駆動されるが、搬送車の走行状態を安定した状態
に維持するためには、搬送車の荷重バランスを適正に保
つことが要求されている。さらに、駆動輪がレールの継
ぎ目上を走行する時、継ぎ目を乗り移るために生ずる衝
撃を小くし、スムーズな走行を行うことが要求されてい
る。
車において、搬送車の荷重バランスが適正に保たれ、か
つ、駆動輪がレール継ぎ目を走行する時において、衝撃
の小さい搬送車の駆動装置を提供するものである。
決するため、ガイドレールを挾んで設けられた左右一対
の駆動輪と、該駆動輪の前後に設けられた従動輪を備え
た搬送車の駆動装置であって、左右一対の駆動輪を駆動
するモータの回転軸を、吊り下げ物取着用継ぎ軸を挾ん
で、前後に僅か偏向させて設け、かつ従動輪の径を駆動
輪より小径としたことを特徴とするものである。
を中心として前後に僅か偏向してモータの回転軸を取着
け、従動輪の径を駆動輪より小径としたので、搬送車の
荷重は駆動輪で均等に支えられ、搬送車の荷重バランス
を適正に維持することができ、レール表面の加工精度の
ばらつきによる走行の影響を受けることなく搬送車をス
ムーズに駆動することができる。
向に僅かに偏向して設けられるので、駆動輪がレールの
継ぎ目を走行する時、一方の駆動輪が継ぎ目上に位置す
ると、他方はレール上に位置し、両方の駆動輪が同時に
レールを外れることはないので、継ぎ目走行時における
衝撃を半減することができる。
明は、ガイドレールを挾んで設けられた左右一対の駆動
輪と、該駆動輪の前後に設けられた従動輪を備えた搬送
車の駆動装置であって、左右一対の駆動輪を駆動するモ
ータの回転軸を、吊り下げ物取着用継ぎ軸を挾んで、前
後に僅か偏向させて設け、かつ従動輪の径を駆動輪より
小径としたことを特徴するものであり、吊り下げ物取着
用継ぎ軸を中心として前後に僅か偏向してモータの回転
軸を取り着け、左右の走行駆動輪の車軸位置も走行方向
に僅か偏位して設けられるので、駆動輪がレールの継ぎ
目を走行する時、両方の駆動輪が同時にレールを外れる
ことはなく、継ぎ目走行時における衝撃を半減すること
ができる。
たので、駆動輪には搬送車の荷重が均等に負荷され、搬
送車の荷重バランスを適正に維持することができ、レー
ル表面の加工精度のばらつきによる走行の影響を受ける
ことなく搬送車をスムーズに搬送することができる。以
下、本発明の実施の形態を図1、図2に基づいて説明す
る。
ール7の左右ガイドレール上を走行する駆動輪で、左右
フレーム4a、4bに軸架されている。1b、2bは前
記駆動輪の前・後に設けられた駆動輪1a、2aより僅
か小径の従動輪で、駆動輪1a、2aと同様左右フレー
ム4a、4bに軸架されている。3a、3bは左右フレ
ームにそれぞれ設けられたモータで、本体はフレーム4
a、4bの外側に固設され、その回転軸はフレーム4
a、4bの内側に突出し、その先端にはピニオン5が設
けられている。ピニオン5は駆動輪1a、2aの周縁に
設けられたギヤー6と噛合し、モータの回転を駆動輪に
伝達する。8は吊り下げ物取着用継ぎ軸でフレーム4
a、4b間に軸架され、その中央部にはチェーンブロッ
ク9の取付金具10が取着されている。上記の構成の駆
動装置において、モータ3a、3bの回転軸は吊り下げ
物取着用継ぎ軸8を挾んで、前後に僅か偏向した位置に
設けられており、回転軸の先端部に設けられたピニオン
5も継ぎ軸8を挾んで、僅か前後した位置に設置されて
いる。図1においては、右側に設置されたモータ3aの
ピニオン5は、継ぎ軸8の僅か前方の設けられ、左側に
設置されたモータ3bのピニオン5は、継ぎ軸8の僅か
後方に設けられる。そのため、それぞれのピニオン5と
噛合する駆動輪1a、2aは、図1に示すように継ぎ軸
を中心として僅か前後した位置に設けられる。
継ぎ軸8を中心として僅か左右に偏位して設けられた駆
動輪に均等に負荷され、本体の重量バランスも継ぎ軸を
中心とした中心部に集中するので、荷重バランスを安定
した状態に維持することができる。
軸を中心として前後に僅か偏向してモータの回転軸を取
着け、従動輪を駆動輪より小径としたので、該回転軸に
より駆動される駆動輪には、搬送車の荷重が均等に負荷
され、搬送車の荷重バランスを適正に維持することがで
き、レール表面の加工精度のばらつきによる走行の影響
を受けることなく搬送車をスムーズに駆動することがで
きる。
に僅かに偏向して設けられているので、駆動輪がレール
の継ぎ目を走行する時、両方の駆動輪が同時にレールを
外れることはないので、継ぎ目走行時における衝撃を半
減することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 ガイドレールを挾んで設けられた左右一
対の駆動輪と、該駆動輪の前後に設けられた従動輪を備
えた搬送車の駆動装置であって、左右一対の駆動輪を駆
動するモータの回転軸を、吊り下げ物取着用継ぎ軸を挾
んで、前後に僅か偏向させて設け、かつ従動輪の径を駆
動輪より小径としたことを特徴とする搬送車の駆動装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33423596A JP3154236B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 搬送車の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33423596A JP3154236B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 搬送車の駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10167052A JPH10167052A (ja) | 1998-06-23 |
JP3154236B2 true JP3154236B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=18275063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33423596A Expired - Fee Related JP3154236B2 (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 搬送車の駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3154236B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102874686A (zh) * | 2012-09-21 | 2013-01-16 | 江苏赛富隆重工有限公司 | 桥式起重机中主动大车的结构 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200448712Y1 (ko) * | 2008-05-06 | 2010-05-11 | (주)옥산아이엠티 | 스태커크레인의 상부 주행장치 |
CN102718134A (zh) * | 2012-06-01 | 2012-10-10 | 河南省矿山起重机有限公司 | 一种电动单梁起重机新型环保驱动装置 |
CN104943707B (zh) * | 2015-07-16 | 2018-02-27 | 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 | 跨座式单轨列车及其转向架 |
CN113479769B (zh) * | 2021-06-16 | 2022-03-04 | 中国矿业大学 | 一种基于内棘轮机构的单轨吊双向防溜车装置 |
-
1996
- 1996-12-13 JP JP33423596A patent/JP3154236B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
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CN102874686A (zh) * | 2012-09-21 | 2013-01-16 | 江苏赛富隆重工有限公司 | 桥式起重机中主动大车的结构 |
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JPH10167052A (ja) | 1998-06-23 |
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