JPH0629823A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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Publication number
JPH0629823A
JPH0629823A JP4184828A JP18482892A JPH0629823A JP H0629823 A JPH0629823 A JP H0629823A JP 4184828 A JP4184828 A JP 4184828A JP 18482892 A JP18482892 A JP 18482892A JP H0629823 A JPH0629823 A JP H0629823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel mos
output
cmos
turned
mos transistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4184828A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Kuwabara
俊之 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
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Publication of JPH0629823A publication Critical patent/JPH0629823A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】CMOSトランジスタ回路使用のインバータに
おいて、CMOSインバータのPチャンネルMOSトラ
ンジスタとNチャンネルMOSトランジスタが同時オン
するタイミングがあることにより流れる貫通電流を抑え
る。 【構成】出力ゲート回路G0 のPチャンネルMOSトラ
ンジスタをオフし、NチャンネルMOSトランジスタを
オンする場合、トランスファゲートG1 と常にオンする
トランスファゲートG2 を並列接続してPチャンネルM
OSトランジスタを駆動するため、PチャンネルMOS
トランジスタは速くオフし、一方、常にオンするトラン
スファゲートG4 のみを介してNチャンネルMOSトラ
ンジスタを駆動するため、NチャンネルMOSトランジ
スタは遅くオンする。したがって、NチャンネルMOS
トランジスタが充分オンしないうちにPチャンネルMO
Sトランジスタをオフさせることになり、貫通電流は抑
えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CMOS(相補型MO
S)トランジスタ回路使用のインバータに関する。
【0002】
【従来の技術】大容量負荷を駆動するCMOS型インバ
ータの構成は、たとえば図4に示すように、CMOSイ
ンバータI1 ,I2 ,I3 を多段接続し、CMOSイン
バータI1 ,I2 ,I3 と順次駆動能力を強化していく
回路となる。このとき、CMOSインバータのPチャン
ネルMOSトランジスタとNチャンネルMOSトランジ
スタは反転動作中に同時にオンするタイミングがあり、
負荷駆動に寄与しない貫通電流と呼ばれる成分が流れ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このとき、特に負荷駆
動能力を高めたCMOSインバータI3 の貫通電流は大
きく、無駄な電流を消費することになる。
【0004】本発明は上記問題を解決するもので、CM
OSインバータの反転動作中に、PチャンネルMOSト
ランジスタとNチャンネルMOSトランジスタが同時に
オンする場合に流れる電流を抑えるためには、トランジ
スタのオフを速くし、オンを遅くする回路構成とすれば
よいことに鑑み、CMOS型インバータ回路に簡単なタ
イミング制御機能を付加することによって、貫通電流を
抑えることができるようにした半導体集積回路装置を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の半導体集積回路装置は、第1のCMOS型
インバータと、前記第1のCMOS型インバータの出力
端子に接続された入力端子をもつ第2のCMOS型イン
バータと、直列接続されたPチャンネルMOSトランジ
スタとNチャンネルMOSトランジスタからなる出力ゲ
ート回路と、前記第2のCMOS型インバータの出力端
子と前記出力ゲート回路のPチャンネルMOSトランジ
スタの入力端子との間に接続され前記第1のCMOS型
インバータの入力・出力に応答して動作する第1のトラ
ンスファゲートと、前記第2のCMOS型インバータの
出力端子と前記出力ゲート回路のPチャンネルMOSト
ランジスタの入力端子との間に接続され常にオン状態で
動作する第2のトランスファゲートと、前記第2のCM
OS型インバータの出力端子と前記出力ゲート回路のN
チャンネルMOSトランジスタの入力端子との間に接続
され前記第1のCMOS型インバータの入力・出力に応
答して動作する第3のトランスファゲートと、前記第2
のCMOS型インバータの出力端子と前記出力ゲート回
路のNチャンネルMOSトランジスタの入力端子との間
に接続され常にオン状態で動作する第4のトランスファ
ゲートとを備えたものである。
【0006】
【作用】上記構成により、第1のCMOSインバータ回
路の入力がL→Hになる場合、第1のトランスファゲー
トがオンとなり、第1のトランスファゲートと第2のト
ランスファゲートが並列接続されて出力ゲート回路のP
チャンネルMOSトランジスタを駆動するため、出力ゲ
ート回路のPチャンネルMOSトランジスタが速くオフ
となる。一方、第3のトランスファゲートがオフとな
り、第4のトランスファゲートのみが出力ゲート回路の
NチャンネルMOSトランジスタを駆動するため、出力
ゲート回路のNチャンネルMOSトランジスタが遅れて
オンとなる。その結果、出力ゲート回路のNチャンネル
MOSトランジスタが充分オンしないうちにPチャンネ
ルMOSトランジスタのオフが完了するため貫通電流は
抑えられる。また、第1のCMOSインバータ回路の入
力がH→Lになる場合、第3のトランスファゲートがオ
ンとなり、第3のトランスファゲートと第4のトランス
ファゲートが並列接続されて出力ゲート回路のNチャン
ネルMOSトランジスタを駆動するため、出力ゲート回
路のNチャンネルMOSトランジスタが速くオフとな
る。一方、第1のトランスファゲートがオフとなり、第
2のトランスファゲートのみが出力ゲート回路のPチャ
ンネルMOSトランジスタを駆動するため、出力ゲート
回路のPチャンネルMOSトランジスタが遅れてオンと
なる。その結果、出力ゲート回路のPチャンネルMOS
トランジスタが充分オンしないうちにNチャンネルMO
Sトランジスタのオフが完了するため貫通電流は抑えら
れる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の第1の実施例におけるCMOS型
インバータ構成の半導体集積回路装置の回路図を示す。
図4と比較すれば明らかなように、本回路ではトランス
ファゲートG1 ,G2 ,G3 ,G4 を第2のCMOSイ
ンバータI2 の出力端子と出力ゲート回路G0 の入力の
間に付加接続した点が異なる。すなわち、トランスファ
ゲートG1 ,G2 は第2のCMOSインバータI2 の出
力と、直列接続されたPチャンネルMOSトランジスタ
とNチャンネルMOSトランジスタからなる出力ゲート
回路G0 のPチャンネルMOSトランジスタの入力の間
に接続され、トランスファゲートG1 は第1のCMOS
インバータI1 の入力・出力によって開閉され、トラン
スファゲートG2 は常にオン状態にある。また、トラン
スファゲートG3 ,G4 は第2のCMOSインバータI
2 の出力と出力ゲート回路G0 のNチャンネルMOSト
ランジスタの入力の間に接続され、トランスファゲート
3 は第1のCMOSインバータI1 の入力・出力によ
って開閉され、トランスファゲートG4 は常にオン状態
にある。
【0008】この回路の動作を図3のタイムチャートを
参照しながら説明する。第1のCMOSインバータI1
の入力1がL→Hとなる場合、第1のCMOSインバー
タI 1 の出力2はH→Lとなり、トランスファゲートG
1 はオンとなる。第2のCMOSインバータI2 の出力
3がL→Hとなり、出力ゲート回路G0 のPチャンネル
MOSトランジスタの入力4がトランスファゲート
1 ,G2 の並列接続によって駆動され、Pチャンネル
MOSトランジスタは速くオフとなる。一方、トランス
ファゲートG3 はオフとなり、出力ゲート回路G0 のN
チャンネルMOSトランジスタの入力5がトランスファ
ゲートG4 のみによって駆動され、NチャンネルMOS
トランジスタは遅れてオンとなり、貫通電流は抑えられ
る。
【0009】逆に、第1のCMOSインバータI1 の入
力1がH→Lとなる場合、第1のCMOSインバータI
1 の出力2はL→Hとなり、トランスファゲートG3
オンとなる。一方、第2のCMOSインバータの出力3
がH→Lとなり、出力ゲート回路G0 のNチャンネルM
OSトランジスタの入力5がトランスファゲートG3
4 の並列接続によって駆動され、NチャンネルMOS
トランジスタは速くオフとなる。一方、トランスファゲ
ートG1 はオフとなり、出力ゲート回路G0 のPチャン
ネルMOSトランジスタの入力4がトランスファゲート
2 によってのみ駆動され、PチャンネルMOSトラン
ジスタは遅れてオンとなり、貫通電流は抑えられる。
【0010】図2は図1と同様の構成であるが、トラン
スファゲートG1 ,G2 ,G3 ,G 4 を簡略化して半分
にしたものであり、トランスファゲートG1 はPチャン
ネルMOSトランジスタのみで、トランスファゲートG
2 はNチャンネルMOSトランジスタのみで、トランス
ファゲートG3 はNチャンネルMOSトランジスタのみ
で、トランスファゲートG4 はPチャンネルMOSトラ
ンジスタのみで構成されている。動作は図1と同様であ
る。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、CMO
S型インバータ回路に簡単なタイミング制御機能を付加
するだけでCMOS型インバータに特有の貫通電流を抑
えることができ極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体集積回路装置を示す
回路図である。
【図2】本発明の他の実施例の半導体集積回路装置を示
す回路図である。
【図3】本発明の半導体集積回路装置における動作説明
のためのタイムチャートである。
【図4】従来のCMOS型インバータ回路を示す回路図
である。
【符号の説明】
1 ,I2 CMOSインバータ G0 出力ゲート回路 G1 ,G2 ,G3 ,G4 トランスファゲート 1 第1のCMOSインバータの入力 2 第1のCMOSインバータの出力 3 第2のCMOSインバータの入力 4 出力ゲート回路のPチャンネルMOSト
ランジスタの入力 5 出力ゲート回路のNチャンネルMOSト
ランジスタの入力 6 出力ゲート回路の出力

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のCMOS型インバータと、前記第
    1のCMOS型インバータの出力端子に接続された入力
    端子をもつ第2のCMOS型インバータと、直列接続さ
    れたPチャンネルMOSトランジスタとNチャンネルM
    OSトランジスタからなる出力ゲート回路と、前記第2
    のCMOS型インバータの出力端子と前記出力ゲート回
    路のPチャンネルMOSトランジスタの入力端子との間
    に接続され前記第1のCMOS型インバータの入力・出
    力に応答して動作する第1のトランスファゲートと、前
    記第2のCMOS型インバータの出力端子と前記出力ゲ
    ート回路のPチャンネルMOSトランジスタの入力端子
    との間に接続され常にオン状態で動作する第2のトラン
    スファゲートと、前記第2のCMOS型インバータの出
    力端子と前記出力ゲート回路のNチャンネルMOSトラ
    ンジスタの入力端子との間に接続され前記第1のCMO
    S型インバータの入力・出力に応答して動作する第3の
    トランスファゲートと、前記第2のCMOS型インバー
    タの出力端子と前記出力ゲート回路のNチャンネルMO
    Sトランジスタの入力端子との間に接続された常にオン
    状態で動作する第4のトランスファゲートとを備えた半
    導体集積回路装置。
JP4184828A 1992-07-13 1992-07-13 半導体集積回路装置 Pending JPH0629823A (ja)

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JP4184828A JPH0629823A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 半導体集積回路装置

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