JPH06297960A - 自動車の屋根用剛体カバー及びその製造方法 - Google Patents
自動車の屋根用剛体カバー及びその製造方法Info
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- JPH06297960A JPH06297960A JP6070073A JP7007394A JPH06297960A JP H06297960 A JPH06297960 A JP H06297960A JP 6070073 A JP6070073 A JP 6070073A JP 7007394 A JP7007394 A JP 7007394A JP H06297960 A JPH06297960 A JP H06297960A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/80—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors
- B60J10/82—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors for movable panels in roofs
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 非常に簡単に製作することができ、しかも特
に少ない個別部品から組み立てることができるような自
動車の屋根用剛体カバーの製造方法及びこの製造方法に
よって製造されたカバーを提供する。 【構成】 間隙密閉部材３が内側に位置して垂直に延在
するエラストマー製形材領域１２と外側に位置する多孔
質ゴム製中空室形材１３とを有する共押出し形材の形態
にて製作され、一巡するロープとしてＴ字状のアルミニ
ウム枠体１５の垂直脚部の外面１９に結合され、このよ
うにして製作された部品がガラス板１と基礎枠体１０と
から構成された別の部品の突出する縁部領域に取付けら
れてこれに結合される。
に少ない個別部品から組み立てることができるような自
動車の屋根用剛体カバーの製造方法及びこの製造方法に
よって製造されたカバーを提供する。 【構成】 間隙密閉部材３が内側に位置して垂直に延在
するエラストマー製形材領域１２と外側に位置する多孔
質ゴム製中空室形材１３とを有する共押出し形材の形態
にて製作され、一巡するロープとしてＴ字状のアルミニ
ウム枠体１５の垂直脚部の外面１９に結合され、このよ
うにして製作された部品がガラス板１と基礎枠体１０と
から構成された別の部品の突出する縁部領域に取付けら
れてこれに結合される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根の開口部に向かい
合う一巡する密閉部材と、ガラス板とを備え、そのガラ
ス板には縁部領域の下側に置かれて側方に突出する基礎
枠体が貼付けられ、その突出する縁部にほぼＴ字状の一
巡するアルミニウム枠体が固定され、そのアルミニウム
枠体は一方の自由脚部がガラス板の縁部を覆いそして他
方の自由脚部が屋根の開口部のための間隙密閉部材を覆
うようにした自動車の屋根用剛体カバーの製造方法、及
びこの方法によって製造されたカバーに関する。
合う一巡する密閉部材と、ガラス板とを備え、そのガラ
ス板には縁部領域の下側に置かれて側方に突出する基礎
枠体が貼付けられ、その突出する縁部にほぼＴ字状の一
巡するアルミニウム枠体が固定され、そのアルミニウム
枠体は一方の自由脚部がガラス板の縁部を覆いそして他
方の自由脚部が屋根の開口部のための間隙密閉部材を覆
うようにした自動車の屋根用剛体カバーの製造方法、及
びこの方法によって製造されたカバーに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のカバー及びその製造方法はドイ
ツ連邦共和国特許出願公開第３６３９８９４号公報によ
って公知である。この場合カバーは最終組立の際に手間
を掛けて組み合わせなければならない多数の個別部品か
ら構成されている。下側に置かれる内部枠体は上側に置
かれる縁部を有し、先ずこの縁部上に適当に変形させら
れて金属挿入物を入れられた間隙密閉部材が取付けられ
る。次にこの間隙密閉部材と内部枠体に結合されたガラ
ス板との上にＴ字状のアルミニウム枠体が載置され、そ
の後このアルミニウム枠体が間隙密閉部材の固定孔を貫
通する密閉唇片を下から上に折り畳んだ後ねじによって
互いに固定される。それゆえ完成したカバーを製作する
ためには、多くの作業工程と補助手段とが必要である。
ツ連邦共和国特許出願公開第３６３９８９４号公報によ
って公知である。この場合カバーは最終組立の際に手間
を掛けて組み合わせなければならない多数の個別部品か
ら構成されている。下側に置かれる内部枠体は上側に置
かれる縁部を有し、先ずこの縁部上に適当に変形させら
れて金属挿入物を入れられた間隙密閉部材が取付けられ
る。次にこの間隙密閉部材と内部枠体に結合されたガラ
ス板との上にＴ字状のアルミニウム枠体が載置され、そ
の後このアルミニウム枠体が間隙密閉部材の固定孔を貫
通する密閉唇片を下から上に折り畳んだ後ねじによって
互いに固定される。それゆえ完成したカバーを製作する
ためには、多くの作業工程と補助手段とが必要である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、カバ
ーを非常に簡単に製作することができ、しかも特に少な
い個別部品から組み立てることができるような自動車の
屋根用剛体カバーの製造方法及びこの方法によって製造
されたカバーを提供することにある。
ーを非常に簡単に製作することができ、しかも特に少な
い個別部品から組み立てることができるような自動車の
屋根用剛体カバーの製造方法及びこの方法によって製造
されたカバーを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明による自動車の屋根用剛体カバーの製
造方法は、間隙密閉部材が内側に位置して垂直に延在す
るエラストマー製形材領域と外側に位置する多孔質ゴム
製中空室形材とを有する共押出し形材の形態にて製作さ
れ、そして一巡するロープとしてＴ字状のアルミニウム
枠体の垂直脚部の外面に結合され、このようにして製作
された部品がガラス板と基礎枠体とから構成された別の
部品の突出する縁部領域に取付けられてこれに結合され
ることを特徴とする。
るために、本発明による自動車の屋根用剛体カバーの製
造方法は、間隙密閉部材が内側に位置して垂直に延在す
るエラストマー製形材領域と外側に位置する多孔質ゴム
製中空室形材とを有する共押出し形材の形態にて製作さ
れ、そして一巡するロープとしてＴ字状のアルミニウム
枠体の垂直脚部の外面に結合され、このようにして製作
された部品がガラス板と基礎枠体とから構成された別の
部品の突出する縁部領域に取付けられてこれに結合され
ることを特徴とする。
【０００５】さらに本発明によるカバーは、基礎枠体に
ねじ止めされたＴ字状のアルミニウム枠体に結合された
間隙密閉部材が、エラストマー領域の下縁に押出成形さ
れて固定ねじの領域の基礎枠体の縁部を覆う舌片を備え
カバーの前縁に延在する形材セクションと、エラストマ
ー領域から下方へ向けて突出する舌片を備えＴ字状のア
ルミニウム枠体の残りの領域に延在する形材セクション
との形態の２つの形材セクションから構成されることを
特徴とする。
ねじ止めされたＴ字状のアルミニウム枠体に結合された
間隙密閉部材が、エラストマー領域の下縁に押出成形さ
れて固定ねじの領域の基礎枠体の縁部を覆う舌片を備え
カバーの前縁に延在する形材セクションと、エラストマ
ー領域から下方へ向けて突出する舌片を備えＴ字状のア
ルミニウム枠体の残りの領域に延在する形材セクション
との形態の２つの形材セクションから構成されることを
特徴とする。
【０００６】
【作用効果】本発明によれば、組立には２つの部品、即
ち、一方は間隙密閉部材を備えたＴ字状アルミニウム枠
体と、他方は一巡する基礎枠体を備えたガラス板とがあ
るだけであり、これらの部品は簡単に互いに結合するこ
とができる。
ち、一方は間隙密閉部材を備えたＴ字状アルミニウム枠
体と、他方は一巡する基礎枠体を備えたガラス板とがあ
るだけであり、これらの部品は簡単に互いに結合するこ
とができる。
【０００７】エラストマー領域が約７０のショアＡ硬さ
を有するＥＰＤＭから製作されることは好都合である。
を有するＥＰＤＭから製作されることは好都合である。
【０００８】両形材セクションは突き合わせ個所で互い
に貼り合わすことができる。
に貼り合わすことができる。
【０００９】間隙密閉部材を固定するために、その間隙
密閉部材はエラストマー領域の内側とＴ字状アルミニウ
ム形材の垂直脚部の外面との間に設けられた両面接着テ
ープによってアルミニウム形材に結合されるようにする
ことが可能である。
密閉部材はエラストマー領域の内側とＴ字状アルミニウ
ム形材の垂直脚部の外面との間に設けられた両面接着テ
ープによってアルミニウム形材に結合されるようにする
ことが可能である。
【００１０】その場合、間隙密閉部材のエラストマー領
域が形材の収縮を防止するためテープ状補助アルミニウ
ム挿入物を有することは好都合である。
域が形材の収縮を防止するためテープ状補助アルミニウ
ム挿入物を有することは好都合である。
【００１１】しかしながら、Ｔ字状アルミニウム枠体は
その垂直外面にアンダーカットされた一巡する溝を有
し、エラストマー領域はありつぎを形成するために対応
するモミの木状突起を有し、そしてそのＴ字状アルミニ
ウム枠体はその外側下縁に条帯状延長部が設けられ、こ
の条帯状延長部はエラストマー領域の湾曲状延長部によ
って包まれるようにすることも可能である。
その垂直外面にアンダーカットされた一巡する溝を有
し、エラストマー領域はありつぎを形成するために対応
するモミの木状突起を有し、そしてそのＴ字状アルミニ
ウム枠体はその外側下縁に条帯状延長部が設けられ、こ
の条帯状延長部はエラストマー領域の湾曲状延長部によ
って包まれるようにすることも可能である。
【００１２】その場合、エラストマー領域内には安定化
アルミニウムテープが押出し成形にて導入され、このア
ルミニウムテープは条帯状延長部を抱き抱えるためにス
リット状の湾曲した下部クリップを有するべきである。
アルミニウムテープが押出し成形にて導入され、このア
ルミニウムテープは条帯状延長部を抱き抱えるためにス
リット状の湾曲した下部クリップを有するべきである。
【００１３】しかしながら、Ｔ字状アルミニウム枠体は
その垂直外面に２つの並置されてアンダーカットされた
溝を有し、エラストマー領域は２つのありつぎを形成す
るために２つの対応するモミの木状突起を有することも
できる。
その垂直外面に２つの並置されてアンダーカットされた
溝を有し、エラストマー領域は２つのありつぎを形成す
るために２つの対応するモミの木状突起を有することも
できる。
【００１４】基礎枠体とＴ字状アルミニウム枠体とを結
合するために、Ｔ字状アルミニウム枠体は、ねじ孔の代
わりに、側部溝を備えた一巡する垂直掛止条帯を有し、
基礎枠体はその掛止条帯に固定される挟み付け部材によ
ってＴ字状アルミニウム枠体に結合されるようにするこ
とが可能である。
合するために、Ｔ字状アルミニウム枠体は、ねじ孔の代
わりに、側部溝を備えた一巡する垂直掛止条帯を有し、
基礎枠体はその掛止条帯に固定される挟み付け部材によ
ってＴ字状アルミニウム枠体に結合されるようにするこ
とが可能である。
【００１５】他の固定例によれば、Ｔ字状アルミニウム
枠体は、ねじ孔の代わりに、下方に突出する個別の円筒
状ピンを有し、このピンは基礎枠体の結合孔を貫通しそ
して取付け後にはリベット状に鍔出しされるようにする
ことができる。
枠体は、ねじ孔の代わりに、下方に突出する個別の円筒
状ピンを有し、このピンは基礎枠体の結合孔を貫通しそ
して取付け後にはリベット状に鍔出しされるようにする
ことができる。
【００１６】
【実施例】次に本発明の実施例の構成及び機能を図面に
基づいて詳細に説明する。
基づいて詳細に説明する。
【００１７】図１に示された矩形状の屋根開口部１を有
する自動車の屋根の平面図によれば、主としてガラス板
２から構成されたカバーは全周囲が屋根開口部１のため
の間隙密閉部材３によって囲繞されている。この間隙密
閉部材３は２つの異なった形材セクション、つまりカバ
ーの開かれるべき前縁に取付けられる形材セクションＡ
と、カバー２のその他の領域を囲繞する形材セクション
Ｂとから構成される。その場合、形材セクションＡは形
材セクションＢに対して２つの突き合わせ個所４、５を
有しており、この突き合わせ個所４、５で両形材セクシ
ョンＡ、Ｂが互いに貼り合わせられる。
する自動車の屋根の平面図によれば、主としてガラス板
２から構成されたカバーは全周囲が屋根開口部１のため
の間隙密閉部材３によって囲繞されている。この間隙密
閉部材３は２つの異なった形材セクション、つまりカバ
ーの開かれるべき前縁に取付けられる形材セクションＡ
と、カバー２のその他の領域を囲繞する形材セクション
Ｂとから構成される。その場合、形材セクションＡは形
材セクションＢに対して２つの突き合わせ個所４、５を
有しており、この突き合わせ個所４、５で両形材セクシ
ョンＡ、Ｂが互いに貼り合わせられる。
【００１８】図２には図１の切断線ＩＩ−ＩＩに沿った
カバーの縁部領域の横断面図が示されている。先ず、ガ
ラス板２は下側に置かれて縁部領域の側方へ突出する基
礎枠体１０に接着材１１によって結合されて１つのアセ
ンブリを構成する。
カバーの縁部領域の横断面図が示されている。先ず、ガ
ラス板２は下側に置かれて縁部領域の側方へ突出する基
礎枠体１０に接着材１１によって結合されて１つのアセ
ンブリを構成する。
【００１９】形材セクションＡの本来の間隙密閉部材３
は、内側に位置して垂直方向へ延在しエラストマー、例
えば約７０のショアＡ硬さを有するＥＰＤＭから成る形
材領域１２から構成されている。このエラストマー領域
１２には外側に位置する多孔質のゴム製中空室形材１３
が押出し成形されている。なお、両部材は共押出し法に
よっても製造することができる。この中空室形材１３の
外面は屋根開口部１に対して密閉するポリエステル製フ
ロック１４が設けられている。形材セクションＡとガラ
ス板２との間には断面がほぼＴ字状をした一巡するアル
ミニウム製枠体１５が設けられており、その一方の自由
脚部１６がガラス板２を覆いそして他方の脚部１７は一
部分が間隙密閉部材３よりも突出している。この間隙密
閉部材３はエラストマー領域１２の内側とＴ字状アルミ
ニウム製枠体１５の垂直脚部の外面１９との間に存在す
る両面接着テープ１８によってＴ字状アルミニウム製枠
体１５の垂直脚部に貼着されてそれに強固に結合され
る。その際、エラストマー領域１２での形材の収縮を防
止するためにさらにアルミニウムテープ２０から成る補
助挿入部材が設けられている。
は、内側に位置して垂直方向へ延在しエラストマー、例
えば約７０のショアＡ硬さを有するＥＰＤＭから成る形
材領域１２から構成されている。このエラストマー領域
１２には外側に位置する多孔質のゴム製中空室形材１３
が押出し成形されている。なお、両部材は共押出し法に
よっても製造することができる。この中空室形材１３の
外面は屋根開口部１に対して密閉するポリエステル製フ
ロック１４が設けられている。形材セクションＡとガラ
ス板２との間には断面がほぼＴ字状をした一巡するアル
ミニウム製枠体１５が設けられており、その一方の自由
脚部１６がガラス板２を覆いそして他方の脚部１７は一
部分が間隙密閉部材３よりも突出している。この間隙密
閉部材３はエラストマー領域１２の内側とＴ字状アルミ
ニウム製枠体１５の垂直脚部の外面１９との間に存在す
る両面接着テープ１８によってＴ字状アルミニウム製枠
体１５の垂直脚部に貼着されてそれに強固に結合され
る。その際、エラストマー領域１２での形材の収縮を防
止するためにさらにアルミニウムテープ２０から成る補
助挿入部材が設けられている。
【００２０】この形材セクション領域Ａはさらにエラス
トマー領域１２の下端部から出発して後方へ水平に延在
する唇片２１を有し、この唇片２１は基礎枠体１０の突
出領域を覆っている。
トマー領域１２の下端部から出発して後方へ水平に延在
する唇片２１を有し、この唇片２１は基礎枠体１０の突
出領域を覆っている。
【００２１】これによって間隙密閉部材の形材セクショ
ン領域ＡとＴ字状アルミニウム形材とから単一部材の部
品が構成され、この単一部材の部品は基礎枠体１０の突
出縁部に取付けられて適当なねじ２２によりこの基礎枠
体１０に結合される。
ン領域ＡとＴ字状アルミニウム形材とから単一部材の部
品が構成され、この単一部材の部品は基礎枠体１０の突
出縁部に取付けられて適当なねじ２２によりこの基礎枠
体１０に結合される。
【００２２】このようにして剛体カバーが形成される。
この剛体カバーは最終取付けの際に２つの部品だけ、つ
まり、ガラス板２及び基礎枠体１０から構成された一方
の部品と、Ｔ字状アルミニウム製形材１５及び間隙密閉
部材３から構成された他方の部品とだけを互いに結合す
ればよいように予め製作される。
この剛体カバーは最終取付けの際に２つの部品だけ、つ
まり、ガラス板２及び基礎枠体１０から構成された一方
の部品と、Ｔ字状アルミニウム製形材１５及び間隙密閉
部材３から構成された他方の部品とだけを互いに結合す
ればよいように予め製作される。
【００２３】図３には残りの密閉領域の形材セクション
Ｂの図１における切断線ＩＩＩ−ＩＩＩに沿った断面図
が示されている。この場合、間隙密閉部材３の形材セク
ションＢは原理的に図２と同じ方法で構成される。突出
する基礎枠体領域１０を覆う唇片２１は省略され、エラ
ストマー領域１２から下方へ突出する舌片２３によって
置き換えられているだけである。多孔質ゴム製密閉部材
１３も同様に若干変更され、下方へ突出する密閉唇片２
４が形成されている。
Ｂの図１における切断線ＩＩＩ−ＩＩＩに沿った断面図
が示されている。この場合、間隙密閉部材３の形材セク
ションＢは原理的に図２と同じ方法で構成される。突出
する基礎枠体領域１０を覆う唇片２１は省略され、エラ
ストマー領域１２から下方へ突出する舌片２３によって
置き換えられているだけである。多孔質ゴム製密閉部材
１３も同様に若干変更され、下方へ突出する密閉唇片２
４が形成されている。
【００２４】Ｔ字状アルミニウム形材３０を備えた形材
セクションＡの他の形状及び結合態様が図４に示されて
いる。この図４によれば、アルミニウム枠体３０は垂直
外面にアンダーカットされた一巡する溝３１を有し、一
方形材セクションＡのエラストマー領域３２からは溝３
１に対応するモミの木状突起３３が突出しており、この
突起３３は精密に溝３１に整合し、それゆえありつぎが
形成されている。さらに、エラストマー領域３２内には
安定化アルミニウムテープ３４が加硫されており、この
アルミニウムテープ３４は下端部に湾曲したクリップ状
延長部３５を有している。このクリップ状延長部３５は
アルミニウム形材３０の外側下縁に設けられた条帯状延
長部３６を抱き抱えている。
セクションＡの他の形状及び結合態様が図４に示されて
いる。この図４によれば、アルミニウム枠体３０は垂直
外面にアンダーカットされた一巡する溝３１を有し、一
方形材セクションＡのエラストマー領域３２からは溝３
１に対応するモミの木状突起３３が突出しており、この
突起３３は精密に溝３１に整合し、それゆえありつぎが
形成されている。さらに、エラストマー領域３２内には
安定化アルミニウムテープ３４が加硫されており、この
アルミニウムテープ３４は下端部に湾曲したクリップ状
延長部３５を有している。このクリップ状延長部３５は
アルミニウム形材３０の外側下縁に設けられた条帯状延
長部３６を抱き抱えている。
【００２５】この形材セクションにおいても同様にエラ
ストマー領域３２の下部に枠体１０に対して水平に延在
する密閉唇片３７が設けられている。しかしながら、こ
の密閉唇片３７は対応する形材セクションＢでは省かれ
ており、その代わりに図３の唇片２３に相当する突出形
密閉唇片が設けられている。
ストマー領域３２の下部に枠体１０に対して水平に延在
する密閉唇片３７が設けられている。しかしながら、こ
の密閉唇片３７は対応する形材セクションＢでは省かれ
ており、その代わりに図３の唇片２３に相当する突出形
密閉唇片が設けられている。
【００２６】ガラス板２と枠体１０とを貼付ける代わり
に、両部材に貼付けられるか又は単に介挿される適当な
多孔質ゴム製挿入物３８を使用することができる。
に、両部材に貼付けられるか又は単に介挿される適当な
多孔質ゴム製挿入物３８を使用することができる。
【００２７】他の結合例が図５に示されている。この図
５においては、Ｔ字状アルミニウム枠体４０は形材セク
ションＡ側の側面に垂直条帯４１を有し、その外面には
２つのアンダーカットされた一巡する溝４２、４３が形
成され、これらの溝内には形材セクションＡの対応する
モミの木状突起４４、４５が突入し、それにより２つの
ありつぎが形成されている。この例においても同様に安
定化のためにさらにアルミニウムテープ４７がエラスト
マー領域４６内へ加硫されている。
５においては、Ｔ字状アルミニウム枠体４０は形材セク
ションＡ側の側面に垂直条帯４１を有し、その外面には
２つのアンダーカットされた一巡する溝４２、４３が形
成され、これらの溝内には形材セクションＡの対応する
モミの木状突起４４、４５が突入し、それにより２つの
ありつぎが形成されている。この例においても同様に安
定化のためにさらにアルミニウムテープ４７がエラスト
マー領域４６内へ加硫されている。
【００２８】アルミニウム枠体４０への基礎枠体１０の
固定はこの実施例では他の方法で行われている。アルミ
ニウム枠体４０は、ねじ孔の代わりに、側部溝４９を備
えた一巡する垂直掛止条帯４８を有し、その場合基礎枠
体１０とアルミニウム枠体４０とは基礎枠体１０の適当
な孔を通して差込まれた挟み付け部材５０によって互い
に結合される。
固定はこの実施例では他の方法で行われている。アルミ
ニウム枠体４０は、ねじ孔の代わりに、側部溝４９を備
えた一巡する垂直掛止条帯４８を有し、その場合基礎枠
体１０とアルミニウム枠体４０とは基礎枠体１０の適当
な孔を通して差込まれた挟み付け部材５０によって互い
に結合される。
【００２９】他の結合例が図６に示されている。この実
施例においては、Ｔ字状アルミニウム枠体４０は、ねじ
孔の代わりに、下方へ向けて突出しそして延長部５４が
基礎枠体１０の結合孔５３を貫通する個別の円筒状ピン
５２を有している。延長部５４は両部材の取付け後リベ
ット状に鍔出しされ、それにより同様に両部材の固定結
合を保証するリベットヘッド５５が形成される。
施例においては、Ｔ字状アルミニウム枠体４０は、ねじ
孔の代わりに、下方へ向けて突出しそして延長部５４が
基礎枠体１０の結合孔５３を貫通する個別の円筒状ピン
５２を有している。延長部５４は両部材の取付け後リベ
ット状に鍔出しされ、それにより同様に両部材の固定結
合を保証するリベットヘッド５５が形成される。
【００３０】このようにして、種々異なった実施例に示
されているように、取付けの際に２つの予め製作された
部品だけから簡単に組立てられて完成したカバーに纏め
ることができる屋根開口部用剛体カバーが構成される。
されているように、取付けの際に２つの予め製作された
部品だけから簡単に組立てられて完成したカバーに纏め
ることができる屋根開口部用剛体カバーが構成される。
【図１】屋根開口部の内部に取付けられるカバーの平面
図。
図。
【図２】密閉部材が貼付けられた前縁におけるカバーの
縁部領域の図１の切断線ＩＩ−ＩＩに沿った縦断面図。
縁部領域の図１の切断線ＩＩ−ＩＩに沿った縦断面図。
【図３】カバーの残りの領域用の図１の切断線ＩＩＩ−
ＩＩＩに沿った図２と同様な密閉部材の縦断面図。
ＩＩＩに沿った図２と同様な密閉部材の縦断面図。
【図４】間隙密閉部材のありつぎ状固定装置を備えたカ
バーの縁部の縦断面図。
バーの縁部の縦断面図。
【図５】間隙密閉部材の二重ありつぎ形固定装置を備え
たカバーの縁部領域の縦断面図。
たカバーの縁部領域の縦断面図。
【図６】密閉領域を備えた内部枠体の他の固定例を示す
概略断面図。
概略断面図。
１ 矩形状の屋根開口部 ２ ガラス板 ３ 間隙密閉部材 ４、５ 突き合わせ個所 １０ 基礎枠体 １１ 接着材 １２ 形材領域 １３ 中空室形材 １４ フロック １５ Ｔ字状アルミニウム枠体 ２０ 補助アルミニウム挿入物 ２１、２３ 舌片 ２２ ねじ ３０ Ｔ字状アルミニウム枠体 ３１ アンダーカットされた一巡する溝 ３２ エラストマー領域 ３３ モミの木状延長部 ３５ 湾曲した延長部 ３６ 条帯状延長部 ３７ 舌片 ４０ Ｔ字状アルミニウム枠体 ４２、４３ アンダーカットされた一巡する溝 ４４、４５ モミの木状延長部 ４６ エラストマー領域 ４８ 掛止条帯 ５０ 挟み付け部材 ５２ ピン ５３ 結合孔
Claims (11)
- 【請求項１】 屋根の開口部に向かい合う一巡する密閉
部材と、ガラス板とを備え、そのガラス板には縁部領域
の下側に置かれて側方に突出する基礎枠体が貼付けら
れ、その突出する縁部にほぼＴ字状の一巡するアルミニ
ウム枠体が固定され、そのアルミニウム枠体は一方の自
由脚部がガラス板の縁部を覆いそして他方の自由脚部が
屋根の開口部のための間隙密閉部材を覆う自動車の屋根
用剛体カバーの製造方法において、間隙密閉部材（３）
が内側に位置して垂直に延在するエラストマー製形材領
域（１２；３２；４６）と外側に位置する多孔質ゴム製
中空室形材（１３）とを有する共押出し形材の形態にて
製作され、一巡するロープとしてＴ字状のアルミニウム
枠体（１５；３０；４０）の垂直脚部の外面（１９）に
結合され、このようにして製作された部品がガラス板
（２）と基礎枠体（１０）とから構成された別の部品の
突出する縁部領域に取付けられてこれに結合されること
を特徴とする自動車の屋根用剛体カバーの製造方法。 - 【請求項２】 エラストマー領域は約７０のショアＡ硬
さを有するＥＰＤＭから製作されることを特徴とする請
求項１記載の方法。 - 【請求項３】 基礎枠体（１０）にねじ止めされたＴ字
状アルミニウム枠体（１５；３０；４０）に結合された
間隙密閉部材（３）が、エラストマー領域（１２；３
２；４６）の下縁に押出し成形されて固定ねじ（２２）
の領域の基礎枠体（１０）の縁部を覆う舌片（２１；３
７）を備えカバー（１）の前縁に延在する形材セクショ
ン（Ａ）と、エラストマー領域（１２；３２；４６）か
ら下方へ向けて突出する舌片（２３）を備えＴ字状アル
ミニウム枠体（１５；３０；４０）の残りの領域に延在
する形材セクション（Ｂ）との形態の２つの形材セクシ
ョン（Ａ、Ｂ）から構成されることを特徴とする請求項
１記載の方法によって製造されたカバー。 - 【請求項４】 両形材セクション（Ａ、Ｂ）は突き合わ
せ個所（４、５）で互いに貼り合わされることを特徴と
する請求項３記載のカバー。 - 【請求項５】 間隙密閉部材（３）はエラストマー領域
（１２）の内側とＴ字状アルミニウム形材（１５）の垂
直脚部の外面（１９）との間に設けられた両面接着テー
プ（１８）によってアルミニウム形材（１５）に結合さ
れることを特徴とする請求項３記載のカバー。 - 【請求項６】 間隙密閉部材（３）のエラストマー領域
（１２）は形材の収縮を防止するための補助アルミニウ
ム挿入物（２０）を有することを特徴とする請求項５記
載のカバー。 - 【請求項７】 Ｔ字状アルミニウム枠体（３０）はその
垂直外面にアンダーカットされた一巡する溝（３１）を
有し、エラストマー領域（３２）はありつぎを形成する
ために対応するモミの木状突起（３３）を有し、Ｔ字状
アルミニウム枠体（３０）はその外側下縁に条帯状延長
部（３６）が設けられ、この条帯状延長部はエラストマ
ー領域（３２）の湾曲状延長部（３５）によって包まれ
ることを特徴とする請求項３記載のカバー。 - 【請求項８】 エラストマー領域（３２）内には安定化
アルミニウムテープ（３４）が押出し成形にて導入さ
れ、このアルミニウムテープは条帯状延長部（３６）を
抱き抱えるためにスリット状の湾曲した下部クリップ
（３５）を有することを特徴とする請求項７記載のカバ
ー。 - 【請求項９】 Ｔ字状アルミニウム枠体（４０）はその
垂直外面に２つの並置されてアンダーカットされた溝
（４２、４３）を有し、エラストマー領域（４６）は２
つのありつぎを形成するために２つの対応するモミの木
状突起（４４、４５）を有することを特徴とする請求項
３記載のカバー。 - 【請求項１０】 Ｔ字状アルミニウム枠体（４０）はね
じ孔の代わりに側部溝（４９）を備えた一巡する垂直掛
止条帯（４８）を有し、基礎枠体（１０）はその掛止条
帯（４８）に固定される挟み付けけ部材（５０）によっ
てＴ字状アルミニウム枠体（４０）に結合されることを
特徴とする請求項９記載のカバー。 - 【請求項１１】 Ｔ字状アルミニウム枠体（４０）はね
じ孔の代わりに下方に突出する個別の円筒状ピン（５
２）を有し、このピンは基礎枠体（１０）の結合孔（５
３）を貫通して取付け後にはリベット状に鍔出しされる
ことを特徴とする請求項１１記載のカバー。
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