JPH062975Y2 - 壜種対応型スタ−ホイ−ル - Google Patents

壜種対応型スタ−ホイ−ル

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JPH062975Y2
JPH062975Y2 JP15893685U JP15893685U JPH062975Y2 JP H062975 Y2 JPH062975 Y2 JP H062975Y2 JP 15893685 U JP15893685 U JP 15893685U JP 15893685 U JP15893685 U JP 15893685U JP H062975 Y2 JPH062975 Y2 JP H062975Y2
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JP
Japan
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bottle
star wheel
pair
turret plates
lower turret
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JP15893685U
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JPS6268919U (ja
Inventor
俊一 中山
Original Assignee
株式会社キリンテクノシステム
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は壜を選別移送するための壜種対応型スターホイ
ール係り、特に壜種類の変更に対して変換部品なしに対
処することができる壜種対応型スターホイールに関す
る。
〔従来の技術〕
壜の欠陥の有無を検査し、不良壜と正常壜とを選別して
各々所定位置へ移送する装置として壜選別移送装置があ
る。斯かる装置は、通常、壜胴側面を支えるスターホイ
ールと、このスターホイールのみでは壜を保持すること
ができないため、壜胴部を吸着して保持する吸着ユニッ
トとが併用されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記スターホイール及び吸着ユニットは、一般に、上下
に分割可能な回転軸の上部回転軸に一体に取りつけられ
ており、壜径が異る壜種に対しては上記上部回転軸から
全て交換してスターホイールと吸着ユニットとを交換し
なければならないため、交換時の取扱い重量が重く、交
換作業が容易ではなかった。また、回転軸からそっくり
交換する不都合を解消するために、改良された装置があ
り、この装置は壜係合用凹部を形成した外周側部分のみ
を交換できるようにしたものである。しかしながら、上
記装置においてもやはりスターホイールを交換しなけれ
ばならず、交換作業の煩雑性は解消できなかった。
また、壜種が変われば、壜に当接させるため吸着ユニッ
トを全て交換しなければならず、交換作業が、スターホ
イールの場合と同様に煩雑となっていた。
本考案は、上記事情に鑑みて創案されたもので、その目
的とする所は、交換部品なしに壜種類の変更に対して対
処することができる壜種対応型スターホイールを提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記従来技術が有する課題を解決するため、本考案は、
壜を胴部で保持して移送するスターホイールにおいて、
このスターホイールの回転軸にそれぞれ回転可能に支持
された上下一対のターレット板と、前記一対のターレッ
ト板にそれぞれ形成され上下のターレット板の半径線に
対し互いに反対方向に傾斜して交叉する直線状の長溝に
摺動可能に嵌合されたスライドピンと、前記回転軸に一
体に固定され、前記スライドピンの摺動を案内するガイ
ド溝を有したガイド部材と、前記上下一対のターレット
板の外周部からそれぞれ所定間隔毎に相対向して突設さ
れたフィンガー部材からなる複数対の壜支持用フィンガ
ーとを備え、前記壜支持用フィンガーを構成する相対向
するフィンガー部材のいずれか一方の壜当接面には壜胴
部を吸着する吸着カップを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
上下一対のターレット板より突設された相対向するフィ
ンガー部材で構成された複数対の壜支持用フィンガーに
壜胴側面を支持するとともに、前記壜支持用フィンガー
を構成する相対向するフィンガー部材のいずれか一方に
配設された吸着カップによって壜胴部を吸着して回転移
送することができる。そして、壜種が変更されて壜径が
変わった場合には、スライドピンを中心側から外周側に
向けて移動すれば、上下一対のターレット板にそれぞれ
形成された長溝に沿って上記スライドピンは摺動すると
ともにこのスライドピンはガイド部材のガイド溝に案内
される。このとき、前記一対のターレット板の長溝は相
互に反対方向に傾斜しているため、スライドピンの摺動
に伴ない一対のターレット板はそれぞれ反対方向に回転
され、その結果、上下ターレット板の相対向するフィン
ガー部材は相互に接近してきて複数対の壜支持用フィン
ガーはそのフィンガー間隔を狭めることができ、小径の
壜サイズに適合したフィンガー間隔を確保できる。一
方、フィンガー間隔を広げる場合には、前記スライドピ
ンを外周側から中心側に向けて移動させて、前述と逆の
動作で上下ターレット板を相互に回転させれば良い。
(実施例) 以下、本考案に係る壜種対応型スターホイールを第1図
乃至第7図を参照して説明する。
第1図は壜検査機の全体の構成を示す概略平面図であ
り、同壜検査機には壜を自転させつつある円周沿いに公
転させる壜回転搬送装置1(詳細な構造は図示せず)が
配設され、この壜回転搬送装置1を挟むようにカメラ装
置2および聡明装置3が対向配置されている。
前記壜回転搬送装置1に隣接して本考案に係る壜種対応
型スターホイール10が配設され、更にこの壜種対応型
スターホイール10に隣接してリジェクト壜ターンテー
ブル40と正常な壜を次の工程へ搬送するためのコンベ
ア50がそれぞれ配設されている。
壜種対応型スターホイール10は第2図乃至第6図に示
され、同装置10のスターホイール回転軸11はケーシ
ング12内に収容された軸受13により回転自在に支承
されている。前記回転軸11の上部にはそれぞれ回転可
能に上下一対のターレット板15,16がカラーを介し
て嵌合されている。
前記下側ターレット板15および上側ターレット板16
は、全く同一形状に形成された板状体であり、この上下
ターレット板15,16は第4図乃至第5図にその詳細
図が示されているように、多角形の板状体からなり、そ
の中心部に回転軸11に嵌合する嵌合孔17が形成され
るとともにその中心から少し離れた処から外周側に向か
って長溝18が形成されている。
前記長溝18は、直線状に形成され、その一端部はター
レット板15(16)の中心と外周とを結ぶ半径線r上
にあり、その他端部は前記半径線rに対して所定角度傾
いた傾斜線S上にある。そして、ターレット板15(1
6)の中心と前記長溝18の一端部との離間寸法はlで
ある。
上述のように形成した2枚のターレット板の片側を裏返
して重ね合わせ、しかも第3図に示されるように上下タ
ーレット板の長溝18,18が相互に交叉するように重
ね合わせられている。
また、上下ターレット板15,16の直上には、矩形の
平板状のガイド部材20が回転軸11に一体に取りつけ
られている。前記ガイド部材20には、一側端が開口し
たガイド溝21が形成されており、このガイド溝21に
スライドピン23の一部を構成するスライダー24が摺
動可能に嵌合されている。前記スライドピン23は、ス
ライダー24と、このスライダー24に螺着された支持
軸25と、この支持軸25の先端に回転自在に取りつけ
られたローラ部材26および把持用のつまみ27とから
なっている。そして、スライドピン23のローラ部材2
6は、前記上下ターレット板15,16の長溝18,1
8の交叉部に摺動可能に嵌合されている。
一方、前記スライダー24には、固定ハンドル28の螺
子軸28aが螺合されており、この固定ハンドル28を
回転することによってスライダー24をガイド部材20
に押しつけてこのスライダー24をガイド部材20に固
定可能としている。なお、固定ハンドル28の螺子軸2
8aがスライダー24とともに移動可能なようにガイド
部材20の側面には逃がし溝20aが形成されている。
また、前記一対の上下ターレット板15,16の外周部
からそれぞれ所定間隔毎にフィンガー部材30,31が
突設されており、これらフィンガー部材30,31の上
下ターレット板15,16への固定は螺子32にて行わ
れている。なお、フィンガー部材30は下側ターレット
板15に固定され、フィンガー部材31は上側ターレッ
ト板16にそれぞれ固定されている。しかして、第3図
に示されるようにフィンガー部材30,31の傾斜した
壜当接面30a,31aは相対向しており、この相対向
したフィンガー部材30,31にて一対の壜支持用フィ
ンガーFが構成され、この壜支持用フィンガーFは全周
に亘って複数対形成されている。
さらに下側ターレット板30に螺着されたフィンガー部
材30には、吸着カップ34が取りつけられており、こ
の吸着カップ34は第6図にその拡大断面図が示される
ように伸縮性に富むように蛇腹状に形成されている。そ
してこの吸着カップ34は、一般に慣用されているよう
に連通パイプ(図示せず)を介して真空源装置又は空圧
源装置に連通されている。
次に前述のように構成された本考案に係る壜種対応型ス
ターホイールの作用について第7図を参照して説明す
る。
上下一対のターレット板15,16より突設された相対
向するフィンガー部材30,31で構成された一対の壜
支持用フィンガーFに壜36の外側面を支持するととも
に、フィンガー部材30に配設された吸着カップ34に
よって壜36の胴部を吸着して回転移送することができ
る。この回転移送の動作は以下のように行われる。回転
軸11が回転駆動されると、この回転力はガイド部材2
0に伝達され、さらにこのガイド部材20からスライド
ピン23を介して上下ターレット板15,16に伝達さ
れ、この一対のターレット板15,16が回転される。
そして、壜種が変更されて壜径が変わった場合には、前
記一対の壜支持用フィンガーFの間隔調整を行う。すな
わち、スライドピン23をターレット板の中心側から外
周側に向けて移動させると、スライドピン23のローラ
部材26が上下ターレット板15,16の長溝18,1
8に沿って摺動するとともに、このスライドピン23の
スライダー24はガイド部材20のガイド溝21に案内
される。このとき、前記一対のターレット板15,16
の長溝18,18は相互に反対方向に傾斜しているた
め、スライドピン23の摺動に伴ない一対のターレット
板15,16は第7図(A)の当初の状態から相互に反
対方向に回転して(下側ターレット板15は反時計方向
に、上側ターレット板16は、時計方向に回転)第7図
(B)の状態となる。その結果、上下ターレット板1
5,16の相対向するフィンガー部材30,31は相互
に接近してきて複数対の壜支持用フィンガーFはそのフ
ィンガー間隔を狭めることができ、小径の壜サイズに適
合したフィンガー間隔を確保できる。一方、フィンガー
Fの間隔を広げる場合には、前記スライドピン23を外
周側から中心側に向けて前述と逆の動作で上下ターレッ
ト板15,16を相互に回転させれば良い。
〔考案の効果〕
以上、実施例の説明から明らかなように本考案によれ
ば、壜種類が変更されて壜サイズが変わっても、上下一
対のターレット板をスライドピンを動かすだけで相互に
反対方向に回転させることができ、そして、この一対の
ターレット板に設けられたフィンガー部材間の間隔を変
更して何ら構成部品の交換をせずに各種サイズの壜に対
応することができるスターホイールとすることができ
る。
また、ターレット板から突設されたフィンガー部材の壜
当接面に吸着カップが装着されているので、壜種が変更
されても吸着ユニットを交換する必要がないとともに、
吸着カップは収縮性に富むカップ構造であるため壜の当
接位置や壜径の変更に対しても順応して壜の保持が確実
にでき、壜押えのためのガイドベルトやガイドレール等
も不要となって周辺の構造が頗る簡単になるなどの種々
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る壜種対応型スターホイールを含む
壜検査機の概略平面図、第2図は壜種対応型スターホイ
ールの断面図、第3図は同装置の平面図、第4図は同装
置のターレット板の平面図、第5図は同ターレット板の
断面図、第6図は同装置の吸着カップの断面図、第7図
は同装置の動作説明図である。 10…壜種対応型スターホイール、11…回転軸、1
5,16…ターレット板、18…長溝、20…ガイド部
材、21…ガイド溝、23…スライドピン、24…スラ
イダー、26…ローラ部材、27…固定ハンドル、3
0,31…フィンガー部材、34…吸着カップ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壜を胴部で保持して移送するスターホイー
    ルにおいて、このスターホイールの回転軸にそれぞれ回
    転可能に支持された上下一対のターレット板と、前記一
    対のターレット板にそれぞれ形成され上下のターレット
    板の半径線に対し互いに反対方向に傾斜して交叉する直
    線状の長溝に摺動可能に嵌合されたスライドピンと、前
    記回転軸に一体に固定され、前記スライドピンの摺動を
    案内するガイド溝を有したガイド部材と、前記上下一対
    のターレット板の外周部からそれぞれ所定間隔毎に相対
    向して突設されたフィンガー部材からなる複数対の壜支
    持用フィンガーとを備え、前記壜支持用フィンガーを構
    成する相対向するフィンガー部材のいずれか一方の壜当
    接面には壜胴部を吸着する吸着カップを備えたことを特
    徴とする壜種対応型スターホイール。
JP15893685U 1985-10-17 1985-10-17 壜種対応型スタ−ホイ−ル Expired - Lifetime JPH062975Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15893685U JPH062975Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17 壜種対応型スタ−ホイ−ル

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JP15893685U JPH062975Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17 壜種対応型スタ−ホイ−ル

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JPS6268919U JPS6268919U (ja) 1987-04-30
JPH062975Y2 true JPH062975Y2 (ja) 1994-01-26

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JP15893685U Expired - Lifetime JPH062975Y2 (ja) 1985-10-17 1985-10-17 壜種対応型スタ−ホイ−ル

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9404954B2 (en) 2012-10-19 2016-08-02 Witricity Corporation Foreign object detection in wireless energy transfer systems
US9442172B2 (en) 2011-09-09 2016-09-13 Witricity Corporation Foreign object detection in wireless energy transfer systems

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US9442172B2 (en) 2011-09-09 2016-09-13 Witricity Corporation Foreign object detection in wireless energy transfer systems
US9404954B2 (en) 2012-10-19 2016-08-02 Witricity Corporation Foreign object detection in wireless energy transfer systems
US9465064B2 (en) 2012-10-19 2016-10-11 Witricity Corporation Foreign object detection in wireless energy transfer systems

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JPS6268919U (ja) 1987-04-30

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