JPH0629756A - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路

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Publication number
JPH0629756A
JPH0629756A JP4184881A JP18488192A JPH0629756A JP H0629756 A JPH0629756 A JP H0629756A JP 4184881 A JP4184881 A JP 4184881A JP 18488192 A JP18488192 A JP 18488192A JP H0629756 A JPH0629756 A JP H0629756A
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JP
Japan
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collector
npn
npn transistor
base
transistor
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Pending
Application number
JP4184881A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Asazawa
博 浅澤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘導負荷を用いることを可能とし、低消費電
流の高周波増幅回路を提供する。 【構成】 エミッタが直接接地電位に接続され、ベース
が入力端子52に接続されて、コレクタとベースが抵抗
5を介して接続されるNPNトランジスタ3と、電源端
子51とNPNトランジスタ3のコレクタとの間に挿入
接続される定電流源1と、エミッタが直接接地電位に接
続され、ベースがNPNトランジスタ3のベースに接続
されて、コレクタが出力端子53に接続されるととも
に、NPNトランジスタ3とともにカレントミラー回路
を形成するNPNトランジスタ4と、電源端子51とN
PNトランジスタ4のコレクタとの間に接続される負荷
2とを少なくとも備え、NPNトランジスタ4と負荷2
とにより増幅段を形成することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は増幅回路に関し、特に高
周波増幅回路として用いられる増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種の増幅回路の回路図が、
図2(a)、(b)および(c)に示される。図(a)
においては、電源端子51、入力端子52および出力端
子53に対応して、抵抗負荷10、NPNトランジスタ
11および12、抵抗13および抵抗定電流源14によ
り構成されており、抵抗負荷10とNPNトランジスタ
11は増幅段を形成し、NPNトランジスタ12と抵抗
定電流源14は出力段を形成している。また、NPNト
ランジスタ12のエミッタからはNPNトランジスタ1
1のベースに対して、抵抗13を介してバイアスが帰還
されている。
【0003】図2(b)の例においては、入力端子52
および出力端子53に対応して、コンデンサ15、抵抗
16、17、19および20、NPNトランジスタ18
により構成され、NPNトランジスタ18のエミッタに
接続された抵抗20による帰還回路と、ベース・コレク
タ間およびベース・接地間にそれぞれ接続された抵抗1
7および19による帰還回路と、抵抗16およびコンデ
ンサ15から成る交流帰還回路が設けられている。
【0004】また、図2(c)の例においては、電源端
子51、入力端子52および出力端子53に対応して、
抵抗21、24および25、誘導負荷22、NPNトラ
ンジスタ23およびコンデンサ26により構成されてお
り、抵抗21および24により分圧された電圧がNPN
トランジスタ23のベースに印加され、NPNトランジ
スタ23のエミッタと接地点との間に接続された抵抗2
5により直流バイアスが設定され、エミッタ自体は、コ
ンデンサ26により接地状態となっている。この増幅回
路の場合には、負荷として図2(c)に示されるよう
に、誘導負荷を使用することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の増幅回
路においては、図2(a)および(b)の場合には、増
幅段を形成するNPNトランジスタのベースバイアス電
圧を、高周波信号出力段より直流帰還させているため
に、負荷として誘導負荷を使用することができないとい
う欠点がある。このために、中出力または高出力の増幅
回路を実現するためには、誘導負荷を用いる場合に比較
して電流を多く流す必要があり、消費電流が極めて大に
なるという欠点がある。
【0006】また、図2(c)の場合においては、誘導
負荷を用いることは可能であるものの、エミッタに大き
い容量のコンデンサを接続する必要があり、半導体集積
回路の高集積化という課題に対して、極めて不適当であ
るという欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明の増幅回路
は、エミッタが直接または抵抗を介して低電位電源に接
続され、ベースが所定の入力端子に接続されて、コレク
タとベースが抵抗を介して接続される第1のNPNトラ
ンジスタと、高電位電源と前記第1のNPNトランジス
タのコレクタとの間に挿入接続される定電流源と、エミ
ッタが直接または抵抗を介して前記低電位電源に接続さ
れ、ベースが前記第1のNPNトランジスタのベースに
接続されて、コレクタが所定の出力端子に接続されると
ともに、前記第1のNPNトランジスタとともにカレン
トミラー回路を形成する第2のNPNトランジスタと、
前記高電位電源と前記第2のNPNトランジスタのコレ
クタとの間に接続される負荷回路とを少なくとも備え、
前記第2のNPNトランジスタと前記負荷回路とにより
増幅段を形成することを特徴としている。
【0008】また、第2の発明の増幅回路は、エミッタ
が直接または抵抗を介して高電位電源に接続され、ベー
スが所定の入力端子に接続されて、コレクタとベースが
抵抗を介して接続される第1のPNPトランジスタと、
低電位電源と前記第1のPNPトランジスタのコレクタ
との間に挿入接続される定電流源と、エミッタが直接ま
たは抵抗を介して前記高電位電源に接続され、ベースが
前記第1のPNPトランジスタのベースに接続されて、
コレクタが所定の出力端子に接続されるとともに、前記
第1のPNPトランジスタとともにカレントミラー回路
を形成する第2のPNPトランジスタと、前記高電位電
源と前記第2のPNPトランジスタのコレクタとの間に
接続される負荷回路とを少なくとも備え、前記第2のP
NPトランジスタと前記負荷回路とにより増幅段を形成
することを特徴としている。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1(a)、(b)、(c)および(d)
は、それぞれ本発明の第1、第2、第3および第4の実
施例を示す回路図である。
【0011】図1(a)に示される第1の実施例の場合
には、電源端子51、入力端子52および出力端子53
に対応して、定電流源1、負荷2、NPNトランジスタ
3および4、そして抵抗5により構成されており、増幅
段は、負荷2とNPNトランジスタ4により形成され、
定電流源1、NPNトランジスタ3および抵抗5より成
る回路は、NPNトランジスタ4に対応するベースバイ
アス回路を形成している。また、NPNトランジスタ3
および4はカレントミラー回路を形成しており、NPN
トランジスタ3とNPNトランジスタ4のエミッタ面積
比は1:kに選択すると、前記バイアス回路を形成する
NPNトランジスタ3のコレクタ電流のk倍の電流をN
PNトランジスタ4に流すことができる。なお、この場
合、NPNトランジスタ4の負荷2としては、抵抗を用
いることは勿論できるが、誘導負荷を用いることも可能
である。
【0012】図2(b)に示される第2の実施例の場合
には、電源端子51、入力端子52および出力端子53
に対応して、定電流源1、負荷2、NPNトランジスタ
3および4、抵抗5および6により構成されており、増
幅段は、負荷2とNPNトランジスタ4により形成さ
れ、定電流源1、NPNトランジスタ3および抵抗5お
よび6より成る回路は、第1の実施例の場合と同様にN
PNトランジスタ4に対するベースバイアス回路であ
る。この実施例においても、NPNトランジスタ3およ
び4はカレントミラー回路を形成している。前記バイア
ス回路に、抵抗6を付加することにより、NPNトラン
ジスタ3とNPNトランジスタ4とのサイズの比が1に
近い場合においても、バイアス回路を形成するNPNト
ランジスタ3のコレクタ電流に比較して、増幅回路を構
成するNPNトランジスタ4のコレクタ電流の比を大き
くとることができる。
【0013】なお、第1および第2の実施例の場合に
は、バイアス回路を形成するNPNトランジスタ3は、
交流信号の増幅を対象としてはいないので、ベース・コ
レクタ間電圧を大きくとることを必要としない。
【0014】次に、図1(c)に示される第3の実施例
の場合には、電源端子51、入力端子52および出力端
子53に対応して、NPNトランジスタ3および4、抵
抗5および6、抵抗定電流源7、抵抗負荷8により構成
されており、増幅段は、抵抗負荷8とNPNトランジス
タ4により形成され、負荷として抵抗負荷を用いている
点に特徴がある。NPNトランジスタ3および抵抗5お
よび6、抵抗定電流源7より成る回路は、第2の実施例
の場合と同様に、NPNトランジスタ4に対するベース
バイアス回路である。また、NPNトランジスタ3およ
び4はカレントミラー回路を形成している。このバイア
ス回路において、NPNトランジスタ3のベース・コレ
クタ間電圧を比較的に大きい値にとった場合、例えば、
ベース・エミッタ間電圧の2倍程度に選定した場合に
は、NPNトランジスタ3のhfeの影響によるベース
電流の変化に伴なって生じる消費電流のズレを小さい値
に抑制するためには、NPNトランジスタ3のベースと
エミッタとの間に抵抗6を挿入することが有効である。
【0015】図1(d)は、本発明の第4の実施例を示
す回路図であり、電源端子51、入力端子52および出
力端子53に対応して、NPNトランジスタ3および
4、抵抗5および6、抵抗定電流源7、誘導負荷9によ
り構成されており、増幅段は、誘導負荷9とNPNトラ
ンジスタ4により形成され、負荷として誘導負荷を用い
ている点に特徴がある。NPNトランジスタ3および抵
抗5および6、抵抗定電流源7より成る回路は、第3の
実施例の場合と全く同様に、NPNトランジスタ4に対
するベースバイアス回路である。また、この場合におい
ても、NPNトランジスタ3および4はカレントミラー
回路を形成している。本実施例の、前述の第3の施例と
の相違点は、増幅段の負荷が、抵抗負荷に代わって誘導
負荷が用いられていることである。
【0016】図3は、上記第4の実施例(図1(d)参
照)による増幅回路と、従来例(図2(a)参照)によ
る増幅回路との入出力電力特性を示す図である。図3よ
り明らかなように、同一の消費電流(≒15mA)の場
合においては、本発明の増幅回路における飽和出力電力
の方が従来例よりも大きいことが分かる。
【0017】なお、以上の本発明の実施例の説明におい
ては、トランジスタとしてNPNトランジスタを使用す
る場合についての動作説明を行ったが、このトランジス
タとして、PNPトランジスタを用いる場合について
も、本発明が有効に適用されることは云うまでもない。
即ち、図1(a)、(b)、(c)および(d)におい
て、NPNトランジスタ3および4をそれぞれPNPト
ランジスタに置換えて、電源端子51に負電源を供給す
ることにより、NPNトランジスタを用いた場合と同様
の効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、増幅段
のトランジスタと、バイアス回路を形成するトランジス
タをカレントミラー接続し、且つ増幅段のトランジスタ
のエミッタを接地する形式とすることにより、増幅回路
の負荷として誘導負荷を用いることが可能となり、中出
力または高出力の増幅回路を、抵抗負荷の増幅回路に比
較して低消費電流にて実現することができるという効果
がある。
【0019】また、バイアス回路に含まれるトランジス
タのベース・コレクタ間電圧を大きくする必要がないた
めに、当該トランジスタのhfeのズレによる消費電流
のバラツキの影響を抑制することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2、第3および第4の各実施
例を示す回路図である。
【図2】従来例を示す回路図である。
【図3】増幅回路の入出力電力特性を示す図である。
【符号の説明】
1 定電流源 2 負荷 3、4 NPNトランジスタ 5、6 抵抗 7 抵抗定電流源 8 抵抗負荷 9 誘導負荷

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エミッタが直接または抵抗を介して低電
    位電源に接続され、ベースが所定の入力端子に接続され
    て、コレクタとベースが抵抗を介して接続される第1の
    NPNトランジスタと、 高電位電源と前記第1のNPNトランジスタのコレクタ
    との間に挿入接続される定電流源と、 エミッタが直接または抵抗を介して前記低電位電源に接
    続され、ベースが前記第1のNPNトランジスタのベー
    スに接続されて、コレクタが所定の出力端子に接続され
    るとともに、前記第1のNPNトランジスタとともにカ
    レントミラー回路を形成する第2のNPNトランジスタ
    と、 前記高電位電源と前記第2のNPNトランジスタのコレ
    クタとの間に接続される負荷回路と、 を少なくとも備え、前記第2のNPNトランジスタと前
    記負荷回路とにより増幅段を形成することを特徴とする
    増幅回路。
  2. 【請求項2】 エミッタが直接または抵抗を介して高電
    位電源に接続され、ベースが所定の入力端子に接続され
    て、コレクタとベースが抵抗を介して接続される第1の
    PNPトランジスタと、 低電位電源と前記第1のPNPトランジスタのコレクタ
    との間に挿入接続される定電流源と、 エミッタが直接または抵抗を介して前記高電位電源に接
    続され、ベースが前記第1のPNPトランジスタのベー
    スに接続されて、コレクタが所定の出力端子に接続され
    るとともに、前記第1のPNPトランジスタとともにカ
    レントミラー回路を形成する第2のPNPトランジスタ
    と、 前記高電位電源と前記第2のPNPトランジスタのコレ
    クタとの間に接続される負荷回路と、 を少なくとも備え、前記第2のPNPトランジスタと前
    記負荷回路とにより増幅段を形成することを特徴とする
    増幅回路。
JP4184881A 1992-07-13 1992-07-13 増幅回路 Pending JPH0629756A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003008350A (ja) * 2001-06-19 2003-01-10 Takehiko Adachi 圧電発振器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003008350A (ja) * 2001-06-19 2003-01-10 Takehiko Adachi 圧電発振器

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