JPH06297216A - ドリルチャック - Google Patents

ドリルチャック

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JPH06297216A
JPH06297216A JP5286920A JP28692093A JPH06297216A JP H06297216 A JPH06297216 A JP H06297216A JP 5286920 A JP5286920 A JP 5286920A JP 28692093 A JP28692093 A JP 28692093A JP H06297216 A JPH06297216 A JP H06297216A
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JP
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ring
chuck
cam
drill chuck
adjusting
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JP5286920A
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English (en)
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Guenter Horst Roehm
ホルスト ロェーム ギュンタ
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/1207Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
    • B23B31/123Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis with locking arrangements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S279/00Chucks or sockets
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/17Socket type
    • Y10T279/17615Obliquely guided reciprocating jaws
    • Y10T279/17623Threaded sleeve and jaw
    • Y10T279/17632Conical sleeve
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    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/33Member applies axial force component

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 軸方向に可動で、かつ、制限されて回転可能
な係止リング11が、周方向において解除可能な連結1
2によって調整リング5に接続可能であり、少なくとも
1つの連結スプリング13によって、調整リング5にお
ける軸方向の連結係合状態に保たれている。係止リング
11とチャック体1との間で調整スプリング15が働
き、締付の際の調整リング5と同じ回転方向に付勢す
る。係止リング11の回転制限のために、半径方向に突
出するカム、及び、これを受け入れる制御クリアランス
18が備えられていて、終端ストッパを形成している。 【効果】 過剰な負荷を加えられることなく、チャック
体と係止リングとの間で係止リングの回転領域の終端に
おいて、非常に大きい締付モーメントも伝えられること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に衝撃穴あけ作業の
ためのドリルチャックであって、穴あけスピンドルに接
続可能なチャック体と、自身の間にドリルのための受入
部を形成するチャックジョーであって、ドリルチャック
の開閉のために、チャック体において回転可能にかつ軸
方向に移動不能に案内された調整リングによって移動可
能であるチャックジョーと、チャック体において軸方向
に可動でかつ制限を受けて回転可能に案内された係止リ
ングであって、周方向において、解除可能な連結部材に
よって調整リングに接続可能であり、少なくとも1つの
連結スプリングによって調整リングに軸方向の連結係合
して保持されている係止リングと、係止リングとチャッ
ク体との間で働く調整スプリングであって、この調整ス
プリングの力は、係止リングをチャック体に関して、ド
リルチャックの閉鎖の際の調整リングの回転方向と同じ
回転方向に付勢するものと、を備えたドリルチャックに
関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】DE34
32918C2より公知のこのドリルチャックにおい
て、係止リング中にこのリングの回転制限のために、半
径方向の調整ネジが配設されていて、このネジは、前
方、すなわち半径方向において内側に位置する端部にジ
ャーナルを形成し、このジャーナルは、チャック体の、
係止リングを案内する頸部に備えられたみぞに係合し、
このみぞの縁部は係止リングの回転方向において、ジャ
ーナルのための終端位置決定ストッパを形成する。ドリ
ルチャックがドリルの締付の際に係止リングに固定さ
れ、この係止リングに対向して、調整リングがドリルチ
ャックの閉鎖の方向に回転させられると、ドリルの締付
のために手によって施される大きな締付回転モーメント
がジャーナル、及び、締付方向においてこのジャーナル
のための終端ストッパを形成するみぞの縁部、によって
完全に受け取られ、伝えられねばならない。このこと
は、ジャーナル及びこのジャーナルに当接するみぞ縁部
において以下のような力の負荷につながる。すなわち、
みぞ縁部におけるジャーナルの当接がチャック軸からわ
ずかな半径方向の距離で行われるので、また、更に、ジ
ャーナルのために対応する数だけ必要な、チャック体の
頸部中のみぞが正に、穴あけ作動中に特に負荷が加えら
れる領域においてこのチャック体を許されないくらいに
弱めるだろうから、複数の調整ネジの配設に関しての可
能性は存在しないので、この力の負荷は特に高い。しか
もこの弱化の危険性は、1つのジャーナルのみの場合で
も、チャック体におけるジャーナルのために必要なみぞ
が対応した大きさの回転角に渡って延びねばならないの
で、係止リングの比較的大きな調整角を妨げる。
【0003】本発明の根底をなす課題は、チャック体と
係止リングにおける、回転角制限をひき起こす部分が許
されないくらいに負荷を加えられることなく、チャック
体と係止リングとの間で、その都度この係止リングの回
転領域の終端において、非常に大きい締付モーメントも
伝えられることができるように、冒頭に述べた如きドリ
ルチャックを構成するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段と作用】本発明によると、
チャック体における係止リングの回転制限のために、半
径方向においてチャック体から突出する少なくとも1つ
のカムが設けられ、各々のカムのために、係止リングの
壁部に、このカムを受け入れる制御クリアランスが備え
られていて、その際、この制御クリアランスは自身の縁
部でもって、係止リングの最大限に可能な回転経路を決
定する2つの、カムのための終端ストッパを形成してい
ることによって、この課題は解決される。
【0005】本発明のドリルチャックにおいてはこの配
設によって、カムと終端ストッパが、チャック軸から比
較的大きな半径方向の距離をおいて互いに当接するよう
になり、このことは、等しい回転モーメントの伝達の場
合に、ストッパ面の、対応して比較的わずかな比応力に
つながる。チャック軸からのこの比較的大きな半径方向
のストッパ距離は更に、係止リングにおいて、制御クリ
アランスのために、対応して比較的大きな周長が用いら
れ、その結果、制御クリアランスにおける比較的大きな
調整経路も実現されるのが容易で、しかも、本発明の好
ましい実施態様において、カムと、このカムに関係付け
られた制御クリアランスがそれぞれ3つずつ、周方向に
おいて互いに等しい距離をおいて、備えられている時
も、実現されるのが容易であるという長所を有してい
る。
【0006】本発明の特に好ましい実施態様は、カムが
リングディスクに構成されていて、このディスクは穴あ
けスピンドル側の端部から軸方向にチャック体上にのせ
られていて、チャック体のリングショルダ上に回転不能
に支持されていて、その際、係止リングがカムを、リン
グショルダに軸方向に対向する側で覆うことを特徴とし
ている。このリングディスクは、チャック体を弱めるこ
とのできる係合さえもこのチャック体において行なう必
要なく、チャック体におけるカムを実現するという構造
上、かつ、組立工学上、思いがけず好都合で有利な手段
を形成している。リングディスクの回転防止は、このリ
ングディスクが縁部側に突起を有していて、この突起は
周方向において回転接続してリングショルダにある受入
部に係合することによって非常に簡単に実現されること
ができる。更に、このリングディスクは調整スプリング
のための非常に簡単な配設をも可能にする。そのために
は、主として、調整スプリングが、リングディスクに一
端が掛けられている引張スプリングとして構成されてい
て、この引張スプリングは、半径方向において内側へと
チャック体に、かつ、軸方向においてはリングショルダ
に支持されていて、そのために、リングディスクは、半
径方向において内側に位置する縁部に、180度より小
さい中心角に渡って延びていて調整スプリングを受け入
れるみぞを有している。更に、カムが、リングディスク
の半径方向に垂直にそれぞれ方向付けられた断面におい
て、両側面で折り曲げられた縁部領域を有していて、こ
の縁部領域は終端ストッパのためのストッパ面を形成し
ていて、このことによってカム及び終端ストッパにおけ
る低い平面圧が生じることが好都合である。
【0007】各々の制御クリアランスのために用いられ
る係止リングの比較的大きな回転経路は、更に好ましい
実施態様において非常に好都合にも以下のために用いら
れることができる。すなわち、制御クリアランスが、カ
ムを穴あけスピンドル側で覆う縁部において、終端スト
ッパの間に制御カムを形成し、このカムは、ドリルチャ
ックの閉鎖に対応する調整リングの回転方向における係
止リングの回転を終了させる終端ストッパの直前には、
調整スプリングの力を受けて起こる係止リングの調整運
動のための制限ストッパを、及び、この制限ストッパ
と、隣接終端ストッパとの間には、カムのための係止は
め合いを、この係止はめ合い中にカムが存在する時には
調整リングにおける係止リングの連結係合が中止されて
いるように、有していることのために回転経路は用いら
れることができる。この状態において、調整リングは係
止リングに妨害されることなく、一方もしくは他方の方
向に任意に回転させられることができる。詳細には、制
限ストッパが、係止はめ合いへと傾斜させられて上りに
なっている制御カムのフランク面によって形成されるよ
うに配設がなされ、その際、このフランク面の傾斜は、
係止リングが手による回転の時にも連結スプリングの力
に抗して、カムフランク面と共にカムを越えて係止はめ
合い位置へと回転可能であるが、そのためには調整スプ
リングのみの力では十分でないというように選ばれてい
ることが好ましい。従って、ドリルチャックが開かれる
と、係止リングと調整リングは、カムが係止はめ合いに
達して、係止リングを調整リングにおける係合からはず
れた状態に保持するまで手によって容易に互いに回転さ
せられることができる。
【0008】係止リングと調整リングとの間の連結は、
合目的には、両方の回転方向において摩擦接続して構成
されていて、最大限に伝達可能な連結回転モーメント
は、手による回転によって連結が開放されるが、調整ス
プリングの力のみではそのために十分ではないように選
ばれている。
【0009】
【実施例】以下において、図示の実施例により本発明を
詳細に説明する。
【0010】ドリルチャックが、不図示の穴あけスピン
ドルへの接続のためのネジ山受入部2を備えたチャック
体1を有している。チャック体1の穴3中を、チャック
軸に対して傾斜してチャックジョー4が移動可能に案内
されていて、このチャックジョーは自身の間に、同様に
不図示のドリルのための受入部を形成し、ドリルチャッ
クの開閉のために、チャック体1において回転可能でか
つ軸方向に移動不能な調整リング5によって、移動させ
られることができる。そのために、チャックジョー4が
歯切6を有していて、この歯切は調整リング5における
円錐状の調整ネジ7に係合する。詳細には、この調整リ
ング5が複数部分に構成されていて、ネジ山リング5.
1と調整スリーブ5.2とより成っていて、この調整ス
リーブは、回転接続して、かつ、軸方向に移動不能にネ
ジ山リング5.1に接続されている。ネジ山リング5.
1は穴あけスピンドル側でころがり軸受8を介して、チ
ャック体1において固定の軸受リング9に対して支持さ
れている。ドリル側で、調整スリーブ5.2が、チャッ
ク体1のリング切欠にはめられたスプリング座金10に
よって保持される。更に、係止リング11が備えられて
いて、この係止リングはチャック体1において軸方向に
可動に、かつ、制限されて回転可能に案内されている。
係止リング11が周方向において調整リング5と、全般
に12で記された解除可能な連結部材によって接続可能
であり、しかも、係止リング11を軸方向に連結係合し
て調整リング5に保持する幾つかの連結スプリング13
によって接続可能である。この連結スプリング13は保
持リング14を介してチャック体1に対して軸方向に支
持されている。係止リング11が連結スプリング13の
力に抗して軸方向において穴あけスピンドルへと向かう
方向に押し戻され、このことによって、調整リング5に
おける連結係合がゆるめられる。係止リング11とチャ
ック体1との間に調整スプリング15が備えられてい
て、この調整スプリングの力は係止リング11をチャッ
ク体1に関して、ドリルチャックの閉鎖の際の調整リン
グ5の回転方向と同じ回転方向に付勢する。この回転方
向は図2及び図3においてそれぞれ矢印16で示されて
いる。この調整スプリング15は係止リング11の制限
された回転可能性に関連して、チャックジョーが衝撃穴
あけ作動中にドリルのシャフト中に入り込み、そのこと
によって、ドリルチャック中のドリルの締付がゆるめら
れる時でも、チャックジョー4の間のドリルシャフトの
確実な締付を保証するという課題を有している。係止リ
ング11の回転制限は、チャックジョー4がドリルシャ
フト中に深く入りすぎること、及び、そうしてドリルが
チャックジョーに相対的に、衝撃穴あけ作業の際に合目
的であるわずかな軸方向運動を実行することができるく
らいにチャックジョーにおいて自由に作動する可能性が
ドリルシャフトに与えられていること、を阻止する。こ
の周囲において、その時なるほど、もはや更に調整する
ことのできないチャックジョーの間のドリルの締付がゆ
るめられているけれども、ドリルチャックは、ドリルシ
ャフトとチャックジョーとの間の、その時確実な回転接
続駆動のおかげで、調整制限の状態のままであり、その
結果、ドリルチャックは自動的には開くことができず、
対応してチャックジョーも、このチャックジョーによっ
て以前に作り出されたドリルシャフトの深みから再び出
ることができない。
【0011】係止リング11の回転制限のために、チャ
ック体1において、周囲に渡って均一に配分されて、半
径方向においてチャック体1から突出する3つのカム1
7が備えられている。各々のカム17のために係止リン
グ11の壁部に、このカムを受け入れる制御クリアラン
ス18があり、その際、この制御クリアランス18が自
身の縁部でもって、カム17のための2つの終端ストッ
パ19、20を形成し、このストッパは係止リング11
の最大限に可能な回転経路を決定する。カム17がリン
グディスク21において構成されていて、このリングデ
ィスクは、穴あけスピンドル側端部から軸方向にチャッ
ク体1上にのせられて、チャック体1のリングショルダ
22上で回転不能に支持されている。係止リング11が
リングショルダ22に軸方向に対向する側でカム17を
覆う。リングディスク21が縁部側において、突起23
を備えられていて、この突起は周方向において、回転接
続して、リングショルダ22における受入部24中に係
合する。調整スプリング15が25においてリングディ
スク21に掛けられていて、引張スプリングとして構成
されていて、この引張スプリングは半径方向において内
側へとチャック体1に、軸方向においてリングショルダ
22に支持されている。そのために、リングディスク2
1が、半径方向に内側に位置する縁部にみぞ26を備え
ていて、このみぞは引張スプリングの長さに渡ってでは
あるが、180度より小の中心角に渡ってのみ、延びて
いて、その結果、ドリルチャック1におけるリングディ
スク21の保持はこのみぞ26によって損われることが
ない。カム17が、リングディスク21の半径方向にそ
れぞれ垂直に方向付けられた横断面(図3)において両
側に、折り曲げられた縁部領域27を備えていて、この
縁部領域は、関係付けられた制御クリアランス18の縁
部における終端ストッパ19,20のためのストッパ面
を形成する。
【0012】各々の制御クリアランス18が、終端スト
ッパ19,20の間の、カム17を穴あけスピンドル側
で覆う自身18の縁部において制御カム28を形成し、
この制御カムは、矢印16の方向、すなわち、ドリルチ
ャックの閉鎖に対応する調整リング5の回転方向、にお
ける係止リング回転を終了させる終端ストッパ20の直
前に、調整スプリング15の力を受けて行われる係止リ
ング11の調整運動のための制限ストッパ29を形成し
ている。更に、制御カム28が、この制限ストッパ29
と、このストッパに隣接する終端ストッパ20との間
に、カム17のための係止はめ合い30を有している。
カム17がこの係止はめ合い30中にあるなら、調整リ
ング5における係止リング11の連結係合は中止されて
いる。詳細には、制限ストッパ29が、係止はめ合い3
0へと傾斜させられて上り坂の制御カム28のフランク
によって形成されている。その際、このフランクの傾斜
は、係止リング11が手による回転の際に、連結スプリ
ング13の力に抗して、カムフランクと共にカム17を
越えて係止はめ合い位置中に回転させられることができ
るが、そのためには調整スプリング15の力のみでは十
分でないように選ばれている。
【0013】係止リング11と調整リング5との間の連
結12が両方の回転方向において摩擦接続して構成され
ている。この連結によって周方向において最大限に伝達
されうる連結回転モーメントは、手による回転によっ
て、連結接続が周方向においてゆるめられるが、そのた
めには調整スプリング15の力のみでは十分でないよう
に、選ばれている。この連結は最も簡単な場合3におい
て、係止リング11と調整リング5の、互いに隣接する
縁部面の間の摩擦接続によって形成されていてよい。し
かしながら、この連結は、互いに関係付けられていて軸
方向に互いに係合するようになる2つの歯車リムから成
っていてもよく、この歯車リムのうち一方は係止リング
11に、他方は調整リング5に、ある。両歯車リムにお
ける歯の歯元面は、手による回転の際に係止リング11
が連結スプリング13の力に抗して歯元面を介して自動
的に歯から歯へと、係止リング5における連結係合から
押し出されることができるが、そのためには調整スプリ
ング15の力のみでは十分でないように、両回転方向に
おいて構成されている。
【0014】以下に、ドリルチャックの作動方法を簡単
に記す。すなわち、ドリルチャック中でドリルが締め付
けられるべきときは、ドリルチャックが手によって係止
リング11に保持され、調整リング5は、ドリルチャッ
クの開放の方向、すなわち、16の場合と反対に、回転
させられる。チャックジョー4の間のドリル受入部の大
きさが十分であれば、調整リング5はドリルチャックの
閉鎖の方向、すなわち、矢印16の方向に、チャックジ
ョー4がドリルシャフトに当接するまで回し戻される。
遅くともこの瞬間から、チャック体1が調整リング5に
よって回転方向(矢印16)において駆動され、その結
果、カム17は、このカムが終端ストッパ19に当接す
るようになり、そのことによってチャック体1がその後
の連動回転を阻止されるまで、同一の回転方向において
係止リング11に相対的に移動させられる。ドリルチャ
ックは、チャック体1がカム17と係止リング11を介
して固定されるので、全ての力を用いて締められること
ができる。同時に、調整リング5によるチャック体1の
この連動回転の際に、調整スプリング15も締められす
なわち緊張させられてしまっている。ドリルチャックの
この作動状態は図1〜図3が示している。− 今、ドリ
ルが行われ、その際、チャックジョー4がドリルシャフ
ト中に入り込むと、このチャックジョーは、調整スプリ
ング15の側の調整を受ける。すなわち、この調整スプ
リングはチャック体1に関して係止リング11を、そし
て、閉じられた連結部材12を介して調整リング5を
も、ドリルチャックの閉鎖方向に回転し、その際、カム
17は、最後に調整制限ストッパ29に達して、それに
よって調整運動が終えられるまで、それぞれの制御クリ
アランス18中で、図3に描かれた矢印35の方向に、
制御カム28に沿って動く。− ドリルチャックが開か
れるべき場合には、固定された係止リング11の場合、
調整リング5が矢印16と反対に回転させられ、その
際、チャック体1が先ず駆動され、その際、カム17が
制限ストッパ29の傾斜させられたカムフランクを越え
て係止はめ合い30中へと動かされ、このことは、係止
リング11が連結スプリング13の力に抗して軸方向に
おいて、調整リング5における連結係合から解除される
という結果になる。係止リング11と、チャック体1
が、係止はめ合い30中にあるカム17を介して回転不
能に互いに接続されていて、調整リング5はチャック体
1に対して任意に一方もしくは他方の方向に回転させら
れることができる。続いて、ドリルチャックが再び閉じ
られるべきときは、矢印16の方向の調整リング5の回
転の際に、チャック体1が先ず再び、回転方向において
駆動され、その際、カム17は、固定された係止リング
11の係止はめ合い30から解放され、図2及び図3に
描かれた位置に戻される。
【0015】
【発明の効果】チャック体と係止リングにおける、回転
角制限をひき起こす部分が許されないくらいに負荷を加
えられることなく、チャック体と係止リングとの間で、
その都度この係止リングの回転領域の終端において、非
常に大きい締付モーメントも伝えられることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドリルチャックの軸方向断面図。
【図2】図1のドリルチャックのII−II断面図。
【図3】図2のIII−III断面を周方向に展開した
部分概略図。
【図4】図1〜図3のドリルチャックのリングディスク
の平面図。
【符号の説明】
1……チャック体 4……チャックジョー 5……調整リング 11……係止リング 12……連結部材 15……調整スプリング 17……カム 18……制御クリアランス 19……終端ストッパ 20……終端ストッパ 21……リングディスク 22……リングショルダ 23……突起 24……受入部 28……制御カム 29……制限ストッパ 30……係止はめ合い

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に衝撃穴あけ作業のためのドリルチャ
    ックであって、 穴あけスピンドルに接続可能なチャック体(1)と、 自身の間にドリルのための受入部を形成するチャックジ
    ョー(4)であって、ドリルチャックの開閉のために、
    チャック体(1)において回転可能にかつ軸方向に移動
    不能に案内された調整リング(5)によって調整可能で
    あるチャックジョーと、 チャック体(1)において軸方向に可動にかつ制限され
    て回転可能に案内された係止リング(11)であって、
    周方向において、解除可能な連結部材(12)によって
    調整リング(5)に接続可能であり、少なくとも1つの
    連結スプリング(13)によって調整リング(5)にお
    ける軸方向の連結係合状態に保持されている係止リング
    と、 係止リング(11)とチャック体(1)との間で働く調
    整スプリング(15)であって、この調整スプリングの
    力は、チャック体(1)に関して、ドリルチャックの閉
    鎖の際の調整リング(5)の回転方向と同じ回転方向に
    係止リング(11)を付勢するものと、 を備えたドリルチャックにおいて、 チャック体(1)における係止リング(11)の回転制
    限のために、少なくとも1つの半径方向においてチャッ
    ク体(1)から突出するカム(17)が設けられ、各々
    のカム(17)のために、係止リング(11)の壁部
    に、カム(17)を受け入れる制御クリアランス(1
    8)が備えられていて、その際、前記制御クリアランス
    (18)は自身の縁部において、係止リング(11)の
    最大限に可能な回転経路を決定する2つの、カム(1
    7)のための終端ストッパ(19,20)を形成してい
    ることを特徴とするドリルチャック。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のドリルチャックにおい
    て、カム(17)と、前記カムに関係付けられた制御ク
    リアランス(18)がそれぞれ3つずつ、かつ、周方向
    において互いに等間隔に備えられていることを特徴とす
    るドリルチャック。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のドリルチャッ
    クにおいて、カム(17)がリングディスク(21)に
    構成されていて、前記リングディスクは、穴あけスピン
    ドル側の端部から軸方向にチャック体(1)上にのせら
    れていて、チャック体(1)のリングショルダ(22)
    上に回転不能に支持されていて、その際、係止リング
    (11)はカム(17)をリングショルダ(22)に軸
    方向に対向する側で覆うことを特徴とするドリルチャッ
    ク。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のドリルチャックにおい
    て、リングディスク(21)が縁部側に突起(23)を
    有していて、前記突起は周方向において回転接続して、
    リングショルダ(22)における受入部(24)中に係
    合することを特徴とするドリルチャック。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載のドリルチャッ
    クにおいて、調整スプリング(15)が、リングディス
    ク(21)に一端をかけられた引張スプリングとして構
    成されていて、前記引張スプリングは半径方向において
    内側へとチャック体(1)に、かつ、軸方向にリングシ
    ョルダ(22)に、支持されていて、そのためにリング
    ディスク(21)は半径方向において内側に位置した縁
    部に、180度より小の中心角に渡って延びていて調整
    スプリング(15)を受け入れるみぞ(26)を有して
    いることを特徴とするドリルチャック。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれか1項に記載のド
    リルチャックにおいて、カム(17)が、リングディス
    ク(21)の半径方向にそれぞれ垂直に方向付けられた
    断面において、両側に折り曲げられた縁部領域(27)
    を有していて、前記縁部領域は終端ストッパ(19,2
    0)のためのストッパ面を形成していることを特徴とす
    るドリルチャック。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のド
    リルチャックにおいて、制御クリアランス(18)が、
    ドリル側でカム(17)を覆う、終端ストッパ(19,
    20)の間の縁部において制御カム(28)を形成し、
    前記カムは、ドリルチャックの閉鎖に対応する調整リン
    グ(5)の回転方向における係止リングの回転を終える
    終端ストッパ(20)の直前に、調整スプリング(1
    5)の力を受けて行われる係止リング(11)の調整運
    動のための制限ストッパ(29)を、かつ、前記制限ス
    トッパ(29)と、隣接する終端ストッパ(20)との
    間に、以下のように、カム(17)のための係止はめ合
    い(30)を有している、すなわち、係止はめ合い(3
    0)中にカム(17)がある場合、調整リング(5)に
    おける係止リング(11)の連結係合は中止されている
    ように係止はめ合いを有していることを特徴とするドリ
    ルチャック。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のドリルチャックにおい
    て、制限ストッパ(29)が、係止はめ合い(30)へ
    と傾斜させられて上り坂の、制御カム(28)のフラン
    クによって形成されていて、その際、前記フランクの傾
    斜は、係止リング(11)が確かに、手による回転の際
    に、連結スプリング(13)の力に抗して、カムフラン
    クでもって、カム(17)を越えて係止はめ合い位置に
    回転可能であるが、前記調整スプリング(15)の力だ
    けでは十分でないように選ばれていることを特徴とする
    ドリルチャック。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載のド
    リルチャックにおいて、係止リング(11)と調整リン
    グ(5)との間の連結部材(12)が両方の回転方向に
    おいて摩擦接続して構成されていて、最大限に伝達可能
    な連結回転モーメントは、手による回転によって前記連
    結が解除されるが、調整スプリングの力だけではそのた
    めに十分ではないように、選ばれていることを特徴とす
    るドリルチャック。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のドリルチャックにお
    いて、連結部材(12)が、2つの互いに関係付けられ
    ていて軸方向において係合し合うようになる歯車リムよ
    り形成されていて、その際、歯元の面は、係止リングな
    いしは調整リングの両方の回転方向において、手による
    回転の際に係止リング(11)が連結スプリング(1
    5)の力に抗して、歯元面を介して自動的に歯から歯へ
    と、連結係合からはずされるが、そのためには、歯元の
    面は調整スプリング(15)の力だけでは十分でないよ
    うに、構成されていることを特徴とするドリルチャッ
    ク。
JP5286920A 1992-11-16 1993-11-16 ドリルチャック Pending JPH06297216A (ja)

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