JPS58142029A - 回転トルク限定クラツチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、装置の駆動ライン、特に、トラクタの頚軸か
ら農耕機器駆動用継手軸に至る駆動ラインＩＮ護する回
転Ｆルタ限定クラッチであって、継手ｌスと、上記ブス
に軸支した継手スリーブとから成り、継手スリーブの半
径方向開口には一対の駆動部材が案内してあり、上記駆
動部材の半径方向外面に設けた台形状突起が、継手スリ
ーブの軸線方向凹みに係合するようになっており、上記
駆動部材の半径方向内面が、半径方向内方ヘノくネ負荷
された一対の支持カムの台形状頭部に当接するようにな
っている形式のものに関する。

バネによって軸線方向へ負葡された切換リングに設けた
第２傾斜面に当接する傾斜面を有し半径方向へ案内した
駆動部材を有する回転トルク限定クラッチは、公知であ
る（西独特許第２，８２７．９４８号）。上記公報に記
載の駆動部材は、過負ＣａＩ状蒙となると、切”換リン
グにセグメント状に設けたカムとしての傾斜面を飛び越
え、上記カムが遊動位置へ移行した後、解離位置に保持
される。再結合するには、駆動装置を停止し、切換リン
グおよび上記リングに設けたカムを駆動部材の運動範闘
外にそれぞれ回転して、駆動部材を再結合位置に置く必
要がある。

駆ｔｉｎｓ材は、駆動部材に設けてあって半径方向へ作
用するバネ（よって、再び駆動位蓋へ移行される。この
際、切換リングは、円周方向へ作用するバネによって、
再び回転トルク保持位置へ移行される。

上述の装置には、回転トルク限定クラッチを再結合する
場合、駆動装置を停止しなければならず、手動操作によ
って再結合しなければならないと言う欠点がある。この
欠点は、トラクタと農耕機器との間の継手軸ラインを保
護するために過負荷クラッチを使用した場合は特に間−
である。何故ならば、トラクタの運転者は、再結合のた
め、運転席から降りなければならないからである。例え
ば、多数の石を含んだ農地を耕作する場合、回転トルク
限定クラッチがしばしば応答するので、作業が煩雑とな
る。

本発明の目的は、回転トルクを一対の駆動部材て均一に
支持でき、駆動部材に力を加えることなく取付け、取外
しでき、自製的に再結合を行う回転）ルダ限定クラッチ
を創生ずることにある。

この目的は、本発明にもとづき、＆）ｉ／駆動部材半径
方向内面に、それぞれ、半径方向断面が２つの接合する
台形をなす突出部を設け、ｂ）駆動部材の外側の台形の
開き角を内側の台形の開き角よりも大きくなし、６）支
持カムを貫通するボルト上に、支持カムに半径方向負荷
を加えるバネを配設し％（１）回転トルク伝達位置では
、支持カムの台形状頭部の端面から突出するストッパを
相互に当接させ、・）回転トルク伝達位置では、支持カ
ムの台形状頭部を駆動部材の外側の台形と共動させ、ｆ
）過負荷位置では、支持カムの台形状頭部の端面を駆動
部材の突出部の側面に当接させ、ｇ）回転シルク伝達位
曾では、支持カムを、支持カムの台形状頭部によって、
駆動部材の外側の台形に対して配列された吠態に保持す
ることによって、達成される。

本発明においては、単にＵ転数を低下すれば、再結合を
誘起できると言う利点がある。

史に、自動調心作用を有するので、力を加えることない
クラッチの取付・取外を行うことができるとぼう利点が
ある。回転トルク限定クラッチを農耕機器の駆動装置に
組込んだ場合、使用中にクラッチを洗浄または補修する
必要があるので、上記利点は特に有利である。未熟練者
でも問題なく取付・取外作業を行うことができる。

更に、回転トルク限定クラッチの伝達可能なトルクは、
収付けた拭動において、例えば、継手スリーブの開口を
介して調節できると言う利点がある。

クラッチの自動調心構造によって、伝達回転トルクは、
一対の駆動部材に均一に配分される。

本発明に係る回転トルク限定クラッチの別の重要な利点
は、解離トルクが、継手スリーブの凹み１１１ に係合する駆動部材の台形状突起の作用によって決まる
のではなく、駆動部材の支持面と支持カムとの共働作用
および構造にもとづく伝達比によって決まると言う点で
ある。従って、一度設定した解離トルクは、長期間にわ
たって不変である。因みに、上記の台形状突起は、過負
待状態になって継手スリーブが継手ブスに対して回転す
る際に、摩耗されて変形するので、上記突起の作用によ
って解離トルクを定めるとすれば、解離トルクは、時間
の経過とともに変化することになる。

回転シルク限定クラッチの自動調心作用によって、更に
、クラッチの制御部材の製作公差は、クラッチの作用を
損うことなく、比較的大きくできるＯ 回転シルク伝達位置では、支持カムの台形状頭部の端面
から突出するストッパが相互に当接するので、簡単な装
置によって、バネ力を所定の解離トルクに調節すること
ができる。

本発明の別の構成では、支持カムに負荷を加えるバネの
少くとも１つは、少くとも回転トルク減少方向へ調節で
きるスト□ツバに支持する。

バネは、双方の支持カムを貫通するボルト上に配置して
あり、バネ力は相互に対向するので、ボルトの一端にお
けるバネ力を調節できるよう構成すれば十分である。多
くの場合、作業員が、回転トルク限定クラッチの解離シ
ルクを過度に大きく設定し、その結果、駆動される機器
が破損されることを避けるため、クラッチの調節可能方
向は回転トルク減少方向のみとするのが有利である。

本発明の別の特徴にもとづき、駆動部材の台形状突起お
よび上記突起と共働する継手スリーブの凹みは、斜交台
形として構成する。

この方策によって、双方の回転方向について異なる解離
トルクを定めることができる。極端な事例では、回転ト
ルク限定クラッチは、特定の回転方向には解離が行われ
ないよう、即ち、導入されたトルクが完全に伝達される
よう、構成できる。

この作用は、例えば、連結した荷積車を自白に後進させ
る場合に望ましい。

本発明の有利な実ｍ剥では、駆動部材は、軸線方向へ２
分割する。

こあ方策によって、継手スリーブの凹みに係合する駆動
部材の台形状突起と支持カムに５警する駆動部材の突出
部との間の配列誤差を簡単に除くことができる。

本発明の別の特徴にもとづき、２分割したカムの双方の
部分の間にバネを設ける。

かくして、過負荷によって解離した回転トルク限定タラ
ツチを再結合する残存トルクを増大できる・ 別の構成では、継手スリーブの内面には、駆動部材の数
の整数倍の凹みを設ける。

この構成によって、第１に、回転トルク限定クラッチの
作動一度が増大され、第２に、生ずる摩耗が継手スリー
ブの多数の凹みに分散される。

本発明の別の有利な構成では、伝達可能な回転トルクを
増大するため、クラッチの作用部分を複数列にＩ威する
。

この構成によって、回転トルク限定クラッチの外径を増
加することなく、クラッチによって伝達可能な回転トル
クを増大できる。

本発明を、図示の実施側を参照して以下に設明する。

ｔＩｉ１図に縦断面を示した匠転トルク限定タラツチは
、本質的に、駆動部材３および支持カム１１を保持した
差込ボス７から成る。差込ボス７は、ネジ８で、軸例え
ば、トラクタの頚軸に固定できる。

差込ボス７は、継手スリーブ２で囲まれ、支持リング５
および軸線方向確保部材６によって継手スリーブ２に対
して軸線方向へ保持されている。

第１図に示した如く、継手スリーブ２には、継手軸（図
示してない）に接続するための継手ホーク１を設けるこ
とができる。

第２図に、回転トルク伝達位置にある回転トルク限定ク
ラッチを示した。駆動部材６に半径方向外方へ設けた台
形状突起１２は、継手スリーブの凹み１８に係合してい
る。駆動部材３の半径方向内方へ向く端部には、半径方
向断面が２つの接合する台形１３．１５をなす突出部１
７が設けである。この場合、駆動部材の外側の台形１５
の開き角は、内側の台形１３の開き角よりも大きい。回
転トルク伝達位−では、駆動部材３の外側の台形１５の
傾斜面は、支持カム１１の頭部１４の傾斜面に当接する
。支持カム１１にはポル）４１Ｊ通している。支持カム
１１の内部に設けたバネ１０の外側端は、ボルト４に配
した調節ネジ９に支持しである。

回転トルク伝達位置では、支持カム１１の頭部１４の前
方のストッパ１６が相互に当接する。かくして、必要な
場合は、駆動部材６および支持カム１１を簡単に取外、
再取付できる。

支持カム１１の調心は、主として、頭部１４によって行
われる。支持カム１１を受容する開口２０は、支持カム
１１よりも大きく構成してあり、従って、調心機能を有
していない。

第２図下半部に、２分割した駆動部材３’、　３″を示
した。この構造では、突起１２および突出部１７は、当
該の受は面に対して自動的に調心される。

第３図に、過負荷により解離した状態の回転トルク限定
クラッチを示した。駆動部材６の突起１２は、継手スリ
ーブ２の凹み１８から出ており、駆動部材３は、半径方
向内方へ変位し７ている。史に、支持カム１１は、突出
部１７によって半径方向外方へ押し出されている。この
場合、支持カムの頭部の端面は、駆動部材５の内側の台
形１３に当接する。クラッチを再結合できる残存Ｆルク
は、頭部１４の端面と外側の台形１５の側面との共働作
用によって得られる。内側の台形１６の傾斜面を変更す
れば、クラッチを再結合する残存トルクを当しの条件に
適合させることができる。

組込状態においてクラッチの伝達可能な回転シルクを変
更できるよう、継手スリーブ２には、工具を押入して調
節ネジ９を調節するための開口１９が設けである。

第４図に、組立てた一対の支持カム１１を示した。この
場合、支持カムのストッパ１６は相互に当接しており、
支持カムに作用するバネ力は図示の如く調節してあり、
この状態の支持カムを回転トルク限定クラッチに組込む
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、回転トルク限定クラッチの（第、２図の線ム
−１に沿う）縦断面図、 第２ｗＪは、回転トルク伝達位置の回転シルク限定クラ
ッチの横断面図、 第３図は、解離状郭の回転トルク限定クラッチの横断面
図、 第４図は、組立状態の支持カムの図面である。 １−継手ホーク　　　２−継手スリーブ６−駆動部材　
　　　ｓ′、　３″−・分割した駆動部材４−ポル）　
　　　　５−支持リング ６・・軸線方向確保部材 ７−差込ボス　　　　８−ネ　ジ ９−調節ネジ １０＜１１−支持カム、１２一台形状突起１３移１５一
台　形　１４一台形状頭部１６−ストッパ　　　１７−
突出部 １８−継手スリーブの凹み １９−継手スリーブの開口 ２〇−開　口

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １））ラタタの頚軸から農耕機器駆動用継手軸に至る駆
   動ラインを保護する回転トルク限定タラツチであって、
   継手ｌスと、上記ブスに軸支した継手スリーブとから成
   り、継手ボスの半径方向開口には一対の駆動部材が案内
   してあり、上記駆動部材の半径方向外面に設けた台形状
   突起が、継手スリーブの凹みに係合するようになってお
   り、上記駆動部材の半径方向内面が、半径方向内方へバ
   ネ負荷された一対の支持カムの台形状頭部に当接するよ
   うになっている形式のものにおいて、ａ）駆動部材（３
   ）の半径方向内面には、それぞれ、半径方向断面が２つ
   の接合する台形（１３，１５）をなす突出部（１７）が
   設けてあり、ｂ）駆動部材（３）突出部（１７）の外側
   の台形（１５）の糾１き角が、内健の台？　（１３）の
   開き角よりも大きく、ｅ）支持カム（１１）に半径方向
   負荷な加えるバネ（１０）が、支持カム（１１）を貫通
   する＊＃）　（４）上に配置してあり、ｄ）回転トルク
   伝達位置では、支持カム（１１）の台形状頭部（１４）
   の端面から突出するスジツバ（１６）が相互に当擬し、
   ＠）回転トルク伝達位置では、支持カム（１１）の台形
   状頭部（１４）が駆動部材（５）の外側の台形（１５）
   と共働し、ｒ）ｆｉ負荷位置では、支持カム（１１）の
   台形状頭部（１４）のｍｗが駆動部材（３）の突出ｍ　
   （１７）　の惧１１面に当接し、ｇ）回転Ｆルク伝達位
   奮では、支持カム（１１）が、その台形状頭部（１４）
   によって、駆動部材（３）の外側の台ｉ　（１５）に対
   して配列された吠態に保持されることを特徴とする回転
   トルク限定クラッチ。 ２）支持カム（１１）に負荷を加えるバネ（１０）の少
   くとも１つが、少くとも回転トルク減少方向へ調節でき
   るストッパに支持しであることを特徴とする特許請求の
   範匪第１項記載の回転トルク限定クラッチ。 ３）駆動部材（６）の台形状突起（１２）お上び上記突
   起と共働する継手スリーブ（２）の凹み（１８）が、斜
   交金彩として構成しであることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項または第２項記載の回転Ｆルク限定クラッチ
   。 ４）駆動部材（３）が、軸線方向へ２分割しであること
   を特徴とする特許請求の範囲第１〜３項のいずれか１項
   に記載の回転トルク限定クラッチ。 ５）駆動部材（６）が、別のバネによって半径方向外方
   へ負荷されることを特徴とする特許請求の範囲第１〜４
   項のいずれかに記載の回転トルク　−限定クラッチ。 ６）継手スリーブ（２）の内面には、駆動部材（３）の
   数の整数倍の凹み（１８）が設けであることを特徴とす
   る特許請求の範囲＃！１〜５項のいずれかに記載の回転
   ）ルク限定クラッチ。 フ）伝達可能な回転トルクを増大するため、り□ ラッチの作用部分を複数列に構成したことを特徴とする
   特ｄ！ｆｔｆｌ求の範囲＃！１〜６項のいずれかに記載
   の回転シルク限定クラッチ。