JP2880135B2 - トルク制限継手 - Google Patents

トルク制限継手

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JP2880135B2
JP2880135B2 JP8271127A JP27112796A JP2880135B2 JP 2880135 B2 JP2880135 B2 JP 2880135B2 JP 8271127 A JP8271127 A JP 8271127A JP 27112796 A JP27112796 A JP 27112796A JP 2880135 B2 JP2880135 B2 JP 2880135B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D43/00Automatic clutches
    • F16D43/02Automatic clutches actuated entirely mechanically
    • F16D43/20Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure
    • F16D43/202Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure of the ratchet type
    • F16D43/2028Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure of the ratchet type with at least one part moving radially between engagement and disengagement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D7/00Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock
    • F16D7/04Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the ratchet type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農耕機具又は機械
を駆動するための動力伝達装置においてトルク制限を行
うための継手であって、継手ハブと、支持内腔を介して
前記継手ハブ上に相対的に回転可能に支持される継手ス
リーブと、前記継手ハブの凹部内で回転軸線に対してト
ルク伝達位置と非接続位置との間で径方向に調節可能で
あり、回転軸線の方向で二つの径方向内側端部に位置す
るスイッチイング面及びトルク伝達位置で継手スリーブ
の支持内腔内の凹部のトルク伝達面に作用する目的で径
方向外側頂部に設けられたトルク伝達面をそれぞれ有す
る複数の駆動部材と、回転軸線の方向で駆動部材の側に
それぞれ配設されそれぞれ駆動部材のスイッチイング面
を支持するための支持面を備えてばね押し式に駆動部材
をトルク伝達位置まで径方向外側に付勢し、所定のトル
ク値を超えた場合はばねの作用に抗して駆動部材を径方
向内側の前記非接続位置まで移動させるスイッチイング
環とを備えた継手に関する。
【0002】
【従来の技術】このような継手は、英国特許出願第84
9516号公報に記載されている。駆動部材は、継手ハ
ブの径方向開口部内に収容されて径方向に移動可能なカ
ムとして設けられている。駆動部材の内側端部は、ピン
上に位置決めされた二つのスイッチイング環の対応する
支持面を介して、回転軸線に対して径方向外側にトルク
伝達位置まで付勢される、スイッチイング面を有する。
各スイッチイング環は、圧力ばねに連係している。圧力
ばねは、スイッチイング環のように、圧力ばねを貫通し
て継手ハブの内腔内に配設された、テンションピン上に
位置決めされている。
【0003】過負荷の場合、即ち設定トルクを超えた場
合、駆動部材は、それらの径方向内側の非接続位置まで
摺動する。駆動部材は、更に回転してローラにより形成
されたトルク伝達面に再び当接するまで、支持内腔内に
支持される。これは、各回転毎に再発生し、駆動部材及
びそれぞれのトルク伝達面を衝撃するのみならず、磨耗
させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、一定
の速度に達しない場合のみ駆動部材のトルク伝達面と継
手スリーブのトルク伝達面との間の完全な接続即ち継手
の再接続が行われる、トルク制限用の継手を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、
つのスイッチイング環のうち少なくとも一方を、回転軸
線に対して径方向外側の非接続位置と径方向内側のトル
ク伝達位置との間で径方向に調節可能な少なくとも一つ
の遠心重りと係合させ、前記遠心重りは、前記トルク伝
達位置ではスイッチイング環により保持されて該遠心重
りが移動するのを防ぐと共に、所定のトルクを超過した
場合にはスイッチイング環により解放されて非接続位置
まで移動し、更に、前記遠心重りは、所定のスイッチイ
ング速度を超えている場合、スイッチイング環が前記ト
ルク伝達位置に戻るのを防止するため、スイッチイング
環を保持することにより達成される。
【0006】この構造の利点は、設定トルク値を超過し
た後に継手を非接続位置に移動した場合、継手は、遠心
重りがトルク伝達位置まで内側方向に復帰する所定の制
限速度より低い対応する低速度が生じるまで再接続され
ない、ということである。
【0007】前記遠心重りにより、スイッチイング環
は、速度が制限速度以下に降下するまで非接続位置に保
持される。遠心重りは、次に、トルク伝達位置に対応し
且つ遠心重りが回転軸線に接近するその内側位置まで戻
される。遠心重りは、スイッチイング環を解放し、スイ
ッチイング環は更に、駆動部材がそれらのトルク伝達位
置即ちそれらの径方向外側の変移位置を再び採ることが
できるように、駆動部材を付勢する。
【0008】本発明の好適な実施形態によれば、駆動部
材を収容するための前記凹部は、継手ハブ内にスロット
として設けられ、該スロットは、径方向に且つ回転軸線
に平行に延び、ストリップ形の駆動部材は、径方向に且
つ回転軸線に対して平行に調節可能である。その結果、
二つのスイッチイング環のうち一方のみを軸方向に移動
可能なように配設することができる。従って、本発明の
別の実施形態では、一方のスイッチイング環は、回転軸
線の方向に継手ハブ上に回転不能に支持され、他方のス
イッチイング環は、継手ハブ上に支持されたばねによ
り、回転軸線の方向でトルク伝達位置に向けて調節可能
に付勢される。
【0009】スイッチイング環の移動を規制するため
に、スイッチイング環は、トルク伝達位置で継手ハブの
案内面と接触する。動かなくなるのを避けるために、ス
イッチイング環はいずれも、回転軸線に対する径方向平
面内では、回転軸線に対して限られた範囲で調節可能で
あるように、継手ハブにて案内される。
【0010】特に有利な実施形態は、駆動部材がそれぞ
れ両方の側に第一及び第二のスイッチイング面を備え、
第一のスイッチイング面がトルク伝達位置での支持を行
い、第二のスイッチイング面が非接続位置での保持機能
有する。それに対応して、スイッチイング環は、それ
ぞれ、第一及び第二の支持面を備える。
【0011】トルク伝達位置において、第一の支持面
は、第一のスイッチイング面と当接し、非接続位置にお
いて、スイッチイング環の第二の支持面は、駆動部材の
第二のスイッチイング面と当接する。スイッチイング面
と支持面は、第一のスイッチイング環を付勢するばねの
作用でトルク伝達位置において適当な支持が与えられる
ように、形成されている。設定トルクは、速度伝達比に
応じて保持される。設定トルクを超えると、駆動部材は
径方向内側に逃げるので、駆動部材がばねから径方向に
受ける力が減少する。従って、小さな力しか加わらない
ので、緩やかな再接続が達成される。これは、磨耗作用
にも好影響を与える。
【0012】更に、振動励起が減少し、第二のスイッチ
イング面及び第二の支持面は、過負荷が生じた場合、遠
心重りから一定の軸方向距離に第一のスイッチイング環
を保持し、その結果、遠心重りが解放されるように構成
される。更に、設定トルクを超えて遠心重りを外側に移
動させた場合でも、スイッチイング環と遠心重りとの間
に軸方向の隙間を形成し得る軸方向の遊びが設けられて
いる。その結果、軸方向に作用するばねの力により、ト
ルク伝達位置方向で径方向外側に、即ち本実施形態では
第二のスイッチイング面と支持面により、僅かな量だけ
移動される。しかしながら、かかる機能は、第二のスイ
ッチイング面又は支持面を設けない場合でも、達成し得
る。
【0013】回転が続くと、即ち、継手ハブと継手スリ
ーブとの間で更に相対回転移動が続くと、駆動部材は、
それらのトルク伝達面を介して、継手スリーブのそれぞ
れのトルク伝達面と部分的に即ち不完全に係合すること
ができる。この結果、一定の制動効果が得られるが、こ
れは、駆動部材やそれらのトルク伝達面及び継手スリー
ブのトルク伝達面の相当程度の負荷や磨耗に繋がるもの
ではない。かかる部分係合及び外側方向への移動を有利
に作用させるために、継手スリーブに対して継手スリー
ブの凹部のトルク伝達面の前方で、継手ハブの回転方向
に、制御面を設けることも可能である。該制御面は、支
持内腔の直径の外側に位置決めされ、それにより、駆動
部材を径方向外側に僅かな量だけ案内する。その結果、
相対速度は、遠心重りが径方向外側に逃げる制限速度を
下回るまで減少し、遠心重りは開始位置まで復帰してス
イッチイング環を解放し、駆動部材をトルク伝達位置ま
で移動させる。回転角が大きいので、形状が不変の凹部
領域まで支持内腔が延びる場合より、駆動部材を移動す
るために利用し得る時間が多い。
【0014】遠心重りをトルク伝達位置に固定するため
に、係合するスイッチイング環は、保持ラグを介して遠
心環により係合される環状凹部を備えている。即ち、保
持ラグは、回転軸線の方向に係合し、スイッチイング環
がばねの作用に抗して遠心重りから離間した後に解放さ
れる。遠心重りは、それ自体、径方向に逃れることがで
きるだけである。このため、遠心重りは、継手ハブの径
方向に延びる案内面に沿って、径方向に調節可能に案内
され、遠心重りを案内面に接触させる保持ラグと環状凹
部の円錐形状により支持される。
【0015】遠心重りをトルク伝達位置に対応する径方
向内側位置に固定、調節、更に特に復帰させるために、
遠心重りは、ばねで付勢されている。遠心重りは、好ま
しくは、複数のセグメント即ち遠心セグメントから成る
環形を呈する。別の実施形態によれば、遠心セグメント
は、これを取り囲んで閉じた環を形成する引張コイルば
ね(ホースばね)により付勢される。遠心重りに係る質
量及びばねの構造は、スイッチイング環が軸方向に逃げ
た後に遠心重り即ちその遠心セグメントが径方向外側に
逃げることができる制限速度を決定する。遠心セグメン
トは、速度が再び所定の制限速度以下に降下しない限り
スイッチイング環が軸方向にトルク伝達位置まで移動す
るのを防ぐ。
【0016】別の実施形態によれば、遠心重りは、継手
スリーブの内腔内に収容され、前記内腔の壁は、分離位
置における遠心重り即ち個々の遠心セグメントの移動を
規制する。スイッチイング環を分離位置に固定するため
に、遠心重り及び当該遠心重りに係合するスイッチイン
グ環は、スイッチイング環を遠心重りに当接させて軸方
向に支持する保持面を備えている。更に、遠心重りは、
回転軸線の方向に、継手ハブの案内面に当接して支持さ
れるので、軸方向ではなく、径方向にのみ逃げることが
できる。保持面は、過負荷の場合即ち非接続位置で駆動
部材がそれらの頭部を介して支持内腔内に支持されると
きに保持面間に一定量の遊びが存するように、好ましく
は配設される。その結果、制限速度に達しない場合は、
駆動部材のトルク伝達位置に対応する開始位置への遠心
重りの移動は、妨げられない。しかしながら、これは、
また、過負荷の場合、即ち設定トルクを超過した場合に
も当てはまる。
【0017】
【発明の実施の形態】添付図面には、本発明による継手
の好適な実施形態及びその農機具への適用例が示されて
いる。ここで、図1は、機具2を取り付けたトラクタ1
を示す。トラクタ1の動力取出し(PTO)軸3は、推
進軸4を介して、機具2の工具(図示せず)を駆動す
る。推進軸4は、動力取出し軸3寄りに、本発明による
継手5を備えている。更に、推進軸4は、機具2の端部
で、駆動軸6に接続されている。継手5の目的は、機具
2の工具の近傍で詰まりが生じた場合、駆動を遮断する
ことである。動力取出し軸3は回転し続けるが、推進軸
4へのトルクの伝達は遮断される。以下、図2図7を
参照して、継手5の構造及び継手5の機能態様をより詳
細に説明する。
【0018】図1図3は、トルク伝達位置における継
手5を示す。継手5は、プラグオン内腔8を備えた継手
ハブ7を備えている。該プラグオン内腔8は、回転軸線
15を中心に配設されると共に、継手ハブ7が例えば図
1に示すようなトラクタの動力取出し軸3との間で非回
転接続を達成できるように構成されている。継手ハブ7
の外面9は、円柱状である。外面9は、以下に詳細に説
明するように同時に案内面として機能する二つの側面1
0,11により、画定されている。二つの側面10,1
1は、それぞれ、環状凹部12,13を備えている。
【0019】更に、回転軸線15に対して平行に延びて
円周方向に分布した複数の凹部であるスロット14が設
けられている。該スロット14は、外面9の方向及び側
面10,11の方向のいずれにも開口している。図示実
施形態の場合、120度の角度をなすように合計3つの
円周方向に等間隔に分布したスロット14が設けられて
いる。しかしながら、継手ハブ7と継手スリーブ42と
の間に360度の完全相対回転が生じた場合のみ継手が
再接続されるように異なる分割を行ってもよい。
【0020】スロット14は、それぞれ、ストリップ状
の駆動部材16を収容する。駆動部材16は、二つの側
面10,11の間のスロット14より短い。しかしなが
ら、駆動部材16は、その横方向端部を介して、環状凹
部12,13の領域内に延びている。
【0021】駆動部材16は、基部領域即ち径方向内側
領域に、それらが画定する側面に向けて、回転軸線15
に対して傾斜した第一のスイッチイング面17,17′
を備えている。即ち、スイッチイング面17,17'
は、それらの間に大きな角度を形成する。駆動部材16
の頭部に向けて、より急角度を成す第二のスイッチイン
グ面18,18′が続いている。
【0022】矢印Nで示した回転駆動方向の駆動は、ト
ルク伝達面19により付与される。該トルク伝達面19
は、各駆動部材16の頭部に配設され、頂面50内で終
端する。原理上、継手は、矢印方向Nとは逆の回転方向
に過負荷継手としても機能する。しかしながら、説明
は、回転駆動方向Nについてのみ行う。二つの環状凹部
12,13の領域には、回転軸線15に対して径方向に
延びる案内面24,25が設けられている。換言すれ
ば、回転軸線15は、案内面24,25を含む平面に対
して垂直に位置決めされている。
【0023】側面10の近傍には、内腔26を有する第
一のスイッチイング環22が設けられている。スイッチ
イング環22は、内腔26により、継手ハブ7の外面2
8に対して遊びを持って配設される。即ち、第一のスイ
ッチイング環22は、径方向に前記遊びの量だけ自由に
移動することができる。第一のスイッチイング環22
は、環状凹部12内に延びる突出部を備えている。該突
出部は、トルク伝達位置では、その右側端面が第一の案
内面24に当接している。第一のスイッチイング環22
は、トルク伝達位置で3個の駆動部材16の第一のスイ
ッチイング面17に当接する第一の支持面20を備えて
いる。第一の支持面20は、例えば回転円錐面の形状を
有してもよい。該支持面20は、第一のスイッチイング
面17に整合するように形成されている。両者は、平面
状態で互いに接触する。
【0024】更に、第一のスイッチイング環22は、駆
動部材16が非接続位置にあるときに第二のスイッチイ
ング面18と接触するように構成された第二の支持面2
1を備えている。また、継手ハブ7は、その端部に外部
螺子山30を備えている。該外部螺子山30上には、ば
ね32の支持面として機能するナット31が螺合してい
る。該ばね32は、複数個の部分から成る板ばねから構
成され、その他方端部が第一のスイッチイング環22上
に支持されると共に、止めとして機能する案内面24の
方向にスイッチイング環22を付勢している。
【0025】継手ハブ7は、その他方端部にかけて、別
の外面29を備えている。外面29は、駆動部材16の
方に向けて、環状凹部13の径方向に延びる第二の案内
面25で終端する。外面29と第二のスイッチイング環
23の内腔27との間には、径方向の遊びが形成され、
第二のスイッチイング環23を径方向に調節可能として
いる。第二のスイッチイング環23は、第二の案内面2
5に当接し、他方側で固定環33により保持され、軸方
向のずれを防止して径方向にのみ移動し得るようにして
いる。
【0026】第二のスイッチイング環23は、図示した
ようにトルク伝達位置で駆動部材16の第一のスイッチ
イング面17′に当接する円錐形状の第一の支持面2
0′を備えている。頂面の方向に続く第二の支持面2
1′は、駆動部材16の第二のスイッチイング面18′
と当接することにより、非接続位置で駆動部材16を支
持する。
【0027】第一のスイッチイング環22は、継手ハブ
7の側面10に対向して配設されたその環状面に、ばね
32の方向に向かうに従って先細になる円錐面35を有
する環状凹部34を備えている。環状セクタの形をした
3つの遠心セグメント36′から成る遠心重り36は、
保持ラグ51を介して、環状凹部34と係合する。遠心
重り36を形成する遠心セグメント36′は、回転軸線
15に対して垂直に位置決めされた第一の案内面39を
備えている。
【0028】前記案内面39は、継手ハブ7の側面10
上に沿って、径方向に遠心セグメント36′を案内す
る。更に、遠心セグメント36′は、それらの保持ラグ
51に、それぞれ第二の案内面40を構成する円錐状又
は部分的に円錐状の面を備えている。案内面40は、環
状凹部34の円錐状面35に対応し、図示位置では、
内面40を介して、遠心セグメント36′は、回転軸線
15に対してそれらの径方向内側位置に保持される。遠
心セグメント36′は、内側端面37を介して、スイッ
チイング環22の段付き座面38に当接する。
【0029】遠心セグメント36′は、環状の引張コイ
ルばねであるホースばね41を介して、前記径方向内側
位置に保持される。更に、遠心セグメント36′は、駆
動部材16が図24に示したトルク伝達位置にある限
り、保持ラグ51と接続した環状凹部12により、閉じ
込め状態で保持される。
【0030】第一のスイッチイング環22は、駆動部材
16の方向で右側にばね32により付勢され、第一の支
持面20は第一のスイッチイング面17上に支持され
る。一方、駆動部材16は、その他方の第一のスイッチ
イング面18′を介して、第二のスイッチイング環23
の支持面20′に当接支持される。更に、駆動部材16
は、スロット14のために、固定支持された第二のスイ
ッチイング環23に当接するまで自由に移動することが
できる。しかしながら、この移動は、止めを構成する第
一の案内面24に第一のスイッチイング環22が当接す
ると終了する。
【0031】この位置で、駆動部材16は、対応して円
周方向に分布した溝状の凹部45と係合するように保持
される。前記凹部45は、それぞれのトルク伝達面19
を介して継手スリーブ42のトルク伝達面46に接触し
つつ、継手スリーブ42の支持内腔43内に配設され
る。継手スリーブ42は、その支持内腔43を介して継
手ハブ7の外面9上に支持される。更に、継手ハブ7
は、固定環33,52、肩部53及び軸受54により軸
方向移動が防止され、継手スリーブ42内に保持され
る。継手ハブ7及び継手スリーブ42は、また、回転軸
線15に対して回転することができ、回転軸線15を中
心に一体的に回転可能である。トルク負荷が無い限り、
スイッチイング環22,23が駆動部16により負荷を
かけられることはない。遠心セグメント36′は、継手
スリーブ42の内腔44内に収容され、それらの径方向
移動は、内腔44の壁により規制される。
【0032】遠心セグメント36′は、保持ラグ51の
左側、即ちばね32の方向に保持面48を有する。第一
のスイッチイング環22は、保持面47として機能する
対応環状面を備えている。回転方向Nのスロット14の
前方には、支持内腔43の直径により画定される円の外
側に、制御面49が位置決めされている。制御面49
は、過負荷が生じた場合、駆動部材16を凹部45の方
向に案内して再接続する。このような過負荷が生じた場
合、駆動部材16は、図2〜図4に示したトルク伝達位
置から、径方向内側に移動する。
【0033】この過程で、第一のスイッチイング環22
は、ばね32の力に抗して左側に移動する。同時に、駆
動部材16も、図5及び図7に示した位置を採るまで左
側に移動し続け、第二のスイッチイング面18、18′
が、二つのスイッチイング環22、23の第二の支持面
21、21′に接触する。このとき、駆動部材16は、
非接続位置に在り、設定トルクが更に伝達されることは
ない。継手ハブ7は、継手スリーブ42より速く回転す
ることができるが、その方向は回転駆動方向Nである。
第一のスイッチイング環22をナット31の方向に左側
に移動させることにより、遠心セグメント36′の保持
ラグ51は、解放される。即ち、遠心セグメント36′
の第二の案内面40と、スイッチイング面22の円錐面
35との接触が解除され、一定の速度が加わると、遠心
セグメント36′は、それらの外面が内腔44の壁に接
触するまでホースばね41の力に抗して外側に移動する
ことができる。
【0034】第二のスイッチイング面18,18′及び
第二の支持面21,21′により、ばね32及び第一の
スイッチイング環22は極めて小さい力を駆動部材16
に加えるが、該力は、駆動部材16を径方向外側位置
に、即ち、凹部45と係合する位置に移動させようとす
る。しかしながら、通常は互いに僅かに離間している二
つの保持面47,48が図8及び図9に見られるように
互いに当接するので、完全な係合は防止され、それ以上
係合が進むことはない。従って、駆動部材16は、それ
らの頂面50が再び支持内腔43と当接するまで僅かな
量だけ径方向外側に移動するので、再び上昇する。
【0035】この過程は、一定速度を超えている限り反
復され、遠心セグメント36′を内腔44の壁と接触し
たそれらの外側位置に保持する。例えばトラクタの動力
取出し軸の駆動が遮断されて速度が降下し、遠心セグメ
ント36′がそれらの径方向外側位置を採り得る限界速
度に達しない場合は、ホースばね41は、遠心セグメン
ト36′をそれらの径方向内側位置まで付勢する。遠心
セグメント36′は、それらの内面37を介して、第一
のスイッチイング環22の座面38と当接する。
【0036】このように速度が低下した場合、ばね32
の作用で、駆動部材16は、凹部45の位置に対応する
位置に達してそれらのトルク伝達面19が凹部45の対
応するトルク伝達面46と当接すると、凹部45と係合
することができる。この過程において、スイッチイング
環22は、図2図4で示した位置に移動する。トルク
伝達位置に移送されると、駆動部材16は、回転軸線1
5に対して径方向及び軸方向の移動を行う。好適な実施
形態において、継手ハブ7は、駆動部として機能する。
【0037】以上、本発明を詳細に且つ特定の例に基づ
いて説明してきたが、その精神及び範囲から逸脱するこ
となく種々の変更及び修正をなし得ることは当業者には
明らかであろう。
【0038】本発明による主題は、好ましくは、農耕機
具(2)又は機械を駆動するための動力伝達装置におい
てトルク制限を行うための継手(5)であって、 継手ハ
ブ(7)と、 支持内腔(43)を介して継手ハブ(7)
上に相対的に回転可能に支持される継手スリーブ(4
2)と、 継手ハブ(7)の凹部(14)内で、回転軸線
(15)に対して、トルク伝達位置と非接続位置との間
で径方向に調節可能であり、回転軸線(15)の方向で
二つの径方向内側端部に位置するスイッチイング面(1
7,18;17′,18′)及びトルク伝達位置で継手
スリーブ(42)の支持内腔(43)内の凹部のトルク
伝達面(46)に作用する目的で径方向外側頂部に設け
られたトルク伝達面(19)をそれぞれ有する複数の駆
動部材(16)と、 回転軸線(15)の方向で駆動部材
(16)の側にそれぞれ配設され、それぞれ、駆動部材
(16)のスイッチイング面(17,17′)を支持す
るための支持面(20,20′)を備え、ばね押し式
に、駆動部材(16)を前記トルク伝達位置まで径方向
外側に付勢し、所定のトルク値を超えた場合はばね(3
2)の作用に抗して駆動部材(16)を径方向内側の前
記非接続位置まで移動させるスイッチイング環(22,
23)と、 を備えた継手において、 二つのスイッチイン
グ環(22,23)のうち少なくとも一方(22)は、
回転軸線に対して径方向外側の前記非接続位置と径方向
内側の前記トルク伝達位置との間で径方向に調節可能な
少なくとも一つの遠心重り(36)と係合し、 前記遠心
重り(36)は、前記トルク伝達位置ではスイッチイン
グ環(22)により保持されて該遠心重り(36)が移
動するのを防ぐと共に、前記所定のトルク値を超過した
場合には前記非接続位置まで移動すべくスイッチイング
環(22)により解放され、 前記遠心重り(36)は、
所定のスイッチイング速度を超えている場合、スイッチ
イング環(22)が前記トルク伝達位置に戻るのを防止
するため、スイッチイング環(22)を保持することを
特徴とする継手に関する。
【0039】更に、上述した構成において、駆動部材
(16)を収容するための前記凹部(45)は、継手ハ
ブ(7)内にスロットとして設けられ、該スロットが径
方向に且つ回転軸線(15)に平行に延び、ストリップ
形の駆動部材が、径方向に且つ回転軸線に対して平行に
調節可能である、ことがより好ましい。
【0040】更に、上述した構成において、一方のスイ
ッチイング環(23)は、回転軸線(15)の方向に継
手ハブ(7)上に回転不能に支持され、他方のスイッチ
イング環(22)は、継手ハブ(7)上に支持されたば
ね(32)により、回転軸線の方向でトルク伝達位置に
向けて調節可能に付勢される、ことがより好ましい。
【0041】更に、上述した構成において、トルク伝達
位置では、軸方向に調節可能なスイッチイング環(2
2)は、継手ハブ(7)の案内面(24)と接触する、
ことがより好ましい。
【0042】更に、上述した構成において、回転軸線
(15)に対する径方向平面内では、スイッチイング環
(22,23)は、回転軸線に対して限られた範囲で調
節可能であるように、継手ハブ(7)にて案内される、
ことがより好ましい。
【0043】更に、上述した構成において、駆動部材
(16)は、それぞれ両方の側で、第一のスイッチイン
グ面(17,17′)及び第二のスイッチイング面(1
8,18′)を備え、スイッチイング環(22,23)
は、それぞれ、第一の支持面(20,20′)及び第二
の支持面(21,21′)を備え、前記第一のスイッチ
イング面(17,17′)と前記第一の支持面(20,
20′)とが、駆動部材(16)のトルク伝達位置で互
いに接触し、第二のスイッチイング面(18,18′)
と第二の支持面(21,21′)とが、非接続位置で互
いに接触する、ことがより好ましい。
【0044】更に、上述した構成において、第二のスイ
ッチイング面(18)及び第二の支持面(21)は、前
記遠心重り(36)から一定の軸方向距離にスイッチイ
ング環(22)を保持する、ことがより好ましい。
【0045】更に、上述した構成において、遠心重りが
係合するスイッチイング環(22)は、保持ラグ(5
1)を介して遠心重り(36)により係合される環状凹
部(34)を有する、ことがより好ましい。
【0046】更に、上述した構成において、遠心重り
(36)は、継手ハブ(7)の径方向に延びる側面(1
0)上で径方向に調節可能に案内される、 ことがより
好ましい。
【0047】更に、上述した構成において、遠心重り
(36)は、ばね力により、径方向内側位置まで付勢さ
れる、ことがより好ましい。
【0048】更に、上述した構成において、遠心重り
(36)は、複数の遠心セグメント(36′)から成
る、ことがより好ましい。
【0049】更に、上述した構成において、遠心セグメ
ント(36′)は、これを取り囲んで閉じた環を形成す
る引張コイルばね(ホースばね41)により付勢され
る、ことがより好ましい。
【0050】更に、上述した構成において、遠心重り
(36)は、継手スリーブ(42)の内腔(44)内に
収容され、前記内腔の壁は、非接続位置での継手スリー
ブの移動を規制する、ことがより好ましい。
【0051】更に、上述した構成において、遠心重り
(36)及び当該遠心重り(36)に係合するスイッチ
イング環(22)は、遠心重り(36)に抗してスイッ
チイング環(22)を軸方向に支持する保持面(47,
48)を有する、ことがより好ましい。
【0052】
【発明の効果】本発明による効果は、設定トルク値を超
過した後に継手を非接続位置に移動した場合、継手は、
遠心重りがトルク伝達位置まで内側方向に復帰する所定
の制限速度より低い対応する低速度が生じるまで再接続
されない、ということである。遠心重りの結果、スイッ
チイング環は、速度が制限速度以下に降下するまで非接
続位置に保持される。遠心重りは、次に、トルク伝達位
置に対応し且つ遠心重りが回転軸線に接近するその内側
位置まで戻される。遠心重りは、スイッチイング環を解
放し、スイッチイング環は更に、駆動部材がそれらのト
ルク伝達位置即ちそれらの径方向外側の変移位置を再び
採ることができるように、駆動部材を付勢する。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタとの間に配設された継手を介して駆動
される農機具を備えたトラクタを示した図。
【図2】トルク伝達位置に在る本発明による継手を通る
縦断面図。
【図3】駆動部材を示した図2の線III−IIIによる断面
図。
【図4】トルク伝達位置に対応する位置に在る遠心重り
の遠心セグメントを示す図2の線IV−IVによる断面図。
【図5】図2に対応する図であるが、過負荷が生じた位
置、即ち駆動部材、遠心セグメント並びにスイッチイン
グ環が分離位置にある状態を示した図。
【図6】図3に対応する図であるが、過負荷が生じた位
置、即ち駆動部材、遠心セグメント並びにスイッチイン
グ環が分離位置にある状態を示した図。
【図7】図4に対応する図であるが、過負荷が生じた位
置、即ち駆動部材、遠心セグメント並びにスイッチイン
グ環が分離位置にある状態を示した図。
【図8】制限速度がまだ超過された状態で継手が分離位
置にある図5の断面図であって、継手ハブに対する継手
スリーブの相対位置、即ち、制動作用を達成すべく駆動
部材が外側に僅かに移動した位置を示した図。
【図9】制限速度がまだ超過された状態で継手が分離位
置にある図6の断面図であって、継手ハブに対する継手
スリーブの相対位置、即ち、制動作用を達成すべく駆動
部材が外側に僅かに移動した位置を示した図。
【符号の説明】
1 トラクタ 2 機具 3 動力取出し軸 4 推進軸 5 継手 6 駆動軸 7 継手ハブ 8 プラグオン内腔 9 外面 10,11 側面 12,13 環状凹部 14 スロット 15 回転軸線 16 駆動部材 17,17′ 第一のスイッチイング面 18,18′ 第二のスイッチイング面 19 トルク伝達面 20,20′ 第一の支持面 21,21′ 第二の支持面 22 第一のスイッチイング環 23 第二のスイッチイング環 24 第一の案内面/止め 25 第二の案内面 26,27 内腔 28,29 外面 30 螺子山 31 ナット 32 ばね 33 固定環 34 環状凹部 35 円錐面 36 遠心重り 36′ 遠心セグメント 37 内面 38 座面 39 第一の案内面 40 第二の案内面 41 ばね 42 継手スリーブ 43 支持内腔 44 内腔 45 凹部 47,48 保持面 49 制御面 50 頂面 51 保持ラグ 52 固定環 53 スイッチ 54 軸受 N 回転駆動方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−184325(JP,U) 実開 昭48−87435(JP,U) 実公 昭46−33447(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16D 43/22 F16D 7/04 - 7/10 F16D 47/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 農耕機具(2)又は機械を駆動するため
    の動力伝達装置においてトルク制限を行うための継手
    (5)であって、 継手ハブ(7)と、 支持内腔(43)を介して継手ハブ(7)上に相対的に
    回転可能に支持される継手スリーブ(42)と、 継手ハブ(7)の凹部(14)内で、回転軸線(15)
    に対して、トルク伝達位置と非接続位置との間で径方向
    に調節可能であり、回転軸線(15)の方向で二つの径
    方向内側端部に位置するスイッチイング面(17,1
    8;17′,18′)及びトルク伝達位置で継手スリー
    ブ(42)の支持内腔(43)内の凹部のトルク伝達面
    (46)に作用する目的で径方向外側頂部に設けられた
    トルク伝達面(19)をそれぞれ有する複数の駆動部材
    (16)と、 回転軸線(15)の方向で駆動部材(16)の側にそれ
    ぞれ配設され、それぞれ、駆動部材(16)のスイッチ
    イング面(17,17′)を支持するための支持面(2
    0,20′)を備え、ばね押し式に、駆動部材(16)
    を前記トルク伝達位置まで径方向外側に付勢し、所定の
    トルク値を超えた場合はばね(32)の作用に抗して駆
    動部材(16)を径方向内側の前記非接続位置まで移動
    させるスイッチイング環(22,23)と、 を備えた継手において、 二つのスイッチイング環(22,23)のうち少なくと
    も一方(22)は、回転軸線に対して径方向外側の前記
    非接続位置と径方向内側の前記トルク伝達位置との間で
    径方向に調節可能な少なくとも一つの遠心重り(36)
    と係合し、 前記遠心重り(36)は、前記トルク伝達位置ではスイ
    ッチイング環(22)により保持されて該遠心重り(3
    6)が移動するのを防ぐと共に、前記所定のトルク値を
    超過した場合には前記非接続位置まで移動すべくスイッ
    チイング環(22)により解放され、 前記遠心重り(36)は、所定のスイッチイング速度を
    超えている場合、スイ ッチイング環(22)が前記トル
    ク伝達位置に戻るのを防止するため、スイッチイング環
    (22)を保持することを特徴とする継手。
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