JPH0629608Y2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0629608Y2 JPH0629608Y2 JP1992026228U JP2622892U JPH0629608Y2 JP H0629608 Y2 JPH0629608 Y2 JP H0629608Y2 JP 1992026228 U JP1992026228 U JP 1992026228U JP 2622892 U JP2622892 U JP 2622892U JP H0629608 Y2 JPH0629608 Y2 JP H0629608Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition plate
- drain tank
- compressor
- tank
- storage chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、筐体の内部を仕切板で
上下に区画して上方空間を熱交換室とし、下方空間に圧
縮機及びドレンタンクを配設した空気調和機に関する。
上下に区画して上方空間を熱交換室とし、下方空間に圧
縮機及びドレンタンクを配設した空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種空気調和機として、実公昭
57-54508号公報に示されるものが知られている。この公
報記載の空気調和機は、筐体内部を仕切板にて上下に区
画して上方空間を熱交換室とし、下方空間にドレンタン
クと圧縮機を配設している。しかしながら、この構成で
は、ドレンタンクを取り外すと、ドレンタンク取り出し
用の収納口を介して圧縮機や配管が露出し、誤って触れ
る恐れがあった。
57-54508号公報に示されるものが知られている。この公
報記載の空気調和機は、筐体内部を仕切板にて上下に区
画して上方空間を熱交換室とし、下方空間にドレンタン
クと圧縮機を配設している。しかしながら、この構成で
は、ドレンタンクを取り外すと、ドレンタンク取り出し
用の収納口を介して圧縮機や配管が露出し、誤って触れ
る恐れがあった。
【0003】そこで、圧縮機とドレンタンクとの間に区
画板を設け、区画板にて圧縮機収納室とタンク収納室に
区画することが考えられる。しかし、この構成において
は、区画板の強度が低いため、ドレンタンクの着脱操作
時、区画板がドレンタンクに押されて圧縮機や配管に近
接する場合があるが、圧縮機や配管は比較的高温である
ため、区画板が熱変形等を起こす恐れがある。これを解
消するために、区画板と圧縮機や配管との間隔を大きく
する必要があるが、間隔を大きくすると、機器が大型化
したり、ドレンタンクの容積が小さくなる欠点がある。
画板を設け、区画板にて圧縮機収納室とタンク収納室に
区画することが考えられる。しかし、この構成において
は、区画板の強度が低いため、ドレンタンクの着脱操作
時、区画板がドレンタンクに押されて圧縮機や配管に近
接する場合があるが、圧縮機や配管は比較的高温である
ため、区画板が熱変形等を起こす恐れがある。これを解
消するために、区画板と圧縮機や配管との間隔を大きく
する必要があるが、間隔を大きくすると、機器が大型化
したり、ドレンタンクの容積が小さくなる欠点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記欠点に
鑑みなされたもので、ドレンタンクを大きくしつつ機器
の小型化を図り得る空気調和機を提供することを課題と
する。
鑑みなされたもので、ドレンタンクを大きくしつつ機器
の小型化を図り得る空気調和機を提供することを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、筐体の内部を
上下に区画する仕切板と、筐体内の下部空間を2室に区
画する区画板と、下部空間の一方の室に配設される圧縮
機と、下部空間の他方の室に配設されるドレンタンクと
を備え、区画板の横断面形状を凹凸形状に形成すると共
に、ドレンタンクを、区画板に沿う形状に形成したこと
を特徴とする。
上下に区画する仕切板と、筐体内の下部空間を2室に区
画する区画板と、下部空間の一方の室に配設される圧縮
機と、下部空間の他方の室に配設されるドレンタンクと
を備え、区画板の横断面形状を凹凸形状に形成すると共
に、ドレンタンクを、区画板に沿う形状に形成したこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】区画板の横断面形状を凹凸形状に形成すること
で、区画板の強度が向上し、圧縮機側への変形が抑制さ
れ、区画板を圧縮機に近接配置することが可能となり、
機器の小型化が図れる。また、ドレンタンクを区画板に
沿う形状に形成することで、機器の空間を有効に利用し
てドレンタンクを大きくすることが可能となる。
で、区画板の強度が向上し、圧縮機側への変形が抑制さ
れ、区画板を圧縮機に近接配置することが可能となり、
機器の小型化が図れる。また、ドレンタンクを区画板に
沿う形状に形成することで、機器の空間を有効に利用し
てドレンタンクを大きくすることが可能となる。
【0007】
【実施例】本考案の一実施例を、図に示す除湿機に基づ
いて詳述する。
いて詳述する。
【0008】1は除湿機で、二つの器状体2、3を組み
合わせて筐体4が構成されている。5は器状体2、3の
上面に形成した把手で、筐体4の分割線6に沿った分割
面7を有し、この分割面には相互に係合される係止部が
形成されている。
合わせて筐体4が構成されている。5は器状体2、3の
上面に形成した把手で、筐体4の分割線6に沿った分割
面7を有し、この分割面には相互に係合される係止部が
形成されている。
【0009】これら器状体2、3の対向する面には、夫
々通気グリル8、9が形成されている。10は一方の器状
体3に設けた収納口で、ドレンタンク11が挿入される。
12は他方の器状体2の開口を塞ぐ閉鎖パネルである。こ
のような二つの器状体2、3で組み合わされた筐体4は
仕切板13で上下に区画され、上方空間に熱交換室14を形
成し、下方空間に後述する区画板33によりドレンタンク
11を着脱自在に収納するタンク収納室38と圧縮機16を収
納する圧縮機収納室15を形成している。
々通気グリル8、9が形成されている。10は一方の器状
体3に設けた収納口で、ドレンタンク11が挿入される。
12は他方の器状体2の開口を塞ぐ閉鎖パネルである。こ
のような二つの器状体2、3で組み合わされた筐体4は
仕切板13で上下に区画され、上方空間に熱交換室14を形
成し、下方空間に後述する区画板33によりドレンタンク
11を着脱自在に収納するタンク収納室38と圧縮機16を収
納する圧縮機収納室15を形成している。
【0010】17はファンガイド18の枠体で、仕切板13と
一体に成形されている。この枠体17の中央には円筒状の
通風路19が形成されている。このファンガイド18の一方
に蒸発器20並びに凝縮器21を、他方にプロペラファン22
を配設し、このプロペラファン22の回転によって室内空
気は一方の通気グリル8から吸い込まれて蒸発器20で冷
却され、凝縮器21で加熱された後、ファンガイド18の枠
体17のベルマウス23を通過して他方の通気グリル9から
吹き出される。
一体に成形されている。この枠体17の中央には円筒状の
通風路19が形成されている。このファンガイド18の一方
に蒸発器20並びに凝縮器21を、他方にプロペラファン22
を配設し、このプロペラファン22の回転によって室内空
気は一方の通気グリル8から吸い込まれて蒸発器20で冷
却され、凝縮器21で加熱された後、ファンガイド18の枠
体17のベルマウス23を通過して他方の通気グリル9から
吹き出される。
【0011】24は蒸発器20並びに凝縮器21の位置決部材
で、下方に伸びた二つの爪25は蒸発器20並びに凝縮器21
のベンド26の間に挿入される。27はこの位置決部材24の
補助具で、位置決部材24の上面の起立片28間に装着され
る。29は補助具24の上面に設けた係合爪で、一方の器状
体3の上片30に係合されるよう構成されている。
で、下方に伸びた二つの爪25は蒸発器20並びに凝縮器21
のベンド26の間に挿入される。27はこの位置決部材24の
補助具で、位置決部材24の上面の起立片28間に装着され
る。29は補助具24の上面に設けた係合爪で、一方の器状
体3の上片30に係合されるよう構成されている。
【0012】圧縮機収納室15には、板金製の基台31に防
振装置32を介して圧縮機16が取りつけられている。
振装置32を介して圧縮機16が取りつけられている。
【0013】33は略L字状の区画板で、凹部34に圧縮機
16の一側面を近付けて、この板の下縁35は基台31の延長
片36の縁37に螺子で固定され、筐体4の下部空間を、タ
ンク収納室38と圧縮機収納室15とに区画している。39は
タンク収納室38側へ突出スライドレールで、ドレンタン
ク11を案内するようになっている。
16の一側面を近付けて、この板の下縁35は基台31の延長
片36の縁37に螺子で固定され、筐体4の下部空間を、タ
ンク収納室38と圧縮機収納室15とに区画している。39は
タンク収納室38側へ突出スライドレールで、ドレンタン
ク11を案内するようになっている。
【0014】ドレンタンク11は、前面上部に把手40が形
成され、背面には垂直壁33の凹部34に沿った凹所42が形
成されており、この把手40と凹所42とが対向するように
なっている。このドレンタンク11の左右側面には、段差
41が形成され、この段差41がスライドレール39に乗って
ドレンタンク11が収納口10より出し入れできるようにな
っている。
成され、背面には垂直壁33の凹部34に沿った凹所42が形
成されており、この把手40と凹所42とが対向するように
なっている。このドレンタンク11の左右側面には、段差
41が形成され、この段差41がスライドレール39に乗って
ドレンタンク11が収納口10より出し入れできるようにな
っている。
【0015】以上のような本考案の除湿機において、蒸
発器20で生成されたドレンは、仕切板13のドレン受け43
で受けられ、ドレンタンク11に導かれる。
発器20で生成されたドレンは、仕切板13のドレン受け43
で受けられ、ドレンタンク11に導かれる。
【0016】そして、ドレンタンク11に多量のドレンが
溜ったときには、ドレンタンク11の把手40に手を掛け
て、除湿機1よりドレンタンク11を取り出し、その後、
もう一方の手をドレンタンク11の凹所42に掛けてこのタ
ンク11を水平状態にして持ち運ぶことができる。
溜ったときには、ドレンタンク11の把手40に手を掛け
て、除湿機1よりドレンタンク11を取り出し、その後、
もう一方の手をドレンタンク11の凹所42に掛けてこのタ
ンク11を水平状態にして持ち運ぶことができる。
【0017】区画板33には凹部34を形成しているので、
その強度が向上し、ドレンタンク11のタンク収納室38へ
の着脱作業時に、区画板33がドレンタンク11に押される
ことによって圧縮機収納室15側へ変形するのを抑制する
ことができ、区画板33を圧縮機16等に近接させることが
できる。また、区画板33の凹部34を圧縮機16に対応して
形成しているので、圧縮機収納室15の余空間を有効に利
用して区画板33を圧縮機収納室15側に配設することがで
き、区画板33の強度を向上することにより区画板33を圧
縮機16に近接できることと相まって、タンク収納室38を
大きく形成することができる。さらに、区画板33の強度
が向上するので、仕切板13の荷重による区画板33の変形
を防止することもできる。
その強度が向上し、ドレンタンク11のタンク収納室38へ
の着脱作業時に、区画板33がドレンタンク11に押される
ことによって圧縮機収納室15側へ変形するのを抑制する
ことができ、区画板33を圧縮機16等に近接させることが
できる。また、区画板33の凹部34を圧縮機16に対応して
形成しているので、圧縮機収納室15の余空間を有効に利
用して区画板33を圧縮機収納室15側に配設することがで
き、区画板33の強度を向上することにより区画板33を圧
縮機16に近接できることと相まって、タンク収納室38を
大きく形成することができる。さらに、区画板33の強度
が向上するので、仕切板13の荷重による区画板33の変形
を防止することもできる。
【0018】ドレンタンク11は、区画板33の凹部34に沿
った凹所42を形成し、横断面形状を区画板33に沿う形状
に形成したため、ドレンタンク11を比較的大きなものに
することができる。
った凹所42を形成し、横断面形状を区画板33に沿う形状
に形成したため、ドレンタンク11を比較的大きなものに
することができる。
【0019】
【考案の効果】以上の如く、本考案の構成によれば、区
画板の横断面形状を凹凸形状に形成することで、区画板
の強度を向上して、区画板が圧縮機収納室側へ変形する
のを抑制することができ、区画板を圧縮機に近接配置し
てタンク収納室を大きく形成することができると共に、
ドレンタンクの横断面形状を区画板に沿う形状に形成し
ていることと相まって、余空間を有効に利用して、機器
本体を小型にしながらドレンタンクを比較的大きなもの
とすることができる等の効果を奏する。
画板の横断面形状を凹凸形状に形成することで、区画板
の強度を向上して、区画板が圧縮機収納室側へ変形する
のを抑制することができ、区画板を圧縮機に近接配置し
てタンク収納室を大きく形成することができると共に、
ドレンタンクの横断面形状を区画板に沿う形状に形成し
ていることと相まって、余空間を有効に利用して、機器
本体を小型にしながらドレンタンクを比較的大きなもの
とすることができる等の効果を奏する。
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】 4 筐体 11 ドレンタンク 13 仕切板 15 圧縮機収納室 16 圧縮機 33 区画板 38 タンク収納室
Claims (1)
- 【請求項1】 筐体の内部を上下に区画する仕切板と、
前記筐体内の下部空間を2室に区画する区画板と、前記
下部空間の一方の室に配設される圧縮機と、前記下部空
間の他方の室に配設されるドレンタンクとを備え、前記
区画板の横断面形状を凹凸形状に形成すると共に、前記
ドレンタンクを、区画板に沿う形状に形成したことを特
徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992026228U JPH0629608Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992026228U JPH0629608Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132334U JPH04132334U (ja) | 1992-12-08 |
JPH0629608Y2 true JPH0629608Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31910763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992026228U Expired - Lifetime JPH0629608Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629608Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP1992026228U patent/JPH0629608Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04132334U (ja) | 1992-12-08 |
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