JPH0629593B2 - 内燃機関用制御装置 - Google Patents

内燃機関用制御装置

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JPH0629593B2
JPH0629593B2 JP59045649A JP4564984A JPH0629593B2 JP H0629593 B2 JPH0629593 B2 JP H0629593B2 JP 59045649 A JP59045649 A JP 59045649A JP 4564984 A JP4564984 A JP 4564984A JP H0629593 B2 JPH0629593 B2 JP H0629593B2
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JP
Japan
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control
injection amount
idling
internal combustion
speed
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JP59045649A
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JPS60190640A (ja
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研二 岡本
秀和 押沢
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Bosch Corp
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Zexel Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/08Introducing corrections for particular operating conditions for idling

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関用制御装置に関し、更に詳細に述べる
と、内燃機関のアイドリング運転領域の制御を安定に行
なうことができるようにした内燃機関用制御装置に関す
る。
従来から、各種内燃機関において、アイドリング回転速
度を電子的に制御するようにした電子式ガバナが広く採
用されている。例えば、電子制御式燃料噴射ポンプを備
えたディーゼル機関にあっては、各運転パラメータに基
づいて演算された目標回転速度と実際の回転速度との差
分を求め、この差分に従って比例・積分制御を行ない、
アイドリング回転速度を所要の目標速度に維持させるよ
うに構成されたものが公知である。しかしながら、この
ように、積分制御を加えると、アイドリング回転速度に
バラツキが生じないという利点がある反面、差分が零を
越して正又は負の値になってからこの差分を零とするた
めの制御に移るという積分制御特有の性質により、ファ
ーストアイドル時に生じるアンダーシュートが大きい上
に、比較的変速比の大きいギヤ位置(例えば5速)でア
クセルペダルを解放しアイドリング制御状態の下で走行
した場合、カーノック現象が生じ、安定な回転制御を行
なうことが困難であるという問題点を有している。これ
は、アイドリング運転域のような低回転制御域では、機
関の回転が不安定な上に、走行抵抗に起因するロード負
荷の変化の影響を受けやすいということによるものであ
る。
一方、アイドリング速度の制御を比例制御のみとする
と、上述した問題点は解決できるが、機関,制御ユニッ
ト等の特性のバラツキがアイドリング回転速度のバラツ
キとして現われ、特に最低アイドリング状態において回
転速度のバラツキが著しくなるという不具合いを有して
いる。
本発明の目的は、従って、ファーストアイドル時におい
て生じる回転のアンダーシュートを小さく抑えることが
でき、徐行運転時の回転の安定性を向上させることがで
きるようにした内燃機関用制御装置を提供することにあ
る。
本発明の構成は、内燃機関の運転条件を示すパラメータ
に関係した少なくとも1つの信号を出力する第1手段
と、該信号に応答し所要の調速特性を得るに必要な噴射
量を演算する第2手段と、該第2手段により演算された
演算結果に従って噴射量の調節を行なう第3手段とを備
えて成り、上記所要の調速特性に従って上記内燃機関の
速度制御を電子的に行なうようにした内燃機関用制御装
置において、上記第2手段が、上記第1手段から出力さ
れる少なくとも1つの信号に応答し上記内燃機関のその
時々の運転条件に見合ったアイドリング制御特性を定め
る設定手段と、該設定手段により定められたアイドリン
グ制御特性に基づき比例制御演算によって前記内燃機関
のその時々の機関速度に従うアイドリング制御用噴射量
を演算する手段と、予め定められた最低アイドリング回
転速度を維持するために必要な最低噴射量を部分負荷時
における所定の最低噴射量特性に基づいて比例・積分制
御演算によって得る手段とを含み、前記第3手段が、前
記アイドリング制御用噴射量又は前記最低噴射量に基づ
いてアイドル運転制御を行なう点に特徴を有する。
上述の構成によると、最低アイドリング回転速度以上の
回転域における所謂ファーストアイドリング制御は所定
の傾きの比例制御特性曲線に従う比例制御となり、その
時々の状態に従ったアイドリング速度が決定される。一
方、最低アイドリング回転速度以下でアイドリング運転
が行なわれるような状態にあっては、比例・積分制御に
より、アイドリング回転速度は上記最低アイドリング回
転速度に維持される。
従って、ファーストアイドル時においてもアンダーシュ
ートが小さく、徐行運転時においても回転の安定性が損
なわれることのない速度制御を行なうことができる。
以下、図示の実施例により本発明を詳細に説明する。
第1図には、本発明による内燃機関用制御装置の一実施
例が示されている。内燃機関用制御装置1は、車輌用デ
ィーゼル機関(図示せず)に供給される燃料の噴射量を
電子的に制御し、これによりディーゼル機関の回転速度
を所要の調速特性に従って制御するための装置であり、
アクセルペダル2の操作量を示すアクセル信号Aを出力
するアクセル検出器3、図示しないディーゼル機関の回
転速度を示す速度信号Nを出力する速度検出器4及びデ
ィーゼル機関の冷却水の温度を示す水温信号Tを出力す
る水温検出器5を備えている。これらの信号A,N,T
は演算回路部6に入力されており、演算回路部6はこれ
らの信号A,N,Tに応答し、アイドリング制御特性を
含む所要の調速特性に従ってディーゼル機関の回転速度
を制御するのに必要な噴射量の演算を行なう。
演算回路部6において演算された所要の噴射量は、その
噴射量を得るのに必要な燃料噴射ポンプ(図示せず)の
コントロールスリーブ7の位置を示す信号に変換され、
この信号が目標位置信号Ptとして演算回路部6から出力
される。
目標位置信号Ptは加算器8を介してサーボ回路9に印加
されており、サーボ回路9から出力される駆動電流I
は、コントロールスリーブ7の位置決めを行なうための
電磁アクチェータ10に印加される。コントロールスリ
ーブ7は、また、位置検出器11に連結されており、コ
ントロールスリーブ7の実際の位置を示す位置信号Pが
加算器8に印加されており、位置信号Pと目標位置信号
Ptとは図示の極性にて加算される。この結果、コントロ
ールスリーブ7は、目標位置信号Ptと位置信号Pとの差
分に従って位置制御され、演算回路部6によって演算さ
れた噴射量が得られる位置にコントロールスリーブ7が
位置決めされる。
次に、演算回路部6について説明する。演算回路部6に
おいて、符号12で示されるのは、水温信号Tに応答し
その時々の冷却水温に応じたアイドリング制御特性を設
定するためのアイドル特性演算回路である。このアイド
ル特性演算回路12からは、設定された制御特性を特定
するためのデータDが出力される。本実施例では、ア
イドリング制御特性は、第2図に示す噴射量特性曲線図
上において、予め定められた所定の傾きを有する直線で
示され、符号(イ)及び(ロ)で示される最低及び最高アイド
リング制御特性の間において、水温信号Tに従って設定
されるようになっている。そして、水温信号Tに従って
設定されたアイドリング制御特性は、縦軸に示されてい
る噴射量Qが零の場合の回転速度Vの値をもって特定さ
れる。従って、アイドル特性演算回路12からは、Q=
0の場合の回転速度Vの値がアイドリング制御特性を特
定するデータDとして出力され、速度信号Nが入力さ
れている第1演算回路13に入力される。
第1演算回路13は、アイドリング制御特性を上記の如
くして特定するためのデータDと速度信号Nとに基づ
き、そのアイドリング制御特性に従った所要のアイドリ
ング速度を与えるために必要なアイドリング運転用噴射
量Qiを示す第1噴射量データDを演算出力する。即
ち、この演算回路部6においては、アイドル特性演算回
路12及び第1演算回路13により、噴射量データD
に基づいたファーストアイドル運転の比例制御が行なわ
れる。従って、このファーストアイドル制御では、回転
速度は固定されず、その時の負荷状態及びその特性曲線
の傾きに応じた変化率で回転速度が変化することにな
る。
第2演算回路14は、速度信号N及びアクセル信号Aに
応答し、部分負荷時の噴射量特性(第2図中において細
い実線にて示されている)に従うその時々の部分負荷運
転用噴射量QDを演算し、その演算結果を示す第2噴射量
データDを出力する。第3演算回路15は、速度信号
Nに応答し、最大噴射量特性曲線(ハ)(第2図参照)に
従うその時々の最大噴射量QFを示す第3噴射量データD
を出力する。
更に、アイドリング運転時における最低速度を、所定の
最低アイドリング速度VIに維持するため、演算回路部6
には、補正量演算回路16が設けられている。補正量演
算回路16は、速度信号Nに応答し、上述の部分負荷時
の最低噴射量特性曲線(ニ)に従った噴射量制御の場合に
おいて、機関速度Vが上記最低アイドリング速度VI以下
となることがないように速度VIを目標値とした比例・積
分制御を行なう。これにより、補正すべき噴射量QCI
示す補正噴射量データDが出力される。この補正噴射
量データDは、加算器17において第2噴射量データ
と加算され、加算器17からは加算された結果を示
す加算データDが出力される。
加算データDと第1噴射量データDとは最大値選択
回路18において大小比較され、大きい方のデータが選
択され、選択されたデータDは最小値選択回路19に
入力される。最小値選択回路19は、データDと第3
噴射量データDとの大小比較を行ない、小さい値のデ
ータが目標噴射量データDとして出力される。この目
標噴射量データDは、変換回路20によって、目標位
置信号Ptに変換される。
尚、補正噴射量データDは、必ずしも第2噴射量デー
タに加える必要はなく、最大値選択回路18の出力側に
加算器を設け、データDに補正噴射量データDを加
えるように構成してもよい。この補正噴射量データD
により示される噴射量QCIは、負荷曲線が第2図中符号
(ホ)で示される曲線であるとすれば、図中に示される如
き値となる。
上述の構成によれば、ファーストアイドル運転は第2図
中の特性線(イ),(ロ)により規定される速度範囲内におい
て比例制御により制御され、且つ、アイドリング速度の
最低値は、補正量演算回路16による比例・積分制御に
より所定の値VIに維持される。このように、アイドリン
グ回転速度の固定化は、所定の最低アイドリング回転速
度VIのみに限定され、所謂ファーストアイドル時には、
アイドリング回転速度の固定は行なわず、比例制御によ
り所定のアイドリング制御特性曲線に従って変化するこ
とができるようにしたので、ファーストアイドル時にお
いて外乱が生じてもアンダーシュート現象は殆ど生じる
ことがなく、また、高いギヤ比で徐行運転を行なっても
回転速度のうねりが生じないので、安定な走行を行なう
ことができ、良好なフィーリングで徐行運転を行なうこ
とができる。
尚、第1図に示す演算回路部6の機能は、マイクロコン
ピュータを用いて実現するようにしてもよいことは勿論
である。
本発明によれば、上述の如く、アイドリング速度の固定
化は、所定の最低アイドリング回転速度時のみに限定
し、ファーストアイドル時には、比例制御によりアイド
リング回転速度の固定を行なわない構成としたので、フ
ァーストアイドル時のアンダーシュート現象を有効に抑
制することができる上に、アイドリング運転条件におけ
る徐行運転時にも機関の暗転な回転を確保することがで
き、極めて良好なフィーリングで低速運転を行なうこと
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による内燃機関用制御装置の一実施例を
示すブロック図、第2図は第1図に示した装置の噴射量
特性を示す特性線図である。 1……内燃機関用制御装置、3……アクセル検出器、4
……速度検出器、5……水温検出器、6……演算回路
部、9……サーボ回路、10……電磁アクチェータ、1
2……アイドル特性演算回路、13……第1演算回路、
14……第2演算回路、16……補正量演算回路、A…
…アクセル信号、N……速度信号、T……水温信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の運転条件を示すパラメータに関
    係した少なくとも1つの信号を出力する第1手段と、該
    信号に応答し所要の調速特性を得るに必要な噴射量を演
    算する第2手段と、該第2手段により演算された演算結
    果に従って噴射量の調節を行なう第3手段とを備えて成
    り、前記所要の調速特性に従って前記内燃機関の速度制
    御を電子的に行なうようにした内燃機関用制御装置にお
    いて、前記第2手段が、前記第1手段から出力される少
    なくとも1つの信号に応答し前記内燃機関のその時々の
    運転条件に見合ったアイドリング制御特性を定める設定
    手段と、該設定手段により定められたアイドリング制御
    特性に基づき比例制御演算によって前記内燃機関のその
    時々の機関速度に従うアイドリング制御用噴射量を演算
    する手段と、予め定められた最低アイドリング回転速度
    を維持するために必要な最低噴射量を部分負荷時におけ
    る所定の最低噴射量特性に基づいて比例・積分制御演算
    によって得る手段とを含み、前記第3手段が、前記アイ
    ドリング制御用噴射量又は前記最低噴射量に基づいてア
    イドル運転制御を行なうことを特徴とする内燃機関用制
    御装置。
JP59045649A 1984-03-12 1984-03-12 内燃機関用制御装置 Expired - Lifetime JPH0629593B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6334305A (ja) * 1986-07-28 1988-02-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd エア−シリンダ−

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