JPH06295363A - 情報記録媒体および記録再生方法 - Google Patents

情報記録媒体および記録再生方法

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JPH06295363A
JPH06295363A JP5106236A JP10623693A JPH06295363A JP H06295363 A JPH06295363 A JP H06295363A JP 5106236 A JP5106236 A JP 5106236A JP 10623693 A JP10623693 A JP 10623693A JP H06295363 A JPH06295363 A JP H06295363A
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JP
Japan
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Withdrawn
Application number
JP5106236A
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English (en)
Inventor
Mikio Kishimoto
幹雄 岸本
Takahiro Yasujima
孝浩 安島
Yuichi Sakurai
友一 桜井
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Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録したバーコード情報を通常の磁気ヘッド
などで再生できない、極めて高いセキュリティー性を有
する情報記録媒体を提供する。 【構成】 バーコード情報を永久磁石や磁気ヘッドなど
磁気的な手段で記録し、該記録情報を光で再生する記録
層を支持体上に有し、該記録層は光反射層と磁性層とか
らなり、該磁性層上には保護層が更に積層されていて、
該保護層の膜厚は前記記録情報を外部から磁気的に再生
不可能にするのに十分な厚さであることを特徴とする情
報記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報記録媒体に関する。
更に詳細には、本発明はバーコード情報を磁気的な手段
で記録し、該記録バーコード情報を光で再生する記録層
を有する情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、線の太さや間隔などで情報を表す
白と黒の縞模様を書き並べたバーコードが様々な分野で
使用されている。一般にバーコードはカーボンブラック
などの顔料を印刷あるいはプリンターにより印刷するこ
とにより作成される。このように印刷あるいは印字され
たバーコードは、その後バーコードリーダで容易に読み
取ることができるが、バーコードを変更するには再度印
刷するか又は印字する必要がある。従って、大量に使用
するバーコードには前記のような印刷または印字方式が
適しているが、使用量がそれほど多くなく、かつ、頻繁
にバーコードを変更する場合には不向きである。
【0003】印刷または印字方式の他に、磁性層にバー
コードを磁気的に記録する方式がある。磁気的に記録し
たバーコードは容易に書換えすることができ、使用量が
それほど多くなく、かつ、頻繁にバーコードを変更する
場合に適する。しかし、磁気ヘッドで漏れ磁界を検出す
る方法では、磁性層表面にヘッドを接触させて摺動させ
る必要があるため、摺動による磁性層摩耗の問題が生じ
る。
【0004】従来のバーコードにおける更に重大な問題
は、情報内容が簡単に読み取られるため、セキュリティ
ー性に欠けることである。光学式の場合はバーコード自
体が目視可能なためにセキュリティー性は皆無である
が、バーコードを磁気的に記録する方式でも、バーコー
ドを目視はできないが、記録したバーコード情報の内容
は通常の磁気ヘッドや磁気現象で簡単に再生でき、セキ
ュリティー性が十分であるとは言い難い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、記録したバーコード情報を通常の磁気ヘッドや磁気
現象などで再生できない、極めて高いセキュリティー性
を有する情報記録媒体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、バーコード情報を永久磁石や磁気ヘッド
など磁気的な手段で記録するが、該記録情報を光で再生
する記録層を支持体上に有し、該記録層は光反射層と磁
性層とからなり、該磁性層上には保護層が更に積層され
ていて、該保護層の膜厚は前記記録情報を外部から磁気
的に再生不可能にするのに十分な厚さであることを特徴
とする情報記録媒体を提供する。
【0007】支持体上に設けられた、光反射層と磁性層
と、磁性層上の保護層とからなる記録層に、磁気的な手
段で記録されたバーコード情報の再生は光の偏光面の回
転を利用して行う。
【0008】
【作用】本発明の特徴は、磁気的な手段でバーコード情
報を書込むため、通常の手段ではバーコードの内容を解
読できず、通常のバーコードに比べてセキュリティー性
が高いことである。すなわち、バーコード情報を記録す
るときは磁気ヘッドに大きい電流を流すことにより強い
磁界を発生させるか、漏洩磁界の大きい永久磁石を使用
する。そこで保護層が存在していても、保護層を通して
磁性層に記録することができる。一方、再生するとき
は、通常の磁気ヘッドや磁気現象などの磁気的な手段で
は磁性層からの漏れ磁界を検出するため、記録内容は検
出できない。なぜなら、漏れ磁界強度は磁性層の残留磁
束密度に依存し、本発明の六方晶フェライト粒子を用い
た磁性層では残留磁束密度が小さく、漏れ磁界そのもの
も弱いため、保護層が存在すると外部には磁界が漏れな
くなるからである。このセキュリティー性を更に一層高
めるために、磁性層上に保護層を積層している。この保
護層に存在により、例えば、磁気ヘッドや磁気現象など
の磁気的な手段でバーコード情報を検出しようとする
と、スペーシングロスにより検出することができない。
また、保護層として可視域の波長の光を吸収して赤外域
の波長の光を透過するものを使用すれば、バーコードを
記録した磁性層を隠蔽するため、磁性層そのものの存在
も知られないようにすることができる。
【0009】磁性層に磁気的な手段で記録されたバーコ
ード情報の再生は、レーザ光などの光を磁性層側から照
射し、その反射光の偏光面が回転するファラデー効果を
利用して行う。すなわち、磁性層からの漏れ磁界の強度
に関係なく、磁化の向きにより透過あるいは反射光の偏
光面の回転角が異なることを利用してバーコード信号を
非接触で検出するものである。
【0010】本発明の情報記録媒体へのバーコード情報
の記録は磁気的な手段で行うため、容易にバーコード情
報の書換えができる。更に、本発明の実施例で使用され
る六方晶フェライト粒子は酸化物であるため、耐腐食性
に優れ、高温多湿下などの苛酷な条件下での安定性に優
れている。
【0011】本発明者らは、光磁気記録媒体用の微粒子
磁性材料として種々検討してきた。この用途の微粒子磁
性材料に要求される特性は、 バーコード信号の読取感度を高めるため、平均粒子径
は10μm以下程度であること, ファラディー回転角が大きいこと, ファラディー効果を有効に利用するため、粒子の磁化
容易軸ができる限り磁性層面に対して垂直方向に配向し
ていること, 粒子が化学的に安定で腐食しないこと, 用途に応じて保磁力を広範囲に制御できること, などである。本発明者らは、これらの要求特性を満たす
微粒子磁性材料を探究、検討した結果、六方晶フェライ
ト粒子が最適であることを見い出した。
【0012】この六方晶フェライト粒子としては、次の
一般式(I) で表されるものが好ましく用いられる。 AO・n[(Fe1-xx23 ] (I) (式中、AはBa,Sr,PbおよびCaからなる群か
ら選択される少なくとも一種類の元素である;MはN
i,Zn,Co,Ti,Zr,Sn,In,Ge,Cu
およびMnからなる群から選択される少なくとも一種類
の元素である;xは0.01〜0.25の範囲内の値で
ある;nは4〜10の範囲内の値である。)
【0013】前記xおよびnは、前記AおよびMの種
類、組み合わせに応じて前記範囲内から適切な値が選択
される。なお、前記のMで表される元素は通常、保磁力
の調整のために添加されるが、無添加であってもよく、
この場合は一般式AO・6Fe23 で表される六方晶
フェライト粒子が特に好ましい。
【0014】このような六方晶フェライト粒子は、通常
700〜5000エルステッドの保磁力を有し、外部磁
界に対して記録情報を安定に保持できる利点がある。ま
たこれに加えて、他の磁性材料として知られるCo変性
酸化鉄やメタル磁性粉などに比べてファラディー回転角
が非常に大きく、高感度でバーコード情報を検出できる
という特長を有している。
【0015】この六方晶フェライト粒子の平均粒径は、
直径が通常10μm以下であるのが望ましい。粒径が大
きすぎると磁化反転の境界がブロードになり、バーコー
ド情報の検出感度が低下する。
【0016】本発明の情報記録媒体において、磁性層中
に含ませるバインダは、前記の六方晶フェライト粒子な
どの磁性粒子を分散結着させるためのもので、磁気記録
媒体用の通常のバインダとして知られる例えば、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエ
ステル系樹脂、繊維素系樹脂、ポリビニルブチラール系
樹脂、各種の紫外線、電子線硬化型樹脂のほか、これら
に架橋剤としてポリイソシアネート化合物を加えたもの
などを広く使用できる。
【0017】本発明の情報記録媒体は、支持体上にまず
光反射層を形成し、この光反射層上に、前記六方晶フェ
ライト粒子とバインダを含む磁性塗料を、乾燥後の厚さ
が0.5〜10μmの範囲となるように塗布、乾燥して
磁性層を形成する。ここで、前記磁性層の厚さが薄すぎ
るとファラディー回転角が十分な大きさとならず、バー
コード情報の検出感度が低下し、また厚くなりすぎると
レーザ光が透過しにくくなり、その結果、検出感度がや
はり低下する。
【0018】この光反射層としては、例えば、Al,C
u,Au,Ag,Tiなどの金属あるいはこれら金属の
合金薄膜があり、その他TeO,TeC,TiAl,T
iNi,TiN,TaNなどの合金または化合物薄膜も
用いられるが、Alが安価な光反射層として推奨され
る。この光反射層は、通常、真空蒸着法やスパッタリン
グ法で作製されるが、上記材料の粒子を支持体上に塗布
することにより作製してもよい。この光反射層の厚さは
特に限定されないが、通常は0.02〜1μm程度であ
るのがよい。
【0019】磁性層上に設けられる保護膜は従来から使
用されてきたもの全てが使用できる。このような保護膜
の形成材料および形成方法は当業者に周知であり、特に
説明する必要は無いであろう。本発明の情報記録媒体に
おける保護膜としては、記録されたバーコード情報を外
部から磁気的に再生不可能にするのに必要十分な厚さを
有しなければならない。従って、本発明における保護膜
は少なくとも5μm以上の膜厚を有しなければならな
い。
【0020】光保護層としては再生時の波長の光を透過
するものであればよく、例えば、紫外線硬化樹脂や塩化
ビニル樹脂などが使用できる。また、この光保護層は塗
布しないで、透明フィルムを磁性層に貼ることによって
も形成することができる。このような光保護層は前記の
磁気保護層と併用することもできる。
【0021】また、支持体としては通常の磁気カードに
使用されている塩化ビニル上に直接形成することも可能
であるが、通常の磁気テープの製造において使用されて
いるように、PETベースフィルム上に記録層を形成し
た後、この記録層を形成したPETベースフィルムを、
塩化ビニルや紙あるいは金属板に貼り付けて使用するこ
とも可能である。
【0022】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に例証す
る。
【0023】実施例1 六方晶フェライト粒子としてコバルトとチタンで置換し
た平均粒径が0.08μmのバリウムフェライト粒子を
用いた。この粒子の保磁力は750エルステッドであっ
た。次に、厚さが75μmのポリエチレンテレフタレー
トフィルムからなる支持体上に、アルミニウム(Al)
を厚さが約0.1μmとなるように蒸着することにより
光反射層を形成した。磁性塗料は以下の要領で調製し
た。バインダとして、水酸基含有塩化ビニル樹脂と熱可
塑性ポリウレタン樹脂と六方晶フェライト粒子との混合
物100重量部に対し、溶剤としてシクロヘキサノンと
トルエンとをそれぞれ75重量部加え、サンドミルによ
り混合分散させた後、ポリイソシアネート化合物を加
え、攪拌混合して磁性塗料を調製した。この磁性塗料
を、前記のポリエチレンテレフタレートフィルムからな
る支持体上に形成された光反射層の上に、乾燥後の厚さ
が2μmになるように塗布した。このようにして作製し
た記録層を厚さが約1mmの塩化ビニル基板上に接着剤
を用いて貼り合わせた。この記録層上に保護膜として厚
さ5μmの赤色のPETフィルムを貼り合わせた。図1
に、このようにして作製した情報記録媒体1の断面構造
を示す。
【0024】前記のようにして作製した媒体に、以下の
方法でバーコード情報を記録した。まず、バーコードを
磁気的に記録するために図2に示すようなマスターラミ
ネートを作成した。特定のバーコード情報内容を有する
マスターラミネート13は、パーマロイのシートを用い
た軟磁性体15と塩化ビニルのシートを用いた非磁性体
17を貼り合わせることにより作成した。図示した実施
例では、パーマロイシート15のピッチ(p)および塩
化ビニルシートのピッチ(p)をどちらも200μmと
した。また、マスターラミネートの厚さ(H)は2cm
とした。このピッチpを変化させることにより0〜9の
アラビア数字に相当するバーコード情報を任意に作成す
ることができる。マスターラミネートの厚さ(H)は使
用する永久磁石の磁力にもよるが、一般的には1cm〜
10cm程度の範囲内であることが好ましい。マスター
ラミネートの厚さ(H)が1cm未満の場合、後述する
ように磁石間の距離が小さくなり軟磁性体部分だけでな
く非磁性体の塩化ビニルの部分の磁界も強くなるため、
記録層は一様に磁化されてしまいバーコード情報を記録
できなくなる。一方、マスターラミネートの厚さ(H)
が10cm超になると磁石間の距離が広くなりすぎるた
め、軟磁性層に導かれる磁界も弱くなり記録層の磁化反
転を起こさせることができなくなるなどの不都合が生じ
るので好ましくない。
【0025】次に、図3に示されるように、情報記録媒
体1をS極,N極が対峙しあうように配置したSm−C
o永久磁石20により、情報記録媒体1の磁性層9を一
方向に垂直磁化する。なお、図3では明瞭にするため及
び説明の便宜のために、情報記録媒体1の構成要素のう
ち磁性層9だけを図示している。また、理解を助けるた
めに磁化方向を模式的に矢線で示した。実際の磁化方向
が図示されたものと反対方向であることもありうる。
【0026】その後、図2に示したマスターラミネート
13を情報記録媒体1の両側に密着させて挟み、次い
で、各マスターラミネート13の上部に前記Sm−Co
永久磁石20を図3の場合と逆の磁極になるように配置
する。この状態を図4に示す。すると、磁石間隔が広い
ために、マスターラミネート13の非磁性体の塩化ビニ
ルシート部分17は磁石の磁束が導かれないので磁化方
向は元のままで磁化反転が生じないが、軟磁性体シート
部分15はSm−Co磁石からの磁束が導かれ媒体の磁
性層を貫通する。その結果、軟磁性体シート部分15の
磁化方向が反転し、バーコード情報が記録される。マス
ターラミネート13は媒体の片側だけに配置することも
できる。
【0027】なお、本実施例においてはパーマロイ板と
塩化ビニルの板の厚さをどちらも200μmとし、20
0μmのピッチで等間隔に磁化が反転するようにした
が、この軟磁性体と非磁性体の厚さを変えれば、任意の
バーコード情報を記録できる。
【0028】実施例2 実施例1で使用したマスターラミネートの代わりに、ギ
ャップ長さが20μmのリング型のフェライト磁気ヘッ
ドを使用した。記録ビット長さは200μmとして矩形
波を記録した。
【0029】記録したバーコード情報は図5に示す装置
を用いて再生した。すなわち、図4の磁化パターンをレ
ーザ光が横切るように媒体1を移動させながらレーザ光
を照射し、磁性層を通過して光反射層で反射して戻って
きた光の偏光面の回転角が磁化の向きにより逆転するこ
とを利用して検出した。
【0030】図6にその再生結果を示す。200μm間
隔で再生信号パターンは反転しており、バーコード情報
が再生していることが認められる。また、実施例2の磁
気ヘッドで記録した場合についても、図6に示すパター
ンとほぼ同じ200μm間隔のバーコード情報が記録さ
れていることが認められた。
【0031】また、本実施例では光保護層としてPET
フィルムを貼り合わせた例しか示さなかったが、紫外線
硬化樹脂を磁性層上に塗布しても同様の効果が得られる
ことは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報記録
媒体によれば、磁気的な手段でバーコード情報を書込む
ため、通常の手段ではバーコードの内容を解読できず、
通常のバーコードに比べてセキュリティー性が高い。こ
のセキュリティー性を更に一層高めるために、磁性層上
に保護層を積層している。この保護層に存在により、例
えば、磁気ヘッドなどの磁気的な手段でバーコード情報
を検出しようとすると、スペーシングロスにより検出す
ることができない。また、保護層として可視域の波長の
光を吸収して半導体レーザの波長である赤外域の波長の
光を透過するものを使用すれば、バーコードを記録した
磁性層を隠蔽するため、磁性層そのものの存在も知られ
ないようにすることができる。磁性層に磁気的な手段で
記録されたバーコード情報の再生は、レーザ光などの光
を磁性層側から照射し、その反射光の偏光面が回転する
ファラデー効果を利用して行うことができる。すなわ
ち、磁化の向きにより透過あるいは反射光の偏光面の回
転角が異なることを利用してバーコード信号を非接触で
検出することができる。更に、本発明の情報記録媒体へ
のバーコード情報の記録は磁気的な手段で行うため、容
易にバーコード情報の書換えができる。また、本発明で
使用される六方晶フェライト粒子は酸化物であるため、
耐腐食性に優れ、高温多湿下などの苛酷な条件下での安
定性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録媒体の一例の模式的断面図で
ある。
【図2】バーコード情報記録用のマスターラミネートの
一例の模式的断面図である。
【図3】本発明の情報記録媒体へバーコード情報を記録
する方法の一工程を示す模式的断面図である。
【図4】本発明の情報記録媒体へバーコード情報を記録
する方法の一工程を示す模式的断面図である。
【図5】記録されたバーコード情報を再生する装置を示
す模式的構成図である。
【図6】図5に示された装置により検出されたバーコー
ド情報の再生結果を示す波形図である。
【符号の説明】
1 本発明の情報記録媒体 3 塩化ビニル基板 5 PETベースフィルム 7 光反射層 9 磁性層 11 保護層 13 バーコード情報記録用マスターラミネート 15 軟磁性体シート部分 17 非磁性体シート部分 20 Sm−Co永久磁石 22 半導体レーザ 24 偏光ビームスプリッター 26 1/2λ板 28 フォトダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 11/10 Z 9075−5D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーコード情報を磁気的な手段で記録
    し、該記録情報を光で再生する記録層を支持体上に有
    し、該記録層は光反射層と磁性層とからなり、該磁性層
    上には保護層が更に積層されていて、該保護層の膜厚は
    前記記録情報を外部から磁気的に再生不可能にするのに
    十分な厚さであることを特徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記磁性層が六方晶フェライト粒子とバ
    インダとを含有した塗布層である請求項1の情報記録媒
    体。
  3. 【請求項3】 支持体上に設けられた、光反射層と磁性
    層と、磁性層上の保護層とからなる記録層に、磁気的な
    手段でバーコード情報を記録し、該記録情報の再生を光
    の偏光面の回転を利用して行うことを特徴とする情報記
    録媒体の記録再生方法。
  4. 【請求項4】 情報記録媒体の一箇所を永久磁石のN極
    およびS極が対峙するように挟んで該箇所に対応する磁
    性層を一方向に垂直磁化し、次いで、記録すべきバーコ
    ード情報の内容を有する、軟磁性体シートと非磁性体シ
    ートとが交互に積層されたマスターラミネートを前記垂
    直磁化箇所に載置し、該マスターラミネートの上面に前
    記垂直磁化における磁極と反対の磁極の永久磁石を配置
    することにより軟磁性体シート部分に対応する磁性層部
    分の磁化を反転させることによりバーコード情報を記録
    する請求項3の記録再生方法。
  5. 【請求項5】 支持体上に設けられた、光反射層と磁性
    層と、磁性層上の保護層とからなる記録層に、磁気ヘッ
    ドでバーコード情報を記録し、該記録情報の再生を光の
    偏光面の回転を利用して行うことを特徴とする請求項3
    の記録再生方法。
  6. 【請求項6】 前記保護層の膜厚は前記記録情報を外部
    から磁気的に再生不可能にするのに十分な厚さである請
    求項3の記録再生方法。
JP5106236A 1993-04-08 1993-04-08 情報記録媒体および記録再生方法 Withdrawn JPH06295363A (ja)

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