JPH07147035A - 情報記録媒体およびその製造方法 - Google Patents

情報記録媒体およびその製造方法

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JPH07147035A
JPH07147035A JP5292048A JP29204893A JPH07147035A JP H07147035 A JPH07147035 A JP H07147035A JP 5292048 A JP5292048 A JP 5292048A JP 29204893 A JP29204893 A JP 29204893A JP H07147035 A JPH07147035 A JP H07147035A
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JP
Japan
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magnetic
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magnetic layer
write
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5292048A
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English (en)
Inventor
Mikio Kishimoto
幹雄 岸本
Takeo Sonobe
武雄 園部
Yuichi Sakurai
友一 桜井
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Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
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  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 セキュリティー性が高くかつ安価な情報記録
媒体を提供する。 【構成】 光反射層6と、光透過性の磁性層7と、透明
な読出・書込阻止層8とを有するセキュリティデータ記
録領域3と、通常のデータの書き込み/読出し可能な記
録領域4とを併設し、セキュリティデータ記録領域3の
磁性層7に必要なセキュリティデータが磁気的に記録さ
れて、読出・書込阻止層8と磁性層7を透過して光反射
層6で反射した光の磁性層7の磁化の向きによって偏光
面の回転方向の差異を利用してセキュリティデータを光
学的に検出可能に構成し、読出・書込阻止層8の厚さを
磁性層7からの漏れ磁束が磁気ヘッドでは検出できない
程度に小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば磁気カード、I
Cカード、光カード、光ディスクあるいは磁気ディスク
などの情報記録媒体およびその製造方法に係り、特に偽
造、変造などが極めて困難な情報記録媒体およびその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気カードは、それの磁性層に記
録されたデータが磁気現象などによって容易に解読でき
るため、偽造や変造したカードが簡単に作られるという
欠点があった。
【0003】この偽造や変造を防止すめため、磁性層の
表面にさらに軟磁性層を形成して、磁性層からの磁界が
表面に漏れなくすることにより、通常の手段では記録デ
ータの解読や書き換えができないカードが実用化されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのカードにお
いても特殊な装置を使用すれば解読、書き換えが可能で
あり、セキュリティー性が十分に保証されていない。
【0005】また他の方法として、記録するデータを暗
号化して解読を困難にする方法などが提案されている。
しかしこれらの方法でも磁性層が書き換え可能である以
上、セキュリティー性が向上することがあっても偽装、
変造を完全に防止することは不可能である。
【0006】一方、書き換えを不可能にする手段とし
て、記録層に光ビームを照射して不可逆な構造変化ある
いは形状変化を与える方法などが提案されている。しか
しこれらの方法は、情報記録媒体の構造が複雑で、高価
であるという問題点を有している。
【0007】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、セキュリティー性が高くかつ安価な情報記
録媒体ならびにその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の本発明は、少なくとも光反射層と、その光反
射層の上に形成された光透過性の磁性層と、その磁性層
の上に形成された透明な読出・書込阻止層とを有するセ
キュリティデータ記録領域と、通常のデータの書き込み
/読み出しが可能な記録領域とを併設し、前記セキュリ
ティデータ記録領域の前記磁性層に必要なセキュリティ
データが磁気的に記録されて、前記読出・書込層ならび
に磁性層を透過して前記反射層で反射した光の磁性層の
磁化の向きによって偏光面の回転方向が異なることを利
用して前記セキュリティデータを光学的に検出できるよ
うに構成され、しかも前記読出・書込阻止層の厚さが、
その読出・書込阻止層表面において前記磁性層からの漏
れ磁束が磁気ヘッドでは実質的に検出できない程度に小
さく、かつ、磁気ヘッドからの磁界が前記磁性層まで実
質的に届かない程度の厚さになっていることを特徴とす
るものである。
【0009】上記目的を達成するために、第2の本発明
は、少なくとも光反射層と、その光反射層の上に形成さ
れた光透過性の磁性層と、その磁性層の上に形成された
透明な読出・書込阻止層とを有するセキュリティデータ
記録領域と、通常のデータの書き込み/読み出しが可能
な記録領域とを併設し、前記セキュリティデータ記録領
域の前記磁性層に必要なセキュリティデータが磁気的に
記録されて、前記読出・書込阻止層ならびに磁性層を透
過して前記反射層で反射した光の磁性層の磁化の向きに
よって偏光面の回転方向が異なることを利用してセキュ
リティデータを光学的に検出できるように構成され、し
かも前記読出・書込阻止層の厚さが、その読出・書込阻
止層表面において前記磁性層からの漏れ磁束が磁気ヘッ
ドでは実質的に検出できない程度に小さく、かつ、磁気
ヘッドからの磁界が前記磁性層まで実質的に届かない程
度の厚さになっている情報記録媒体の製造方法におい
て、前記読出・書込阻止層が積層される前の磁性層にセ
キュリティデータが磁気的に記録され、その後に所定の
厚さを有する読出・書込阻止層が記録済みの磁性層上に
積層されることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】前記第1の本発明では前述のように、セキュリ
ティデータを記録した磁性層上に読出・書込阻止層を設
けることにより、その後に前記磁性層に対してデータの
磁気的な読み出しならびに書き込みを行うことができな
いから、前記セキュリティデータの保証が確実で、信頼
性の向上が図れる。
【0011】また前記第2の本発明では前述のように、
読出・書込阻止層を設ける前に磁性層に対してセキュリ
ティデータの記録がなされるから、そのデータの記録が
容易に行われ、生産性の向上が図れる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例に係る磁気カードは、非磁性
基体(ベース)の一方の面あるいは両面に2本以上の磁
気ストライプを有し、このうちの第1の磁気ストライプ
は少なくとも反射層と光透過性の磁性層を有し、さらに
その磁性層の上に透明な例えば合成樹脂などからなる読
出・書込阻止層を積層した構造になっている。
【0013】この読出・書込阻止層を十分に厚くする
と、前記磁性層からの漏れ磁界が急激に小さくなるた
め、例えば磁気ヘッドなどの磁気的手段ではデータを検
出することが不可能である。さらに磁気ヘッドなどの磁
気的手段でデータを記録するとしても、前記読出・書込
阻止層により磁気ヘッドと磁性層の間隔が大きいから、
磁気ヘッドからの磁界が磁性層に届かず、データの書き
換えが不可能である。
【0014】一方、この磁性層に対するデータの再生
は、光磁気効果を利用して光の偏光面の回転方向から検
出できるため、前記読出・書込阻止層が透明であれば読
出・書込阻止層の厚さに関係なく記録データを検出でき
る。このようなことから、当該第1の磁気ストライプ
は、セキュリティ記録領域として機能する。
【0015】このセキュリティ記録領域へのデータの記
録は、次のようにして行われる。まず光反射層と磁性層
からなる磁気ストライプを形成した磁気カードに通常の
手段でカードライタを用いて保護すべきセキュリティデ
ータを記録する。つぎにこの磁性層の上に透明な読出・
書込阻止層を積層する。
【0016】読出・書込阻止層の積層方法としては、例
えば塩化ビールなどの熱可塑性フィルムを熱プレスする
などの方法により、磁性層上に所定の厚さを有する読出
・書込阻止層を容易かつ確実にラミネートすることがで
きる。
【0017】読出・書込阻止層の厚さは、読出・書込阻
止層表面において磁性層からの漏れ磁束が十分小さく、
かつ磁気ヘッドからの磁界が磁性層まで届かない程度に
厚ければよく、30μm程度以上あればこの目的を達成
できる。
【0018】前述のように読出・書込阻止層を熱圧着に
より磁性層面上に固着した構造にすれば、磁性層と読出
・書込阻止層とが実質的に一体化するため、磁性層から
読出・書込阻止層を剥がして、その磁性層のセキュリテ
ィーデータを読み出したり、磁性層に偽造データを記録
することは不可能である。このように磁性層と読出・書
込阻止層とを一体化する手段としては、その他に溶剤を
使用した読出・書込阻止層の塗布、あるいは読出・書込
阻止層を熱転写によって形成する方法などがある。
【0019】このセキュリティ記録領域に記録されたデ
ータは、レーザ光などの直接偏光された光を読出・書込
阻止層を通して照射し、磁性層を通過して反射層で反射
されて戻ってくる過程において磁化の向きにより反射光
の偏光面の回転方向が異なることを利用して検出でき
る。
【0020】このセキュリティ記録領域に形成される磁
性層としては、六方晶フェライト粒子とバインダを含有
した塗布層が賞用される。本発明の実施例で使用される
六方晶フェライト粒子はファラデー回転方向が大きいた
め、反射光の偏光面の回転方向が大きくなり、そのため
に大きな再生出力が得られる特長がある。
【0021】またこの六方晶フェライトの粒子は板状形
状をしているため、粒子の磁化容易軸であるc軸が垂直
方向に配向し易い利点がある。
【0022】この六方晶フェライト粒子としては、次の
一般式(1)で表せるものが好適である。
【0023】 AO・n〔(Fe1-X X 2 3〕 ……(1) 式中A:Ba,Sr,Pb,Caのグループから選択さ
れた少なくとも1種類の元素、 M:Ni,Zn,Co,Ti,Zr,Sn,In,G
e,Cu,Mnのグループから選択された少なくとも1
種類の元素、 n:4〜10の範囲の数値、 X:0.01〜0.25の範囲の数値である。
【0024】このような六方晶フェライト粒子は、通
常、400〜3000エルステッドの保磁力を有してお
り、他の磁性材料として知られているCo変成酸化鉄や
メタル磁性粉などに比べるとファラデー回転方向が非常
に大きいため、前述した反射光の偏光面の回転方向が大
きく、高感度で磁性層のデータを検出することができ
る。
【0025】六方晶フェライト粒子の平均粒径(直径)
は3μm以下のものが好適で、平均粒径が3μmを超す
と光が乱反射を受け易くなり、そのためにノイズが大き
くなり、検出感度が低下する傾向にあるから、六方晶フ
ェライト粒子の平均粒径は3μm以下、好ましくは0.
01〜0.1μmの範囲に規制する方がよい。六方晶フ
ェライト粒子の平均粒径が0.01μm未満になると、
その粒子をバインダ中に均一に分散させにくくなり、そ
の結果磁性層の表面平滑性が低下し、やはり信号の検出
感度が低下する。
【0026】磁性層中に含ませるバインダとしては、磁
気記録媒体に通常使用されている例えば塩化ビニル−酢
酸ビニル系樹脂、ウレタン系樹脂、エステル系樹脂、繊
維素系樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、各種の紫外
線あるいは電子線硬化性樹脂などが広く使用され、また
架橋剤として例えばポリイソシアネート化合物などが添
加される。
【0027】図12は、後述する組成で作製した磁性層
の厚さと再生出力との関係を示す図である。この図から
明らかなように磁性層の厚さと再生出力との間には相関
関係があり、データを確実に検出するためには2V以上
の再生出力が必要であり、そのためには磁性層の乾燥後
の厚さを0.3〜5μmの範囲に規制する必要があり、
さらに検出感度を増すためには磁性層の厚さを0.5〜
4μmの範囲に規制するとよい。磁性層の厚さが0.3
μmより薄いと光と六方晶フェライト粒子との相互作用
が極端に小さくなるため検出感度が低下し、一方、磁性
層の厚さが5μmを超えると磁性層の光透過性が低下し
て、やはり検出感度が低下する。なお、この傾向は磁性
層の組成を変更しても同様の傾向を示すことが実験で確
認されている。
【0028】前記光反射層としては例えばAl,Cu,
Au,Ag,Ti,Cr,TeO,TeC,TiAl,
TiN,Fe,パーマロイ,センダストなどが使用でき
るが、そのなかでもAlは安価であるため推奨できる。
この光反射層は支持体上に真空蒸着やスパッタリングな
どにより形成されるが、前記材料の微粒子を塗布して光
反射層を形成することもできる。この光反射層の厚さは
特に限定されないが、0.02〜1μm程度が適当であ
る。
【0029】このようにして支持体上に光反射層と磁性
層を形成した記録層は、例えば熱プレスなどによりカー
ド基板に貼り付けるか、あるいは埋め込むことによりカ
ード基板に固着される。この記録層を固着したカード基
板は、通常のカードライタを使用して例えば暗証記号あ
るいは当該カードが真正であることを示す記号などのデ
ータを書き込むことができる。データを書き込んだ磁性
層上に読出・書込阻止層を形成することによって、書き
換えが不可能なセキュリティ記録領域が形成される。
【0030】本発明の磁気カードはこのセキュリティ記
録領域である第1の磁気ストライプの他に第2の磁気ス
トライプも有している。この第2の磁気ストライプには
通常の磁気カードに使用される磁性層が使用可能であ
る。すなわち、磁性材料としてはCo変成酸化鉄、メタ
ル磁性粉あるいは前述の第1の磁気ストライプに使用さ
れる六方晶フェライト粒子などが適用可能である。この
第2の磁気ストライプは通常の磁気記録、再生層である
ため、六方晶フェライト粒子を使用する場合は前述の
(1)式のような特殊のものだけでなく、(1)式にお
いてAO・6Fe23 で表せるものも使用できる。
【0031】この第2の磁気ストライプは、例えば通常
の磁気カードの製造において使用される熱転写法などに
より作製することができる。即ち第1の磁気ストライプ
を形成した後、支持体、剥離層、磁性層、接着層からな
る転写用テープを、第1の磁気ストライプを形成したカ
ード基板の第1の磁気ストライプ以外の位置に押し当
て、熱プレスにより磁性層などをカード基板に埋め込む
ことにより作製される。
【0032】なお、第1の磁気ストライプと第2の磁気
ストライプの形成位置は特に限定されるものではなく、
カード基板の同一面上に形成することも、表裏面にそれ
ぞれ形成することも可能である。また磁気ストライプの
本数も特に限定されるものではなく、目的などに応じて
多数本形成することもできる。
【0033】次に具体例について図面とともに説明す
る。図1は本発明の第1実施例に係る磁気カードの平面
図、図2は図1A−A線上の拡大断面図である。
【0034】図中の1は磁気カードで、そのカード基板
2の片面でかつ一方の端部付近には第1の磁気ストライ
プ3と第2の磁気ストライプ4がカードの長手方向に沿
って平行に形成されている。
【0035】前記第1の磁気ストライプ3は、図2に示
されているようにベースフィルム5と、光反射層6と、
光透過性の第1磁性層7と、透明な読出・書込阻止層8
の積層体から構成され、その読出・書込阻止層8が磁気
カード1の表面に露呈している。
【0036】前記第2の磁気ストライプ4は、同図に示
されているように第2磁性層9と剥離層10とから構成
され、その剥離層10が第2磁性層9を保護している。
【0037】この実施例の場合は図2に示されているよ
うに、第1の磁気ストライプ3のうちのベースフィルム
5と光反射層6と第1磁性層7とがカード基板2に埋設
され、読出・書込阻止層8がカード基板2の全面にラミ
ネートされている。そして第2の磁気ストライプ4が読
出・書込阻止層8に埋設され、読出・書込阻止層8の表
面と第2の磁気ストライプ4の剥離層10の表面とがほ
ぼ同一平面になってる。
【0038】第2の磁気ストライプ4の位置は通常の磁
気カードの磁気ストライプの位置と同じであり、それよ
りも内側あるいは外側の位置に第1の磁気ストライプ3
が形成されている。
【0039】つぎにこの磁気カードの製造方法について
説明する。 <第1の磁気ストライプの作製方法>厚さが30μmの
ポリエチレンテレフタレート(PET)などのベースフ
ィルム5上に、アルミニウムからなる光反射層6を厚さ
が約0.05μmになるように真空蒸着して作製する。
この光反射層6上に次の磁性塗料を乾燥後の厚さが1.
5μmになるように塗布し、乾燥して第1磁性層7を形
成する。
【0040】この磁性塗料には、六方晶フェライト粒子
としてコバルトとチタンで置換した平均粒子径が0.0
6μmで、保磁力が730エルステッドのバリウムフェ
ライトBaO・6〔(Fe0.87Co0.065 Ti0.065
2 3〕粒子を用いた。
【0041】この六方晶フェライト粒子100重量部に
対して、バインダとして水酸基含有塩化ビニル樹脂とウ
レタン樹脂をそれぞれ10重量部、6重量部を加え、さ
らにシクロヘキサノン、トルエンからなる有機溶剤を1
50重量部加えてサンドミルにより混合分散させ、次に
ポリイソシアネート化合物を4重量部加えて混合して磁
性塗料を作製した。
【0042】このようにして得た磁気シートを6mm幅
の磁気ストライプにスリットし、塩化ビニル製のカード
基板2(厚さ0.8mm)上に載せ、熱プレス機により
第1磁性層7の表面がカード基板2の表面と同じ位置に
なるように埋め込んだ。
【0043】このようにして第1磁性層7を有するカー
ドを構成し、その第1磁性層7に通常の磁気カードライ
ター(但し、磁気ヘッドの位置は調整されている。)を
用いてビット長さが100μmの矩形波からなるセキュ
リティデータを記録した。しかる後、このカード全面に
厚さが約80μmの塩化ビニルシートを熱プレス機によ
りラミネートして、透明な読出・書込阻止層8をカード
基板2から第1磁性層7にかけて直接に熱融着により一
体に形成した。
【0044】なお、この実施例ではカード基板2上に磁
気ストライプを埋設した後にセキュリティデータを磁気
記録したが、その他に次のような方法がある。その第1
の方法は、磁気シートを所定幅にスリットして得られた
磁気ストライプに予めセキュリティデータを磁気記録
し、それをカード基板2上に載せて熱プレスして埋設す
る方法である。
【0045】第2の方法は、磁気ストライプの長尺物に
所定の間隔をおいてそれぞれのセキュリティデータを磁
気記録し、それをカード基板2のシート状素材上に所定
の間隔をおいて載せて、それらをまとめて熱プレスして
シート状素材中に埋設する。
【0046】しかる後、シート状素材をカード基板2の
大きさに裁断することにより、磁気ストライプ付きのカ
ード基板2を作製する方法である。
【0047】<第2の磁気ストライプの作製方法>磁性
粒子として粒子長さが0.4μmで、保磁力が650エ
ルステッドのCo・γ−Fe2 3 を使用し、前述の第
1の磁気ストライプと同じ方法により磁性塗料を作製し
た。
【0048】この磁性塗料を用いて、通常の磁気カード
の製造に使用されている方法により転写用磁気ストライ
プを作製した。すなわち、例えば厚さが20μmのポリ
エチレンテレフタレート(PET)などからなるフィル
ム状の支持体表面に例えばシリコーン樹脂などからなる
厚さが約0.5μmの剥離層10を形成し、その剥離層
10の上に前記磁性塗料を乾燥後の厚さが約5μmにな
るように塗布して第2磁性層9を形成した。このように
して得られた磁気シートを幅約6mmの磁気ストライプ
にスリツトし、それの第2磁性層9が下を向くようにし
て読出・書込阻止層8上に載せて熱プレスすることによ
り、読出・書込阻止層8中に第2磁性層9と剥離層10
を埋め込み、最後にフィルム状支持体を剥がして記録、
再生が可能な第2の磁気ストライプ4を形成する。この
フィルム状支持体を剥がしても剥離層10は第2磁性層
9の表面に残り、第2磁性層9の保護に役立つ。
【0049】この磁気カード1の第1磁性層7に記録さ
れているセキュリティデータは、図3に示す装置を用い
て光学的に再生される。この装置の光学ヘッドは、照射
光学系11と反射光学系12とから主に構成されてい
る。
【0050】前記照射光学系11は、半導体レーザ13
と、半導体レーザ13から出射された拡散光を平行光に
するコリメータレンズ14と、第1磁性層7への入射光
と第1磁性層7からの反射光を分離するビームスプリッ
タ15と、平行光を収束して第1磁性層7上に合焦する
対物レンズ16とから主に構成されている。
【0051】前記反射光学系12は、前記対物レンズ1
6と、ビームスプリッタ15と、反射光の偏光面を調整
する半波長板17と、反射光をs偏光成分とp偏光成分
に分離するビームスプリッタからなる検光子18と、検
光子18の出力側にそれぞれ配置された収束レンズ19
a,19bならびにフォトダイオードからなる光検出2
0a,20bと、差動増幅器21とから主に構成されて
いる。
【0052】前記第1の磁気ストライプ3(第1磁性層
7)に対してスポット状のレーザ光を照射させながら、
磁気カード1を矢印方向に移動させることにより、第1
磁性層7を透過して戻ってきた光の偏光面が磁化の向き
により逆転することを利用して、第1磁性層7に記録さ
れているセキュリティデータを差動増幅器21から読み
出すことができる。図4は、差動増幅器21から出力さ
れる再生波形の一例を示す図であり、第1磁性層7に記
録されているデータの読み出しが可能であることを示し
ている。
【0053】この第1の磁気ストライプ3(第1磁性層
7)に記録されているセキュリティデータを磁気カード
リーダを用いて読み取ろうとしても、信号は全く検出さ
れなかった。さらに第1の磁気ストライプ3(第1磁性
層7)上に磁性コロイドを乗せてみたが、全く磁気現像
されず、読出・書込阻止層8の存在により第1磁性層7
からの漏れ磁束が第1磁性層7の表面に届かず、磁気カ
ードリーダでセキュリティデータを再生することは不可
能であることを確認した。
【0054】次にこの第1の磁気ストライプ3(第1磁
性層7)に、磁気カードライタを用いて読出・書込阻止
層8の上からビット長さが200μmの信号をオーバラ
イトし、図3の装置を用いて再生したが、200μmの
信号成分は全く認められず、第1の磁気ストライプ3
(第1磁性層7)は信号の書き換えが不可能であること
を確認した。
【0055】一方、第2の磁気ストライプ4(第2磁性
層9)に対して磁気カードライタ、リーダを用いて信号
の記録、再生を行ったところ、通常の磁気カードと同様
の特性を示し、磁気記録、磁気再生の磁気ストライプと
して支障なく使用できる。
【0056】図5は、本発明の第2実施例を示す図であ
る。この実施例の場合、第1の磁気ストライプ3ならび
に第2の磁気ストライプ4が磁気カード1の両側端の近
くにそれぞれ形成されており、磁気カード1の側端から
第1の磁気ストライプ3までの距離L1と、磁気カード
1の側端から第2の磁気ストライプ4までの距離L2が
異なっている(L1≠L2)。
【0057】前記距離L2は通常の磁気カードの側端か
ら磁気ストライプまでの距離と同じであり、L1はL2
よりも第2の磁気ストライプ4の幅L3以上に長くなっ
ている(L1≧L2+L3)。前述のように第1の磁気
ストライプ3には読出・書込阻止層8が設けられて磁性
層7を磁気的に保護しているが、磁気カードライタで信
号の記録を行うとき、誤って第1の磁気ストライプ3の
方を磁気カードライタに挿通しても磁性層7が磁気ヘッ
ドの下を通過しないように、すなわち、磁性層7に対し
て全く磁気的な影響がないように二重に安全策が採られ
ている。
【0058】第2実施例の他の構成は前記第1実施例の
構成と同様であるので、説明は省略する。この実施例の
ように第1の磁気ストライプ3と第2の磁気ストライプ
4とが十分に離れておれば、第1の磁気ストライプ3に
対してセキュリティデータを読み出す光学ヘッドと、第
2の磁気ストライプ4に対してデータの書き込み/読み
出しを行う磁気ヘッドとの間隔が離れて、両ヘッドの組
み込みが容易になるという特長を有している。
【0059】図6は本発明の第3実施例を示す図で、こ
の実施例では第1の磁気ストライプ3と第2の磁気スト
ライプ4が磁気カード1の長手方向に沿って直線状に並
んでおり、第1の磁気ストライプ3の方が第2の磁気ス
トライプ4よりも磁気カード1の挿入方向の上流側に配
置されている。
【0060】このように両磁気ストライプ3、4を配置
すれば、磁気カード1を端末装置に挿入したとき、その
挿入動作に伴ってまず最初に第1の磁気ストライプ3で
例えば暗証記号などのセキュリティデータを読み出し、
引き続いて第2の磁気ストライプ4でデータの書き込み
/読み出しを行うことができる。
【0061】図7は本発明の第4実施例を示す図で、こ
の実施例ではカード基板2の表面に通常の第2磁気スト
ライプ4が形成され、そのカード基板2の裏面に第1磁
気ストライプ3が形成されている。両磁気ストライプ
3、4の位置を合わせることもできるし、また本実施例
のように両磁気ストライプ3、4の位置を若干ずらすこ
ともできる。このように両磁気ストライプ3、4をカー
ド基板2の表裏両面にそれぞれ形成することにより、カ
ード基板2上のエンボス形成領域を犠牲にすることがな
くなる。
【0062】図8は本発明の第5実施例を示す図で、こ
の実施例では磁気ストライプ3がICカード21に形成
されている例を示している。ICカード21には図示し
ていないがICチップなど所定の電子部品を搭載したプ
リント基板が内蔵されており、そのプリント基板と電気
的に接続された端子部22がカード表面に露出してい
る。
【0063】ICカード21の上側の合成樹脂製カード
基板23には、それの長手方向に沿って2本の磁気スト
ライプ3が予め埋設されている。図示していないがカー
ド基板23の表面には所定の厚さを有する読出・書込阻
止層が形成されているから、この読出・書込阻止層を含
んでカード基板23の所定の部分が打ち抜ぬいて、そこ
に端子部22が嵌め込まれている。
【0064】この例では端子部22を用いたICカード
を示したが、ICカードならびにリーダライタ側にそれ
ぞれ所定個数の電磁コイルを設け、カード側の電磁コイ
ルとリーダライタ側の電磁コイルとを接近して、両電磁
コイル間の電磁誘導を利用して信号の送受信ならびにI
Cカードへの給電を行うシステムのICカードに磁気ス
トライプ3を設けることもできる。
【0065】図9は本発明の第6実施例を示す図で、こ
の実施例では磁気ストライプ3が光カード24に形成さ
れている例を示している。光カード24の所定の位置に
は書き込み/読み出しが可能な追記形の光記録エリア2
5が設けられ、その光記録エリア25以外の位置に磁気
ストライプ3が形成されている。
【0066】図10は本発明の第7実施例を示す図で、
この実施例では磁気ストライプ3が追記形の光ディスク
27に形成されている例を示している。この光ディスク
27の中央部には円環状のセンターハブ28が固着さ
れ、そのセンターハブ28の外周に円環状の磁気ストラ
イプ3が形成され、さらにその外周に光記録エリヤ29
が形成されている。
【0067】図11は図10のB−B線上の拡大断面図
で、本実施例の場合、磁気ストライプ3は反射層6と磁
性層7と読出・書込阻止層8との積層体から構成されて
おり、この磁気ストライプ3が例えばポリカーボネート
などの合成樹脂製透明基板26の表面側に埋設されてい
る。
【0068】すなわち、厚さが約80μmのポリエチレ
ンテレフタレート(PET)などの透明シート上に、六
方晶フェライト粒子を含有した厚さが約1.5μmの磁
性層7を塗布形成し、表面をカレンダ処理によって鏡面
加工して、平坦になった磁性層7の表面に厚さが約1μ
mのアルミニウムからなる反射層6を形成する。このよ
うにして得られた磁気シートを6mmの幅にスリットす
る。そして反射層6を下にして透明基板26上に熱プレ
スし、反射層6と磁性層7と読出・書込阻止層8の3層
構造体を透明基板26中に埋設する。
【0069】その構造は前記図8と同様であるからそれ
らの説明は省略する。
【0070】
【効果】前記第1の本発明では前述のように、セキュリ
ティデータを記録した磁性層上に読出・書込阻止層を設
けることにより、その後に前記磁性層に対してデータの
磁気的な読み出しならびに書き込みを行うことができな
いから、前記セキュリティデータの保証が確実で、信頼
性の向上が図れる。
【0071】また前記第2の本発明では前述のように、
読出・書込阻止層を設ける前に磁性層に対してセキュリ
ティデータの記録がなされるから、そのデータの記録が
容易に行われ、生産性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る磁気カードの平面図
である。
【図2】図1のA−A線上の拡大断面図である。
【図3】その磁気カードのセキュリティデータを光学的
に読み取る装置の概略構成図である。
【図4】その読取装置の出力波形の一例を示す波形図で
ある。
【図5】本発明の第2実施例に係る磁気カードの平面図
である。
【図6】本発明の第3実施例に係る磁気カードの平面図
である。
【図7】本発明の第4実施例に係る磁気カードの要部拡
大断面図である。
【図8】本発明の第5実施例に係るICカードの平面図
である。
【図9】本発明の第6実施例に係る光カードの平面図で
ある。
【図10】本発明の第7実施例に係る光ディスクの平面
図である。
【図11】図10B−B線上の拡大断面図である。
【図12】本発明の情報記録媒体における第1の磁気ス
トライプの磁性層の膜厚と再生出力との関係を示す特性
図である。
【符号の説明】
1 磁気カード 2 カード基板 3 第1の磁気ストライプ 4 第2の磁気ストライプ 5 ベースフィルム 6 光反射層 7 第1磁性層 8 読出・書込阻止層 9 第2磁性層 10 剥離層 21 ICカード 22 端子部 23 カード基板 25 光記録エリヤ 26 透明基板 27 光ディスク 29 光記録エリヤ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/74 9196−5D 5/84 Z 7303−5D

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも光反射層と、その光反射層の
    上に形成された光透過性の磁性層と、その磁性層の上に
    形成された透明な読出・書込阻止層とを有するセキュリ
    ティデータ記録領域と、 通常のデータの書き込み/読み出しが可能な記録領域と
    を併設し、 前記セキュリティデータ記録領域の前記磁性層に必要な
    セキュリティデータが磁気的に記録されて、前記読出・
    書込阻止層ならびに磁性層を透過して前記光反射層で反
    射した光の磁性層の磁化の向きによって偏光面の回転方
    向が異なることを利用して前記セキュリティデータを光
    学的に検出できるように構成され、 しかも前記読出・書込阻止層の厚さが、その読出・書込
    阻止層表面において前記磁性層からの漏れ磁束が磁気ヘ
    ッドでは実質的に検出できない程度に小さく、かつ、磁
    気ヘッドからの磁界が前記磁性層まで実質的に届かない
    程度の厚さになっていることを特徴とする情報記録媒
    体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記読出・書込
    阻止層が磁性層から剥離しないように一体になっている
    ことを特徴とする情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、前記読出・書込
    阻止層と磁性層が熱融着されていることを特徴とする情
    報記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、前記磁性層に六
    方晶フェライト粒子が分散、保持されていることを特徴
    とする情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項4記載において、前記六方晶フェ
    ライト粒子が下記の一般式を有していることを特徴とす
    る情報記録媒体。 AO・n〔(Fe1-X X 2 3〕 式中A:Ba,Sr,Pb,Caのグループから選択さ
    れた少なくとも1種類の元素、 M:Ni,Zn,Co,Ti,Zr,Sn,In,G
    e,Cu,Mnのグループから選択された少なくとも1
    種類の元素、 n:4〜10の範囲の数値、 X:0.01〜0.25の範囲の数値である。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5記載において、
    前記六方晶フェライト粒子の平均粒径が3μm以下であ
    ることを特徴とする情報記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6記載のいずれか
    において、前記磁性層の乾燥後の厚さが0.3〜5μm
    の範囲に規制されていることを特徴とする情報記録媒
    体。
  8. 【請求項8】 請求項1記載において、前記情報記録媒
    体がカード状体からなり、前記セキュリティデータ記録
    領域の光反射層と磁性層がカード基板内に埋設され、そ
    のカード基板上の全面に前記読出・書込阻止層が形成さ
    れて、 セキュリティデータ記録領域以外の読出・書込阻止層の
    部分に、書き込み/読み出しが可能な磁気記録領域が埋
    設、形成されていることを特徴とする情報記録媒体。
  9. 【請求項9】 少なくとも光反射層と、その光反射層の
    上に形成された光透過性の磁性層と、その磁性層の上に
    形成された透明な読出・書込阻止層とを有するセキュリ
    ティデータ記録領域と、 通常のデータの書き込み/読み出しが可能な記録領域と
    を併設し、 前記セキュリティデータ記録領域の前記磁性層に必要な
    セキュリティデータが磁気的に記録されて、前記読出・
    書込阻止層ならびに磁性層を透過して前記反射層で反射
    した光の磁性層の磁化の向きによって偏光面の回転方向
    が異なることを利用してセキュリティデータを光学的に
    検出できるように構成され、 しかも前記読出・書込阻止層の厚さが、その読出・書込
    阻止層表面において前記磁性層からの漏れ磁束が磁気ヘ
    ッドでは実質的に検出できない程度に小さく、かつ、磁
    気ヘッドからの磁界が前記磁性層まで実質的に届かない
    程度の厚さになっている情報記録媒体の製造方法におい
    て、 前記読出・書込阻止層が積層される前の磁性層にセキュ
    リティデータが磁気的に記録され、その後に所定の厚さ
    を有する読出・書込阻止層が記録済みの磁性層上に積層
    されることを特徴とする情報記録媒体の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載において、前記磁性層に
    セキュリティデータを記録した後に読出・書込阻止層が
    その磁性層の表面に一体に融着されることを特徴とする
    情報記録媒体の製造方法。
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