JPH0629534U - ジェットバスでの噴流制御装置 - Google Patents
ジェットバスでの噴流制御装置Info
- Publication number
- JPH0629534U JPH0629534U JP7154192U JP7154192U JPH0629534U JP H0629534 U JPH0629534 U JP H0629534U JP 7154192 U JP7154192 U JP 7154192U JP 7154192 U JP7154192 U JP 7154192U JP H0629534 U JPH0629534 U JP H0629534U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jet
- liquid
- closing valve
- gas
- flow path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 気液混合噴流の制御を安価な設備で行うこと
のできる噴流制御装置を提供する。 【構成】 エジェクタノズル(4)から浴槽(1)内の液中
に気液混合噴流を吹出すように構成したジェットバスに
おいて、各エジェクタノズル(4)に接続するエア吸込管
(8)にそれぞれ流路開閉弁(10)を配置する。この流路開
閉弁(10)を制御装置(11)からの指令に基づき開閉作動す
るように制御する。流路開閉弁(10)の開閉で液中に噴出
する気液混合噴流を形成する。
のできる噴流制御装置を提供する。 【構成】 エジェクタノズル(4)から浴槽(1)内の液中
に気液混合噴流を吹出すように構成したジェットバスに
おいて、各エジェクタノズル(4)に接続するエア吸込管
(8)にそれぞれ流路開閉弁(10)を配置する。この流路開
閉弁(10)を制御装置(11)からの指令に基づき開閉作動す
るように制御する。流路開閉弁(10)の開閉で液中に噴出
する気液混合噴流を形成する。
Description
【0001】
本考案は、浴槽の液中に気液混合噴流を吹出すジェットバスでの噴流制御装置 に関する。
【0002】
液中に気液混合噴流を吹出すジェットバスでは、浴槽の壁面にエジェクタノズ ルをそのノズル口を浴槽内に臨ませた状態で配置し、各エジェクタノズルに給液 路とエア吸込路とを接続している。そして、この種ジェットバスでは、エジェク タノズルから吹出した気液混合噴流中の気泡が液中で破裂することによる圧力変 動によりマッサージ効果を持たせるようにしているのであるが、マッサージ効果 を増大させるために、噴出個所を順次変化させることにより入浴者への圧力作用 個所を変動させるようにしたものがある。
【0003】 従来、ノズルからの気液噴出状態を変化させるジェットバスでは、各エジェク タノズルに接続している給液路に電磁開閉弁又は電動開閉弁などの流路開閉弁を 配置し、この流路開閉弁の開閉制御により各ノズルに供給される液(温湯)を制御 して、気液混合噴流の噴出位置を変化させるように構成していた。
【0004】
給液路に電磁開閉弁又は電動開閉弁などの流路開閉弁を配置し、この流路開閉 弁を開閉制御するものでは、供給する液の断続により、噴流の噴出状態を制御す るように構成していることから、各ノズルへの給液路にそれぞれ流路開閉弁を配 置しなければならなかった。そして、給液路には送液圧力が作用するから、給液 路に配置する流路開閉弁は送液圧力に耐えうる耐圧性を要するうえ、給液路の口 径が大きく、また、その配設個数が多いことから、システム全体が高価になると いう問題があった。
【0005】 また、流路開閉弁の動作に伴い送液ポンプの吐出圧力が変動するため、極端な ケースとして全ての流路開閉弁が閉止している状態では、送液ポンプの運転を停 止させるか、あるいは圧力調整弁で吐出圧力を逃がすなどの付帯するシーケンス 上の設備が必要であるという問題があった。 本考案は、このような点に着目してなされたもので、気液混合噴流の制御を安 価な設備で行うことのできる噴流制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
上述の目的を達成するために、本考案は、気液混合噴流を形成する各エジェク タノズルに接続しているエア吸込管にそれぞれ流路開閉弁を配置し、この流路開 閉弁を制御装置からの指令に基づき開閉作動するように構成し、流路開閉弁の開 閉で液中に噴出する気液混合噴流を形成するように構成したことを特徴としてい る。
【0007】
エジェクタノズルは給液路から圧送されて来た圧力液体の噴出時に、エジェク タノズルに接続されているエア吸込管から外気を吸い込むことにより気液混合流 体を形成するものであるから、エア吸込管に流路開閉弁を配置し、この流路開閉 弁を開閉制御することにより、気液混合噴流と気体を混合していない液体流とを 切換生成することができるようになる。
【0008】 また、エア吸込管に流路開閉弁とともにエア流量調整弁を配置した場合には、 エジェクタノズルに吸引されるエア量を調整できるので、エジェクタノズルから 噴出する気液混合噴流の強弱を外部で自由に調整することができるようになる。
【0009】
図面は本考案の実施例を示し、図1はジェットバスの概略斜視図、図2は配管 系統図、図3はジェットバスの浴槽部分縦断側面図である。 このジェットバスは、手足を延ばして入浴できる浴槽(1)の底壁部分(2)と入 浴者の背中部分を支持する傾斜壁部分(3)にエジェクタノズル(4)をそのノズル 口を浴槽(1)内に臨ませた状態で配置してある。
【0010】 このエジェクタノズル(4)は浴槽の長手方向に沿って左右対称に配置してあり 、入浴者の背中部分に対応する個所に3対、脚部に対応する個所に2対、足底に 対応する個所に1対の合計6対配置してあり、各エジェクタノズル(4)には温湯 供給路(5)から分岐導出した温湯供給管(6)とエア吸込路(7)から分岐導出した エア吸込管(8)とがそれぞれ接続してある。
【0011】 温湯供給路(5)には、送液ポンプ(9)が配置してあり、この送液ポンプ(9)は システムのスタート用スイッチを投入することにより運転を継続して行うように 構成してあり、システムを運転している間はすべてのエジェクタノズル(4)から 所定圧力で浴槽内に温湯が常時吹き出すように構成してある。 一方、対称位置に配置されているエジェクタノズル(4)に接続する各エア吸込 管(8)は合流してエア吸込路(7)に接続しており、この合流管部分にそれぞれ電 磁開閉弁(10)とエア流量調整弁(12)が配置してある。そして、この電磁開閉弁(1 0)の開閉により、一対のエジェクタノズル(4)にエアを供給する状態とエアを供 給しない状態とに切り換えられるようになっている。
【0012】 この電磁開閉弁(10)は、開閉制御プログラムを記憶した制御装置(11)からの指 令で開閉駆動するように構成してあり、入浴姿勢で入浴者の頭部を支える枕部材 (12)に配置した起動スイッチの操作で開閉制御プログラムが作動して、順次開弁 し、開弁後一定時間経過すると閉弁するようになっている。そして、電磁開閉弁 (10)が開弁すると、エジェクタノズル(4)にエア吸込路(7)が連通するから、開 弁した電磁開閉弁(10)を配置したエア吸込管(8)が接続しているエジェクタノズ ル(4)では、エジェクタノズル(4)内を流通する温湯の流速で空気を吸い込み、 気液混合状態となって浴槽(1)内に噴出することになる。また、エア流量調整弁 (12)での流量調整により、各エジェクタノズル(4)からのジェット噴流の強弱に バリエーションを持たせることができる。
【0013】 図4は、気液混合噴流の噴出パターンの一例を示し、この噴出パターンでは、 気液混合噴流の噴出を足元のエジェクタノズル(4a)から順次頭部側のエジェク タノズル(4)に移行させ、噴出が最も頭部側に位置するエジェクタノズル(4f) に達すると、逆行して順次足元側のエジェクタノズル(4)に戻るサイクルを1サ イクル半繰り返した後、全エジェクタノズル(4)から気液混合噴流を一定時間噴 出して停止するようになっている。この場合、各エジェクタノズル(4)からの噴 流噴出は短時間ラップしながら移行するように形成してある。
【0014】
本考案では、気液混合噴流を形成する各エジェクタノズルに接続しているエア 吸込管にそれぞれ流路開閉弁を配置し、この流路開閉弁を制御装置からの指令に 基づき開閉作動するように構成し、流路開閉弁の開閉で液中に噴出する気液混合 噴流を形成するように構成しているので、エジェクタノズルに供給する空気流を 断続することにより、気液混合噴流を生成することになる。そしてこの場合、吸 込空気は大気圧以上にはならないので、エア吸込管路に配置する流路開閉弁は耐 圧性を必要としないうえ、エア吸込管の口径は給液路の口径に比べて細いことか ら、流路開閉弁を小型の弁で形成することができる。これにより、システム全体 の設備費用を低減することができ、安価に実施することができる。
【図1】ジェットバスの概略斜視図である。
【図2】ジェットバスの配管系統図である。
【図3】ジェットバスの浴槽部分縦断側面図である。
【図4】気液混合噴流の噴出パターンのタイムチャート
である。
である。
1…浴槽、 2・3…浴
槽の壁面、4…エジェクタノズル、
8…エア吸込管、10…流路開閉弁、
11…制御装置。
槽の壁面、4…エジェクタノズル、
8…エア吸込管、10…流路開閉弁、
11…制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 関 兵蔵 東京都港区芝浦一丁目2番1号 株式会社 アルファ・コーポレーション内 (72)考案者 小笠原 正彦 東京都港区芝浦一丁目2番1号 株式会社 ホテルアルファ事業企画本部内 (72)考案者 西条 秀雄 東京都千代田区神田司町二丁目3番地 株 式会社大林組設計本部内 (72)考案者 高畑 容晧 大阪府大阪市港区波除六丁目1番30号 株 式会社大一装置研究室内
Claims (2)
- 【請求項1】 浴槽(1)の壁面(2)(3)に複数のエジェ
クタノズル(4)をそのノズル口がそれぞれ浴槽(1)内に
臨む状態で配置し、このエジェクタノズル(4)から浴槽
(1)内の液中に気液混合噴流を吹出すように構成したジ
ェットバスにおいて、 各エジェクタノズル(4)に接続するエア吸込管(8)にそ
れぞれ流路開閉弁(10)を配置し、この流路開閉弁(10)を
制御装置(11)からの指令に基づき開閉作動するように構
成し、流路開閉弁(10)の開閉で液中に噴出する気液混合
噴流を形成するように構成したジェットバスでの噴流制
御装置。 - 【請求項2】 エア吸込管(8)に流路開閉弁(10)とエア
流量調整弁(12)とを配置した請求項1に記載のジェット
バスでの噴流制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992071541U JP2598204Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | ジェットバスでの噴流制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992071541U JP2598204Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | ジェットバスでの噴流制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0629534U true JPH0629534U (ja) | 1994-04-19 |
JP2598204Y2 JP2598204Y2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=13463712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992071541U Expired - Fee Related JP2598204Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | ジェットバスでの噴流制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598204Y2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005342507A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-12-15 | Matsushita Electric Works Ltd | 浴槽装置 |
JP2005342491A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-12-15 | Matsushita Electric Works Ltd | 浴槽装置 |
JP2006325993A (ja) * | 2005-05-26 | 2006-12-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 水流噴出装置 |
JP2007283038A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-01 | Matsushita Electric Works Ltd | 浴槽 |
CN112998551A (zh) * | 2021-02-21 | 2021-06-22 | 重庆贻晨兴工业设计有限责任公司 | 一种用于消毒浴缸的调节装置及使用方法 |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP1992071541U patent/JP2598204Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005342507A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-12-15 | Matsushita Electric Works Ltd | 浴槽装置 |
JP2005342491A (ja) * | 2004-05-06 | 2005-12-15 | Matsushita Electric Works Ltd | 浴槽装置 |
JP4613561B2 (ja) * | 2004-05-06 | 2011-01-19 | パナソニック電工株式会社 | 浴槽装置 |
JP4715292B2 (ja) * | 2004-05-06 | 2011-07-06 | パナソニック電工株式会社 | 浴槽装置 |
JP2006325993A (ja) * | 2005-05-26 | 2006-12-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 水流噴出装置 |
JP4613697B2 (ja) * | 2005-05-26 | 2011-01-19 | パナソニック電工株式会社 | 水流噴出装置付浴槽 |
JP2007283038A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-01 | Matsushita Electric Works Ltd | 浴槽 |
CN112998551A (zh) * | 2021-02-21 | 2021-06-22 | 重庆贻晨兴工业设计有限责任公司 | 一种用于消毒浴缸的调节装置及使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2598204Y2 (ja) | 1999-08-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20100252658A1 (en) | Shower Arrangement | |
DE3480831D1 (de) | Schwingungserzeuger mit hohem durchflussvermoegen. | |
JPH0629534U (ja) | ジェットバスでの噴流制御装置 | |
US7950077B2 (en) | Spa jet yielding increased air entrainment rates | |
JPH0377666A (ja) | 空気圧を利用した噴水形成方法およびその装置 | |
US3330486A (en) | Aerating nozzle | |
JP6889834B2 (ja) | 浴槽用吐水装置 | |
EP0396542B1 (en) | A device at washing and rinsing apparatuses for producing a foam | |
JP2019058734A5 (ja) | ||
JP2976549B2 (ja) | 泡風呂装置 | |
JPH0394357U (ja) | ||
JP2000317489A (ja) | 曝気方法及びその装置 | |
JPH05111519A (ja) | 泡風呂装置 | |
JPH0515567A (ja) | 泡風呂装置 | |
JP5223496B2 (ja) | ミスト噴出装置 | |
JPH067405A (ja) | 気泡浴槽装置 | |
JPH0710750Y2 (ja) | 流水浴槽 | |
JP2007143569A (ja) | 温浴装置 | |
JPH0533377A (ja) | 吐水装置への洗浄水供給機構 | |
JP2552270Y2 (ja) | 気泡浴槽 | |
JPH05253270A (ja) | 泡風呂装置 | |
JPH04347156A (ja) | 気泡水流発生装置 | |
JPH03102290U (ja) | ||
JPS5967954A (ja) | 噴流浴装置 | |
JP2019013482A (ja) | 浴槽循環型吐水装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |