JP2007143569A - 温浴装置 - Google Patents

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勝利 増田
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Abstract

【課題】浴槽に供給される液体に対して十分に気体を混合するための混合機能を有する温浴装置を提供することを目的とする。
【解決手段】この発明に係る温浴装置は、混合槽20と、混合槽20から液体と気体との混合液が供給される気体回収槽30と、気体回収槽30から液体と気体との混合液が供給される腕用浴槽11および脚用浴槽12と、混合槽20から気体回収槽30に混合液を供給する第1の管路71と、気体回収槽30から腕用浴槽11に混合液を供給する第2の管路72と、脚用浴槽12から混合槽20に混合液を回収する回収路73と、気体回収槽30において混合液から流出した気体を回収路73に供給する気体回収路74と、を備える。脚用浴槽12には、腕用浴槽11からオーバーフロー管75を介して混合液が供給される。
【選択図】 図3

Description

この発明は、浴槽に供給するための液体に対して気体を混合するための混合機能を有する温浴装置に関する。
このような浴槽に供給するための液体に対して気体を混入する装置として、特許文献1に記載の装置が知られている。
特許文献1に記載の装置は、浴槽と、浴槽に噴流を噴出するジェットノズルと、ジェットノズルに空気流入管を介して接続されるエアインテークと、を備える。
このため、特許文献1に記載の装置によれば、浴槽に気体が混合した液体を供給することができ、温浴効果を高めることが可能となる。
特開2001−145676号
しかしながら、特許文献1に記載の装置によれば、浴槽に供給するための液体に対して、単に空気流入管により気体を供給するのみであるため、十分に気体を混合することができない。このように気体を十分に混合することができなければ、浴槽に供給された液体から気体が即座に流出してしまい、十分な温浴効果を得ることができない。また、一旦液体中に混合した気体が、液体の循環中に液体から乖離する場合もある。
このため、この発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、浴槽に供給される液体に対して十分に気体を混合するための混合機能を有する温浴装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、混合槽と、前記混合槽から液体と気体との混合液が供給される気体回収槽と、前記気体回収槽から液体と気体との混合液が供給される浴槽と、前記混合槽から前記気体回収槽に混合液を供給する第1の管路と、前記気体回収槽から前記浴槽に混合液を供給する第2の管路と、前記浴槽から前記混合槽に混合液を回収する回収路と、前記混合槽に気体を供給する気体供給部と、前記気体回収槽において混合液から流出した気体を前記回収路に供給する気体回収管路と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の浴槽用混合装置において、前記浴槽は、腕部浴槽と、脚部浴槽と、前記腕部浴槽から前記脚部浴槽に混合液を供給する供給路と、を備える。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の浴槽用混合装置において、前記第1の管路は、上流側を天地方向下方に、下流側を天地方向上方に、配置し、前記第2の管路は、上流側を天地方向下方に、下流側を天地方向上方に、配置する。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の浴槽用混合装置において、前記回収路または前記混合槽において液体と気体とを混合する循環手段をさらに備える。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の浴槽用混合装置において、前記気体は二酸化炭素である。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の温浴装置において、前記混合槽に貯留される混合液の体積を前記混合槽内部の体積に対して所定の割合以上に維持する貯留量維持手段を備える。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の温浴装置において、前記貯留量維持手段は、前記混合槽内に配置される水位センサと、前記水位センサの情報を受けて、前記混合槽への混合液の供給、気体の供給、および、前記混合槽からの混合液の流出を制御する制御部と、からなる。
請求項8に記載の発明は、請求項6または請求項7に記載の温浴装置において、前記貯留量維持手段における所定の割合は、前記混合槽に貯留される混合液の体積を前記混合槽内部の体積に対する1/2以上である。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の温浴装置において、前記第1の管路の混合液の流量を制御する絞り弁を備える。
請求項1に記載の発明によれば、気体回収槽において混合液から流出した気体を回収路に供給する気体回収管路を備えることから、浴槽に供給される液体に対して十分に気体を混合することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、浴槽は、腕部浴槽と、脚部浴槽と、腕部浴槽から脚部浴槽に混合液を供給する供給路とを備えることから、腕部および脚部において十分な温浴効果を得ることが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、第1の管路は、上流側を天地方向下方に、下流側を天地方向上方に、配置し、第2の管路は、上流側を天地方向下方に、下流側を天地方向上方に、配置することから、混合液を加圧しながら第2混合槽または浴槽に供給することができるため、液体に対して十分に気体を混合することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、回収路または混合槽において液体と気体とを混合する循環手段をさらに備えることから、気体回収槽または浴槽において気体を循環させる場合と比べて、液体と気体との接触する機会が多くなり、液体に対してさらに十分に気体を混合することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、気体は二酸化炭素であることから、温浴効果を高めることが可能となる。
請求項6および請求項8に記載の発明によれば、混合槽に貯留される混合液の体積を混合槽内部の体積に対して所定の割合以上に維持する貯留量維持手段を備えることから、混合槽から気体回収槽への混合液の流出をスムースに行うことが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、貯留量維持手段は、混合槽内に配置される水位センサと、水位センサの情報を受けて、混合槽への混合液の供給、気体の供給、および、混合槽からの混合液の流出を制御する制御部と、からなることから、簡易な構成でありながら、混合槽に貯留される混合液の体積を制御することが可能となる。
請求項9に記載の発明によれば、第1の管路の混合液の流量を制御する絞り弁を備えることから、第1の管路内を常に加圧状態に維持することが可能となる。
以下、この発明の第1実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、この発明の第1実施形態に係る温浴装置を示す斜視図である。また、図2は、その側方から一部を断面にして示す要部断面図である。
この温浴装置は、座部211と背凭れ部212とを有する椅子210と、椅子210における座部211の下方に配置される脚用浴槽12と、椅子210における座部211の各側方に配置される一対の腕用浴槽11と、腕用浴槽11および脚用浴槽12に流入出する混合液の処理を行う混合装置1とを備える。
この温浴装置は、このように脚用浴槽12と、一対の腕用浴槽11とを備えることから、局所的に体内の血行を促進させることが可能となる。
この腕用浴槽11および脚用浴槽12は、その内壁に複数の短冊状の木製の板部材が敷設される。なお、この板部材は檜からなる。このため、美観や芳香性に優れた効果を奏し、特に、ヒノキチオール成分を腕用浴槽11および脚用浴槽12内に貯留される混合液に溶解させることが可能となる。また、板部材は、厚み5mm乃至7mm、長さ24mm乃至27mm程度の大きさで構成されていることが好ましい。ただし、板部材は、この大きさに限られるものではない。また、腕用浴槽11および脚用浴槽12は、例えば、不錆金属や合成樹脂等の水密性の材料からなる。このため、内壁に敷設される木製の板部材から液体が漏れたとしても、腕用浴槽11および脚用浴槽12の外部へ混合液が漏れることがない。また、板部材は、腕用浴槽11および脚用浴槽12に着脱自在に敷設される。このため、板部材の状態が悪化した場合でも、簡易に板部材を取り替えることが可能となる。
図3は、この発明の第1実施形態に係る温浴装置を模式的に示す図である。
この発明の第1実施形態に係る温浴装置は、混合槽20と、混合槽20から液体と気体との混合液が供給される気体回収槽30と、気体回収槽30から液体と気体との混合液が供給される腕用浴槽11および脚用浴槽12と、混合槽20から気体回収槽30に混合液を供給する第1の管路71と、気体回収槽30から腕用浴槽11に混合液を供給する第2の管路72と、脚用浴槽12から混合槽20に混合液を回収する回収路73と、気体回収槽30において混合液から流出した気体を回収路73に供給する気体回収路74と、を備える。脚用浴槽12には、腕用浴槽11からオーバーフロー管75を介して混合液が供給される。このような構成から、気体回収槽30において混合液から流出した気体を回収路73に供給する気体回収管路74を備えることから、腕用浴槽11および脚用浴槽12に供給される液体に対して十分に気体を混合することが可能となる。
特に、混合液が細い管路から腕用浴槽11、脚用浴槽12や第1、気体回収槽20、30等の大きい貯留槽に流入するときには、高圧力から低圧力へと環境が変化することとなる。このような場合には、混合液に含まれる気体の一部が液体から乖離して細かい泡となって流出してしまうという問題が発生する。このとき、腕用浴槽11または脚用浴槽12に対して十分に混合されていない混合液が供給されるとすると、上部が大気開放された腕用浴槽11および脚用浴槽12から液体から乖離した気体の泡が流出してしまうという問題が発生する。しかし、この発明においては、気体回収槽30において、液体から流出した十分に混合されていない気体を気体回収路74を介して回収路73に供給することから、十分に混合されていなかった気体と液体とを十分に混合することが可能となる。そして、十分に混合された混合液のみを腕用浴槽11および脚用浴槽12に供給することが可能となる。
混合槽20には、管路76を介して気体供給部40からの気体が供給される。また、回収路73には、管路77を介して液体供給部50からの液体が供給される。なお、この第1実施形態においては、気体として二酸化炭素を、液体として温水を利用している。このため、温浴効果を高めることができる。
また、この第1実施形態においては、回収路73に循環ポンプ31およびヒータ61が接続され、回収路73において、液体と気体とを混合し、この混合液を加熱することとしている。なお、この循環ポンプ31およびヒータ61は、混合槽20内に配設されてもよ、また、第1の混合層20の混合液を循環するように混合槽20の外部に配設されてもよい。
第1の管路71および第2の管路72は、上流側を天地方向下方に、下流側を天地方向上方に、配置される。このため、第1の管路71および第2の管路72中において混合液を加圧しながら気体回収槽30や腕用浴槽11、脚用浴槽12に供給することができ、この第1の管路71および第2の管路中で、液体に対して十分に気体を混合させることが可能となる。
なお、第1の管路71、第2の管路72、回収路73、気体回収路74、管路76、および、管路77は、それぞれ開閉弁81、82、83、84、86、87と接続されている。このため、腕用浴槽11、脚用浴槽12、混合槽20、および、気体回収槽30への液体、気体、混合液の流入出量を簡易に制御することが可能となる。なお、これらの開閉弁81、82、83、84、86、87は、開閉弁駆動手段80により電気信号を受けて駆動される。
また、混合槽20と気体回収槽30に貯留可能な混合液の総量は、腕用浴槽11および脚用浴槽12に貯留可能な混合液の総量の1/2以上となるように設定されている。このため、混合槽20および気体回収槽30において、腕用浴槽11および脚用浴槽12に供給するための多量の混合液を処理することが可能となる。これにより、腕用浴槽11および脚用浴槽12に対して混合液を安定して供給することが可能となる。
また、混合槽20には、その上方にエアー抜きのための開口部が形成される。この開口部は、開閉弁85と接続され、開閉自在に制御される。
また、回収路73における混合槽20への流入部に対して、供給管160が接続されている。この供給管160には、多数の孔部161が穿設されている。このように、供給管160を接続することにより、回収路73を通過した混合液がさらに多数の孔部161を通過して混合槽20に供給される。このため、混合液が混合槽20内にシャワー状に放出され、気体の溶解効率をさらに高めることが可能となる。
また、供給管160は、回収路73における混合槽20内に挿通された部分に接続されていれば、混合液中に浸漬されている状態であっても、浸漬されていない状態であっても有効である。混合液中に浸漬されている状態であれば、多数の孔部161から混合液が流出することにより、混合槽20中に対流が発生する。このため、混合槽20内部の液体と気体とを十分に混合することが可能となる。一方、混合液中に浸漬されていない状態であれば、多数の孔部161から流出する混合液がより多くの気体と接触する。このため、混合槽20内部の液体と気体とを十分に混合することが可能となる。
図4は、気体回収路74と回収路73との接合部分を拡大して示す図である。
図4に示すように、気体回収路74の先端部が回収路73内に挿入されるように構成される。このような構成から、回収路73において気体回収路74が挿入される部分では、管内の断面積が小さくなることにより混合液の流速が早まる。その結果、気体回収路74から回収路73内に流出する気体を混合液中に十分に混合することが可能となる。このとき、気体回収路74を軟性の材質により構成することにより、容易に脚用浴槽12の内部、および、脚用浴槽12と混合槽20とを接続する回収路73内部を挿通させることを可能とする。
なお、この第1実施形態においては、気体回収路74の先端部を回収路73の内部に挿通させることにより、一のポンプ31により回収路73内の混合液を吸引することと気体回収路74内の気体を吸引することを可能としている。
また、気体回収路74から流出する気体を混合させる部分は回収路73中にあるので、図3においては、便宜上、気体回収路74が脚用浴槽12の外側を通って回収路73と接続するように図示している。
図5は、この発明の第1実施形態に係る温浴装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。
この温浴装置は、装置の制御に必要な動作プログラムが格納されたROM111と制御時にデータ等が一時にストアされるRAM112と、論理演算を実行するCPU113とからなる制御部110を備える。この制御部110は、浴槽用混合装置における開閉弁駆動手段80、浴槽の混合液量を検知可能な浴槽液量センサ120、混合槽20の混合液量を検知可能な混合槽液量センサ130、および、気体回収槽30の混合液量を検知可能な気体回収槽液量センサ140に対してインターフェース104を介して接続されている。
図6は、この発明の第1実施形態に係る浴槽用混合装置による液体と気体との混合の工程を示すフロー図である。
この発明の第1実施形態に係る温浴装置を使用して液体と気体とを混合する場合には、まず、図3に示す開閉弁83、87を開放して液体供給部50から回収路73を介して混合槽20へ液体を供給する(ステップS1)。ここで、液体供給部50は、水道管等から水を加熱したものを供給するものであってもよい。
液体供給部50から回収路73を介して混合槽20へ供給された液体が所定量以上になれば、開閉弁87を閉止する(ステップS2、S3)。このように制御することにより、混合槽20、気体回収槽30、腕用浴槽11、および、脚用浴槽12に貯留する液体量を調整することが可能となる。
そして、開閉弁86を開放して、混合槽20に対して液体および気体を供給する(ステップS4)。このとき、混合槽20に対して液体および気体が連続して供給されることにより、混合槽20内で対流が発生する。この対流により、混合槽20内に供給された液体と気体とが十分に混合される。
混合槽20内に供給された液体が混合槽20内において所定量に到達すれば、開閉弁81を開放して、気体回収槽30に対して混合液を供給する(ステップS5、6)。このとき、開閉弁89を開放して、混合槽20からエアー抜きをし、気体回収槽30へスムースに混合液を供給する。また、このとき、第1の管路71を通過する混合液が気体回収槽30へ流入するときに、高圧力から低圧力へと環境が変化するため、混合液中の気体の一部が気泡となって液体と離れて流出する。そして、気体回収槽30の上部領域には気体が滞留する。
次に、この第2混合槽30の上部領域に滞留した気体を再び液体と混合させるため、開閉弁84を開放して、気体を回収路73に供給する(ステップS7)。
そして、気体回収槽30内に供給された液体が気体回収槽30内において所定量に到達すれば、開閉弁82を開放して、腕用浴槽11および脚用浴槽12に対して混合液を供給する(ステップS8、9)。
これらの作業を終えた後、混合槽20、気体回収槽30、腕用浴槽11、脚用浴槽12内に貯留される混合液を排液したい場合には、それぞれと接続される図示しない排液管を通じて排液する。
次に、この発明の他の実施形態について図面に基づいて説明する。図7はこの発明の第2実施形態に係る浴槽用混合装置を模式的に示す図であり、図8はこの発明の第2実施形態に係る浴槽用混合装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。
第2実施形態に係る温浴装置は、さらに、混合槽20に貯留される混合液の体積を混合槽20内部の体積の1/2以上に維持する貯留量維持手段を備える。つまり、混合槽20には、混合槽20内の混合液の混合槽20内において占める割合を調整するための水位センサ162が配設される。この水位センサ162は、制御部110とインターフェース104を介して接続されている。
このような水位センサ162、制御部110、および、開閉弁81を利用して、第2実施形態に係る浴槽用混合装置は、水位センサ162により混合槽20内の混合液の水位が混合槽20の1/2まで減少したときには、開閉弁76を一旦閉止して気体供給部40から混合槽20への気体の供給を停止させる。また、開閉弁81は、第1の管路71を流れる混合液の流量を調整する絞り弁としての機能を備えている。したがって、これと同時に開閉弁83、85を開放し、または、開閉弁81を調整して第1の管路71の流量を減少させてもよい。このようにして、混合槽20内の混合液の水位を常に混合槽20の1/2以上となるように制御する。
第2実施形態に係る温浴装置は、このような貯留量維持手段を備えることから、混合槽20に貯留される混合液の体積が混合槽20内部の体積の1/2以下となった場合に第1の管路71の流入口付近に気体溜りが発生するという問題を防止することができる。これにより、混合槽20から気体回収槽30への混合液の流出をスムースに行うことが可能となる。また、混合槽20内に配置される水位センサ162と、水位センサ162の情報を受けて、混合槽20への混合液の供給、気体の供給、および、混合槽20からの混合液の流出を制御する制御部110と、からなることから、簡易な構成でありながら、混合槽20に貯留される混合液の体積を制御することが可能となる。なお、水位センサ162として混合槽液量センサ130を利用してもよい。
また、第2実施形態に係る温浴装置は、第1の管路71が上流側を天地方向下方に、下流側を天地方向上方に配置されない場合であっても、開閉弁81の絞り調整により、第1の管路71中において混合液を加圧しながら気体回収槽30に供給することができ、この第1の管路71中で、液体に対して十分に気体を混合させることが可能となる。
図9はこの発明の第3実施形態に係る浴槽用混合装置を利用した温浴装置を前面から示す斜視図であり、図10はこの発明の第3実施形態に係る浴槽用混合装置を利用した温浴装置を背面から示す斜視図である。
第1実施形態に係る温浴装置は、単一人の利用を目的とした、座部211と背凭れ部212とを有する椅子210と、椅子210における座部211の下方に配置される脚用浴槽12と、椅子210における座部211の各側方に配置される一対の腕用浴槽11とを備えるものであるのに対し、第3実施形態に係る温浴装置は、同時に複数人の利用を可能とする、長椅子310と長椅子310の前方に並設される腕用浴槽301および脚用浴槽302とを備えるものである。第3実施形態に係る温浴装置は、このような構成から、複数人が同時に温浴装置を利用することが可能となる。なお、腕用浴槽301と脚用浴槽302とは、柱303により上下方向に接続される。これにより、省スペースでありながら、複数人が同時に温浴装置を利用することが可能となる。
なお、上述した実施形態においては、気体回収路74を回収路73に接続する構成としているが、気体回収路74を混合槽20に直接接続してもよく、また、気体回収槽30に接続してもよい。
また、上述した実施形態においては、気体回収路74の先端部が回収路73内に挿入される構成としているが、気体回収路74を回収路73に対して外部から接続される構成としてもよい。
また、上述した実施形態においては、管路72が開閉弁82と接続される構成としているが、開閉弁82と接続されることなく直接腕用浴槽11または脚用浴槽12に接続される構成としてもよい。
また、上述した実施形態においては、回収路73から混合槽20へ流入する混合液、第1の管路71から気体回収槽30へ流入する混合液、および、第2の管路72から腕用浴槽11および脚用浴槽12へ流入する混合液を、ジェット噴流により流入させてもよい。この場合には、流入先の混合液に対流が発生し、液体と気体とを十分に混合させることが可能となる。
また、上述した実施形態においては、気体供給部40から供給される気体を二酸化炭素とし、液体供給部50から供給される液体を水としているが、それ以外の気体および液体であってもよい。
また、上述した実施形態においては、混合槽20に対して気体供給部40の他に、例えば体内の血行を促進する効果を奏する有機ゲルマニウム等を供給する血行促進物供給部を備えてもよい。この場合にも、混合槽20等において血行促進物を混合液に適度に溶解させることが可能となる。
さらに、上述した第2実施形態においては、混合槽20に貯留される混合液の体積を混合槽20内部の体積の1/2以上に維持する貯留量維持手段を備えるが、混合槽20に貯留される混合液の体積を混合槽20内部の体積に対して他の割合、たとえば、2/3以上や3/5以上等に設定してもよい。ただし、第1の管路71の流入口付近に気体溜りが発生するという問題を防止するためには、特に1/2以上とすることが好ましい。
この発明の第1実施形態に係る浴槽用混合装置を利用した温浴装置を示す斜視図である。 その側方から一部を断面にして示す要部断面図である。 この発明の第1実施形態に係る浴槽用混合装置を模式的に示す図である。 気体回収路74と回収路73との接合部分を拡大して示す図である。 この発明の第1実施形態に係る浴槽用混合装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。 この発明の第1実施形態に係る浴槽用混合装置による液体と気体との混合の工程を示すフロー図である。 この発明の第2実施形態に係る浴槽用混合装置を模式的に示す図である。 この発明の第2実施形態に係る浴槽用混合装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。 この発明の第3実施形態に係る浴槽用混合装置を利用した温浴装置を前面から示す斜視図である。 この発明の第1実施形態に係る浴槽用混合装置を利用した温浴装置を背面から示す斜視図である。
符号の説明
11 腕用浴槽
12 脚用浴槽
20 混合槽
30 気体回収槽
31 循環ポンプ
40 気体供給部
50 液体供給部
61 ヒータ
71 第1の管路
72 第2の管路
73 回収路
74 気体回収路
75 オーバーフロー管
76 管路
77 管路
80 開閉弁駆動手段
81 開閉弁
82 開閉弁
83 開閉弁
84 開閉弁
86 開閉弁
87 開閉弁
110 制御部
111 ROM
112 RAM
113 CPU
114 インターフェース
120 浴槽液量センサ
130 混合槽液量センサ
140 気体回収槽液量センサ
160 供給管
161 孔部
162 水位センサ
210 椅子
211 座部
212 背凭れ部
301 腕用浴槽
302 脚用浴槽
303 柱
310 長椅子

Claims (9)

  1. 混合槽と、
    前記混合槽から液体と気体との混合液が供給される気体回収槽と、
    前記気体回収槽から液体と気体との混合液が供給される浴槽と、
    前記混合槽から前記気体回収槽に混合液を供給する第1の管路と、
    前記気体回収槽から前記浴槽に混合液を供給する第2の管路と、
    前記浴槽から前記混合槽に混合液を回収する回収路と、
    前記混合槽に気体を供給する気体供給部と、
    前記気体回収槽において混合液から流出した気体を前記回収路に供給する気体回収管路と、
    を備えることを特徴とする混合機能を有する温浴装置。
  2. 請求項1に記載の温浴装置において、
    前記浴槽は、
    腕部浴槽と、
    脚部浴槽と、
    前記腕部浴槽から前記脚部浴槽に混合液を供給する供給路と、
    を備える混合機能を有する温浴装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の温浴装置において、
    前記第1の管路は、上流側を天地方向下方に、下流側を天地方向上方に、配置し、
    前記第2の管路は、上流側を天地方向下方に、下流側を天地方向上方に、配置する混合機能を有する温浴装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の温浴装置において、
    前記回収路または前記混合槽において液体と気体とを混合する循環手段をさらに備える混合機能を有する温浴装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の温浴装置において、
    前記気体は二酸化炭素である混合機能を有する温浴装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の温浴装置において、
    前記混合槽に貯留される混合液の体積を前記混合槽内部の体積に対して所定の割合以上に維持する貯留量維持手段を備える混合機能を有する温浴装置。
  7. 請求項6に記載の温浴装置において、
    前記貯留量維持手段は、前記混合槽内に配置される水位センサと、前記水位センサの情報を受けて、前記混合槽への混合液の供給、気体の供給、および、前記混合槽からの混合液の流出を制御する制御部と、からなる混合機能を有する温浴装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の温浴装置において、
    前記貯留量維持手段における所定の割合は、前記混合槽に貯留される混合液の体積を前記混合槽内部の体積に対する1/2以上である混合機能を有する温浴装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の温浴装置において、
    前記第1の管路の混合液の流量を制御する絞り弁を備える混合機能を有する温浴装置。
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