JPH06295126A - トナー補給タンク - Google Patents

トナー補給タンク

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JPH06295126A
JPH06295126A JP5082086A JP8208693A JPH06295126A JP H06295126 A JPH06295126 A JP H06295126A JP 5082086 A JP5082086 A JP 5082086A JP 8208693 A JP8208693 A JP 8208693A JP H06295126 A JPH06295126 A JP H06295126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
tank
toner replenishing
thin film
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP5082086A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Hatta
浩孝 八田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP5082086A priority Critical patent/JPH06295126A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像部へのトナー補給効率を向上させ、また
トナーの漏れを防止する。 【構成】 タンク部21内を回転部22を中心に回転するア
ジテータ23にてトナーTを撹拌し、しかもアジテータ23
の先端に設けられた薄膜体26部分でトナーTを持ち上
げ、トナーTをトナー補給口20から現像部2のベース2
aへ送り出す。前記薄膜体26に乗ってトナー補給口20を
過ぎたトナーTは、タンク部21内壁に突出したリブ30と
当接して、トナー補給口20へと落されて現像部2内に入
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体上に静電潜像を
形成し、その静電潜像を現像部でトナー顕像化し、この
トナー顕像を用紙に転写することで記録を行う静電式記
録装置に適用され、現像部にトナーを補給するためのト
ナー補給タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の静電式記録装置の概略構成
図であり、1はドラム状の感光体、2は感光体1に接す
る現像ローラ3とトナー転移ローラ4とトナー補給ロー
ラ5と交換可能なトナー補給タンク6とを備えた現像
部、7は転写ローラ、8は感光体1上の残留トナーを除
去するクリーニング体8a,8bとトナー回収室8cを備
えたクリーニングユニット、9は帯電ローラ、10は感光
体1表面を静電潜像形成のためレーザ光Lで露光する光
書込ユニットである。
【0003】11は積載された用紙Pの最上位のものと接
して用紙を搬送方向に給紙するピックアップローラ、12
は搬送ローラ、13は用紙Pをタイミングをとって感光体
1へ送るレジストローラ、14は用紙の転写像を定着させ
る定着ローラ、15は定着ローラ14から用紙を剥がす分離
爪、16は用紙Pを外部へ排出する排紙ローラである。
【0004】前記トナー補給タンク6は、内部にトナー
Tが収納され、一側に現像部2のトナー補給ローラ5方
向へトナーTを送り出すためのトナー補給口20が設けら
れ、さらにトナーTが収納されているタンク部21には回
転部22を中心に時計方向に回転する板状のアジテータ23
が設けられている。
【0005】前記アジテータ23は、図5の斜視図のよう
に、タンク部21を回転する際にトナーTによる負荷を軽
減するため多数の通孔25が穿設されており、さらにアジ
テータ23の先端には、タンク部21内壁に一端が摺接する
合成樹脂製の可撓性を有する薄膜体(例えば、ポリエチ
レンテレフタラートフィルム)26が固定されている。
【0006】図4の静電式記録装置における記録方法は
公知のものであって、感光体1は、帯電ローラ9で表面
に均一な電荷が形成され、画像データに基づいて光書込
ユニット10でコントロールされるレーザ光Lによって表
面が露光されて静電潜像が形成される。この静電潜像
は、トナー補給ローラ5とトナー転移ローラ4を介して
トナーTを受ける現像ローラ3によってトナー顕像化さ
れる。
【0007】トナー像は、レジストローラ13でタイミン
グをとられて感光体1と転写ローラ7間に送られる用紙
Pに転写される。転写後の用紙Pは、定着ローラ14で像
定着された後、排紙ローラ16により外部に排出される。
【0008】また転写後の感光体1は、クリーニングユ
ニット8でクリーニング体8a,8bにより残留トナーが
除去され、除去された残留トナーがトナー回収室8cに
回収されることになる。
【0009】前記現像部2において、トナーTはトナー
補給タンク6のタンク部21からアジテータ23の回転によ
って薄膜体26に乗るようにして持ち上げられ、トナー補
給口20から現像部2のベース2aへと送り出され、トナ
ー補給がなされることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の静電式記録
装置におけるトナー補給タンク6では、上述したよう
に、トナーTがタンク部21からアジテータ23の薄膜体26
に乗るようにして、アジテータ23の回転域外に設置され
ているトナー補給口20から現像部2のベース2aへ送り
出される構成であるため、図4の2点鎖線で示したアジ
テータ23のように、トナーTを持ち上げた状態でトナー
補給口20部分を過ぎてしまうことがあり、持ち上げられ
たトナーTのすべてがトナー補給口20へ送り出されると
は限らない。
【0011】また前記トナー補給口20は現像部2に装着
された後には開放されており、トナー補給タンク6の交
換時に内部のトナーがトナー補給口20から外部に漏れ出
てしまい、トナー飛散,汚れなどの不具合を発生させる
という問題があった。
【0012】本発明の目的は、現像部へのトナーの補給
効率を向上させ、またトナーの漏れを防止できるトナー
補給タンクを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、静電式記録装置本体に着脱可能に設けら
れ、かつ感光体上に形成された静電潜像をトナーによっ
て顕像化するための現像部に対してトナーを補給するト
ナー補給タンクにおいて、タンク内部に収納されたトナ
ーを撹拌し、かつ送り出す回転可能なアジテータと、こ
のアジテータに一端が設けられ、かつ他端がタンク内壁
に接する薄膜体と、前記現像部と連通するトナー補給口
近傍に設けられ、かつ前記薄膜体と当接して薄膜体上の
トナーを前記トナー補給口から現像部へ落下させる突出
部とを設けたことを特徴とする。
【0014】また前記突出部が、タンク内壁に一体に形
成されたリブであることを特徴とする。
【0015】さらに前記トナー補給タンクにおいて、現
像部に通じるトナー補給口に、トナー通過部とトナー阻
止部とが形成された回転軸を設けたことを特徴とする。
【0016】またトナー補給口の内壁と回転軸の外壁と
の隙間を密封する密封用弾性体を介在させたことを特徴
とする。
【0017】また前記密封用弾性体を前記回転軸の外周
に巻き付けたことを特徴とする。
【0018】
【作用】前記構成のトナー補給タンクによれば、タンク
内部に収納されたトナーは、アジテータの回転によって
薄膜体上に乗るようにしてトナー補給口を経て現像部に
送り出される。しかも突出部(リブ)と薄膜体との当接に
よって前記薄膜体上のトナーがトナー補給口へ落される
ため、薄膜体上のトナーは略完全に現像部に補給され
る。
【0019】さらに現像部に通じるトナー補給口が、回
転軸の回転によってトナー補給可能状態と不可能状態に
なるため、交換時にはトナー補給不可能状態にすること
により、トナーの漏れを防げる。
【0020】また前記回転軸とトナー補給口との隙間が
密封用弾性体によって密封されることになり、隙間から
のトナーの漏れも防げる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、図4,図5に基づいて説明した部材と対応
する部材には同じ符号を付して詳しい説明は省略する。
【0022】図1は本発明の第1実施例における要部を
示す断面図であり、この第1実施例において図4,図5
におけるトナー補給タンク6と異なるところは、トナー
補給口20上方のタンク部21内壁における薄膜体26の移動
域に、タンク部21と一体形成した突出部であるリブ30を
設けた構成にある。
【0023】前記リブ30の存在によって、トナーTがタ
ンク部21からアジテータ23の薄膜体26に乗って、トナー
補給口20部分を過ぎてしまっても、リブ30が薄膜体26と
当接して薄膜体26上のトナーTを、トナー補給口20を通
して現像部2のベース2a方向へ落下させることができ
るので、アジテータ23で持ち上げたトナーTが現像部2
に効率的に補給されることになる。
【0024】図2,図3は本発明の第2実施例における
要部を示す断面図であり、この第2実施例では、タンク
部21の側部に円筒部35を形成し、この円筒部35に形成さ
れたトナー入口35a,中央孔35b,トナー出口35cとでト
ナー補給口を構成する。円筒部35の中央孔35bには、半
分切欠いた断面半円形の回転軸36が周方向に回転可能に
設けられている。回転軸36の切欠部36aがトナー通過部
であり、非切欠部36bがトナー阻止部である。回転軸36
は、トナー補給タンク6の交換時に操作され、あるいは
動作する部材、例えば、本体カバーの開閉と連動して回
転駆動させるようにする。
【0025】図2はトナー補給タンク使用時の状態を示
しており、回転軸36は、切欠部36aがトナー入口35aとト
ナー出口35cとを連通する位置まで回転されており、ア
ジテータ23の回転によって薄膜体26上に乗ったトナーT
がトナー入口35a,切欠部36a,トナー出口35cを経て現
像部2のベース部2aへ送り出される。
【0026】図3はトナー補給タンク交換時の状態を示
しており、回転軸36は、非切欠部36bがトナー出口35cを
閉鎖しており、タンク部21内のトナーが外部に流出する
ことを防いでいる。
【0027】したがって、この状態でトナー補給タンク
6を交換してもトナー出口35cからトナーが漏れ出すこ
とがない。なお、図2,図3中の40は、円筒部35の中央
孔35b内壁と回転軸36外壁間の隙間に設けられたスポン
ジなどからなる密封用弾性体であって、前記隙間を密封
することで隙間を通してのトナーTの漏れを防いでい
る。密封用弾性体40は、トナー入口35a,トナー出口35c
でのトナーTの出入に支障がない位置であれば円筒部35
内のどの部位に設けてもよく、例えば、トナー出口35c
の周囲に貼着するとか、回転軸36の外周に巻き付けるこ
とが考えられる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトナー補
給タンクは、請求項1記載の構成によれば、収納された
トナーをアジテータの回転によってタンク内壁に摺接す
る薄膜体にて持ち上げながらトナー補給口から現像部に
送り出すことができ、しかも薄膜体に乗ってトナー補給
口を過ぎたトナーを、薄膜体が突出部に当接することで
トナー補給口へ落すことができるため、アジテータの回
転によって持ち上げたトナーをすべて現像部に確実に補
給することが可能になり、補給効率を向上させることが
できる。
【0029】請求項2記載の構成によれば、前記突出部
をタンク内壁に一体に形成されたリブとすることで、突
出部形成のための構成を簡素化できる。
【0030】請求項3記載の構成によれば、現像部へト
ナーを送り出すためのトナー補給口に設けられた回転軸
の回転によって、トナー補給口からのトナー補給を可能
状態にしたり、不可能状態にでき、トナー補給タンク交
換時にはトナーの漏れを防止できて、トナーの飛散,ト
ナーによる汚れを防げる。
【0031】請求項4,5記載の構成によれば、トナー
補給口の内壁と回転軸の外壁との隙間が密封用弾性体に
よって密封できるので、前記隙間からのトナーの漏れも
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトナー補給タンクの第1実施例を示す
断面図である。
【図2】本発明の第2実施例の使用時の状態を示す断面
図である。
【図3】本発明の第2実施例の交換時の状態を示す断面
図である。
【図4】従来の静電式記録装置の概略構成図である。
【図5】アジテータの一部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…感光体、 2…現像部、 2a…現像部のベース、
3…現像ローラ、 6…トナー補給タンク、 20…ト
ナー補給口、 21…タンク部、 23…アジテータ、 26
…薄膜体、 30…リブ(突出部)、 35a…トナー入口、
35b…中央孔、35c…トナー出口、 36…回転軸、 36
a…切欠部(トナー通過部)、 36b…非切欠部(トナー阻
止部)、 40…密封用弾性体。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電式記録装置本体に着脱可能に設けら
    れ、かつ感光体上に形成された静電潜像をトナーによっ
    て顕像化するための現像部に対してトナーを補給するト
    ナー補給タンクにおいて、タンク内部に収納されたトナ
    ーを撹拌し、かつ送り出す回転可能なアジテータと、こ
    のアジテータに一端が設けられ、かつ他端がタンク内壁
    に接する薄膜体と、前記現像部と連通するトナー補給口
    近傍に設けられ、かつ前記薄膜体と当接して薄膜体上の
    トナーを前記トナー補給口から現像部へ落下させる突出
    部とを設けたことを特徴とするトナー補給タンク。
  2. 【請求項2】 前記突出部が、タンク内壁に一体に形成
    されたリブであることを特徴とする請求項1記載のトナ
    ー補給タンク。
  3. 【請求項3】 静電式記録装置本体に着脱可能に設けら
    れ、かつ感光体上に形成された静電潜像をトナーによっ
    て顕像化するための現像部に対してトナーを補給するト
    ナー補給タンクにおいて、前記現像部に通じるトナー補
    給口に、トナー通過部とトナー阻止部とが形成された回
    転軸を設けたことを特徴とするトナー補給タンク。
  4. 【請求項4】 トナー補給口の内壁と回転軸の外壁との
    隙間を密封する密封用弾性体を介在させたことを特徴と
    する請求項3記載のトナー補給タンク。
  5. 【請求項5】 前記密封用弾性体を前記回転軸の外周に
    巻き付けたことを特徴とする請求項4記載のトナー補給
    タンク。
JP5082086A 1993-04-08 1993-04-08 トナー補給タンク Pending JPH06295126A (ja)

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JP5082086A JPH06295126A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 トナー補給タンク

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JP5082086A JPH06295126A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 トナー補給タンク

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JPH06295126A true JPH06295126A (ja) 1994-10-21

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ID=13764637

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JP5082086A Pending JPH06295126A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 トナー補給タンク

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