JPH06294535A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents
空気調和機の制御方法Info
- Publication number
- JPH06294535A JPH06294535A JP5080371A JP8037193A JPH06294535A JP H06294535 A JPH06294535 A JP H06294535A JP 5080371 A JP5080371 A JP 5080371A JP 8037193 A JP8037193 A JP 8037193A JP H06294535 A JPH06294535 A JP H06294535A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- room
- operation switch
- save
- predetermined temperature
- temperature range
- Prior art date
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- Pending
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和機の省エネ運転制御方法に関し、部
屋を不在にする時に圧縮機の運転を省エネ運転に切り換
える空気調和機の運転制御方法を提供することを目的と
する。 【構成】 空気調和機の本体操作部またはリモコン装置
に、室内負荷の変動に応じて予じめ設定された設定温度
を調整するセーブ運転スイッチを設け、室内負荷の低減
時に、冷房・ドライ運転中には設定温度を所定温度巾だ
け上げ、暖房運転中には設定温度を所定温度巾だけ下げ
るようにしてなることを特徴とする。
屋を不在にする時に圧縮機の運転を省エネ運転に切り換
える空気調和機の運転制御方法を提供することを目的と
する。 【構成】 空気調和機の本体操作部またはリモコン装置
に、室内負荷の変動に応じて予じめ設定された設定温度
を調整するセーブ運転スイッチを設け、室内負荷の低減
時に、冷房・ドライ運転中には設定温度を所定温度巾だ
け上げ、暖房運転中には設定温度を所定温度巾だけ下げ
るようにしてなることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の制御方法
に関し、詳しくは空気調和機の省エネ運転制御方法に関
するものである。
に関し、詳しくは空気調和機の省エネ運転制御方法に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、空気調和機により現在適正に空調
運転している部屋から人がいなくなり、空調が必要でな
くなった場合には空調を停止してもよいが、停止すると
人が戻った時に再度空気調和機を運転開始して適正な室
内環境に戻すには時間がかかるばかりでなく、室内温度
の設定を再度設定しなおす必要があり、通常室内温度の
設定値を予じめ冷房の時は高めに、暖房の時には低めに
設定して運転を継続し、部屋に人が戻った状態で、元に
戻して適正な空調運転を行うようにしている。この場
合、部屋を空ける場合および戻った場合に、それぞれ室
内温度の設定を調整することになり、操作の煩雑さから
調整を行わずに、始めに設定したままで運転を継続し、
人がいない状態で冷え過ぎたり暖かくなり過ぎ、無駄な
電力の消費を発生している。
運転している部屋から人がいなくなり、空調が必要でな
くなった場合には空調を停止してもよいが、停止すると
人が戻った時に再度空気調和機を運転開始して適正な室
内環境に戻すには時間がかかるばかりでなく、室内温度
の設定を再度設定しなおす必要があり、通常室内温度の
設定値を予じめ冷房の時は高めに、暖房の時には低めに
設定して運転を継続し、部屋に人が戻った状態で、元に
戻して適正な空調運転を行うようにしている。この場
合、部屋を空ける場合および戻った場合に、それぞれ室
内温度の設定を調整することになり、操作の煩雑さから
調整を行わずに、始めに設定したままで運転を継続し、
人がいない状態で冷え過ぎたり暖かくなり過ぎ、無駄な
電力の消費を発生している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、人の出入りが頻繁で且つ
人がいなくなる場合も多い室内の空調運転について、不
在中も冷え過ぎ暖め過ぎをおこすことなく省エネ運転を
継続し、人が戻ると直ちに適正な室内環境に移行するこ
とのできる空気調和機の制御方法を提供することを目的
としている。
問題点に鑑みなされたもので、人の出入りが頻繁で且つ
人がいなくなる場合も多い室内の空調運転について、不
在中も冷え過ぎ暖め過ぎをおこすことなく省エネ運転を
継続し、人が戻ると直ちに適正な室内環境に移行するこ
とのできる空気調和機の制御方法を提供することを目的
としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本体の操作スイッチまたはリモコン装置に、室内負
荷の変動に応じて設定された運転条件を調整するセーブ
運転スイッチを設け、室内負荷の低減時に上記セーブ運
転スイッチにより室内の設定温度を、冷房・ドライ運転
時には所定の温度巾だけ上昇させ、暖房運転時には所定
の温度巾だけ下降させるように制御するようにした。
に、本体の操作スイッチまたはリモコン装置に、室内負
荷の変動に応じて設定された運転条件を調整するセーブ
運転スイッチを設け、室内負荷の低減時に上記セーブ運
転スイッチにより室内の設定温度を、冷房・ドライ運転
時には所定の温度巾だけ上昇させ、暖房運転時には所定
の温度巾だけ下降させるように制御するようにした。
【０００５】
【作用】上記の構成によれば、本体の操作スイッチまた
はリモコン装置に、室内負荷の変動に応じて設定された
運転条件を調整するセーブ運転スイッチを設け、室内が
不在になる時（負荷の低減時）に、セーブ運転スイッチ
を操作することにより、予じめ設定されている室内の設
定温度を、冷房・ドライ運転時には所定の温度巾だけ上
昇させ、暖房運転時には室内の設定温度を所定の温度巾
だけ下降させ、その設定温度で運転制御することによ
り、室内の冷え過ぎ暖め過ぎを防止するようにした。
はリモコン装置に、室内負荷の変動に応じて設定された
運転条件を調整するセーブ運転スイッチを設け、室内が
不在になる時（負荷の低減時）に、セーブ運転スイッチ
を操作することにより、予じめ設定されている室内の設
定温度を、冷房・ドライ運転時には所定の温度巾だけ上
昇させ、暖房運転時には室内の設定温度を所定の温度巾
だけ下降させ、その設定温度で運転制御することによ
り、室内の冷え過ぎ暖め過ぎを防止するようにした。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。図１は本発明の構成を示す制御ブロック図
で、制御部マイコン１には 本体操作部またはリモコン
等の設定入力手段２と、室内温度を検出する室温センサ
３と、本発明によるセーブ運転スイッチ４から信号が取
り込まれ、これらの信号により圧縮機５の運転条件を設
定し、圧縮機５の運転を制御するようにしている。本体
操作部またはリモコン等の設定入力手段２により、室内
の設定温度、冷房運転または暖房運転とその運転モー
ド、室内側送風機の風量モード、タイマモード等の設定
入力条件が入力されメモリ６に記憶され、室温センサ３
により検出された室内温度とメモリ６に記憶された設定
温度とを比較手段７により比較し、圧縮機５の運転条件
を設定する運転条件設定手段８により圧縮機５の運転を
制御している。
説明する。図１は本発明の構成を示す制御ブロック図
で、制御部マイコン１には 本体操作部またはリモコン
等の設定入力手段２と、室内温度を検出する室温センサ
３と、本発明によるセーブ運転スイッチ４から信号が取
り込まれ、これらの信号により圧縮機５の運転条件を設
定し、圧縮機５の運転を制御するようにしている。本体
操作部またはリモコン等の設定入力手段２により、室内
の設定温度、冷房運転または暖房運転とその運転モー
ド、室内側送風機の風量モード、タイマモード等の設定
入力条件が入力されメモリ６に記憶され、室温センサ３
により検出された室内温度とメモリ６に記憶された設定
温度とを比較手段７により比較し、圧縮機５の運転条件
を設定する運転条件設定手段８により圧縮機５の運転を
制御している。
【０００７】図２は本発明のセーブ運転スイッチ機能の
詳細を示す流れ図で、空調されている部屋で不在になる
時に、セーブ運転スイッチ４をセットすると、「冷房・
ドライ運転」で運転されている時には予じめ設定された
設定温度から所定の温度巾Ｔ°高い温度を設定温度と
し、暖房運転時には設定温度から所定の温度巾Ｔ°低い
温度を設定温度として圧縮機５を運転することにより、
空気調和機の冷・暖房能力を低く抑え、圧縮機５の消費
電力を低減し、省エネルギー効果のあるセーブ運転を行
うようにしている。
詳細を示す流れ図で、空調されている部屋で不在になる
時に、セーブ運転スイッチ４をセットすると、「冷房・
ドライ運転」で運転されている時には予じめ設定された
設定温度から所定の温度巾Ｔ°高い温度を設定温度と
し、暖房運転時には設定温度から所定の温度巾Ｔ°低い
温度を設定温度として圧縮機５を運転することにより、
空気調和機の冷・暖房能力を低く抑え、圧縮機５の消費
電力を低減し、省エネルギー効果のあるセーブ運転を行
うようにしている。
【０００８】図３は本発明の詳細を示すフローチャート
で、運転開始後、設定入力手段２により設定条件がマイ
コン１に読み込まれメモリ６に記憶される（21）。この
間設定条件の変更がある場合（22）は、設定入力手段２
により設定条件の変更を行い、室内を適正な空調環境に
設定する（23）。この状態で室内を空ける場合にセーブ
運転スイッチ４をセットすると（24）、「現在セーブ運
転中」であるかを判断し（27）、「セーブ運転中」でな
い場合には、図２に示す設定温度の変更を行い「セーブ
運転」を開始し（28）、「セーブ運転中」の場合にはセ
ーブ運転を終了させる（29）。セーブ運転スイッチ４が
セットされていない時は（24）、「現在セーブ運転中」
であるかを判断し（25）、セーブ運転中の場合はそのま
ま継続し、セーブ運転中でない場合には通常の運転を継
続する（26）。以上のように、セーブ運転スイッチをセ
ットすることにより、室内の設定温度を変え、不在の場
合に室内の冷え過ぎまたは暖め過ぎを避け、空気調和機
の消費電力を削減して省エネルギー効果を上げるととも
に、部屋に戻った時に違和感のない空調環境を保持する
ことができる。
で、運転開始後、設定入力手段２により設定条件がマイ
コン１に読み込まれメモリ６に記憶される（21）。この
間設定条件の変更がある場合（22）は、設定入力手段２
により設定条件の変更を行い、室内を適正な空調環境に
設定する（23）。この状態で室内を空ける場合にセーブ
運転スイッチ４をセットすると（24）、「現在セーブ運
転中」であるかを判断し（27）、「セーブ運転中」でな
い場合には、図２に示す設定温度の変更を行い「セーブ
運転」を開始し（28）、「セーブ運転中」の場合にはセ
ーブ運転を終了させる（29）。セーブ運転スイッチ４が
セットされていない時は（24）、「現在セーブ運転中」
であるかを判断し（25）、セーブ運転中の場合はそのま
ま継続し、セーブ運転中でない場合には通常の運転を継
続する（26）。以上のように、セーブ運転スイッチをセ
ットすることにより、室内の設定温度を変え、不在の場
合に室内の冷え過ぎまたは暖め過ぎを避け、空気調和機
の消費電力を削減して省エネルギー効果を上げるととも
に、部屋に戻った時に違和感のない空調環境を保持する
ことができる。
【０００９】
【発明の効果】以上のように本発明においては、頻繁に
不在になることの多い部屋の空気調和機の運転制御につ
いて、本体の操作部またはリモコン装置にセーブ運転ス
イッチを設け、一時退室時にセーブ運転スイッチをセッ
トすることにより、予じめ設定された室内の設定温度を
所定の温度差だけ調整して運転を継続し、不在時の室内
の冷え過ぎ暖め過ぎを避け不在時の消費電力を削減する
とともに、部屋に戻った時に違和感の少ない空調環境を
保つことができ、そのままでセーブ運転スイッチを復帰
させ通常運転を開始し適正な空調環境を再現することが
できる。
不在になることの多い部屋の空気調和機の運転制御につ
いて、本体の操作部またはリモコン装置にセーブ運転ス
イッチを設け、一時退室時にセーブ運転スイッチをセッ
トすることにより、予じめ設定された室内の設定温度を
所定の温度差だけ調整して運転を継続し、不在時の室内
の冷え過ぎ暖め過ぎを避け不在時の消費電力を削減する
とともに、部屋に戻った時に違和感の少ない空調環境を
保つことができ、そのままでセーブ運転スイッチを復帰
させ通常運転を開始し適正な空調環境を再現することが
できる。
【図１】本発明の構成を示す制御ブロック図である。
【図２】本発明のセーブ運転スイッチ機能の詳細を示す
流れ図である。
流れ図である。
【図３】本発明の詳細を示すフローチャートである。
１ マイコン ２ 設定入力手段 ３ 室温センサ ４ セーブ運転スイッチ ５ 圧縮機 ６ メモリ ７ 比較手段 ８ 運転条件設定手段
Claims (1)
- 【請求項１】 本体の操作スイッチや、リモコン装置に
より、室内の設定温度を設定し、予じめ設定された運転
条件により空気調和機を制御してなるものにおいて、上
記本体の操作スイッチまたはリモコン装置に、室内負荷
の変動に応じて設定された運転条件を調整するセーブ運
転スイッチを設け、室内負荷の低減時に上記セーブ運転
スイッチにより室内の設定温度を、冷房・ドライ運転時
には所定の温度巾だけ上昇させ、暖房運転時には所定の
温度巾だけ下降させるように制御してなることを特徴と
する空気調和機の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5080371A JPH06294535A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 空気調和機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5080371A JPH06294535A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 空気調和機の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06294535A true JPH06294535A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13716423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5080371A Pending JPH06294535A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 空気調和機の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06294535A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010035424A2 (ja) | 2008-09-24 | 2010-04-01 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和機 |
| JP2014196873A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 | 空調制御システム、および、空調制御方法 |
-
1993
- 1993-04-07 JP JP5080371A patent/JPH06294535A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010035424A2 (ja) | 2008-09-24 | 2010-04-01 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和機 |
| JP2014196873A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 | 空調制御システム、および、空調制御方法 |
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