JPH06294458A - ロックアップクラッチを有する流体力学的なトルクコンバータ - Google Patents
ロックアップクラッチを有する流体力学的なトルクコンバータInfo
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- JPH06294458A JPH06294458A JP6056795A JP5679594A JPH06294458A JP H06294458 A JPH06294458 A JP H06294458A JP 6056795 A JP6056795 A JP 6056795A JP 5679594 A JP5679594 A JP 5679594A JP H06294458 A JPH06294458 A JP H06294458A
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- Japan
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- piston
- converter
- hub
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- converter casing
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H45/00—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
- F16H45/02—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H45/00—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
- F16H45/02—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
- F16H2045/0273—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
- F16H2045/0278—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch comprising only two co-acting friction surfaces
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49316—Impeller making
- Y10T29/4933—Fluid coupling device
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の技術の欠点を有していない、ピストン
の相対回転不能な結合部を提供する。 【構成】 本発明は、ロックアップクラッチ6を備えて
いる流体力学的なトルクコンバータに関し、ロックアッ
プクラッチ6がピストン7を有しており、該ピストン7
は、それ自体とコンバータケーシング2との間に摩擦薄
板8を有しており、ピストン7を相対回転不能に結合す
るために、連行円板13が設けられており、該連行円板
13が、接線板ばね14を介してピストン7と結合され
ており、かつ歯16を介してコンバータケーシング2の
ハブ12に相対回転不能に配置されており、この相対回
転不能の結合部が、特にかしめ動作によって行われるよ
うになっている。
の相対回転不能な結合部を提供する。 【構成】 本発明は、ロックアップクラッチ6を備えて
いる流体力学的なトルクコンバータに関し、ロックアッ
プクラッチ6がピストン7を有しており、該ピストン7
は、それ自体とコンバータケーシング2との間に摩擦薄
板8を有しており、ピストン7を相対回転不能に結合す
るために、連行円板13が設けられており、該連行円板
13が、接線板ばね14を介してピストン7と結合され
ており、かつ歯16を介してコンバータケーシング2の
ハブ12に相対回転不能に配置されており、この相対回
転不能の結合部が、特にかしめ動作によって行われるよ
うになっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、独立形式の請求項の上
位概念に相応する流体力学的なトルクコンバータに関す
る。
位概念に相応する流体力学的なトルクコンバータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】このようなトルクコンバータは、例えば
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3823210号明細
書により公知である。このような公知のトルクコンバー
タにおいては、ロックアップクラッチのピストンが、コ
ンバータケーシングもしくはこのコンバータケーシング
と固定的に結合されたハブに気密に、しかし軸方向で移
動可能に保持されており、この場合、ピストンのコンバ
ータケーシングへの相対回転不能の固定は連行円板を介
して行われ、該連行円板は、ピストンとコンバータケー
シングとの間に配置されていて、接線板ばねを介してピ
ストンと結合されていて、かつその内径に形成された歯
を介して相対回転不能にハブの外歯に案内されている。
このような構成の場合には、内燃機関のアイドリング運
転時に、及びロックアップクラッチ開放時に、内燃機関
の不均一な回転によりガタガタいう騒音が生じてしま
い、これはピストンと連行円板とが完全に、遊びなしに
コンバータケーシングに連結されていないからである。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3823210号明細
書により公知である。このような公知のトルクコンバー
タにおいては、ロックアップクラッチのピストンが、コ
ンバータケーシングもしくはこのコンバータケーシング
と固定的に結合されたハブに気密に、しかし軸方向で移
動可能に保持されており、この場合、ピストンのコンバ
ータケーシングへの相対回転不能の固定は連行円板を介
して行われ、該連行円板は、ピストンとコンバータケー
シングとの間に配置されていて、接線板ばねを介してピ
ストンと結合されていて、かつその内径に形成された歯
を介して相対回転不能にハブの外歯に案内されている。
このような構成の場合には、内燃機関のアイドリング運
転時に、及びロックアップクラッチ開放時に、内燃機関
の不均一な回転によりガタガタいう騒音が生じてしま
い、これはピストンと連行円板とが完全に、遊びなしに
コンバータケーシングに連結されていないからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
の技術の欠点を有していない、ピストンの相対回転不能
な結合部を提供することである。
の技術の欠点を有していない、ピストンの相対回転不能
な結合部を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに講じた本発明の手段は、ピストンの、コンバータケ
ーシングとは反対側におけるハブに、連行円板が軸方向
及び周方向で固定的に、かつ遊びなしに配置されてお
り、該連行円板がピストンを接線板ばねを介して相対回
転不能に、しかし軸方向に変位可能に案内するようにな
っていることにある。
めに講じた本発明の手段は、ピストンの、コンバータケ
ーシングとは反対側におけるハブに、連行円板が軸方向
及び周方向で固定的に、かつ遊びなしに配置されてお
り、該連行円板がピストンを接線板ばねを介して相対回
転不能に、しかし軸方向に変位可能に案内するようにな
っていることにある。
【0005】ピストンの、コンバータケーシングとは反
対の側に連行円板を配置することによって、連行円板と
ハブとの間に周方向で完全に固定的な結合部を形成する
ことができ、従って、連行円板もピストンも、もはやコ
ンバータケーシングに対して相対的に運動することはな
い。この場合、結合部は、種々の形式で、例えば溶接に
よって形成することができる。
対の側に連行円板を配置することによって、連行円板と
ハブとの間に周方向で完全に固定的な結合部を形成する
ことができ、従って、連行円板もピストンも、もはやコ
ンバータケーシングに対して相対的に運動することはな
い。この場合、結合部は、種々の形式で、例えば溶接に
よって形成することができる。
【0006】本発明の別の構成により、連行円板の半径
方向で内側において、ハブ内に、同心的に循環していて
コンバータケーシングから離れる方向に開放する溝が配
置されており、これによって、かしめのために半径方向
で外方へ塑性変形されているリングウェブが形成されて
いると特に有利である。このような構成は、組立て過程
中に、組立て後にかしめ動作によって除去されるある程
度の遊びが存在することができるので、簡単に製造かつ
組立てられている。
方向で内側において、ハブ内に、同心的に循環していて
コンバータケーシングから離れる方向に開放する溝が配
置されており、これによって、かしめのために半径方向
で外方へ塑性変形されているリングウェブが形成されて
いると特に有利である。このような構成は、組立て過程
中に、組立て後にかしめ動作によって除去されるある程
度の遊びが存在することができるので、簡単に製造かつ
組立てられている。
【0007】本発明の別の有利な構成では、連行円板が
内歯を有しており、該内歯内にリングウェブが塑性変形
されている。このような形式で、極めて確実なトルク連
行が保証されており、かつかしめ動作が極めて簡単に実
施されている。
内歯を有しており、該内歯内にリングウェブが塑性変形
されている。このような形式で、極めて確実なトルク連
行が保証されており、かつかしめ動作が極めて簡単に実
施されている。
【0008】さらに、接線板ばねが、軸方向のプレロー
ドを、ピストンとコンバータケーシングとの間隔を減少
するためにピストンに及ぼすようになっている。このこ
とによって、ロックアップクラッチを極めて短い時間間
隔内で切換えることができるということが保証されてい
る。
ドを、ピストンとコンバータケーシングとの間隔を減少
するためにピストンに及ぼすようになっている。このこ
とによって、ロックアップクラッチを極めて短い時間間
隔内で切換えることができるということが保証されてい
る。
【0009】
【実施例】本発明を以下に実施例を用いて詳しく説明す
る。トルクコンバータ1は、その全ての部品によって回
転軸線23に対して同心的に配置されており、かつ運転
中にこの回転軸線23を中心にして回転する。トルクコ
ンバータは、内燃機関の図示しないクランク軸によって
駆動され、この場合、コンバータケーシング2は固定的
に配置されたピン21を介してクランク軸の相応する孔
内に案内されている。トルク伝達は、詳しくは示さない
部材によって行われる。コンバータケーシング2は、コ
ンバータ内室全体を取り囲み、かつ同時にポンプ・イン
ペラー3を含んでいる。ポンプ・インペラー3とは無関
係に、周知の形式でタービン・ライナー4が配置されて
おり、該タービン・ライナーは、そのハブ19を介して
図示しない変速機軸に相対回転不能に配置されている。
流体力学的な回転において、ポンプ・インペラー3とタ
ービン・ライナー4との間にさらにステーター5が配置
されており、該ステーターはフライホイールを介してハ
ブ20に配置されており、このハブは図示しない中空軸
に相対回転不能に装着されている。タービン・ライナー
4とコンバータケーシング2との間の軸方向内にロック
アップクラッチ6が配置されている。ロックアップクラ
ッチはとりわけピストン7から成っており、該ピストン
はその半径方向の内側領域において軸方向で突出するフ
ランジ10を介してハブ12の円筒状の外側輪郭に装着
されており、このハブはコンバータケーシング2と固定
的に結合されている。フランジ10とハブ12との間に
シール部材11が配置されている。ピストン7は、その
半径方向で外側の領域に摩擦面を有しており、この摩擦
面はコンバータケーシング2に向けられており、この場
合このコンバータケーシング2も摩擦面を有している。
ピストン7とコンバータケーシング2との両方の摩擦面
の間に、半径方向外側から摩擦薄板8が達しており、該
摩擦薄板は同様に2つの摩擦面を有している。摩擦薄板
8は、相対回転不能に、しかし軸方向で運動可能に、結
合クラウン22を介して直接タービン・ライナー4と結
合されている。しかし、結合クラウン22の内側にねじ
れ抑制部材を設けることもできる。コンバータケーシン
グ2へのピストン7の相対回転不能な結合は、ピストン
7とタービン・ライナー4との間に配置されていてかつ
ハブ12に相対回転不能かつ軸方向で不動に固定されて
いる連行円板13を介して行われる。連行円板13はそ
の内径部に内歯16を備えており、この内歯によって連
行円板はハブ12に載着されている。この内歯の半径方
向内側において、ハブ12に、同心的に循環していてコ
ンバータケーシング2から離れる方に開口する溝17が
配置されており、従って、ハブ12にリングウェブ18
が形成されている。このリングウェブ18は、半径方向
で外方へ塑性変形され、その結果、ハブ12の材料は連
行円板13の内歯16内に侵入することができる。この
ことによって、ハブ12への連行円板13の周方向及び
軸方向の固定部が簡単に製造される。ピストン7と連行
円板13とは、互いに相対回転不能な結合のために、か
つピストン7の軸方向の移動性のために、接線板ばね1
4を介して互いに結合されている。このように予め組立
てられた構成ユニット7,13,14は、摩擦薄板8を
介してハブ12に装着され、かつ続いて、リングウェブ
18が半径方向で外方へ塑性変形され、従って、連行円
板13は軸方向の遊び並びに周方向の遊びなしに固定的
にハブ12と結合されている。この場合、接線板ばね
は、ピストン7をコンバータケーシング2に向かって予
め押圧力をかけるために軸方向のプレロードを有するこ
とができる。
る。トルクコンバータ1は、その全ての部品によって回
転軸線23に対して同心的に配置されており、かつ運転
中にこの回転軸線23を中心にして回転する。トルクコ
ンバータは、内燃機関の図示しないクランク軸によって
駆動され、この場合、コンバータケーシング2は固定的
に配置されたピン21を介してクランク軸の相応する孔
内に案内されている。トルク伝達は、詳しくは示さない
部材によって行われる。コンバータケーシング2は、コ
ンバータ内室全体を取り囲み、かつ同時にポンプ・イン
ペラー3を含んでいる。ポンプ・インペラー3とは無関
係に、周知の形式でタービン・ライナー4が配置されて
おり、該タービン・ライナーは、そのハブ19を介して
図示しない変速機軸に相対回転不能に配置されている。
流体力学的な回転において、ポンプ・インペラー3とタ
ービン・ライナー4との間にさらにステーター5が配置
されており、該ステーターはフライホイールを介してハ
ブ20に配置されており、このハブは図示しない中空軸
に相対回転不能に装着されている。タービン・ライナー
4とコンバータケーシング2との間の軸方向内にロック
アップクラッチ6が配置されている。ロックアップクラ
ッチはとりわけピストン7から成っており、該ピストン
はその半径方向の内側領域において軸方向で突出するフ
ランジ10を介してハブ12の円筒状の外側輪郭に装着
されており、このハブはコンバータケーシング2と固定
的に結合されている。フランジ10とハブ12との間に
シール部材11が配置されている。ピストン7は、その
半径方向で外側の領域に摩擦面を有しており、この摩擦
面はコンバータケーシング2に向けられており、この場
合このコンバータケーシング2も摩擦面を有している。
ピストン7とコンバータケーシング2との両方の摩擦面
の間に、半径方向外側から摩擦薄板8が達しており、該
摩擦薄板は同様に2つの摩擦面を有している。摩擦薄板
8は、相対回転不能に、しかし軸方向で運動可能に、結
合クラウン22を介して直接タービン・ライナー4と結
合されている。しかし、結合クラウン22の内側にねじ
れ抑制部材を設けることもできる。コンバータケーシン
グ2へのピストン7の相対回転不能な結合は、ピストン
7とタービン・ライナー4との間に配置されていてかつ
ハブ12に相対回転不能かつ軸方向で不動に固定されて
いる連行円板13を介して行われる。連行円板13はそ
の内径部に内歯16を備えており、この内歯によって連
行円板はハブ12に載着されている。この内歯の半径方
向内側において、ハブ12に、同心的に循環していてコ
ンバータケーシング2から離れる方に開口する溝17が
配置されており、従って、ハブ12にリングウェブ18
が形成されている。このリングウェブ18は、半径方向
で外方へ塑性変形され、その結果、ハブ12の材料は連
行円板13の内歯16内に侵入することができる。この
ことによって、ハブ12への連行円板13の周方向及び
軸方向の固定部が簡単に製造される。ピストン7と連行
円板13とは、互いに相対回転不能な結合のために、か
つピストン7の軸方向の移動性のために、接線板ばね1
4を介して互いに結合されている。このように予め組立
てられた構成ユニット7,13,14は、摩擦薄板8を
介してハブ12に装着され、かつ続いて、リングウェブ
18が半径方向で外方へ塑性変形され、従って、連行円
板13は軸方向の遊び並びに周方向の遊びなしに固定的
にハブ12と結合されている。この場合、接線板ばね
は、ピストン7をコンバータケーシング2に向かって予
め押圧力をかけるために軸方向のプレロードを有するこ
とができる。
【0010】
【発明の効果】これまで述べてきたとおり、本発明によ
りピストンの、コンバータケーシングとは反対の側に連
行円板を配置することによって、連行円板とハブとの間
に周方向で完全に固定的な結合部を形成することがで
き、連行円板もピストンも、もはやコンバータケーシン
グに対して相対的に運動することはない。連行円板の半
径方向で内側において、ハブ内に、同心的に循環してい
てコンバータケーシングから離れる方向に開放する溝が
配置されており、これによって、かしめのために半径方
向で外方へ塑性変形されているリングウェブが形成され
ていると特に有利である。このような構成は、組立て過
程中に、組立て後にかしめ動作によって除去されるある
程度の遊びが存在することができるので、簡単に製造か
つ組立てられている。連行円板が内歯を有しており、該
内歯内にリングウェブが塑性変形されている。このよう
な形式で、極めて確実なトルク連行が保証されており、
かつかしめ動作が極めて簡単に実施されている。さら
に、接線板ばねが、軸方向のプレロードを、ピストンと
コンバータケーシングとの間隔を減少するためにピスト
ンに及ぼすようになっている。このことによって、ロッ
クアップクラッチを極めて短い時間間隔内で切換えるこ
とができるということが保証されている。
りピストンの、コンバータケーシングとは反対の側に連
行円板を配置することによって、連行円板とハブとの間
に周方向で完全に固定的な結合部を形成することがで
き、連行円板もピストンも、もはやコンバータケーシン
グに対して相対的に運動することはない。連行円板の半
径方向で内側において、ハブ内に、同心的に循環してい
てコンバータケーシングから離れる方向に開放する溝が
配置されており、これによって、かしめのために半径方
向で外方へ塑性変形されているリングウェブが形成され
ていると特に有利である。このような構成は、組立て過
程中に、組立て後にかしめ動作によって除去されるある
程度の遊びが存在することができるので、簡単に製造か
つ組立てられている。連行円板が内歯を有しており、該
内歯内にリングウェブが塑性変形されている。このよう
な形式で、極めて確実なトルク連行が保証されており、
かつかしめ動作が極めて簡単に実施されている。さら
に、接線板ばねが、軸方向のプレロードを、ピストンと
コンバータケーシングとの間隔を減少するためにピスト
ンに及ぼすようになっている。このことによって、ロッ
クアップクラッチを極めて短い時間間隔内で切換えるこ
とができるということが保証されている。
【図1】トルクコンバータの上方半部の縦断面図であ
る。
る。
【図2】タービン・ライナーから矢印Aの方向で見たピ
ストンの上方半部の平面図である。
ストンの上方半部の平面図である。
1 トルクコンバータ 2 コンバータケーシング 3 ポンプ・インペラー 4 タービン・ライナー 5 ステーター 6 ロックアップクラッチ 7 ピストン 8 摩擦薄板 10 フランジ 11 シール部材 12 ハブ 13 連行円板 14 接線板ばね 16 内歯 17 溝 18 リングウェブ 19 ハブ 20 ハブ 22 結合クラウン 23 回転軸線
Claims (4)
- 【請求項1】 ポンプ・インペラーを有し内燃機関によ
って駆動されるコンバータケーシングと、被駆動軸に支
承されたタービン・ライナーと、ステーターと、摩擦ク
ラッチを介してコンバータケーシングにタービン・ライ
ナーを連結することによってコンバータ回転を伝達する
ためのロックアップクラッチと、その外周面の領域では
コンバータケーシングに向かう側に摩擦面を有してい
て、かつその半径方向内側の領域ではコンバータケーシ
ングに固定されたハブに相対回転不能に、緊密に、しか
し軸方向で変位可能に案内されているピストンと、ピス
トンの摩擦面とコンバータケーシングにおける相応する
対抗摩擦面との間の少なくとも1つの摩擦薄板とから成
る流体力学的なトルクコンバータにおいて、ピストン
(7)の、コンバータケーシング(2)とは反対側にお
けるハブ(12)に、連行円板(13)が軸方向及び周
方向で固定的に、かつ遊びなしに配置されており、該連
行円板がピストン(7)を接線板ばね(14)を介して
相対回転不能に、しかし軸方向に変位可能に案内するよ
うになっていることを特徴とするロックアップクラッチ
を有する流体力学的なトルクコンバータ。 - 【請求項2】 連行円板(13)の半径方向で内側にお
いて、ハブ(12)内に、同心的に循環していてコンバ
ータケーシング(2)から離れる方向に開放する溝(1
7)が配置されており、これによって、かしめのために
半径方向で外方へ塑性変形されているリングウェブ(1
8)が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
トルクコンバータ。 - 【請求項3】 連行円板(13)が内歯(16)を有し
ており、該内歯内にリングウェブ(18)が塑性変形さ
れていることを特徴とする請求項2記載のトルクコンバ
ータ。 - 【請求項4】 接線板ばね(14)が、軸方向のプレロ
ードを、ピストン(7)とコンバータケーシング(2)
との間隔を減少するためにピストン(7)に及ぼすよう
になっていることを特徴とする請求項3記載のトルクコ
ンバータ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE43-06-598-8 | 1993-03-03 | ||
DE4306598A DE4306598C2 (de) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | Hydrodynamischer Drehmomentwandler mit Überbrückungskupplung |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06294458A true JPH06294458A (ja) | 1994-10-21 |
JPH086793B2 JPH086793B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=6481818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6056795A Expired - Fee Related JPH086793B2 (ja) | 1993-03-03 | 1994-03-03 | ロックアップクラッチを有する流体力学的なトルクコンバータ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5462145A (ja) |
JP (1) | JPH086793B2 (ja) |
DE (1) | DE4306598C2 (ja) |
FR (1) | FR2702262B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006037975A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Aisin Aw Industries Co Ltd | トルクコンバータのセットプレート取付け構造 |
JP2006161894A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Exedy Corp | 流体式トルク伝達装置 |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2726620B1 (fr) * | 1994-11-04 | 1997-01-10 | Valeo | Procede de montage d'un embrayage de verrouillage pour accouplement hydrocinetique, notamment pour vehicule automobile, embrayage de verrouillage et accouplement hydrocinetique le comportant |
FR2734037B1 (fr) * | 1995-05-11 | 1998-08-07 | Valeo | Appareil d'accouplement hydrocinetique, notamment pour vehicule automobile |
US5660258A (en) * | 1996-03-22 | 1997-08-26 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Torque converter having torsional damper |
US5737836A (en) * | 1996-05-03 | 1998-04-14 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Method of making a splined turbine hub |
FR2748539B1 (fr) * | 1996-05-07 | 1998-06-26 | Valeo | Appareil d'accouplement hydrocinetique a piece d'entrainement de languettes, notamment pour vehicule automobile |
FR2748538B1 (fr) * | 1996-05-07 | 1998-06-26 | Valeo | Appareil d'accouplement hydrocinetique a piece d'entrainement de languettes, notamment pour vehicule automobile |
FR2748540B1 (fr) * | 1996-05-07 | 1999-12-03 | Valeo | Appareil d'accouplement hydrocinetique a piece d'entrainement de languettes, notamment pour vehicule automobile |
FR2749632B1 (fr) * | 1996-06-10 | 1998-08-28 | Valeo | Appareil d'accouplement hydrocinetique, notamment pour vehicule automobile comportant des moyens d'assemblage perfectionnes de certains de ses composants |
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