JPH06294409A - シリンダーバルブ自動開閉器用の危険防止装置 - Google Patents

シリンダーバルブ自動開閉器用の危険防止装置

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JPH06294409A
JPH06294409A JP5079609A JP7960993A JPH06294409A JP H06294409 A JPH06294409 A JP H06294409A JP 5079609 A JP5079609 A JP 5079609A JP 7960993 A JP7960993 A JP 7960993A JP H06294409 A JPH06294409 A JP H06294409A
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    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/12Characterised by the construction of the motor unit of the oscillating-vane or curved-cylinder type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B20/00Safety arrangements for fluid actuator systems; Applications of safety devices in fluid actuator systems; Emergency measures for fluid actuator systems
    • F15B20/004Fluid pressure supply failure

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気圧のダウン等の異常が発生しても、シリ
ンダーバルブ自動開閉器を確実に閉塞でき、安全性を向
上させ得るシリンダーバルブ自動開閉器用の危険防止装
置を提供する。 【構成】 空気圧の減少時にリザーバタンク10から流
出してきた空気を第2の供給ライン3に流入させて開放
状態のシリンダーバルブ自動開閉器1に開放状態のシリ
ンダーバルブを閉塞させる第1のエア作動切換弁8を備
える。そして、該空気圧の減少時に第1の供給ライン2
から流出してきた空気を外部に排出する第2のエア作動
切換弁9を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開放状態のシリンダー
バルブ自動開閉器(複動式エア作動ロータリ・アクチュ
エータ)に閉塞動作をさせて危険を防止するシリンダー
バルブ自動開閉器用の危険防止装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】シリンダーバルブ自動開閉器1は、図4
に示す如く、駆動用エア圧力源4から電磁切換弁5を経
由して供給されてくる空気の流入に伴い、開放、又は、
閉塞動作して図示しないシリンダーバルブを開放、又
は、閉塞する機能を有している。
【0003】上記シリンダーバルブ自動開閉器1は、上
下面が閉塞した円筒形に構成され、その内周壁の一部に
は、中心部に指向する規制板1aが垂直方向に突設され
ている。
【0004】また、シリンダーバルブ自動開閉器1の周
壁の一部には、貫通孔である第1のポート1bと第2の
ポート1cとが穿設して並設され、この第1のポート1
bと第2のポート1cとの間には、上記した規制板1a
が隠蔽状態で介装されている。
【0005】第1のポート1bには、供給作用を営む第
1の供給ライン2が接続されるとともに、第2のポート
1cには、同様の作用を営む第2の供給ライン3が接続
され、これら第1の供給ライン2と第2の供給ライン3
とが駆動用エア圧力源4に電磁切換弁5を介して接続さ
れている。
【0006】一方、シリンダーバルブ自動開閉器1の内
部の中心部には、回動可能な回転軸1dが垂直に縦貫さ
れ、この回転軸1dの外部下方に垂下した下部には、図
示しないガスを貯えたシリンダーバルブが接続されてい
る。そして、回転軸1dには、規制板1aに当接する羽
根板(ベーン)1eが一体的に取着されている。
【0007】この羽根板1eは、第1のポート1bから
シリンダーバルブ自動開閉器1の内部に空気が流入する
と、反時計方向に270度開放回転して規制板1aとの
間の空気を第2のポート1cから第2の供給ライン3に
排出するとともに、回転軸1dを同方向に回転させてシ
リンダーバルブを開放する機能を有している(図4の矢
印参照)。
【0008】また、これとは反対に、第2のポート1c
からシリンダーバルブ自動開閉器1の内部に空気が流入
すると、時計方向に270度閉塞回転して規制板1aと
の間の空気を第1のポート1bから第1の供給ライン2
に排出するとともに、回転軸1dを同方向に回転させて
シリンダーバルブを閉塞する機能を有している。
【0009】他方、上記した電磁切換弁5は、シリンダ
ーバルブの開放時には、ソレノイド5aの励磁作用に基
づいて流路を変位動作させ、駆動用エア圧力源4からの
空気を第1の供給ライン2に選択して導送するととも
に、第2の供給ライン3に導送されてきた空気を外部に
排出する機能を有している。
【0010】そして、これとは反対に、シリンダーバル
ブの閉塞時には、圧縮状態の発条5bの弾圧付勢作用に
基づいて流路を復帰動作させ、駆動用エア圧力源4から
の空気を第2の供給ライン3に選択して導送するととも
に、第1の供給ライン2に導送されてきた空気を外部に
排出する機能を有している。
【0011】従って、シリンダーバルブを開放したい場
合には、電磁切換弁5のソレノイド5aを励磁して流路
を図4の上方向に変位させ、空気を駆動用エア圧力源4
から第1の供給ライン2に導送すれば良い。
【0012】すると、空気は、駆動用エア圧力源4、電
磁切換弁5、第1の供給ライン2、及び第1のポート1
bを順次経由してシリンダーバルブ自動開閉器1の内部
に流入し、図4の羽根板1eを反時計方向に270度開
放回転させる。
【0013】羽根板1eが開放回転すると、シリンダー
バルブが開放されるとともに、羽根板1eと規制板1a
との間の空気が第2のポート1cから第2の供給ライン
3に排出され、その後、空気が電磁切換弁5から外部に
排出される。
【0014】また、シリンダーバルブを閉塞したい場合
には、ソレノイド5aを消磁し、発条5bの弾圧付勢作
用に基づいて電磁切換弁5の流路を図4の位置に復帰さ
せ、空気を駆動用エア圧力源4から第2の供給ライン3
に導送すれば良い。
【0015】すると、空気は、駆動用エア圧力源4、電
磁切換弁5、第2の供給ライン3、及び第2のポート1
cを順次経由してシリンダーバルブ自動開閉器1の内部
に流入し、羽根板1eを時計方向に270度閉塞回転さ
せる。
【0016】羽根板1eが閉塞回転すると、シリンダー
バルブが閉塞されるとともに、羽根板1eと規制板1a
との間の空気が第1のポート1bから第1の供給ライン
2に排出され、その後、空気が電磁切換弁5から外部に
排出されることとなる。
【0017】然して、シリンダーバルブ自動開閉器1
は、上述した如く、開放動作・閉塞動作いずれの場合に
も、駆動用の空気を必要不可欠としている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来のシリンダーバル
ブ自動開閉器は、以上のように構成され、開放動作・閉
塞動作いずれの場合にも、駆動用の空気を必要不可欠と
しているので、開放した状態で駆動エアラインの破断等
の異常が発生すると、駆動用の空気が供給されなくなる
ので、閉塞動作を行うことができなかった。従って、異
常が発生しても、シリンダーバルブを閉塞することがで
きず、非常に危険であるという重大な問題点があった。
【0019】本発明は上記に鑑みなされたもので、空気
圧のダウン等の異常が発生しても、シリンダーバルブ自
動開閉器を確実に閉塞でき、安全性を著しく向上させる
ことのできるシリンダーバルブ自動開閉器用の危険防止
装置を提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明においては上述の
目的を達成するため、シリンダーバルブを開閉するシリ
ンダーバルブ自動開閉器と、このシリンダーバルブ自動
開閉器の第1の流体口内に流体供給源からの流体を流入
させて当該シリンダーバルブ自動開閉器に開放動作をさ
せる第1の導送手段と、該シリンダーバルブ自動開閉器
の第2の流体口内に流体供給源からの流体を流入させて
当該シリンダーバルブ自動開閉器に閉塞動作をさせる第
2の導送手段と、該流体供給源からの流体を第1の導送
手段又は第2の導送手段に選択して導送するとともに、
第2の導送手段又は第1の導送手段に導送されてきた流
体を外部に排出する第1の切換弁と、該流体供給源から
の流体圧力に基づき常時は第2の導送手段と第1の切換
弁との間の流体の流通を許容し、流体圧力の減少時には
貯留手段から流出してきた流体を第2の流体口に流入さ
せて開放状態のシリンダーバルブ自動開閉器に閉塞動作
をさせる第2の切換弁と、該流体供給源からの流体圧力
に基づき常時は第1の導送手段と第1の切換弁との間の
流体の流通を許容し、流体圧力の減少時には第1の流体
口から流出してきた流体を外部に排出する第3の切換弁
とを備えるようにしている。
【0021】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、シリンダー
バルブが開放した状態で駆動エアラインの破断等の異常
が発生すると、流体供給源からの圧力が減少し、変位し
ていた第2の切換弁と第3の切換弁とが復帰動作すると
ともに、貯留手段に蓄積されていた流体が第2の切換弁
に供給される。
【0022】すると、流体は、第2の切換弁から第2の
導送手段に流入し、シリンダーバルブ自動開閉器の内部
に流入して当該シリンダーバルブ自動開閉器を閉塞動作
させ、シリンダーバルブが閉塞される。そして、シリン
ダーバルブ自動開閉器の閉塞動作に伴い、流体が第1の
流体口から第3の切換弁に流入し、この第3の切換弁か
ら外部に排出される。
【0023】
【実施例】以下、図1に示す一実施例に基づき本発明を
詳説する。
【0024】本発明に係るシリンダーバルブ自動開閉器
用の危険防止装置は、同図に示す如く、異常発生時に開
放状態のシリンダーバルブ自動開閉器1に閉塞動作をさ
せる第1のエア作動切換弁8と、異常発生時に第1のポ
ート1bから流出してきた空気を外部に排出する第2の
エア作動切換弁9とを備えている。
【0025】上記シリンダーバルブ自動開閉器1は、上
下面が閉塞した円筒形に構成され、その内周壁の一部に
は、中心部に指向する規制板1aが垂直方向に突設され
ている。
【0026】また、シリンダーバルブ自動開閉器1の周
壁の一部には、貫通孔である第1のポート(第1の流体
口)1bと第2のポート(第2の流体口)1cとが穿設
して並設され、この第1のポート1bと第2のポート1
cとの間には、上記した規制板1aが隠蔽状態で介装さ
れている。
【0027】第1のポート1bには、供給作用を営む第
1の供給ライン(第1の導送手段)2が接続されるとと
もに、第2のポート1cには、同様の作用を営む第2の
供給ライン(第2の導送手段)3が接続され、これら第
1の供給ライン2と第2の供給ライン3とが駆動用エア
圧力源(流体供給源)4に電磁切換弁(第1の切換弁)
5を介して接続されている。
【0028】一方、シリンダーバルブ自動開閉器1の内
部の中心部には、回動可能な回転軸1dが垂直に縦貫さ
れ、この回転軸1dの外部下方に垂下した下部には、図
示しないガスを貯えたシリンダーバルブが接続されてい
る。そして、回転軸1dには、規制板1aに傾斜状態で
当接する羽根板(ベーン)1eが一体的に取着されてい
る。
【0029】この羽根板1eは、第1のポート1bから
シリンダーバルブ自動開閉器1の内部に空気(流体)が
流入すると、反時計方向に270度開放回転して規制板
1aとの間の空気を第2のポート1cから第2の供給ラ
イン3に排出するとともに、回転軸1dを同方向に回転
させてシリンダーバルブを開放する機能を有している
(図1の矢印参照)。
【0030】また、これとは反対に、第2のポート1c
からシリンダーバルブ自動開閉器1の内部に空気が流入
すると、時計方向に270度閉塞回転して規制板1aと
の間の空気を第1のポート1bから第1の供給ライン2
に排出するとともに、回転軸1dを同方向に回転させて
シリンダーバルブを閉塞する機能を有している。
【0031】他方、上記した電磁切換弁5は、シリンダ
ーバルブの開放時には、ソレノイド5aの励磁作用に基
づいて流路を変位動作させ、駆動用エア圧力源4からの
空気を第1の供給ライン2に選択して導送するととも
に、第2の供給ライン3に導送されてきた空気を外部に
排出する機能を有している。
【0032】また、これとは反対に、シリンダーバルブ
の閉塞時には、圧縮状態の発条5bの弾圧付勢作用に基
づいて流路を復帰動作させ、駆動用エア圧力源4からの
空気を第2の供給ライン3に選択して導送するととも
に、第1の供給ライン2に導送されてきた空気を外部に
排出する機能を有している。
【0033】また、上記駆動用エア圧力源4と電磁切換
弁5とを接続するライン6には、空気を供給する第3の
供給ライン7が接続され、この第3の供給ライン7に
は、第1のエア作動切換弁(第2の切換弁)8と第2の
エア作動切換弁(第3の切換弁)9とがそれぞれ接続さ
れている。
【0034】この第1のエア作動切換弁8は、図1に示
す如く、第2の供給ライン3の一部に接続され、常時は
駆動用エア圧力源4からの空気圧に基づき流路を変位動
作させ、第2の供給ライン3と電磁切換弁5との間にお
ける空気の流通を許容する。
【0035】これに対し、空気圧の減少時には圧縮状態
の発条8aの弾圧付勢作用に基づいて流路を復帰動作さ
せ、後述するリザーバタンク(貯留手段)10から流出
してきた空気を第2の供給ライン3に流入させて開放状
態のシリンダーバルブ自動開閉器1に閉塞動作をさせる
機能を有している。
【0036】また、第2のエア作動切換弁9は、図1に
示す如く、第1の供給ライン2の一部に接続され、常時
は駆動用エア圧力源4からの空気圧に基づき流路を変位
動作させ、第1の供給ライン2と電磁切換弁5との間に
おける空気の流通を許容する。
【0037】そして、空気圧の減少時には圧縮状態の発
条9aの弾圧付勢作用に基づいて流路を復帰動作させ、
第1の供給ライン2に導送されてきた空気を外部に排出
する機能を有している。
【0038】さらに、上記ライン6には、空気を貯留す
るリザーバタンク10がライン6Aを介して接続されて
いる。このリザーバタンク10は、内部が空洞のタンク
から構成され、貯えた空気を空気圧の減少時に第1のエ
ア作動切換弁8に供給する機能を有している。
【0039】尚、リザーバタンク10に空気を供給する
ライン6Aには、図1に示す如く、異常時における空気
圧の減少を防止する逆止弁11が接続されるとともに、
ライン6A内の空気圧を監視する圧力計12が設置され
ている。
【0040】次に、動作について説明すると、シリンダ
ーバルブを開放したい場合には、電磁切換弁5のソレノ
イド5aを励磁して流路を図1の上方向に変位させ、空
気を駆動用エア圧力源4から第1の供給ライン2に導送
すれば良い。
【0041】すると、空気は、駆動用エア圧力源4、電
磁切換弁5、第2のエア作動切換弁9、第1の供給ライ
ン2、及び第1のポート1bを順次経由してシリンダー
バルブ自動開閉器1の内部に流入し、図1の羽根板1e
を反時計方向に270度開放回転させる。
【0042】羽根板1eが開放回転すると、回転軸1d
の回転に伴いシリンダーバルブが開放されるとともに、
羽根板1eと規制板1aとの間の空気が第2のポート1
cから第1のエア作動切換弁8を経由して第2の供給ラ
イン3に排出され、その後、空気が電磁切換弁5から外
部に排出される。
【0043】また、シリンダーバルブを閉塞したい場合
には、ソレノイド5aを消磁し、発条5bの弾圧付勢作
用に基づいて電磁切換弁5の流路を図1の位置に復帰さ
せ、空気を駆動用エア圧力源4から第2の供給ライン3
に導送すれば良い。
【0044】すると、空気は、駆動用エア圧力源4、電
磁切換弁5、第1のエア作動切換弁8、第2の供給ライ
ン3、及び第2のポート1cを順次経由してシリンダー
バルブ自動開閉器1の内部に流入し、羽根板1eを時計
方向に270度閉塞回転させる。
【0045】羽根板1eが閉塞回転すると、回転軸1d
の回転に伴いシリンダーバルブが閉塞されるとともに、
羽根板1eと規制板1aとの間の空気が第1のポート1
bから第2のエア作動切換弁9を経由して第1の供給ラ
イン2に排出され、その後、空気が電磁切換弁5から外
部に排出されることとなる。
【0046】これら正常な動作の際、第1のエア作動切
換弁8と第2のエア作動切換弁9とは、駆動用エア圧力
源4からの空気圧に基づき流路を図1の上方向に変位さ
せ、第1の供給ライン2と電磁切換弁5との間における
空気の流通を許容するとともに、第2の供給ライン3と
電磁切換弁5との間における空気の流通を許容する。
【0047】これに対し、シリンダーバルブが開放した
状態で駆動エアラインの破断等の異常が発生すると、必
然的に駆動用エア圧力源4からの空気圧が減少し、第1
のエア作動切換弁8と第2のエア作動切換弁9との変位
状態が解除される。
【0048】すると、第1のエア作動切換弁8と第2の
エア作動切換弁9との流路が発条8a・9aの弾圧付勢
作用に基づいて自動的に復帰動作するとともに、リザー
バタンク10に蓄積されていた空気が第1のエア作動切
換弁8に供給される。
【0049】供給される空気は、第1のエア作動切換弁
8から第2の供給ライン3を経由して第2のポート1c
に流入し、シリンダーバルブ自動開閉器1の内部に流入
して羽根板1eを時計方向に270度閉塞回転させ、こ
の回転軸1dの回転に伴いシリンダーバルブが閉塞され
る。
【0050】そして、羽根板1eが閉塞回転すると、羽
根板1eと規制板1aとの間の空気が第1のポート1b
から第1の供給ライン2を経由して第2のエア作動切換
弁9に流入し、この第2のエア作動切換弁9から外部に
排出されることとなる。
【0051】尚、シリンダーバルブが閉塞している場合
には、既に安全が確保されているので、上述した危険防
止装置は作動しない。
【0052】上記構成によれば、地震等に伴い駆動エア
ラインの破断等の異常事態が発生すると、第1のエア作
動切換弁8と第2のエア作動切換弁9とがいわゆるフェ
ール・セーフ機能を営むので、電力や電気信号等の有無
に拘らず、開放状態のシリンダーバルブを簡易な構成で
確実に閉塞することができ、危険を排除して安全性の向
上が期待できる。
【0053】尚、上記実施例では空気の流入に伴い羽根
板を一方向に回転させるシリンダーバルブ自動開閉器1
を使用するものを示したが、図2や図3に示すシリンダ
ーバルブ自動開閉器1A・1Bを使用しても良い。
【0054】即ち、図2に示すシリンダーバルブ自動開
閉器1Aは、貫通孔である第1のポート1bと第2のポ
ート1cとを備えた箱形に構成され、その内部の中心部
には、回動可能なピニオン1fが軸支されており、この
ピニオン1fの上部には、図2の左右方向に摺動する摺
動板1gのラック1hが水平に噛合されている。その他
の部分や動作等については上記実施例と同様である。
【0055】また、図3に示すシリンダーバルブ自動開
閉器1Bは、貫通孔である第1のポート1bと第2のポ
ート1cとを備えた箱形に構成され、その内部の中心部
には、回動可能なピニオン1fが軸支されており、この
ピニオン1fの上下部には、図3の左右方向に摺動する
一対の摺動板1gのラック1hがそれぞれ水平に噛合さ
れている。その他の部分や動作等については上記実施例
と同様である。
【0056】これらのシリンダーバルブ自動開閉器1A
・1Bを使用しても、上記実施例と同様の作用効果を奏
するのは明白である。
【0057】また、上記したシリンダーバルブ自動開閉
器1・1A・1Bと同様の機能を有するものであれば、
上記以外の構造のシリンダーバルブ自動開閉器を使用し
ても良いのは言うまでもない。
【0058】尚、上記諸実施例では空気からなる流体を
使用するものを示したが、何等これに限定されるもので
はなく、窒素や油圧等を使用しても上記実施例と同様の
作用効果を奏する。
【0059】また、上記諸実施例ではシリンダーバルブ
自動開閉器にシリンダーバルブを開閉させるものを示し
たが、シリンダーバルブ以外のバルブを開閉させるよう
にしても良いのは言うまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第2の切
換弁と第3の切換弁とがフェール・セーフ機能を営むの
で、例えシリンダーバルブが開放した状態で駆動エアラ
インの破断等の異常が発生しても、開放状態のシリンダ
ーバルブを確実に閉塞することができ、この確実な閉塞
を通じて安全性の著しい向上が期待できるという顕著な
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシリンダーバルブ自動開閉器用の
危険防止装置の一実施例を示す断面全体図である。
【図2】本発明に係るシリンダーバルブ自動開閉器用の
危険防止装置の他の実施例を示す要部説明図である。
【図3】本発明に係るシリンダーバルブ自動開閉器用の
危険防止装置の他の実施例を示す要部説明図である。
【図4】従来のシリンダーバルブ自動開閉器のシステム
を示す断面全体図である。
【符号の説明】
1・1A・1B…シリンダーバルブ自動開閉器、1b…
第1のポート(第1の流体口)、1c…第2のポート
(第2の流体口)、1d…回転軸、1e…羽根板、2…
第1の供給ライン(第1の導送手段)、3…第2の供給
ライン(第2の導送手段)、4…駆動用エア圧力源(流
体供給源)、5…電磁切換弁(第1の切換弁)、7…第
3の供給ライン、8…第1のエア作動切換弁(第2の切
換弁)、9…第2のエア作動切換弁(第3の切換弁)、
10…リザーバタンク(貯留手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダーバルブを開閉するシリンダー
    バルブ自動開閉器と、このシリンダーバルブ自動開閉器
    の第1の流体口内に流体供給源からの流体を流入させて
    当該シリンダーバルブ自動開閉器に開放動作をさせる第
    1の導送手段と、該シリンダーバルブ自動開閉器の第2
    の流体口内に流体供給源からの流体を流入させて当該シ
    リンダーバルブ自動開閉器に閉塞動作をさせる第2の導
    送手段と、該流体供給源からの流体を第1の導送手段又
    は第2の導送手段に選択して導送するとともに、第2の
    導送手段又は第1の導送手段に導送されてきた流体を外
    部に排出する第1の切換弁と、該流体供給源からの流体
    圧力に基づき常時は第2の導送手段と第1の切換弁との
    間の流体の流通を許容し、流体圧力の減少時には貯留手
    段から流出してきた流体を第2の流体口に流入させて開
    放状態のシリンダーバルブ自動開閉器に閉塞動作をさせ
    る第2の切換弁と、該流体供給源からの流体圧力に基づ
    き常時は第1の導送手段と第1の切換弁との間の流体の
    流通を許容し、流体圧力の減少時には第1の流体口から
    流出してきた流体を外部に排出する第3の切換弁とを備
    えたことを特徴とするシリンダーバルブ自動開閉器用の
    危険防止装置。
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