JPH06294222A - 多層住宅 - Google Patents
多層住宅Info
- Publication number
- JPH06294222A JPH06294222A JP7989393A JP7989393A JPH06294222A JP H06294222 A JPH06294222 A JP H06294222A JP 7989393 A JP7989393 A JP 7989393A JP 7989393 A JP7989393 A JP 7989393A JP H06294222 A JPH06294222 A JP H06294222A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillars
- artificial ground
- floor
- ground
- freedom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 地上に配置される複数の柱１と該柱１の上部
に設けられる支持盤２とを有する人工地盤３の上側に、
複数の小柱６と梁型のないフラットスラブ９とで住宅用
スペース１０を形成してなる。 【効果】 人工地盤３で、例えば、駐車場、店舗および
事務所等の大スパンが要求される低層階４を構成するこ
とによって、この人工地盤３の上側に設けられる小柱６
は、人工地盤３の柱割りに拘束されることなく配置でき
る。したがって、小柱６およびフラットスラブ９で構成
される住宅階１１の間取り等の自由度を高くすることが
できる。しかも、人工地盤３の上側に、小柱６と梁型の
ないフラットスラブ９とで住宅用スペース１０を構成し
ているため、梁型によって住宅階１１の間取り等の自由
度が低くなることがなく、その自由度をさらに高くする
ことができる。
に設けられる支持盤２とを有する人工地盤３の上側に、
複数の小柱６と梁型のないフラットスラブ９とで住宅用
スペース１０を形成してなる。 【効果】 人工地盤３で、例えば、駐車場、店舗および
事務所等の大スパンが要求される低層階４を構成するこ
とによって、この人工地盤３の上側に設けられる小柱６
は、人工地盤３の柱割りに拘束されることなく配置でき
る。したがって、小柱６およびフラットスラブ９で構成
される住宅階１１の間取り等の自由度を高くすることが
できる。しかも、人工地盤３の上側に、小柱６と梁型の
ないフラットスラブ９とで住宅用スペース１０を構成し
ているため、梁型によって住宅階１１の間取り等の自由
度が低くなることがなく、その自由度をさらに高くする
ことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、駐車場、店舗お
よび事務所等の大スパンが要求される低層階の上に住宅
階が載る多層住宅に関する。
よび事務所等の大スパンが要求される低層階の上に住宅
階が載る多層住宅に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、駐車場、店舗および事務所等の
大スパンが要求される低層階の上に住宅階が載る多層住
宅等は、住宅階の柱割りが低層階の柱割りに拘束されて
いるのが一般的である。
大スパンが要求される低層階の上に住宅階が載る多層住
宅等は、住宅階の柱割りが低層階の柱割りに拘束されて
いるのが一般的である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、住宅階
の柱割りが低層階の柱割りに拘束されると、住宅階の間
取り等の自由度が低くなってしまうという問題があっ
た。
の柱割りが低層階の柱割りに拘束されると、住宅階の間
取り等の自由度が低くなってしまうという問題があっ
た。
【０００４】したがって、本発明の目的は、住宅階の柱
割りが低層階の柱割りに拘束されることなく、住宅階の
間取り等の自由度を高くすることができる多層住宅を提
供することである。
割りが低層階の柱割りに拘束されることなく、住宅階の
間取り等の自由度を高くすることができる多層住宅を提
供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の多層住宅は、地上に配置される複数の柱と
該柱の上部に設けられる支持盤とを有する人工地盤の上
側に、複数の小柱と梁型のないフラットスラブとで住宅
用スペースを形成してなることを特徴としている。
め、本発明の多層住宅は、地上に配置される複数の柱と
該柱の上部に設けられる支持盤とを有する人工地盤の上
側に、複数の小柱と梁型のないフラットスラブとで住宅
用スペースを形成してなることを特徴としている。
【０００６】
【作用】本発明の多層住宅は、地上に配置される複数の
柱と該柱の上部に設けられる支持盤とを有する人工地盤
で、例えば、駐車場、店舗および事務所等の大スパンが
要求される低層階を構成することによって、この人工地
盤の上側に設けられる小柱は、人工地盤の柱割りに拘束
されることなく配置でき、よって、小柱およびフラット
スラブで構成される住宅階の間取り等の自由度が低くな
ることがない。しかも、人工地盤の上側に設けられた、
これら複数の小柱と梁型のないフラットスラブとで住宅
用スペースを構成しているため、梁型によって住宅階の
間取り等の自由度が低くなることもない。
柱と該柱の上部に設けられる支持盤とを有する人工地盤
で、例えば、駐車場、店舗および事務所等の大スパンが
要求される低層階を構成することによって、この人工地
盤の上側に設けられる小柱は、人工地盤の柱割りに拘束
されることなく配置でき、よって、小柱およびフラット
スラブで構成される住宅階の間取り等の自由度が低くな
ることがない。しかも、人工地盤の上側に設けられた、
これら複数の小柱と梁型のないフラットスラブとで住宅
用スペースを構成しているため、梁型によって住宅階の
間取り等の自由度が低くなることもない。
【０００７】
【実施例】本発明の一実施例による多層住宅を図面を参
照して以下に説明する。図１に示すように、本実施例の
多層住宅は、地上に垂設される複数の柱１と、これら柱
１の上部に設けられる支持盤２とを有する人工地盤３に
よって、例えば、駐車場、店舗および事務所等の大スパ
ンが要求される低層階４が構成されている。なお、本実
施例においては低層階４が駐車場として使用され車両５
が駐車されているものを例示する。
照して以下に説明する。図１に示すように、本実施例の
多層住宅は、地上に垂設される複数の柱１と、これら柱
１の上部に設けられる支持盤２とを有する人工地盤３に
よって、例えば、駐車場、店舗および事務所等の大スパ
ンが要求される低層階４が構成されている。なお、本実
施例においては低層階４が駐車場として使用され車両５
が駐車されているものを例示する。
【０００８】上記柱１は、図２に示すように、１２本あ
り、これらが平面視３×４の格子状をなすように等ピッ
チで配置されている。ここで、図２において二点鎖線で
示すものは、後述の小柱６の配置である。この柱１の上
部に設けられた支持盤２は、各柱１の所定のものの上部
間に架設された架設体７と、該架設体７により支承され
るスラブ８とを有している。なお、上記柱１、架設体７
およびスラブ８の構成等としては、柱１および架設体７
の主部に充填鋼管コンクリートを使用し、スラブ８に鉄
筋コンクリートを用いる、本出願人が既に提案している
人工地盤（特願平２−２３４０８１号）等、種々の人工
地盤を採用することができる。
り、これらが平面視３×４の格子状をなすように等ピッ
チで配置されている。ここで、図２において二点鎖線で
示すものは、後述の小柱６の配置である。この柱１の上
部に設けられた支持盤２は、各柱１の所定のものの上部
間に架設された架設体７と、該架設体７により支承され
るスラブ８とを有している。なお、上記柱１、架設体７
およびスラブ８の構成等としては、柱１および架設体７
の主部に充填鋼管コンクリートを使用し、スラブ８に鉄
筋コンクリートを用いる、本出願人が既に提案している
人工地盤（特願平２−２３４０８１号）等、種々の人工
地盤を採用することができる。
【０００９】そして、上記人工地盤３の支持盤２上に
は、複数の小柱６と梁型のないフラットスラブ９とで、
複数の住宅用スペース１０を有する住宅階１１が形成さ
れている。以下この住宅階１１について説明する。人工
地盤３の支持盤２は強度的に通常の地盤面と同様と考え
ることができるので、この上に垂設される小柱６は、人
工地盤３の柱１の配置に拘束されることなく、任意の位
置に任意の数を適宜配置することになる。本実施例にお
いて、小柱６は、図３に示すように、最も左外側の一列
が、柱１（図３において二点鎖線で示す）と位置を合せ
またこれらの間に配置されており、その右側の一列が左
右隣り合う柱１間の中間位置に配置されていて、さらに
その右側の一列は柱１と位置を合せ、その右側の一列が
柱１と関係のない位置に配置されている。
は、複数の小柱６と梁型のないフラットスラブ９とで、
複数の住宅用スペース１０を有する住宅階１１が形成さ
れている。以下この住宅階１１について説明する。人工
地盤３の支持盤２は強度的に通常の地盤面と同様と考え
ることができるので、この上に垂設される小柱６は、人
工地盤３の柱１の配置に拘束されることなく、任意の位
置に任意の数を適宜配置することになる。本実施例にお
いて、小柱６は、図３に示すように、最も左外側の一列
が、柱１（図３において二点鎖線で示す）と位置を合せ
またこれらの間に配置されており、その右側の一列が左
右隣り合う柱１間の中間位置に配置されていて、さらに
その右側の一列は柱１と位置を合せ、その右側の一列が
柱１と関係のない位置に配置されている。
【００１０】そして、上記各小柱６間には、該小柱６と
ともにラーメン構造をなすよう水平方向に延在する、梁
型のない（梁の仲介がない）フラットスラブ９が、上下
に所定のピッチで複数支持されている。ここで、小柱６
としては鉄筋コンクリートが採用され、フラットスラブ
９としては所定の前記小柱６間に直接緊結された少なく
とも二方向以上の配筋を有する鉄筋コンクリートスラブ
が採用されている。この小柱６とフラットスラブ９とで
囲まれた空間が住宅用スペース１０となっている。
ともにラーメン構造をなすよう水平方向に延在する、梁
型のない（梁の仲介がない）フラットスラブ９が、上下
に所定のピッチで複数支持されている。ここで、小柱６
としては鉄筋コンクリートが採用され、フラットスラブ
９としては所定の前記小柱６間に直接緊結された少なく
とも二方向以上の配筋を有する鉄筋コンクリートスラブ
が採用されている。この小柱６とフラットスラブ９とで
囲まれた空間が住宅用スペース１０となっている。
【００１１】このような構成の多層住宅によれば、地上
に配置される複数の柱１と柱１の上部に設けられる支持
盤２とを有する人工地盤３で、例えば、駐車場、店舗お
よび事務所等の大スパンが要求される低層階４を構成す
ることによって、この人工地盤３の上側に設けられる小
柱６は、低層階の柱割りに拘束されることなく配置でき
る。したがって、小柱６およびフラットスラブ９で構成
される住宅階１１の間取り等の自由度を高くすることが
できる。
に配置される複数の柱１と柱１の上部に設けられる支持
盤２とを有する人工地盤３で、例えば、駐車場、店舗お
よび事務所等の大スパンが要求される低層階４を構成す
ることによって、この人工地盤３の上側に設けられる小
柱６は、低層階の柱割りに拘束されることなく配置でき
る。したがって、小柱６およびフラットスラブ９で構成
される住宅階１１の間取り等の自由度を高くすることが
できる。
【００１２】しかも、人工地盤３の上側に設けられた、
これら複数の小柱６と梁型のないフラットスラブ９とで
住宅用スペース１０を構成しているため、梁型によって
住宅階１１の間取り等の自由度が低くなることがなく、
その自由度をさらに高くすることができる。
これら複数の小柱６と梁型のないフラットスラブ９とで
住宅用スペース１０を構成しているため、梁型によって
住宅階１１の間取り等の自由度が低くなることがなく、
その自由度をさらに高くすることができる。
【００１３】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の多層住宅
によれば、地上に配置される複数の柱と該柱の上部に設
けられる支持盤とを有する人工地盤で、例えば、駐車
場、店舗および事務所等の大スパンが要求される低層階
を構成することによって、この人工地盤の上側に設けら
れる小柱は、人工地盤の柱割りに拘束されることなく配
置できる。したがって、小柱およびフラットスラブで構
成される住宅階の間取り等の自由度を高くすることがで
きる。しかも、人工地盤の上側に設けられた、これら複
数の小柱と梁型のないフラットスラブとで住宅用スペー
スを構成しているため、梁型によって住宅階の間取り等
の自由度が低くなることがなく、その自由度をさらに高
くすることができる。
によれば、地上に配置される複数の柱と該柱の上部に設
けられる支持盤とを有する人工地盤で、例えば、駐車
場、店舗および事務所等の大スパンが要求される低層階
を構成することによって、この人工地盤の上側に設けら
れる小柱は、人工地盤の柱割りに拘束されることなく配
置できる。したがって、小柱およびフラットスラブで構
成される住宅階の間取り等の自由度を高くすることがで
きる。しかも、人工地盤の上側に設けられた、これら複
数の小柱と梁型のないフラットスラブとで住宅用スペー
スを構成しているため、梁型によって住宅階の間取り等
の自由度が低くなることがなく、その自由度をさらに高
くすることができる。
【図１】本発明の一実施例による多層住宅を概略的に示
す正面図である。
す正面図である。
【図２】本発明の一実施例による多層住宅の低層階の柱
割りを概略的に示す平面図である。
割りを概略的に示す平面図である。
【図３】本発明の一実施例による多層住宅の住宅階の柱
割りを概略的に示す平面図である。
割りを概略的に示す平面図である。
１ 柱 ２ 支持盤 ３ 人工地盤 ６ 小柱 ９ フラットスラブ １０ 住宅用スペース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永見 一夫 東京都港区芝浦一丁目２番３号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 北村 佳久 東京都港区芝浦一丁目２番３号 清水建設 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 地上に配置される複数の柱と該柱の上部
に設けられる支持盤とを有する人工地盤の上側に、複数
の小柱と梁型のないフラットスラブとで住宅用スペース
を形成してなることを特徴とする多層住宅。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7989393A JPH06294222A (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 多層住宅 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7989393A JPH06294222A (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 多層住宅 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06294222A true JPH06294222A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13702957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7989393A Pending JPH06294222A (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 多層住宅 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06294222A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6550197B1 (en) * | 1999-11-22 | 2003-04-22 | Bruce W. Gray | Methods and apparatus for a multi-story dwelling with attached garages |
| JP2006249846A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Link:Kk | 集合住宅 |
-
1993
- 1993-04-06 JP JP7989393A patent/JPH06294222A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6550197B1 (en) * | 1999-11-22 | 2003-04-22 | Bruce W. Gray | Methods and apparatus for a multi-story dwelling with attached garages |
| JP2006249846A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Link:Kk | 集合住宅 |
| JP4719485B2 (ja) * | 2005-03-14 | 2011-07-06 | 株式会社リンク | 集合住宅 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010529 |