JPH0629385B2 - シリコン系シート状素材のシールテープ接着装置 - Google Patents

シリコン系シート状素材のシールテープ接着装置

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JPH0629385B2
JPH0629385B2 JP32745088A JP32745088A JPH0629385B2 JP H0629385 B2 JPH0629385 B2 JP H0629385B2 JP 32745088 A JP32745088 A JP 32745088A JP 32745088 A JP32745088 A JP 32745088A JP H0629385 B2 JPH0629385 B2 JP H0629385B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば潜水に使用するウェットスーツ等の縫
製素材の継目部やガス体充填バッグ等の縫製素材の継目
部にシールテープを接着して高い液密性および気密性を
確保する接着装置に係り、特にホットメルトと称される
熱溶融性の接着材では接着不能なシリコン系シート状素
材の継目部に対するシールテープ接着装置に関する。
[従来の技術] 一般に、合成繊維シート或いは合成樹脂シート等を素材
として、例えばウェットスーツ等を縫製する場合、ミシ
ンによる縫製作業の後、継目部(縫合部)のシール性確
保および補強を目的としてシールテープを継目部に沿っ
て貼着する装置が知られている。
このシールテープ接着装置は、シールテープの裏面に塗
布した熱溶融性の接着材に熱風を噴射して、接着材を予
め加熱溶融しながら、シールテープを素材の継目部に添
え、素材およびテープを、例えばゴム製ローラと金属製
ローラの間に送り込んでシールテープを継目部に沿って
連続的に貼着するように構成されている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、シリコン系のシート素材では、シリコンの離
型特性が災いし、前記従来の装置によってシールテープ
を貼着することができない欠点を有している。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、シリ
コン系シート状素材に対して確実にシールテープを貼着
することができ、ミシンによる縫製作業後の継目部のシ
ールと補強を行い、ウェットスーツ等の高い液密性、ガ
ス体充填バック等の高い気密性を確保するとともに、耐
経年性にすぐれたシリコン系シート状素材のシールテー
プ接着装置の提供を目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明は第1繰出し位置か
ら繰り出された搬送テープの表面に重合されたシリコン
樹脂テープにシリコン樹脂系接着材を塗布する接着材塗
布手段と、接着材を塗布されたシリコン樹脂テープと搬
送テープとを互いに分離して分岐送出する分岐手段と、
この分岐手段から分岐送出された搬送テープを巻取る第
1巻取手段と、第2繰出し位置から繰り出される粘着防
止テープを巻回する圧着ローラと、この圧着ローラから
送り出される粘着防止テープを巻取る第2巻取手段と、
前記圧着ローラに対向配設されてシリコン系シート状素
材を圧着ローラと協働して挟圧する挟圧部材と、塗布さ
れている接着材を前記シート状素材に指向させて、前記
分岐手段からシート状素材と粘着防止テープの間に送り
込まれたシリコン樹脂テープをシート状素材に圧着させ
るべく、前記圧着ローラを挟圧部材に接近する圧着位置
に移動してシールラインを形成するとともにシールライ
ンの終端位置で圧着ローラを挟圧部材から離隔する待機
位置に退避させる圧着ローラ接離手段を有し、圧着ロー
ラの退避時にシリコン樹脂テープの未圧着始端部を保持
しかつその先端を切断する切断保持手段と、この切断保
持手段をシリコン樹脂テープの保持位置,シート状素材
への仮止め位置および圧着ローラの圧着位置から退避し
た箇所に選択移動させる移動手段を具備したものであ
る。
[作用] 本発明によれば、接着材塗布手段によってシリコン樹脂
系接着材を塗布されたシリコン樹脂テープを圧着ローラ
と挟圧部材の協働によって、シリコン系シート状素材の
継目部表面に貼着して、高い液密性または気密性を確保
するこができるとともに、シリコン系接着材を圧着ロー
ラと挟圧部材の挟圧力によって継目部、つまりミシン孔
に積極的に浸透させて、この部分のシール性を大幅に高
めることができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本発明に係るシールテープ接着装置の一実施例
を示す正面図であり、図において1は各種駆動源および
動力伝達機構等を収容した筐体本体部で、垂直パネル部
1Aとこのパネル部1Aの前面下端から前方に向って水
平に延びるベース部1Bを備えている。
垂直パネル部1Aの第1繰出し位置2には、搬送テープ
3の表面にシリコン樹脂テープ(以下、単にシリコンテ
ープという)4を重合した重合原テープ5が巻回された
状態で回転自在に取付けられる。第1繰出し位置2から
繰り出された重合原テープ5はガイドローラR1〜R3
に沿って接着材塗布位置6に至り、この位置に回転自在
に取付けられているローラ7に案内されて第1テンショ
ン調整手段8に送り出される。
接着材塗布位置6のローラ7に案内される重合原テープ
の表面、つまりシリコンテープ4には接着材塗布手段9
によってペースト状のシリコン樹脂系接着材10が塗布
される。即ち、接着材塗布手段9は接着材10を射出す
る下向きのノズル9Aを先端部に取付けた接着材射出機
9Bと、この射出機9Bの射出通路9Cに開口して着脱
可能に取付けられて射出通路9Cに接着材10を供給す
る充填タンク部9Dとからなり、該充填タンク部9Dに
シリコン樹脂系接着材10(例えば信越化学株式会社製
TKAB-002)が充填される。そして、射出機9はパネル部
1Aに取付けられた支持ピン9Eを回動中心として、図
示しないシリンダ装置等の駆動源により実線で示す接着
材塗布位置と仮想線で示す待機位置に回動して保持され
るようになっている。
第1テンション調整手段8は下端部にテンション調整ロ
ーラTR1,TR2を回転自在に取付けた左右1対の調
整アーム8A,8B、これら調整アーム8A,8B間に
掛け渡された連結部材8Dおよびシリンダ装置8Eによ
ってなり、調整アーム8Aの上端部がパネル部1Aにピ
ン枢着8aされ、調整アーム8Bの略中央部がパネル部
1Aにピン枢着8bされるとともに、パネル部1Aに取
付けられたシリンダ装置8Eのロッド8e先端が調整ア
ーム8Aに連結されている。したがって、シリンダ装置
8Eの作動によって調整アーム8A,8Bが実線で示す
第1調整位置と仮想線で示す第2調整位置に回動して保
持されるようになっている。
前記接着材塗布位置6のローラ7から第1テンション調
整手段8に送り出された重合原テープ5は、調整アーム
8Aのテンション調整ローラTR1に沿って分岐位置1
1に至る。分岐位置11には分岐ローラ11Aが回転自
在に取付けられており、重合原テープ5の搬送テープ3
は分岐ローラ11Aから調整アーム8Bのテンション調
整ローラTR2に向けて上向きに送り出され、かつ接着
材10を塗布したシリコンテープ4をベース部1Bに向
けて下向きに送り出すことによって分離される。尚、こ
の分離の初期作業は、作業者の手作業によってなされ
る。そしてテンション調整ローラTR2から送り出され
た搬送テープ3は、ガイドローラR4〜R8に案内され
て巻取りリールによってなる第1巻取手段12により巻
取られる。
一方、垂直パネル1Aの第2繰出し位置13には粘着防
止テープ14が巻回された状態で回動自在に取付けられ
る。第2繰出し位置13から繰り出された粘着防止テー
プ13はガイドローラR9に沿って第2テンション調整
手段15に送り出され、ここからガイドローラR10〜
R13に沿って圧着ローラ16に至り、該圧着ローラ1
6を巻回したのちガイドローラR15〜R17に案内さ
れて巻取りリールによってなる第2巻取り手段17によ
り巻取られる。
圧着ローラ16はアームによってなる圧着ローラ接離手
段18の先端部に回動自在に取付けられ、該圧着ローラ
接離手段18の基端部はパネル部1Aに取付けられた支
持ピン18aを回動中心として、図示しないシリンダ装
置等の駆動源により実線で示す圧着位置と仮想線で示す
待機位置に回動して保持されるようになっており、圧着
ローラ接着手段18に第2テンション調整手段15が取
付けられている。即ち、第2テンション調整手段15は
圧着ローラ接離手段18に先端部を取付けられて後方に
延びるL形の調整アーム15Aとこの調整アーム15A
に形成された長孔15に沿って移動自在に保持されてい
るテンション調整ローラTR3によって構成されてい
る。
圧着ローラ16および圧着ローラ接離手段18の手前近
傍に保持切断手段19が配設されている。保持切断手段
19はシリコンテープ4とシリコン樹脂接着材10をシ
ート状素材20の継目部上面に圧着させて、所定長さの
圧着シールラインが形成されたのち、シリコンテープ4
の未圧着始端部を保持し、かつその先端、つまり圧着部
と未圧着部の境界もしく境界近傍を切断して、つぎの圧
着作業に備えて待機するためのものであって、パネル部
1Aに取付けられた支持ピン19aを回動中心として、
図示しないシリンダ装置等の駆動源により実線で示す退
避位置と仮想線で示す保持切断位置に回動可能な支持板
19Bと、この支持板19Bに取付けられたシリンダ1
9Cによってなる移動手段19Aの作動によって、シリ
コン樹脂テープ4の保持位置,シート状素20への仮止
位置および圧着ローラ16の圧着位置から退避した箇所
に選択移動され、シリンダ19Cの作動によってピン1
9Dを回動中心として矢印A方向に回動するブラケット
19Eに取付けられた保持ヘッド19Fを有し、この保
持ヘッド19Fの後端近傍に切断刃19Gを備えてい
る。尚、保持ヘッド9Fはバキュームよる吸着ヘッドに
よって構成され、切断刃19Gは電気的加熱板によって
なる。
シリコン系シート状素材20は外周縁部にミシンで縫着
された継目部20Aを有する円形状のもので、挟圧部材
21として機能するターンテーブル上に載置され、例え
ばバキュームによる吸着力で挟圧部材21に固定され、
挟圧部材21とともに回転するようになっており、圧着
ローラ16が圧着位置に到達した場合、圧着ローラ16
の押圧力で周縁部が局部的に押し下げられないように、
支持ローラ22によって支持されている。
つぎにシールテープの接着手順について説明する。
挟圧部材21上にシリコン系シート状素材20を載置
し、バキュームの吸着力で位置ずれしないように固定す
る。
前記の作業準備が完了した時点では、接着材塗布位
置6に設けられた接着材塗布手段9によってペースト状
のシリコン樹脂系接着材10が塗布されたシリコンテー
プ4の未圧着始端部が、第2A図に示すように、保持切
断手段19の保持ヘッド19Fに吸着保持されている。
移動手段19Aにおけるシリンダ19Cの作動によっ
て、保持ヘッド19Fを第2B図に示す位置に回動さ
せ、シリコン樹脂系接着材10を介してシリコンテープ
4を素材20の継目部20A上に軽く押し付けて仮止め
を行う。
保持ヘッド19Fの吸着を解除したのち、シリンダ1
9Cを復帰移動させるとともに支持板19Bを回動さ
せ、保持切断手段19を第1図の実線で示す退避位置に
退避させる。
圧着ローラ接離手段18を第1図の実線で示す圧着位
置に回動させて、粘着防止テープ14を介して圧着ロー
ラ16によりシリコンテープ4を素材20側に押し付け
る。つまり圧着ローラ16と挟圧部材21とでシート状
素材20の継目部20A,接着材10,シリコンテープ
4および粘着防止テープ14の4者を挟圧する。また、
圧着ローラ接離手段18が圧着位置に回動されること
で、第2テンション調整手段15を構成するL形調整ア
ーム15Aが上方に移動して、ガイドローラR9とR1
0にテンション調整ローラTR3を近ずけてガイドロー
ラR9からガイドローラR10に至る粘着防止テープ1
4の長さを短くし、圧着ローラ16が圧着ローラ接離手
段18とともに待機位置から圧着位置に回動することに
よってガイドローラR13から圧着ローラ16に至る粘
着防止テープ14の長さが長くなりテンションの増大す
る不都合、つまり繰出し位置13から粘着防止テープ1
4が過剰に繰り出されて粘着防止テープ14に不必要な
たるみが生じる不都合を防止する。
第1テンション調整手段8におけるシリンダ装置8E
のロッド8eを後退させて、調整アーム8A,8Bを実
線で示す第1調整位置に保持する。これにより、ローラ
7から分岐ローラ11Aに至る重合原テープ5の長さが
長くなり、その分、分岐ローラ11Aから送り出されて
いるシリコンテープ4が分岐ローラ11A側に引張られ
て移動し、シリコンテープ4を分岐ローラ11Aと圧着
ローラ16間において圧着に好適なテンションで引張る
とともに、分岐ローラ11AからガイドローラR4に至
る搬送テープ3の長さを短くして、搬送テープ3がシリ
コンテープ4とともに分岐ローラ11側に引張られるこ
とで生じる移動量を吸収して、搬送テープ3に過剰なテ
ンションが負荷されるのを防止する。
第1巻取り手段12を構成する巻取りリール,第2巻
取り手段17を構成する巻取りリール,ローラおよびガ
イドローラR4をそれぞれ図示されていない駆動源によ
って矢印方向に回転させるとともに、挟圧部材21を第
3図の矢印B方向に回転させる。
粘着防止テープ14と、接着材塗布位置6において接
着材塗布手段9により接着材10を塗布されたシリコン
テープ4が圧着ローラ16とシート状素材20の継目部
20A間に連続的に送り込まれ、圧着ローラ16と挟圧
部材21との挟圧力でシリコンテープ4が継目部20A
に貼着され、連続的なシールラインSL(第3図参照)
を形成するシール加工がなされる。
粘着防止テープ14は、接着材10が圧着ローラ16
の表面に付着するのを防止する機能を果したのち、第2
巻取り手段17により巻き取られ、また搬送テープ3は
第1巻取り手段12に巻き取られる。
前記においてシート状素材20の継目部20A上に
シリコンテープ4によるシールラインSLがエンドレス
状に形成されると、全て駆動源を停止し、つづいて第1
図の圧着ローラ接離手段18が仮想線で示す待機位置に
回動して、圧着ローラ16が退避する。その結果、第2
テンション調整手段15のL形調整アーム15Aが下方
に移動して、テンション調整ローラTR3をガイドロー
ラR9とR10から遠ざけて、ガイドローラR9からガ
イドローラR10に至る粘着防止テープ14の長さを長
くして、圧着ローラ16が待機位置に回動することによ
ってガイドローラR13から圧着ローラ16に至る粘着
防止テープ14の長さが短くなり、この間で粘着防止テ
ープ14にたるみが生じてテンションが大幅に低下する
不都合を防止する。
支持板19Bを回動させ、保持切断手段19を第1図
の仮想線で示す保持切断位置に移動させ、保持ヘッド1
9Fをシリコンテープ4に当接させるとともに、保持ヘ
ッド19Fにバキュームによる吸着力を与えてシリコン
テープ4の未圧着始端部を吸着保持し、かつ通電による
切断刃19Gの加熱で、シリコンテープ4の圧着部と未
圧着部の境界もしくは境界近傍の未圧着部を溶融切断す
る。
第1テンション調整手段8におけるシリンダ装置8E
のロッド8eを前進させて、調整アーム8A,8Bを仮
想線で示す第2調整位置に保持する。これにより、ロー
ラ7から分岐ローラ11Aに至る重合原テープ5の長さ
を短くして、その分、分岐ローラ11Aから送り出され
ているシリコンテープ4にたるみをもたせるとともに、
分岐ローラ11AからガイドローラR4に至る搬送テー
プ3の長さを長くして、ローラ7と分岐ローラ11A間
が短くなることによって生じる搬送テープ3のたるみを
吸収する。
移動手段9Aの支持板19Bを回動させ、保持手段1
9を第1図の実線で示す退避位置に移動させて待機す
る。
以下前記〜の手順を反復することによって、後続す
るシート状素材20の継目部20Aに順次シールライン
SLを形成してシールすることができ、シリコン系接着
材10を介してシリコン系シート状素材20の継目部2
0A表面にシリコンテープ4を貼着することで、高い液
密性または高い気密性を確保できる。しかも、シリコン
系接着材10を圧着ローラ16と挟圧部材21の挟圧力
によって継目部20A、つまりミシン孔に積極的に浸透
させることができるので、この部分のシール性を大幅に
高めることができる。
尚、接着材塗布手段9における充填タンク部9D内のシ
リコン樹脂系接着材10を消費した場合には、前述の各
駆動系を一旦停止させ、射出機9Bを第1図の仮想線で
示す待機位置に回動して保持し、充填タンク部9Dに接
着剤を補給すればよい。実際上は、カートリッジを充填
タンク部9Dに装填することによって補給がなされる。
前記実施例では、シート状素材20として円形のものを
使用して説明しているが、本発明によれば、挟圧部材2
1を交換し、かつ回転パターンを変更することにより多
角形状のシート状素材に対してシールテープを接着する
ことが可能であり、また、挟圧部材21としてローラを
使用して圧着ローラ16に対応させることで、長尺シー
ト状素材の長寸の継目部に対してシールラインを形成し
て、シールすることも可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によればホットメルトと称
される熱溶融性の接着材では接着不能なシリコン系シー
ト状素材の継目部に対してシールテープを確実に貼着す
ることができ、継目部に高い液密性または気密性を確保
することができるともに、継目部を補強することができ
る。しかも、シリコン系接着材を圧着ローラと挟圧部材
の挟圧力によって継目部に積極的に浸透させることがで
きるから、シール性が大幅に向上する。したがって、潜
水に使用するウェットスーツや、ガス体充填バック等の
継目部のシールに好適に使用でき、耐経年性の向上を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に適用されるシールテープ接着装
置の全体構成を示す正面図、第2A図および第2B図は
保持切断手段における保持ヘッドの作動状態を示す説明
正面図、第3図はシート状素材および挟圧部材の一実施
例を示す平面図である。 2……第1繰出し位置 3……搬送テープ 4……シリコン樹脂テープ 6……接着材塗布位置 9……接着材塗布手段 10……シリコン樹脂系接着材 11……分岐位置 12……第1巻取手段 13……第2繰出し位置 14……粘着防止テープ 16……圧着ローラ 17……第2巻取手段 18……圧着ローラ接離手段 19……保持切断手段 19A……移動手段 20……シート状素材 21……挟圧部材(ターンテーブル) SL……シールライン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1繰出し位置から繰り出されて搬送テー
    プの表面に重合されたシリコン樹脂テープにシリコン樹
    脂系接着材を塗布する接着材塗布手段と、接着材を塗布
    されたシリコン樹脂テープと搬送テープとを互いに分離
    して分岐送出する分岐手段と、この分岐手段から分岐送
    出された搬送テープを巻取る第1巻取手段と、第2繰出
    し位置から繰り出される粘着防止テープを巻回する圧着
    ローラと、この圧着ローラから送り出される粘着防止テ
    ープを巻取る第2巻取手段と、前記圧着ローラに対向配
    設されてシリコン系シート状素材を圧着ローラと協働し
    て挟圧する挟圧部材と、塗布されている接着材を前記シ
    ート状素材に指向させて、前記分岐手段からシート状素
    材と粘着防止テープの間に送り込まれたシリコン樹脂テ
    ープをシート状素材に圧着させるべく、前記圧着ローラ
    を挟圧部材に接近する圧着位置に移動してシールライン
    を形成するとともにシールラインの終端位置で圧着ロー
    ラを挟圧部材から離隔する待機位置に退避させる圧着ロ
    ーラ接離手段を有し、圧着ローラの退避時にシリコン樹
    脂テープの未圧着始端部を保持しかつその先端を切断す
    る切断保持手段と、この切断保持手段をシリコン樹脂テ
    ープの保持位置,シート状素材への仮止め位置および圧
    着ローラの圧着位置から退避した箇所に選択移動させる
    移動手段を具備していることを特徴とするシリコン系シ
    ート状素材のシールテープ接着装置。
JP32745088A 1988-12-23 1988-12-23 シリコン系シート状素材のシールテープ接着装置 Expired - Lifetime JPH0629385B2 (ja)

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DE102011077672A1 (de) * 2011-06-16 2012-12-20 Johnson Controls Interiors Gmbh & Co. Kg Luftströmungskanal für eine Lüftungseinrichtung eines Kraftfahrzeugs und Verfahren zu dessen Herstellung

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