JPH06293459A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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Publication number
JPH06293459A
JPH06293459A JP5082229A JP8222993A JPH06293459A JP H06293459 A JPH06293459 A JP H06293459A JP 5082229 A JP5082229 A JP 5082229A JP 8222993 A JP8222993 A JP 8222993A JP H06293459 A JPH06293459 A JP H06293459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge tray
recording paper
roll paper
rear end
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5082229A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kawamoto
誠 川本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP5082229A priority Critical patent/JPH06293459A/ja
Priority to FR9404111A priority patent/FR2705092A1/fr
Publication of JPH06293459A publication Critical patent/JPH06293459A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロール紙の印字部分の排出を確実に行って、
よりスムーズな印字動作を可能とする印字装置を提供す
ることにある。 【構成】 記録紙排出トレー13の基端と、カッタ8の
固定刃8aとの間に後端収容スペースSを形成した。そ
の結果、印字済部分P1が記録紙排出トレー13上に載
置されても、印字済部分P1の後端部は、後端収容スペ
ースSに落ち込むので、記録紙載置面13a上で浮き上
がらない。従って、次の印字動作で送られてくる感熱ロ
ール紙Pの印字済部分P2の先端が、先に記録紙排出ト
レー13上に載置されている印字済部分P1の後端部に
干渉することがない。これにより、ロール紙Pの送りが
スムーズに行われ、同ロール紙Pの紙詰まりを防止する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール紙、例えば、感
熱ロール紙を使用するファクシミリ装置等の印字装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のファクシミリ装置では、サーマ
ルヘッドがプラテンローラに対向配置されている。そし
て、これらの間を感熱ロール紙が通過する過程におい
て、前記サーマルヘッドの発熱によりプラテンローラ上
で感熱ロール紙に印字が行われる。印字された感熱ロー
ル紙の印字済部分は、カッタにより自動切断されて、カ
ッタの下流側に配置された排出トレー上に載置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記感熱ロール紙はロ
ール状態に保持されていることから、感熱ロール紙を引
き延ばしても、その引き延ばされた部分のロール紙は、
ある程度カールしてしまう。一方、プラテンローラ上に
おいて印字と紙送りが円滑に行われるために、感熱ロー
ル紙はその感熱面が外面側となるようプラテンローラの
外周面に沿って巻き取られる。従って、感熱ロール紙へ
の印字は、カールする方向とは反対側の面に対して行わ
れ、排出トレーへの印字済部分の排出は印字面を上にし
て行われる。
【0004】そのため、図10に示すように、排出トレ
ー51上に感熱ロール紙Pの印字された印字済部分P1
が載置された場合、その印字済部分P1の端部は下方に
カールする。その結果、印字済部分P1の両端(後端の
み図示)が排出トレー51から浮き上がった状態とな
る。このため、次に送られてきた印字済部分P2の先端
が、既に排出トレー51上に載置されている印字済部分
P1の後端に干渉し、後に送られてきた印字済部分P2
が正常に紙送り方向に送られない。従って、装置ケース
52内には紙詰まり(ジャム)が発生し、以後の印字動
作が続行不可能となってしまうおそれがあった。
【0005】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的はロール紙の印字部分の排
出を確実に行って、よりスムーズな印字動作を可能とす
る印字装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、ロール紙の印字済部分をカッタにより
切断して、排出トレー上に積載するようにした印字装置
において、前記排出トレーの記録紙積載面と、前記カッ
タとの間に、ロール紙の後端部が落ち込む後端収容スペ
ースを設けたことをその要旨とする。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、カッタにて切断されたロ
ール紙の印字済部分は、排出トレー上に落下する。この
とき、印字済部分の後端部は、排出トレーの記録紙積載
面と、前記ロール紙を切断するカッタとの間に形成され
た後端収容スペースに落ち込む。
【0008】その結果、排出トレー上に載置された印字
済部分の後端部が、排出トレーの記録紙積載面に対して
浮き上がらない。従って、次に送られてくる印字済部分
の先端が、先に記録紙積載面上に載置されている印字済
部分のカールしている後端部に干渉することがない。
【0009】
【実施例】以下、本発明をファクシミリ装置に具体化し
た一実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】図1に示すように、合成樹脂からなるメイ
ンフレーム1の上部には金属成形により形成されたトッ
プフレーム2が図示しない軸により、開閉可能に支持さ
れている。前記トップフレーム2の上面には合成樹脂か
らなるカバー3が装着されている。従って、このカバー
3及び前記トップフレーム2が一体となってメインフレ
ーム1に対して開閉動する。前記メインフレーム1とカ
バー3との後部間には、記録紙が排出される排出口1a
が開口形成されている。図1及び図2に示すように、前
記カバー3の上面には原稿(図示せず)が載置される原
稿トレー部3aや各種操作キーやスイッチが配列された
操作パネル3b等が設けられている。また、トップフレ
ーム2の後部裏面には、サーマルヘッド4が装着されて
いる。
【0011】前記メインフレーム1の前部には原稿をメ
インフレーム1内に繰り込むローラや原稿上の画データ
を読み取るイメージセンサ等(共に図示せず)が配置さ
れている。また、メインフレーム1の略中央部には記録
紙としての感熱ロール紙Pを収容するロール紙収容部5
が形成されている。メインフレーム1の後部には前記サ
ーマルヘッド4と対向接触するプラテンローラ6が積極
回転可能に支持されている。
【0012】前記プラテンローラ6の下流側におけるメ
インフレーム1上には、ペーパガイド7及びカッタ8が
固定されている。このカッタ8は固定刃8aと、モータ
(図示せず)の駆動により回動する可動刃8bとから構
成されている。これら両刃8a,8bの係合関係によ
り、感熱ロール紙Pが切断される。
【0013】図1及び図3に示すように、前記カッタ8
の下面と対向するメインフレーム1の後部には、トレー
保持溝9が2か所に形成されている。また、メインフレ
ーム1には、両トレー保持溝9を跨ぐように規制片11
が一体形成されている。
【0014】図4〜図6に示すように、記録紙排出トレ
ー13の記録紙載置面18は、平面略台形状に、また、
側面形状が湾曲状に形成されている。そして、その基端
面14からは、前記規制片11の下面に係合する係合部
15が突出形成されている。この係合部15の上面先端
側には、図7及び図8の状態において、規制片11に対
向する突起部16が一体形成されている。
【0015】両係合部15の下面には、先端側を斜状に
した各一対の突条体10と、突起体17とが一体形成さ
れている。そして、排出トレー13の端部が排出口1a
から装置ケース内に挿入されて、メインフレーム1の上
面に載置される。この状態においては、突条体10が保
持溝9の内面に係合し、係合部15の上面が規制片11
の下面と接触するとともに、突起部16が規制片11の
前面に係止し、かつ突起体17がメインフレーム1の凹
部21と係合する。
【0016】従って、記録紙排出トレー13をメインフ
レーム1から抜き取るときは、記録紙排出トレー13を
突条体10の斜面10aに従って上方へ回動させること
により突起部16と規制片11及び突起体17と凹部2
1との係合関係が解除されて、トレー13の抜き取りが
可能となる。
【0017】前記記録紙排出トレー13の記録紙積載面
18には、前後方向に延びる複数本のリブ19が一体形
成されている。そして、これら各リブ19の基端側に
は、感熱ロール紙Pの送り方向へ向かって下降傾斜する
下降傾斜部20が形成されている。本実施例では、下降
傾斜部20の傾斜角度αは水平面に対して約10°であ
り、同下降傾斜部20は前記排出口1a付近まで形成さ
れている。
【0018】そして、図7及び図8に示すように、メイ
ンフレーム1に記録紙排出トレー13が装着されている
状態では、下降傾斜部20の最上部20aと規制部11
の上面との間に落込み段差が形成されるとともに、前記
固定刃8aと下降傾斜部20の最上部20aとの間に隙
間が形成される。これら段差と隙間によって後端収容ス
ペースSが構成されている。
【0019】次に、本実施例の作用について説明する。
サーマルヘッド及びプラテンローラ6が駆動され、印字
動作が開始されると、プラテンローラ6の回転によりロ
ール紙収容部5からロール紙Pが繰り出される。そし
て、その繰り出された感熱ロール紙Pが、サーマルヘッ
ド3とプラテンローラ6との接触点に到達すると、その
位置において所望のデータが印字される。
【0020】そして、印字された感熱ロール紙Pは、ペ
ーパガイド7により固定刃8aと可動刃8bとの間に案
内され、固定刃8aと可動刃8bとの間を通過した後、
自重で下方に垂れる。このとき、感熱ロール紙Pの先端
が記録紙排出トレー13の下降傾斜部20に接触する。
そして、ロール紙Pがさらにトレー13側に送られる
と、感熱ロール紙Pの先端は下降傾斜部20を滑り落ち
ながら排出口1a側に移動する。
【0021】このように、本実施例では、記録紙排出ト
レー13の感熱ロール紙Pが載置される記録紙積載面1
8上の基端側に、紙送り方向に向かって下方に傾斜する
下降傾斜部20を形成した。その結果、感熱ロール紙P
の先端がカールした状態で送られてきても、ロール紙P
の先端がロール状に丸くなることなく、その下降傾斜部
20を滑りながらスムーズに紙送り方向に向かって移動
できる。このため、本実施例では、よりスムーズな印字
動作を行うことができる。
【0022】そして、さらに感熱ロール紙Pが送られて
くることにより、感熱ロール紙Pの先端は排出口1aか
ら装置ケース1外に排出され、記録紙排出トレー13の
上面に載置される。その後、印字動作が終了した時点で
可動刃8bが回転し、感熱ロール紙Pの印字済部分P1
の切断が行われる。印字済部分の切断が完了すると、両
刃8a,8b間に位置する印字済部分P1の後端が下方
に落下する。このとき、感熱ロール紙Pの後端は従来と
同様にカールした状態で落下する。そして、その後端は
記録紙排出トレー13と固定刃8aとの間に形成された
後端収容スペースS内に落ち込む。
【0023】上記のように本実施例では、記録紙排出ト
レー13の基端と、カッタ8の固定刃8aとの間に後端
収容スペースSを形成した。その結果、印字済部分P1
が記録紙排出トレー13上に載置されても、印字済部分
P1の後端部は、後端収容スペースSに落ち込むので、
記録紙載置面18上で浮き上がらない。従って、図9に
示すように、次の印字動作で送られてくる感熱ロール紙
Pの印字済部分P2の先端が、先に記録紙排出トレー1
3上に載置されている印字済部分P1の後端部に干渉す
ることがない。これにより、ロール紙Pの送りがスムー
ズに行われ、同ロール紙Pの紙詰まりを防止することが
できる。
【0024】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば、下
降傾斜部20を記録紙積載面18の基端側全面に形成し
てもよい。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
カッタにより切断されたロール紙の後端部はカール状と
なるが、そのカールした後端部が後端収容スペースに収
容されるので、印字済部分の後端は記録紙排出トレーに
対して浮き上がらない。その結果、次に送られてくる印
字済部分の先端が、記録紙排出トレー上のロール紙の印
字済部分の後端と干渉してロールすることがなくなるの
で、紙詰まりの発生を防止することができるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例を示すファクシミ
リ装置の部分側断面図である。
【図2】ファクシミリ装置の斜視図である。
【図3】メインフレームの部分平面図である。
【図4】記録紙排出トレーの平面図である。
【図5】記録紙排出トレーの側面図である。
【図6】記録紙排出トレーの斜視図である。
【図7】感熱ロール紙の先端が記録紙排出トレー上に接
触した状態を示すメインフレーム及び記録紙排出トレー
の部分断面図である。
【図8】感熱ロール紙が切断され、その後端が端部収容
スペースに収容された状態を示すメインフレーム及び記
録紙排出トレーの部分断面図である。
【図9】感熱ロール紙の先端が、既に記録紙排出トレー
上に載置されている感熱ロール紙上に接触した状態を示
すメインフレーム及び記録紙排出トレーの部分断面図で
ある。
【図10】従来におけるロール紙が切断された状態を示
すメインフレーム及び記録紙排出トレーの部分断面図で
ある。
【符号の説明】
1…メインフレーム、2…トップフレーム、3…カバ
ー、8…カッタ、13…記録紙排出トレー、18…記録
紙積載面、P…感熱ロール紙、S…後端収容スペース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール紙の印字済部分をカッタにより切
    断して、排出トレー上に積載するようにした印字装置に
    おいて、前記排出トレーの記録紙積載面と、前記カッタ
    との間に、ロール紙の後端部が落ち込む後端収容スペー
    スを設けた印字装置。
JP5082229A 1993-04-08 1993-04-08 印字装置 Pending JPH06293459A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5082229A JPH06293459A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 印字装置
FR9404111A FR2705092A1 (fr) 1993-04-08 1994-04-07 Plateau à papier et unité imprimante.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5082229A JPH06293459A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 印字装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06293459A true JPH06293459A (ja) 1994-10-21

Family

ID=13768583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5082229A Pending JPH06293459A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 印字装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06293459A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020203738A (ja) * 2019-06-14 2020-12-24 セイコーエプソン株式会社 積載装置、プリンター

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020203738A (ja) * 2019-06-14 2020-12-24 セイコーエプソン株式会社 積載装置、プリンター

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