JPH06293051A - 射出成形機等の安全扉 - Google Patents

射出成形機等の安全扉

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JPH06293051A
JPH06293051A JP8194193A JP8194193A JPH06293051A JP H06293051 A JPH06293051 A JP H06293051A JP 8194193 A JP8194193 A JP 8194193A JP 8194193 A JP8194193 A JP 8194193A JP H06293051 A JPH06293051 A JP H06293051A
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door
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safety
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Koji Kubota
浩司 久保田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は安全扉を開けた際、開口部にレール
が残って成形製品取出し作業等の邪魔を生じることのな
い射出成形機等の安全扉を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は人身の安全のため稼動時は閉じられ
成形製品の取出し作業時等必要に応じて開放を求められ
る射出成形機等の安全扉において、引き戸式をなす扉と
共に移動可能に同扉の面に沿って固定されたレールと、
同レールに係合して扉を引き戸式に移動可能に射出成形
機等の本体側に設けられたローラとを具備してなること
を特徴とする射出成形機等の安全扉を構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機、ダイカスト
機等の安全扉に関する。
【0002】
【従来の技術】図5〜図8に従来の安全扉の構造の一例
を示す。図において1はベース、2は射出装置、3は型
締装置、4はベース上に固定されている固定型盤、5は
移動型盤で、型締シリンダ6により前後進(図5の左右
方向移動)して型開閉動作を行う。7は扉本体に固定さ
れた複数個のローラ8により滑らかに開閉することが出
来る表安全扉、9は上部レールである。10は下部レー
ルで、上部レール9と対をなしてベース1、固定型盤
4、型締シリンダ6等に固定されている。なお、この上
部レール9、下部レール10は前記表安全扉7のローラ
8をガイドするためのレールである。また11は後部安
全扉である。
【0003】射出成形機等の極めて大きな力の作用する
機械においては、作業者の安全を確保するために、運転
中の機械可動部に作業者の体が触れないような安全装置
が必要である。一方、射出成形機の場合、金型交換作
業、運転前の準備作業、運転中の製品取出し、或いは異
常点検等のために危険な機械内に作業者が入ることも避
けられない。
【0004】そこで従来の機械はこのような要求に対応
するため、射出成形機の型締装置3においては、移動型
盤5が型開閉(図5の左右方向に移動:図は閉じた状態
を示す)を行う範囲において、表安全扉7と後部安全扉
11を設けてあり、これらの安全扉は通常固定型盤4側
に押当てて締切るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の安全扉では扉を
開いたあとには扉をガイドするレールがあるので、成形
製品の取出しや特に金型交換作業を行う場合にレールが
邪魔となり、作業空間を狭くして作業の妨げとなる、と
いう不具合がある。
【0006】本発明は扉側にレールを設け、装置本体側
にローラを設けて、扉と共にレールが移動し、上記のよ
うにレールが邪魔となることのない射出成形機等の安全
扉を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
手段として、人身の安全のため稼動時は閉じられ成形製
品の取出し作業時等必要に応じて開放を求められる射出
成形機等の安全扉において、引き戸式をなす扉と共に移
動可能に同扉の面に沿って固定されたレールと、同レー
ルに係合して扉を引き戸式に移動可能に射出成形機等の
本体側に設けられたローラとを具備してなることを特徴
とする射出成形機等の安全扉を提供しようとするもので
ある。
【0008】
【作用】本発明は上記のように構成されるので次の作用
を有する。
【0009】即ち、射出成形機等の安全扉として、扉側
にレールをその面に沿って固定し、同レールに係合して
扉を引戸式に移動可能に射出成形機等の本体側にローラ
を設けるため、扉を開閉するとレールも同扉と共に移動
し、開放時はその開放空間にレールが残らず、レールが
作業等の邪魔になることがない。
【0010】
【実施例】本発明に係る射出成形機の安全扉の一実施例
を図1〜図4によって説明する。図1は型締装置(以下
装置と呼ぶ)への安全扉装置の取付け状況を示す正面
図、図2はその平面図、図3は安全扉装置の拡大正面
図、図4は図3のA−A断面図である。
【0011】先ず、図1及び図2において従来例と同じ
又は同等の部分については、同一符号を付してあり同一
符号を付したものについては説明を省略する。
【0012】これらの図において、20は装置の操作側
(手前側)に設けた表安全扉、40は装置の操作側に固
定された前面カバー、50は反操作側(向こう側)に設
けた後部安全扉である。本発明の安全扉は、いわば安全
扉装置をなしており、同安全扉装置は表安全扉20と前
面カバー40よりなっている。以下主として図3及び図
4により説明する。表安全扉20の主要部は扉本体21
と、上部レール22と、下部レール23と、4個の上部
ローラ24と、4個の下部ローラ25とより成ってい
る。上部レール22は軽くて剛性の大きい例えば角パイ
プ等で形成され、扉本体21の横巾lに対し2lに近い
長さを有し、ブラケット26によって扉本体21の上部
裏面の両端に固定され、扉本体21の横巾lより長い部
分を扉の開く方向(図3の左側)に片持梁状に突出して
おり、また扉の閉る方向(図3の右側)端には支え座2
7を備えている。22a,22bはレールの外れ止めで
ある。下部レール23は角形でブラケット28によって
扉本体21の下部裏面の両端に固定されており、長さは
上部レールと同じである。なお21aは扉本体の透明
板、21bは把手である。上部ローラ24は縁付きのロ
ーラをなし、扉本体21の横巾lに近い長さの長板29
の左右両端にそれぞれ2個が上下に対をなして軸を水平
にして軸支されており、前記扉本体21の上部レール2
2の上下面を上下から挟んで長手方向に移動自在に支持
しており、該長板29はブラケット30を介して装置に
固設されている。下部ローラ25は縁なしのローラで扉
本体21の横巾lに近い長さの長板31の左右両端にブ
ラケット32を介して水平方向に間隔をおいて軸を垂直
にして軸支されており、前記扉本体21の下部レール2
3を長手方向及び上下方向に運動自在に挟んでおり、該
長板31はブラケット33を介して装置に固定されてい
る。前面カバー40は前記扉本体21の上部レール2
2、下部レール23及び上部のローラ24、下部ローラ
25を覆うようにブラケット41及び42によって前記
長板29,31に、又は図示省略のブラケットによって
装置に固定されている。
【0013】次に上記構成の作用を説明する。
【0014】扉本体21の面内で作用する自重及び自重
に基ずく回転モーメントは上部ローラ24の胴部で支承
され、扉本体21上部及び下部の扉面に直角な方向の運
動は上部ローラ24の縁部及び下部ローラ25によって
規制されているので、扉本体21は該扉本体21を含む
面内でレール方向にのみ走行するように拘束され、通常
のスライド式扉の機能を備えている。なお扉本体21が
閉まった位置にある時は、不慮の外力によって扉本体2
1の上部レール22や上部ローラ24に無理な力がかか
らないように、図3に示すように上部レール22の右端
に設けた支え座27を、装置側に設けた受座45に載せ
るようにする。図3の受座45にはローラを設けて支え
座27が乗りやすいようにし、前記支え座27の下面に
は円弧状の窪みを設けて停止装置でのラッチ効果を持た
せたものを例示してある。
【0015】本実施例は上記のように構成されるので、
図1の表安全扉20が図の右方の閉じた位置から、図の
左方へ開放されると、扉本体21、上部レール22等
が、2点鎖線で示す位置へ移り、作業空間である移動型
盤5の右方に上部レール22、下部レール23は残らな
いので、成形製品の取出しその他の作業に、従来のよう
にレールが邪魔となることがない。表安全扉20を閉じ
ると、当然のことながら上部レール22、下部レール2
3は元の位置、即ち、図1の右の位置へ戻る。
【0016】以上の通り、本実施例によれば表安全扉2
0を開閉すると、上部レール22、下部レール23も共
に移動するので、作業等のため表安全扉20を開けた後
の作業空間に従来のようにレールが存在せず、作業の障
害物がないので、作業能率、安全性共に高まるという利
点がある。
【0017】なお、上記実施例は射出成形機の例で説明
したが、これに限定されるものではなく、ダイカストそ
の他、本発明の目的を逸脱しない範囲で、どのような装
置の扉に適用されてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので次
の効果を有する。
【0019】即ち、本発明によれば、安全扉を開いたと
き開口部にはレールが無いので成形製品の取出しや金型
交換時の作業空間が広くなり作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る射出成形機の安全扉の
取付け状態を示す正面図、
【図2】上記実施例の平面図、
【図3】上記実施例の図1の上部近傍の拡大図(正面
図)、
【図4】図3のA−A断面図、
【図5】従来の安全扉の取付け状態を示す正面図、
【図6】図5の左側面図、
【図7】図6のIII −III 断面図、
【図8】図7のIV−IV断面図である。
【符号の説明】
3 型締装置 20 表安全扉 21 扉本体 22 上部レール 23 下部レール 24 上部ローラ 25 下部ローラ 40 前面カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人身の安全のため稼動時は閉じられ成形
    製品の取出し作業時等必要に応じて開放を求められる射
    出成形機等の安全扉において、引き戸式をなす扉と共に
    移動可能に同扉の面に沿って固定されたレールと、同レ
    ールに係合して扉を引き戸式に移動可能に射出成形機等
    の本体側に設けられたローラとを具備してなることを特
    徴とする射出成形機等の安全扉。
JP08194193A 1993-04-08 1993-04-08 射出成形機等の安全扉 Expired - Fee Related JP3372286B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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