JPH0629276U - 多機能レンズを備えたビデオカメラ用アダプタ - Google Patents

多機能レンズを備えたビデオカメラ用アダプタ

Info

Publication number
JPH0629276U
JPH0629276U JP6237792U JP6237792U JPH0629276U JP H0629276 U JPH0629276 U JP H0629276U JP 6237792 U JP6237792 U JP 6237792U JP 6237792 U JP6237792 U JP 6237792U JP H0629276 U JPH0629276 U JP H0629276U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
mode
shooting
video camera
wide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6237792U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2591387Y2 (ja
Inventor
央 高塚
Original Assignee
株式会社コパル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社コパル filed Critical 株式会社コパル
Priority to JP1992062377U priority Critical patent/JP2591387Y2/ja
Publication of JPH0629276U publication Critical patent/JPH0629276U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2591387Y2 publication Critical patent/JP2591387Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 広角度撮影する広角モードと、ズーム比を2
段階に任意に設定可能にする標準モードと、近接撮影す
る近接モードの少なくとも3モードの撮影を可能にする
場合において、各モード用の専用交換レンズを不要にで
きる交換レンズ式ビデオカメラ用アダプタを提供する。 【構成】 広角度撮影する広角モードと、ズーム比を2
段階に任意に設定可能にする標準モードと、近接撮影す
る近接モードの少なくとも3モードの撮影を可能にする
ために、ビデオカメラの本体側1に設けられる前レンズ
系3、4、5と、後レンズ系3、4、5に対して着脱自
在の前レンズ8の間において着脱自在にされるアダプタ
30であって、後レンズ系の光軸回りに対する所定位置
に固定する第1係止部32と、前レンズ8の光軸回りに
対する所定位置に固定する第2係止部31とを具備して
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は多機能レンズを備えたビデオカメラ用アダプタに係り、特に被撮像体 の撮影モードを任意に設定できる機能を備えたビデオカメラに使用されるレンズ アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の前レンズ式ビデオカメラには6倍乃至8倍のズーム機能がその光学系に 通常設けられており、撮影時に任意に拡大する縮小などして所望の画像を撮影し ていた。
【0003】 また、望遠、広角などの前レンズを前レンズ式ビデオカメラの光学系に対して 着脱自在に設けた交換レンズ式ビデオカメラも商品化されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の上述した前レンズ式ビデオカメラにおいて、例えば、広 角度の撮影を行う広角モードと、標準モードと、近接撮影して拡大撮影する近接 モードのように、例えば3モードの撮影を可能にするためには、各モード用の専 用交換レンズを予め準備しておき、ビデオカメラに対して適宜交換しなければな らないが、このように専用交換レンズを準備することは、コスト的、重量的にも 非常に負担となる欠点がある。
【0005】 したがって、本考案のアダプタはこのような事情に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、広角度撮影する広角モードと、焦点距離(以下、ズ ーム比という)を2段階に任意に設定可能にする標準モードと、近接撮影する近 接モードの少なくとも3モードの撮影をレンズの選択・組み合わせにより可能に する場合において、各モード用の専用交換レンズを不要にできる多機能レンズを 備えたビデオカメラ用アダプタを提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本考案の部分多機能レンズを備 えたビデオカメラ用アダプタは以下の構成を備える。即ち、広角度撮影する広角 モードと、焦点距離を2段階に任意に設定可能にする標準モードと、近接撮影す る近接モードの少なくとも3モードの撮影を可能にするために、ビデオカメラの 本体側に設けられる後レンズ系と、後レンズ系に対して着脱自在の前レンズの間 において着脱自在にされる多機能レンズを備えたビデオカメラ用アダプタであっ て、後レンズ系の光軸回りに対する所定位置に固定する第1係止部と、前レンズ の光軸回りに対する所定位置に固定する第2係止部とを具備している。
【0007】 また、好ましくは、前レンズの開口面積を絞るために光軸をその中心とする内 筒部をさらに設けている。
【0008】
【作用】
上述の構成により、後レンズ系に対して着脱自在の前レンズと多機能レンズを 備えたビデオカメラ用アダプタをビデオカメラに対して適宜交換して、広角度撮 影する広角モードと、ズーム比を2段階に任意に設定可能にする標準モードと、 近接撮影する近接モードの少なくとも3モードに設定するように働く。
【0009】
【実施例】
以下に本考案の各実施例につき添付の図面を参照して説明する。図1は実施例 の部分交換式ビデオカメラ1に対して前レンズ8が着脱自在に設けられる様子を 示した外観図である。
【0010】 本図において、前レンズ8は所謂前レンズ系を構成しており、ビデオカメラ1 側に固定された撮像素子であるCCD2に結像する後レンズ系に対して図中の破 線矢印G1方向(但し、図面作成上の都合から矢印G1は2か所で方向転換して いるが、本来は直線的である)に着脱自在に設けられるものである。
【0011】 この前レンズ8は上記の後レンズ系を構成するレンズ鏡胴3(一部を破線図示 )の外周面に対して摺動可能にされており、後レンズ系に装着した後に、前レン ズ8の外環状部8cを把持して図中の矢印B方向に移動して最大移動位置におい て静止させることで、前レンズ8によりズーム比を2段階に任意に設定できるも のであり、この前レンズ8を装着した状態を標準モードと呼ぶ。
【0012】 このように、前レンズ8を後レンズ系に対して装着可能かつ2段階に任意に設 定可能にするために、前レンズ8の筒体部8aの内周面8dには突起部8bが約 120度の等間隔で3か所形成されている。
【0013】 また、この前レンズ8の内周面8dは後レンズ系を構成するレンズ鏡胴3の外 周面3aに対して摺動可能でかつ必要最小のクラアランスを確保した寸法に設定 されており、この外周面3aの縁部から始まる係止溝7が突起部8bに相当する 位置に夫々形成されている。そして、前レンズ8をレンズ鏡胴3に装着する際に は、突起部8bが各係止溝7に合致するようにしてから挿脱を行うようにしてい る。
【0014】 また、係止溝7に合致する突起部8bの内の1個の突起部8bの幅寸法Hを他 のものよりも大きく設定しておき、同じく幅Hにクリアランスh分を広くした係 止溝7に対して突起部8bを挿入するように構成して前レンズ8の回転方向の位 置決めを行えるようにすることにより、前レンズ8の外周面上に形成された指標 部35が固定リング5に対する所定位置に必ず位置するように構成されている。
【0015】 一方、この前レンズ8の外環状部8cにはレンズ鏡胴3の外側に同心円状に設 けられた固定リング5の固定溝に対して潜入し係止するロック部材に作用する押 圧ボタン9が設けられており、不用意に前レンズ8が外れないように構成されて いる。
【0016】 また、上述の後レンズ系を構成するレンズ鏡胴3にはレンズ4が設けられてお り、前レンズ8が取り外された状態では後レンズ系が広角光学系を構成して内蔵 の撮像素子2に結像するようにして、広角モードによる撮影を可能にしている。
【0017】 次に、この前レンズ8と後レンズ系の間には、図中の破線矢印G2方向に着脱 自在にされる中間アダプタ30が設けられており、この中間アダプタ30を装着 し、前レンズ8を装着した状態にすることにより近接撮影を行う近接モードに設 定できるように構成されている。
【0018】 このように、中間アダプタ30を後レンズ系に対して着脱自在にするために中 間アダプタ30の筒体部の内周面には破線図示の突起部32が約120度の等間 隔で3か所形成されており、後レンズ系を構成するレンズ鏡胴3の係止溝7に対 して突起部32が夫々係合するようにされている。
【0019】 以上の構成により、中間アダプタ30をレンズ鏡胴3に対して装着する際には 、各突起部32が各係止溝7に合致するようにしてから挿脱を行うようにしてい る。また、係止溝7に合致する突起部32の内の1個の突起部32の幅寸法Hを 他のものよりも大きく設定しておき、上述の幅H+hの幅の係止溝7に対して突 起部32を挿入するように構成して、中間アダプタ30の回転方向の位置決めを 行えるようにしている。このようにして中間アダプタ30を固定リング5に対す る所定位置に正しく位置できるようにしている。
【0020】 一方、この中間アダプタ30の外周面には上述の前レンズ8の突起部8bに対 して嵌合した後に、固定するために先細りの部位31aを有した溝部31が約1 20度の等間隔で形成されており、前レンズ8を中間アダプタ30に対して固定 状態で保持できるように構成されている。
【0021】 次に、図2は中間アダプタ30を後レンズ系に固定する様子の説明図であって 、本図において、後レンズ系の鏡胴3の係止溝7は図示のように第1係止部7a と第2係止部7bとが夫々に形成されており、中間アダプタ30の突起部32ま たは、シフトレンズの突起部8bをこの係止溝7に矢印G1、G2方向に潜入さ せた後に、矢印B1方向に回転させて、第1係止部7aにおいて、係止する状態 と、矢印B2方向にさらに平行移動、回転させて第2係止部7bにおいて、係止 する状態にできるようにしている。そして、この係止状態を保持するために、中 間アダプタ30の外周面の段差部30fに作用するスプリングが後レンズ系側に 設けられている。
【0022】 次に、図3は断面図であり、図1、図2の両図において既に説明済の構成につ いては同一不符号を付して説明を割愛すると、中間アダプタ30の外周面の段差 部30fに作用するスプリング15は鏡胴3と固定リング5で挟まれる部位にお いて一端を固定されて設けられており、図示のように中間アダプタ30の突起部 32が係止溝7内において図2で説明したように係止された状態において、付勢 力を中間アダプタ30の段差部30fに対して発生することで係止付勢力を発生 可能にしている。
【0023】 さらに、中間アダプタ30を取り除いた場合には、前レンズ8が直接、鏡胴3 に対して係止されるように構成されている。
【0024】 一方、このように装着される中間アダプタ30は、例えば所定の樹脂材料を用 いて射出形成されるものであるが、図3に図示の状態においては、前レンズ8の レンズの未使用部分の開口を遮蔽するための内筒部33が一体成形されている。 以上のように、中間アダプタ30は簡単な構成であることから、軽量かつ安価 に製造できる。
【0025】 尚、以上説明の各実施例においては撮像素子にCCDを用いたビデオカメラを 用いる場合に限定して述べたが、感光材面を撮像素子に代えてなるスチールカメ ラを用いても同然に同様の効果が得られる。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、広角度撮影する広角モードと、焦点距離 を2段階に任意に設定可能にする標準モードと、近接撮影する近接モードの少な くとも3モードの撮影を可能にする場合において、各モード用の専用前レンズを 不要にできる多機能レンズを備えたビデオカメラ用アダプタを提供することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のビデオカメラの使用状態を示した外観
斜視図である。
【図2】中間アダプタ30を後レンズ系に固定する様子
の説明図である。
【図3】後レンズ系と前レンズ8の光軸CLと係止溝7
に沿う破断面で破断して示した中心断面図である。
【図4】中間アダプタ30の要部断面図である。
【符号の説明】
1 多機能レンズを備えたビデオカメラ、 2 撮像素子、 3 レンズ鏡胴、 4 レンズ、 5 後レンズ、 6 固定溝、 7 係止溝、 8 前レンズ、 30 中間アダプタ、 32 突起部、 CL 光軸である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広角度撮影する広角モードと、焦点距離
    を2段階に任意に設定可能にする標準モードと、近接撮
    影する近接モードの少なくとも3モードの撮影を可能に
    するために、ビデオカメラの本体側に設けられる後レン
    ズ系と、該後レンズ系に対して着脱自在の前レンズの間
    において着脱自在にされる多機能レンズを備えたビデオ
    カメラ用アダプタであって、 前記後レンズ系の光軸回りに対する所定位置に固定する
    第1係止部と、 前記前レンズの光軸回りに対する所定位置に固定する第
    2係止部と、 を具備することを特徴とする多機能レンズを備えたビデ
    オカメラ用アダプタ。
  2. 【請求項2】 前記前レンズの開口面積を絞るために光
    軸をその中心とする内筒部をさらに設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の多機能レンズを備えたビデオカメ
    ラ用アダプタ。
JP1992062377U 1992-09-04 1992-09-04 多機能レンズを備えたビデオカメラ用アダプタ Expired - Lifetime JP2591387Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992062377U JP2591387Y2 (ja) 1992-09-04 1992-09-04 多機能レンズを備えたビデオカメラ用アダプタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992062377U JP2591387Y2 (ja) 1992-09-04 1992-09-04 多機能レンズを備えたビデオカメラ用アダプタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0629276U true JPH0629276U (ja) 1994-04-15
JP2591387Y2 JP2591387Y2 (ja) 1999-03-03

Family

ID=13198369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992062377U Expired - Lifetime JP2591387Y2 (ja) 1992-09-04 1992-09-04 多機能レンズを備えたビデオカメラ用アダプタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2591387Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011221299A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Fujifilm Corp 撮影レンズにおける前面アクセサリの着脱機構
JP2021536041A (ja) * 2018-12-25 2021-12-23 浙江舜宇智領技術有限公司Zhejiang Sunny Smartlead Technologies Co., Ltd. 撮像モジュール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011221299A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Fujifilm Corp 撮影レンズにおける前面アクセサリの着脱機構
JP2021536041A (ja) * 2018-12-25 2021-12-23 浙江舜宇智領技術有限公司Zhejiang Sunny Smartlead Technologies Co., Ltd. 撮像モジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2591387Y2 (ja) 1999-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4194569B2 (ja) 光学機器
JP4493046B2 (ja) レンズ鏡筒及びそのレンズ鏡筒を備えた撮像装置
EP0773460A3 (en) Image pickup lens system for a video camera
JP3885661B2 (ja) レンズ鏡筒
JP2004233381A (ja) 鏡筒機構
US11624892B2 (en) Lens apparatus and image pickup apparatus
JP2005300562A (ja) カメラ
JPH075353A (ja) レンズ保持構造
JPH0629276U (ja) 多機能レンズを備えたビデオカメラ用アダプタ
US8885267B2 (en) Lens barrel and image pickup apparatus
JP2001333315A (ja) 光学装置
JP2007140280A (ja) 鏡筒装置及び撮像装置
JP2000330179A (ja) カメラ
JP5448990B2 (ja) レンズ装置のアクセサリ着脱機構
JPH0686133A (ja) 多機能レンズを備えたビデオカメラ
JP2575131Y2 (ja) レンズのアクセサリ着脱機構
US8867152B2 (en) Optical barrel and optical apparatus
JPH0263037A (ja) コンバーターと該コンバーターを装着するビデオカメラ
JP4660141B2 (ja) ズームレンズ鏡筒
JPH0455808A (ja) コンバージョンレンズ装置
JP4092755B2 (ja) レンズ用アクセサリ
US6215603B1 (en) Lens holding structure in a lens block forming all or part of an optical system and method of assembling the lens block
JP2009300927A (ja) カメラアクセサリ及びカメラシステム
JPS62100721A (ja) ワイドコンバ−タ−レンズ
JP2000180700A (ja) レンズ鏡筒

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981113