JPH0629253U - 新設交換機の接続試験システム - Google Patents

新設交換機の接続試験システム

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JPH0629253U
JPH0629253U JP063697U JP6369792U JPH0629253U JP H0629253 U JPH0629253 U JP H0629253U JP 063697 U JP063697 U JP 063697U JP 6369792 U JP6369792 U JP 6369792U JP H0629253 U JPH0629253 U JP H0629253U
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光政 清水
輝昭 岩本
英敏 高尾
治生 加藤
治 村井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アナログの回線試験装置の無い新設交換機の
回線接続試験を、効率良く行なう。 【構成】 既設交換機に正常接続されている回線を、新
設交換機に、コンデンサを設けた第1のジャンパ線と、
直列に接続した順方向のダイオードと抵抗を設けた第2
のジャンパ線で接続し、既設交換機のアナログ回線試験
装置を利用して、既設交換機と新設交換機および試験回
線を捕捉し、試験回線番号を着信した新設交換機のA、
B端子の電圧信号を、第1、第2のジャンパ線と回線試
験装置を介して入力し、その電圧信号の良否に基づき、
新設交換機の試験回線との接続状態を判定する新設交換
機の接続試験システム。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、新たに設置する交換機の加入者線との接続状態の良否を判定する新 設交換機の接続試験システムに係わり、特に、アナログの回線試験装置を持たな い新設交換機の接続状態の良否判定を効率良く行うのに好適な新設交換機の接続 試験システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通信網における発信側と着信側との通信パスの設定を行なう交換機は、例えば 、電子情報通信学会編「電子情報通信ハンドブック」(1988年、オーム社発 行)の第2122ページから第2125ページに記載されているように、発信側 と着信側との接続制御を行う交換接続機能を有すると共に、アナログの回線試験 装置を用いて、交換機に収容された回線の状態や、通話状態の監視制御を行う。 例えば、加入者からの申告により回線を試験する場合などに、試験者は、このア ナログの回線試験装置を用い、試験台から交換機を起動し、試験対象の回線を捕 捉して、各種の試験を行なう。
【0003】 このような各種の試験を、アナログの回線試験装置を用いて行う理由は、電話 回線を無電流状態で試験を行うことができるからである。すなわち、一般の回線 からの発信により回線試験を行うと、対象回線には、常に、通話を行うための通 話電流が供給され、かつ、受話器のオフフックにより、回線にループ回路が形成 されるため、電話回線の良否を判定することが不可能となるためである。
【0004】 従来、回線の接続を既設の交換機から新たに新設する交換機(新設交換機)へ 切替る際には、自動試験器を用いて接続状態の良否の判定試験を行うが、このよ うな自動試験器は、新設交換機および既設交換機のそれぞれに、アナログの回線 試験装置が設けられている場合にのみ使用できるものである。もし、ディジタル 交換機などのように、新設交換機側に、アナログの回線試験装置が設けられてい ない状態で、回線の切替試験を行う場合には、試験者は、試験台から手動で行う 必要があり、膨大な作業時間と作業負荷を必要とする。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、従来の技術では、新設する交換機がアナログの回 線試験装置を設けていない場合には、試験者は、膨大な作業時間と作業負荷をか けなければ、この新設交換機と加入者線との接続状態の良否の確認を行なうこと ができない点である。 本考案の目的は、これら従来技術の課題を解決し、アナログの回線試験装置が 設けられていない新設交換機の加入者線との接続状態の良否を、効率良く判定で き、新設交換機の接続試験を、短い工期内で低コストに、かつ、完全に行なうこ とを可能とする新設交換機の接続試験システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の新設交換機の接続試験システムは、(1) アナログの回線試験装置を具備した既設の交換機を用いて、新たに設置する回線 試験装置を具備していない新設交換機の加入者線との接続状態の良否を判定する 新設交換機の接続試験システムにおいて、着信時に、−48v電池から16Hz 信号になる新設交換機のA端子を、既設交換機のA端子側に正常接続されている 加入者線に接続する第1のジャンパ線と、着信時に、地気から−48v電池にな る新設交換機のB端子を、既設交換機のB端子側に正常接続されている加入者線 に接続する第2のジャンパ線と、第1のジャンパ線を、コンデンサを介して新設 交換機のA端子に接続し、第2のジャンパ線を、直列に接続した順方向のダイオ ードと抵抗を介して新設交換機のB端子に接続する接続部と、起動された新設交 換機が、着信した試験番号信号に基づき送出し、接続部と第1、第2のジャンパ 線、および、予め、試験番号信号により、加入者線を捕捉した既設交換機の回線 試験装置を通して入力される新設交換機のB端子からの−48v電池とA端子か らの16Hzを検出して、第1、第2のジャンパ線を含む新設交換機の加入者線 との接続状態の良否を判定する判定部とを設けることを特徴とする。 また、(2)上記(1)に記載の新設交換機の接続試験システムにおいて、試 験番号信号を出力する信号発生部、回線試験装置を起動する第1の接続制御と、 この第1の接続制御により起動した回線試験装置に、信号発生部を接続する第2 の接続制御と、この第2の接続制御により取得した試験番号信号に基づき話中で ない加入者線を捕捉した回線試験装置を、信号発生部から切り離し、判定部に接 続する第3の接続制御と、この第3の接続制御の状態で新設交換機を起動する第 4の接続制御と、この第4の接続制御により起動した新設交換機に、信号発生部 を接続する第5の接続制御との切替を行なう接続切替部、回線試験装置および新 設交換機の起動状態と、回線試験装置で捕捉する加入者線の話中状態を監視する 接続監視部、この接続監視部の監視結果に基づく信号発生部の試験番号信号の出 力制御および接続切替部の切替動作制御と、判定部の判定動作の制御とを、予め 登録された手順で行なう制御部を設けることを特徴とする。 また、(3)上記(1)、もしくは、(2)のいずれかに記載の新設交換機の 接続試験システムにおいて、コンデンサ、および、直列に接続した順方向のダイ オードと抵抗を、試験時に加入者線側で発生する強電力から新設交換機を保護す る試験用アレスタに設けることを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案においては、既設交換機に正常接続されている加入者線を、新設交換機 に、コンデンサを設けた第1のジャンパ線と、直列に接続した順方向のダイオー ドと抵抗を設けた第2のジャンパ線で接続して、既設交換機に設けたアナログの 回線試験装置を利用して、新設交換機の加入者線との接続試験を行なう。このよ うにすることにより、アナログの回線試験装置を具備していない新設交換機にお いても、無電流状態で回線の試験を行うことができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、図面により詳細に説明する。 図1は、本考案の新設交換機の接続試験システムの本考案に係わる構成の第1 の実施例を示すブロック図である。 本図において、1は、アナログの回線試験装置2を具備する既設交換機、3は 、既設交換機2の加入者回路4に正常接続されている電話、5は、加入者線から の強電力から既設交換機1を保護するためのアレスタ(図中、ARRと記載)、 6は、ジャンパ線により、既設交換機1と加入者線とを接続するMDF(Mai n Distributing Frame)、7は、ディジタル交換機などア ナログの回線試験装置を具備していない新設交換機、8、9は、本考案に係わり 、新設交換機7と電話3の加入者線とを接続する第1、第2のジャンパ線、10 は、加入者線からの強電力から新設交換機7を保護すると共に、本考案の接続部 としての機能を有するアレスタ(図中、ARRと記載)、11は、第1のジャン パ線8側に設けられ、加入者線から強電力が流れてきた場合に、新設交換機7の 加入者回路13のA端子13a側を切断する本考案に係わるコンデンサC0を具 備したC付き断線片、12は、第2のジャンパ線9および加入者回路13のB端 子13b側で新設交換機7を保護すると共に、本考案に係わり、加入者回路13 の出力に対して順方向のダイオードD0と抵抗R0とを具備したDR断線片、1 4は、本考案に係わる判定部15を具備し、新設交換機7の加入者線との接続状 態の試験を行なう試験装置、16は、本考案に係わる新設交換機の接続試験の手 順を格納したプログラムFD(フロッピディスク)、17は、プログラムFD1 6の手順に基づき試験装置14を制御して、新設交換機7の接続試験制御を行な う本考案の制御部としてのパソコン(パーソナルコンピュータ)である。
【0009】 以下、このような構成の新設交換機の接続試験システムの本考案に係わる動作 を説明する。 まず、試験装置14は、プログラムFD16の手順に基づくパソコン17から の制御信号により、まず、既設交換機1の回線試験装置2を起動し、その起動を 確認する。この起動の確認後に、試験装置14は、試験番号信号により、回線試 験装置2と電話3の加入者線を接続する。電話3が話中でなければ、回線試験装 置2を判定部15に接続し、その後に、新設交換機7の電話回線を起動する。そ して、起動した新設交換機7に、同じ試験番号信号を送出する。
【0010】 この試験番号信号を着信すると、新設交換機7のA端子13a、B端子13b は、極性が反転し、A端子13aが16Hz、B端子13bが−48v電池とな る。尚、平常状態では、A端子13aが−48v、B端子13bが地気である。 このようにして、既設交換機1、および、新設交換機7の当該電話回線までの 捕捉が完了する。これと同時に、試験装置14に、被試験電話回線が引き込まれ 、反転した新設交換機7のA端子13a、B端子13bの電圧信号は、C付き断 線片11、DR断線片12、第1、第2のジャンパ線8、9、MDF6、アレス タ5、および、既設交換機1の回線試験装置2を通して、試験装置14に入力さ れる。そして、試験装置14は、判定部15により、A端子13a側の加入者線 であるA線と、B端子13b側の加入者線であるB線の新設交換機7との接続状 態の良否を判定する。
【0011】 このように、C付き断線片11とDR断線片12、および、第1のジャンパ線 8と第2のジャンパ線9を介して、新設交換機7と加入者線を接続することによ り、既設交換機1の回線試験装置2を利用することができ、新設交換機7に、ア ナログの回線試験装置が設備されていない場合にも、簡単、かつ、安価な構成で 、新設交換機7の加入者線との接続状態の良否を判定することが可能となる。
【0012】 次に、図2を用いて、試験装置14の詳細な構成と動作の説明を行なう。 図2は、本考案の新設交換機の接続試験システムの本考案に係わる構成の第2 の実施例を示すブロック図である。 本図において、既設交換機1と回線試験装置2、加入者回路4、および、新設 交換機7と加入者回路13は、それぞれ、図1に示すものと同じであり、20は 、図1における試験装置14と同じ動作を行なう試験装置、21は、本考案の制 御部として、本第2の実施例のシステムの全体動作を制御するパソコン、22は 、試験装置20をパソコン21に接続するパソコンインタフェース部、29は、 試験装置20と既設交換機1の回線試験装置2および新設交換機7の加入者回路 13とを接続する接続端子部、23は、ダイオードD1、抵抗R2、R3を介し て入力される信号に基づき、既設交換機1および新設交換機7との接続状態を監 視する本考案に係わる接続監視部、24は、リレー(rev、および、tch) と、コンデンサC2、抵抗R4、および、信号検出部4aを具備し、接続端子部 29を介して得られる新設交換機7のA端子、B端子の電圧信号に基づき、新設 交換機7と加入者線との接続の良否を判定する本考案に係わる判定部、25は、 試験番号信号を生成して出力する本考案に係わる信号発生部、26は、リレー( rls、lch、un、および、on)とダイオードD2を具備し、パソコン2 1からの制御信号に基づき、接続監視部23、判定部24、信号発生部25と、 既設交換機1および新設交換機7との接続切替を行なうと共に、抵抗R1を用い て、既設交換機1および新設交換機7を起動する接続制御を行なう本考案に係わ る接続切替部、27は、信号発生部25で生成した信号を表示するモニタ、28 は、信号発生部25で生成した信号を増幅し、トランスTr、および、コンデン サC1を介して接続切替部26に出力する信号増幅部である。
【0013】 尚、既設交換機1の加入者回路4には、図1に示すように、アレスタ5、MD F6、そして、加入者線を介して、電話3が接続され、また、新設交換機7の加 入者回路13には、図1に示すように、アレスタ10、C付き断線片11、DR 断線片12、そして、第1のジャンパ線8、第2のジャンパ線9を介して、電話 3が接続されている。
【0014】 このような構成の第2の実施例の新設交換機の接続試験システムの本考案に係 わる動作を説明する。 試験装置20は、パソコン21の拡張スロットに挿入され、パソコンインタフ ェース部22の端子A1〜A6を介して接続され、また、接続端子部29の端子 ID1〜D6を介して既設交換機1の回線試験装置2に、端子ID7、ID8を 介して新設交換機1の電話回線に接続され、パソコン21による制御に基づき、 既設交換機1の回線試験器2を用いた新設交換機7の接続試験を行なう。 以下、試験装置20の動作を説明する。
【0015】 まず、接続切替部26を動作させ、既設交換機1の回線試験装置2を起動し、 この起動を確認した後に、接続信号発生部25および信号増幅部28を動作させ 、既設交換機1の回線試験装置2、並びに、電話回線との接続を行なう。尚、接 続信号発生部25は、入力されるデータにより任意の周波数を出力できるプログ ラフィックマブルシグナルジェネレータIC(集積回路)である。 接続した電話回線が話中でなければ、新設交換機7の電話回線を起動し、同一 の加入者電話番号を、接続信号発生部25および信号増幅部28により発信する 。この詳細動作を説明する。
【0016】 (ア)接続切替部26のリレーonを動作させることにより、on(4−8)接 点が閉じられ、接続端子部29の端子ID5のA線⇒リレーlch(4−6)⇒ リレーun(6−4)⇒リレーon(8−4)⇒抵抗R1⇒リレーun(13− 11)⇒リレーlch(11−13)⇒接続端子部29の端子ID6のB線の閉 回路を形成し、既設交換機1の回線試験装置2を起動する。 (イ)回線試験装置2の起動、および、起動完了の確認は、接続端子部29の端 子ID5のA線⇒リレーlch(4−6)⇒リレーun(6−4)⇒リレーon (8−4)⇒抵抗R2⇒接続監視部23の端子B3、B4、または、B5、B6 ⇒リレーun(13−11)⇒リレーlch(11−13)⇒接続端子部29の 端子ID6のB線からなる閉回路の電流の向きにより、パソコンインタフェース 部22の端子A2、または、A3に地気がでるので、これを検出して行なう。
【0017】 (ウ)起動を確認した後、信号発生部25を動作させ、当該する試験番号信号を 発生させ、信号増幅機28により、既設交換機1が動作できる最適レベルまで増 幅し、トランスTrを経由して、接続端子部29の端子ID5、ID6のA線、 B線間に送出し、既設交換機1の回線試験装置2と電話回線を接続する。 (エ)この接続の確認は、上述の(イ)と同じであり、接続端子部29の復旧端 子ID4に、地気が送出されるまで、回線試験装置2は、接続状態を保持する。
【0018】 (オ)既設交換機1側の電話回線の話中の確認は、接続端子部29の話中端子I D1に地気が出てくるため、接続端子部29の話中端子ID1⇒ダイオードD1 ⇒接続監視部23の端子B1、B2⇒抵抗R3⇒接続端子部29の−48vから なる閉回路により、パソコンインタフェース部22の端子A1に地気がでる。こ れを検出することにより、話中を確認する。尚、接続監視部23は、端子B1、 B2に電流が流れると、端子B11、B12に電流が流れ、端子B3、B4に対 しては端子B9、B10に、また、端子B5、B6に対しては端子B7、B8に 電流が流れるフォトカプラを有するICである。
【0019】 (カ)既設交換機1側の電話回線が話中でなければ、接続切替部26のリレーl chを動作させ、リレーlch(4−8)、および、リレーlch(13−9) 接点により、既設交換機1側の電話回線を、判定部24側に切替る。 (キ)接続切替部26のリレーunを動作させ、接続端子部29の端子ID7の 電話回線A⇒リレーun(8−4)⇒リレーon(8−4)⇒抵抗R1⇒リレー un(13−9)⇒接続端子部29の端子ID8の電話回線Bの閉回路を形成し 、新設交換機7の電話回線を起動する。
【0020】 (ク)この起動の確認は、上述の(イ)に準じる。 (ケ)起動の確認の後、信号発生部25を動作させ、当該試験番号信号を発生さ せ、信号増幅部28により、新設交換機7が動作できる最適レベルまで、この当 該試験番号信号を増幅させ、トランスTrを介して、接続端子部29の端子ID 7、ID8の電話回線A、B間に送出する。 (コ)新設交換機7の電話回線より当該試験番号へ着信されると、新設交換機7 のA、B端子は、極性が反転し、平常状態で−48vのA端子が16Hzに、ま た、平常状態で地気のB端子が−48v電池となる。
【0021】 このようにして、試験装置20と、既設交換機1および新設交換機7の当該電 話回線までの捕捉が完了すると同時に、試験装置20の判定部24に、被試験電 話回線が引き込まれ、以下に示すように、判定部24により、B線の良否判定、 A線の良否判定の順で判定動作が行なわれる。 (サ)B線の良否判定動作は、新設交換機7の加入者回路13のB端子(−48 v)⇒図1のアレスタ10のDR断線片12⇒図1の第2のジャンパ線9⇒図1 のMDF6(既設のジャンパ線)⇒図1の既設のアレスタ5⇒既設交換機1のB 端子⇒回線試験装置2のB線⇒接続端子部29の端子ID6(B線)⇒接続切替 部26のリレーlch(13−9)⇒判定部24のリレーrev(13−11) ⇒判定部24のリレーtch(13−11)⇒抵抗R4⇒信号検出部24a⇒地 気で、−48vの検出をすることにより行なう。
【0022】 −48vの検出有りでB線良好を判定する。また、−48vの検出無しでB線 断線を判定するが、次に行なうA線試験の結果により、判定部24のリレーre vを動作させて、A線、B線が反転していないかの判定を行なう。 尚、判定の誤動作防止のため、B線の判定動作中はA線を地気に、また、B線 の判定動作中はB線を地気にする。
【0023】 (シ)A線の良否判定動作は、新設交換機7の加入者回路13のA端子(16H z)⇒図1のアレスタ10のC付き断線片11⇒図1の第1のジャンパ線8⇒図 1のMDF6(既設のジャンパ線)⇒図1の既設のアレスタ5⇒既設交換機1の A端子⇒回線試験装置2のA線⇒接続端子部29の端子ID5(A線)⇒接続切 替部26のリレーlch(4−8)⇒判定部24のリレーrev(4−6)⇒判 定部24のリレーtch(4−8)⇒コンデンサC2⇒信号検出部24a⇒地気 で、16Hz信号の検出をすることにより行なう。
【0024】 16Hz信号の検出有りでA線良好を判定する。また、16Hzの検出無しの 場合は、先に試験したB線が良好の場合はA線断線と判定し、また、B線が断線 の場合は、判定部24のリレーrevを動作させて、上述の(サ)、(シ)で示 す判定動作を、再度行なう。 このようにして得られた良否補判定結果は、信号検出部24aの端子O1、O 4を介して、パソコンインタフェース部22の端子A4、A5に、地気として送 出される。 (ス)上述の(サ)、(シ)での試験結果を、パソコン21の画面やプリンタ、 フロッピディスク等に、各々出力し、次の試験番号による接続良否判定に移る。
【0025】 以上、図1、2を用いて説明したように、本実施例の新設交換機の接続試験シ ステムでは、アナログの回線試験装置を具備していない新設交換機の接続試験を 、既設交換機のアナログの回線試験装置を利用して行なうことができる。そして 、試験者の手作業部分は、本考案に係わるジャンパ線と、コンデンサ、および、 直列接続したダイオードと抵抗を設けたアレスタの接続だけで、容易となり、負 荷が軽減され、かつ、試験に要する時間を短縮でき、正確な試験作業が可能とな る。さらに、試験装置の構成も簡素であり、小型化と軽量化、および、低コスト 化が可能である。また、既設交換機から従来よりも離れた場所に設置して、新設 交換機の接続試験を行なうことも可能である。
【0026】 尚、本考案は、図1、2で示す実施例の限定されるものではなく、その要旨を 逸脱しない範囲において種々変更可能である。
【0027】
【考案の効果】
本考案によれば、アナログの回線試験装置が設けられていない新設交換機の加 入者線との接続状態の良否を効率良く判定でき、新設交換機の接続試験を、短い 工期内で低コストに、かつ、完全に行なうことが可能である。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の新設交換機の接続試験システムの本考
案に係わる構成の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】本考案の新設交換機の接続試験システムの本考
案に係わる構成の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 既設交換機 2 回線試験装置 3 電話 4 加入者回路 5 アレスタ 6 MDF 7 新設交換機 8 第1のジャンパ線 9 第2のジャンパ線 10 アレスタ 11 C付き断線片 12 DR断線片 13 加入者回路 13a A端子 13b B端子 14 試験装置 15 判定部 16 プログラムFD 17 パソコン 20 試験装置 21 パソコン 22 パソコンインタフェース部 23 接続監視部 24 判定部 24a 信号検出部 25 信号発生部 26 接続切替部 27 モニタ 28 信号増幅部 29 接続端子部 C0〜C2 コンデンサ D0〜D2 ダイオード R0〜R4 抵抗 lch、on、rls、rev、tch、un リレー Tr トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 加藤 治生 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 村井 治 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログの回線試験装置を具備した既設
    の交換機を用いて、新たに設置する上記回線試験装置を
    具備していない新設交換機の加入者線との接続状態の良
    否を判定する新設交換機の接続試験システムにおいて、
    着信時に、−48v電池から16Hz信号になる上記新
    設交換機のA端子を、上記既設交換機のA端子側に正常
    接続されている上記加入者線に接続する第1のジャンパ
    線と、着信時に、地気から−48v電池になる上記新設
    交換機のB端子を、上記既設交換機のB端子側に正常接
    続されている上記加入者線に接続する第2のジャンパ線
    と、上記第1のジャンパ線を、コンデンサを介して上記
    新設交換機のA端子に接続し、上記第2のジャンパ線
    を、直列に接続した順方向のダイオードと抵抗を介して
    上記新設交換機のB端子に接続する接続手段と、起動さ
    れた上記新設交換機が、着信した試験番号信号に基づき
    送出し、上記接続手段と第1、第2のジャンパ線、およ
    び、予め、上記試験番号信号により、上記加入者線を捕
    捉した上記既設交換機の回線試験装置を通して入力され
    る上記新設交換機のB端子からの−48v電池とA端子
    からの16Hzを検出して、上記第1、第2のジャンパ
    線を含む上記新設交換機の加入者線との接続状態の良否
    を判定する判定手段とを設けることを特徴とする新設交
    換機の接続試験システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の新設交換機の接続試験
    システムにおいて、上記試験番号信号を出力する信号発
    生手段、上記回線試験装置を起動する第1の接続制御
    と、該第1の接続制御により起動した上記回線試験装置
    に、上記信号発生手段を接続する第2の接続制御と、該
    第2の接続制御により取得した上記試験番号信号に基づ
    き話中でない上記加入者線を捕捉した上記回線試験装置
    を、上記信号発生手段から切り離し、上記判定手段に接
    続する第3の接続制御と、該第3の接続制御の状態で上
    記新設交換機を起動する第4の接続制御と、該第4の接
    続制御により起動した上記新設交換機に、上記信号発生
    手段を接続する第5の接続制御との切替を行なう接続切
    替手段、上記回線試験装置および新設交換機の起動状態
    と、上記回線試験装置で捕捉する上記加入者線の話中状
    態を監視する接続監視手段、該接続監視手段の監視結果
    に基づく上記信号発生手段の上記試験番号信号の出力制
    御および上記接続切替手段の切替動作制御と、上記判定
    手段の判定動作の制御とを、予め登録された手順で行な
    う制御手段を設けることを特徴とする新設交換機の接続
    試験システム。
  3. 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
    かに記載の新設交換機の接続試験システムにおいて、上
    記コンデンサ、および、上記直列に接続した順方向のダ
    イオードと抵抗を、試験時に上記加入者線側で発生する
    強電力から上記新設交換機を保護する試験用アレスタに
    設けることを特徴とする新設交換機の接続試験システ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0396051A (ja) * 1989-09-08 1991-04-22 Tokyo Tsushinki Kogyo Kk 二重ジャンパ自動試験装置

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JPH0396051A (ja) * 1989-09-08 1991-04-22 Tokyo Tsushinki Kogyo Kk 二重ジャンパ自動試験装置

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