JPH0629249Y2 - シヨベルロ−ダ - Google Patents
シヨベルロ−ダInfo
- Publication number
- JPH0629249Y2 JPH0629249Y2 JP3882487U JP3882487U JPH0629249Y2 JP H0629249 Y2 JPH0629249 Y2 JP H0629249Y2 JP 3882487 U JP3882487 U JP 3882487U JP 3882487 U JP3882487 U JP 3882487U JP H0629249 Y2 JPH0629249 Y2 JP H0629249Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shovel
- vehicle body
- shovel device
- steering
- front wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、前車輪が操向操作自在なタイヤ式車体の前部
にショベルト装置を設けたショベルローダに関する。
にショベルト装置を設けたショベルローダに関する。
従来、第4図に示すように、ショベル装置(5)を車体(3)
に対して左右回動不能に、つまり前車輪(1)の左右向き
にかかわらず常に車体(3)の真前に向かうように取付け
ていた。
に対して左右回動不能に、つまり前車輪(1)の左右向き
にかかわらず常に車体(3)の真前に向かうように取付け
ていた。
しかし、前車輪(1)の車体(3)に対する左右向き変更角度
αが大になるほど、車体(3)の進行方向とショベル装置
(5)の向きとが大きく相違し、狭い場所等で進行方向を
変更しながら走行してショベル装置(5)を土砂や雪など
に突入させるに際し、車体(3)の走行力をショベル装置
(6)に突入力として効率良く付与することができず、す
くい取り作業の能率低下を生じ、かつ、タイヤのスリッ
プによる磨耗が激しくなる欠点があった。
αが大になるほど、車体(3)の進行方向とショベル装置
(5)の向きとが大きく相違し、狭い場所等で進行方向を
変更しながら走行してショベル装置(5)を土砂や雪など
に突入させるに際し、車体(3)の走行力をショベル装置
(6)に突入力として効率良く付与することができず、す
くい取り作業の能率低下を生じ、かつ、タイヤのスリッ
プによる磨耗が激しくなる欠点があった。
本考案の目的は、前車輪の操向状態にかかわらず常に確
実にショベル装置に大きな突入力を付与できるようにす
る点にある。
実にショベル装置に大きな突入力を付与できるようにす
る点にある。
本考案の特徴構成は、前車輪が操向操作自在なタイヤ式
車体の前部に、ショベル装置を左右回動自在に取付け、
前記前車輪の操向操作に連動してその操向方向に前記シ
ョベル装置を前記車体に対して回動させる駆動装置を設
けたことにあり、その作用効果は次の通りである。
車体の前部に、ショベル装置を左右回動自在に取付け、
前記前車輪の操向操作に連動してその操向方向に前記シ
ョベル装置を前記車体に対して回動させる駆動装置を設
けたことにあり、その作用効果は次の通りである。
つまり、前車輪の操向操作に伴って駆動装置によりショ
ベル装置が前車輪の操向方向に自動的に車体に対して回
動されるから、前車輪の車体に対する左右向き変更角度
いかんにかかわらず、車体の進行方向とショベル装置の
向きとの相違を常に確実に小さくできる。
ベル装置が前車輪の操向方向に自動的に車体に対して回
動されるから、前車輪の車体に対する左右向き変更角度
いかんにかかわらず、車体の進行方向とショベル装置の
向きとの相違を常に確実に小さくできる。
したがって、進行方向を変更しながら、走行してショベ
ル装置を土砂や雪などに突入させるに際し、確実に大き
な突入力をショベル装置に付与でき、ショベル装置によ
るすくい取り作業をたとえ狭い場所での作業であっても
常に能率良く行え、また、タイヤのスリップによる磨損
を効率的に抑制できる。
ル装置を土砂や雪などに突入させるに際し、確実に大き
な突入力をショベル装置に付与でき、ショベル装置によ
るすくい取り作業をたとえ狭い場所での作業であっても
常に能率良く行え、また、タイヤのスリップによる磨損
を効率的に抑制できる。
その結果、殊に狭い場所でのショベル装置によるすくい
取り性能面、及び、タイヤの耐久性において一段と優れ
たショベルローダを提供できるようになった。
取り性能面、及び、タイヤの耐久性において一段と優れ
たショベルローダを提供できるようになった。
次に実施例を示す。
第1図に示すように、駆動及び操向操作自在な左右の前
車輪(1)と駆動自在な左右の後車輪(2)を有するタイヤ式
車体(3)に、油圧シリンダ(C1)で駆動自在な旋回台(4)を
取付け、ショベル装置(5)、原動部(6)、搭載運転部(7)
を旋回台(4)に設け、土砂や雪などの運搬に使用するシ
ョベルローダを形成してある。
車輪(1)と駆動自在な左右の後車輪(2)を有するタイヤ式
車体(3)に、油圧シリンダ(C1)で駆動自在な旋回台(4)を
取付け、ショベル装置(5)、原動部(6)、搭載運転部(7)
を旋回台(4)に設け、土砂や雪などの運搬に使用するシ
ョベルローダを形成してある。
ショベル装置(5)を形成するに、油圧シリンダ(C2)で上
下揺動操作自在なアーム(5a)に、ショベル(5b)を油圧シ
リンダ(C3)とリンク装置(5c)で上下回動操作自在に取付
け、ショベル(5b)を前車輪(1)の前方に配置してある。
下揺動操作自在なアーム(5a)に、ショベル(5b)を油圧シ
リンダ(C3)とリンク装置(5c)で上下回動操作自在に取付
け、ショベル(5b)を前車輪(1)の前方に配置してある。
第2図に示すように、左右の前車輪(1)を操向操作する
油圧シリンダ(C4)、及び、旋回台(4)を回動操作する油
圧シリンダ(C1)を、ステアリングハンドル(7a)に連動し
た油圧式パワーステアリング装置(8)に並列接続して、
ステアリングハンドル(7a)の回転操作に伴って前車輪
(1)と旋回台(4)が同方向にかつ互にほぼ等角だけ車体
(3)に対して左右に向き変更されるように構成してあ
る。
油圧シリンダ(C4)、及び、旋回台(4)を回動操作する油
圧シリンダ(C1)を、ステアリングハンドル(7a)に連動し
た油圧式パワーステアリング装置(8)に並列接続して、
ステアリングハンドル(7a)の回転操作に伴って前車輪
(1)と旋回台(4)が同方向にかつ互にほぼ等角だけ車体
(3)に対して左右に向き変更されるように構成してあ
る。
つまり、第3図に示すように、前車輪(1)の操向操作に
連動してその操向方向にショベル装置(5)を車体(3)に対
して回動できるように、かつ、前車輪(1)の左右向き変
更角度αとショベル装置(5)の左右回動角度βをほぼ等
しくできるように構成し、走行によるショベル装置(5)
の突入力を操向操作いかんにかかわらず大きくできるよ
うにしてある。
連動してその操向方向にショベル装置(5)を車体(3)に対
して回動できるように、かつ、前車輪(1)の左右向き変
更角度αとショベル装置(5)の左右回動角度βをほぼ等
しくできるように構成し、走行によるショベル装置(5)
の突入力を操向操作いかんにかかわらず大きくできるよ
うにしてある。
次に別実施例を説明する。
前車輪(1)は非駆動型でもよく、前車輪(1)の操向装置は
機械式など適当に変更でき、また、後車輪(2)は操向操
作できるものでもよい。
機械式など適当に変更でき、また、後車輪(2)は操向操
作できるものでもよい。
旋回台(4)を省略して、ショベル装置(5)だけを車体(3)
に対して左右回動自在に取付けてもよい。
に対して左右回動自在に取付けてもよい。
前車輪(1)の操向操作に連動してショベル装置(5)を車体
(3)に対して回動させる手段は、例えば前車輪(1)の操向
方向と操向角を電気的検出器で検知させて、ショベル装
置(5)の左右回動用駆動手段を電気的制御器で自動操作
させるように構成する等、その他適宜変更が可能であ
り、それら手段を駆動装置(8),(C1)と総称する。
(3)に対して回動させる手段は、例えば前車輪(1)の操向
方向と操向角を電気的検出器で検知させて、ショベル装
置(5)の左右回動用駆動手段を電気的制御器で自動操作
させるように構成する等、その他適宜変更が可能であ
り、それら手段を駆動装置(8),(C1)と総称する。
また、その駆動装置(8),(C1)において、ショベル装置
(5)の左右回動角度βと前車輪(1)の左右向き変更角度α
との相関をいかに設定するかは適当に選定でき、例えば
β=Kα(K<1)の関係で比例制御したり、βを不連
続に変化させてもよい。
(5)の左右回動角度βと前車輪(1)の左右向き変更角度α
との相関をいかに設定するかは適当に選定でき、例えば
β=Kα(K<1)の関係で比例制御したり、βを不連
続に変化させてもよい。
尚実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利に
する為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図面
の構造に限定されるものではない。
する為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図面
の構造に限定されるものではない。
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、第1図は
全体側面図、第2図は要部の説明図、第3図は作業状態
の説明図である。第4図は従来例の説明図である。 (1)……前車輪、(3)……車体、(5)……ショベル装置、
(8),(C1)……駆動装置。
全体側面図、第2図は要部の説明図、第3図は作業状態
の説明図である。第4図は従来例の説明図である。 (1)……前車輪、(3)……車体、(5)……ショベル装置、
(8),(C1)……駆動装置。
Claims (2)
- 【請求項1】前車輪(1)が操向操作自在なタイヤ式車体
(3)の前部にショベル装置(5)を設けたショベルローダで
あって、前記ショベル装置(5)を前記車体(3)に左右回動
自在に取付け、前記前車輪(1)の操向操作に連動してそ
の操向方向に前記ショベル装置(5)を前記車体(3)に対し
て回動させる駆動装置(8),(C1)を設けてあるショベルロ
ーダ。 - 【請求項2】前記前車輪(1)の左右向き変更角度αと前
記ショベル装置(5)の左右回動角度βがほぼ等しい実用
新案登録請求の範囲第1項に記載のショベルローダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3882487U JPH0629249Y2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | シヨベルロ−ダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3882487U JPH0629249Y2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | シヨベルロ−ダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63145953U JPS63145953U (ja) | 1988-09-27 |
JPH0629249Y2 true JPH0629249Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=30851434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3882487U Expired - Lifetime JPH0629249Y2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | シヨベルロ−ダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629249Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-16 JP JP3882487U patent/JPH0629249Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63145953U (ja) | 1988-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1607527B1 (en) | Steering control system for a skid steer vehicle. | |
US20070240928A1 (en) | Compact construction vehicle with improved mobility | |
JPH0629249Y2 (ja) | シヨベルロ−ダ | |
US5738376A (en) | Automobile parking aid mechanism | |
JP3384725B2 (ja) | リーチ型フォークリフト | |
JP2771027B2 (ja) | ホイールクレーンにおける運転室 | |
EP1061187A1 (en) | Material handling vehicle | |
JPS599392B2 (ja) | トラクタ | |
JP2004142616A (ja) | 作業車 | |
JPH0635081U (ja) | 走行車両 | |
JPS61188275A (ja) | 4輪駆動車の操舵装置 | |
JPS62501062A (ja) | 滑り操向装置付トラクタ | |
JPH0211444Y2 (ja) | ||
JPS589768Y2 (ja) | 荷役車両の走行装置 | |
JP2567508B2 (ja) | 芝刈り用の作業車の旋回装置 | |
JP2553240Y2 (ja) | バックホウの台車牽引構造 | |
JPS6336990B2 (ja) | ||
JPS6350162Y2 (ja) | ||
JPS6029468Y2 (ja) | ロ−タリ−・排土板兼用除雪機 | |
JP3620759B2 (ja) | 推進角度自動可変式スノープラウ又はスノーグレーダ装置 | |
JP2505428Y2 (ja) | ホイルロ―ダのステアリング構造 | |
JPS58145573A (ja) | 車の方向転換装置 | |
JPH0529734B2 (ja) | ||
JPH0450209Y2 (ja) | ||
JP2765666B2 (ja) | 土木建設用泥上作業車の運転方法 |