JPH06291483A - 電子機器のハウジング構造 - Google Patents
電子機器のハウジング構造Info
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- JPH06291483A JPH06291483A JP7447993A JP7447993A JPH06291483A JP H06291483 A JPH06291483 A JP H06291483A JP 7447993 A JP7447993 A JP 7447993A JP 7447993 A JP7447993 A JP 7447993A JP H06291483 A JPH06291483 A JP H06291483A
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- chassis
- cover
- housing structure
- comb
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/45—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
- C04B41/52—Multiple coating or impregnating multiple coating or impregnating with the same composition or with compositions only differing in the concentration of the constituents, is classified as single coating or impregnation
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 寸法精度が低くても漏出する電磁波ノイズを
少なくする。 【構成】 電磁波ノイズを輻射する電子回路を収容する
導電性のシャーシ1と、シャーシを施蓋して電磁波ノイ
ズの漏出を防止する導電性のカバー2とを備える電子機
器のハウジング構造において、シャーシとカバーとの少
なくともいずれいか一方の周縁に弾力性を備える櫛状部
12を形成し、該櫛状部を他方に押圧接触させた。ま
た、櫛状部は導電性金属板の縁に複数の切り欠き12a
を施して形成するようにした。
少なくする。 【構成】 電磁波ノイズを輻射する電子回路を収容する
導電性のシャーシ1と、シャーシを施蓋して電磁波ノイ
ズの漏出を防止する導電性のカバー2とを備える電子機
器のハウジング構造において、シャーシとカバーとの少
なくともいずれいか一方の周縁に弾力性を備える櫛状部
12を形成し、該櫛状部を他方に押圧接触させた。ま
た、櫛状部は導電性金属板の縁に複数の切り欠き12a
を施して形成するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波(高速度)の信
号を扱い電磁波ノイズを輻射する電子回路を内蔵する電
子機器のハウジング構造に関するものである。
号を扱い電磁波ノイズを輻射する電子回路を内蔵する電
子機器のハウジング構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の電子機器はデジタル信号や高周波
クロック信号などを利用している。このような電子機器
の内蔵する電子回路は電磁波ノイズを輻射する。そのた
め、このような電子機器のハウジングは導電性材で構成
すると共に該ハウジングにより電子回路を覆うことによ
って電磁波ノイズの漏出を防止している。
クロック信号などを利用している。このような電子機器
の内蔵する電子回路は電磁波ノイズを輻射する。そのた
め、このような電子機器のハウジングは導電性材で構成
すると共に該ハウジングにより電子回路を覆うことによ
って電磁波ノイズの漏出を防止している。
【0003】図5は上述のような従来の電子機器のハウ
ジング構造を説明する分解斜視図、図6は従来の電子機
器のハウジングの外観を示す斜視図、図7は従来の電子
機器のハウジング構造を示す要部断面図、図8は従来の
電子機器のハウジング構造を示す要部斜視図、図9はシ
ャーシとカバーとの隙間にガスケットを挿入した状態を
示す要部斜視図、図10はシャーシとカバーとの隙間に
ガスケットを挿入した状態を示す要部断面図、図11は
シャーシとカバーとの接触した状態を示す要部断面図で
ある。
ジング構造を説明する分解斜視図、図6は従来の電子機
器のハウジングの外観を示す斜視図、図7は従来の電子
機器のハウジング構造を示す要部断面図、図8は従来の
電子機器のハウジング構造を示す要部斜視図、図9はシ
ャーシとカバーとの隙間にガスケットを挿入した状態を
示す要部斜視図、図10はシャーシとカバーとの隙間に
ガスケットを挿入した状態を示す要部断面図、図11は
シャーシとカバーとの接触した状態を示す要部断面図で
ある。
【0004】図5に示すように、従来の電子機器のハウ
ジングはシャーシ1とカバー2とから構成され、ハウジ
ングの前面には樹脂製のフロントパネル3が取着され
る。シャーシ1は上方に開口部10を備えた略直方体の
板金加工製の箱状のものである。カバー2は前記シャー
シ1の開口部10を施蓋するための正面視略コ字状の板
金加工製のもので、開口部10を覆う面の前縁には下方
に屈曲し再び前方へ屈曲して形成した段部20と、段部
20の前縁から更に下方へ屈曲した当接片21が形成さ
れている。
ジングはシャーシ1とカバー2とから構成され、ハウジ
ングの前面には樹脂製のフロントパネル3が取着され
る。シャーシ1は上方に開口部10を備えた略直方体の
板金加工製の箱状のものである。カバー2は前記シャー
シ1の開口部10を施蓋するための正面視略コ字状の板
金加工製のもので、開口部10を覆う面の前縁には下方
に屈曲し再び前方へ屈曲して形成した段部20と、段部
20の前縁から更に下方へ屈曲した当接片21が形成さ
れている。
【0005】シャーシ1とカバー2とは次のように組み
立てられて、電子機器のハウジングを構成する。すなわ
ち、先ずシャーシ1の内部に電子回路(図示せず)を組
み込む。その後、カバー2を開口部10に載置するよう
にして施蓋する。すると、シャーシ1に設けられている
複数のねじ孔11とカバー2に設けられている複数の貫
通孔22とがそれぞれ一致するので、止めねじ4を貫通
孔22を介してねじ孔11に螺合しそれぞれ締め付け
る。すると、電子機器のハウジングが組み立つのであ
る。
立てられて、電子機器のハウジングを構成する。すなわ
ち、先ずシャーシ1の内部に電子回路(図示せず)を組
み込む。その後、カバー2を開口部10に載置するよう
にして施蓋する。すると、シャーシ1に設けられている
複数のねじ孔11とカバー2に設けられている複数の貫
通孔22とがそれぞれ一致するので、止めねじ4を貫通
孔22を介してねじ孔11に螺合しそれぞれ締め付け
る。すると、電子機器のハウジングが組み立つのであ
る。
【0006】このようにして組み立てた電子機器のハウ
ジングの前方部は図7あるいは図8に示すように成る。
すなわち、シャーシ1の前面とカバー2の当接片21と
の間に隙間Wが生じている。この隙間Wは、シャーシ1
にカバー2をねじ止めした場合に、カバー2がシャーシ
1を製造上の寸法誤差により過度に押さえつけ、電子機
器のハウジングが変形したり、止めねじ4が最後まで締
まらなかったりするのを防止するためのものである。
ジングの前方部は図7あるいは図8に示すように成る。
すなわち、シャーシ1の前面とカバー2の当接片21と
の間に隙間Wが生じている。この隙間Wは、シャーシ1
にカバー2をねじ止めした場合に、カバー2がシャーシ
1を製造上の寸法誤差により過度に押さえつけ、電子機
器のハウジングが変形したり、止めねじ4が最後まで締
まらなかったりするのを防止するためのものである。
【0007】上述のような電子機器のハウジング構造に
あっては、ハウジング内に内蔵した電子回路からの電磁
波ノイズが隙間Wからハウジングの外に漏出する。この
電磁波ノイズの漏出を防止するには、シャーシ1の前面
とカバー2の当接片21との間隔寸法(隙間Wの寸法)
を無くすことが最も好ましいものの、上記の理由から隙
間Wを無くすことができない。そこで、従来の電子機器
のハウジング構造にあっては、図9あるいは図10に示
すように、導電性で且つスポンジ状のガスケットGを隙
間Wに間隔Bを以て貼着挿入し、隙間Wの連続する幅長
Aを短くするようにしていた。
あっては、ハウジング内に内蔵した電子回路からの電磁
波ノイズが隙間Wからハウジングの外に漏出する。この
電磁波ノイズの漏出を防止するには、シャーシ1の前面
とカバー2の当接片21との間隔寸法(隙間Wの寸法)
を無くすことが最も好ましいものの、上記の理由から隙
間Wを無くすことができない。そこで、従来の電子機器
のハウジング構造にあっては、図9あるいは図10に示
すように、導電性で且つスポンジ状のガスケットGを隙
間Wに間隔Bを以て貼着挿入し、隙間Wの連続する幅長
Aを短くするようにしていた。
【0008】ガスケットGの有効な理由は、シャーシ1
とカバー2とが長い距離にわたって接触していないと、
電磁波ノイズがシャーシ1の前面とカバー2の当接片2
1との間に高周波的な電位差を発生させて漏出するので
あるが、シャーシ1の前面とカバー2の当接片21との
隙間WにガスケットGが短い間隔Bで挿入されている
と、該ガスケットGはシャーシ1の前面とカバー2の当
接片21との隙間Wを短絡して高周波的な電位差を生じ
させないからである。
とカバー2とが長い距離にわたって接触していないと、
電磁波ノイズがシャーシ1の前面とカバー2の当接片2
1との間に高周波的な電位差を発生させて漏出するので
あるが、シャーシ1の前面とカバー2の当接片21との
隙間WにガスケットGが短い間隔Bで挿入されている
と、該ガスケットGはシャーシ1の前面とカバー2の当
接片21との隙間Wを短絡して高周波的な電位差を生じ
させないからである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の電子機器のハウジング構造にあっては、ガ
スケットGを使用するために、ガスケットG自体の費用
とガスケットGを隙間Wに貼着挿入する作業費用とが嵩
むと共に、ガスケットGの貼着には接着剤を用いるので
接着剤により導電性が低下したりあるいはガスケットG
が外れたりする。また、シャーシ1やカバー2の製造寸
法精度を向上して、シャーシ1の前面とカバー2の当接
片21とを図11に示すようにちょうど当接するように
できたにしても、微視的には図8に示す隙間Wの連続す
る幅長Aにおいて、実際に当接して短絡する箇所は3点
程度であり、電磁波ノイズの漏出の防止には不充分であ
ると言う問題点があった。
ような従来の電子機器のハウジング構造にあっては、ガ
スケットGを使用するために、ガスケットG自体の費用
とガスケットGを隙間Wに貼着挿入する作業費用とが嵩
むと共に、ガスケットGの貼着には接着剤を用いるので
接着剤により導電性が低下したりあるいはガスケットG
が外れたりする。また、シャーシ1やカバー2の製造寸
法精度を向上して、シャーシ1の前面とカバー2の当接
片21とを図11に示すようにちょうど当接するように
できたにしても、微視的には図8に示す隙間Wの連続す
る幅長Aにおいて、実際に当接して短絡する箇所は3点
程度であり、電磁波ノイズの漏出の防止には不充分であ
ると言う問題点があった。
【0010】本発明は、上記の問題点を改善するために
成されたもので、その目的とするところは、ハウジング
の寸法精度が低くても、ハウジングから漏出する電磁波
ノイズを少なくできる電子機器のハウジング構造を提供
することにある。
成されたもので、その目的とするところは、ハウジング
の寸法精度が低くても、ハウジングから漏出する電磁波
ノイズを少なくできる電子機器のハウジング構造を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、電磁波
ノイズを輻射する電子回路を収容する導電性のシャーシ
と、該シャーシを施蓋して前記電磁波ノイズの漏出を防
止する導電性のカバーとを備える電子機器のハウジング
構造において、前記シャーシと前記カバーとの少なくと
もいずれいか一方の周縁に弾力性を備える櫛状部を形成
し、該櫛状部を他方に押圧接触させたことを特徴とす
る。
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、電磁波
ノイズを輻射する電子回路を収容する導電性のシャーシ
と、該シャーシを施蓋して前記電磁波ノイズの漏出を防
止する導電性のカバーとを備える電子機器のハウジング
構造において、前記シャーシと前記カバーとの少なくと
もいずれいか一方の周縁に弾力性を備える櫛状部を形成
し、該櫛状部を他方に押圧接触させたことを特徴とす
る。
【0012】請求項2記載の発明にあっては、前記櫛状
部は導電性金属板の縁に複数の切り欠きを施して形成し
たことを特徴とする。
部は導電性金属板の縁に複数の切り欠きを施して形成し
たことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記のように構成したことにより、請求項1記
載の発明にあっては、広い導電面同志の接触では無く、
少なくとも一方は弾力性を備える導電性の櫛状部(細い
短冊状部が沢山設けられている部分)であるので、ハウ
ジングの寸法精度が低くてもシャーシとカバーとの接触
点数を多くでき、漏出する電磁波ノイズを少なくできる
のである。
載の発明にあっては、広い導電面同志の接触では無く、
少なくとも一方は弾力性を備える導電性の櫛状部(細い
短冊状部が沢山設けられている部分)であるので、ハウ
ジングの寸法精度が低くてもシャーシとカバーとの接触
点数を多くでき、漏出する電磁波ノイズを少なくできる
のである。
【0014】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記櫛状部が簡単に実現できるのである。
記櫛状部が簡単に実現できるのである。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る電子機器のハウジング構
造の第1実施例を図1に基づいて、第2実施例を図2に
基づいて、第3実施例を図3に基づいて、第4実施例を
図4に基づいてそれぞれ詳細に説明する。なお、図1〜
図4にあっては従来と同等の部分には同じ符号を付して
あるので、詳しい説明は省略する。
造の第1実施例を図1に基づいて、第2実施例を図2に
基づいて、第3実施例を図3に基づいて、第4実施例を
図4に基づいてそれぞれ詳細に説明する。なお、図1〜
図4にあっては従来と同等の部分には同じ符号を付して
あるので、詳しい説明は省略する。
【0016】〔第1実施例〕図1は電子機器のハウジン
グ構造を示す説明図であり、図1(a)はシャーシを示
す要部斜視図、図1(b)はシャーシとカバーとの接触
状態を示す要部断面図である。図1に示す電子機器のハ
ウジング構造が、従来のものと異なり特徴となるのは次
の構成である。すなわち、上方に開口部10を備えた略
直方体の板金加工製の箱状のものであるシャーシ1が、
開口部10の前方縁に櫛状部12を備えた構成である。
グ構造を示す説明図であり、図1(a)はシャーシを示
す要部斜視図、図1(b)はシャーシとカバーとの接触
状態を示す要部断面図である。図1に示す電子機器のハ
ウジング構造が、従来のものと異なり特徴となるのは次
の構成である。すなわち、上方に開口部10を備えた略
直方体の板金加工製の箱状のものであるシャーシ1が、
開口部10の前方縁に櫛状部12を備えた構成である。
【0017】この櫛状部12は、シャーシ1の開口部1
0の前方縁に設けた複数の切り欠き12aで挟まれた、
複数の細い短冊状片12bにて形成されている。しか
も、この短冊状片12bはそれぞれシャーシ1の内側に
やや傾斜屈曲している。従って、このようなシャーシ1
の開口部10を従来と同様のカバー2で施蓋すると、図
1(b)に示すような状態に成る。
0の前方縁に設けた複数の切り欠き12aで挟まれた、
複数の細い短冊状片12bにて形成されている。しか
も、この短冊状片12bはそれぞれシャーシ1の内側に
やや傾斜屈曲している。従って、このようなシャーシ1
の開口部10を従来と同様のカバー2で施蓋すると、図
1(b)に示すような状態に成る。
【0018】すなわち、シャーシ1の前面とカバー2の
当接片21との隙間Wがあっても、短冊状片12bの先
端が弾力性を以てそれぞれ独立して当接片21に当接す
るので、シャーシ1の前面とカバー2の当接片21とは
必ず短冊状片12bの数だけは少なくとも接触点が得ら
れることになる。また、短冊状片12bの先端は弾力性
を以て当接片21に当接するので、寸法精度がそれ程高
くなくても、電子機器のハウジングが歪んで変形したり
止めねじが最後まで締まらなかったりすることも無い。
つまり、櫛状部12の短冊状片12bの数を多くすれば
するほど接触点を多くできて、電磁波ノイズの漏出を防
止できるのである。
当接片21との隙間Wがあっても、短冊状片12bの先
端が弾力性を以てそれぞれ独立して当接片21に当接す
るので、シャーシ1の前面とカバー2の当接片21とは
必ず短冊状片12bの数だけは少なくとも接触点が得ら
れることになる。また、短冊状片12bの先端は弾力性
を以て当接片21に当接するので、寸法精度がそれ程高
くなくても、電子機器のハウジングが歪んで変形したり
止めねじが最後まで締まらなかったりすることも無い。
つまり、櫛状部12の短冊状片12bの数を多くすれば
するほど接触点を多くできて、電磁波ノイズの漏出を防
止できるのである。
【0019】〔第2実施例〕図2は第2実施例としての
電子機器のハウジング構造を示す要部斜視図である。図
2に示す第2実施例の電子機器のハウジング構造が、第
1実施例の電子機器のハウジング構造と異なり特徴と成
るのは次の構成である。
電子機器のハウジング構造を示す要部斜視図である。図
2に示す第2実施例の電子機器のハウジング構造が、第
1実施例の電子機器のハウジング構造と異なり特徴と成
るのは次の構成である。
【0020】すなわち、第1実施例の電子機器のハウジ
ングにあっては、櫛状部の短冊状片12bは略根元から
シャーシ1の内側に傾斜屈曲されていた。しかし、第2
実施例の短冊状片12bにあっては、短冊状片12bの
中央で略Z形に屈曲されている。このような第2実施例
の短冊状片12bであっても、短冊状片12bの先端面
は弾力性を以て当接片21に当接するので第1実施例と
同様の効果が得られる。
ングにあっては、櫛状部の短冊状片12bは略根元から
シャーシ1の内側に傾斜屈曲されていた。しかし、第2
実施例の短冊状片12bにあっては、短冊状片12bの
中央で略Z形に屈曲されている。このような第2実施例
の短冊状片12bであっても、短冊状片12bの先端面
は弾力性を以て当接片21に当接するので第1実施例と
同様の効果が得られる。
【0021】〔第3実施例〕図3は第3実施例としての
電子機器のハウジング構造を示す説明図であり、図3
(a)は櫛状部を示す要部斜視図、図3(b)はシャー
シとカバーとの接触状態を示す要部断面図である。図3
に示す第3実施例の電子機器のハウジング構造が、第1
実施例あるいは第2実施例の電子機器のハウジング構造
と異なり特徴と成るのは次の構成である。
電子機器のハウジング構造を示す説明図であり、図3
(a)は櫛状部を示す要部斜視図、図3(b)はシャー
シとカバーとの接触状態を示す要部断面図である。図3
に示す第3実施例の電子機器のハウジング構造が、第1
実施例あるいは第2実施例の電子機器のハウジング構造
と異なり特徴と成るのは次の構成である。
【0022】すなわち、第1実施例あるいは第2実施例
の電子機器のハウジングにあっては、櫛状部はシャーシ
に設けられていた。しかし、第3実施例の電子機器のハ
ウジングにあっては櫛状部23はカバー2に設けられて
いる。そして、カバー2に設けられた櫛状部23の短冊
状片23bは、略根元からやや前方に傾斜屈曲されてい
る。従って、シャーシ1とカバー2との接触状態は図3
(b)に示すように、短冊状片23bの先端は弾力性を
以てシャーシ1の内面に当接する。つまり、この第3実
施例のように櫛状部をカバーに設けても、第1実施例あ
るいは第2実施例の電子機器のハウジング構造と同様の
効果が得られる。
の電子機器のハウジングにあっては、櫛状部はシャーシ
に設けられていた。しかし、第3実施例の電子機器のハ
ウジングにあっては櫛状部23はカバー2に設けられて
いる。そして、カバー2に設けられた櫛状部23の短冊
状片23bは、略根元からやや前方に傾斜屈曲されてい
る。従って、シャーシ1とカバー2との接触状態は図3
(b)に示すように、短冊状片23bの先端は弾力性を
以てシャーシ1の内面に当接する。つまり、この第3実
施例のように櫛状部をカバーに設けても、第1実施例あ
るいは第2実施例の電子機器のハウジング構造と同様の
効果が得られる。
【0023】〔第4実施例〕図4は第4実施例としての
電子機器のハウジング構造を示す断面図である。図4に
示す第4実施例の電子機器のハウジング構造が、第1実
施例〜第3実施例の電子機器のハウジング構造と異なり
特徴と成るのは次の構成である。
電子機器のハウジング構造を示す断面図である。図4に
示す第4実施例の電子機器のハウジング構造が、第1実
施例〜第3実施例の電子機器のハウジング構造と異なり
特徴と成るのは次の構成である。
【0024】すなわち、第1実施例〜第3実施例の電子
機器のハウジングにあっては、櫛状部の押圧接触はハウ
ジングの前後方向で行われていた。しかし、第4実施例
の電子機器のハウジングにあっては、櫛状部の押圧接触
は上下方向の弾力性によって行われている。この第4実
施例のように、櫛状部の押圧接触は上下方向の弾力性に
よって行われても、第1実施例〜第3実施例の電子機器
のハウジング構造と同様の効果が得られる。
機器のハウジングにあっては、櫛状部の押圧接触はハウ
ジングの前後方向で行われていた。しかし、第4実施例
の電子機器のハウジングにあっては、櫛状部の押圧接触
は上下方向の弾力性によって行われている。この第4実
施例のように、櫛状部の押圧接触は上下方向の弾力性に
よって行われても、第1実施例〜第3実施例の電子機器
のハウジング構造と同様の効果が得られる。
【0025】
【発明の効果】本発明の電子機器のハウジング構造は上
述のように構成されるものであるから、請求項1記載の
発明にあっては、ハウジングの寸法精度が少々低くても
シャーシとカバーとの電気的な接触点数は、少なくとも
櫛状部の櫛の歯の数分、確実に確保することができるか
ら漏出する電磁波ノイズを少なくでき、請求項2記載の
発明にあっては、前記効果に加えて、櫛状部が簡単に実
現でき、安価で且つ電磁波ノイズの漏出の少ない電子機
器のハウジング構造を提供できると言う効果を奏する。
述のように構成されるものであるから、請求項1記載の
発明にあっては、ハウジングの寸法精度が少々低くても
シャーシとカバーとの電気的な接触点数は、少なくとも
櫛状部の櫛の歯の数分、確実に確保することができるか
ら漏出する電磁波ノイズを少なくでき、請求項2記載の
発明にあっては、前記効果に加えて、櫛状部が簡単に実
現でき、安価で且つ電磁波ノイズの漏出の少ない電子機
器のハウジング構造を提供できると言う効果を奏する。
【図1】本発明に係る電子機器のハウジング構造の一実
施例を示す説明図である。
施例を示す説明図である。
【図2】本発明に係る他の実施例を示す要部斜視図であ
る。
る。
【図3】本発明に係る他の実施例を示す説明図である。
【図4】本発明に係る他の実施例を示す要部断面図であ
る。
る。
【図5】従来の電子機器のハウジング構造を説明する分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図6】従来の電子機器のハウジング構造の外観を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図7】従来の電子機器のハウジング構造を示す要部断
面図である。
面図である。
【図8】従来の電子機器のハウジング構造を示す要部斜
視図である。
視図である。
【図9】従来の電子機器のハウジング構造のシャーシと
カバーとの隙間にガスケットを挿入した状態を示す要部
斜視図である。
カバーとの隙間にガスケットを挿入した状態を示す要部
斜視図である。
【図10】従来の電子機器のハウジング構造のシャーシ
とカバーとの隙間にガスケットを挿入した状態を示す要
部断面図である。
とカバーとの隙間にガスケットを挿入した状態を示す要
部断面図である。
【図11】従来の電子機器のハウジング構造のシャーシ
とカバーとの接触した状態を示す要部断面図である。
とカバーとの接触した状態を示す要部断面図である。
1 シャーシ 12 櫛状部 12a 切り欠き 2 カバー 23 櫛状部 23a 切り欠き
フロントページの続き (72)発明者 梅山 寛 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 電磁波ノイズを輻射する電子回路を収容
する導電性のシャーシと、該シャーシを施蓋して前記電
磁波ノイズの漏出を防止する導電性のカバーとを備える
電子機器のハウジング構造において、前記シャーシと前
記カバーとの少なくともいずれいか一方の周縁に弾力性
を備える櫛状部を形成し、該櫛状部を他方に押圧接触さ
せたことを特徴とする電子機器のハウジング構造。 - 【請求項2】 前記櫛状部は導電性金属板の縁に複数の
切り欠きを施して形成したことを特徴とする請求項1記
載の電子機器のハウジング構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7447993A JPH06291483A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 電子機器のハウジング構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7447993A JPH06291483A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 電子機器のハウジング構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06291483A true JPH06291483A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13548454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7447993A Pending JPH06291483A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 電子機器のハウジング構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06291483A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7072174B2 (en) | 2003-06-25 | 2006-07-04 | Funai Electric Co. Ltd. | Television tuner and housing structure for electronic equipment |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP7447993A patent/JPH06291483A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7072174B2 (en) | 2003-06-25 | 2006-07-04 | Funai Electric Co. Ltd. | Television tuner and housing structure for electronic equipment |
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