JPH06291439A - ガラス基板電子装置 - Google Patents

ガラス基板電子装置

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JPH06291439A
JPH06291439A JP10037793A JP10037793A JPH06291439A JP H06291439 A JPH06291439 A JP H06291439A JP 10037793 A JP10037793 A JP 10037793A JP 10037793 A JP10037793 A JP 10037793A JP H06291439 A JPH06291439 A JP H06291439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass substrate
end surface
fpc
stress relaxation
electronic device
Prior art date
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Pending
Application number
JP10037793A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Ozaki
正明 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP10037793A priority Critical patent/JPH06291439A/ja
Publication of JPH06291439A publication Critical patent/JPH06291439A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0201Thermal arrangements, e.g. for cooling, heating or preventing overheating
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

Landscapes

  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】耐久性のあるガラス基板電子装置の提供。 【構成】図1はガラス基板1の端にハンダ付けされたF
PC3に応力緩和材4がガラス端面1aに付着しないよ
うに塗布領域制限手段を施したガラス基板の模式断面図
で、基板1の表面にアルミ配線2がなされ、その一部に
端子接続層5を介してハンダでFPCの端子部分3aが
接続される。ここで塗布領域制限手段であるFPC角度
設定治具6を用いて、応力緩和材をFPCに塗布するの
で、FPCの下側に流れ込む応力緩和材は体積に限りが
あるためにある範囲までしか広がらない。この広がる範
囲はFPCのガラス面に対するある角度でほぼ決まり、
応力緩和材の広がる幅Dはガラス端面に至らず、目的を
達成できる。従ってFPCのハンダ付けの位置もこの流
れ幅Dを基に、適切な位置にすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置などのガラ
ス基板上の配線にリード線などの配線を半田付けした構
造を有する電子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、液晶表示装置のガラス基板にF
PC(フレキシブル・プリンテッド・サーキット)と呼
ばれるフラットケーブル状の配線を接続するのにハンダ
付けと異方性導電接着剤を用いる方法とがあるが、導電
材の場合は接続した際の電気抵抗値が大きく、また高温
高湿での信頼性が比較的低い。そのためもっぱらハンダ
付けが多く利用されている。この場合、図5(a) に示す
ように、ただハンダ付けしたのみではハンダとガラス基
板との熱膨張係数の差により、図中のB点、C点に示す
矢印のように応力が働き、ガラスにクラックが入るの
で、これを防ぐため応力緩和材をハンダの周辺に塗布す
ることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】元々ガラス端面は切断
加工後の面取り処理、または検査等のためにわずかなが
ら細かいマイクロクラックが必ず存在している。また、
この配線ハンダ付け部は大抵ガラス基板の周辺部に位置
し、応力緩和材はガラス端面まで広がっている。そのた
め、ガラス端面のクラックは応力緩和材に覆われてしま
う。このような状況で厳しい環境での使用を考慮する
と、図5(b) に示すように、応力緩和材とガラスとの熱
膨張係数の差から、やはり図中のE点に示すように応力
が働き、マイクロクラックといえども金属疲労と同様に
クラックが拡大して、ハガレを起こしたり、従って配線
を浮かせて抵抗の増加をもたらしたり、最悪の場合、配
線や半田付け部を断線させ、信頼性を損ねる問題となっ
てしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明の構成は、ガラス基板の周辺部上に形成された
薄膜金属配線に可撓性配線を半田付けした接続領域に該
接続領域の熱伸縮を抑制する応力緩和材を塗布する配線
固定法を施すガラス基板電子装置において、前記応力緩
和材の塗布が前記ガラス基板の端面に至らないようにす
るための塗布領域制限手段を有し、その塗布領域制限手
段が、前記可撓性配線の前記ガラス基板に対する固定角
度をθとすると、数1式で示される範囲の保持手段であ
ることを特徴とする。また、関連発明の構成は、前記塗
布領域制限手段が、前記ガラス基板の端面に、前記応力
緩和材の塗布領域の端にかかる程度に盛られた低応力材
であることを特徴とし、第二関連発明の構成は、前記塗
布領域制限手段が、前記ガラス基板の端面に、前記応力
緩和材の塗布領域の端にかかる程度に盛られた低応力材
であることを特徴とする。第三関連発明の構成は、前記
塗布領域制限手段が、前記ガラス基板の端面に貼られた
耐熱性のテープであることを特徴とする。
【0005】
【作用】塗布領域制限手段によって応力緩和材がガラス
端面に付着することがなく、ガラス端面のマイクロクラ
ックが大きく広がることはない。
【0006】
【発明の効果】熱衝撃試験等で耐久性の高い結果が得ら
れ、品質の保証された配線ハンダ付けのガラス基板電子
装置が提供できた。
【0007】
【実施例】(第一実施例)以下、本発明を具体的な実施
例に基づいて説明する。図1は本発明を適用した、ガラ
ス基板1の端にハンダ付けされたFPC3に応力緩和材
4がガラス端面1aに付着しないように塗布領域制限手
段を施したガラス基板の模式断面図である。ガラス基板
1の表面は金属薄膜であるアルミ配線2がなされ、その
一部に端子接続層5として金/ニッケル/チタン層が設
けられ(図1(a))、ハンダでFPCの端子部分3aが接
続されている(図1(b))。このハンダ付けした部分に応
力緩和材4を塗布すると応力緩和材4はFPCのすき間
に流れ込んで硬化する。従来は図5(b) に示すように対
策を施してないためFPC3の下に流れ込み表面張力に
よってガラス端面1aまで応力緩和材が広がってしまっ
ていた。そこで図2に示すような塗布領域制限手段であ
るFPC角度設定治具6を用いて、応力緩和材をディス
ペンサー7を用いてFPCに塗布するので、FPCの下
側に流れ込む応力緩和材はその粘性のためにある範囲ま
でしか広がらない(図2(b) ) 。この広がる範囲はFP
Cのガラス面に対する角度でほぼ決まり、数1式で決ま
る角度θ以上であれば応力緩和材の広がる幅Dはガラス
端面に至らず、目的を達成できる。
【0008】例えば図1(b) のようなFPCをハンダ付
けして応力緩和材としてエポキシ樹脂を塗布する時、塗
布したエポキシ樹脂が端子部側に最も多く流れると考え
るとして、エポキシ樹脂塗布量Qを10mm3 、端子部の
長さBを2.5mm、FPCの幅Cを20mm、端子部の厚
さEを0.035mm、限定したい塗布の流れ幅Dを2mm
とすると、数1式からFPCの立ち上げ角度は、θ≧
9.23°となり、この角度以上にして塗布すれば最悪
でも距離D(この計算例の場合2mm)より端面側に流れ
ることはなく、端面を覆うことがなくなる。また従って
FPCのハンダ付けの位置もこの流れ幅Dを基に、適切
な位置にすることもできる。
【0009】数1式の見積もりは次の様に近似して算出
される(図2(c) 参照)。可撓性配線端子厚さEと(ハ
ンダ長さB+塗布幅D)と可撓性配線幅Cとを掛けた量
で占める体積がベースとなる部分で、塗布量Qからその
体積を引いた残りの量がFPC配線の下に形成される三
角形の断面Sに幅Cを掛けた量をなす。従ってこの三角
形の面積Sは(Q−EC(B+D))/Cで表される。
応力緩和材が至ったDの所における三角形の高さxは、
この三角形を直角三角形とみなして2S/Dで示される
ので、求める角度θのtanがx/Dであることから数
1式が得られる。実際には応力緩和材であるエポキシ樹
脂はハンダ部の上とか左右にも広がる上、上記のxの部
分も直線とはならないので、ここで示される角度θは安
全を見込んだ目安的な値を意味する。
【0010】(第二実施例)図3は塗布領域制限手段と
してガラス基板端面に低応力材としてシリコンゴムを予
め盛るようにして塗布し、固形化させておく場合を示し
ている。Siゴムを硬化させた後に応力緩和材としてのエ
ポキシ樹脂を塗布する。こうすることでガラス端面の保
護と応力緩和材の流れの防止が実現できる。ただしSiゴ
ムの幅は用いるFPCの幅よりも広くする必要がある。
【0011】(第三実施例)図4はガラス基板1の端面
に予め端面保護用のポリイミドなどの耐熱性粘着テープ
を貼っておき、応力緩和材としてのエポキシ樹脂を塗布
すれば、ガラス端面にエポキシ樹脂が触れずに済み、テ
ープもそのままでよいので、マイクロクラックが応力を
受けることはない。
【0012】以上のような塗布領域制限手段を施したガ
ラス基板に熱衝撃試験(−30℃〜+80℃、各30
分)を行った所、従来は500〜1000サイクルでほ
ぼ100%のサンプルがクラック拡大したのに比べて、
本発明品は3000サイクルまで実施しても異常発生は
0%と、大幅に品質が改善される効果が認められた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したFPCに角度をつけて固定し
た見取図および断面図。
【図2】塗布領域制限手段としてFPCに角度を付ける
治具を用いる説明図。
【図3】塗布領域制限手段としてSiゴムを用いる場合の
説明図。
【図4】塗布領域制限手段として耐熱性テープを用いる
場合の説明図。
【図5】従来のFPC接続の場合の説明図。
【符号の説明】
1 ガラス基板 3 FPC(フレキシブル・プリント・サーキット) 4 応力緩和材(エポキシ樹脂) 6 FPC角度設定治具 7 ディスペンサー 10 FPC固定角度(θ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 1/18 F 7128−4E 3/28 B 7511−4E // H01B 13/00 503 Z 7244−5G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス基板の周辺部上に形成された薄膜金
    属配線に可撓性配線を半田付けした接続領域に該接続領
    域の熱伸縮を抑制する応力緩和材を塗布する配線固定法
    を施すガラス基板電子装置において、 前記応力緩和材の塗布が前記ガラス基板の端面に至らな
    いようにするための塗布領域制限手段を有し、 前記塗布領域制限手段が、前記可撓性配線の前記ガラス
    基板に対する固定角度をθとすると、数1式で示される
    範囲の保持手段であることを特徴とするガラス基板電子
    装置。 【数1】90°≧θ≧tan -1(2(Q- CE(B+D))/CD2 ) ただし、Qは塗布量、Bはハンダ長さ、Cは可撓性配線
    幅、Dは目的の制限したい塗布幅、Eは可撓性配線端子
    厚さ。
  2. 【請求項2】 前記塗布領域制限手段が、前記ガラス基
    板の端面に、前記応力緩和材の塗布領域の端にかかる程
    度に盛られた低応力材であることを特徴とする請求項1
    に記載のガラス基板電子装置。
  3. 【請求項3】 前記塗布領域制限手段が、前記ガラス基
    板の端面に貼られた耐熱性のテープであることを特徴と
    する請求項1に記載のガラス基板電子装置。
JP10037793A 1993-04-02 1993-04-02 ガラス基板電子装置 Pending JPH06291439A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007167727A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Seiko Epson Corp 液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
JP2012238671A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Panasonic Corp 電極接合構造体、および電極接合構造体の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007167727A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Seiko Epson Corp 液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
JP2012238671A (ja) * 2011-05-10 2012-12-06 Panasonic Corp 電極接合構造体、および電極接合構造体の製造方法
US8867228B2 (en) 2011-05-10 2014-10-21 Panasonic Corporation Electrode bonding structure, and manufacturing method for electrode bonding structure

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