JPH0629100B2 - スリツタ−リワインダ− - Google Patents
スリツタ−リワインダ−Info
- Publication number
- JPH0629100B2 JPH0629100B2 JP9651386A JP9651386A JPH0629100B2 JP H0629100 B2 JPH0629100 B2 JP H0629100B2 JP 9651386 A JP9651386 A JP 9651386A JP 9651386 A JP9651386 A JP 9651386A JP H0629100 B2 JPH0629100 B2 JP H0629100B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- screw shaft
- support
- winding support
- female screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/50—Auxiliary process performed during handling process
- B65H2301/51—Modifying a characteristic of handled material
- B65H2301/513—Modifying electric properties
- B65H2301/5133—Removing electrostatic charge
Landscapes
- Winding Of Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、紙、プラスチック、金属箔等の広幅シート
をスリッターにより分割し、複数の巻取位置に振り分け
て、分割したシートごとの巻芯に巻き取るスリッターリ
ワインダーに関する。このスリッターリワインダーは、
特に、移動機構により広幅シートの幅方向に移動可能
な、各巻取位置ごとに分割シートに対応して備えた各一
対の巻取支持体間に巻芯を支持して駆動機構により回転
駆動する形式のものである。
をスリッターにより分割し、複数の巻取位置に振り分け
て、分割したシートごとの巻芯に巻き取るスリッターリ
ワインダーに関する。このスリッターリワインダーは、
特に、移動機構により広幅シートの幅方向に移動可能
な、各巻取位置ごとに分割シートに対応して備えた各一
対の巻取支持体間に巻芯を支持して駆動機構により回転
駆動する形式のものである。
（従来の技術） 従来、この形式のスリッターリワインダーには分割した
シートを振り分けて巻き取る巻取位置に沿って広幅シー
トの幅方向に設けた、巻取支持体を支持案内するための
基台と、巻取支持体を貫通し駆動機構により正逆回転駆
動が可能な、上記基台沿いに設けたネジ軸と、上位ネジ
軸に螺合したメネジを巻取支持体に係合離脱させる係合
機構を備え、必要に応じネジ軸を駆動しておき、各々の
係合機構の操作によりメネジと巻取支持体とを係合さ
せ、所要の巻取支持体を所要に位置に移動して、シート
の巻取幅仕様の変更に対処するようにしたものがある。
シートを振り分けて巻き取る巻取位置に沿って広幅シー
トの幅方向に設けた、巻取支持体を支持案内するための
基台と、巻取支持体を貫通し駆動機構により正逆回転駆
動が可能な、上記基台沿いに設けたネジ軸と、上位ネジ
軸に螺合したメネジを巻取支持体に係合離脱させる係合
機構を備え、必要に応じネジ軸を駆動しておき、各々の
係合機構の操作によりメネジと巻取支持体とを係合さ
せ、所要の巻取支持体を所要に位置に移動して、シート
の巻取幅仕様の変更に対処するようにしたものがある。
そして、上記の係合機構として、たとえば実公昭５８−
１１５０９号公報で開示されているように、電磁クラッ
チを、ネジ軸に螺合したメネジと巻取支持体間に、ネジ
軸で貫通した状態でネジ軸に同心の取り付け、遠隔操作
を可能にしたものが用いられていた。
１１５０９号公報で開示されているように、電磁クラッ
チを、ネジ軸に螺合したメネジと巻取支持体間に、ネジ
軸で貫通した状態でネジ軸に同心の取り付け、遠隔操作
を可能にしたものが用いられていた。
（発明が解決しようとする課題） しかし、上述のような係合機構を巻取支持体のネジ軸貫
通部に取り付けた形式のスリッターリワインダーでは、
以下のような問題が生じる。
通部に取り付けた形式のスリッターリワインダーでは、
以下のような問題が生じる。
即ち、電磁クラッチは、電磁コイルを備えているため、
ネジ軸に螺合したナットの外径よりはるかに大きな寸法
の円筒形になるので、電磁クラッチを取り付けるために
は、ネジ軸のまわりに大きな取り付けスペースが必要に
なる。しかも、ネジ軸線方向においてもナットの幅に電
磁クラッチの幅を加えた幅のスペースが必要となる。
ネジ軸に螺合したナットの外径よりはるかに大きな寸法
の円筒形になるので、電磁クラッチを取り付けるために
は、ネジ軸のまわりに大きな取り付けスペースが必要に
なる。しかも、ネジ軸線方向においてもナットの幅に電
磁クラッチの幅を加えた幅のスペースが必要となる。
したがって巻取支持体は、電磁クラッチを取り付けるこ
とによりネジ軸貫通部が大きな構造となる。
とによりネジ軸貫通部が大きな構造となる。
一方、上記の形式のスリッターリワインダーでは、最小
巻取幅仕様をできるだけ小さくすることが要求される
が、電磁クラッチを用いた場合、巻取支持体の幅を小さ
くすることができないで、最小巻取幅仕様を小さくする
ことができない。
巻取幅仕様をできるだけ小さくすることが要求される
が、電磁クラッチを用いた場合、巻取支持体の幅を小さ
くすることができないで、最小巻取幅仕様を小さくする
ことができない。
また、巻取支持体と基台間には摺動抵抗があるために、
基台沿いのネジ軸の駆動によって巻取支持体を移動する
場合、巻取支持体にはネジ軸の軸線方向に倒そうとする
モーメントが生じる。そして、上記モーメントが過大で
あると、巻取支持体が基台に対し僅かではあるが傾いた
り、基台と巻取支持対との案内面の面圧が大きくなり、
案内面が速く摩耗したりする原因になる。特に、自動位
置決め装置により巻取支持体を所要の位置に位置決めす
る場合には、巻取支持体が基台に対して傾くと、巻取支
持体先端に支持された巻芯が所要の巻取位置からシート
幅方向に僅かにずれて位置決めされ、巻取支持体の位置
決め精度が低下する。そこで、上記のモーメントを小さ
くするには、ネジ軸を、上記基台にできるだけ接近した
位置に設けることが必要である。
基台沿いのネジ軸の駆動によって巻取支持体を移動する
場合、巻取支持体にはネジ軸の軸線方向に倒そうとする
モーメントが生じる。そして、上記モーメントが過大で
あると、巻取支持体が基台に対し僅かではあるが傾いた
り、基台と巻取支持対との案内面の面圧が大きくなり、
案内面が速く摩耗したりする原因になる。特に、自動位
置決め装置により巻取支持体を所要の位置に位置決めす
る場合には、巻取支持体が基台に対して傾くと、巻取支
持体先端に支持された巻芯が所要の巻取位置からシート
幅方向に僅かにずれて位置決めされ、巻取支持体の位置
決め精度が低下する。そこで、上記のモーメントを小さ
くするには、ネジ軸を、上記基台にできるだけ接近した
位置に設けることが必要である。
しかし、従来の形式の係合機構を用いた場合、ネジ軸と
同芯に、メネジに比べ大きな外径の電磁クラッチを備え
ているので、ネジ軸と基台との距離を充分小さくするこ
とができない。したがって巻取支持体位置決めの精度及
び耐久性の面から見ると充分とは言えない。
同芯に、メネジに比べ大きな外径の電磁クラッチを備え
ているので、ネジ軸と基台との距離を充分小さくするこ
とができない。したがって巻取支持体位置決めの精度及
び耐久性の面から見ると充分とは言えない。
更に、一本の共通ネジ軸によって多数の巻取支持体を貫
通しているので、故障などにより電磁クラッチの取り替
えが必要となった場合、故障した電磁クラッチが一つで
あったとしても、ネジ軸からその電磁クラッチを抜き取
るためには、他の正常な電磁クラッチもネジ軸から抜き
取ることが必要となるので、電磁クラッチの取り替え作
業は容易ではなく、多大な労力と復旧時間を要する。し
たがって修理、保守作業に難点があり、電磁クラッチの
取り替えが必要な事態が生じた場合、稼働率が著しく低
下する。
通しているので、故障などにより電磁クラッチの取り替
えが必要となった場合、故障した電磁クラッチが一つで
あったとしても、ネジ軸からその電磁クラッチを抜き取
るためには、他の正常な電磁クラッチもネジ軸から抜き
取ることが必要となるので、電磁クラッチの取り替え作
業は容易ではなく、多大な労力と復旧時間を要する。し
たがって修理、保守作業に難点があり、電磁クラッチの
取り替えが必要な事態が生じた場合、稼働率が著しく低
下する。
（課題を解決するための手段） そこでこの発明は広幅シートを複数条に分割するスリッ
ターと、複数の巻取位置に設けた、上記スリッターによ
る分割シートを巻き取るための各分割シートごとの巻芯
と、該巻芯を支持するそれぞれの巻取支持体と、該巻取
支持体を広幅シートの幅方向に案内支持する巻取位置沿
いに設けた基台と、該基台沿いに設けられ、必要に応じ
て回転駆動される、上記巻取支持体を移動するためのネ
ジ軸と、該ネジ軸に螺合するメネジとを備え、上記ネジ
軸を回転駆動すると共に上記メネジを上記巻取支持体に
拘束することにより、上記巻取支持体に各分割シートに
応じた位置につけ、上記巻取支持体に上記巻芯を支持し
て回転駆動し、上記巻芯のまわりに上記分割シートを巻
き取るスリッターリワインダーにおいて、上記巻取支持
体に対する上記メネジの軸線方向の移動を規制する、上
記巻取支持体に固定した、上記ネジ軸の軸受部と、上記
メネジの外周面を押圧する、上記巻取支持体に取り付け
た流体圧シリンダーとを備えることを特徴とする。
ターと、複数の巻取位置に設けた、上記スリッターによ
る分割シートを巻き取るための各分割シートごとの巻芯
と、該巻芯を支持するそれぞれの巻取支持体と、該巻取
支持体を広幅シートの幅方向に案内支持する巻取位置沿
いに設けた基台と、該基台沿いに設けられ、必要に応じ
て回転駆動される、上記巻取支持体を移動するためのネ
ジ軸と、該ネジ軸に螺合するメネジとを備え、上記ネジ
軸を回転駆動すると共に上記メネジを上記巻取支持体に
拘束することにより、上記巻取支持体に各分割シートに
応じた位置につけ、上記巻取支持体に上記巻芯を支持し
て回転駆動し、上記巻芯のまわりに上記分割シートを巻
き取るスリッターリワインダーにおいて、上記巻取支持
体に対する上記メネジの軸線方向の移動を規制する、上
記巻取支持体に固定した、上記ネジ軸の軸受部と、上記
メネジの外周面を押圧する、上記巻取支持体に取り付け
た流体圧シリンダーとを備えることを特徴とする。
（作用） 流体圧シリンダーがメネジを押圧していないときネジ軸
を回転させると、ネジ軸とメネジとは共に回転する。
を回転させると、ネジ軸とメネジとは共に回転する。
ネジ軸を回転駆動しておき、圧力流体を供給して流体圧
シリンダーを作動させ、メネジの外周面を押圧すると、
メネジが巻取支持体に摩擦係合した状態になってネジ軸
と共に回転しないように拘束される。それによってネジ
軸とメネジとは相対的に回転しメネジがネジ軸に対し軸
線方向に移動する。このとき、メネジは軸受部により巻
取支持体に対して軸線方向の移動を規制されているの
で、巻取支持体はメネジと共に移動する。
シリンダーを作動させ、メネジの外周面を押圧すると、
メネジが巻取支持体に摩擦係合した状態になってネジ軸
と共に回転しないように拘束される。それによってネジ
軸とメネジとは相対的に回転しメネジがネジ軸に対し軸
線方向に移動する。このとき、メネジは軸受部により巻
取支持体に対して軸線方向の移動を規制されているの
で、巻取支持体はメネジと共に移動する。
したがって、ネジ軸を駆動しておき、巻取支持体ごと
に、それぞれの流体圧シリンダーを適時作動させること
により、必要な巻取支持体を必要な位置に移動させるこ
とができ、巻取幅の変更に対処することができる。
に、それぞれの流体圧シリンダーを適時作動させること
により、必要な巻取支持体を必要な位置に移動させるこ
とができ、巻取幅の変更に対処することができる。
（実施例） 第１図乃至第３図はこの発明によりスリッターリワイン
ダーの一実施例を示す。
ダーの一実施例を示す。
１０はスリッター刃であって、繰り出しローラ８を経て
送られてくる帯状シートＳを所定の幅に分断する。
送られてくる帯状シートＳを所定の幅に分断する。
巻取支持体Ａは、この実施例においては、巻取腕１４と
支持台１５に別れている。それぞれのタッチローラ１と
対向するようにして、一対の巻取腕１４の先端に支持さ
れた巻軸Ｃには巻芯Ｄが設けられる。
支持台１５に別れている。それぞれのタッチローラ１と
対向するようにして、一対の巻取腕１４の先端に支持さ
れた巻軸Ｃには巻芯Ｄが設けられる。
各巻取腕１４は支持台１５の支軸１７に揺動可能に枢着
され、各支持台１５は帯状シートＳの幅方向に設けた基
台１８上を摺動できるように支持されている。
され、各支持台１５は帯状シートＳの幅方向に設けた基
台１８上を摺動できるように支持されている。
支持台１５と巻取腕１４との間にはシリンダー１６が設
けられており、シリンダー１６の駆動力を調整すことに
よって、シートロールＲ表面とタッチローラ１表面との
接触圧を調節できる。
けられており、シリンダー１６の駆動力を調整すことに
よって、シートロールＲ表面とタッチローラ１表面との
接触圧を調節できる。
巻軸Ｃは、巻取腕１４に設けた駆動機構１３の回転がベ
ルト１３′により伝達され、所定の速度で回転する。こ
の駆動機構としては直流モータ、油圧モータ、外部に設
けたモータと巻取腕１４に設けたパウダークラッチの組
み合わせ等が用い得る。
ルト１３′により伝達され、所定の速度で回転する。こ
の駆動機構としては直流モータ、油圧モータ、外部に設
けたモータと巻取腕１４に設けたパウダークラッチの組
み合わせ等が用い得る。
シートロールＲを支持する巻取腕１４の支持台１５は、
上記基台１８沿いに設けたネジ軸２３により貫通されて
いる。そして、各支持台１５にはネジ軸２３に螺合した
メネジ２２及び係脱装置２１が備えてある。
上記基台１８沿いに設けたネジ軸２３により貫通されて
いる。そして、各支持台１５にはネジ軸２３に螺合した
メネジ２２及び係脱装置２１が備えてある。
係脱装置２１は、第３図に示すようにメネジ２２の軸線
方向の移動を規制する、支持体１５に固定された軸受部
２４と、流体圧の供給を受け、ピスト２５ａによりピス
トンロッド２５ｂを前進させてメネジ２２の外周面を押
圧し、メネジ２２の外周にピストンロッド２５ｂの先端
部を摩擦係合させることにより、メネジ２２の自由回転
を阻止する流体圧シリンダー２５とからなる。そして、
ネジ軸２３の一端に設けられた図示しないネジ軸駆動手
段によりネジ軸２３を正又は逆回転させると共に、流体
圧シリンダー２５を作動させ、メネジ２２の回転を阻止
すると、メネジ２２はネジ軸２３と螺合しているため軸
線方向に移動し、支持台１５もそれに伴って移動するの
で、隣り合っている支持台１５間の距離を調整すること
ができ、かつ所要の巻取位置へ移動することができる。
方向の移動を規制する、支持体１５に固定された軸受部
２４と、流体圧の供給を受け、ピスト２５ａによりピス
トンロッド２５ｂを前進させてメネジ２２の外周面を押
圧し、メネジ２２の外周にピストンロッド２５ｂの先端
部を摩擦係合させることにより、メネジ２２の自由回転
を阻止する流体圧シリンダー２５とからなる。そして、
ネジ軸２３の一端に設けられた図示しないネジ軸駆動手
段によりネジ軸２３を正又は逆回転させると共に、流体
圧シリンダー２５を作動させ、メネジ２２の回転を阻止
すると、メネジ２２はネジ軸２３と螺合しているため軸
線方向に移動し、支持台１５もそれに伴って移動するの
で、隣り合っている支持台１５間の距離を調整すること
ができ、かつ所要の巻取位置へ移動することができる。
上記のような構成のスリッターワインダーにおいて巻取
運転を行うには、分断するシート幅に応じてスリッター
刃１０を所定の位置に設定し、タッチローラ１の支持枠
３及び巻取腕１４を、分断するシート幅に対応して基台
１８上を摺動させることにより所定の間隔に設定、固定
し、所定の長さのタッチローラ１及び巻芯Ｄをそれぞれ
支持枠３及び巻取腕１４に架設する。その際、巻取腕１
４の間隔の設定にはネジ軸２３と係脱装置２１を用い
る。
運転を行うには、分断するシート幅に応じてスリッター
刃１０を所定の位置に設定し、タッチローラ１の支持枠
３及び巻取腕１４を、分断するシート幅に対応して基台
１８上を摺動させることにより所定の間隔に設定、固定
し、所定の長さのタッチローラ１及び巻芯Ｄをそれぞれ
支持枠３及び巻取腕１４に架設する。その際、巻取腕１
４の間隔の設定にはネジ軸２３と係脱装置２１を用い
る。
そして、予め必要な長さだけ広幅シートＳを繰り出しロ
ーラ８を経てスリッター１０へ送り、スリッター１０に
より分割して前後に振り分け、分割シートの先端をそれ
ぞれの巻芯Ｄに係止してから巻取運転を開始する。
ーラ８を経てスリッター１０へ送り、スリッター１０に
より分割して前後に振り分け、分割シートの先端をそれ
ぞれの巻芯Ｄに係止してから巻取運転を開始する。
巻取運転を開始すると、広幅シートＳはスリッター１０
により分割され、その分割シートはタッチローラ１を経
て、駆動機構１３により回転駆動される個々の巻芯Ｄの
周りに巻き取られ、シートロールＲとなる。
により分割され、その分割シートはタッチローラ１を経
て、駆動機構１３により回転駆動される個々の巻芯Ｄの
周りに巻き取られ、シートロールＲとなる。
以上、一実施例によりこの発明を説明したが、その実施
における態様は設計者が有する周知技術によって適宜変
化応用されることは言うまでもない。
における態様は設計者が有する周知技術によって適宜変
化応用されることは言うまでもない。
たとえば、スリッターリワインダーは巻取支持体が支持
台に一体に固定された形式でもよいし、タッチローラは
各分割シートの巻取位置に個別に設けられる形式以外の
形式でもよい。
台に一体に固定された形式でもよいし、タッチローラは
各分割シートの巻取位置に個別に設けられる形式以外の
形式でもよい。
また、ネジ軸を支持する軸受での形状、巻取支持体への
固定手段は問わない。
固定手段は問わない。
また、流体圧シリンダーの形式、固定手段は図示したも
のに限らない。
のに限らない。
（発明の効果） この発明によれば、ネジ軸に螺合したメネジが巻取支持
体に対し軸線方向へ移動しないように、巻取支持体に固
定された軸受部により規制しておき、巻取支持体に固定
された流体圧シリンダーでメネジの外周面を押圧して巻
取支持体をメネジに摩擦係合させるようにしたので、係
脱機構の構造が極めて簡素になる。それによって、係脱
機構の取りつけスペースが少なくて済み、シート幅方向
及び前後方向において巻取支持体を小さな構造にするこ
とができる。そして、ネジ軸を基台に接近させて取り付
けることができるので、移動時に巻取支持体を移動方向
に傾けようとするモーメントを小さくすることができ
る。
体に対し軸線方向へ移動しないように、巻取支持体に固
定された軸受部により規制しておき、巻取支持体に固定
された流体圧シリンダーでメネジの外周面を押圧して巻
取支持体をメネジに摩擦係合させるようにしたので、係
脱機構の構造が極めて簡素になる。それによって、係脱
機構の取りつけスペースが少なくて済み、シート幅方向
及び前後方向において巻取支持体を小さな構造にするこ
とができる。そして、ネジ軸を基台に接近させて取り付
けることができるので、移動時に巻取支持体を移動方向
に傾けようとするモーメントを小さくすることができ
る。
また、流体圧シリンダーは、ピストンを前進させてメネ
ジに係合するように巻取支持体に取り付けているので、
従来の電磁クラッチを用いた場合のように取り外し時に
ネジ軸を抜く必要がなく、容易に取り外すことができ
る。
ジに係合するように巻取支持体に取り付けているので、
従来の電磁クラッチを用いた場合のように取り外し時に
ネジ軸を抜く必要がなく、容易に取り外すことができ
る。
また、流体圧シリンダーは、メネジに摩擦係合するの
で、供給する流体の圧力を調節することにより、簡単に
摩擦係合力を変えることができ、それによって、ネジ軸
に過大なトルクが生じてもスリップしてメネジ軸等の破
損を防止することが可能になる。しかも、巻取支持体と
メネジの係合は噛み合い係合のように、段階的でなく、
無段階に行われるので、たとえば、巻取開始直後、巻芯
と分割シートの位置ズレを発見しても、巻取運転を停め
ることなく、巻芯を支持した左右一対の巻取支持体を左
右同時に精度よく同量だけ移動させ、巻芯の位置を修正
すること可能である。
で、供給する流体の圧力を調節することにより、簡単に
摩擦係合力を変えることができ、それによって、ネジ軸
に過大なトルクが生じてもスリップしてメネジ軸等の破
損を防止することが可能になる。しかも、巻取支持体と
メネジの係合は噛み合い係合のように、段階的でなく、
無段階に行われるので、たとえば、巻取開始直後、巻芯
と分割シートの位置ズレを発見しても、巻取運転を停め
ることなく、巻芯を支持した左右一対の巻取支持体を左
右同時に精度よく同量だけ移動させ、巻芯の位置を修正
すること可能である。
しかも、従来の電磁クラッチのように作動時に巻取支持
体において電磁力によるノイズが発生することがないの
で、巻取支持体ごとにロータリーエンコーダ等のパルス
発生器を設けて各々の現在位置を検出して巻取支持体を
自動位置決めする場合や巻取運転中に巻取支持体を移動
して巻芯の位置を微調整する場合に、自動位置決め制御
系や巻芯制御系においてノイズによる誤動作を生じる心
配が全くない。
体において電磁力によるノイズが発生することがないの
で、巻取支持体ごとにロータリーエンコーダ等のパルス
発生器を設けて各々の現在位置を検出して巻取支持体を
自動位置決めする場合や巻取運転中に巻取支持体を移動
して巻芯の位置を微調整する場合に、自動位置決め制御
系や巻芯制御系においてノイズによる誤動作を生じる心
配が全くない。
したがってこのスリッターリワインダーによれば、広幅
シートの分割巻き取りに追随する準備、運転、保守作業
の高能率化、巻取幅仕様の広範囲化及び巻取支持体位置
決め高精度化等を計ることができる。
シートの分割巻き取りに追随する準備、運転、保守作業
の高能率化、巻取幅仕様の広範囲化及び巻取支持体位置
決め高精度化等を計ることができる。
第１図は、この発明のスリッターリワインダーの一実施
例を示す概略側面図、第２図は、第１図のスリッターリ
ワインダーの平面図、第３図は、第１図のスリッターリ
ワインダーの巻取支持体の係脱装置の断面図である。 Ａ……巻取支持体、１４……巻取腕、１５……支持台、
１８……基台、２１……係合装置、２２……メネジ、２
３……ネジ軸、２４……軸受部、２５……流体圧シリン
ダー。
例を示す概略側面図、第２図は、第１図のスリッターリ
ワインダーの平面図、第３図は、第１図のスリッターリ
ワインダーの巻取支持体の係脱装置の断面図である。 Ａ……巻取支持体、１４……巻取腕、１５……支持台、
１８……基台、２１……係合装置、２２……メネジ、２
３……ネジ軸、２４……軸受部、２５……流体圧シリン
ダー。
Claims (1)
- 【請求項１】広幅シートを複数条に分割するスリッター
と、複数の巻取位置に設けた、上記スリッターによる分
割シートを巻き取るための各分割シートごとの巻芯と、
該巻芯を支持するそれぞれの巻取支持体と、該巻取支持
体を広幅シートの幅方向に案内支持する巻取位置沿いに
設けた基台と、該基台沿いに設けられ、必要に応じて回
転駆動される、上記巻取支持体を移動するためのネジ軸
と、該ネジ軸に螺合するメネジとを備え、上記ネジ軸を
回転駆動すると共に上記メネジを上記巻取支持体に拘束
することにより、上記巻取支持体を各分割シートに応じ
た位置につけ、上記巻取支持体に上記巻芯を支持して回
転駆動し、上記巻芯のまわりに上記分割シートを巻き取
るスリッターリワインダーにおいて、上記巻取支持体に
対する上記メネジの軸線方向の移動を規制する、上記巻
取支持体に固定した、上記ネジ軸の軸受部と、上記メネ
ジの外周面を押圧する、上記巻取支持体に取り付けた流
体圧シリンダーとを備えることを特徴とするスリッター
リワインダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9651386A JPH0629100B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | スリツタ−リワインダ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9651386A JPH0629100B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | スリツタ−リワインダ− |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18448685A Division JPS6246847A (ja) | 1985-08-22 | 1985-08-22 | スリツタ−リワインダ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6283962A JPS6283962A (ja) | 1987-04-17 |
| JPH0629100B2 true JPH0629100B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=14167211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9651386A Expired - Lifetime JPH0629100B2 (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | スリツタ−リワインダ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629100B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI101371B (fi) * | 1996-07-05 | 1998-06-15 | Valmet Corp | Menetelmä paperiradan rullauksessa ja rullauslaite |
| FI99283C (fi) * | 1996-07-16 | 1998-06-10 | Valmet Corp | Menetelmä paperirainan tai vastaavan rainamaisen materiaalin päänviennissä rullauslaitteessa, erityisesti pituusleikkurissa sekä laite menetelmän toteuttamiseksi |
-
1986
- 1986-04-25 JP JP9651386A patent/JPH0629100B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6283962A (ja) | 1987-04-17 |
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Legal Events
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